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2021年05月06日 14:27
プロボクシングのWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)が6日、音声配信サービス「NowVoice」で、エルウィン・ソト(24=メキシコ)と高山勝成(37=、寝屋川石田)のWBO世界同級タイトルマッチ(日本時間9日、米テキサス州アーリントン)の展開を予想した。 京口はソトと同じ英興行大手マッチルーム社と契約。高山が15年12月に敗れたホセ・アルグメド(メキシコ)と17年7月に対戦して、IBF世界ミニマム級王座を獲得している。 ソトについて「年齢も若く勢いがある選手。好戦的でフックを多用する。パンチもあるし、手数も多い」と印象を語り、「マッチルームと契約しての初戦。アピールしたいという気持ちがあり、良い状態に仕上げてくると思うのでソト選手が優勢かな」と予想した。 高山については「正式にタイトルマッチが決まったのが、1カ月を切ってからと聞いている」と準備期間の短さを指摘。「対策はできないと思う。自分自身の底上げしかできない」とし、「経験豊富なので敵地だったり、海外という部分は不安要素にならない」と期待。「ソト選手が有利」という予想だが、高山が勝つパターンとして「前半ポイントをリードして中盤以降の負傷判定」を挙げた。 自身は3月に米テキサス州ダラスでアクセル・アラルゴン・ベガ(メキシコ)に5回TKO勝ちして3度目の防衛に成功。今後は他団体王者との統一戦を視野に入れており、「タイトル保持する選手と統一戦という形で戦う可能性もあるので注目している」と話した。
2024年03月28日 23:15
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)11・5」(30日)に出場予定だった“問題児グラドル”こと花咲れあが28日、自身のXを投稿。セレブ実業家、浦西ひかるとの対戦を辞退したことを正式に報告し、「大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
浦西とのブレイキングダウンガール同士の対決がネット上でも話題となっていたが、動画で花咲は「結論から話すと、私は最初から試合に出ることを望んでいませんでした」などと語り、運営側とのやり取りも説明。「本当は試合をしたくなかったけど、1年間ラウンドガールでお世話になっていたこともあり結果的に受けてしまいました。大前提として断れなかったことも深く反省しています」などと胸中を明かした。
2024年03月28日 21:55
新日本プロレスの棚橋弘至社長(47)が28日、鉄の爪フォン・エリック家を題材にした映画「アイアンクロー」(4月5日公開)の先行上映イベントに登場した。
本作は1980年代に米国で人気を博したが、度重なる不幸により呪われた一家と呼ばれたフォン・エリック一族が題材となっている。大のプロレスファンであるくりぃむしちゅーの有田哲平と共に出席した棚橋は「(主演でケビン・フォン・エリック役の)ザック・エフロンがひたすらかっこいいです。プロレスラー役の俳優さんには細マッチョなイメージがあったんですけど、この映画に出ている俳優さんはみんな良い筋肉量です」と大絶賛。さらに元WWEのチャボ・ゲレロ・ジュニアが監修した試合シーンについて「受け身もしっかりしていて全く不自然な動きがなかった。チャボはやりますね。そしてザック・エフロンは新日本プロレスで引き抜きたいと思いましたね」と社長の一面をのぞかせた。
題名にもなった一族の代名詞となる技「アイアンクロー」を2020年2月に引退した中西学にかけられたことがあるという棚橋は「中西さんは顔面が隠れてしまうほど大きな手だったのですごく技が似合っていた。それにアイアンクローしながら大外刈りをするアレンジを加えたりして使ってましたね」と振り返りつつ「でも中西さんは技を長く使い続けないっていう悪い癖があったので、飽きちゃって使い続けてはいなかったですけど」と笑いを誘った。
最後に有田から団体の今後の展望を問われると「プロレスを楽しんでもらえる状況でコロナがはやったので。もう一度皆さんにプロレスを楽しんでもらえる場を提供したい。なのでプロモーションにも力を入れて、日本一動く社長になろうと思ってます」と拳を握った。
2024年03月28日 20:33
「プロレス・ブラッドスポーツ」(6月22日、両国国技館)
史上最年少のUFC世界ヘビー級王者で、新日本プロレスやPRIDEでも活躍したジョシュ・バーネットが主宰する米プロレス団体「Bloodsports」の日本初興行「ブラッドスポーツ 武士道」の第2弾出場者が28日、発表された。
既にジョシュ自身とレギュラーの鈴木みのるの出場が発表されているが、今回は日本人選手から船木誠勝と桜庭和志という、ジョシュゆかりの2選手の参戦が決定した。
船木は昨年9月にノア大阪大会で、ジョシュとGHCマーシャルアーツルール(ピンフォールなし、ノックアウトかギブアップのみで勝敗が決定)で対戦しており、桜庭は、自身がプロデュースするグラップリング大会「クインテット」にジョシュを出場させている間柄だ。
海外勢ではクイントン“ランペイジ”ジャクソン、デイビーボーイ・スミスJr.、ダビト・モジマナシャビリ、マイク・オハーンの参戦が決定した。
ランペイジはPRIDEで活躍し、UFCでは世界ライトヘビー級王座を獲得。これまで桜庭、ヴァンダレイ・シウバ、ダン・ヘンダーソン、ジョン・ジョーンズら大久のトップファイターと数々の激闘を繰り広げてきた。往年の名選手デイビーボーイ・スミスの息子でジョシュとも親交があるスミスJr.は、新日本でIWGPタッグ王座、ノアでGHCタッグ王座を獲得している。
また、ジョージア出身のモジマナシャビリはレスリングのフリースタイル120キロ級で世界選手権と欧州選手権3位の実績があり、オハーンは世界的なボディビルダーだという。
2024年03月28日 20:07
「プロレス・ノア」(31日、後楽園ホール)
GHCヘビー級選手権で対戦する第44代王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)と、元王者で挑戦者のジェイク・リー(35)が28日、東京・渋谷で行われた調印式と記者会見に出席した。
2024年03月28日 17:03
27日(日本時間28日)に放送された「AEW DYNAMITE」に、米AEW所属のオカダ・カズチカ(36)、柴田勝頼(44)、竹下幸之介(28)がそろって登場。和製トップレスラー3人が存在感を発揮した。
まずは新日本プロレスを退団し、昨年12月にAEWと契約した柴田だ。オープニングで元IWGP世界ヘビー級王者のウィル・オスプレイと一騎打ち。2017年2月の新日本・大阪大会以来の再戦となったが、観衆はオスプレイへの大チャント。だが柴田は冷静にオスプレイと重厚な攻防を展開する。オスプレイの空中技をくらうが、場外でブレーンバスターを放って反撃。強烈なバックドロップから足4の字固めで相手のスピードを止めにかかった。
さらにオスプレイの顔面に容赦なく蹴りを入れブーイングを浴びた。「テンリュースタイル」の水平チョップから師匠譲りの卍固めの猛攻。オスプレイも負けじと、空中技と打撃をさく裂させて大激戦に。最後はタイガードライバーからヒドゥンブレードをくらって3カウントを奪われた。オスプレイにリベンジを許したものの、試合後はノーサイドで、リング上で互いに座礼。勝ったオスプレイからもリスペクトを示されたザ・レスラーには、16日のブライアン・ダニエルソン戦に続き観衆から万雷の拍手が起きた。
竹下はAEW世界王者サモア・ジョーへの挑戦権をかけ、メインイベントでスワーブ・ストリックランドと激突。オープニングとメイン戦を和製レスラーが飾る中、竹下が躍動する。ブーイングを浴びながらブレーンバスター、エルボースマッシュ、ビッグブーツ、セントーンを放って追い込んでいく。ストリックランドの破天荒な攻撃に逆襲を許すが、エルボー、トペ・コンヒーロを放って真っ向勝負だ。
竹下はブルーサンダーボム、ザーヒーで勝負に出るが、3カウントは奪えない。最後はパワーボムをスワーブストンプで切り返されると、JMLドライバーで叩きつけられ、フォール負けを喫した。それでも観衆から「これぞ名勝負!」のチャントが上がる大激闘となり、トップランクの実力をアピールした。
先週の「DYNAMITE」で、新日本から移籍3戦目でAEWコンチネンタル王者を奪ったオカダは、真っ赤なフェラーリに乗ってさっそうと会場入り。ベルトを肩にスーツ姿で、バックステージで盟友ヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)のAEW世界タッグ王座決定トーナメント戦を見届けた。プライベート・パーティーを相手に、優位に試合を進めるヤングバックスにオカダも納得の表情。タッグ王座奪回へヤングバックスが勝利すると、ガッツポーズで祝福した。リングに上がることはなかったが、存在感は抜群だった。
2024年03月28日 16:51
「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(31日、名古屋国際会議場イベントホール)
王者の重岡銀次朗(24)=ワタナベ=に挑戦するIBFミニマム級6位のジェイク・アンパロ(26)=フィリピン=が28日、来日した。
当初の挑戦者アルアル・アンダレス(フィリピン)が体調不良を理由に欠場するため、急きょタイトルに挑むことが前日27日に発表されたばかりだが、「最初、試合を聞いた時は驚いたけど、次の試合に向けての準備はしていたので問題ない。重岡はパーフェクトなチャンピオンだけど、自分が練習してきたことをリングで出せれば勝てると思う。3月31日の試合を楽しみにしてください」と自信を見せた。
アンパロの戦績は14勝(3KO)5敗1分。現在はWBAとWBCでも9位に入っている。
また、IBFの挑戦者決定戦を優先して欠場するレラト・ドラミニ(南アフリカ)に代わる亀田和毅(32)=TMK=の対戦相手でWBCユースシルバースーパーバンタム級王者のケビン・ビジャヌエバ(23)=メキシコ=も来日した。
ビジャヌエバは「試合が急に決まったことは問題ないし、体重も大丈夫。亀田和毅のことはよく分からないし、印象はない。自分にとってはビッグチャンスだと思う。勝ったらいろんな物が手に入る。あとは試合を見てのお楽しみです」とコメントしている。
ビジャヌエバは右ボクサーファイターで、戦績は22勝(15KO)4敗3分。
2024年03月28日 16:46
ノアの清宮海斗(27)が拳王に絶縁状を叩きつけた。
ことの発端はノア31日の東京・後楽園ホール大会に向けた会見だった。同大会ではVCタッグリーグを制した新日本プロレスの大岩陵平とのコンビで拳王、大和田侑組と対戦する。当初は17日の横浜大会でGHCタッグ王座に挑戦予定だったが、自身の練習中の負傷による脊髄振とうで欠場となり出直し。リーグ戦で引き分けた拳王&大和田と対戦し再出発をすることになった。
ところがその会見冒頭に大和田から「僕は清宮さんより拳王さんが好きです。なぜならデビュー祝いでこのオーダースーツを拳王さんからプレゼントしていただいたからです。清宮さんからは何もありませんでした」と暴露される。これに拳王から「オイ、清宮、そう言うとところだよ。自分のことしか考えてねえのか。お前はノアのことを考えてやっているのか?」となじられた。
これに清宮は「相変わらず拳王はウジウジウジウジ…!」といきなりブチギレモード。そして「俺たちに勝ったらこのトロフィーも渡しますし(GHHタッグに)挑戦だってすればいい。ただ、俺たちが勝ったら、もう俺に関わるな!」と絶縁を求めた。思わぬ反応に拳王から「何言ってんだ?」と尋ねられると清宮は「お前めんどくせえんだよ!!」と積年の思いをぶちまける。拳王からは「俺が関わらなかったらお前は全く光らねえだろ…。もちろん勝つよ。勝って挑戦してやるよ。だが、こんな陳腐なトロフィーだけはいらねえ」と続けられたがもはや耳に入らぬ様子の清宮は「グチグチ言われるのもこれで最後です。俺たちが勝って、ベルトに挑戦します」と吐き捨てた。
絶縁戦の行方に注目だ。
2024年03月28日 16:00
【キューティー鈴木・白い青春(15)】全日本女子プロレスが別格の存在だった1992年4月、所属するJWPが旗揚げしました。
2024年03月28日 15:01
元UFC世界ヘビー級王者のジョシュ・バーネット(46)が主催するプロレスイベント「ブラッドスポーツ 武士道」(6月22日、東京・両国国技館)は28日、6人の追加参戦選手を発表した。
ブラッドスポーツはロープがなくKO、ギブアップ、レフェリーストップで決着する過激なルールで行われる。すでにバーネット自身と鈴木みのるの参戦が決まっていたが、さらに日本から船木誠勝と桜庭和志のレジェンド2人の出場が決定。さらに海外からPRIDEやUFCで活躍したクイントンランペイジジャクソンに加え、デイビーボーイ・スミスJr.、ダビト・モジマナシャビリ、マイク・オハーンの参戦も決まった。
そのほかの出場選手と対戦カードは今後発表されるとのことだが、バーネットが「世界中で心と体を併せ持つ最強の選手を探している」と言う通り豪華なメンバーがそろう大会となりそうだ。
2024年03月28日 14:48
ノア31日の東京・後楽園ホール大会でジェイク・リーを迎えV1戦を行うGHCヘビー級王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(33)が、挑戦者をクリーンファイトで下すことを宣言した。
ジェイクとは17日の横浜大会で最初で最後の前哨戦で激突。王座戦に向け激しくやりあうと、最後はワグナーがジェイクのパートナーのタダスケを必殺のワグナードライバーで沈めた。その試合後、ワグナーはベルトを掲げて勝ち誇る。これにジェイクからはお辞儀を返された…かと思いきや、一瞬のスキを突いてハイキックを見舞われ大の字にさせられる醜態をさらした。
これにワグナーはジェイクの実力は認めつつも「(試合後に)蹴られたが、その行為は汚いと思います」と非難。そして「この試合でもプロらしくしてほしい。正々堂々とクリーンな戦いをしたいと思います」と求めた。さらに団体には「ノアが自分のチャンスをくれました。少しずつ階段を上がるように成長を遂げることができました」と感謝の言葉を口にいつつ「後楽園ホールは自分にとっても家族にとっても重要な会場です。そこで自分は必ず防衛したい」と意気込み。決戦に向けて「自分はアメリカ、日本、メキシコのハイブリッドなスタイルだから、どんな選手が相手でも対応できるので不安はありません」と胸を張った。
対するジェイクは、王者の逆鱗に触れたハイキックに「これは戦いだ。遊びでもオチャラケでもない」とどこ吹く風。続けて「私には自信がある。このベルトを巻いたプライドもある。そのプライドを取り戻し、再び舵取るために挑戦する。自信? なければ戦うことはないでしょう」と不気味に語るのだった。
2024年03月28日 12:46
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は28日までに福岡市の「大丸福岡天神店」で4月24日から5月7日まで猪木さんの展覧会「令和6年能登半島地震復興チャリティー 燃える闘魂・アントニオ猪木展 in FUKUOKA」を開催することを発表した。
アントニオ猪木展」は昨年8月に東京の京王百貨店新宿店で初開催、11月には大阪の阪神梅田本店で行われ、今年は2月に猪木さんのふるさとである横浜市で開催した。今回、九州で初めて行われる展覧会には1976年6月26日の「猪木vsムハマド・アリ」戦をはじめ、激闘を物語る貴重な品々、猪木さんの愛用品、アリから猪木さんへの手紙、猪木さん直筆の書 (道の詩や、猪木語録など)、名場面写真パネルなどを展示する予定となっている。
会場の場所は、「大丸福岡天神店」本館1階アンテナプラス(総合案内所横)で入場は無料。
また、6月下旬には京王百貨店新宿店でこれまでの展覧会をスケールアップさせた「超・猪木展(仮)」の開催が決定している。
2024年03月28日 12:30
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は28日までにプロ野球が開幕する29日に東京・水道橋の「闘魂SHOP」で「アントニオ猪木語録と読売ジャイアンツ、阪神タイガース」とのコラボレーションタオルの販売会を開催することを発表した。
2024年03月28日 06:01
全日本プロレスは28日までに30日の大田区総合体育館大会に参戦予定だったで西村修が体調不良のため欠場することを発表した。
西村の代わりに羆嵐が参戦し大森隆男と組んでKONO 歳三と対戦する。
さらに大田区大会の第3試合「Road to チャンピオン・カーニバル 8人タッグマッチ」の試合形式について、青柳優馬からバトルロイヤル形式への変更の要望を受け、全日本は公式X(旧ツイッター)でアンケートを実施することも発表した。
質問は「Road to チャンピオン・カーニバル 8人タッグマッチ、あなたが観たいのは”8人タッグマッチ“or“時間差バトルロイヤル”のどちらですか?」。投票期間は29日正午まで。全日本プロレス公式X(旧 Twitter)は「https://twitter.com/alljapan_pw」。
2024年03月28日 06:00
アイツはダメだ。女子プロレス「エボリューション」27日の新木場大会で石川修司GM(48)が、レギュラー参戦をかけた「公開オーディション」の参加8選手を発表。その中にお騒がせ女子レスラーのウナギ・サヤカが名を連ねたことにプロデューサーの諏訪魔(47)が猛反発した。
同オーディションは団体に所属していない女子プロレスラーを対象に募集され、一次審査を通過した選手が4月16日の東京・新木場大会でオーディションに参加できる。この日、一次審査通過選手としてウナギのほか薮下めぐみ、チェリーらの名を石川GMが明かすと、大会後に諏訪魔が「ウナギ・サヤカはどうなの? 違くない? 毛色がさ!」と猛抗議だ。
当然、石川GMの決定が覆ることはない。それでもプロデューサーとしてオーディションに参加する権利を持つ諏訪魔は「だったら俺が落とす!」と断言。「え、そんなこと、みんなの前で言っていいんですか?」と戸惑う石川GMに「いいんだよ! 落とす!」と語気を強めた。
憤る諏訪魔は「大体、オーディションってこれからの選手が受けるものだろ。アイツが受けるのはおかしい。どうせアイツは自分のことしか考えてないんだ」と声を荒らげる。自分のことしか考えていないのはアナタなのでは…というツッコミを入れることも許さず「こうなったら俺が、アイツが絶対に受からないルールのオーディションを考えてやる!」とジャイアニズムをみなぎらせた。
公開オーディションは妙な方向に進みそうだ。
2024年03月28日 06:00
WWEお調子者ユニット「アルファ・アカデミー」の戸澤陽(38)が、第3ブランド「NXT」で大奮闘だ。
先週のロウでは「アルファ・アカデミー」のオーティスと組み、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)での統一WWEタッグ王座戦の出場権をかけてニュー・デイと対戦。惜敗で祭典にあと一歩届かなかったが、試合後には相棒のオーティスが「違うチャンスを見つけよう。新天地だ」と、NXT出撃を示唆していた。
今週のNXTでは予告通り、メイン戦に出場。相手はブロン・ブレイカー&バロン・コービンの現NXTタッグ王者だ。ノンタイトル戦だったが、戸澤組が強敵に勝てば「NXTスタンド&デリバー」(4月6日、フィラデルフィア)で同王座に挑戦できる。セコンドには、スーパーモデル風のルックスで人気急上昇中の女子レスラー、マキシン・デュプリを就けて必勝態勢。先発を買って出た戸澤はコービンの突進をかわして、飛びつき式のハリケーンラナで吹っ飛ばし、ドロップキックをぶち込んだ。
さらにオーティスとの連係から再度のハリケーンラナ、セントーンの猛攻。ミサイルキックでコービンを場外に落とすと、オーティスにリフトアップされ、場外のブレイカー&コービンに投げつけられた。見事に合体式プランチャで王者組をなぎ倒し、オーティス、リングサイドのマキシンとともに「サンキュー!」と十八番のVサインを決めてみせた。
身長2メートル近いコービンとWWE殿堂者リック・スタイナーの息子ブレイカーのパワー殺法に攻め込まれるも、3カウントは許さない。2016年にWWE入りしてから巨漢相手に生き残ってきただけに、小兵でも耐久力は抜群。ブレイカーに延髄斬りを叩き込んで反撃。代わったオーティスが猛攻で王者組を追い込むと、戸澤はコービンに閃光魔術弾だ。
大チャンスにオーティスがブレイカーを肩車で担ぎ上げた。戸澤はコーナーから飛んで合体式のクロスボディーを狙ったが、ブレイカーが何と戸澤をキャッチ。そのまま空中でパワースラムを放つという驚異の切り返しをみせた。王者組はオーティスも実況席へのテーブル葬でKOしたが、戸澤は気合でくらいつく。コービンに強烈なスーパーキックを見舞って、引き下がらなかった。
最後はコービンのパワーボムからブレイカーの必殺スピアーでフォール負け。それでも、SNS上では「なんてスリリングな試合なんだ」「素晴らしい試合だった」とたたえられた。バックステージのインタビューでもマキシンが「望んだ結果にはならなかったけど、2人はとんでもない試合をやってのけたわ」と絶賛。戸澤もわき腹に手をあてながら「とんでもない試合だ!」と叫んだ。
さらにマキシンは「私は2人がベルトを巻けると思うわ」と言うと、オーティスも「俺らはベルトをいただくぞ」と続き、戸澤が「サンキュー!」で締めた。WWEきっての前向き男は、決して諦めない。
NXTは「ABEMA」で視聴可能。