2021年06月20日 05:00
(パ・リーグ、ソフトバンク5−5日本ハム=九回規定により引き分け、11回戦、ソフトバンク6勝3敗2分、19日、ペイペイD)意地がホークスを負けさせなかった。4−5の九回2死、ソフトバンク・栗原が同点の8号ソロで引き分けに持っていった。「前の打席でランナーを送ることができなかったので、何とか取り返そうと、その気持ちだけでした」日本ハムの守護神・杉浦の高め直球を振り抜くと、打球はライナーで右翼テラスに着弾した。同点の七回無死一塁で送りバントを失敗(捕邪飛)していただけに、16日に東京五輪日本代表に選出されてから初の本塁打は、自身もチームも救う一発になった。この日は三塁で先発。ゴロを処理する場面はなかったが、松田をスタメンから外してまで勝利を奪いにいった工藤監督は「よく打った。負けなくて良かった」と胸をなでおろした。(竹村岳)試合結果へプロ野球日程へ
2024年04月18日 02:30
◆ ダルビッシュ有が負傷者リスト入り
現地時間17日、サンディエゴ・パドレスはダルビッシュ有投手(37)が首の張りにより15日間の負傷者リスト(IL)に入ることを発表した。前回登板翌日の同15日に遡って適用され、復帰は同4月30日以降となる。
今季のダルビッシュは、韓国での開幕戦やホーム開幕戦など5試合に先発し、23回2/3を投げて防御率4.18、0勝1敗という成績。次戦は20日のブルージェイズ戦での登板が予定されていたが、回避することになった。昨季は右肘の負傷により約1か月ほど早くシーズンを終えており、昨季7月29日を最後に白星から遠ざかっている。
パドレスは、ダルビッシュに代わって3年目右腕のローガン・ギレスピーが昇格。今季は3Aエルパソで5試合にリリーフ登板し、5回を投げて防御率9.00、2ホールドという成績。
2024年04月18日 02:10
ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する
■ドジャース ー ナショナルズ(日本時間18日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日、試合開始4時10分)、本拠地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。5試合ぶりの5号本塁打に期待がかかる。
前日16日(同17日)のナショナルズ戦には「2番・指名打者」で先発出場し、5打数2安打だった。得点圏では20打席連続無安打で、打率.053。ここまで通算175本塁打で、松井秀喜氏の持つ日本選手最多記録に並んでおり、記録更新となるか。
ナショナルズは右腕ジェイク・アービンが先発する。昨季は24試合登板して3勝7敗、防御率4.61。今季は3試合登板して0勝1敗、防御率4.24となっている。(Full-Count編集部)
2024年04月17日 23:29
「広島5−1DeNA」(17日、マツダスタジアム)
広島が“渋い”攻撃を見せて快勝した。これで2連勝。7勝9敗となり、借金は2まで減った。
1点を追う三回は2死満塁から小園が追い込まれながらも押し出し四球を選んで同点に。さらに四回には1死満塁から菊池の遊ゴロ併殺崩れの間に三走生還で勝ち越し。2死一、三塁での次打者・野間の場面では一走・菊池がディレードスチールを仕掛けて一、二塁間で挟まれる間に三走・矢野がヘッドスライディングで生還して2点差とした。
投手陣は先発・アドゥワが4回7安打1失点。牧に先制の一発を浴びたが、最少失点でしのいだ。五回からは6投手の継投で逃げ切り。2番手の塹江が2年ぶりの白星を手にした。
新井監督の一問一答は以下の通り。
−今日の試合振り返って。
「アドゥワがヒットを打たれながらも粘ってよく投げてくれていたんですけど、ちょっと早めの交代ということで。そこは点が欲しいというところでの打線の絡みと、あと明日が休みというところもありましたので、あそこはご苦労さんということで代わってもらいました。そのあとに行った中継ぎもよく頑張ってくれましたし、打つ方もしっかりと点を取ってくれたと思います」
−投手では益田が気迫のこもった投球。
「しっかりと腕が振れていましたし、打者に向かって行くいいピッチングだったと思います」
−4回、内野ゴロで勝ち越して、次の1点が大きかった。積極的に仕掛けた。
「あそこもキク(菊池)もうまかったし、矢野も勇気をもってスタートを切ってくれたので、いい走塁だったと思います」
−タイムリーは1本だったが。
「いい点の取り方をしていると思いますね」
−今日は盗塁を積極的に仕掛けていた。
「毎試合積極的に、何か隙があったら何かやってやろうと思っている。それは自分だけでなく、選手たちとも意思の疎通ができている。今日も隙を付いたダブルスチールのときもそうですけど、選手みんなが何かあったら行ってやろうって思ってくくれていると思う。それはすごくいいことだと思う」
−投手陣は2桁被安打も無四球。
「それは昨年から投手陣に言っていることで、投手コーチもしっかり徹底してやってくれて、すごく成長しているなと思います」
−野間選手を3番で起用。
「全体の打線として。ポイント、ポイントではなく、打線として何がいいのかなと考えていたので。そこは野間に3番に入ってもらってという感じかな。彼は粘れるし、出塁もできるし、つなげるし、勝負強さもあるので、野間さんに入ってもらいました」
2024年04月17日 23:05
「阪神2−0巨人」(17日、甲子園球場)
阪神は9試合連続で2得点以下と打線の爆発力を欠く状態が続いているが、驚くのはその間の成績が3勝4敗2分けと、ひとつの負け越しで済んでいるという点だ。
2024年04月17日 23:01
「ロッテ2−0西武」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・沢村拓一投手が、好リリーフで3連勝に貢献。試合後のお立ち台で祖母が亡くなったことを明かした。
出番は1点リードの八回2死一、三塁のピンチ。先発西野からバトンを託され、マウンドに上がった。岸を3球で三ゴロに仕留め、ピンチを脱出。沢村は「とにかく集中して。(西野)勇士が頑張っていたので、良かったです。ほっとしましたね」と笑顔でうなずいた。
ピンチをしのいだ後、天を見上げ、二度、三度とグラブをたたいだ。沢村はお立ち台で、「私ごとなんですが、今朝、祖母が亡くなりまして。今、みなさんの隣にいてくれる人の存在は当たり前じゃないし、自分にとっても大切な人を大切にしてほしいなと思います。ありがとうございました」と感謝の言葉を送った。
2024年04月17日 22:38
プロ野球・阪神などで最強助っ人外国人として活躍し、現在は日本プロ野球外国人OB選手会(JRFPA)に所属するクレイグ・ブラゼル氏(43)が17日、同じく元虎戦士で、ピッチャーとして活躍した川尻哲郎氏が営むスポーツバー「TIGER STADIUM」に来店。デイリースポーツの取材に応じ、日本でプレーした当時の思い出や、球団初のリーグ2連覇など目指す、阪神へエールを送った。
ブラゼル氏は19日の中日戦(甲子園)で始球式に登場することとなり、10年ぶりに来日。20日には、ホテルヒューイット甲子園で前阪神監督の矢野燿大氏とスペシャルトークショーも行うほか、21日にも東京でファンミーティングを開催する。
この日は始球式の“前哨戦”として、イベントを主催するJRFPAの提案で同所に来店。「日本に着いたのが数時間前」と若干疲れた様子で苦笑したが、「阪神ファンがここに集まると聞いて来ました」といい、甲子園で行われた阪神−巨人戦を、お店に集まった虎党達と熱く応援。阪神の「2−0」での勝利に喜びを分かち合った。
店内があふれかえるほど集まった虎党の熱気で満ちた中、名物の黄色い「ジェット風船」も飛ばしたブラゼル氏は現役時代を回想し、阪神について「ファンの応援の仕方が一番すごい」と笑顔。この日も「おかえり!」「ブラッズ(本塁打)47本!」と大歓迎を受け、つい笑みをこぼした。
現在はアメリカ在住で、ピラティススタジオを経営しつつ、3人の男児を育てる父として子育てに奮闘中。長男以外は野球を習っているという。現役引退から9年も、今でも日本野球をたまに視聴するといい、昨季阪神が18年ぶりにリーグ優勝、38年ぶりに日本一に輝いた際は「すごくうれしかった」と語った。
現役時代は阪神のほか、西武、千葉でも活躍したが「阪神が一番長かったので大好き」と、阪神愛も口に。今年、球団初の2連覇を目指すチームへは「去年は去年、今年は今年なので、前進あるのみ」と、昨季とは切り替えて試合に臨んでほしいとエールを送った。
ブラゼル氏は08年に西武で130試合に出場し、09年から阪神に移籍。10年には47本塁打を放った。「ブラッズ」の愛称で親しまれ、ファンからの人気も高かった。13、14年はロッテでプレーし、15年に現役引退した。
2024年04月17日 22:30
「日本ハム4−4ソフトバンク」(17日、エスコンフィールド)
日本ハムは執念のドローで借金生活を回避した。
十一回は2点を勝ち越され、その裏の攻撃も相手の守護神オスナにあっさり2死を奪われた。だが、万波が右前打で出塁。続くマルティネスが初球を振り抜き、値千金の同点2号2ラン。敗戦を免れた。
新庄監督は「2死から万波君がヒット打って。ああいう場面で何かをしてくれる選手に変わってきているのは確か」とチャンスメークした万波を称賛。粘りのドローを「みんなが成長している」と評価しながら、「ただ、細かいミス。チャンスをつかめるかつかめないか」とも悔やんだ。
十二回は2死一、二塁の好機で郡司が三振。あとひと押しができなかった。指揮官は「勝てるチャンスはいっぱいあった。勝ちたい、むちゃくちゃ勝ちたかった、今日は。同点じゃなく」と満足しなかった。
先発は3月に育成から支配下登録された高卒3年目の福島。勝敗はつかなかったが、5回4安打2失点に抑える上々のデビュー戦だった。
新庄監督は「たいしたもの。育成から這い上がってきて、ホークス打線を。一回だけ。よく抑えましたよ。まあ、次も期待が持てるピッチング。次もいってもらいます」と称賛した。
2024年04月17日 22:22
「日本ハム4−4ソフトバンク」(17日、エスコンフィールド)
日本ハム・新庄監督がけがで出遅れていた清宮を19日のロッテ戦から1軍に昇格させる方針を示した。
2024年04月17日 22:07
「中日2−0ヤクルト」(17日、バンテリンドーム)
中日が2015年以来、9年ぶりにリーグ最速で10勝一番乗りを果たした。投手陣は5投手のリレーで今季4度目の完封勝利。打っては故障離脱した高橋周に代わって三塁でスタメン出場したカリステが決勝打。16日のヤクルト戦でも八回に3点を奪って逆転勝ちするなど、接戦での勝負強さが際立っている。
立浪監督は「今、いい野球ができているので、今後もこの野球を続けていきたい」としっかりと手応えをつかんでいる様子で勝利を振り返った。
SNSで話題になっているのが、立浪監督の豊かな表情だ。六回にカリステの適時打で生還した細川をベンチで迎える際には、何度も手を叩いてハイタッチを求め、白い歯もこぼれていた。また、大塚投手コーチと会話を交わす際にも、時に渋い顔を浮かべつつ、笑顔でコミュニケーションを図る姿があった。
ネットでは「立浪監督ってこんなに笑う人だったっけ?」「この顔を最後まで見ていたい」「こうやって喜ぶ姿を見せれば選手も乗っていくよ」「今年は感情表現が豊かだよね」「いい表情してるわ」「片岡ヘッドのおかげなのかな?」といった反響が集まっている。
2024年04月17日 21:54
「日本ハム4−4ソフトバンク」(17日、エスコンフィールド)
日本ハムは執念のドローで借金生活を回避した。
十一回は2点を勝ち越され、その裏の攻撃も相手の守護神オスナにあっさり2死を奪われた。だが、万波が右前打で出塁。続くマルティネスが初球を振り抜き、値千金の同点2号2ラン。敗戦を免れた。
先発は3月に育成から支配下登録された高卒3年目の福島。勝敗はつかなかったが、5回4安打2失点に抑える上々のデビュー戦だった。
190センチの長身から投げ下ろす最速151キロの直球に、鋭いフォークが武器。初回に近藤、栗原の適時打で2点を失ったが、二回以降1安打無失点に抑えた。
「いつもより緊張しましたが、良い緊張感を持って試合に入れました。変化球でストライクが取れたこと、初回以外は真っ直ぐをとらえられた感じはなかったので、そこは自信になりました」と20歳はコメントした。
打線は2点を追う二回に福島を援護。1死からレイエスが中堅フェンス直撃の二塁打で出塁し、5試合ぶりスタメン抜てきの石井が大関の真ん中低めのスライダーを左越えに運ぶ同点2ランを放った。
五回、六回、十回と先頭打者を出塁しながら生かせなかったが、2本塁打で引き分けに持ち込んだ。
2024年04月17日 21:54
「阪神2−0巨人」(17日、甲子園球場)
阪神が甲子園での伝統の一戦で今季初勝利。岡田監督は阪神監督として485勝目を挙げ、藤本定義の514勝に次いで球団単独2位に。一方、先発・伊藤将が6回無失点で今季2勝目。デイリースポーツ評論家・藤田平氏は、伊藤将について『工夫と苦労の投球術』が光ったとたたえた。
先発・伊藤将は粘りの投球を見せてくれた。10日・広島戦で2回6失点するなど、今季はここまで本来の投球でない試合もあった。それでも伊藤将は器用で賢いピッチャー。頭で考える工夫と苦労の投球術を見せてくれた。
この日のストレートは本来の走りではなかった。それでも例えば、投球間隔のリズムを変えるなどして、相手打者にタイミングを合わせさせないなどの投球が巧みだった。得点圏に走者を背負ったのは計4イニング。味方守備の乱れでピンチとなる場面もあったが無失点できりぬけた。
伊藤将の後は桐敷、岩崎、ゲラがつないで完封勝利。村上をはじめ、この日の伊藤将と先発陣が状態を上げ始めている。リリーフ陣を含めてタイガースの強みでもある投手力が頑張りを見せる。一方の攻撃は三回に3連打で2得点。打線のつながりの『兆』も感じるゲームだった。
2024年04月17日 21:52
「阪神2−0巨人」(17日、甲子園球場)
阪神・森下翔太外野手が三回2死一、二塁から、中越えに2点適時二塁打を放ち、岡田監督に球団歴代2位となる阪神監督としての通算485勝目をプレゼントした。
2024年04月17日 21:39
○ ロッテ 2 − 0 西武 ●
<4回戦・ZOZOマリンスタジアム>
「とにかく集中して、勇士が頑張っていたので良かったです」。
ロッテの澤村拓一が17日の西武戦で好リリーフを見せた。
澤村は1−1の8回二死一、三塁の場面で、先発・西野勇士の後を受けて登板。澤村は岸潤一郎を1ボール1ストライクから3球目のスプリットで三ゴロに打ち取った。「ホッとしましたね」と安堵の表情を浮かべた。
澤村はヒーローインタビューで、「私事なんですが、今朝祖母が亡くなりまして。今皆さんの隣にいてくれる人の存在は当たり前じゃないし、自分にとっての大切な人を大切にして欲しいなと思います。ありがとうございました」と告白し、ZOZOマリンスタジアムに訪れたマリーンズファンに挨拶した。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
2024年04月17日 21:36
「楽天0−5オリックス」(17日、楽天モバイルパーク)
楽天は投打にいいところなく敗れた。今江敏晃監督は「相手ピッチャーもよくて、自分たちのリズムに最後までできなかった」と振り返った。
打線に元気がなかった。この日はオリックス・エスピノーザの前に、6回まで二塁すら踏ませてもらえないなど、なかなかチャンスすら作れず。今江監督は「初対戦ということもあって、伺いながら入った分どんどんこられて、カウントが不利になった。自分たちのバッティングをさせてもらえなかった」と語った。結局、リリーフ陣からも得点を奪えず、今季2度目の零敗となった。
投手陣は先発の岸が粘りの投球で6回1失点も、援護がなく2敗目を喫した。七回には継投に入ったが、四球をきっかけに崩れ一挙4失点で試合を決められた。指揮官は「キャンプから言ってますけどゾーン内で勝負できないピッチャーはここ(1軍)のマウンドで勝負できない。結果的にこうなる」と厳しい言葉を並べた。
2024年04月17日 21:32
「日本ハム−ソフトバンク」(17日、エスコンフィールド)
ソフトバンクは守護神オスナが大誤算。十一回2死から2点差を追いつかれた。
十一回に併殺崩れと中村の適時打で2点を勝ち越し。十一回は守護神オスナが登板し、あっさり2死を奪った。だが、ここから暗転。万波に右前打で出塁を許すと、続くマルティネスには初球を仕留められた。まさかの同点2ラン被弾。小久保監督も悔しさを押し殺すように唇をかんだ。
対象的に新庄監督はガッツポーズ。日本ハムの本拠地は大歓声に包まれた。