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2021年06月20日 19:06
「ボクシング・WBAスーパー・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(19日、ラスベガス) 2団体統一王者の井上尚弥(28)=大橋=が、挑戦者のIBF同級1位のマイケル・ダスマリナス(28)=フィリピン=を3回2分45秒KOで退け、WBA王座5度目、IBF王座3度目の防衛に成功した。 試合後、尚弥は日本時間20日夕方に自身のツイッターを更新し「「皆さん、応援ありがとうございました 2度目のラスベガスで2度目メインイベント、かなりリラックスして挑む事ができました 今回は指名試合でしたが次が本当の勝負。ドネアvsカシメロの勝者と4団体統一戦を希望希望希望!!! 20時からフジテレビで放送があるので是非ご覧下さい」とツイート。8月14日(日本時間15日)に行われるとされるWBC王者ドネア−WBO王者カシメロ戦の勝者との、4団体統一戦への思いを「希望」の2文字を3回並べる形で表現した。
2024年04月20日 22:03
新日本プロレス20日の東京・町田大会で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(26)がIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(37=AEW)に今さらすぎるイチャモンをつけた。
成田はこの日開幕した新シリーズの最終戦となる5月4日福岡国際センター大会でモクスリーに挑戦する。AEW所属のモクスリーとの前哨戦は5月3日福岡大会1試合のみ。この日の大会ではH.O.TのEVIL、高橋裕二郎、ディック東郷と組んで本隊の棚橋弘至、矢野通、海野翔太、ボルチン・オレッグ組と激突した。
5月11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会でIWGP世界王座への挑戦が決定済みの海野を場外で痛めつけるなど大暴れ。H反則攻撃を繰り返して試合を優位に進めたH.O.Tだったが、最後は東郷が海野のデスライダーに沈められ勝利を逃した。
バックステージに現れた成田は「何でいねえんだチャンピオン。オイ海野、モクスリーに言っとけ。何で来ねえんだ。連れてこい、バカヤロー」と難癖。モクスリーがシリーズに帯同しないことはとっくの前に発表済みだが、理不尽な怒りを爆発させた。
「チャンピオンに伝えとけ。そのIWGP世界ヘビー級のベルトは米国で血で汚すんじゃねえぞ。俺のために磨いて、しっかり温めて持ってこい」。至宝奪回という使命を背負う身でありながら、どこまでも傲岸不遜かつ筋の通らない発言を繰り返す挑戦者。一体この王座戦は、どちらを応援するのが正解なのだろうか…。
2024年04月20日 21:35
新日本プロレス20日の東京・町田大会で、前IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(41)が再起を誓った。
内藤は12日(日本時間13日)の米国・シカゴ大会でジョン・モクスリー(AEW)に敗北。実に15年ぶりに団体最高峰王座が他団体所属選手に流出という事態を招いた張本人となってしまった。
衝撃的な王座陥落から初の試合となったこの日は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHIと組んで、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」のデビット・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、外道組と対戦。敵軍の荒々しい攻撃に苦戦を強いられながらも、絶妙な連係で形勢逆転に成功する。最後は外道を孤立させると、鷹木のパンピングボンバーのアシストからジャックナイフ式エビ固めで押さえ込み、3カウントを奪ってみせた。
試合後のリング上でマイクを握った内藤は「今日から始まるロードtоレスリングどんたく。BUSHIもヒロムも鷹木も陽太もみんなテーマがあるわけで、テーマがないのは俺だけ。でも、テーマがないからこそ、自分でテーマを見つけて、そしてまた! 戦いの最前線に戻って見せますよ。つまり内藤哲也が戦いの最前線に戻ってくるその時まで! トランキーロ、あっせんなよ」と再起を約束。最後は代名詞の「デ、ハ、ポン!」大合唱パフォーマンスで大会を締めくくった。
ベルトを失ったとはいえ、落ち込んでいるヒマはない。内藤は「見ての通り手ブラですよ。手ぶらで日本に、新日本プロレスのリングに帰ってきましたよ。悔しいけど、別に恥ずかしくはないよ。だって一生懸命やった結果、負けてしまったわけだからね。悔しいけど後悔はしていない」とあえて胸を張った。
「なかなかハードスケジュールではありますが、俺はこうして常にリングに立ち続けることが好きだし、これが俺のプロレスラーとしてのプライドというか。どんな状況でも立ち続けることが俺のプロレスラーとしてのモットーなんでね。カンサードでも俺はリングに立ち続けますよ。そして皆さまにプロレスを通じて明日への気力だったり、『俺も頑張ろうかな』って思う気持ちをお届けしていきますよ」
制御不能なカリスマは、何度倒れても立ち上がる。
2024年04月20日 21:21
女子プロレス「スターダム」の元ワンダー王者・上谷沙弥(27)が、ハイスピード王者・鹿島沙希(30)に挑戦を表明した。
20日の神戸サンボーホール大会ではAZM、天咲光由と組み、鹿島&朱里&八神蘭奈、葉月&飯田沙耶&向後桃と3WAYで激突した。
全軍が入り乱れる大乱闘を繰り広げた末、上谷が鹿島の盾になった朱里を蹴り技で排除。最後は鹿島を得意のフランケンシュタイナーで一気に丸め込み、3カウントを奪った。
試合後、上谷は鹿島の持つハイスピード王座を指さし、挑戦をにおわせた。すると王者から「え、タイトルマッチ? 無理無理! 朱里さーん」と拒否され、そのまま逃げられてしまった。
それでもバックステージで、上谷は「鹿島沙希から3カウントを取りました。ということはハイスピードに挑戦する権利ありますよね?」と同王座挑戦を表明。隣にいた元王者のAZMから驚かれたが「AZMさんの背中も見てきましたし、やっぱり新しいことに挑戦したいっていう気持ちがあります」と決意を示した。
最後には「鹿島沙希が鹿島沙希らしいチャンピオン像を築くなら、私は私らしいチャンピオン像を築きたい。鹿島沙希、返事、待ってるぞ!」と呼びかけて控室へ消えていった。
ワンダー王座の最多防衛記録「V15」を保持する上谷が、新境地を開拓する。
2024年04月20日 20:45
新日本プロレス20日の東京・町田大会で、「Just 5 Guys」DOUKI(32)IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)のベルトを交渉材料化した。
2024年04月20日 18:45
新日本プロレス20日の東京・町田大会開始前に、心不全のため死去した大相撲の元横綱でプロレス・格闘技でも活躍した曙太郎さん(享年54)への追悼10カウントゴングが鳴らされた。
引退後の2003年大みそかにK―1に参戦し話題を呼んだ曙さんは、2005年からプロレスにも挑戦。WWE「スマックダウン」でのエキシビジョンマッチに登場すると、同年7月のWWEさいたまスーパーアリーナ大会でビッグ・ショーとのコンビを結成し、プロレスデビュー戦を行った。
新日本プロレスには、06年1月4日東京ドーム大会で初登場を果たした。故吉江豊さんとのタッグで、ブラック・ストロング・マシーン&ヒロ斉藤組と対戦。さらに同年3月両国国技館大会では、当時のIWGPヘビー級王者ブロック・レスナーに挑戦した。07年にはG1クライマックスにも参戦。13年1月東京ドーム大会での8人タッグ戦(曙&中西学&MVP&ストロングマン vs 矢野通&飯塚高史&高橋裕二郎&ボブ・サップ)が最後の出場となった。
この日の大会開始前、曙さんの遺影を手にした棚橋弘至社長がリングに上がる。出場予定選手が四方を囲み、追悼の10テンカウントゴング。阿部誠リングアナウンサーが曙さんをコールすると、最後に入場テーマ曲が流された。
2024年04月20日 17:59
元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が立ち上げた新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」の合同練習が、20日に都内の道場で行われ、元アクトレスガールズ勢が初参加した。
マリーゴールドは15日の会見で概要が発表され、5月20日に東京・後楽園ホールで旗揚げ戦が開催される。同団体には3月いっぱいでスターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月の5人の他、高橋奈七永、元アイスリボンの石川奈青が所属として参加。さらにスポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、澄川菜摘、松井珠紗、後藤智香、皇希、CHIAKIの参戦が決定的になっている。
この日はジュリアが指揮を執り練習を開始。腹筋や腕立て伏せなど筋力トレーニングを1時間行い、しっかり身体をほぐした。その後のマット運動や受け身練習では、全員で声を掛け合い、士気を高めた。
練習が開始してから2時間後にはジュリアが、かつて師匠の鈴木秀樹から直伝された関節技を指導し、最後はスパーリングで実戦練習を行った。
合同練習終了後、取材に応じたジュリアは「今日の1回だけじゃ、まだまだわからないこともあるけど、レスリング的な部分はこれからなのかなって感じたかな。でもみんな私と違って、吸収も早くて、センスを感じたよ」と笑顔を見せた。
青野とは同じ2017年デビューで、アイスリボン時代にはタッグマッチでコンビを組むこともあった。会見で久しぶりの再会を果たしたジュリアは「あの時はデビューしたばかりで、同期で特に印象に残っていた相手。こんな再会になるとは思ってなかったけど、うれしい。戦いたいとも思ってるよ」と意欲を示した。
2024年04月20日 17:27
「邪道」大仁田厚(66)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。今月28日に82歳の誕生日を迎える日本最高齢現役レスラー・グレート小鹿にエールを送った。
この日、「#3度の癌に戦う男」の表題のもと書き始めた大仁田。
「小鹿さん4月28日で82歳なのだ いろいろ言う奴がいるがこの歳でリングに上がる 凄い精神力なのだ」と、つづると、「昔はいじめられたが俺は今では小鹿さんの応援団なのだ…笑」と16歳で入門した全日本プロレス時代、大先輩だった小鹿との関係も踏まえ、続けた。
小鹿は全盛期の185センチ、115キロの巨体から182センチ、87キロまで体こそ小さくなったが、現在も現役。4年前に不整脈と診断され、心臓にペースメーカーを装着。3年前に胃がん、2年前に大腸がん、昨年には膀胱がんを患い、抗がん剤治療を続けているが、今年1月には全日・八王子大会での「史上最高齢三途の川電流爆破デスマッチ電流爆破バット×3本」と銘打った6人タッグマッチに大仁田、雷神矢口と組んで出場。最高齢電流爆破マッチ出場の記録を更新している。
2024年04月20日 12:26
プロレスリング・ノアは20日、7月28日に石川・金沢市の石川県産業展示館3号館で今年1月の「能登半島地震」の被災者を支援する「能登地方地震災害復興支援チャリティー大会」を開催することを発表した。
2024年04月20日 12:10
新日本プロレスは20日、公式WEBなどで田口隆祐がバイク運転中に交通事故のため負傷しこの日から東京・町田市立総合体育館で開幕する「レスリングどんたく 2024」シリーズを欠場することを発表した。
新日本によると田口は「バイク運転中の交通事故のため負傷。幸い命に別状はありませんでしたが、病院での診断の結果、前額部挫滅傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷のため、今シリーズを全休することとなりました。なお、復帰時期は未定となります」と発表した。
さらに、すでに発表になっていたシリーズの出場予定カードが変更になることを明かし「今シリーズ、田口選手の試合を楽しみにされていた皆様は、誠に申し訳ございません。皆様には、ご心配をお掛けしてしまい申し訳ございません。何卒、ご了承頂けますようよろしくお願いいたします。新日本プロレスリング株式会社」と謝罪と理解を求めていた。
欠場発表を受け田口は以下のコメントを寄せた。
「全国69人のファンの方々申し訳ございません。
脳震盪(しんとう)を起こして記憶はありませんが警察の話によりますと、2輪車で走行中に飛び出してきた犬を避けようとして単独転倒したとのことです。
なるべく早く、パワーアップして復帰できるよう頑張ります。期待してお待ちください!」
2024年04月20日 11:17
新日本プロレスの田口隆祐(45)がバイク運転中の交通事故の負傷で20日町田大会から開幕するシリーズを全戦欠場することが発表された。
団体の発表によれば「幸い命に別状はありませんでしたが、病院での結果、前額部挫減傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷」のため、シリーズの全休が決定。田口は次期シリーズのジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)にエントリーされているが、復帰時期は未定となっている。
田口は団体を通じコメントを発表。「全国69人のファンの方々申し訳ございません。脳震盪を起こして記憶はありませんが警察の話によりますと、2輪車で走行中に飛び出してきた犬を避けようとして単独転倒したとのことです。なるべく早く、パワーアップして復帰できるよう頑張ります。期待してお待ちください!」と報告した。
2024年04月20日 10:00
大相撲で元幕内北青鵬の暴行問題を受けて宮城野部屋が事実上の一時閉鎖となり、宮城野親方(元横綱白鵬)や所属力士らが4月1日付で伊勢ケ浜部屋に転籍した。環境の激変は困難に映る中、幕下時代に伊勢ケ浜部屋に転籍した横綱照ノ富士は、自身のキャリアに及んだ好影響を挙げた。予期せぬ出来事をプラスに変えた経験と思考法とは。
最高位にまで上り詰めた照ノ富士の言葉には、説得力があった。宮城野部屋からの力士が今月7日に伊勢ケ浜部屋への引っ越しを終え、8日から稽古に合流。春巡業中、環境の変化について問われた横綱は、40人近い大所帯となって稽古相手が増えることで部屋の力士が「強くなっていくんじゃないですか」と予想しつつ、「自分に生かしていくかは、本人次第じゃないか」と核心に触れた。
生活環境はもちろん、部屋のカラー、稽古の量や流れも変わる。新天地に慣れるには、苦労がつきものと考えるのが普通だろう。ただ、照ノ富士は「俺は苦労はなかった。みんな温かく迎え入れてくれたし」と否定。「稽古もやれば慣れていって、どんどん強くなった。逆に俺はよかった。この部屋に入ってから、稽古の大事さがわかった。それがあって今があるから」と振り返った。
2011年技量審査場所の初土俵から約2年で入門した間垣部屋が閉鎖に。13年春場所後に伊勢ケ浜部屋に転籍した。「稽古がキツくなるな」という思いはあったが、それをマイナスには捉えなかった。
「先輩や親方からのアドバイスをどう受け取るか。『やらされている』と受け取るのか、これをやったら強くなると『教えてもらっている』と受け取るのか。個人個人の捉え方」。部屋を移ってすぐ、そんな思考に行き着いた。だから『転籍』は『転機』になった。直後に幕下上位で2場所連続6勝を挙げて新十両。2年後には大関に昇進した。
角界屈指の稽古量で知られる伊勢ケ浜部屋。横綱は「猛稽古じゃない。普通だけどね」と言う。「ウチの部屋もやる人、やらない人はいる。別に『やれよ』と言っているわけじゃない。プロとしての意識があるか。でも、強くなりたい人は自分からやるのが普通じゃないの?」。おのおのにプロ意識の高さが求められる土壌が垣間見えた。
春場所時点で、伊勢ケ浜部屋には関取が6人。21歳で新三役目前の熱海富士、110年ぶりの新入幕優勝を飾った尊富士ら生きのいい若手も名を連ねる。しかも、学生時代に多くのタイトルを獲得したのは少数派。日々の稽古と鍛錬で出世してきた。
「たとえばもう1回、10代になって相撲をやるとなって部屋を選ぶとしたら、私自身は伊勢ケ浜しか選ばない。親方が教えてきたことは、間違ったことはやらせていない。結果で証明している」。照ノ富士は師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)への全幅の信頼を口にする。宮城野部屋からは、十両伯桜鵬ら有望な若い力士も加わった。環境の変化をチャンスに−。「それをプラスに捉えてやるか、稽古をキツいと思うかは本人次第。少なくとも、俺はプラスにしか捉えなかった。環境が変わるって、そういうもんじゃないの?」。第一人者の重い言葉を実践できれば、突然の転籍も明るい未来を切り開くキッカケになる。(デイリースポーツ大相撲担当・藤田昌央)
2024年04月20日 07:34
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は20日までに福岡ソフトバンクホークスとコラボレーションした猪木さんの「闘魂タオル」、猪木さんの「名言語録タオル」を販売することを発表した。
2024年04月20日 06:00
女子プロレス「スターダム」の妖精なつぽい(28)が、プロレス界の母と慕う伊藤薫(52)への恩返しを誓った。
27日の横浜BUNTAI大会では中野たむと組み、スターダム初参戦となる伊藤&アジャコングと対戦する。伊藤とはアクトレスガールズ時代にディアナへの出稽古で練習を見てもらって以来、プライベートでも親交がある。伊藤の経営する飲食店を手伝い、料理も習っていたという。
「デビューして1年たった時に、団体の代表が『Sareeeと試合をさせたい』って言い出して。でも、伊藤さんから『そんな受け身も取れない子とうちのSareeeは試合させられない』って言われた。それから一番練習が厳しいって言われてたディアナの道場に通い始めた。全ての基礎を教えてくれたのは伊藤さんです」と振り返った。
当時は女優からプロレスラーに転身したことで、対戦相手から見下されることも多くあった。「体も小さいし、なかなかプロレスラーとして認めてもらえなくて。そんな中、戦う姿勢で自分を分かってもらえるようになったのは、伊藤さんの厳しい練習があったから」と感謝の気持ちでいっぱいだ。
2018年11月のディアナ道場マッチではジャガー横田と組み、伊藤&井上京子と対戦。伊藤から勝利を収めたものの、なつぽいだけはハンディとして2カウントフォールで勝利できる特別ルールだった。「あの後しばらく、伊藤さんは『なつぽいに負けたなんて黒歴史だよ』ってずっと言ってた。でも、あの時は2カウント。今回絶対に3カウントを取りたい」と拳を握る。
「私の全てを知っているから『なつみって、こんなもんか』って思われたくない。全力でぶつかって、ここまで育ててもらった恩を返します」。最後は「バイぽーい!」と言いながら新大阪行きの新幹線に乗り込んだ。
2024年04月20日 06:00
お騒がせ女子プロレスラーことウナギ・サヤカが、元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が立ち上げた新団体「マリーゴールド」に対抗心を燃やしている。
先日、概要が発表された新団体にはスターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月の5人と、高橋奈七永、元アイスリボンの石川奈青が所属に。青野未来らアクトレスガールズを退団した6人の合流も決定的となり、大きな話題を呼んでいる。
ウナギは「去年1年間、(自分は)『スターダムの1強を終わらせる』と言ってきたけど、まさか終わらせるかもしれないものが現れるとか想像していなかった。ああやって『ロッシー小川とやりたい』という人が集まって巨大勢力を生もうとしているのは、めっちゃ楽しみですよ。かといって、スターダムもチャンスだと思うし」と新団体の誕生を歓迎した。
むしろ、自身の発奮材料にもなったという。2022年10月にスターダムを離れ、他団体を主戦場とする「ギャン期」に突入。全日本プロレスをはじめとする男子団体でも注目を集め、今年1月には初の自主興行(後楽園)を大成功させた。
その自負があるからこそ「私もマリーゴールドに前を走らせるわけにはいかない。ロッシー小川はウナギ・サヤカの生みの親なので、ロッシーに『ウナギ・サヤカはすげえ』と言わせるところまでが私のギャン期だと思うので。1団体に負けるつもりはないです」と闘志をみなぎらせた。
ファンや関係者からは「どっちに出るんですか?」と聞かれることが増えたという。ウナギは「そんなの聞いて何が楽しいのって思う。この1年、思うようにやってきた私がみんなの思うように動くわけないし」と意地悪な笑みを浮かべつつ、「やりたい人もいますしね。マリーゴールドだけじゃなく、スターダムにも。それはやるべきタイミングで乗り込みたいなと」。火がついたお騒がせ女の動向に注目だ。
2024年04月20日 05:00
大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の新弟子二次検査が19日、同国技館で行われ、ただ1人受検した元村康誠(15)=佐渡ケ嶽=が合格した。昨年9月に新弟子検査の規則が一部変更され、体格基準未満でも運動能力テストを実施することに。身長159・5センチ、体重67・6キロの元村は50メートル走で7秒91を計測するなど、合格基準点を上回った。5月2日に他の志望者と新弟子検査を受検し、内臓検査の結果を待って、初日に合格者が発表される。日本相撲協会によれば、身長150センチ台の力士が誕生すれば戦後初となる。
元村は佐賀県出身で、小学4年時に少年相撲大会「白鵬杯」で技能賞を受賞。秀ノ山親方(元大関琴奨菊)にスカウトされ、角界入りを決意した。まずは最初のハードルをクリアし「ホッとしています。大相撲に行くのが夢だった」と目を輝かせた。
◆新弟子二次検査 身長167センチ、体重67キロの体格基準に満たない入門希望者が運動能力テストを受検する。背筋力、握力、反復横跳び、ハンドボール投げ、上体起こし、立ち幅跳び、50メートル走の7種目。同様の運動能力テストは「第二検査」の名称で2001年初場所から12年春場所まで行われ、合格者から元関脇豊ノ島、元幕内照強ら7人が関取となった。