2021年06月20日 20:44
国内女子ゴルフの「ニチレイレディス」最終日(20日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=パー72)、27位から出た堀琴音(25=ダイセル)が68をマーク、6アンダーの10位で今年3度目のトップ10入りを果たした。 早いスタートで一時は首位に並んだが「16番が終わって、あれって感じで、最終組はまだハーフターンぐらいだったので全然(優勝争いとは)思ってなかったです」。 まずは難しい17番パー3をパー、18番パー5をバーディーで気持ちよく上がるつもりだったが、結果はパー、ボギー。「ちょっとがっついたせいでボギーになって、そこが残念です」と振り返った。 近年は結果が出ていなかったが、今年3月の「ダイキンオーキッドレディス」で2年ぶりの予選通過を果たすと、徐々に上位でプレーする機会も増えてきた。「初優勝を目指しながら、とりあえずシード復活に向けて一試合一試合頑張るのみです」。現在、賞金ランク79位。シード圏内の50位とは約970万円差となっている。
2024年04月20日 18:13
「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース・第2日」(20日、川奈ホテルGC富士C=パー71)
35位から出た鈴木愛(29)=セールスフォース=が6バーディー、ボギーなしの65の猛チャージで、通算5アンダーの2位に浮上した。67で回った竹田麗央が単独首位を回り、2週連続優勝に王手をかけた。
19年大会は2位、17年大会は3位と相性は悪くない川奈で、鈴木が大爆発した。ピンチらしいピンチはパーオンできなかった8番だけ。高難度ホールが続く終盤も、上がり4ホールで3バーディーを奪った。「ショットが少し昨日より良かった。あとは昨日と同じくらいチャンスがあったけど、今日はしっかり打てたので、昨日はギリギリ入らなかったところが入ってくれたかな」と振り返った。
前週のKKT杯バンテリン・レディースでは、最終日に2位まで追い上げたものの、竹田のツアー初優勝を許した。今週は2日目を終えて、リーダーボードの一つ上にはまた竹田の名前がある。「あまり同じ選手に2週(連続で)勝たせるのは自分の中で思うところがあるので」と鈴木。自身は今季3月の明治安田レディースから、翌週のVポイント×ENEOSで2週連続Vを達成しているが、同じことをライバルたちに簡単にやらせるつもりはない。
「若い子の2週連続は阻止したいので、そういう面では自分もそこ(優勝争い)に割って入りたい」。次週のパナソニック・オープンは5月のワールド・サロンパス・カップを見据えて欠場を考えているだけに、最終日は全力投球で、勢いに乗る若手の壁になってみせる。
2024年04月20日 17:13
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第2日(20日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
首位からスタートした竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が5バーディー、1ボギーの67で回り、通算8アンダーで首位をがっちりとキープした。前週に地元のKKT杯バンテリンレディス(12〜14日、熊本空港CC)で初優勝を挙げた21歳は、ツアー史上4人目の初優勝からの2戦連続優勝へ王手をかけた。初Vからの連戦となる2勝目を第1日から首位を走り続ける完全優勝で挙げれば、ツアー史上初の快挙となる。
35位から出た鈴木愛(セールスフォース)が6バーディー、ボギーなしの65で回り、首位と3打差の2位に急浮上した。ツアー通算20勝を誇る29歳の鈴木は「同じ選手に2週連続で勝たせるのは面白くない」と闘志満々。鈴木自身が今季、明治安田レディスとVポイントENEOSと2週連続優勝を飾っており、19年には3週連続優勝も経験している。17年と19年の賞金女王は、まさに「女王様」の貫禄を漂わせた。
悲願の初優勝を目指す27歳の野沢真央(愛知製鋼)も3打差の2位につけている。
2024年04月20日 16:32
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第2日(20日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
首位からスタートした竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が5バーディー、1ボギーの67で回り、通算8アンダーで首位をがっちりとキープした。前週に地元のKKT杯バンテリンレディス(12〜14日、熊本空港CC)で初優勝を挙げた21歳は、ツアー史上4人目の初優勝からの2戦連続優勝へ王手をかけた。初Vからの連戦となる2勝目を第1日から首位を走り続ける完全優勝で挙げれば、ツアー史上初の快挙となる。
3打差の2位に鈴木愛(セールスフォース)と野沢真央(愛知製鋼)が続く。
最終日最終組は、絶好調の竹田、ツアー通算20勝を誇る実力者の鈴木、悲願の初優勝を目指す27歳の野沢の組み合わせとなった。日本有数のシーサイドコースで熱戦が期待される。
◇日本女子ツアーの初優勝からの2戦連続優勝(1988年のツアー制施行後)
▽西田智慧子(1990年10月、宝インビテーショナル〜富士通レディース)
▽表純子(2005年7月、シャトレーゼクイーンズカップ〜スタンレーレディス)
▽岩井千怜(2022年8月、NEC軽井沢72〜CATレディース)
2024年04月20日 12:59
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第2日(20日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
今季、レギュラーツアー初出場の成田美寿々(ジェイテクト)は69位からスタート。
2024年04月20日 12:35
◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 第2日(19日、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)
5打差18位から出た古江彩佳(富士通)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算2アンダーで6打差の21位につけている。中継局のWOWOWの取材に応じ「なかなかバーディーチャンスにつけることができなかったが、1アンダーで回れたのは良かった」とうなずいた。
8番パー5では、第3打を2メートルにつけるショット力を見せた。1つ伸ばして迎えた12番をボギーとするも、13番ですぐさま取り返した。「簡単ではないパー5だったが、うまくチャンスにつけられて、バウンスバックできて良かった」と笑みを浮かべた。
この日は「昨日よりもショットに悪い感触があった」と話しながらもフェアウェーキープ率は92・9%(13/14)をマークした。初のメジャー制覇へ向けて「しっかり集中して、もうちょっとアンダーを目指せたら」とバーディーラッシュを目指す。
2024年04月20日 12:33
「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース・第2日」(20日、川奈ホテルGC富士C=パー71)
ツアー復帰戦で、69位から出た成田美寿々(31)=ジェイテクト=が4バーディー、2ボギーの69でラウンド。通算2オーバーで、ホールアウト時点では暫定40位台前半と、予選通過圏内で2日目を終えた。
快調にスコアを伸ばした。2番でボギーが先行したものの、4つのバーディーを奪って一気に浮上した。グリーン手前にアリソンバンカーが待ち受ける難関の18番では、2打目がピン筋一直線で3メートル手前のチャンスにつく好ショットに、ギャラリーから歓声も上がった。
昨年6月のリシャール・ミル・ヨネックス・レディース以来、約1年ぶりの予選通過もほぼ手中に。長いブランクがありながらも「この2日間で少し自信が付いてきた。『できるんだ』みたいな気持ちは湧いてきてます」と充実感あふれる表情で話し、最終日に向けて「明日はもっとアグレッシブに。きょうも結構アグレッシブにゴルフはしていたんですけど、明日はもっとたくさんバーディーを取りたい」と力を込めた。
2024年04月20日 11:55
【シェブロン選手権】第2日
【もっと読む】渋野日向子「特典」が今年で期限切れ…来年から海外メジャー出場は全英女子だけに?
◇ ◇ ◇
パリ五輪(7月26日開幕)まで100日を切った。女子ゴルフの代表は全米女子プロ選手権終了直後の6月24日付五輪ランキングで決まる。
東京五輪代表を逃した古江彩佳(23=写真)は、パリ五輪代表を「ずっと意識している」と公言。今季米ツアー8試合でベスト10入り4回と好調、五輪ランキングの基になる世界ランキング18位の畑岡奈紗(25)に次ぐ22位。日本勢の2番手にいる。メジャーは獲得ポイントが大きく(優勝100ポイント)、今大会と5月の全米女子オープン、6月の全米女子プロで上位に入れば代表に近づく。
古江を追う2年連続国内女王で同ランキング26位の山下美夢有(22)は、ライバルの順位は関係なしに、各国・地域最大4人までが出場できる同15位以内を目指しているが、スポット参戦で好成績を収められるほど海外メジャーは甘くはない。
古江にとって怖いのは、むしろ同ランキング25位で日本勢3番手の笹生優花(22)ではないか。21年全米女子OPで畑岡をプレーオフの末に破った笹生は、東京五輪は母の母国であるフィリピン代表として出場(9位)。パリ五輪は父の母国代表として金メダルを狙う。昨年の全米女子プロでも最終日に66と爆発し1打差2位だった笹生は、2つ目のメジャータイトルを逃すもビッグゲームでの強さを見せつけた。
古江の夢を砕くのは僅差に迫る笹生かもしれない。
2日目が終わって古江と畑岡は通算2アンダー21位タイ、笹生はイーブンパー41位タイ。日本勢トップは5アンダー5位タイの勝みなみ。渋野日向子は1オーバー49位タイで今季初の予選通過となった。
2024年04月20日 10:23
【ウッドランズ(米テキサス州)=平沢祐】女子ゴルフの今季メジャー第1戦、シェブロン選手権は19日、米テキサス州ウッドランズのクラブ・カールトンウッズ(パー72)で第2ラウンドが行われ、2位で出た勝みなみは4バーディー、3ボギーで通算5アンダーの5位となった。
2024年04月20日 09:34
「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・第2日」(19日、カールトンウッズ・クラブ=パー72)
101位で出た渋野日向子が5バーディー、2ボギーの69でスコアを三つ伸ばし、通算1オーバーの49位で予選を通過した。渋野が今季予選を通過するのは6戦目で初めて(1試合は予選カットなし)。
ィンで三つスコアを伸ばした渋野は折り返しの1番パー4をボギーとするなど予選通過まであと1打で終盤を迎えた。8番パー5のバーディーで2オーバーとすると、最終9番パー4も連続で奪った。
WOWOWの中継でホールアウト後のインタビューに臨んだ渋野は「目標としてはイーブンまで戻したい気持ち。スタートから気になりつつあったのでかなり緊張したラウンドになった。ちょっとでもその思いに勝ててよかった」と話した。
連続バーディー締めについては「6番の3パットで悔しかったが、8番にパー5があると切り替えた。それはこれまでと違う」。ようやく予選ラウンドを突破し「やっと今年のスタートラインに立てた。ちょっとでもこれを自信に頑張りたい。(決勝ラウンドは)久しぶりなので、楽しみながらも上を目指したい」と話した。
2024年04月20日 09:00
季節に出がち! 出るとスコアが崩れてしまう!しっかり直したい!”チーピン病”対策レッスン 「左から左に曲がる」はじつはスライサーに出やすいミス
左に出て左に曲がる引っかけ球、通称「チーピン」はコントロール不能な球でOBになりやすい最悪のミスショット。寒い冬は体の動きが悪くなって、頻発するミスでもあります。
チーピンは左に曲がるので、フック系が持ち球の人のミスだと思われがちですが、カット軌道でフェースがかぶったときにも起こりやすく、じつはスライサーにもよく出ます。
それ以外にもさまざまな要因があるので、まずは自分のチーピンがどのタイプかを知ることが大事。防ぎ方は上の3タイプに分けて解説していきますので、ミスの傾向などを参考にタイプを見極めて対策してください。 【case3】ヘッドの高さをキープ“水平素振り”でオンプレーンを意識しよう 直立して水平素振り
前傾せずに肩の高さを手とヘッドが通るように水平素振り。
顔の左前あたりで手元がヘッドを追い越すイメージをもとう
最後に、カット軌道のぶっつけ打ちで出るチーピン対策です。
これはスイング軌道が右上から左下へのカット軌道なのが諸悪の根源。コースで修正するには、肩の高さで行なう水平素振りが有効です。肩の面をヘッドがスムーズになぞるイメージを養い、上体を前傾させても同じように肩の面に対して水平に振る感覚があればチーピンは出ません。ポイントは右手の主張を抑え、右手はクラブを下から支える感覚をもつことです。 慣れたらスイングを大きく
「右向き打ち」は、まずは小さな振り幅からはじめ(画像)、
慣れてきたらスイングを大きくしていこう
練習場で修正するなら「右向き打ち」がオススメ。胸を右に向けたまま、腕だけを振って球をつかまえる。体の開きを抑え、カット軌道を緩和する効果があります。真っすぐ打ち出してフックする球が出れば、チーピンは直ったも同然です。
体の開きが早い、上体が左に突っ込む、右手がリキむなどもチーピンの原因だ 右手でクラブを下から支えて振るイメージ
右手がリキんでしまうとクラブはカット軌道になりやすい。水平素振りでも、右手はクラブを下から軽く支えるだけでOKだ
担ぎ上げてから振り下ろすのはNG
バックスイングでクラブを右上に持ち上げ、それを左下に振り下ろす感覚はカット軌道になるためチーピンのリスクも高い
いかがでしたか? このレッスンを参考に、スコアアップを目指しましょう。
レッスン=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。“アッキー〞の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。
構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=千葉セントラルゴルフクラブ
2024年04月20日 08:00
プロゴルファーの吉田優利がInstagramを更新。先輩プロゴルファーである上田桃子と宮崎の大自然を満喫したと報告しました。 「たくさんパワーもらえました」天孫降臨の町で二人旅
吉田プロは「高千穂神社と天岩戸神社行ってきました」とコメントして、上田プロとのオフショットを投稿しました。写真では神社での2ショットや遊歩道で笑顔を浮かべた写真も公開。
日本神話にも登場する天孫降臨の町、高千穂。そんな神話の舞台ともなった場所を訪れた吉田プロは「自然からたくさんパワーもらえましたし、本当に行って良かった場所でした」と文章を綴りました。
また一緒に神社を巡った上田プロに対して「もう長く一緒に練習させていただいていますが、一緒にいるすべての時間が勉強で、学ぶことしかないのに、一緒にふざけてくれる所が本当にだいすきです!」と尊敬と感謝を込めた気持ちを明かしました。
上田プロも自身のInstagramでこの時のことを振り返り「誘ってくれてありがとね」「思考も行動力も本当に素晴らしい選手です!益々パワーアップしたな」と吉田プロに対してコメントをしていました。 「一緒にひたすら話して楽しかった~」吉田プロがお茶会を公開
今季は米国女子ツアーに出場し、さらなる活躍にも期待がかかる吉田プロ。2月25日の投稿では「アイドル担当」である菅沼プロと年末にスイーツを満喫したと報告しました。
写真では白いニットを着た吉田プロと、同じく白いニットとベレー帽姿の菅沼プロが、沢山のスイーツを目の前にして仲睦まじくお茶会をしている様子がアップされています。吉田プロは「一緒にひたすら話して楽しかった~」と楽しいひと時を過ごせたとコメント。最後に「フレンチガーリーの奥は深いです、、」とつづり、投稿を締めくくりました。 「可愛いもかっこいいも兼ね備えていて最高」吉田プロのコーデを選んだ驚きの相手とは?
別の投稿ではウェア契約を結んでいる、「TOMMY HILFIGER」の表参道店でコーディネートしてもらったと報告しました。
吉田プロは、「TOMMY HILFIGER」「Calvin Klein」を展開するPVHジャパンの社長であるラジーブ・シャルマ氏との2ショットを披露。さらに「この日は私服を一緒に選んでいただきました」と社長自らコーディネートを担当したと告白しました。
最後に「いつも素敵なゴルフウェアを着せていただきありがとうございます」とお礼を記し文章を締めました。シャルマ氏も自身のInstagramにて、この日のことを「一緒にお洋服選びして、たくさんスタイリングして楽しい時間でした」と振り返り、最後に「今後日本ではなかなか会えなくなるのが寂しいですが、陰ながら応援しています!!」と吉田プロへ応援コメントを送っていました。 「やっぱり…」吉田プロがサングラス・眼鏡をかける理由とは?
吉田プロは「先日OAKLEY渋谷ショップに行ってきました 妹と一緒に選んできました!」と報告。写真では妹と様々なサングラスをかけた笑顔の2ショットや、サングラスを前に店のスタッフと相談をしている姿が公開されていました。
「OAKLEY」はアメリカ生まれのアイウェアメーカー。特にサングラスはさまざまなスポーツ選手が愛用することでも有名です。吉田は「サングラスから普段用のメガネまでお世話になっています」と語り、「今回は新作をいただきました!」と報告。さらに「やっぱりアニメやYouTubeをたくさん見る私にとってブルーライトカット眼鏡は必須です」とメガネ・サングラスをつける理由を語りました。
また「ブルーライトだけでなく海外の強い日差しから目を守れると思うと安心です」と、オフを過ごすだけでなく、米国ツアーに参戦するうえで重要な役割を担っているともコメントしました。最後に「しっかり目のケアも頑張ります」とつづり、文章を締めました。
いかがでしたか? ぜひ吉田プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※yuri_yoshida__/Instagram
2024年04月20日 07:00
日本ツアーでは男女ともに20代前半の選手の活躍が目立つようになってきた。
2024年04月20日 06:00
方向性抜群のアイアンショットでグリーンに乗せて正確なパッティングでカップにボールを入れる。これができれば、大幅なスコアアップが可能になります。
山田彩歩プロがパッティングの練習法について解説してくれます。 ボールの手前にティーを挿してアッパーに振る
ボールの転がりが悪いときは、バターとボールの間にティーを深く挿し、その頭の部分(台座)に触れないようにボールを打つ練習をします。ほんの少しアッパーに振り、フェース面の下側でボールの中心をヒット! すると、グリーン面にボールがくっついたまま、跳ねることなく順回転になる。フォローでヘッドを無理に大きく出す必要はありません。 インパクトはゆるめない!
ボールの中心をしっかりヒットすることが大事。フォローは意識せず、「打って終わり」くらいのイメージでOK
ややアッパーに振ると順回転になる
アッパー軌道を作り、フェース面の下側でボールをとらえるのが山田流。順回転で転がりがよくなる
上から打つとボールが跳ねてしまう
ややダウンブローに打つ方法もあ るが、ボールが跳ねると回転が悪 くなり、きれいに転がらない テークバックをしないでカップ方向にボールを押す スタート前に行なうと効果的です!テークバックをとらずにフォローだけでボールを打つ
練習グリーンで平らなストレートラインを見つけて、カップまで1メートルの距離にボールを置く。そして、パターでボールを押してカップに入れる。この練習は、テークバックをしないことが最大のポイントです。
手首を使わずにヘッドをカップ方向に真っすぐ出すと、フェースの向きが安定し、低くて長いフォローになる。この理想的なフォームを体感し「こういうイメージで打つんだよ」と、脳と筋肉にしっかり伝えましょう。 1メートル先のカップを狙う
テークバックをとらずに確実にカップインさせるには、1メートルくらいが最適。遠いと難しくなってしまう 手首を使って押すのは NG !
手首を使ってボールを押すと、フェースの向きが安定せず、フォローの形が毎回変わってしまうので注意しよう
構成=小山俊正
写真=田中宏幸
2024年04月20日 05:45
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
初優勝したばかりの21歳には、すでにトッププロの風格があった。竹田はスコアが伸びやすい前半に5バーディーを奪い、難しい後半は1ボギーで耐えた。最難関の17番パー3では第1打をグリーン右の崖下に落としたが、第2打を約3メートルに寄せてパーパットをねじ込んだ。攻めるホールでは攻め、守るホールでは守る。安定したプレーで首位に立った竹田は「前半はいいリズムで回れた。後半は風の判断ミスがありました」と冷静に振り返った。
93、94年の賞金女王で叔母の平瀬真由美(54)は今大会でも2勝。この日、テレビ中継の解説を務めた叔母には「17番はナイスパー」と褒められた。
今大会は兄の有男(ゆうた)さん(23)がバッグを担ぐ。兄は熊本城北高と日体大の野球部でプレーしたが、ゴルフは競技経験がなくスコアは90前後という。竹田も「私はプロキャディーさんに頼り過ぎることがあるので、今週は自分で(ラインやクラブを)判断しています」と実戦での向上を図っている。
今季、先週までの平均ストロークは唯一の60台(69・95)。確かな実力と勢いがある竹田はツアー史上4人目の初Vからの2週連続優勝へ好発進した。さらに、その先には叔母に続いて年間女王になれる可能性も秘めている。(竹内 達朗)
■ワンウェー方式全選手1番から 〇…今大会は全選手が1番からスタートする「ワンウェー方式」で行われている。第1組は午前7時、最終組は午後1時7分のスタートで6時間以上も離れていた。最終組のホールアウトは午後6時前。初日は穏やかな天候で、条件面では大きな違いはなかった。
2024年04月20日 05:00
「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース・第1日」(19日、川奈ホテルGC富士C=パー71)
プロ2年目の大須賀望(22)=フリー=が69で回り、首位と2打差の6位と好発進を決めた。ツアーの登録上では歴代最小の146センチながら、昨季、ステップ・アップ・ツアーで2週連続Vを果たし、今季からレギュラーツアーに主戦場を移した注目の若手。だが、大会前時点の7戦で予選通過は1度だけと振るわなかった。
不振にあえぐ中、今週の練習ラウンドで助言をくれる救世主が現れた。ツアー通算41勝のレジェンド・森口祐子から、スイング時の骨盤の動きを指南されると、ばらついていたショットがすぐさま改善傾向に。「まずは予選を通過したい」と小柄な体を目いっぱい使って、優勝を争える位置を狙っていく。