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2021年06月20日 21:52
6月20日、J1リーグ18節・湘南ベルマーレ戦で、浦和レッズのキャスパー・ユンカーが決めた2点目のループシュートに反響が集まっている。 話題を集めているのは、1-1のタイスコアで迎えた53分のゴールだ。カウンターから、小泉佳穂の前線へのスルーパスに反応したユンカーが、力強いドリブルで持ち上がり独走。最後はループシュートでGKの頭上を抜き、追加点を奪った。 見事な動き出しのタイミングとスピードに乗った突破。そして冷静なフィニッシュと、ネットを揺らすまでの完璧な一連の流れに、SNS上では絶賛の声が寄せられている。
「まじでバケモンだろ!」
「思わず声出たわ」
「ループ…最高かよっ」
「フィニッシュ冷静すぎ」
「凄すぎて言葉にならない」
「ユンカー出しとけば優勝できそう」
「笑いながら泣いてる。ユンカー凄すぎて」
「えぐすぎだろ」 浦和はその後、湘南に2点を決められ2-3と痛恨の敗戦を喫した。勝利にこそ繋げられなかったものの、この試合で2ゴールを挙げたユンカーは、リーグ戦6試合で7得点をマーク。大型助っ人の躍進はまだまだ続きそうだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【動画】キャスパー・ユンカーの今季7ゴール目! 冷静なループシュートでネットを揺らす
2024年04月18日 22:46
ローマ18日、ダニエレ・デ・ロッシ監督の来季続投を発表した。
ジョゼ・モウリーニョ監督のもと今シーズン開幕から戦ってきたローマだったが、リーグ戦20試合を終えて8勝5分け7敗で9位と調子を上げられず、1月にシーズン途中でモウリーニョ監督を解任。その後任として、クラブのレジェンドであるデ・ロッシが今シーズン終了までの契約期間で新監督に任命された。
デ・ロッシ監督就任後のローマはセリエAで11試合を戦い、7試合無敗を含む8勝2敗2分けの勝ち点26を記録し、順位を9位から5位まで上昇。また、ヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝に進み、11日に行われたファーストレグのミラン戦ではアウェイの地で1−0と勝利を収めた。
ローマはクラブ公式サイトでフリードキンオーナーの言葉として「昨日の午後、ダニエレ・デ・ロッシと会談した後、彼が今季終了後の近い将来もローマの監督を続けると発表できることを嬉しく思います」と来季の続投を明言し、続けて「彼が監督として在任した短い期間で、彼のリーダーシップがクラブ全体にもたらしたポジティブな影響が全てを物語っています」とデ・ロッシ監督のリーダーシップを評価した。
さらにローマは「ダニエレは敬意と勇気を持ってリーダーシップを発揮し、彼の強さとクラブに深く根付いた信念はローマの価値観、街、そして比類のないサポーターと完全に一致しています」とし、「ローマサポーターにふさわしい未来を届けるため、一緒にハードワークを続けます」とデ・ロッシ監督のもと高みを目指すべく歩みを続けると宣言した。
なお、ローマは「更なる詳細は近日中に発表する」とし、デ・ロッシ監督との新たな契約期間などは後日発表されることとなった。
2024年04月18日 22:40
前節0-5で敗れたレヴァークーゼン戦への帯同を拒否したことが問題となっているブレーメンMFナビ・ケイタ。
クラブ側はレヴァークーゼン戦後にケイタと話し合うとコメントしていたが、独『Die DeichStub』は今夏にこのままケイタとの契約を解除する可能性が高いと取り上げている。
ケイタは今季終了までチームトレーニングへの参加が禁止となり、高額な罰金処分も科せられたという。
チームメイトのFWマーヴィン・ドゥクシュはレヴァークーゼン戦でのケイタの帯同拒否について、「正直に言うと、これまでこんなことは経験したことがない。ロッカールームでシャワーを浴びている時に、ケイタが私服のまま出て行ったことを告げられたんだ」と困惑気味だ。
昨夏にリヴァプールからブレーメン入りしたケイタにはライプツィヒ時代のパフォーマンスを取り戻すことが期待されていたが、怪我もあってリーグ戦5試合の出場のみに終わっている。他にもチームミーティングへの遅刻など素行面の問題を指摘されることもあり、このまま別れるとなれば大失敗の補強となりそうだ。
2024年04月18日 22:10
チャンピオンズリーグ準々決勝でバルセロナと対戦したパリ・サンジェルマンは、エースのキリアン・ムバッペが試合から消えている時間帯があった。
これはバルセロナ守備陣が上手くムバッペを抑えていたからであり、2ndレグの前半20分までのバルセロナ守備陣のパフォーマンスは称賛されるべきだろう。
しかし2ndレグでは29分にDFロナルド・アラウホが決定機阻止の判定でレッドカードをもらってしまい、バルセロナは60分間を10人で戦うことになった。それで抑えられるほどPSG攻撃陣は甘くなく、バルセロナはホームで4失点も喫してしまった。
そのうち2ゴールを決めたのは、試合から消えている時間帯もあったムバッペだ。61分にPKを決め、89分にはゴール前の混戦からダメ押しの2点目を記録。ここぞの場面で力を発揮してくるあたりはさすがだ。
情報サイト『Transfermarkt』によると、これでムバッペはCL決勝トーナメントのアウェイゲームで15ゴールを挙げたことになる。これは25ゴールを奪っているFWクリスティアーノ・ロナウドに次いで2番目に多い。
3位はFWカリム・ベンゼマで14ゴール、4位はFWリオネル・メッシで12ゴール、5位はFWサディオ・マネで11ゴールと続いているが、ムバッペはまだ25歳だ。このままのペースならばロナウドを超えることも不可能ではない。
決勝トーナメントのアウェイゲームで得点を奪うのは至難の業だが、チームのエースにはアウェイでこそ決定的な働きが求められる。ムバッペにはその勝負強さがあり、これもムバッペが特別な選手と考えられている理由だ。
2024年04月18日 22:00
カタールで開幕したU23アジアカップ。
2024年04月18日 21:52
マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは、アイコンである長髪を束ねるヘアゴムの制作会社への投資を決めたようだ。17日、イギリス紙『デイリー・メール』などが伝えている。
今シーズンここまで公式戦39試合出場31ゴール6アシストの成績を残しているハーランド。マンチェスター・シティ加入2年目の今季も得点を量産中のストライカーは、以前より艶やかな金髪が代名詞となっており、長髪を束ねる際に母国ノルウェーのヘアアクセサリー会社『ボン・デップ』が製造するヘアゴムを使用してきた。
そんななか、同紙によるとハーランドは『ボン・デップ』への投資を決断した模様。ハーランドのヘアゴムの使用を機に、収益が急上昇している『ボン・デップ』は、今回新たに同選手とのパートナーシップを締結し、ハーランドのマーケティングチームは同選手が『ボン・デップ』の少数株主になったことを明らかにした。
また、『テレグラフ紙』によると、『ボン・デップ』は現在の年間売上高(700万ポンド相当/約13億円)を2倍にする野望を抱いており、ハーランドとの関係が強化されることで、さらなる売り上げ向上を期待している様子。なお、同選手は『クネッキ』という製品を愛用しており、様々なカラーを展開しながら「髪を傷めず高品質で耐久性があり、引っかかりにくいヘアゴム」として宣伝されている。
今回の契約締結に際しハーランドはコメントを発表。「『ボン・デップ』の株主になれることを誇りに思う。『クネッキ』は何年もの間、僕が頼りにしているヘアゴムであり、間違いなく世界最高のものだ」と述べた。
2024年04月18日 21:14
明治安田J1リーグのサガン鳥栖は18日、これまでスポーツダイレクターを務めていた小林祐三氏の退任と、池田圭氏の同役職就任を発表した。
1986年10月20日生まれの池田氏は現在37歳。流通経済大学から2009年シーズンよりサガン鳥栖に入団すると、在籍した11年間で公式戦308試合出場46ゴールを記録するなど活躍した。2019年にはFELDAユナイテッドFC(マレーシア)へと期限付き移籍し、同年12月に現役を引退。以降は鳥栖で強化担当などを歴任してきた。
今回のスポーツダイレクター就任にあたって池田氏はコメントを発表。以下の通り意気込みを明かしている。
「ファン・サポーターの皆さま、いつも熱い声援ありがとうございます。池田圭です」
「2009年より11年間選手としてプレーし、2020年からフロントを務めてまいりました。この15年間はプロキャリアを過ごした時間の全てであり、サガン鳥栖のDNAを紡いできた時間でもあります。僕の目指すサガン鳥栖は、クラブに関わる全ての人たちがクラブを通じて人生が豊かになることです。それは、このクラブで長く過ごしてきた僕なりの結論でもあります」
「今我々がすべき事は歩みを止めず、常に最善の準備をする事です。次節ホームゲーム鹿島戦、クラブは17の誇りを胸にサガンティーノの皆さんと共に一岩となって戦います。熱いハートでゴールを揺らしましょう!」
2024年04月18日 21:00
昨シーズンのCL王者マンチェスター・シティはラウンド8でレアル・マドリードと対戦。2戦合計スコアは4-4の引き分けだったが、PK戦の末に敗退を喫してしまった。
2ndレグはレアルに先制点を許してしまったが、120分を通して試合を支配していたのはシティだ。再三チャンスを作り、レアルのゴールに迫ったが、意地を見せたレアルが勝負強さを見せた。残念な結果に終わってしまったシティだが、指揮官のペップ・グアルディオラはチームを称賛し、FAカップとプレミアリーグのタイトルに向けて再び立ち上がらないといけないとコメントを残した。
「自分たちがやってきたことに後悔はない。他のスポーツなら統計で勝てただろうが、これがサッカーの素晴らしいところだ。ヨハン・クライフは『運は存在しない』と言ったが、彼と同意見だ。今夜は点を取ることができなかった。 痛いけど、なんと素晴らしい負け方だろう。今夜は気分が悪いし、自分たちを奮い立たせなければならない」
「この選手たちに何と言えばいいのか?我々は自分たちが自分たちであること、そして自分たちのやっていることを示す必要があった。まだ十分じゃなかった、それだけ」(英『Daily Mail』より)
ペップは今大事なことは体を休ませて週末のFAカップに向けて気持ちを切り替えることだとも語っており、120分、そしてPK戦まで戦った選手たちを労いながら、次の戦いに気持ちを切り替えている。
今シーズンのCLの旅は終わってしまったが、FAカップ連覇や前人未到のプレミアリーグ4連覇などシティにはまだ戦うべきタイトルが残っている。そのためにもまずはFAカップ準決勝を勝たなければならない。相手は好調のチェルシーであり、今シーズンシティは勝つことができていない相手でもある。悔しい敗戦をした次の試合こそ、本当に強いチームかどうかが試されるが、ペップ・シティは再びタイトルに向けて前進することができるだろうか。
2024年04月18日 20:55
ラツィオの鎌田大地は、1年での退団が有力視されている。
2024年04月18日 20:40
指揮官シャビ・アロンソの下で無敗を維持したままブンデスリーガ制覇を達成したレヴァークーゼン。
アロンソの手腕が抜群なのは言うまでもないが、クラブのマネージング・ディレクターを務めるシモン・ロルフェス氏は3年前の時点からチーム力に手応えを感じていたという。
というのも、レヴァークーゼンは2021-22シーズンにブンデスリーガ3位に入っている。リーグ戦で80ゴールを奪うなど攻撃陣が好調で、当時も24ゴールを挙げたFWパトリック・シック、現在10番を背負うMFフロリアン・ヴィルツ、ボランチとして大きく評価を伸ばしたMFロベルト・アンドリッヒなど、現チームの主力もいた。
彼らをビッグクラブに引き抜かれることもなく、レヴァークーゼンは続く2022-23シーズンへ突入。しかし、続くシーズンのレヴァークーゼンは開幕から9試合で1勝しか出来ない苦しいスタートを切った。『ESPN』によると、ロルフェス氏はこのスタートに驚いたと振り返る。
「我々は優秀な選手を全員残していたから、あのスタートは驚きだった。我々は前のシーズンを3位でフィニッシュしていて、非常に良いプレイをしていたんだ。おそらくレヴァクーゼン史上最多となる80ゴールを決めたと思うけど、その後突如としてプレイが悪くなり始めた。それはある意味、非常に驚きだったよ。この悪い状況からどうやって抜け出すことができるかを分析し、前のコーチ(セオアネ)ではもう上手くいかないだろうと感じていた。クラブは行動を起こさなければならなかったんだ」
クラブは早い段階で指揮官ジェラルド・セオアネを諦め、監督交代へと動いた。そこで目をつけたのがレアル・ソシエダのBチームで経験を積んでいたアロンソだ。ロルフェス氏はアロンソ側と話し合ってすぐに手応えを感じたようだ。
「話し合いを経て、考えは決まった。我々は彼に関してかなり良い情報を持っていたんだ。彼がどんなスタイルでプレイするのか、それが我々の選手たちにどのようにフィットするか、彼の性格はどうかなどね。それが彼との話し合いで確認できた」
アロンソは2022年10月よりレヴァークーゼンの指揮官に就任し、1年半でチームをブンデスリーガの頂点へと導いてみせた。2021-22シーズンの主力を残せていたこと、そしてDFアレハンドロ・グリマルド、FWヴィクター・ボニフェイスら昨夏に獲得した新戦力補強が軒並みヒットしたこと、それをまとめ上げたアロンソの手腕と、数年かけた強化策が実を結んだのだ。
来季はチャンピオンズリーグの戦いもある。今夏の補強でどこまでレベルアップするのか。クラブの動きにも注目が集まる。
2024年04月18日 20:38
今季のサンフレッチェ広島はJ1リーグの8試合を終えて4勝4分の2位で、総得点はリーグ最多タイの「13」、総失点がリーグ最少の「4」とここまで好成績を残している。
今季の広島はアグレッシブなサッカーをしており、J1で突き抜ける存在になれそうな期待感がある。そこで、守護神の大迫啓介に訊いてみた。「ここから突き抜けるために何が必要ですか?」と。すると、実にシンプルな答が返ってきた。
「自分的には失点をなくすことだと思います」
そして、こう続けた。
「今季ここまで無失点試合はそこまで多くないので。チームとして点は取れているので、あとは僕たちがどれだけ踏ん張れるか。1-0で勝つ試合を増やせれば、もっと勝点は伸びます」
無失点に抑えられれば理想だ。ただ、サッカーにおいて不運な形で1失点しまうケースは多々ある。なので「1失点はある意味仕方ないのでは?」と返してみる。すると、大迫は即座に「いやいや」と否定した。
「自分はとにかくゼロにこだわっています。今季は例年よりもリーグ戦の試合数が多くて、得失点差で勝負がつく可能性もあります。高校の時は得失点差1でプレミアリーグWEST制覇を逃がしていますから、無失点にこだわりたいです」
高校時代の苦い経験が、その強いこだわりを生む一因になっているのだろう。ここまでのリーグ最少失点にも「いえいえ」とまるで満足する様子がなかった大迫。鉄壁の守備で、いずれ広島を突き抜けた存在にしてほしい。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】試合前日に全体練習なし? 広島の塩谷がサッカー人生で「初めて」という異例の調整方法「僕らの常識とは違うことをやる」
2024年04月18日 20:26
イングランドサッカー協会(FA)は18日、来シーズンからのFAカップにおける再試合制度を廃止すると発表した
今回、FAとプレミアリーグはFAカップのフォーマットを強化し、新しい独占的なカレンダーウインドウを設けるという新たな締結に合意。これまで4回戦まで再試合が行われていたFAカップのフォーマットが変更となり、来シーズンからの最低6年間は1回戦から再試合が廃止されるという。さらに、過去5シーズンにわたってミッドウィークに開催されていた5回戦を含め、全ラウンドが週末に開催されることになった。
また、1回戦からリーグ1(3部)とリーグ2(4部)のチームが参加し、3回戦からはチャンピオンシップ(2部)とプレミアリーグ(1部)のチームが参加する。加えて、4回戦と5回戦、そして準々決勝が初めてプレミアリーグの試合と重なることなく開催。決勝前日の金曜日にはプレミアリーグの試合が行われないことが決まった。
FAの最高経営責任者であるマーク・ブリンガム氏は、「将来に向けて強力なフォーマットを確保することが重要である」と変更の理由を説明。プレミアリーグの最高経営責任者であるリチャード・マスターズ氏は、「FAとプレミアリーグはノックアウト方式の興奮を損なうことなく、より特別な週末を提供するために協力してきた。これは試合全体の混雑を緩和すると同時に達成された」とコメントしている。
2024年04月18日 20:15
ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠は17日、今シーズン限りでの現役引退を表明した。
2024年04月18日 20:00
チャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・シティ対レアル・マドリードの2ndレグ。PK戦にまで縺れ込んだ壮絶な試合はレアルに軍配があがった。
各試合の優秀選手に贈られるPLAYER OF THE MATCH。一般的にはゴールやアシストなど数字でもわかりやすい結果を残した選手に贈られることが多い。しかし準々決勝2ndレグでは、ゴールもアシストも記録していないレアルのフェデリコ・バルベルデが選ばれた。
この選出に疑問を感じるファンも少なからずいるかもしれない。ただバルベルデのチームへの貢献は数字だけでは表せない。
チャンピオンズリーグはかなり過密スケジュールの中で行われるため、選手の疲労が限界を迎えることも珍しくない。特に今回の準々決勝2ndレグは延長戦まであったため体力的にも難しい試合だっただろう。
その中でスタミナの限界を感じさせずに120分間走り続け、チームが苦しいタイミングでも強靭な体力で攻守に素晴らしい働きを見せたのがバルベルデだ。
1stレグでは試合終了間際の同点弾を放っていたバルベルデ。その同点弾に助けられたと言ってもいい2ndレグの試合展開。最後まで負けないバルベルデの走力がチームを準決勝へ導いたと言ってもいいだろう。
ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ、ジュード・ベリンガムのような結果でチームを盛り上げる選手は、バルベルデのようにチームの勝利のために攻守で走り続けられる選手がいるからこそより輝くのだろう。準々決勝はそのバルベルデの活躍がよく見える試合だったのではないだろうか。
2024年04月18日 19:55
日本時間4月19日の朝4時からヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝・第2レグ、アタランタ対リバプールが行なわれる。
第1レグは、アタランタが敵地アンフィールドで3−0と大勝。リバプールが逆転で準決勝に進むためには3点差以上での勝利が必要となる。ちなみにアタランタは今シーズン、ホームで3敗しているが、いずれも1−2と2ゴール以上許していない。
そんな中、一部メディアによれば、今シーズン限りでリバプール指揮官からの退任を表明しているユルゲン・クロップ監督の後任候補として、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の名前が急浮上してるという。
【動画】リバプールを襲ったアンフィールドの悪夢
試合前日会見で記者からその話を振られたガスペリーニ監督は、こう答えている。
「もちろん、クロップ監督の後任として名前が挙がるのは嬉しいことだが、わたしの焦点は試合にある。この種の噂に気を取られてはいけない。目の前の試合に集中することが大切だ」
大きなアドバンテージを持って第2レグを迎えるアタランタだが、ガスペリーニ監督は、難しい試合になると予想している。
「彼らは自分たちのアイデンティティーを持っている。可能な限り最高のリバプールを期待している。どんな状況でも勝利を諦めないチームなので、結果を得るために素晴らしい試合をしなければいけないだろう」
どちらが勝ち上がるのか注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
2024年04月18日 19:00
今夜にELラウンド8・2ndレグ、アタランタ戦を控えているリヴァプール。1stレグはホームアンフィールドでまさかの0-3の大敗を許してしまったリヴァプールはベスト4に進むためには大逆転が必要だ。
アウェイで勝つには4点が必要になるリヴァプールだが、前日会見に挑んだ指揮官ユルゲン・クロップは2019年にアンフィールドで奇跡の大逆転を起こした際に語った言葉について触れている。2019年CL準決勝でバルセロナと対戦したリヴァプールは1stレグで0-3で敗戦してしまうものの、ホームの2ndレグで4-0で勝利。3点差をひっくり返す奇跡を起こしている。
クロップは記者にミーティングで話すことは決まっているかを聞かれ、「そういうのは準備していない」と言いながらも、バルセロナとのアンフィールドでの試合の時のような心構えが必要だと語った。
「『失敗するなら、最も美しい方法で失敗しよう』と、私が言ったのを覚えている。私は再びそう考えている。我々は試合に勝ちたいし、試合に勝ちたいなら良いプレイをしなければならない。良いプレイをすれば、勝つチャンスはあるだろうし、いずれ分かるだろう」
「試合後、『リバプールのサポーターもアタランタのサポーターも、スタジアムの誰もがこれで終わりだと思った』と言った。あれから1週間が経ったが、 みんな、もう決まったことだとは思っていないと思う。私たちはここにいるし、いい結果を残せる。我々はそれほど良くもないこともあるので、明日ピッチに何ができるのか見てみよう」(『Mirror』より)
2019年とはホームとアウェイとの違いがあるとも、クロップは語っているがリヴァプールであればこの逆境を乗り越えることもできるだろう。果たしてリヴァプールは0-3のビハインドを跳ね返すことができるだろうか。