2021年06月20日 21:05
◆DEEP 101 IMPACT(20日、ニューピアホール) 第1試合と第2試合が選手の調整ミスで中止となる波乱の中「DEEP 101」が20日、ニューピアホールで開催された。 メインでもウェルター級王者の住村竜市朗が、ノンタイトル戦で米田奈央と対戦も、2回40秒住村の攻撃が米田の下腹部に直撃。試合の再開ができず歯がゆい大会となった。 【全試合結果】 ▽第1試合(フライ級) 鶴屋怜(中止)岡崎鷹士郎 ※岡崎の体重超過で中止 ▽第2試合(フェザー級) 佐藤拳駿(中止)畠山祐輔 ※畠山が計量を行えず中止 ▽第3試合(フェザー級) ○山本歩夢(1回3分9秒 TKO)西谷大成● ▽第4試合(59キロ) ○関原翔(判定 3―0)ヒロヤ● ▽第5試合(バンタム級) ○石司晃一(判定 2―1)CORO● ▽第6試合(フライ級) ○伊藤裕樹(2回4分51秒 チョークスリーパー)安谷屋智弘● ▽第7試合(64キロ) ○東陽子(判定 3―0)KINGレイナ● ▽第8試合(ウェルター級) ○住村竜市朗(判定 2―0)米田奈央● ※米田がローブローで試合続行が不可のため2回40秒までのテクニカル判定
2024年04月23日 18:41
新日本プロレス23日の後楽園ホール大会の試合前、IWGPジュニアヘビー級王者・SHO(34)と挑戦者・DOUKI(32)による王座戦(29日、鹿児島)の調印式が行われた。
SHOはYOHを下しV1に成功した6日両国大会以降、ベルトをDOUKIに没収されていた。DOUKIは今シリーズ、ベルトを持参してくることはなく、調印式が無事に済んだタイミングでの返却を約束していた。
そして迎えたこの日の調印式に、SHOは「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVIL社長、ディック東郷とともに出席。「チャンピオン、サインするって約束したよな。しっかりサイン頼むぞ」と確認するDOUKIに対し「サインしたらベルト返してくれるんやろな。こんなやる、秒殺してやるよ。YOHと一緒や」と応戦した。
しかしサイン直前になってSHOは「ベルトどこや」とDOUKIに突っかかり、テーブルをなぎ倒す。一触即発の空気を作ると、すかさずEVILが菅林直樹会長を避難させ、そのスキに東郷が正式な調印書を偽の書面とすり替えてしまった。
これに気付くことなく、DOUKIは偽調印書にサインすると約束通りベルトを返却。ベルトを取り返したSHOは、DOUKIがいなくなった後のリング上で調印書をカメラに見せつける。そこには「NOT IWGP」と書かれており、ノンタイトル戦として行うことに同意する書面となっていた…。
ベルトを取り返した上に挑戦も一方的に却下したSHOは「ノンタイトルじゃ、ノンタイトル! 頭悪いんじゃ!」と叫びながら退場。まるで一宮章一…と言っても今のファンには伝わらないかもしれないが、偽造文書を用意するなんて何と狡猾な王者なのか…。
2024年04月23日 16:40
新日本プロレスは23日、女子プロレスのスターダムを運営する株式会社ブシロードファイト(6月28日に株式会社スターダムに社名変更予定)の全株式を株式会社ブシロードから取得することを発表した。
今回の株式取得の目的は「ブシロードグループのスポーツユニットにおける重複業務を削減し、事業効率の向上を図るため」となっている。株式譲渡の効力発生日は6月28日となっており、同日をもってブシロードファイトは新日本プロレスの完全子会社となる。
新日本の棚橋弘至社長は「合同興行、IWGP女子王座やSTRONG女子王座の設立など、さまざまな形で協力をしてきた新日本プロレスとスターダムですが、バックオフィスの部分でも連携できることがまだまだたくさんあります。大会日程の調整や会場の確保も連携していくことでビッグマッチの日程をなるべく被らないようにしたり、プロモーション活動やスポンサー営業なども協力していくことで、より幅広い層にアピールすることができます」と説明。
「連携を強めるために、子会社化して意思決定を迅速にし、経営の効率性を高めていくことが、それぞれのプロレスを日本中そして世界中のより多くの皆様にお届けすることにつながると考えました」とコメントを発表した。
ブシロードファイト岡田太郎社長もコメントを発表。「昨年末からスターダムの体制改革を断行していく中で、よりバックオフィスでの連携ができるのではないかというところから今回の経営判断、発表に至りました。リング上の協力もさることながら、バックオフィスの部分でも連携することにより、日本のプロレスの素晴らしさをより広く世界中の皆様にお届けできると考えております。もちろん、それぞれのリング上は変わらずに今後も進化を続けてまいります」と約束した。
2024年04月23日 14:23
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者・井上尚弥(31)=大橋=に挑戦するWBC1位、WBO2位、WBA5位のルイス・ネリ(29)=メキシコ=が23日、都内で公開練習と記者会見を行った。
21日に来日したネリは記者会見で「100パーセントの体調で、最高のコンディション」と好調アピール。現在の体重は127ポンド(57・6キロ)だといい、スーパーバンタム級のリミット122ポンドまであと2・3キロ。減量の状態は「とてもいい」、時差ぼけも「全くない。自分は時差に慣れるのはとても早い」とした。
会見中は終始、物静かで、笑顔も見せたネリは「パウンド・フォー・パウンドのナンバーワンを決めるような試合を皆さんに見ていただきたい。人生の中で見たことがない試合を目撃するだろう。流血を見るだろう」と予告し、「必ず勝つ。4団体統一をやり遂げたい」と言い切った。
井上については、弱点が「いくつかある。学んだ」と指摘して「今はしゃべれないが、試合ではそれを見てもらうことになる」と攻略に自信を見せ、「何ラウンドかは分からないが、必要なラウンドにそれ(KO)が現れるだろう」と、KOを宣言。海外メディアには井上を「過大評価」と評していたが、この日も「そう(過大評価)だと思う。タパレスと11ラウンドも戦ったというところが過大評価につながるのではないか。いい選手だが、バスケットボールにおけるマイケル・ジョーダンのような選手ではない」と述べた。
とはいえ、「2人にとってとても厳しい試合になると思う。2人も勝つ可能性はある。だが、自分はメキシコ人だ。全てをリング上に出して、リング上で死ぬ覚悟だ」という言葉からは、井上を決して甘く見ているわけではないことがうかがえた。
公開練習ではシャドーボクシングとミット打ちを1ラウンドずつ披露した。予定されていたサンドバッグ打ちを突然キャンセルしたあたりに、わずかながら悪童らしさをのぞかせていた。
2024年04月23日 11:00
プロレス界を席巻する最恐双子の原点とは…。
2024年04月23日 06:00
決意の裏には――。女子プロレス「スターダム」の上谷沙弥(23)が突如、自身の代名詞「フェニックススプラッシュ」の封印を宣言した。
27日の横浜BUNTAI大会では上谷、飯田沙耶、フキゲンです★の3人が挑戦者として、ハイスピード王者・鹿島沙希と4WAY王座戦で激突する。同王座初挑戦となる上谷だが、ワンダー王座「V15」の最多連続防衛記録保持者の挑戦は異例のこと。「ハイスピードは私にとって新しい挑戦。この新たな挑戦のために、そして今後のプロレス人生を考えた結果、覚悟を持った上でフェニックススプラッシュを封印することを決めました」と決意を明かした。
苦渋の決断だった。ワンダー王者時代は同技で防衛を重ねた。だが、2022年11月のV10戦で放った不死鳥弾が挑戦者・白川未奈のアゴに命中。2か月の欠場に追い込んだことで、その後はリングに立つ恐怖と戦いながら防衛ロードを歩んだという。
23年4月に再び白川の挑戦を受け、約5か月ぶりに同技を繰り出すも敗北。王座から陥落し、それ以降、必殺技を使うことはなかった。実は白川との王座戦に向け不死鳥弾を練習中、肩を負傷していた。「肩がバキっていって、試合はテーピングを巻いて挑みました。なので、タイトルマッチは決死の思いで飛んでました」と振り返る。
その後もテーピングでごまかしながら試合を続けたが、昨年7月の「5★STAR GP」開幕戦で左ヒジを脱臼。4か月間の欠場を余儀なくされた。
「欠場中に肩も良くなったと思っていたんですけど、(23年11月に)復帰してから少し痛みがあったので、病院に行ったら肩が脱臼してると診断されて。靱帯が3本中2本切れていました」
デビュー当時からハイフライヤーに憧れ宙を舞い続けてきたが、その代償は大きかった。「飛ぶのが大好きだから、飛び続けていたら自分の限界を超えてしまった。いつの間にか身体がボロボロになっていた」という。
代名詞は封印するが、ハイスピード王座に狙いを定めてから5キロの減量に成功。クイーンズ・クエスト(QQ)で活動をともにした姉貴分・林下詩美が退団したことで、新たな自覚も芽生えた。「QQを背負っていくためにも、ハイスピードのベルトを巻いてユニットに勢いをつけたい」。翼をとじた不死鳥が新境地を開拓する。
2024年04月23日 06:00
ノアの清宮海斗(27)が、方舟マットのかじ取り役に復帰する。
22日の新宿大会ではジェイク・リー(35)とのGHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦を制し、5月4日東京・両国国技館大会で王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)への挑戦が決定。ここ最近は拳王の嫌がらせで心を乱されていたが、この日は「ここ最近、面倒くさいこととか、面倒くさいこととか、面倒くさいこととか…。いろいろありましたけど、もう迷いは一切ないです」と笑顔。「やっぱりノアは、自分が引っ張っていかないとダメだと思うんで。やってやりますよ!」と拳を握った。
ここ1年ほどは新日本プロレスなど他団体に積極的に参戦。改めて痛感したことがある。「見たことがない景色を見て、そこで同世代の人たちと出会って、自然と『自分がいかなきゃな』という気持ちになっていました」と明かす。「若い人間がトップに立つことで団体が明るくなると感じたんで。両国でピープルズチャンピオンであるワグナーを倒して、僕が未来をつくっていこうと思います」
なお拳王との今後について問うと、何も聞こえなかったかのように去っていった。視界にあるのはベルトのみ。雑音を遮断し前進あるのみだ。
2024年04月23日 05:00
「ボクシング・WBA・IBF統一世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(7月7日、両国国技館)
WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35)=志成=が、7月7日に東京・両国国技館で、IBF同級王者のフェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=との2団体王座統一戦に臨むことが22日、発表された。都内で両者が出席しての記者会見が行われ、WBA王座の2度目の防衛もかかる井岡は「見ている人たちが熱くなれる試合をして、ベルトを統一した姿をお見せしたい」と王座統一を宣言。3度目の防衛戦でもあるマルティネスは「血を呼ぶかもしれない」と物騒な予告を放った。
井岡は2012年にWBCミニマム級王者として、WBA王者の八重樫東に勝って王座を統一し、WBOスーパーフライ級王者として臨んだ22年のWBA王者ジョシュア・フランコ(米国)との統一戦はドロー。「統一戦は本当に特別。簡単にできる試合ではない。今回は勝ってベルトを2本取りたい」と悲願成就を誓った。
IBF王座についても、アムナト・ルエンロン(タイ)に挑戦した14年のフライ級タイトルマッチでは、1−2の判定で惜敗。主要4団体では唯一、未戴冠とあって「全てのメジャー団体のタイトルをそろえるという上では、IBFのベルトもいちボクサーとして取りたいという気持ちが強い」と明かした。
マルティネスについては「スタイルとしてはファイターで、接近戦が強いという印象がある」と分析。「彼の得意な距離で打ち勝たないと、彼は止まらないと思う」と予測し「勝負して、その中で倒していきたい」とKO宣言した。
5月からは米ラスベガスで合宿を張る予定。12年ぶり2度目の王座統一を達成した暁には「エストラダ選手と3団体統一戦ができたらいいなと思うけど、指名試合もあると思うし」と、WBC王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)や、WBA暫定王者ダビド・ヒメネス(コスタリカ)との対戦を見据えていた。
2024年04月23日 05:00
新日本プロレスの辻陽太(30)が、混迷するIWGP世界ヘビー級王座戦線(現王者はジョン・モクスリー)に物申した。
2024年04月22日 22:30
新日本プロレス22日の後楽園ホール大会で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の内藤哲也(41)が「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」からの刺客にメッセージを送った。
LIJは今シリーズ、ウォー・ドッグスと抗争を展開しており、23日後楽園大会ではシングル5番勝負も控えている。この日の大会で内藤は鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHIと組みデビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、外道組と対戦。最後はヒロムがD(変型三角締め)で外道からギブアップを奪って、チームに勝利をもたらした。
そんな中で内藤には、ウォー・ドッグスのフィンレーから不吉な予告が発せられている。20日町田大会でフィンレーが「俺にDMしてきてるヤツがいる。そして内藤、誰かがお前との一戦を望んでいるようだぞ?」と、新たな刺客が内藤を狙っているという内容だった。
これに対し内藤は「フィンレーが言ってたよ、俺との一戦を望んでいる選手がいるってね。てっきり今日来るのかと思ったら来なかった。じゃあ明日(後楽園大会)に来るのかな? 今週末(27日)の広島大会に来るのかな? 来週(29日)の鹿児島大会に来るのかな? それとも最終戦(5月3、4日)の福岡大会に来るのかな?」と挑発的な笑み。
「どこでもいいけどさ、来るならさっさと来いよ。俺が遊んでやるぜ、カブロン!」と、早く姿を見せることを要求していた。果たして内藤を狙っている刺客とは、誰なのか――。
2024年04月22日 22:00
新日本プロレス22日の後楽園ホール大会で、TJP(39)が窮地に立つ「ユナイテッド・エンパイア(UE)」を勝利に導いた。
UEは中心メンバーだったウィル・オスプレイが2月に退団して以降、苦しい戦いを強いられている。TJPが「キャプテン」を名乗るもなかなか結果を残せず、グレート―O―カーンが詰め寄るなど空中分解の危機にも瀕していた。
そんな中で迎えたこの日は、UEが「Just 5 Guys」とシングル5対5勝ち抜き戦を行った。ユニット対抗戦を前にオーカーンは「負けるヤツがいたら国外追放もいとわない。UEの解散もいとわない」と発言。これがあまり浸透していなかったものの、蜜かに解散危機を迎えての大一番となっていた。
互いに4人ずつが脱落し、時間無制限で行われた大将同士の試合ではTJPがタイチと激突。TJPが窮地に陥ると、オーカーン、ジェフ・コブ、カラム・ニューマン、フランシスコ・アキラがセコンドとして登場しエールを送る。
仲間の絆に後押しされたTJPは、ヘビー級のタイチを相手に一歩も引かないファイトを展開。バックドロップホールドでも3カウントを許さず、おきて破りのアックスボンバーも発射した。最後はタイチのアックスボンバーを浴びながらも、電光石火の首固めで3カウントを奪い、チームに勝利をもたらした。
大将、そしてキャプテンとしての面目を保ったTJPは「オーカーン、楽しんでますか? UEにはたくさんリーダーがいる。だけど勝ったのは一人だ!」と日本語でマイクアピール。メンバーたちにタイトルマッチやリーグ戦へのエールを送ると、最後は全員が「クラウンズアップ」ポーズで勝利を分かち合い、結束をアピールしていた。
2024年04月22日 21:55
新日本プロレス22日の後楽園ホール大会で、「ハウス・オブ・トーチャー」の成田蓮(26)が海野翔太(27)を黒幕とした陰謀論を唱え始めた。
成田はシリーズの最終戦となる5月4日福岡国際センター大会でIWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリーに挑戦が決定していた。ところが20日(日本時間21日)になって事態が急転。モクスリーは24日(日本時間25日)放送の「AEW DYNAMITE」でパワーハウス・ホブス(33)と初防衛戦を行うことが電撃決定し、新日本もなぜかこれを容認したため、成田は同戦の勝者に挑戦することとなった。
モクスリーもホブスも米国にいるため、成田は前哨戦がないままシリーズを戦い続けている。この日の大会ではH.O.TのEVIL、高橋裕二郎、金丸義信、ディック東郷と組んで棚橋弘至、石井智宏、矢野通、海野翔太、ボルチン・オレッグ組と激突。悪の連係でチームの勝利をアシストした。
ちなみに5月11日(日本時間12日)の新日本米国・カリフォルニア大会では海野のIWGP世界王座への挑戦が決定済み。IWGP戦線はAEWで唐突に王座戦線が組まれた上に、3戦先まで挑戦者が決まっているという異例の事態に陥っている。
混迷に巻き込まれた成田は「モクスリーよ、誰だか知らねえヤツか? どっちだっていいよ。俺のIWGP世界を汚すんじゃねえぞ。キレイに、そして温めておけよ。いいか」と、AEWマットで王座戦を戦う両雄に厳命。
さらには「俺は一つ分かったぞ。へへへ…おい海野、テメーだろ。全ての元凶はテメーだ。モクスリーが日本に来ねえのもよ、アイツが向こうで勝手に試合するのも、全てテメーの指示だろ。とことん俺の足を引っ張ってくれるじゃねえか。この落とし前、どうつけてくれるんだ、ああ?」と、混迷の黒幕は海野と根拠なく断定し、勝手に責任をなすりつけていた。
2024年04月22日 21:45
ノアの「MONDAY MAGICシーズン2 FINAL」(22日、東京・新宿フェイス)で、清宮海斗(27)がジェイク・リーとのGHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦を制し、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.への挑戦権を手にした。
2024年04月22日 21:40
ノア22日の新宿大会で、拳王(39)が新日本のヤングライオンに参戦を呼びかけた。
この日の第2試合終了後にリングインした拳王は「ヤングライオンの子守をしてんじゃねえ」などと絡んでいる清宮海斗のつれないそぶりに愚痴ってみせた。その上で26日の新潟・万代島多目的広場大かま大会で大岩陵平戦を、さらに「ALL TOGETHER」(5月6日、東京・日本武道館)では藤田晃生戦を控えていることに触れて「気がつけば俺がヤングライオンの子守をしてんじゃねえか!」といい、自虐する。
これに笑いのこぼれる会場の真ん中で「もうこうなったらとことんやってやる。ヤングライオン! 怖くなかったら俺が胸を貸してやる。ノアのリングに上がってこい!」と新日本の若手に「WRESTLE MAGIC2024」(5月4日、東京・両国国技館)への参戦を呼びかけ。最後に「これからは拳王の逆・夢勝ちますシリーズの始まりだ!」とぶち上げるのだった。
2024年04月22日 21:35
「プロレス・新日本」(22日、後楽園ホール)
セミファイナルでウォードッグスとの10人タッグマッチを行ったロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの怪物、辻陽太が試合後のバックステージで、新日本プロレスとIWGP実行委員会の方針を痛烈に批判した。
辻は4・6両国国技館大会で同門である内藤哲也のIWGP世界ヘビー級王座に挑戦するも敗退。王座は12日(日本時間13日)の米シカゴ大会でジョン・モクスリーに移動し、5・4福岡国際センター大会で成田蓮が挑戦することが発表されたにもかかわらず、米AEWで24日(日本時間25日)にモクスリーがパワーハウス・ホブスの挑戦を受けて防衛戦を行うことが20日(日本時間21日)に急きょ、決定した。
この割り込みを、3月に過酷なニュージャパンカップを制して挑戦権を手にした辻が看過できるはずもない。「おい新日本プロレスよ、俺はガッカリだ!福岡で成田とモクスリーのタイトルマッチが決まってるっていうのに、AEWでさらにタイトルマッチが決まった。新日本プロレスよう、Xで『AEWでタイトルマッチが決まりました、電撃決定』プライドのかけらもねえのか?」と、団体を痛烈に批判。
辻は「これで分かったろ?AEWはIWGPへのリスペクトもなければ、新日本をいいように使いたいだけなんだ」と訴え、「なあ、IWGP実行委員会、そんなもの本当にあるのか?あんなら今すぐ解散しろ!」と、割り込み挑戦を認めた実行委も糾弾した。
この日の第3試合では23日・後楽園ホール大会で行われる、第27代王者の棚橋弘至、矢野通、ボルチン・オレッグ組にハウス・オブ・トーチャー(HOT)のEVIL、高橋裕二郎、金丸由伸組が挑戦するNEVER無差別級6人タッグ選手権試合の前哨戦(棚橋、石井智宏、矢野、海野翔太、ボルチン組−EVIL、成田、高橋、金丸、ディック東郷組)が行われ、挑戦者組が勝って勢いを付けた。
棚橋もHOTばりにEVILをサミングや急所打ちで攻め込んだが、最後は高橋が凶器でボルリンを一撃し、金丸がサムソンクラッチで9分55秒、ボルチンを丸め込んで3カウント。
敗れた王者組だが、バックステージで矢野は「関係ない関係ない!大事なのは明日だ明日!」、棚橋も「ボルチン、明日は絶対やり返せよ!」、ボルチンも「絶対勝ちます、ベルトを取られないように」と、立ち直りの早さを見せていた。
2024年04月22日 19:54
総合格闘家の朝倉未来が21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。自身が代表を務める「MA PROMOTIONS」が元RIZINガールで、レースクイーンとして活躍する東海林里咲と契約したことを発表した。
東海林とともに登場した朝倉は「RIZIN見ている人は知ってる人も多いんじゃないかな。正統派ラウンドガール。あんまり悪い噂が立ったこともなく、格オタからも嫌われずにきた女性です」と紹介。社長を務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の一部リングガールの言動が大炎上したこともあり、「ブレイキングガールが酷いことになってたので、全員変えるって話になったんですけど、そこでオファーを出そうかなと思って。3年間もRIZINでやっていた人なんで、この人なら大丈夫だろうとオファーしたところ、秒で断られました。ブレイキングダウンを見たことがないと。RIZIN愛が強いということで、断られたんですけど、ちょうどそのタイミングでフリーになったんで、ならばぜひうちの事務所で、と熱烈なラブコールをしたところ、入ってもらえることになりました」と、明かした。
東海林は「今は男性ファンが多いんですよ。やっぱり格闘技とレースだから。でも私的には美容とかも好きだし、お洋服も好きだから、もうちょっと女性に認知されたいなと思って。同性のファンに向けたYouTubeも撮りたいし、もちろん格闘技のことも話したりしたい」と、今後の展望を語った。ゲーム実況にも意欲をみせたが「ゲーム中、口が悪いんですよね」と話す東海林に、朝倉は「顔面が強いんでね。結構アップでワイプ入れて、口悪かったら、それはそれで人気出そう」と、思い描いた。
朝倉は「すごいポテンシャルの人気の子が入ってくれました」と、期待を込め「彼氏とかはいるんでしょうか?」と問うと、東海林は「いないです。本当にいないです。結構長く」とニッコリ。
コメント欄では「この人は即戦力」、「歴代最強のラウンドガール」、「これはえぐい、まじでかわいい」、「間違いなくRIZIN史上最高のラウンドガール!」と、沸いていた。