2021年06月20日 22:03
レイズのアロサレーナは三塁内野安打で出塁した■マリナーズ 6ー5 レイズ(日本時間18日・シアトル) 右打者に対して右投手が投じる外角低めへのカーブ、スライダー系の変化球。ボールが自分の身体から遠ざかっていくため苦手とする右打者は多い。しかし、メジャーリーグでは驚きの“悪球打ち”を披露する選手も。バットを投げ出してボールゾーンの外角変化球に対応し、内野安打にした打撃が話題になっている。 レイズのランディ・アロサレーナ外野手は17日(日本時間18日)に敵地で行われたマリナーズ戦の初回、マリナーズ先発ジャスティン・ダンがカウント1-2から投じた外角への変化球に反応。ボールゾーンに大きく外れていく軌道の変化球に対してバットを投げ出した。バットに当たった打球は三塁手タイ・フランスの前にコロコロと転がり見事内野安打で出塁した。 曲芸のようなアロサレーナの打撃映像をMLB公式インスタグラムが投稿。ファンは「あり得ない」「クレイジー」「今何か起きた?」「あの球は超エグイな」「ファンタスティック」「ゲレーロを思わせるバットコントロール」「ボール目掛けてバット投げ」「どうやってあれを打ったんだ?」とコメントを寄せた。 メジャーで“悪球打ち”といえば、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.の父で、MLB野球殿堂入りを果たしているブラディミール・ゲレーロ氏が有名。アロサレーナの一打をゲレーロ氏に重ねたファンもいた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 06:54
「ESPN」が開幕戦でメジャー各選手のアニメ化動画を公開
■ドジャース ー カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
MLBは28日(日本時間29日)、米国での開幕戦を迎えた。米スポーツ局「ESPN」は各球団のスターたちをアニメで紹介。ドジャース・大谷翔平投手も“アニメ化”され、「大谷くんが漫画の主人公のように一番カッコよかったな」といったコメントが寄せられている。
同局が公式X(旧ツイッター)で「MLBが帰ってきた。2024年は誰が勝利するだろうか」と文言とともに各球団のスターたちを紹介。ドジャースユニホームを着用した大谷は力強い眉毛が描かれている。
ジャイアンツに移籍したスネルのボールを打ち返すような描写も。この動画にSNSでは様々な意見が寄せられていた。「アニメ風もいいですね!」といったコメントのほか、「大谷くんはもうちょっとカッコいいんですけど」「アメリカンカートゥーンクオリティw」と賛否両論だった。
この日、大谷は本拠地カージナルス戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回に二塁打、5回にも安打を放つ活躍を見せた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 06:50
◆ 「二桁は勝てると思うが…」解説陣の意見は真っ二つ
ロッテ・吉井理人監督は28日、プロ野球開幕前日の会見で「数人の故障者が出てしまったが、それ以外は順調に来ている。選手たちがどのような活躍をするのか、わくわくする気持ちでいっぱい」と心中を述べた。日本ハムとの開幕戦の展望については「新庄監督と戦う時は、試合展開がどうなるか本当に楽しみなので、こちらも負けないように。多分こちらもせこせこ野球になると思う」と隣にいた日本ハム・新庄剛志監督と顔を見合わせながら、ユーモアを交えて語った。
28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024 開幕直前SP』では、明日初陣を迎えるロッテ躍進のキーマンを22名の解説陣が大予想。16名がエース・佐々木朗希の名前を挙げ、その活躍について大いに議論が交わされた。
「今季、佐々木朗希は15勝以上するか?」という質問に対しては、スタジオ出演していた解説陣9名中4名が「する」、5名が「しない」と回答し、意見が割れる結果になった。齊藤明雄氏は「二桁は勝てると思うが、中6日で24試合投げて15勝以上は厳しいと思う。怪我の心配もあるし、どこまでイニングを投げさせて、どこをリミットとするか」と懸念点を挙げた。平松政次氏も「昨年までは登板数が少なかった。今年いきなり25〜27試合投げろというのは無理だと思う」と難しさを語った。
一方で「する」と答えた岩本勉氏が「佐々木はローテーションで週1回マウンドに立って投げなければいけない投手」と指摘すると、平松氏は「それはそうでしょ、本人だって5年目で中堅なんだから、最多勝を獲らなければいけないしトップになりたいと思っているはず。しかし投げていないということは、何かあるということ。それが4年も続いているから、なかなか投げられないと思う。投げなきゃ勝てない」と佐々木の思いを汲み取りながらも強い口調で反論した。
それに対して岩本氏は「佐々木本人はメジャー志向もあるから、週1回は投げないと全てが成立しない。余程の腹の括り方をしていると思うので、15勝はしてほしい」と佐々木の将来を考えながら注文をつけた。
高いポテンシャルを秘めているからこそ、その力をシーズン通して発揮してほしいと毎年大きな期待が寄せられる佐々木。チームの優勝のためにも、投手としての自分の未来のためにも、圧倒的な成績を残せるか注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年03月29日 06:40
◆ 有識者たちが今シーズンを大予想!
いよいよ3月29日(金)に開幕するプロ野球の2024年シーズン。長いペナントレースを前に、有識者たちに課せられるのが“順位予想”という難題だ。
今年も公式戦開催日の23時からどこよりも詳しくプロ野球の情報を伝える『プロ野球ニュース』では、28日に毎年恒例となった“開幕直前SP”を放送。番組に出演する総勢22名の解説者が今季のパ・リーグの順位予想を発表した。
昨年はオリックスが、2位以下に15ゲーム差以上つけて3年連続でパ・リーグ王者に輝いた。日本シリーズでは阪神に敗れるもあと1勝まで迫り、安定した強さを見せつけた。
山本由伸と山粼福也がチームを離れたものの、自慢の投手力は今年も健在。46年ぶりのリーグ4連覇にも期待がかかるが、毎年最後までどうなるか分からないのが“戦国パ・リーグ”だ。
そんな中、解説陣の予想を見ると、昨季優勝のオリックスと強力打線を誇るソフトバンクが“2強”の様相。優勝予想は22人中12人がソフトバンク、7人がオリックスと2チームに集中した。
この“2強”は全ての識者が4位以上と予想している。今年はデッドヒートを繰り広げることになるか、それに待ったをかけるチームが出てくるのか……。最後の最後まで目が離せない。
◆ 「プロ野球ニュース」解説陣の順位予想まとめ【パ・リーグ】
▼ 1位予想
・12人=ソフトバンク
・7人=オリックス
・2人=ロッテ
・1人=西武
▼ 2位予想
・11人=オリックス
・8人=ソフトバンク
・3人=西武
▼ 3位予想
・7人=西武
・6人=日本ハム
・5人=ロッテ
・3人=オリックス
・1人=楽天
▼ 4位予想
・10人=西武
・6人=ロッテ
・3人=日本ハム
・2人=ソフトバンク
・1人=オリックス
▼ 5位予想
・8人=ロッテ
・7人=日本ハム
・6人=楽天
・1人=西武
▼ 6位予想
・15人=楽天
・6人=日本ハム
・1人=ロッテ
◆ パ・リーグ順位予想・解説者別
(左から1位・2位・3位・4位・5位・6位)
江本 孟紀: ロ ソ オ 西 楽 日
平松 政次: ソ オ ロ 西 日 楽
谷沢 健一: ソ 西 オ ロ 楽 日
大矢 明彦: ソ オ ロ 西 日 楽
田尾 安志: ソ オ 日 西 ロ 楽
齊藤 明雄: オ ソ 西 日 ロ 楽
達川 光男: ソ オ 日 ロ 西 楽
高木 豊 : 西 オ 日 ソ 楽 ロ
池田 親興: ソ オ ロ 西 日 楽
斎藤 雅樹: オ ソ 西 ロ 日 楽
笘篠 賢治: オ ソ 西 日 ロ 楽
野村 弘樹: オ ソ 西 ロ 楽 日
谷繁 元信: ソ 西 日 オ ロ 楽
真中 満 : オ 西 ロ ソ 楽 日
岩本 勉 : ソ オ 日 西 ロ 楽
仁志 敏久: オ ソ 西 ロ 楽 日
松中 信彦: ソ オ 西 日 ロ 楽
里崎 智也: ロ ソ オ 西 日 楽
五十嵐亮太: ソ オ 西 ロ 日 楽
館山 昌平: ソ オ 楽 西 ロ 日
鳥谷 敬 : ソ オ 日 西 ロ 楽
坂口 智隆: オ ソ ロ 西 日 楽
2024年03月29日 06:38
ジャイアンツとの本拠地開幕戦に先発登板
■パドレス ー ジャイアンツ(日本時間29日・サンディエゴ)
パドレス・ダルビッシュ有投手は28日(日本時間29日)、本拠地開幕戦のジャイアンツ戦に先発登板。
2024年03月29日 06:30
◆ 谷繁氏は広島→阪神のスーパースター級と評価
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース 開幕直前スペシャル』にて今季の広島の展望が話題に。中でも活躍が楽しみな選手として、3年目の田村俊介がピックアップされた。
新井貴浩監督の新体制で迎えた昨季の広島は、大方の予想を覆し一時は単独首位に立つなど奮闘するも最終盤で阪神の独走を許してしまい、2位でシーズンフィニッシュ。地力の差を見せつけられた悔しいシーズンを過ごした。
迎えた今季は、不動のスタメンだった西川龍馬がFAでオリックスに移籍し攻撃力ダウンが危ぶまれていたが、そんな穴を埋める存在として番組では3年目外野手の田村が注目を浴びた。
オープン戦では18試合出場で3本塁打に長打率.460の成績を残した20歳について、出演した野村弘樹氏は「本当にスイングが強い、長打力のある思い切りのいい選手なので……楽しみでしかない」と語り、その桁外れの破壊力に驚嘆。
また同じく出演した達川光男氏は「高校の監督がリップサービスかも分かりませんが…」と切り出すと、「ミートはイチロー。長打力は山粼武司、肩の強さは工藤公康と言っていましたよ」と驚愕の逸話を披露した。
続けて「昨日谷繁さんも広島の番組で金本(知憲)くらいになると仰ってました」と同じくスタジオ出演した谷繁元信氏に話を振ると、谷繁氏も「可能性は十分にあると思います」と同調し、底知れないポテンシャルに期待を寄せて語った。
各種メディアでは開幕スタメンも報じられており、若き主力候補として野球ファンの間では名が知れた存在だったが、その底知れない潜在能力はアマチュア時代から折り紙つきだった。2018年以来の優勝へ、広島の怪物が産声を上げようとしている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年03月29日 06:20
◆ 「15勝じゃなくてもいいので…」
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース 開幕直前スペシャル』にて今季の巨人の展望が話題に。浮沈のカギを握る選手として、菅野智之に熱視線が注がれた。
菅野は昨季、負傷で自身初の開幕一軍を逃すと、77.2回を投げ、4勝8敗、勝率.333、防御率3.36、54奪三振と主要各部門で自己最小の成績をマーク。7月には1.1回6失点と自己ワーストの内容で敗戦投手になるなど、不本意なシーズンを過ごしていた。
2年連続で開幕投手を逃すなど試練の時期を迎えている菅野だが、スタジオに出演した野村弘樹氏は「戸郷であったり、山粼伊織が出てきてますけども、菅野がやらないと優勝できないと思う」とチーム内での存在感の大きさを解説。
スタジオ内では負傷の影響などから下降曲線に入っていく可能性を指摘されるも「15勝じゃなくてもいいので、8、9、10勝くらいできれば僕は(優勝の)チャンスがあると思う」と語り、若手投手陣のみではなく菅野の経験値や技術が発揮されて初めて優勝の可能性が高まると重ねて重要性を強調した。
また同じく出演した達川光男氏は「ジャイアンツはオフに阿部新監督になって自分の所のキャッチャーを徹底分析したそうですよ」と切り出すと、続けて「そしたら1ストライク取ったらね、必ずボール球を要求して1−1という並行カウントにしてたそうですよ」と配球の問題点を指摘。
慎重な投球を心掛けるあまりリードが単調になっていたと現場の裏話を披露しつつも、監督交代で「それを“ストライクゾーンの中でどんどん攻めていきなさい、打たれたら俺が責任取るから”という事になったので、投手陣は思い切っていけるようになるのではないか」と新監督の手腕との相乗効果を期待して語った。
長きに渡り巨人の大エースとして君臨してきた菅野だが、新監督に交代して自らのポジションを死守しなければいけない正念場を迎えているのかもしれない。しかしその圧倒的な実績からくる経験値と卓越した投球論はOBからも依然と高く評価されている。3年ぶりの優勝へ頼れるベテランの復活は必要不可欠なだけに、本領発揮を楽しみに待ちたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年03月29日 06:10
◆ 高木氏は前川を「天才に近い」
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース 開幕直前スペシャル』にて今季の阪神の展望が話題に。解説者の口からは投打のキーマンとして門別啓人と前川右京の名前が挙がった。
圧倒的な強さでリーグ優勝、さらには日本一を達成した昨季の阪神。今季は球団初の連覇へファンの期待もプレッシャーもより一層高まっている。
そんな阪神の“打”のキーマンとして、スタジオでは近本光司、大山悠輔、森下翔太ら主力陣の名前が挙がる中、出演した高木豊氏は「1年間我慢して使って欲しい選手」と前川右京を猛プッシュ。
高卒2年目の昨季は規定未到達ながら33試合出場で打率.255、24安打、出塁率.346を記録するなど潜在能力の一端をうかがわせていたが、高木氏は「この若さでパンチ力もあるし、拾う事も出来るし、それでインサイド打ちもうまい。まぁ天才に近いですね」とコメント。
高卒3年目ながらパワーと器用さを併せ持つ打撃を手放しで激賞し、「どのくらいの数字を残すのか楽しみでしょうがない」と今季の活躍に期待を寄せて語った。
同じく“投”のキーマンとしてスタジオに出演した谷繁元信氏は、「ちょうどブルペンに入った時に見たんですよ……もうモノが違います」とこちらも高卒2年目の門別啓人に熱視線を浴びせた。
昨季はプロ初先発のマウンドで広島を相手に5回無失点のデビューを飾るなど非凡な素質を示したが、中でも目を引くすごみとして同じく出演した館山昌平氏は「ストレートが特殊球に見えるんですよね。狙ってもフライアウトになりそうなストレートを持っていますので、なかなか捉えられないんじゃないかな」と“直球の異質さ”を指摘して語った。
昨季から結果を残した前川と門別は、今季も大卒ルーキーに満たない年齢ながらどちらも開幕一軍の切符をつかみ取っているなど実力・将来性ともに首脳陣から高く評価されている。
チームは前年度覇者としていっそうマークが厳しくなる事が予想されているが、若き才能がそうした包囲網を突破する起爆剤になるのかもしれない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年03月29日 06:00
◆ セ界を左右するのは“伝統の一戦”か
いよいよ3月29日(金)に開幕するプロ野球の2024年シーズン。
2024年03月29日 06:00
広島の九里亜蓮投手(32)が28日、自身初の開幕投手に向けて最終調整を行った。決戦の舞台となる横浜スタジアムでのナイター練習に参加。キャッチボールなどで体を動かした。プロ11年目にしてつかんだ大役。「負けるつもりはない」と闘争心を高ぶらせ、一球入魂で出陣する。
ハマスタのナイター照明に照らされて短距離のダッシュを繰り返す。ウオーミングアップ中に見せていた笑顔が徐々に減っていき、キャッチボールではクイックも交えて力強い球を投じた。いよいよやってくる出陣の時。九里が臨戦態勢に入った。
迫り来る自身初の開幕マウンド。その心境を問われた右腕は「うーん」と考え込んだ。「特に何も考えてないですね」とあっけらかんとした表情で回答。元々野球ではあまり緊張したことのない強心臓の持ち主だ。気合はみなぎる中でも「(重圧は)特に感じてない。しっかりと自覚と責任を持って、一球一球に気持ちを込めて投げていきたい」と意気込んだ。
DeNAに対しては昨季4試合の登板で1勝2敗、防御率3・86。今年は初めて対峙(たいじ)する中で、「オープン戦を見て去年とは違って足を使ってきたり、新戦力の選手も入ってきている。昨年とはまた違うと思う」と分析。相手の変化を感じ取っている。
牧、宮崎、オースティンらの右の強打者が中軸に並ぶ相手打線には、ルーキー度会も加わった。オープン戦首位打者の度会は1番で起用される見込み。さらに投げ合うのは昨季セ・リーグ最多勝の東だ。九里は「本当に良い投手だと思うし、良い打線だと思う」と相手をリスペクトした上で、「僕自身、負けるつもりはない。しっかりと自分の投球をして最終的にチームが勝てるようにやりたい」と静かに闘志を燃やした。
右腕に開幕戦を託した新井監督は「彼は常に鼻息を荒くしている。空回りしても良いので、楽しんでとはいかないと思うけど、思い切って投げてほしい」と期待。「闘志と気迫を全面に出して投げる姿を楽しみにしたい」と背中を押した。
「当日、どういう感情が出てくるか分からないけど、それをプラスに変えてマウンドに上がりたい」と背番号11。初の大役を前に歴戦の32歳にもどこか初々しさが漂う。大舞台のマウンドに立った時、何を感じ、どんな結果をもたらすのか。新たな境地に足を踏み入れようとしている九里が、2年目を迎えた新井カープを開幕ダッシュへ導く。
【開幕戦予想スタメン】
上 本
菊 池
小 園
レイノルズ
堂 林
シャイナー
田 村
坂 倉
九 里
2024年03月29日 05:58
カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で出場
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場した。この日、ニューバランスの白いTシャツに帽子を逆さに被って球場入り。「爽やか〜」「白Tの爽やかさに目が覚めちゃった」「ご出勤も絵になる大谷さん」とファンも注目している。
ドジャースの球団公式X(旧ツイッター)が「ショウヘイが到着した」といった文言とともに投稿した写真では、白い半袖Tシャツに帽子を逆さに被って球場入りする大谷が写し出されている。ベージュのパンツにリュックを背負っている。
黒いリュックは右側の紐がねじれているお茶目な一面も。「肩紐ねじれてっぞ」「こんなにカッコいいのにリュックの紐ねじれてるとこが愛おしい」「直してやりてええええ」とほっこりしているファンが多かった。
20日付で違法賭博に関与し、大谷の資金を盗用した疑いで元通訳の水原一平氏が球団から契約解除に。「モヤモヤを吹き飛ばすようなホームランぶっ放しちゃっておくれー」と応援するファンのコメントもあった。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 05:27
カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・DH」で先発出場
■ドジャース ー カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に「2番・指名打者」で出場。初回に右翼線へ二塁打を放ったが、走塁ミスでアウトになった。
大谷は初回無死一塁の第1打席で元巨人のマイコラスと対戦。4球目の外角低めのチェンジアップをうまくとらえ右翼線へ二塁打を放った。しかし、大谷は三塁を狙ったが、一走・ベッツは三塁でストップ。二三塁間に挟まれ、走塁死となった。それでも球場は大歓声に包まれた。
その後、チームは1死三塁でフリーマンの右前適時打で先制。スミスが中前打で続くと、マンシーの右犠飛で2点目を挙げた。
大谷はオープン戦で今季初出場となった2月27日(同28日)のホワイトソックス戦で左越え1号ソロ。今月12日(同13日)のジャイアンツ戦で左越えに2号を放っていた。20日、21日に韓国で行われていたパドレスとの開幕2連戦では10打数3安打2打点1盗塁、打率.300をマークしていた。
20日付で違法賭博に関与した疑いで元通訳・水原一平氏が解雇に。21日のパドレス戦で初回に右前打を放ったものの、その後はオープン戦3試合を含めて13打席連続で快音が止まっていた。不安を払拭し、開幕戦からの連続安打も3に伸ばした。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 05:00
「選抜高校野球・準々決勝、星稜5−0阿南光」(28日、甲子園球場)
やりきった。
2024年03月29日 05:00
「選抜高校野球・準々決勝、高崎健康福祉大高崎6−1山梨学院」(28日、甲子園球場)
何度もガッツポーズを決め、喜びを爆発させた。五回、2点を先制し、なおも2死二、三塁。高崎健康福祉大高崎(群馬)の箱山遥人捕手(3年)が放った打球に場内がどよめいた。本塁打までわずかのところで左翼フェンスに直撃。2点適時三塁打とし、完全に流れをものにした。
「ふがいない結果で迷惑をかけた。仲間のためにバットを振りました」。年明けに腰痛を発症し、2月はほとんど練習できず。1、2回戦は痛みを抱えながらプレーした。それでも「トレーナーさんに毎日治療してもらって、きょうは体が動いた。家族、友人や先輩方にも声をかけてもらった」と感謝。3安打3打点と復調気配を漂わせた。
前夜、チームの全体LINEにあるものを送信。昨秋の関東大会準決勝で山梨学院に敗れ、涙を流すナインの動画だ。「特別な相手だったので、借りを返したかった」。プロ注目の熱い男が反骨心を原動力に頂点を狙う。
2024年03月29日 05:00
「選抜高校野球・準々決勝、星稜5−0阿南光」(28日、甲子園球場)
準々決勝4試合が行われ、4強が出そろった。星稜(石川)は阿南光(徳島)を破って石川県勢初の春4強入り。
特別な春に星稜が歴史の扉を開いた。石川県勢の悲願が懸かるマウンドに最後まで立っていたのは背番号「18」の2年生右腕・戸田慶星(けいた)投手。公式戦初先発初完封を果たし、偉業達成の立役者となった。
「点を少しでも取られていいやくらいの気持ちで投げていました。投げきれてうれしいです」。初回から2イニング連続で三者凡退に抑える完璧な立ち上がり。得点圏に走者を置いても力強い直球で押し切り、無四球で9つの0を並べた。
小学6年時にOBの奥川(現ヤクルト)の背中に憧れた。当時の試合映像を今でも振り返って見るほど星稜の野球に魅了され、同じユニホームに袖を通した。松井秀喜氏(元巨人など)、奥川でさえも成し得なかった石川県勢初となる春4強入り。「すごく光栄なこと」と胸を張った。
能登半島地震の被災地の思いを背負って戦う春。父・智茂さんの記録を超えた山下智将監督(42)は「何か見えない、背中を押してくれるような力がある。石川県が大変な中でたくさんのパワーをもらっています」と話す。被災地のためにではなく、被災地とともに−。石川の底力が星稜を頂点へと押し上げる。
2024年03月29日 05:00
「選抜高校野球・準々決勝、報徳学園4−1大阪桐蔭」(28日、甲子園球場)
昨春のリベンジは果たせなかった。大阪桐蔭(大阪)のドラフト候補右腕・平嶋桂知投手(3年)が初回先頭から2連続四球を出すなど2失点。エースは「去年のセンバツで負けたので勝ちたい気持ちが上回り、ボールが暴れてしまった」と悔やんだ。
27日の2回戦・対神村学園で甲子園歴代単独最多69勝を挙げた西谷浩一監督(54)は「粘り切らないといけない時に守りのミスがあり、自分たちのリズムに持ってこられなかった」と、堅い守りとしぶとい打撃の報徳学園に脱帽した。
自身の母校でもある同校との対戦は08年夏の準々決勝で勝利したが昨春、今大会は敗れ通算1勝2敗。「粘り強い報徳学園さんなのでうちもそういうチームを目指しているが、まだ足りない」と敬意を表し「今のままではダメ。じっくり練習したい」と夏に向けて出直しを誓った。