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2021年06月21日 01:32
<全米オープン 最終日◇20日◇トリーパインズGCサウスC(米カリフォルニア州)◇7652ヤード・パー71>
海外メジャーの「全米オープン」は最終日のプレーが進行中。トータル6オーバーからスタートした松山英樹はボギーなしの2バーディを奪い、2つ伸ばして後半に向かう。
出だしから危なげないゴルフ。3番までパーを重ねると4番で3メートルを沈めて初バーディ。6番でもバーディを奪った。
星野陸也はこのあと1時36分にスタート。トータル3オーバーから来年の出場権を獲得できる10位以内を目指す。
トータル5アンダーの首位タイにルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)、ラッセル・ヘンリー(米国)の3人。2打差の4位タイにローリー・マキロイ(北アイルランド)、ブライソン・デシャンボー(米国)が続く。
2024年04月20日 10:23
【ウッドランズ(米テキサス州)=平沢祐】女子ゴルフの今季メジャー第1戦、シェブロン選手権は19日、米テキサス州ウッドランズのクラブ・カールトンウッズ(パー72)で第2ラウンドが行われ、2位で出た勝みなみは4バーディー、3ボギーで通算5アンダーの5位となった。
古江彩佳、畑岡奈紗が2アンダーの21位で、笹生優花と山下美夢有はイーブンパーの41位。渋野日向子は1オーバーの49位で、稲見萌寧、西村優菜、岩井明愛が2オーバーの60位。西郷真央は予選落ちした。アタヤ・ティティクル(タイ)ら2人が8アンダーで首位。
2024年04月20日 09:34
「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・第2日」(19日、カールトンウッズ・クラブ=パー72)
101位で出た渋野日向子が5バーディー、2ボギーの69でスコアを三つ伸ばし、通算1オーバーの49位で予選を通過した。渋野が今季予選を通過するのは6戦目で初めて(1試合は予選カットなし)。
ィンで三つスコアを伸ばした渋野は折り返しの1番パー4をボギーとするなど予選通過まであと1打で終盤を迎えた。8番パー5のバーディーで2オーバーとすると、最終9番パー4も連続で奪った。
WOWOWの中継でホールアウト後のインタビューに臨んだ渋野は「目標としてはイーブンまで戻したい気持ち。スタートから気になりつつあったのでかなり緊張したラウンドになった。ちょっとでもその思いに勝ててよかった」と話した。
連続バーディー締めについては「6番の3パットで悔しかったが、8番にパー5があると切り替えた。それはこれまでと違う」。ようやく予選ラウンドを突破し「やっと今年のスタートラインに立てた。ちょっとでもこれを自信に頑張りたい。(決勝ラウンドは)久しぶりなので、楽しみながらも上を目指したい」と話した。
2024年04月20日 09:00
季節に出がち! 出るとスコアが崩れてしまう!しっかり直したい!”チーピン病”対策レッスン 「左から左に曲がる」はじつはスライサーに出やすいミス
左に出て左に曲がる引っかけ球、通称「チーピン」はコントロール不能な球でOBになりやすい最悪のミスショット。寒い冬は体の動きが悪くなって、頻発するミスでもあります。
チーピンは左に曲がるので、フック系が持ち球の人のミスだと思われがちですが、カット軌道でフェースがかぶったときにも起こりやすく、じつはスライサーにもよく出ます。
それ以外にもさまざまな要因があるので、まずは自分のチーピンがどのタイプかを知ることが大事。防ぎ方は上の3タイプに分けて解説していきますので、ミスの傾向などを参考にタイプを見極めて対策してください。 【case3】ヘッドの高さをキープ“水平素振り”でオンプレーンを意識しよう 直立して水平素振り
前傾せずに肩の高さを手とヘッドが通るように水平素振り。
顔の左前あたりで手元がヘッドを追い越すイメージをもとう
最後に、カット軌道のぶっつけ打ちで出るチーピン対策です。
これはスイング軌道が右上から左下へのカット軌道なのが諸悪の根源。コースで修正するには、肩の高さで行なう水平素振りが有効です。肩の面をヘッドがスムーズになぞるイメージを養い、上体を前傾させても同じように肩の面に対して水平に振る感覚があればチーピンは出ません。ポイントは右手の主張を抑え、右手はクラブを下から支える感覚をもつことです。 慣れたらスイングを大きく
「右向き打ち」は、まずは小さな振り幅からはじめ(画像)、
慣れてきたらスイングを大きくしていこう
練習場で修正するなら「右向き打ち」がオススメ。胸を右に向けたまま、腕だけを振って球をつかまえる。体の開きを抑え、カット軌道を緩和する効果があります。真っすぐ打ち出してフックする球が出れば、チーピンは直ったも同然です。
体の開きが早い、上体が左に突っ込む、右手がリキむなどもチーピンの原因だ 右手でクラブを下から支えて振るイメージ
右手がリキんでしまうとクラブはカット軌道になりやすい。水平素振りでも、右手はクラブを下から軽く支えるだけでOKだ
担ぎ上げてから振り下ろすのはNG
バックスイングでクラブを右上に持ち上げ、それを左下に振り下ろす感覚はカット軌道になるためチーピンのリスクも高い
いかがでしたか? このレッスンを参考に、スコアアップを目指しましょう。
レッスン=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。“アッキー〞の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。
構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=千葉セントラルゴルフクラブ
2024年04月20日 08:00
プロゴルファーの吉田優利がInstagramを更新。
2024年04月20日 07:00
日本ツアーでは男女ともに20代前半の選手の活躍が目立つようになってきた。若い選手の特徴は、飛んで曲がらないこと。女子でも250ヤード、男子では300ヤードが普通になってきた。
その要因は”ひと昔前”とは違う新しい飛ばし方にある! 岩井ツインズはツマ先立ちの代表格! 岩井千怜
妹・千怜は2年連続で年間2勝をマーク。昨季は平均飛距離が246から253ヤードに伸びた。
一時期、日本の女子ツアーでも「ベタ足スイング」の選手が活躍しましたが、今は右足をツマ先立ちにして打つ選手が主流です。昨年大活躍した岩井ツインズのインパクトは、2人そろってキレイなツマ先立ちになっています。右足がツマ先立ちになるのは、右サイドで上下方向の体重移動をしているからです。
昔の体重移動は左右でしたが、今は上下の体重移動が飛ばすためのポイントです。バックスイングでは上、ダウンスイングでは下に体重(重心)を移すことで、体の回転スピードとヘッドスピードがMAXまで上がります。 岩井明愛
昨季3勝して賞金ランキング2位になった姉・明愛の平均飛距離は257ヤードで5位。 上下に力を入れることでヘッドスピードをMAXまで上げる BackSwing:左ヒザを前に出して右ヒザを引く アドレス時よりも左ヒザを前に出して、右ヒザをうしろに引く。左足のツマ先に体重をかけつつ、腰の右側は高い位置をキープ(写真左)。バックスイングでは、体の右サイドに上方向の力が入る感覚でOK(写真右)。 DownSwing:右足をペダルのように踏み込む 右足をペダルのように踏み込んで下方向の力を入れることによって、上半身がスピーディに回転する(左写真)。右足を踏み込みながら、体全体のパワーを下方向(ポール方向)に向ける(右写真)。
いかがでしたか? インパクトの時は、上下方向の体重移動を意識しましょう!
レッスン=小野耕平●おの・こうへい/1997年生まれ。プロコーチ石井忍を師事して、大学生のころからレッスン活動を開始。最新機器や最先端のスイング理論に精通し、現在は「エースゴルフクラブ」でインストラクターを務める。
構成=野中真一
写真=相田克己
協力=エースゴルフクラブ赤坂
2024年04月20日 06:00
方向性抜群のアイアンショットでグリーンに乗せて正確なパッティングでカップにボールを入れる。これができれば、大幅なスコアアップが可能になります。
山田彩歩プロがパッティングの練習法について解説してくれます。 ボールの手前にティーを挿してアッパーに振る
ボールの転がりが悪いときは、バターとボールの間にティーを深く挿し、その頭の部分(台座)に触れないようにボールを打つ練習をします。ほんの少しアッパーに振り、フェース面の下側でボールの中心をヒット! すると、グリーン面にボールがくっついたまま、跳ねることなく順回転になる。フォローでヘッドを無理に大きく出す必要はありません。 インパクトはゆるめない!
ボールの中心をしっかりヒットすることが大事。フォローは意識せず、「打って終わり」くらいのイメージでOK
ややアッパーに振ると順回転になる
アッパー軌道を作り、フェース面の下側でボールをとらえるのが山田流。順回転で転がりがよくなる
上から打つとボールが跳ねてしまう
ややダウンブローに打つ方法もあ るが、ボールが跳ねると回転が悪 くなり、きれいに転がらない テークバックをしないでカップ方向にボールを押す スタート前に行なうと効果的です!テークバックをとらずにフォローだけでボールを打つ
練習グリーンで平らなストレートラインを見つけて、カップまで1メートルの距離にボールを置く。そして、パターでボールを押してカップに入れる。この練習は、テークバックをしないことが最大のポイントです。
手首を使わずにヘッドをカップ方向に真っすぐ出すと、フェースの向きが安定し、低くて長いフォローになる。この理想的なフォームを体感し「こういうイメージで打つんだよ」と、脳と筋肉にしっかり伝えましょう。 1メートル先のカップを狙う
テークバックをとらずに確実にカップインさせるには、1メートルくらいが最適。遠いと難しくなってしまう 手首を使って押すのは NG !
手首を使ってボールを押すと、フェースの向きが安定せず、フォローの形が毎回変わってしまうので注意しよう
構成=小山俊正
写真=田中宏幸
2024年04月20日 05:45
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
初優勝したばかりの21歳には、すでにトッププロの風格があった。竹田はスコアが伸びやすい前半に5バーディーを奪い、難しい後半は1ボギーで耐えた。最難関の17番パー3では第1打をグリーン右の崖下に落としたが、第2打を約3メートルに寄せてパーパットをねじ込んだ。攻めるホールでは攻め、守るホールでは守る。安定したプレーで首位に立った竹田は「前半はいいリズムで回れた。後半は風の判断ミスがありました」と冷静に振り返った。
93、94年の賞金女王で叔母の平瀬真由美(54)は今大会でも2勝。この日、テレビ中継の解説を務めた叔母には「17番はナイスパー」と褒められた。
今大会は兄の有男(ゆうた)さん(23)がバッグを担ぐ。兄は熊本城北高と日体大の野球部でプレーしたが、ゴルフは競技経験がなくスコアは90前後という。竹田も「私はプロキャディーさんに頼り過ぎることがあるので、今週は自分で(ラインやクラブを)判断しています」と実戦での向上を図っている。
今季、先週までの平均ストロークは唯一の60台(69・95)。確かな実力と勢いがある竹田はツアー史上4人目の初Vからの2週連続優勝へ好発進した。さらに、その先には叔母に続いて年間女王になれる可能性も秘めている。(竹内 達朗)
■ワンウェー方式全選手1番から 〇…今大会は全選手が1番からスタートする「ワンウェー方式」で行われている。第1組は午前7時、最終組は午後1時7分のスタートで6時間以上も離れていた。最終組のホールアウトは午後6時前。初日は穏やかな天候で、条件面では大きな違いはなかった。
2024年04月20日 05:00
「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース・第1日」(19日、川奈ホテルGC富士C=パー71)
プロ2年目の大須賀望(22)=フリー=が69で回り、首位と2打差の6位と好発進を決めた。
2024年04月20日 05:00
「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース・第1日」(19日、川奈ホテルGC富士C=パー71)
前週のKKT杯バンテリン・レディースで、ツアー初優勝を果たした竹田麗央(21)=ヤマエグループHD=が5バーディー、1ボギーの67をマーク。2022年の岩井千怜以来となる史上4人目の初優勝から2週連続Vへ単独首位発進を決めた。68で回った尾関彩美悠ら4人が2位。前年大会を制した神谷そらは2打差の6位につけた。
箔(はく)が付いて一皮も二皮もむけた。前週、悲願のツアー初勝利を果たした竹田の勢いは加速する一方だ。「今までは早く勝たないとという感じだったけど、伸び伸びプレーできた」と、気負うことなく自然体でスタートダッシュを決めた。
また一つ念願がかなった。スタートホールのティーグラウンドでは、ツアー優勝者として選手紹介された。「そういうアナウンスをされたかったので、うれしかった」と照れ笑い。ただ、プレーに入ると、川奈の絶景にも目もくれないほど集中力を最大限に高めた。
今週は兄・有男(ゆうた)さんがキャディー。だが、きょうだい2人で力を合わせてツアー屈指の難コースを攻略したかというと、決してそうでもない。前半からショットが決まり5バーディーの猛攻。後半のスコアは伸び悩んだものの、17番パー3ではグリーン右の崖下から寄せワンのスーパーセーブ。好プレーを連発した一方で、“相棒”にはあえて助けを求めなかった。
なぜなら、兄は日体大野球部出身で、日本ハム・矢沢宏太と同期だったアスリートだが、ゴルフは趣味でたしなむ程度。「本当は相談したいけど、どういう答えが返ってくるか分からない(笑)」と助言を送りたそうな雰囲気を醸し出した兄を横目に、マネジメントは頭の中で自己完結した。
それでも、献身的に支えてくれた。張り詰めた空気感の中でも、兄は野球談議でオリックス好きの妹の気を紛らわせてくれる。「家族なのでリラックスできますね」と竹田。叔母の平瀬真由美、母の哲子(さとこ)さんばかりが注目されがちだが、ここにも固い血の絆があった。あうんの呼吸で2週連続の頂点を目指す。
2024年04月19日 17:10
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
前週に地元のKKT杯バンテリンレディス(12〜14日、熊本空港CC)で悲願の初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が5バーディー、1ボギーの4アンダー、67で回り、首位でホールアウトした。ツアー史上4人目の初優勝からの2戦連続優勝に向けて絶好のスタートを切った。
1番パー4。スタート前の選手紹介で「先週に初優勝した竹田麗央」とアナウンスされた。「こういう感じなのか」と気分よくコースに出ると、2番から4連続バーディー。8番でもバーディーを重ねて、前半の9ホール(パー35)は30をマークした。後半はバーディーなしの1ボギーでスコアを落としたが、4アンダーで首位に立った。難関の17番パー3では第1打をグリーン右の崖下に落としたが、第2打を約3メートルに寄せてパーパットをねじ込んだ。
「前半はいいリズムで回れました。後半は風の判断ミスがありましたけど、4アンダーは良かったと思います」。竹田は笑顔で18ホールを振り返った。
1993、94年の賞金女王で叔母の平瀬真由美プロは、今大会でも2勝を挙げている(1990年、2000年)。この日、テレビ中継の解説を務めた叔母には「17番はナイスパーだったね。しっかり休んで、また、明日、頑張って」と激励を受けた。
先週に地元で、うれしい初優勝。「祝福の連絡は100件以上、いただきました」と笑顔で話す一方で「次に気持ちは切り替えています」と冷静さを保っている。今季、先週までの平均ストロークは、唯一の60台(69・9487)でランク首位。飛距離ランクは3位(254・55ヤード)。確かな実力と勢いを備える21歳がツアー史上4人目の初Vからの2戦連続優勝の快挙を成し遂げる可能性は十分にある。
◇日本女子ツアーの初優勝からの2戦連続優勝(1988年のツアー制施行後)
▽西田智慧子(1990年10月、宝インビテーショナル〜富士通レディース)
▽表純子(2005年7月、シャトレーゼクイーンズカップ〜スタンレーレディス)
▽岩井千怜(2022年8月、NEC軽井沢72〜CATレディース)
2024年04月19日 16:00
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
今季1勝でポイントランク2位の小祝さくら(ニトリ)が難関の17番パー3で、もう少しでホールインワンのナイスショットを放ち、バーディーを奪った。
打ち上げで、グリーンの左右に深い崖がある17番パー3は、日本有数のシーサイドコースの中でも名物の最難関ホール。大会期間中は達成者全員に600万円の特別賞金が贈られる。大会前日(18日)のプロアマ戦で、小祝は実測154ヤードを6アイアンでホールインワンを達成。「今まで右にも左にも(崖下に)落としたことがあります。難しいホールですが(きょうのホールインワンで)ああいうふうに打てば入るんだな、と思えた。明日(19日)もこういう感じでプレーしたいです」と、にこやかに話していた。
その言葉通り、17番で、ギャラリーに快挙再現の夢を見させた。この日のピン位置は実測177ヤード。小祝が6アイアンで放った第1打はピンに向かった。「打った瞬間というより、グリーンに乗った時『きょうも入るかも』と思った。本当に惜しかったです。でも、バーディーが取れてよかったです」と、いつも通りに、柔らかな笑みをたたえながら話した。わずか約30センチだけ届かなかったが、悠々とバーディー奪取。ツアー屈指のショットメーカーが有言実行のプレーを見せた。
小祝は2バーディー、1ボギーの1アンダー、71で回り、ホールアウト時点で12位。まずまずのスタートとなった。
先週のKKT杯バンテリンレディス(4月12〜14日、熊本空港CC)で初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が5バーディー、1ボギーの4アンダー、67で回り、首位でホールアウト。初優勝からの2週連続優勝に向けて好スタートを切った。
2024年04月19日 14:42
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
2011年大会覇者の金田久美子(スタンレー電気)が前半の9ホール(パー35)を6バーディー、1ボギーの30で回り、絶好のスタートを切ったが、後半の9ホール(パー36)はバーディーなし、4ボギーの40と苦戦し、1アンダーの70でホールアウトした。
2024年04月19日 14:12
【シェブロン選手権】第1日
【もっと読む】渋野日向子に未曾有の危機…昨季以上に精神的ダメージ大きい「5戦連続予選落ち」
◇ ◇ ◇
日本勢は最多の10人が出場する女子の海外メジャー初戦が開幕した。
昨年の大会初日、日刊ゲンダイは「シブコ 海外メジャーの『法則』」の見出しで以下の事実をこう報じた。渋野の過去のメジャー(15試合)の成績を見ると、優勝した2019年全英女子(66)や4位の20年全米女子OP(68)、22年シェブロン(69)、優勝を争って3位になった22年全英など、好成績を残した大会は例外なく初日に60台のスコアを出している。一方、20年全英(76)、21、22年全米女子OP(73、76)、22年エビアン(74)のように、初日をオーバーパーで終えた大会は予選落ち。4オーバー(93位)発進でも予選を通過したのは21年全米女子プロ(40位)だけ。初日60台なら大いに期待できるし、オーバーパーなら決勝へ進んでも上位争いは「絶望」という内容だった。
昨年の今大会は初日イーブンパーで最終日は28位でフィニッシュ。その後の出場4大会も「法則」はほぼ生きており、全米女子プロ、全米女子OP、全英女子はオーバーパー発進で予選落ち。1オーバー64位から4日間プレーしたのはエビアン(59位)のみだ。
今季の渋野はここまで5試合に出場し予選落ち4回。4日間プレーした1試合は予選カットがなく、最下位から3番目と不振にあえいでいる。
スイング改造中でショットに不安を抱えながら迎える海外メジャーの舞台は、フェアウエーは硬く、グリーンは苦手なバミューダ芝。今週は連日風も吹いており、「今の渋野にいきなり60台のスコアを期待するのは酷」と、誰もが思って迎えた注目の初日は1バーディー5ボギーの76で101位タイ。過去の成績からすると予選落ち濃厚の苦しいスタートとなった。
◇ ◇ ◇
関連記事【もっと読む】…では、渋野が直面している精神的な「未曽有の危機」について報じている。
2024年04月19日 13:02
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
2011年大会覇者の金田久美子(スタンレー電気)が前半の9ホール(パー35)を6バーディー、1ボギーの30で回り、絶好のスタートを切った。1番パー4でバーディー発進すると、4番から4連続バーディーを奪った。この日は晴天で、日本有数のシーサイドコースはさらに映える。34歳になった金田はツアー初優勝を飾った思い出の大会で健闘。大会13年ぶり、ツアー2年ぶり(2022年・樋口久子三菱電機レディス以来)の優勝を目指す。
金田は11番のボギーでスコアをひとつ落として、12番まで消化して4アンダーで首位。先週のKKT杯バンテリンレディス(4月12〜14日、熊本空港CC)で初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)も7番まで4バーディー、ボギーなしの4アンダーと好スタートを切った。
2024年04月19日 10:22
◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権(18日開幕、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)
国内で2年連続年間女王の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は3バーディー、3ボギーの72で回り、31位で発進した。この日は後半組のスタートで、日没間際のホールアウトとなった。
ラウンド後はWOWOWのインタビューに応じ、イーブンパーの内容を「前半は(2バーディーと)いいスタートが切れて、ショットが安定していたけど、後半につれてショットも曲がり、ショートゲームで拾えなかった部分が悔しいバックナインとなった」と総括した。
気温30度を超える暑さの中でのプレーだったと振り返り「暑さ対策は考えながら、集中できた」という。グリーンが硬く、傾斜もある中で感触については「まだまだだと感じた。3パットでもったいないボギーも打ってしまった。グリーンの(芝)目がきつかったり、そういうところがポイントになる」と分析した。風についても「非常に難しかった」としたが「本当に楽しくラウンドできた」と充実した表情を浮かべた。
第2日へ「考えるところは考えて、思い切ってプレーして、まずはしっかり予選通過できるように」と意気込んだ。
日本ツアーを主戦場とする山下は今季7試合に出場し、3月のアクサレディス宮崎の2位が最高。ここ2戦は5位と上位で戦い、シェブロン選手権は初出場となる。パリ五輪代表争いでは日本勢で4番手の世界ランク26位で、6月下旬までにポイントを稼ぎ、逆転での切符獲得を狙う。