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2021年07月31日 12:52
東京五輪第9日・野球 1次リーグA組、日本−メキシコ(31日、横浜スタジアム)東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」がメキシコ戦に臨んだ。「9番・捕手」で先発した甲斐拓也捕手(28)=ソフトバンク=が同点適時打を放った。1点ビハインドの二回、2安打で2死一、二塁として打席に入った。1ストライクからの2球目。直球に差し込まれながらも振り切ると、打球はゴロで中前に抜けていった。貴重な同点打で、試合を振り出しに戻した。甲斐は一回無死一塁の守備。森下が投じたワンバウンドの変化球に対して、ミットを出して捕球にいくも止められず。暴投となり、無死二塁にピンチを広げてしまっていた。最大の持ち味である守備でのミスを、バットで取り返した。試合日程へ日本代表メンバーへ
2024年04月25日 06:00
中日3―2巨人(セ・リーグ=24日)――中日が連敗を5で止めた。
同点の七回に敵失で1点を勝ち越し。涌井の後、3投手がつないでリードを守り切った。巨人は五回以降、無安打と打線が沈黙した。
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打線が思うように得点できない中では、一つのミスが命取りになる。巨人は二回に追いついて以降、攻めあぐねていた。同点のまま迎えた終盤、七回の守りで勝敗の行方を左右するプレーが出てしまった。
粘り強く投げていた赤星が先頭打者に二塁打を浴び、犠打で一死三塁。次打者が4球目を空振りし、飛び出した三塁走者を刺そうと、捕手の岸田はけん制球を投じた。ところが、送球は慌てて頭から帰塁した走者の足に当たり、球が二塁方向へ転がる間に、生還を許した。
内野ゴロでも本塁を突こうと、三塁走者はスタートを切る構えを見せていた。アウトにできればピンチを摘むビッグプレーとなっただけに、勝負にいった末の結果は責められない。捕手出身の阿部監督も「刺しにいったので、致し方ない」とかばったが、チームにとっては痛恨の失点となってしまった。
プロ7年目の27歳。大城卓がマスクをかぶることが多かった昨季は46試合の出場にとどまった。それでも、巧みな配球や若い投手陣を鼓舞するリードなど守備面の評価は高く、出番を増やしている。今季5試合目の先発出場となったこの日は、二回にいったん同点とする犠飛を放つなど、1安打1打点とバットでも気を吐いていた。
阿部監督はしばしば、プレーの成否を「紙一重」と表現する。敗戦後、ファンの声援に感謝するため、チームメートとともにグラウンドに整列した岸田は、ぐっと唇をかみ締めた。ワンプレーの重みを、強く胸に刻んだに違いない。(平山一有)
2024年04月25日 05:29
日本復帰の渡邊雄太とは以前から親交があった「本人にとって一番いい選択」
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地のナショナルズ戦前に報道陣の取材に応じ、来季から日本でプレーすることを表明したバスケ日本代表・渡邊雄太について言及。「決断自体はリスペクトしてますし、本人が納得して選んだ道というのが本人にとって一番いい選択だと僕は思う」と思いを語った。
同じ1994年生まれの渡邊は、NBAで日本人最長の6季に渡って活躍。エンゼルス時代の2019年6月7日(同8日)のマリナーズ戦前に交流するなど、以前から親交があった。「同じ日本の選手としてアメリカでやっていたことも。同級生でしたし、そこは僕も刺激にしていたので。寂しい気持ちと改めて頑張ってほしい気持ちがあるかなと思います」。
メッセージのやり取りはこれからだという。「まだですね。共有の方から色々と話は聞いていたので。落ち着いた段階でしたいなと思います」と話した。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 05:11
○ カージナルス 5−1 ダイヤモンドバックス ●
<現地時間4月24日 ブッシュ・スタジアム>
セントルイス・カージナルスが終盤に得点を重ねて逆転勝利。ラーズ・ヌートバー外野手(26)は「6番・右翼手」でフル出場し、第4打席で2点適時打を放った。
1点先制を許したカージナルスは、昨季前半戦までチームに所属していた相手先発モンゴメリーに対して5回まで2安打止まり。しかし6回裏、1番ブレンダン・ドノバンと2番ウィルソン・コントレラスの連打で好機を作ると、3番ノーラン・アレナドが同点の適時打。さらに暴投で1点を加え、逆転に成功。続く7回裏はノーラン・ゴーマンの適時打で追加点を挙げ、元同僚を打順3巡目で攻略した。
8回裏には、一死満塁からヌートバーが右越えの2点適時二塁打を放ってダメ押し。カード勝ち越しを決めた。
投手陣では、今季新加入の先発カイル・ギブソンが6回1失点、6奪三振の好投で本拠地初勝利。2番手ジョジョ・ロメロ、3番手アンドルー・キトレッジが揃ってMLB全体トップの8ホールド目をマークした。
この試合のヌートバーは4打数1安打、2打点、1三振の内容で2試合ぶりに安打と打点をマーク。今季成績は打率.220、OPS.713となっている。
2024年04月25日 05:01
「楽天(降雨中止)日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)
雨天中止の影響で24日に先発予定だった楽天・岸が、25日にスライドとなった。
2024年04月25日 05:01
「ヤクルト(降雨中止)広島」(24日、神宮球場)
最下位のヤクルトに恵みの雨だ。現在3連敗中と苦しむ中、25日の広島戦は先発・高橋で連敗ストップに挑む。
前回登板で今季初勝利した左腕だが、打線の援護に恵まれた白星だった。指揮官も「なんじゃ、あのピッチングは」と叱咤(しった)したといい、高橋自身も「いい勝ち方ではなかった」と猛省。「自分が試合を作って勝てれば1番いい」。今度は苦しむ打線を救う快投を見せたい。
2024年04月25日 05:01
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
DeNAは、守護神のまさかの乱調で、手中に収めかけた勝利がついえた。
2点リードで迎えた九回、山崎がマウンドに上がったが、先頭の代打・糸原から3連打で無死満塁とされ、森下に押し出し死球。1死も取れないまま徳山に交代し、痛恨の逆転を許した。三浦監督は「昨日とは別人のようだった」と話し、「勝ちきれなかったのは監督の責任」と話した。
2024年04月25日 05:01
「ウエスタン、阪神2−9中日」(24日、鳴尾浜球場)
攻守で魅せた。阪神のドラフト3位・山田(仙台育英)が持ち味の守備と4月4日以来となる適時打を放ち躍動した。
五回1死一、二塁。「走者がいたらかえしたいって気持ちはありますけど、思いっきり振りがちなんで、気持ちを落ち着かせて楽に、いつもよりもちょっと軽く振る感覚で」と打席に入り、「しっかり自分のスイングをしていこう」と148キロ直球を振り抜いた。打球は大きく伸びて中堅フェンス直撃となる貴重な適時二塁打に。「いい結果が付いた」と11試合ぶりとなる打点に喜んだ。
さらにこの回の遊撃の守備でも存在感をアピールした。ビシエドの三遊間を抜けるかと思われた打球をダイビングキャッチし、素早く立ち上がって送球、アウトとした。「引っ張りが多かったので」と三塁側に寄って“ビシエドシフト”を敷いていたことが功を奏した。「イチかバチかの勝負だったんで。投げて正解だった」。好捕に納得の表情を見せるも「難しい打球をどう粘れるかと球際への強さっていうのを課題としてやってます」ともう一段階上を目指す。
ここまでウエスタンで23試合に出場して68打数17安打で打率・250。「初球から振る」打席の中での意識と、守備により一層磨きをかける。
2024年04月25日 05:01
「オリックス4−3西武」(24日、京セラドーム大阪)
サヨナラ男のオリックス・紅林が試合を決めた。
2024年04月25日 05:01
「ロッテ1(降雨コールド)10ソフトバンク」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは高野脩、二保の継投で10失点し、今季ワーストの5連敗。
高野脩は今季初先発で3回2失点。打者一巡までが当初のプランだったが、吉井監督は「二回で一回りした。二回り持つかなと投げさせた。交代のタイミングを間違えた」と反省。四回から登板した二保は1回2/3を8失点(自責4)と炎上。指揮官は「出す場面を間違えた。すごく恥をかかせたので申し訳ないことをした」と頭を下げた。
2024年04月25日 05:01
「巨人2−3中日」(24日、東京ドーム)
あと一本が出ない。巨人は東京ドームに帰ってきた一戦で接戦を落とし、連勝を逃した。阿部監督は「バントもミスしているし、そりゃ勝てないですよね。そういう流れになっちゃってるからね」と厳しい口調で嘆いた。
攻撃陣は2−2の四回に無死一、二塁と絶好の勝ち越しチャンスを迎える。だが赤星が送りバントを失敗し、得点を奪えず。三回以降はスコアボードに0を並べ続ける悪い流れとなった。これでチームは9戦連続2得点以下と、貧打が続いている。
「ピッチャーが頑張ってくれている。ピッチャーは継続して、野手が何とか打って点を取ればいいだけなんで。課題は明確ですよ」。中日と入れ替わりで3位に転落。打線の奮起を待つ。
2024年04月25日 05:01
「楽天(降雨中止)日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)
日本ハムの新庄剛志監督(52)が24日、上位争いキープへ配置転換に着手する。この日の楽天戦は雨天中止となり、「金村君に先発の準備もさせていかないと」と開幕からセットアッパーとして活躍する右腕の先発転向を明言した。
5月21日から4週連続で6連戦が続く。「6連戦、6連戦でつながっていく時に、今から準備させとかないと。急にはできない。僕は前もってやるタイプ」。過密日程をにらんで、先手を打って先発陣を強化する考えだ。
調整法も斬新だ。通常なら2軍で準備させるが「次2回、次3回とか、こっち(1軍)で先発の準備をさせて。ゲームに参加しながらの方が僕はいいと思う」。1軍でイニング数を伸ばしながら登板し、同時に先発調整する一石二鳥の“新庄流”を取り入れる。
もともと先発候補だった金村は、開幕前に中継ぎに回った。先発再転向に「(中継ぎで)いろいろ経験したいなというのはあります」と困惑気味だったが「先発に戻っても、この経験は生かされる」と前を向く。新庄監督は「将来的には間違いなく先発」と期待。最低目標のAクラス入りへ、厚い先発陣で連戦を乗り切る。
2024年04月25日 05:01
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
雨が降りしきる中、集中力は切らさなかった。
2024年04月25日 05:01
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
悔しいミスも、森下はしっかり打席で取り返した。七回、逆転を許した2死一塁で、石上の打球を後逸。3点目を許し、2点差に。八回1死でも関根の打球に目測を誤り、二塁打とした。雨で視界が悪かったとはいえ、痛恨だった。
それでも2点を追う九回に無死満塁の挽回のチャンスが回ってきた。「自分がエラーして2点差にしてしまったので、なんとか大山さんにつなごう」と打席に。山崎から押し出し死球で1点をもぎ取り、逆転勝利を導いた。
試合後は「勝ったことがすべて」と何より勝利を喜んだ。七回には自己最長の8試合連続安打となる右前打も記録したが、もちろん守備についての反省も忘れない。「風もそうですけど、地面もぬれていた。なかなか甲子園だと経験できないので、こういう人工芝のグラウンドになった時に練習を積んで次はないようにしたい」。失敗も糧にして、森下は成長し続ける。
2024年04月25日 05:01
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
助っ人の選球眼が逆転勝利に直結した。九回、阪神・ノイジーがこの日自身2個目となる押し出し四球を選び、勝ち越しに成功すると力強くほえた。今季初のマルチ安打もマークし「終盤まで得点できてなかったので、いいところで回ってきてチームのためにしっかり自分のできることをやりたくて。悪天候の中で最後勝ち越しできたのは、本当に大きかった」と大仕事を誇った。
同点とした直後、九回無死満塁での打席だった。この試合まで、得点圏打率は0割(12打数無安打)とチャンスで力を発揮できていなかった。一振りで勝負を決めたい場面でも、チームプレーに徹底。制球の定まらない徳山を相手に、無理にバットを振ることなくストレートの四球で勝ち越し点をもたらした。
五回2死満塁では、追い込まれてから四球を勝ち取って先制点。押し出しでの2打点に加えて、二回と四回は先頭で安打を放ちチャンスも演出。「今、いい調子で打つことができています。今日の勝ちはチームでつないだおかげ」。自分の手柄ではない。仲間をたたえて、7連勝をかみ締めた。
2024年04月25日 05:01
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
満塁男が勝負どころで本領を発揮した。阪神・木浪が勝利をたぐり寄せる価値ある追加点をたたき出した。
九回。3点を奪って逆転し、4−3で迎えた2死満塁だった。徳山の初球。高めに浮いた直球を捉えて左前適時打を放った。
「とにかく初球をいくって決めていた。前のバッターの梅野さんが(四球で)つないでくれたので。満塁になって、ネクストからしっかり準備できていたので。あそこは思い切りいきました」
15打席ぶりの安打で2点差に広げ、DeNAの戦意をそいだ。さらに試合前から降り続けた雨で、終盤のグラウンドコンディションは最悪な状態。ブルペンにはゲラと岩崎が控えていたとはいえ、思わぬアクシデントが起きることも想定すれば大きな1点となった。
「やっぱり1点差で守るよりは、もう1点入って守った方がチーム的にも良いですし、自分的にもあそこは打ちたい場面だったので」と会心の一打を納得した様子で振り返った。
昨季は満塁で18打数8安打、打率・444、1本塁打、19打点を記録した。満塁での今季初打席となった19日・中日戦の二回1死満塁でも右前適時打を放っており、今季は満塁で2打数2安打、2打点となった。恐怖の8番打者の勝負強さは健在だ。