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2021年07月31日 15:04
現在U-24日本代表が躍進を続けている東京オリンピック。ここから3年後、2024年にはパリ五輪が開催される。 若い選手の台頭が著しい日本サッカーにおいて、次にどんな有望な選手が日の丸を背負うことになるのかは誰しもが気になるところだ。ここでは、育成年代に詳しいライターの吉田太郎氏に、パリ五輪の布陣を、主に現U-17〜U-20代表(2001〜2004年生まれ)のメンバーから選んで予想してもらった。 ――◆――◆―― パリ五輪世代のU-20代表候補では、Jリーガーと大学生の“逆転現象”が起きている。新型コロナウイルスの影響によって国際大会が中止となり、現在できる強化の一環として国内キャンプで大学生を大量招集。トレーニング、練習試合を取材したが、高校卒業時にはプロ入りを果たせなかった大学生たちが、代表組のJリーガーを“食っていた”印象だ。 Jリーグで出場機会の少ない選手たちのコンディションの悪さが目立つ一方、練習試合でU-20代表候補に連勝した全日本大学選抜を含めて大学生がアピール。これまで年代別日本代表の中心だった選手も、出場機会を得られなければ代表定着は難しい。そのため、今回は今年クラブで出場機会を掴んで活躍、進化している選手を中心にパリ五輪メンバーを予想した。 東京五輪はプロ入り2年目の大卒選手、MF三笘薫やMF旗手怜央、MF相馬勇紀、FW林大地がメンバー入り。FW上田綺世も大学経由での東京五輪出場だ。パリ五輪はふたたびU-23で実施されるため同条件とは言えないが、パリ五輪メンバーにも大学サッカー経験者が食い込む可能性は十分にある。ともに2019年U-17ワールドカップメンバーで、全日本大学選抜として出場したU-20代表候補戦で特長を発揮していたMF山内翔(筑波大)とMF光田脩人(早稲田大)はとくに注目だ。 定点観測している高校生からは、Jリーグ、世界で年上の選手たちとの戦いを重ね、U-24代表にも選出された左SB中野伸哉(鳥栖)を選出。加えて、“怪物”CBチェイス・アンリ(尚志高)とMF古川陽介(静岡学園高)、そしてサブにMF吉田温紀(名古屋U-18)をピックアップした。 アンリは“飛び級”選出されたU-20代表候補合宿で堂々のプレー。得意のヘッドや対人守備が十分に通用することを印象づけた。練習参加したAZ(オランダ)でも、年上の選手たちのなかで存在感を発揮していたというCBの伸びしろは、非常に大きい。同じくU-20代表候補合宿で、技術力の高さとインターセプトでアピールした吉田は、本職のボランチに加えCB、SBでも質の高いプレーが可能。名門・静岡学園高で歴代屈指のドリブラーと評される古川も期待値込みで11人に加えた。 本来エース格のMF久保建英は、東京五輪で五輪に未練がなくなるほどの活躍をしてくれるはず。彼に代わるエースとして期待したいのは、FW斉藤光毅(ロンメル)だ。2001年生まれ世代で最も久保に近い才能。鋭いドリブル、抜け出しからのフィニッシュで日本の牽引役になる。 また、“世界基準”のGK鈴木彩艶(浦和)には、2019年U-17ワールドカップ時のように、東京五輪でサブだった悔しさをパリ世代の守護神として大いに晴らしてもらいたい。 ともに所属クラブで定位置を獲得し、貢献度の高いプレーをしているMF松岡大起(鳥栖)と右SB半田陸(山形)、J1で6得点のMF荒木遼太郎(鹿島)は中心選手になりうる存在。相模原への期限付き移籍直後から先発出場中のCB藤原優大は、青森山田高仕込みの球際の強さと高さ、そして経験値でほかのDFとの差をつけるのではないか。 2トップの一角は“将来性枠”に。「走る・跳ぶ」が魅力の大型FW中島大嘉(札幌)、サブには198センチでしなやかさと巧さを兼ね備えた中学3年生のMF木吹翔太(JFAアカデミー福島U-15WEST)という“規格外”を抜擢した。取材・文●吉田太郎【PHOTO】期待の新人勢揃い!2021シーズンJクラブに入団した「高校&大学・新卒ルーキー」をチェック!
2024年04月23日 19:42
アーセナルの冨安健洋は、チェルシー戦で復帰を果たすのか。
現地時間4月17日に行なわれたチャンピオンズリーグの準々決勝・第2レグ、バイエルンとの一戦で約4か月半ぶりのスタメン出場を果たした冨安。しかし、3日後のプレミアリーグ第34節・ウォルバーハンプトン戦ではメンバー外となった。
この理由について、ミケル・アルテタ監督は「(バイエルン戦で)打撲を負い、少し腫れもあり、このゲームでプレーするにはフィットしていなかった」と説明していた。
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23日にはチェルシーとのホームゲームを控えるなか、アーセナルの地元メディア『football.london』は、冨安が復帰すると予想。さらに、スタメンでの起用を望んでいるようだ。
「夢のシナリオを描くなら、この日本代表DFは絶好調のコール・パーマーを止めるのにはうってつけだ。しかしパーマーは体調不良で練習を休んでいるため、欠場するかもしれないという情報もある。
それでも、ガナーズ戦での奇跡的な回復も、決して否定はできない。もし彼が出場するのであれば、冨安が先発で優先されるのは間違いない」
注目必至のロンドンダービーは、日本時間で24日の4時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 19:41
“スーペル・デポル”の異名で欧州を席巻してから約20年、凋落の一途を辿ったデポルティーボはプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部相当)にまで戦いの舞台を下げたが、それでもサポーターの熱量は衰えていないようだ。
20日にプリメーラ・フェデラシオン・グループ1第33節が行われ、デポルティーボはクルトゥラル・レオネサと対戦した。FWルーカス・ペレスとFWダビド・アルバレスのゴールで2−0の勝利を収めた、この試合を観戦しようと本拠地『エスタディオ・デ・リアソール』には29097人が来場。同リーグの1試合における最多入場者数記録を更新たという。さらに『アス』によると、15日前に行われた第31節ウニオニスタス・デ・サラマンカ戦では26566人の動員数を記録したわけだが、同週末にその数を上回ったのは、コパ・デル・レイ決勝戦だけだったと指摘(1部は延期されていた1試合のみ開催)。「リアソールはスペイン国内で、毎節入場者数が多いスタジアムのトップ10に入っており、試合が行われる1部クラブのスタジアムによってはトップ5にも名を連ねると」と綴っている。
加えて、翌日に行われた女子チームの入場者数も記録的なものになったとのことだ。プリメーラ・フェデラシオン(スペイン女子2部)第25節カセレニョ戦には14057人を動員し、こちらも同カテゴリーの1試合における最多入場者数記録を塗り替えるものに。また、同試合に3−1で勝利した女子チームは、リーガF(スペイン女子1部)昇格を確定させている。
男子チームに話を戻すと、今シーズンのシーズンチケット会員は28000人を超えているという。本拠地の収容人数は32000人程で、そこからアウェイチームに割り当てられる席数を除くと、毎試合シーズンチケット会員で大半が埋まる現状だ。そんなデポルティーボは、第33節終了時点で2位と6ポイント差の首位と、5年ぶりの2部リーグ復帰が近づいている。チャンピオンズリーグ史に残る大逆転劇などが生まれた『リアソール』の熱狂は、たとえ3部リーグでも衰えることを知らない。
2024年04月23日 19:39
元日本代表MFの小野伸二氏が、4月23日にフジテレビ系列で放送されたサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」に出演。ヴィッセル神戸のFW大迫勇也のプレーを称賛した。
神戸は同20日、J1第10節で湘南ベルマーレと敵地で対戦。スコアレスで迎えた90+3分、武藤嘉紀のゴールで均衡を破り、1−0の勝利を収めた。
決勝点の場面では、大迫の動きが光った。山口蛍の縦パスをボックス内で受けた背番号10が折り返す。これは敵DFに弾かれたものの、味方と相手が競って、こぼれたボールを素早く回収した大迫の正確なラストパスから武藤が決めた。
【動画】神戸FW大迫勇也のアシストで武藤嘉紀が決勝弾
小野氏は、大迫がクロスを上げた後のプレーに注目する。
「誰よりも早く反応しているんですよ、セカンドボールに。たぶん、ボールの位置、相手、自分のチームメイトの競り合いの形を見て、『あ、これ、落ちてくる』と予測できたと思うんですね。1人動き出し、相手選手は止まっていますから。その後、ゴールに結びつけるパス。最高でしたね」
“半端ないストライカー”がゴール以外でも見せ場を作った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 19:37
フランクフルトはいつも週頭にメディア関係の予定を知らせてくれる。
2024年04月23日 19:34
ジョゼ・モウリーニョ氏が、マンチェスター・ユナイテッド指揮官時代の教え子であり、現在はユヴェントスに所属する元フランス代表MFポール・ポグバについて言及した。22日、イギリス紙『テレグラフ』のインタビュー内でコメントしている。
昨年8月20日に行われたセリエA開幕節ウディネーゼ戦後の薬物検査で、筋力増強などの作用があるテストステロン値の上昇が確認されたポグバ。イタリア反ドーピング機構(NADO)から暫定的な資格停止処分を科された同選手は、検査結果を不服として再検査を実施したものの、新たに採取したBサンプルでも再び陽性が確認されたため、2月29日にイタリア反ドーピング裁決機関(TNA)から4年間の出場停止処分が下された。
ポグバ加入と同時期である2016年夏にマンチェスター・ユナイテッドと契約し、2018−2019シーズンの序盤には同選手との確執が報じられたモウリーニョ氏は、ポグバについて「ただひとつ言えるのは、キャリアのある時期には、ほとんど誰にでもあることだ」と前置きしつつ、「自分が何者なのか、そして自分がどうあるべきなのかを少しずつ失ってしまうのだ」と発言。「フランスがワールドカップで優勝した後のシーズン、ポール(・ポグバ)は違った姿で戻ってきたと思う」と2018年に開催されたFIFAワールドカップロシアを経て、ポグバに変化が生まれていったと明かしている。
また、「ワールドカップは、彼にとってサッカーが最も重要なことではない次元に彼を引き込んだ」と見解を告白。一方で、過去に対立を繰り返したポグバの現状に対しては、「ポールの状況を全く楽しんでいない」と自らの心境を吐露した。
2024年04月23日 19:12
感情を爆発させた印象的なシーンだった。
U-23日本代表は現地4月22日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップのグループステージ第3節で、U-23韓国代表と対戦し、0−1で敗戦した。
今回はベンチで出場機会のなかったGK小久保玲央ブライアンは試合後、全員がロッカールームに戻る直前、地面に向かって吠えた。明るい性格で、チームのムードメーカー的役割の守護神は、なぜスタジアムに響き渡るほどの大声を張り上げたのか。
小久保は「悔しかったから出た発言。勝ちたかったなかですごく悔しかったので、感情が出ちゃったシーンでした」とし、こう語った。
「チマ(藤田譲瑠チマ)、プラス自分がベンチから声を出していたのも、やっぱりこのチームが自分の中で好きなので、全員で勝って喜びたいというのがある。暗い雰囲気も好きじゃないですし、自分は今日試合に出ていないですけど、なんか自分のことのように悔しいですし、勝ちたかったなと。悔しい思いから感情的になってしまった」
【PHOTO】U-23日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点・寸評。守備陣で唯一の及第点だったのは...
悔しさから思わず出た珍しい行動。ただロッカールームに戻れば、チームの雰囲気はすでに次に向けて切り替えており、小久保自身も落ち着きを取り戻せたという。
「特にチマを中心に次のカタール戦に向けて、パリ五輪の切符を掴むために、また切り替えてリカバーしていこうという話があったので、チームみんなポジティブな考えができてるなと。みんな切り替えられていたので、次に向かっていきたいと思います」
韓国に敗れたが、まだ今大会が終わったわけではない。2位でグループステージ突破を決めた日本は、25日に準々決勝で開催国のカタールと対戦。大岩ジャパンは切り替えて、ベスト4がかかる一戦に挑む。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月23日 19:00
Jリーグは23日、ホームグロウン制度における2024シーズンのホームグロウン選手の人数および不遵守への対応を発表した。
ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入されたもの。Jクラブはホームグロウン選手を規程の人数以上、トップチームに登録する必要がある。
2024シーズンの規程人数は、J1:4名、J2/ J3:2名となっている。
J1・J2・J3各クラブのホームグロウン選手人数は以下の通り(※カウント基準日は第1登録ウインドー終了の3月27日)。
■J1
15名 広島
13名 柏
12名 FC東京
11名 鹿島
10名 川崎F、横浜FM、磐田
8名 札幌、名古屋、京都、G大阪、C大阪、神戸
7名 浦和、東京V
6名 湘南、新潟
5名 福岡
4名 町田、鳥栖
■J2
11名 清水、大分
7名 千葉、山形
6名 愛媛、甲府
5名 仙台
4名 熊本、横浜FC、長崎、栃木
3名 山口、徳島、鹿児島
2名 水戸、秋田、岡山
1名 群馬
0名 いわき、藤枝
■J3
13名 大宮
4名 沼津、讃岐、鳥取、松本
3名 長野、金沢、北九州
2名 今治、琉球、岐阜
1名 宮崎、富山、YS横浜
0名 福島、八戸、相模原、奈良、岩手、FC大阪
※ホームグロウン選手は、Jリーグ公式サイトの選手名鑑で「HG」と表記
※第2種トップ可、特別指定選手は対象外
J1最多はミヒャエル・スキッベ監督のもと3位につけるサンフレッチェ広島。実にチームの半数近い15名のホームグロウン選手が在籍している。
一方、J1最少は首位のFC町田ゼルビアと17位のサガン鳥栖。数年前にはアカデミーから次々とタレントを輩出していた鳥栖だが、その多くが移籍したこともあり4名と意外な位置になった。
ちなみに、ホームグロウン(HG)選手の定義はこちら。
・12歳から21歳の間、990日以上、自クラブで登録していた選手
・満12歳の誕生日を含むシーズンから、満21歳の誕生日を含むシーズンまでを対象とする
・期間は連続していなくてよい
・期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録とみなす
・21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウントする
・選手を国籍、又はプロ/アマの別、又は年齢で区別しない
・JFA・Jリーグ特別指定選手は、HG選手と見なさない
【インタビュー】中村俊輔さんに“レジェンドクリニック”で聞いた!「うまい選手」と「こわい選手」の違いとは
J2/J3の規程人数(2名)に満たなかったJ2の3クラブとJ3の9クラブは、2025シーズンのプロA選手「25名枠」から不足人数分が減じられる。
2024年04月23日 18:50
覚えているのは就任会見で語られたその言葉だ。
2024年04月23日 18:37
J3の松本山雅FCは4月23日、2024サマーユニフォームのデザインを発表した。
同ユニのコンセプトは、シーズンユニと同様に「雷鳥」。クラブは公式サイトで「冬仕様から夏仕様の羽に姿を変えた雷鳥をイメージしたユニフォームは、世界的にも珍しいブラウンカラーを採用したスペシャルなユニフォームに仕上がりました」と説明している。
【画像】「激シブじゃん」など反響! 松本のサマーユニ
この特別仕様のユニを公開したクラブの公式Xには、以下のような声が上がった。
「デザイン攻めててめっちゃいい!欲しいなぁ」
「凄いデザイン!」
「ザンクトパウリみたいでカッコいいじゃん!」
「山雅の雷鳥ユニ格好いいな」
「良き良き」
「カッコいい!!センスいいな〜」
「おお、渋い」
「いいじゃん」
「ちょっとヴィッセルっぽい色合い...?」
「激シブじゃん」
なお、このユニフォームは、7月にホームで行なわれるJ3第21節のFC大阪戦と23節の福島ユナイテッドFC戦で着用される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 18:30
今季限りでの退団が発表されたバイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督の後任がなかなか決まらない。有力候補と見られていたレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督は来季もレヴァークーゼンで指揮を執ると表明し、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督もドイツサッカー連盟(DFB)と契約延長で合意。両者はバイエルンの候補者リストから姿を消した。
そうした中、ドイツ紙『Bild』はアストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督がバイエルン首脳陣の中で新監督候補として検討されていると報じている。同監督はセビージャ、パリ・サンジェルマン、アーセナルなどで監督を歴任し、2022-23シーズン途中からアストン・ヴィラの監督に就任。2季目となる今季はここまでプレミアリーグで4位につけるなど、監督就任時は降格の危機にあったヴィラを上位争いができるチームに変貌させた。
その手腕を買ってトゥヘル監督の後任を託したいというのがバイエルンの考えのようだが、エメリ監督自身は21日に行われたプレミアリーグ第34節ボーンマス戦後、「私はここでの仕事に100%集中している」と語って退団の意思がないことを明言した。
また、『Bild』もエメリ監督がバイエルンで指揮を執る可能性は低いだろうと予想している。
ウェス・エデンズ氏とナセフ・サウィリス氏がオーナーを務めるヴィラには潤沢な資金があり、さらに同クラブでスポーツディレクターを務めているモンチ氏とエメリ監督はセビージャ時代に一緒に働いた間柄。チーム編成を計画するにあたって、希望する選手の獲得が実現しやすい環境にあるヴィラを退団してバイエルンに来るという選択肢は、エメリ監督にとって現実的なものなのだろうかと同紙は疑問を呈している。
ヴィラよりも高い給料を提示し、さらに選手獲得についての決定権を保証するといった破格の待遇でなければ実現は難しいようだ。
2024年04月23日 18:14
4月24日に開催されるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の準決勝第2戦で、蔚山現代(韓国)は横浜F・マリノスと敵地で激突する。この一戦を前に、ホン・ミョンボ監督が前日会見に出席した。
準々決勝で同じKリーグの全北現代を撃破した蔚山現代は、横浜をホームに迎えた準決勝第1戦で1−0の勝利。アドバンテージを持って第2戦に臨む。ホン・ミョンボ監督は、こう意気込みを語った。
「ファーストレグは終わって、セカンドレグのみとなりました。明日に関してはベストを尽くして戦うのみです」
【PHOTO】現地・韓国で熱烈後押し!ACL準決勝第1戦に集結した横浜F・マリノスサポーターを特集!
選手たちには以下のことを伝えたという。
「第1戦の結果を忘れること。アウェーゲームで難しい時間だったり、タイミングがある。100パーセントしっかり出し続けてプレーすることが大事」
今大会で蔚山現代は、グループステージで川崎フロンターレと、ラウンド16でヴァンフォーレ甲府と対戦している。
現役時代には、1997年からの2シーズンをベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)、99年からの3シーズンを柏レイソルでプレーした経験のある55歳の指揮官は、「今回のACLでJリーグのチームと対戦して、日本サッカーの印象は?」と問われると、「私がプレーしたのはだいぶ前のことなので、正確なことはコメントしづらい部分はある」としつつ、こう言及した。
「日本のサッカーは目的意識だったり、しっかり意図を持ってプレーしていると感じます。我々のチームの中にも(江坂任やファン・ソッコら)Jリーグでプレーした経験のある選手がいますので、そういった選手の経験も活かしたい」
横浜は、Jリーグ勢を打ち破ってきた韓国の難敵を下し、クラブ初の決勝進出を果たせるか。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月23日 18:11
スポルティングを率いるルベン・アモリム監督が、ウェストハムとの会談を終えてポルトガルに帰国したようだ。
2024年04月23日 18:01
鎌田大地が来季もラツィオでプレーするかは分からない。イゴール・トゥドール監督の就任で、一時はゼロに近いと見られていた残留の可能性が再び騒がれるようになったことは確かだ。
マウリツィオ・サッリ前監督の下で4−3−3のインサイドハーフを務めた鎌田は、開幕直後に1得点・1アシストを記録したものの、大きなインパクトを残せず。チームともかみ合わず、出場機会が減っていった。
だが、トゥドール監督が3−4−2−1を導入してから、鎌田はダブルボランチの一角として躍動。攻守両面で存在感を高め、セリエA前節ジェノア戦では約7か月ぶりにアシストを記録した。
【動画】伊メディアが絶賛した鎌田の絶妙アシスト
周知のとおり、指揮官は鎌田に賛辞を寄せ続けている。4月23日に行われるコッパ・イタリア準決勝第2レグを前にした会見でも、選手を評価していることをうかがわせた。
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』によると、トゥドールは「ある種のプレースタイルは、選手を助けるときもあれば、そうでないときもある。サッカーでは毎日あることだ」と話している。
「彼は良い青年だよ。サッカーに関しては完成されている。私のサッカーの一員となる才能を全て備えている」
ユベントスとの23日の試合で、鎌田はベンチスタートになると見られている。だが、0−2からの逆転を目ざすうえで、途中出場からの活躍が期待されるところだ。
チームとの関係が深まり、好調が続けば、鎌田が契約延長オプションの行使を選ぶこともあるかもしれない。クラブのクラウディオ・ロティート会長は、「カマダを見たか?彼が精神的に解放されたのは、トゥドールが彼をあてにしたからだ」と話している。
「シーズン後に彼が残留に納得するかを見てみよう。彼は自分の運命を手にしている」
監督交代を機に、大きく状況が好転した鎌田を待つのは、どのような運命なのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 18:00
スロバキアサッカー協会(SFZ)、キットサプライヤーNike、そしてSFZのパートナー企業である11teamsportsの三者は19日、欧州選手権(EURO2024)に向けたスロバキア代表の新ユニフォームを発表した。Slovakia 2024 Nike Home
スロバキア代表 2024 Nike ホーム ユニフォーム
2024新ホームユニフォームは、2018モデルからの継続でブルーを基調色に採用。これまでと異なるのは、各部に配したレッドの大胆な差し色だ。
かつてのスロバキアのホームユニフォームはホワイトを伝統的に使っていたが、2018年のユニフォームからブルーに変更している。
基調色のブルーと差し色のレッドはどちらもスロバキア国旗色。この2色を組み合せたユニフォームはこれまで存在せず、SFZでも“ファンは見慣れない組み合わせかもしれない”と公式サイトで述べている。もしかしたらSFZでも、あまり好意的に受け止めていないのかもしれない。Slovakia 2024 Nike Home
スロバキア代表 2024 Nike アウェイ ユニフォーム
新アウェイユニフォームは、2017年までホームとして使っていたホワイトに。
ホーム、アウェイのどちらも胸部の中央にはSFZのロゴマークが付き、左胸にはスロバキア国章を装着。かつてのチェコスロバキア共和国から分離・独立以降、スロバキア代表の左胸には常に国章が付く。
EURO2024という晴れ舞台に向けたユニフォームでありながら、今回の新ユニはどちらもテンプレートを使用した簡素なものとなった。
SFZの説明によると、どうやらNikeとの契約はEURO2024までとなる様子。「秋の代表戦では、ファンは新しいブランドのユニフォームを目にすることだろう」と語っている。このことがデザインに対するNikeの“熱量不足”と関係しているのかもしれない。
NIKEと「20年以上愛し合っている」4つの欧州代表チーム
チェコスロバキア時代を含めると欧州選手権は3大会連続6回目の出場となるスロバキア。6月14日に開幕するEURO2024ではグループEに所属し、ベルギー、ルーマニア、ウクライナと対戦する。
2024年04月23日 17:40
21日に行われたFA杯・準決勝のコヴェントリーVSマンチェスター・ユナイテッドの一戦は3-3と激しい撃ち合いになり、最終的にはPK戦を制したマンUが決勝進出を決めた。
このゲームで先に3点のリードを手にしたのはマンUの方で、そのうちの1点を決めたのがDFハリー・マグワイアだ。これでマグワイアは今季3点目となり、アシストも含めると3ゴール2アシストの成績となる。
マグワイアはセンターバックの選手だが、この数字より悪い成績となっているのがFWアントニーだ。
アヤックスよりマンUに移籍してから苦い日々を送るアントニーは、今季ここまで全コンペティション合わせて2ゴール2アシストの成績に留まっている。得点関与数でセンターバックのマグワイアに負けているのだ。
プレイタイムはマグワイアの方が600分ほど多いとはいえ、アントニーはウイングの選手だ。センターバックの選手より得点関与数が少ないのは問題だろう。
アントニーは今回のコヴェントリー戦にも途中出場から54分間プレイしたが、得点は奪えなかった。マンUに加入してからもうすぐ2年。ここまでの貢献度は到底納得できるものではないだろう。