2021年08月01日 08:08
◆ 前橋育英に現れた注目の外野手 2013年夏に全国制覇を達成した前橋育英(群馬)。 当時2年生エースだった高橋光成(現・西武)を筆頭に、毎年のように好投手を輩出しているイメージが強い。 この夏も群馬大会を勝ち上がり、決勝戦は健大高崎と延長12回の死闘。1−1で迎えた12回表に5点を奪い、5大会連続6回目の甲子園出場を掴んだ。 そんなチームには、やはりプロから熱い視線を集めている選手がいる。 しかし、それは上述した“投手”ではない。今年の注目株は外野手の皆川岳飛だ。▼ 皆川岳飛(前橋育英)・外野手・181センチ/79キロ・右投左打 能力の高い選手が揃うチームの中でも、1年秋から外野の一角に定着。関東大会では初戦で習志野に敗れたものの、1番バッターとして2安打をマークした。 その後はチームが県内でもなかなか勝てない時期が続き、大舞台の出場こそなかったが、皆川は着実に力をつけて関東を代表する外野手となった。 そんな皆川の成長を確かめるべく、群馬大会の2回戦・伊勢崎清明戦に足を運んだ。◆ バッティングも“超高校級” まず、目立ったのが試合前のシートノックだ。 少しモーションは大きいとはいえ、センターから見せるサード、ホームへの返球はほかの外野手とは明らかにボールの勢いが違う。 少し高く浮くケースがあったとはいえ、身体は大型でも動きの良さが目立ち、守備力の高さも際立っていた。 そして、迎えた初回の第1打席。バッティングでも超高校級の実力を見せつける。 低めの変化球をとらえた当たりは高々とライトへ打ち上がり、スタンド中段まで届く先制の3ラン。 この本塁打、追い込まれてからファウルで2球粘った後の7球目をとらえたもので、その価値は高い。 追い込まれてからは、ステップの動きを極めて小さくしてスイングに入る。大きな反動を使わなくても飛距離が出るというのは、バットを振る力と技術の高さがある証明といえる。 ちなみに、皆川は1回戦と3回戦でも場外へ消える一発を放った。構えた時は少しバットの位置が体から遠く見えるものの、早めに始動して、トップの形を作った時にはしっかりと体の近くにバットが収まっている。 そうすることで、振り出しも体から近くなり、ヘッドが外回りすることもない。リストの強さに頼り過ぎることなく、全身を使ってバットを振ることができており、スイングのバランスの良さも目立った。 続く第2打席。相手バッテリーが警戒して3ボールとなったが、次のストライクをとりに来たボールを見逃さずにセンター前ヒット。 さらに第3打席でも、追い込まれてから再び粘りを見せて、最終的には7球目を再びセンターへと運んでいる。 このように、厳しいマークの中でも甘いボールを逃さず積極的に振りにいく姿勢と、強く引っ張るだけでなく基本となるセンター返しがしっかりできているところにも好感が持てた。 これだけうまく対応されてしまうと、相手バッテリーも攻め方が見つからない。最終の第4打席は、申告敬遠で勝負を避けられている。 また、この日は本塁打とヒットしか見られなかったため、各塁への到達タイムは計測することはできなかったが、第2打席で出塁した後、続く打者の二塁打で一塁から三塁まで走った時には、ストライドの長いランニングフォームで見事なスピードを見せており、脚力も十分高いレベルにある。◆ 兄もドラフト候補 冒頭で「前橋育英は好投手を多く輩出している」という点に触れたが、実は皆川の兄である皆川喬涼も、主戦として2016年夏から3季連続で甲子園に出場。現在は中央大のエースとして活躍中だ。 今年は兄弟揃ってドラフト対象となるが、現時点のプレーを見る限り、弟・岳飛のほうがプロからの需要は高いように見える。 全てのプレーが高レベルで、将来性の高さも感じられる選手だけに、若手の外野手が手薄な球団にとっては、非常に魅力的な人材であることに間違いはない。☆記事提供:プロアマ野球研究所
2024年04月20日 11:43
大谷翔平は「勝利のために彼はプレーしている」
ドジャース・大谷翔平投手が持つ“不変の向上心”を指揮官が絶賛している。デーブ・ロバーツ監督は「私を最も驚かせているのは、成長することに関して、彼がオープンで意欲的であるということ」だと、MLBネットワークで語っている。
今季からドジャースに加入した“新戦力”は「走者を返すために、ゴロやフライを打ったり前向きな姿勢を持っている」と、フォア・ザ・チームの精神を見せている。
指揮官は大谷の姿勢を「勝利のために彼はプレーしている。それに驚きはしないが、唯一の目標が勝つことだとするスーパースターがチームにいることは新鮮だ」と称賛。チームの勝利を何よりも優先し、メジャーを代表する大物選手として自己犠牲をいとわない姿勢に感心しきりのようだ。
指揮官も開幕から1か月ほどで感じるように、大谷の勝利に対する執念は人一倍。チャンピオンを目指し、日々精進する姿に感銘を受けていた。(Full-Count編集部)
2024年04月20日 11:42
● ナショナルズ 3−5 アストロズ ○
<現地時間4月19日 ナショナルズ・パーク>
ヒューストン・アストロズが連敗ストップ。ジャスティン・バーランダー投手(41)が今季初登板で白星を掴んだ。
バーランダーは、右肩の負傷によりスプリングトレーニングでの調整が間に合わず、開幕から約3週間遅れての今季初登板。初回を11球で三者凡退に抑えると、援護を受けた2回裏は9球で再び三者凡退。その後2点を失ったが、78球で6イニングを投げ切って降板。最後の打者から見逃し三振を奪った際には、この試合最速の95マイル(約153キロ)をマーク。6回4安打、4奪三振、2失点と試合を作り、今季1勝目を挙げた。
アストロズは2回表、ヤイネル・ディアス、ジェレミー・ペーニャ、チャス・マコーミックの三者連続適時打で3点を先制。最終回は、防御率8点台と苦しむ守護神ジョシュ・ヘイダーが同点のピンチを迎えたが、最後は二者連続三振で試合を締め、6試合ぶりとなる2セーブ目をマーク。連敗を3で止めた。
2024年04月20日 11:00
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム4月のテーマは“今年注目・期待の選手”
ニッポン放送・山内宏明アナウンサーは今年の注目・期待する選手に西舘昂汰(ヤクルト)、佐々木俊輔(巨人)のルーキーに加え、3月6日に育成選手から支配下選手登録となった中田歩夢(巨人)の3人を挙げた。
まずは佐々木について山内アナは「自主トレの時に自分のコンディションを確認する上で取る行動がありますかと聞いた時に、佐々木選手は繊細じゃないのでと本人が言っていましたね」と明かし、「スカウトの方に話を聞いたら、新入団選手とスカウトがメールのやり取りをしていて、すごい丁寧なしっかりとしたメールを送り返してきたと教えてくれました。本人は繊細じゃないと言いながらも、スカウトの方は彼はすごいきちんとしたメールのやり取りができる。野生的なジョージ、繊細じゃないと言いながらも、逆の面があるんですよね」と教えてくれた。
西館は新人合同自主トレ中に上半身のコンディション不良を訴えて、春季キャンプはリハビリを行っていたが、山内アナは西館にも「朝起きてどう言うことをしていますかと聞くと、ストレッチをして知識も増えたし、時間もかけるようになった。空き時間を見つけてはストレッチをして、携帯を触る時間をストレッチにあてている」と話してくれたそうだ。
山内アナは中田歩夢については「秋のキャンプ、ジャイアンツ球場で門脇選手の隣にいて、すごい落ち着きのある選手がいるなと。調べたらまだ若い選手だと。動きとかも、かっこよかった。育成なんだと思って、そこからどんな選手になるのかなと思っています。その日に川相コーチが中田歩夢選手と門脇選手の2人に色々指導していて、期待しているのだなと思って見ていたら、2月のキャンプ、オープン戦でタイムリーヒット。その後、育成から支配下選手になった。期待の若手なんじゃないかなと思います。見た目に落ち着きというか、重心の低さ、内野手としてどっしりしている感じがありましたね」と語った。
山内アナは3選手にプロ野球選手として期待することについて「中田歩夢選手は、これから長く試合に出られるような選手になってほしい。佐々木選手はおさるのジョージに似ている。あっと驚くような野生的なプレーを見せてほしい。西舘投手も将来はヤクルトを代表するエースになってほしい」とエールを送った。
最後にリスナーに向けて「侍の三冠実況(プレミア12、東京五輪、WBC)した男として、今年も新たな三冠を達成できるようにブレずに実況を。繊細な細やかな華やかな実況を致します」と独特な表現ながらも、今季も熱く実況していくつもりだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月20日 10:45
「東京六大学野球、東大−明大」(20日、神宮球場)
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督が、明大・宗山塁内野手らの視察のため神宮球場を訪問した。
2024年04月20日 10:17
高校時代の顧問「彼が試合に出たことがあるかも私は覚えていない」
大谷翔平の元通訳・水原一平容疑者が、出身高校のウェブサイトで、“優れた生徒(OB)”の一覧から削除された。米スポーツ局「ESPN」が高校時代の教師のコメントとともに伝えている。
同放送局は、サッカー部でアシスタントコーチを務めたケンプ・ウェルズ氏のコメントを紹介。当時サッカー部に所属していた水原容疑者はゴールキーパーで、3番手の存在だったという。「彼が試合に出たことがあるかも私は覚えていない」。
記事では「静かで、我が道を行く類の生徒で、米国のあらゆるニュースプラットフォームで目立っている姿を、教師やクラスメートが見ると予想するような生徒では全くなかった」と説明された。
国語を教えていたウェルズ氏は、水原容疑者について「生徒については、私は本当にいい生徒か本当に悪い生徒のことは覚えている傾向なのだが、彼はそのどちらでもなかった。静かに自分のやることに取り組んでいた」と振り返っている。
大谷の横に立ち、“活躍”していた水原容疑者だったが、違法賭博の容疑でドジャースを解雇され、銀行詐欺などの疑いで訴追された。同放送局は「同校は最近、ミズハラをウェブサイトの“優れた生徒”セクションから消去した」と伝えている。(Full-Count編集部)
2024年04月20日 10:09
● パイレーツ 1−8 レッドソックス ○
<現地時間4月19日 PNCパーク>
ボストン・レッドソックスが投打噛み合い、パイレーツとのカード初戦に大勝。3試合ぶりの出場となった吉田正尚外野手(30)は「6番・指名打者」でフル出場。12打席ぶりの安打を含む3出塁をマークした。
パイレーツ先発は2年目右腕プリースター。2回表の先頭打者として迎えた第1打席は、投手強襲の内野安打を放ち、3試合ぶりに安打をマーク。続くボビー・ダルベックの右越え二塁打で本塁を狙ったが、クロスプレーで惜しくもアウトとなった。
3回表、二死一、二塁の好機で迎えた第2打席は、フルカウントから高めへのカーブに反応できず、見逃し三振を喫した。
5回表の第3打席は死球、7回表の第4打席は四球で出塁。9回表の第5打席は三ゴロに倒れ、この試合は3打数1安打、2四死球、1三振の内容。今季成績は打率.221、OPS.597となっている。
レッドソックスは4本塁打含む12安打、8得点の大勝。エースのブライアン・ベロが6回1安打、7奪三振、無失点の快投で3勝目をマーク。最終回には、試合前に昇格したキャム・ブーザーが31歳にしてMLBデビューを果たした。
2024年04月20日 10:06
ロッテの小島和哉が14時からエスコンフィールドで行われる日本ハム戦に先発する。
小島は球団を通じて「開幕戦で負けているので初回の1球目からフルパワーで頑張ります。気合い!」とコメントした。
小島は今季ここまで3試合・19回を投げて、1勝2敗、防御率2.84。前回登板の12日楽天戦は、5回・104球を投げ、9奪三振を奪うも3失点で2敗目を喫した。日本ハム戦は開幕戦以来との登板で、開幕戦は5回・89球を投げて、5被安打、4奪三振、2与四球、3失点で敗戦投手となっている。
2024年04月20日 10:00
広島 0 − 0 巨人
<4回戦・マツダスタジアム>
19日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島−巨人』で解説を務めた山本昌氏が、巨人・小林誠司捕手について言及した。
2024年04月20日 09:58
「明大−東大」(20日、神宮球場)
今秋ドラフトの目玉と称される明大・宗山塁内野手(4年・広陵)が「3番・遊撃」で開幕戦にスタメン出場する。
3月に大学生ながら侍ジャパンの強化試合メンバーに選出されたが、2月29日のオープン戦で受けた死球による「右肩甲骨骨折」が判明。当初は今春リーグ戦の出場は困難とされていた。
試合前のフリー打撃では状態を確認するように快音を鳴らした宗山。侍ジャパン・井端和弘監督も視察に訪れた。
東大はエース・平田が先発。前回14日の慶大戦でリーグ戦初本塁打を放った府川が6番を打つ。
両チームのスタメンは以下の通り。
【明大】
1番・中堅 直井(桐光学園)
2番・二塁 木本(桐蔭学園)
3番・遊撃 宗山(広陵)
4番・右翼 横山(作新学院)
5番・一塁 加藤(大阪桐蔭)
6番・捕手 小島河(東海大相模)
7番・左翼 瀬(天理)
8番・三塁 友納(福岡大大濠)
9番・投手 藤江(大阪桐蔭)
【東大】
1番・左翼 中山(宇都宮)
2番・中堅 榎本(渋谷幕張)
3番・二塁 山口真(小山台)
4番・三塁 内田(開成)
5番・右翼 鈴木太(国立)
6番・捕手 府川(西大和学園)
7番・一塁 藤田(岡山大安寺)
8番・遊撃 青貝(攻玉社)
9番・投手 平田(都立西)
2024年04月20日 09:49
◆ 途中出場が5試合
チーム最年長のロッテ・荻野貴司は今季ここまで7試合に出場しているが、先発出場が2試合、途中出場が5試合と、試合途中からの出場が多くなっている。
10日の西武戦以来の出場となった19日の日本ハム戦も、3−1の7回の守備から途中出場。3−3の9回先頭のポランコがライト前安打で出塁し、続くソトが初球で遊併に打ち取られてしまったが、この日初打席となった荻野は、3ボール2ストライクから金村尚真が投じた7球目の148キロストレートを三遊間に弾き返す安打を放った。
4月3日のソフトバンク戦では2−1の9回一死一、二塁の場面で、ポランコに代わってレフトのポジションに入った。イニング途中での出場という難しさはあったが、2−2の9回二死満塁からウォーカーがレフトへ痛烈に放ったあたりを何事もなかったかのようにキャッチ。
イニング途中からの守備での出場に荻野は「緊張します」と振り返り、ベンチから出て照明の明るさなど違ったりもするが、そこも「練習でしっかり確かめながらやっていますね」とのことだ。
この日は延長12回二死一、二塁の第2打席、又吉克樹が投じた初球のスライダーを捉え、左中間を破る決勝の2点適時二塁打。改めて荻野の存在感の高さを示す1日となった。
◆ 準備で心掛けていることとは
荻野はプロ10年目の19年に初めて規定打席に到達し打率.315をマークし、21年には自身初となる全143試合に出場して、最多安打、盗塁王のタイトルを獲得。近年は怪我に泣くシーズンが続いているが、今でもチームに欠かせない戦力であることには変わりはない。
今季は途中出場が多いが、準備で心掛けていることについて「その試合の状況を見ながら、この辺でありそうかなというのを考えながら裏で準備していますし、展開、展開で今日やったらどの辺でありそうかなというのを考えながら、裏でストレッチ、ウォーミングアップしています」と、出番を想定して準備していることが、4月3日のソフトバンク戦の好守備と決勝打などに繋がったと言える。
スタメン出場、途中出場となっても「練習でやることは変わらないので、同じ準備をして臨んでいますね」と心理面での変化はない。
では、今準備で意識していることはどんなことなのだろうかー―。「基本的には怪我をしない準備、試合の途中から動ける準備をしています」。
準備という面では、4月6日のオリックス戦の試合前練習では、「何が起こるかわからないので、どこでもいけるようにはやっています」と、センターで打球捕している姿があった。
「与えられたところでしっかり仕事ができるようにやっていきたいと思います」。荻野貴司はスタメンであっても、途中出場出場であっても、チームの勝利に貢献するために、今日もしっかりと準備していく。
取材・文=岩下雄太
2024年04月20日 09:00
広島 0 − 0 巨人
<4回戦・マツダスタジアム>
19日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島−巨人』で解説を務めた山本昌氏が、広島先発・九里亜蓮について言及した。
九里は0−0の5回二死二塁で佐々木俊輔に対して2ボールとなるが、3球目のツーシーム、4球目のツーシーム、連続で空振りを奪い2ボール2ストライクとカウントを整える。
山本氏は九里のこの投球に「これが九里投手の強さですよね。ボール2つ先行してルーキーに対して、ツーシーム2つで空振り2つ取れるこの辺が強さですよね」と高く評価した。結局、九里は佐々木を空振り三振に仕留める。
九里は続く6回もスコアボードに0を入れて、先週の4月12日の巨人戦では5回2/3を投げ、9失点だったが、今週はしっかり修正し、6回・109球を投げ、2被安打、6奪三振、無失点でマウンドを降りた。
山本氏はこの日の九里の投球に「素晴らしかったと思います。特に九里投手は、調子が良かった。初回から抜群の出来だった」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月20日 08:58
トラウト「もちろん僕は、彼を戻ってこさせようとした」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、ドジャースに移籍した“盟友”大谷翔平投手への思いを明かした。
2024年04月20日 08:37
日本ハム、ソフトバンクでプレーしたマルティネス「野球は共通言語だから、話をしやすかった」
レッズのニック・マルティネス投手が、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。日本時代を振り返り、異国でプレーする上での通訳の重要性について語った。
マルティネスは日本ハムとソフトバンクで4年間プレー。2018年には10勝、2021年には9勝をマークするなど活躍を見せた。2022年からはメジャーに復帰し、同年はパドレスで47試合に登板。2023年も63試合に登板してチームを支えた。同オフには契約延長オプションを破棄し、2年2600万ドル(約40億円)の好条件でレッズと合意した。
司会のスコット・ブラウン氏は、日本での成長について話す中で、「海外にいて、現地の言葉を話さない状況、うまく溶け込むのがどれくらい難しいか教えてくれないかな? 向こうの人は英語を話さないわけだけど」と質問した。
マルティネスは「文化的な側面については、僕は通訳をすごく頼りにしていた」と、通訳の存在に感謝した。「レストランで自力で注文するのに1〜2か月かかったよ。だけどそれ以前は、僕は通訳を頼るしかなかった。野球は共通言語だから、話をしやすかった。でも、フィールド外の話となると、常に通訳が必要だったね」と、日本での生活を振り返った。(Full-Count編集部)
2024年04月20日 08:27
強調した“自己投資”「自分が一流の選手になるために」
イチロー氏の“貯金額”に仰天の声があがっている。SMBC日興証券株式会社のYouTubeチャンネルの企画「おしえて! イチロー先生! リターンズ」で、日本時代の給料は渡米前にほぼ使い切っていた事を明かし、「すげえ」「金銭面では大胆ですね!」とネット上でも話題となっている。
2019年に引退し、現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めている。動画内では、「貯金ってする意味ある?」との質問に、自身の経験を交えて回答した。
「ドラフト1位の選手は今、契約金が1億5000万円とか6000万円とかなんですよ。それを貯金しますっていう子が結構いたんですよ」。イチロー氏は不思議そうな表情を浮かべ、「自分がこれから一流の選手になるためにね、何にお金を使うか考えてほしいわけですよ」と、自身は“自己投資”に使っていたと話す。
オリックスでの最終年となる2000年の年俸は5億3000万円(金額は推定)。オリックス時代に在籍した間では合計で約20億円を稼いだとされる。「当時、日本の選手の中では給料が一番高かったんですね。それ、アメリカに行くとき、ゼロですからね」と、使い切っていたことを明かした。
これには、教室で聞いていた子どもや大人の“生徒”は「えぇ〜!」とビックリ。ネット上でも「自己投資の中身がきになる」「やっぱり超一流のアスリートは違うな」「自己投資って簡単に言っても、さらにお金を稼げるという自信がないと出来ない」「別格ですね」「普通の人にはできない」「カッコいいな」と反響だった。
2021年にも同企業のチャンネルに出演していたイチロー氏は、お金の使い方について、「僕は給料が800万円の時。レギュラーになった初めての年ですけれど、ここは僕はお金かけるとこだと思って。3000円のユンケルを毎日飲みました」と1つのエピソードを明かしている。(Full-Count編集部)
2024年04月20日 08:20
水原容疑者は大谷になりすまして銀行員に電話で連絡していた
米連邦検察当局の捜査で徐々に明らかになる水原一平容疑者の行動に、ファンも騒然としている。11日(日本時間12日)には銀行詐欺容疑で訴追。米スポーツ局「ESPN」が当局による供述書の内容を伝えた。銀行の電話記録から、水原氏が大谷だと偽って銀行員に送金を許可させていたことが判明している。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、捜査員の話として水原容疑者がセキュリティを回避して送金するため銀行員に対して大谷になりすましたと伝えた。2022年2月2日(同3日)、口座にアクセスするため銀行へ電話し、賭け屋に送金する口実として「車のローン(を返済する)」と言ったという。
自身のことを大谷と名乗り、セキュリティ質問に回答するため大谷に関する私的な情報も提供し、口座のアクセスに成功。さらに捜査員たちが会話の録音を聞き直し、3月21日(同22日)に聞き込みを試みた際に水原容疑者の声だと気づいた、と宣誓供述書に記述されている。「オオタニは(通訳ほどの)流暢な英語を話さないが……電話の主の英語は流暢だった」と記していたという。
SNS上では「異常性を感じる」「いずれ必ずバレるのに」「こんな事が起こりうるんですね」「怖すぎ」「音声変えてたりするのかな」「悪質すぎる」との声があがっている。「大谷が英語下手で助かってて複雑な気持ち」「そもそも英語喋れないから水原氏を通訳として雇ったわけだし」との見方もあった。(Full-Count編集部)