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2021年08月01日 08:00
「東京五輪・野球・1次リーグ、日本7−4メキシコ」(31日、横浜スタジアム) まずは1位で通過できたことは日本にとって大きい。五輪は結果がすべて。内容的にも機動力とパワーを組み合わせた攻撃、ミスのない守備と、いい戦いができていた。 日本の初回の攻撃で、初戦のドミニカ共和国戦とは違う野球をしたいという姿が見られた。得点にはならなかったが、山田、坂本、吉田正、鈴木誠は積極的にバットをどんどん振り、粘り強く相手に球数を投げさせた。 国際試合は相手投手とはほぼ初対戦。ビデオで事前に見ても実際に打席に入らないと分からないものだ。そのため本来ならば最初はじっくりとボールを見たいのだが、この日は勝ちたい気持ちが強く、相手の左投手もタイミングが合わせやすかったこともあり、積極的に振りにいった。 粘り強い打撃も、実は国際試合では重要なことだ。球の回転数とか変化球の曲がり具合とか、粘ることでたくさん情報収集ができ、後の打者に多くの情報を伝えることができるからだ。 また三回に本塁へ坂本がヘッドスライディングした姿も印象的だった。シーズンではあまりしないが、「今日は勝たないといけない」という気持ちが出たのだろう。日の丸を背負う責任を感じ、必死に戦うんだという気迫を見せてくれた。(96年アトランタ銀、04年アテネ銅)
2024年03月29日 08:00
「緊張と不安は大きいです。やってきたことをやるだけというのもありますけど、最初にチームを代表して投げる。自分の実力以上は出ないと思って、あまり欲をかけずにやっていければと思っています」。
ロッテの小島和哉が3月29日の日本ハムとの開幕戦(ZOZOマリンスタジアム)のマウンドに上がる。
2週間前の3月12日に取材した際、開幕に向けての準備について「ぼちぼちです」と話していたが、開幕を目前に控えた現在も「ぼちぼちです」と変わらない。
練習試合、オープン戦と、シーズン開幕に向けて自分に課してきたこと、やりたいことはできたのだろうかーー。
「う〜ん、できたこともありますけど、ちょっとできなかったことの方が多かったです」。
「でも、何ていうんですかね、勉強と一緒で、できたことが多分、無意識にできると思います。できなかったらできなかったで、そこに焦点を置いて練習、修正するだけ。良くても悪くても明確にわかったことは、自分の中では良かったと思います」。
良い部分、悪い部分をしっかり理解した上で、開幕を迎えることができた。その中で、課題として残った部分を本番前まで修正し開幕戦の舞台で披露し、また開幕戦で出た課題を潰していく。そうやって、長いシーズンを過ごしていくことになる。
小島は昨年3月31日にPayPayドームで行われたソフトバンクとの開幕戦でも先発しており、2年連続の大役だ。昨季は敵地だったが、今年は本拠地・ZOZOマリンスタジアムで開幕を迎える。そこへの緊張感について小島は「特にないですね」とのことで、「去年の最後の方とかもマリンの応援はすごく勇気づけられるものがありました。応援していただけると思うので、皆さんに乗せてもらって、いいピッチングができるように、応援よろしくお願いします」と、マリーンズファンの熱い応援を力に変えるつもりだ。
29日の開幕戦も「普段通りのつもりではいますけど、普段通りではできないと思います」と緊張感を楽しんでいくつもり。小島を開幕投手に指名した吉井理人監督は「「彼らしいピッチングを機嫌よくやってくれたら」といつも通りの投球を期待する。
「まずは先を見るのも大事ですけど、1試合1試合の積み重ね。1試合1試合の質を高められるようにと思って投げている。開幕戦を楽しみにしてくれる方もとてもたくさんいると思うので、きて良かったなと思えるような投球ができるように頑張りたいなと思います」と小島。チームを勝利に導くべく、2024年マリーンズにとって公式戦最初のマウンドに上がる。
取材・文=岩下雄太
2024年03月29日 08:00
阪神は29日に東京ドームで巨人との開幕戦に臨む。球団史上初の連覇へ向かう岡田彰布監督(66)は沖縄キャンプ中、癒やしの場所へ5年ぶりに通った。
◇ ◇
日本一を達成しても岡田監督は変わらない。オフは数え切れない祝福や厚遇を受けた。それでも浮ついた様子は一切ない。グラウンド外でも、昨季選手たちに説き続けた「普通」だった。
オープン戦の遠征中。数年ぶりに訪れた店で店主から「もう一生、会えないと思っていました。雲の上の人になったから」と言われると、こともなげに言い、笑った。
「なに言うてんねん。なんも変わらへんわ」
沖縄キャンプ中は5年ぶりに“癒やしの場所”へ通った。以前から恩納村に行くと必ず通う飲食店がある。沖縄出身の陽気な店主とは一緒にゴルフするほど意気投合。だが、店主は19年10月に40代で亡くなった。「もう一回、ユニホーム姿が見たい」と言い続けた「岡田ファン」と突然の別れ。以後、店は休業した。
だが、今春キャンプ中のある日。岡田監督は外出先で同店が営業再開し、店主の奥さんも勤務していることを知ると、帰り道に店をのぞいた。
以降は休日などに足を運び、貸し切りでも利用した。奥さんのサプライズでメニューにはない、沖縄で食べられる「ヤギのキン○マ」の刺し身が出されたことも。普段なら特異な食べ物は口にしないが、「元気になるんやろ?」と笑って食べた。言葉で表現しなくても、人を気遣う性格が表れていた。
健康面も変わらない。今年は膵臓(すいぞう)の数値にわずかな異常があったが問題はなく、66歳とは思えないほど元気。遠征先では好物の牛肉を5日間で3度も食べた。ステーキはいつもサーロイン。胃袋も健在だ。
陽子夫人は「家では『え、まだ寝てるの』というぐらい寝てることもあるし、『しっかり寝られる』って言ってますね」と言う。岡田監督は「そら、年齢的な衰えはあるで。年相応に老いたらええわ」と話すが、体力面に不安は感じさせない。
もちろん、野球勘も変わらない。常にマイナス思考の指揮官。「そんなうまいこといかへんって」。ほぼ苦しむことなく頂点まで駆け上がった昨季のような展開は全く想定していない。開幕ダッシュ失敗も想定して、連覇へ策を講じている。
むしろ、チームがさらに進化するためには苦境が必要と考えている。成長を続ける選手たちの話題になると冗舌になるが、冷静に「負けから学ぶことがある」とも言う。
岡田監督の根本は何も変わっていない。27日は都内の焼き肉店でコーチと決起集会を開催。開幕と同時にスイッチを入れ、契約最終年も「普通」にタクトを振る。(デイリースポーツ・西岡誠)
2024年03月29日 07:59
○ ドジャース 7−1 カージナルス ●
<現地時間3月28日 ドジャー・スタジアム>
ムーキー・ベッツ、大谷翔平、フレディ・フリーマンのMVPトリオの活躍でロサンゼルス・ドジャースがホーム開幕戦に勝利した。
初回、先頭のベッツが四球で出塁すると、大谷が本拠地初ヒットとなる右翼線への二塁打。大谷は走塁死となったものの、続くフリーマンが右前適時打を放ち、MVPトリオで得点。さらに4番のウィル・スミスが安打で繋ぐと、5番マックス・マンシーの右犠飛で2点を先制した。
3回裏には、ムーキー・ベッツが2号ソロ本塁打。さらに大谷が四球で繋ぐと、フリーマンが1号2ランを放ち、MVPトリオでリードを5点に広げた。
ホーム開幕戦のマウンドに上がったタイラー・グラスノーは、ゴールドシュミットにソロ本塁打含む2安打を許した以外はカージナルス打線を抑え込み、6回を投げ5奪三振、1失点。韓国開幕戦に続き、好投を見せた。
7回裏にはジェームズ・アウトマン、8回裏にはマンシーの適時打で2点を追加。7回表から登板したライアン・ヤーブローが3イニングをパーフェクト投球でセーブを記録。ベッツとフリーマンが2本塁打、4打点の活躍を収め、ホーム開幕戦に快勝した。
2024年03月29日 07:53
初回の第1打席で右二塁打、第3打席では痛烈右前打
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に「2番・指名打者」で出場し3打数2安打1四球だった。
2024年03月29日 07:40
百戦錬磨の石橋さんがダルビッシュの“圧”に「野球人として…」
「久々に、あがりました」
芸能界のトップランナーとして長く走り続けている石橋さんが、意外な言葉を口にした。ダルビッシュにインタビューした感想を聞いた時のことだ。「僕はなかなか、ウッとなることはないのですが、ダルさんにはね……。野球人として、やっぱりスーパースターだなっていう“圧”に、ちょっとあがりましたよ」。そう語る顔には、野球少年が憧れの選手に出会ったような大きな笑みが浮かぶ。現地での興奮がよみがえってきたようだ。
自身で「野球人として」と言う通り、帝京高では投手として甲子園を目指した石橋さん。アリゾナ州ではドジャース、カブス、パドレスのキャンプ施設を訪問し、広大な敷地、充実した設備を目の当たりにした。「気候もいいですし、野球をやるには抜群の環境ですよね。ああいう環境でやれている選手をうらやましく思いました」と振り返る。
カブスの鈴木、今永、パドレスの松井裕樹投手にもインタビューしたが、その中でもダルビッシュから受けた印象は強烈だったという。「1年365日、24時間、本当に野球のことだけを考えていることが伝わってきました」と感嘆する。
「(ダルビッシュは)常にボールを持って、どう変化をつければ、どう曲がるのだろうかとか、こういうボールを投げるにはどうしたらいいのだろうかとか、常に考えていると言っていました」今年のメジャーでは4球団で日本人タッグ結成
ダルビッシュといえば、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、若い侍ジャパンの投手たちへ積極的にアドバイスを送っていた姿が記憶に新しい。だが、石橋さんは「逆に、この子の投げているボールがいいな、となると、若い選手に『教えてくれ』と頼んで吸収していたそうです。『相乗効果でお互いのピッチングが良くなればいいんですよ』と。そういう考え方の柔らかさが素晴らしいですよね」と“取材”で掴んだ舞台裏を明かす。
今年のメジャーでは「チームに日本人選手が2人いる形ができた。ドジャースでは山本(由伸)くんに大谷(翔平)さん、松井くんにはダルさんがいる。かなりキャリアを積んでいる人が近くにいるのは、心強いでしょう」と指摘。メッツは2年目・千賀滉大投手が右肩の張りで出遅れているが、藤浪晋太郎投手が加入し、鈴木と今永のカブスと合わせると、その数は4球団に及ぶ。石橋さんは「非常に楽しみです。日本人選手2人がともに活躍したら、そのチームはかなり上位にいくのではないでしょうか」と“日本人タッグ効果”を期待する。「メジャーリーグ2」のレジェンドにスター選手が大興奮
実は、石橋さんは日本人以外のメジャー選手の間でも、かなり有名である。1994年公開の米コメディ映画「メジャーリーグ2」に、日本人選手のタカ・タナカ役で出演しているからだ。公開当時にはまだ生まれていなかったり、物心がついていなかったりした選手たちも、DVDなどで鑑賞したことがあるという。
今回の渡米でも「(フェルナンド・)タティス・ジュニア(外野手)や(マニー・)マチャド(内野手)に『うわっ、映画はもうやらないの?』と聞かれて、『俺はもうオールドマン(老人)だよ』と答えました。(ザンダー・)ボガーツ(内野手)には『今は何をやっているの?』と聞かれ、『ジャパニーズTVだよ』とハグを交わしました」と嬉しそうに明かす。
「メジャーリーグ2」の公開は、野茂英雄氏がドジャースと契約し、村上雅則氏(ジャイアンツ)以来30年ぶり2人目のメジャーリーガーとなった1995年のさらに前年。石橋さんが「僕は自分を“日本人選手第2号”と呼んでいます」と笑うのも、もっともだ。
「あの映画が公開されてから、ちょうど30年ですか。その間に、野茂英雄さんが日本人メジャーリーガーの道を切り拓き、大魔神(佐々木主浩氏)が行き、イチローさんが行き、新庄(剛志・現日本ハム監督)さんが行き……ついに大谷さんが行ってホームラン王になった。その成り行きに驚きますし、すごいと思います」大谷翔平にMLB史上初の快挙期待「フォーティー・フォーティーどころではない」
今季はすでに20、21日、韓国が舞台となったドジャースvsパドレス2連戦で開幕。第2戦ではダルビッシュvs大谷の初対決で大いに盛り上がった。そんな今季の見どころについて、石橋さんはこう考えている。
「今年打者に専念する大谷さんが、どんな成績を残すのか。ひょっとしたら、フィフティー・フィフティー(50本塁打・50盗塁)をやるのではないか。フォーティー・フォーティー(40本塁打・40盗塁)どころではないのではないか。そして、本当に入団1年目でワールドチャンピオンになってしまうのではないか。その可能性は十分あると思うんですよ」
石橋さんの頭の中でどんどん膨らむ予想は、現実のものとなるのか。今年もまたメジャーの舞台で数々のドラマが生み出される。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 07:39
初回の第1打席で右二塁打、第3打席では痛烈右前打
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に「2番・指名打者」で出場し3打数2安打1四球だった。試合後、NHKのインタビューに応じ、ドジャースファンの声援に「敵の時は怖いですけど、味方の時は頼もしいので」と感謝した。
大歓声の中、大谷が快音を連発した。初回無死一塁の第1打席では、元巨人マイコラスと対戦。チェンジアップをうまく拾い右二塁打を放った。走塁ミスで二三塁間で走塁死したが、先制に貢献。続く3回1死の第2打席は四球、5回1死の第3打席は痛烈な二塁打を放った。7回1死の第4打席は空振り三振だった。
試合後、NHKのインタビューに応じた大谷は「勝ててよかったですし、自分の打席も落ち着けては入れたので良かったと思います」と安堵した。「ボールもよく見えていますし、比較的冷静に打席に入れているので、切り替えて明日に望めればと思います」と前を向いた。
この日、5万2667人の大観衆がドジャースタジアムに詰めかけた。「敵の時は怖いですけど、味方の時は頼もしいなという印象」と感謝。スタンディングオベーションで迎えたファンに「これだけ入っていただいてやりがいというか。自分の打席でも応援していただいて気合が入りました」と話した。
20日付で違法賭博に関与した疑いで元通訳・水原一平氏が解雇に。21日のパドレス戦で初回に右前打を放って以降、オープン戦3試合を含めて13打席連続で快音が止まっていたが、完全復活をアピールした。試合後「開幕したばかりなので、まず切り替えて。また明日に臨めればと思います」と気持ちをリセットしていた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 07:35
◆ 大谷翔平が本拠地デビュー戦でマルチ安打
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間28日にドジャー・スタジアムで行われたカージナルスとのホーム開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場。本拠地ドジャー・スタジアムでの初めての公式戦でマルチ安打を記録した。
カージナルスの先発は巨人でもプレーしたマイルズ・マイコラス。初回、先頭打者のムーキー・ベッツが四球で出塁すると、大谷はスタンディングオベーションを受けながら打席入り。カウント1-2から外角低めのチェンジアップを巧く拾って、右翼線へ二塁打を放ち、本拠地初安打を記録。大谷は二塁を大きく回って三塁へ向かうも、前走者のベッツが三塁で止まっていたため、二三塁で挟まれ走塁死。痛恨の走塁ミスを喫したが、続くフレディ・フリーマンが右前適時打を放ち、MVPトリオで先制点を挙げた。
3回裏の第2打席はカウント3-1から外角のチェンジアップを見送り、四球で出塁すると、フリーマンがセンターへの1号2ラン本塁打。リードを5点に広げた。
5回裏、一死走者無しで迎えた第3打席は、カウント2-0からスライダーを打ち返し、右前安打。この試合最速となる打球速度113.0マイル(約181.9キロ)のクリーンヒットで3打席連続の出塁を果たした。
7回裏の第4打席は、無死走者一塁で3番手のオブライエンと対戦。カウント1-2から内角高めのスライダーに空振り三振。この試合は3打数2安打、1四球の成績でホーム開幕戦勝利に貢献した。
大谷は、韓国での開幕シリーズ後のオープン戦で3戦ノーヒットに終わっていたが、復調を感じさせるマルチ安打。今季成績は打率.385、OPS.862となっている。
2024年03月29日 07:33
初回の第1打席で右二塁打、第3打席では痛烈右前打
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に「2番・指名打者」で出場し3打数2安打1四球だった。
2024年03月29日 07:20
ドジャースのベッツがファストフード店「レイジング・ケーンズ」に出没
ドジャースのムーキー・ベッツ外野手が、ファストフード店「レイジング・ケーンズ」に出没した。地元メディア「ドジャーブルー」の公式X(旧ツイッター)が動画を投稿。スーパースターがアルバイト店員に完全に馴染み、チキンを提供する様子に「次のキャリアに備えているね」との声があがっている。
ベッツはレッドソックス時代の2018年に、ア・リーグMVPに輝いたスター選手。2020年2月に大型トレードでドジャースに移籍し、今季からはFAで加入した大谷翔平投手と同僚になったことでさらなる注目を集めている。同年7月にドジャースと12年総額3億6500万ドル(約552億円)で大型契約を結んでいる。
青いシャツに青いキャップの制服に身を包み、店員に扮装したベッツは見るからに美味しそうなチキンを受け取って提供。慣れないはずの作業も、余裕の雰囲気でこなす。完全に馴染んでしまったスターに、周りの店員も笑顔だ。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門アカウント「トーキン・ベースボール」はXに「レイジング・ケーンズに入店してレジにムーキー・ベッツがいるところを想像してごらん」と投稿。「ドジャースファンではないけど超最高だね」「新しい仕事を手にした」「私なら気絶するだろう」「ベッツがレイジング・ケーンズでシフトに入ってるらしい」との声があがっている。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 07:10
大谷翔平はカージナルス戦に「2番・DH」で出場
■ドジャース ー カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に「2番・指名打者」で出場。本拠地開幕戦の第1打席を迎えるとファンはスタンディングオベーションで迎えた。
初回無死一塁、場内アナウンスで大谷の名前がコールされると、スタンドのファンが続々と立ち上がり、拍手と大歓声を送った。大谷は温かい“激励”に後押しされ、右翼線へ二塁打を放ち、先制機を演出した。三塁を狙った大谷だったが、一走・ベッツが三塁でストップ。二三塁間に挟まれ、走塁死となった。それでも球場は大歓声に包まれた。
大谷は違法賭博に関与した疑いで元通訳・水原一平氏が解雇となってからは21日(同22日)のパドレス戦で初回に右前打を放ったものの、その後はオープン戦3試合を含めて13打席連続で快音が止まっていた。21日以降の実戦4試合は11打数1安打の打率.091、1打点。20日のパドレスとの開幕戦まで32打数13安打の打率.406、2本塁打、11打点と好調だっただけに騒動の影響が心配されたていただけに、地元ファンの歓声が大谷を“蘇らせた”ようだった。
この“光景”には日本のファンもSNS上反応。「鳥肌」「信頼の証」「とても嬉しかった」「泣きそう」「感動」などと感激していた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 07:09
○ オリオールズ 11−3 エンゼルス ●
<現地時間3月28日 オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ>
ロサンゼルス・エンゼルスは現地時間28日、敵地で昨季のアメリカン・リーグ東地区王者のオリオールズと対戦。2024年シーズンの開幕戦は、11失点を喫する悔しいスタートとなった。
初回、2番のマイク・トラウトが1号ソロ本塁打を放ち、幸先よく先制。しかし、1回裏にすぐさま逆転を許すと、2回裏には3失点。キャリア初の開幕投手を務めたパトリック・サンドバルは2回を投げ切れず5失点KO。後続の投手もオリオールズ打線を止められず、11失点を喫した。
打線は、オリオールズ先発、2021年のサイ・ヤング賞投手バーンズの前に6回11三振、出塁は初回の本塁打のみと沈黙。8回に相手のエラーが絡み2点を返したものの、反撃及ばず敗戦。投打ともに不安を残す敗戦となった。
2024年03月29日 07:04
7回途中から登板の松井裕樹が1回2/3でメジャー初勝利
■パドレス 6ー3 ジャイアンツ(日本時間29日・サンディエゴ)
パドレス・ダルビッシュ有投手は28日(日本時間29日)、本拠地開幕戦のジャイアンツ戦に先発し、2-1の6回無死一塁で降板した。
2024年03月29日 07:00
◆ 解説陣全員が確実視!岩本氏「山川が本塁打王になれない根拠がない」と断言
ソフトバンク・小久保裕紀監督は28日、プロ野球開幕前日の会見で、開幕戦で対戦するオリックスについて「この3年間、ホークスが優勝を逃している間に3年優勝していたのがオリックス。今のホークスの力がどの位なのかを試し、チャレンジできる良い相手だと思う」と語った。また、今季チームの指揮を執るにあたり「チャレンジャーとしてパ・リーグの頂点を目指すことに変わりはないし、選手の成長も考えながら、我慢する所は我慢して、選手の伸びしろを見極める、そういうシーズンにしたい」と抱負を述べた。
28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024 開幕直前SP』では、明日初陣を迎えるソフトバンクの覇権奪回に向けたキーマンを22名の解説陣が大予想。11名が山川穂高を挙げ、その活躍について議論が交わされた。
「山川は新天地でも本塁打王を獲り、復活するか?」という質問に対し、この日スタジオ出演していた解説陣の9名中9名全員が「する」と回答。平松政次氏は「昨年プレーしていない分、今年は野球をやりたいだろう。期待度も高い」と断言。大矢明彦氏は「昨季のパ・リーグの本塁打王は26本塁打だった。山川なら40本塁打は行くだろうから、獲れると思う」と本塁打数にも期待を込めた。
また岩本勉氏は「獲れないという根拠がなく、獲る可能性が非常に高い。彼の加入はソフトバンクにとってもかなり大きい」とチームへの貢献についても示唆。坂口智隆氏は「ブランクを感じさせないし、PayPayドームであれば30本塁打以上は確実だと思う」と本拠地の変化も山川の本塁打王獲得を後押しすると語った。
ソフトバンクにとって、待望の右の大砲となる山川。オープン戦の本塁打数も、チームメイトのウォーカーが打った5本に次いで2位タイとなる3本をマーク。復活のアーチがチームの優勝への狼煙となるか、注目が集まる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年03月29日 07:00
阪神は29日に東京ドームで巨人との開幕戦に臨む。岡田彰布監督(66)は28日、同球場での全体練習後に取材に応じ、「不安はない。どんなゲームになるか楽しみや」と開幕を心待ちにした。
◇ ◇
岡田監督は人知れず不安と闘っていた。春季キャンプ前に球団が行った健康診断で、膵臓(すいぞう)に影が見つかった。一度は異常なしと診断されたが、キャンプ終盤にチームドクターから再検査を要望された。“異変”は陽子夫人ら周囲のごく一部にしか知らされず、コーチ陣にも伏せられていた。
2月28日。キャンプ打ち上げの翌日に一人で兵庫県内の病院へと向かった。日本一監督に“万が一”があってはならないと、病院側は万全の態勢を整え、岡田監督は救急外来の入り口から人目に触れないよう病院に入った。
精密検査の結果は再び「異常なし」だった。心の霧が晴れ、岡田監督は「ずっとモヤモヤしてたわ」と安堵(あんど)した。
「お医者さんも丁寧に見過ぎちゃったのかな。本人も全く(自覚)症状がなかったので『何やろうな』と言っていました」。妻の陽子さんは笑いながら夫の様子を振り返ったが、誰よりも気をもんでいたに違いない。
開幕前に健康不安は一掃した。心身とも充実した虎将は、心ゆくまで1年間を戦い抜く。(デイリースポーツ阪神担当・山本直弘)
2024年03月29日 06:54
「ESPN」が開幕戦でメジャー各選手のアニメ化動画を公開
■ドジャース ー カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
MLBは28日(日本時間29日)、米国での開幕戦を迎えた。米スポーツ局「ESPN」は各球団のスターたちをアニメで紹介。ドジャース・大谷翔平投手も“アニメ化”され、「大谷くんが漫画の主人公のように一番カッコよかったな」といったコメントが寄せられている。
同局が公式X(旧ツイッター)で「MLBが帰ってきた。2024年は誰が勝利するだろうか」と文言とともに各球団のスターたちを紹介。ドジャースユニホームを着用した大谷は力強い眉毛が描かれている。
ジャイアンツに移籍したスネルのボールを打ち返すような描写も。この動画にSNSでは様々な意見が寄せられていた。「アニメ風もいいですね!」といったコメントのほか、「大谷くんはもうちょっとカッコいいんですけど」「アメリカンカートゥーンクオリティw」と賛否両論だった。
この日、大谷は本拠地カージナルス戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回に二塁打、5回にも安打を放つ活躍を見せた。(Full-Count編集部)