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2021年08月01日 12:18
シーズン開幕に向けた準備を進める欧州主要リーグのクラブ。そうしたなか、ベティスとリーズとのフレンドリーマッチで起きた出来事が話題になっている。ベティスMFナビル・フェキールが相手DFパスカル・ストライクを後ろから蹴りつけたシーンがこちら。🤔 'Friendly' 📺 https://t.co/uILnnfa4dl pic.twitter.com/hjYKe9HiPw — Leeds United (@LUFC) July 31, 2021完全に蹴っている…。この試合でチャンスを外していたフェキールはイラ立っていたという。蹴られたストライクは交代を余儀なくされている。フェキールはイエローカードを提示されるだけで済んだが、海外では「レッドにすべき」、「なんてバカなプレーだ」などと批判が寄せらている。【動画】危なかった…久保建英の相手踏みつけシーンリーズはDFディエゴ・ジョレンテもこの試合で負傷交代しており、開幕直前のタイミングでDF陣がピンチに陥る可能性も…。
2024年04月24日 22:40
まさに守護神だ。
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山とホームで対戦。3−2で勝利も、敵地での第1レグは0−1で負けており、2戦合計3−3で延長戦に突入。120分の戦いを終えても決着はつかず、迎えた延長戦を5−4で制し、決勝進出を果たした。
第2レグは30分までに3点をリードしたが、セットプレーで被弾すると、PK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。数的不利のなか、劣勢の時間が長く、多くのピンチに見舞われたが、そのたびにGKポープ・ウィリアムが立ちはだかった。PK戦では蔚山の5人目、元鳥栖のキム・ミヌのPKを鋭い読みでストップしてみせた。
試合後のフラッシュインタビューで、ポープは心境を問われると、「本当にホッとしています」と笑顔を浮かべる。
【動画】ポープが渾身のPKストップ! 最後はエドゥアルドが決める!
PKストップに関しては、「身体がけっこうギリギリだったので。駆け引きとかじゃなく、自分を信じて、決めた方向に思いっきり飛ぶ、それだけですね」と振り返る。
10人での苦しい戦いだった。何度もファインセーブを見せた。
「早い時間に自分のチームが退場してしまって、本当に耐える、それだけというか、自分のところで、なんとかあれ以上、失点しないことだけは意識していました」
自身のことだけでなく、「チームのみんなもハードワークしてくれて、僕だけじゃなく全員の力で、サポーターのみなさんの力も含めて、マリノスファミリー全員で掴み取った勝利だと思います」と語り、喜びを噛みしめた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 22:34
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦。PK戦に持ち込まれる死闘を制し、決勝進出を決めている。
敵地での第1レグを0−1で落としたなか、13分に植中朝日のゴ―ルで先制した横浜は、21分にアンデルソン・ロペスの一撃、30分に植中のこの日2点目で加点。リードを広げる。
しかし、35分にセットプレーからマテウス・サレスのヘッドで失点すると、39分にはボックス内でDF上島拓巳がハンドを犯し、一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められ、アグリゲートスコア3−3に追い付かれる。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
その後の81分間は、数的不利の中で猛攻を受けながらも、延長戦を含めてゼロで凌ぎ、PK戦では5人全員が決めて5−4で勝利。見事にファイナル進出を決めた。
韓国メディアはこの結果に落胆。『スポーツ朝鮮』は「0−3→2−3→4PK5で涙。11人の蔚山と10人の横浜。狂気のドラマは悲しい結末。ACL決勝行きに挫折した」と報じた。
また、『InterFootball』は「蔚山、一人退場の横浜と120分の血闘終了。PK戦で衝撃の敗北。決勝行きは打ち砕かれた」と伝えている。
数的優位を活かせず、圧倒的に攻め込みながらの敗北に、衝撃が広がっているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 22:11
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦した。
敵地での第1レグは0−1。ファイナル進出に向け、勝利が絶対に必要な横浜は、30分までに植中朝日の2発、アンデルソン・ロペスのゴールで3点をリードする。
だが、その後にセットプレーから失点し、PK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKを決められ、アグリゲートスコアは3−3に。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
結局、後半も延長戦でもスコアボードは動かず。迎えたPK戦を5−4で制した横浜がクラブ史上初のACL決勝進出を果たした。
数的不利の状況で、劣勢の時間帯が長かったが、守護神ポープ・ウィリアムの好守連発など、粘り強い守備で対抗。耐えに耐えて、PK戦は5人全員が成功。激闘を制した横浜に、SNS上では「凄い!凄い!」「本当にありがとう」「一人少ない状況でよく耐えた!」「なんと誇らしい」「マリノスこれはマジで凄い」「ポープniceセーブ」といった声があがった。
トリコロールの逞しい戦いぶりを、ファン・サポーターも称えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 22:03
AFCチャンピオンズリーグは24日、横浜F・マリノスvs蔚山現代の準決勝第2戦が行われ、PK戦の末にF・マリノスが勝利。
2024年04月24日 21:54
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝セカンドレグが24日に行われ、横浜F・マリノス(日本)と蔚山現代(韓国)が対戦した。
アジアの頂点を目指す戦いもいよいよ佳境を迎えている。東地区ではアル・アイン(UAE)がアル・ヒラル(サウジアラビア)を2戦合計5−4で下して、2016シーズン以来の決勝進出を決めた。ファイナルへの切符のもう一枚をかけた東地区の準決勝では、横浜FMと蔚山現代の“日韓対決”が実現。クラブ史上初のベスト4進出を決めた横浜FMだが、17日に行われたフォーストレグでは0−1で惜敗。本拠地『横浜国際総合競技場』でのセカンドレグで逆転を目指す。
雨が降りしきる中でキックオフとなった一戦は、序盤からホームの横浜FMが攻勢を強める。13分、右サイドでヤン・マテウスが起点を作ると、中央への低いパスをA・ロペスがスルー。ナム・テヒの足元には収まらなかったものの、ボックス内右に詰めた植中朝日が冷静にネットを揺らし、2戦合計スコアを1−1とした。先制した横浜FMは、何度か蔚山現代の鋭い攻撃を受けるも、守備陣が集中した対応を見せ得点を与えず。逆に榊原彗悟や永戸勝也の際どいミドルシュートでチャンスを作る。
すると21分、ボックス手前で細かくボールを動かし、ボックス手前中央でヤン・マテウスの縦パスを引き出したA・ロペスが左足を一閃。強烈なシュートがゴール右下隅に突き刺さり、横浜FMが2戦合計で逆転に成功する。30分には巧みな反転で前を向いた植中がボックス手前中央からゴール右隅に狙い澄ましたミドルシュートを突き刺し、一気にリードを広げた。
しかし35分、イ・ドンギョンの右CKからマテウス・サレスに強烈なヘディングシュートを叩き込まれ2点差に。その4分後にはオム・ウォンサングの突破を阻止しようとした上島拓巳がボックス内でハンドの反則を犯し、レッドカードで退場に。その後のPKを沈められ、2戦合計スコアは3−3となった。数的不利となった横浜FMは蔚山現代に主導権を握られるも、クロスバーにも救われ、何とか1点リードで前半を終えた。
後半開始早々の47分、ボックス内右へ抜け出したソル・ヨンウが鋭い切り返しで対峙したDFを翻弄し、斜め後方のダリヤン・ボヤニッチへパス。右足のダイレクトシュートがネットを揺らすも、ゴール前のグスタフ・ルドヴィグソンがオフサイドポジションにいたとして、得点は認められなかった。横浜FMはその後も立て続けにピンチを迎えるも、GKポープ・ウィリアムの好セーブもあり、ゴールを割らせない。
63分、横浜FMは永戸の左からのクロスにヤン・マテウスが頭で合わせてネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定。その後は蔚山現代に押し込まれる我慢の時間が続くが、最終局面で各選手が粘り強い対応を見せ、同点ゴールを与えぬまま時計の針を進めていく。87分にはルドヴィグソンのクロスにキム・ミヌが合わせるも、決定的なシュートは右ポスト直撃。2戦合計スコア3−3のまま90分間が終了した。
延長戦では蔚山現代が途中出場のケルビンを起点に何度もチャンスを作る。横浜FMも108分に天野純のボール奪取から決定機を迎えるも、水沼宏太のシュートは相手GKの好セーブに阻まれた。114分には蔚山現代のケルビンが放ったシュートが左ポストを叩く。互いに好機を生かせぬまま決着はPK戦に委ねられた。互いに4人ずつが成功して迎えた蔚山現代の5人目キム・ミヌのキックをGKポープ・ウィリアムがセーブ。対する横浜FMの5人目エドゥアルドはネットを揺らし、試合が終了した。
PK戦を制した横浜FMがアル・アインの待つ決勝戦へ進出。なお、決勝戦もホーム&アウェイ方式で行われ、ファーストレグが5月11日、セカンドレグが同25日に予定されている。
【スコア】
横浜F・マリノス 3−2(2戦合計:3−3/PK戦:5−4) 蔚山現代
【得点者】
1−0 13分 植中朝日(横浜F・マリノス)
2−0 21分 アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)
3−0 30分 植中朝日(横浜F・マリノス)
3−1 35分 マテウス・サレス(蔚山現代)
3−2 43分 ダリヤン・ボヤニッチ(PK/蔚山現代)
2024年04月24日 21:53
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦した。
敵地での第1レグは0−1。ファイナル進出に向け、勝利が絶対に必要な横浜は、30分までに3点を奪取。13分に植中朝日、21分にアンデルソン・ロペス、30分に再び植中がネットを揺らす。
優位に立った横浜だが、35分にCKからマテウス・サレスのヘディングシュートで被弾。39分にはボックス内のファウルでPK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められ、3−2で前半を終える。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
数的不利で、トータルスコアは3−3で迎えた後半、横浜は劣勢を強いられるも、粘り強い守備で対抗。守護神ポープ・ウィリアムの好守も光り、ゴールを割らせない。
結局、後半はスコアボードが動かず。試合は延長戦に突入し、116分にはセットプレーの流れからキム・ミヌに押し込まれるも、これはオフサイドで事なきを得る。
そして、延長戦でも決着はつかず、勝敗の行方はPK戦に託される。これを横浜が5−4で制して、クラブ初のACL決勝進出を果たした。
2024年04月24日 21:21
遠藤航を擁するリバプールは、4月21日に開催されたプレミアリーグの第34節で、フルアムとアウェーで対戦。最近は、プレミアリーグ2試合で5ポイントを失い、ヨーロッパリーグ(EL)でベスト8敗退(アタランタに2戦合計1―3)と停滞していたなか、3−1で快勝を飾った。
3日前のアタランタ戦では出番がなかった遠藤も先発に復帰。前半はやや精彩を欠いていたものの、後半は攻守に奮闘した。
ただ、その遠藤を含めたリバプールの中盤が不調に陥っているとの指摘もある。リバプールの専門サイト『anfield index』は、「重要なマージーサイドダービーを前にリバプールの中盤が苦戦」と伝えている。
「彼ら全員があの崖から転落するのに、これ以上最悪のタイミングは選べない。プレミアリーグのるつぼにおいて、アンフィールドの中盤の状況は多くのドラマの舞台となってきた。しかし、ここ数週間はリバプールの中盤のマエストロにとって悲劇のようなものだ」
【動画】遠藤が巧みな反転→絶妙スルーパスでチャンスを構築
同メディアは「リバプールの中盤が低迷しているように見えると言っても過言ではない。名高いマージーサイドダービーへの期待が高まる中、レッズのMFが調子を上げなければならないという明白な緊急性がある」と主張。遠藤についてこう指摘している。
「エンドウは、かつてはプレーを崩す能力で称賛されていたが、無視できないスランプに見舞われている。フルアムとの試合は彼の最近の苦境を象徴するもので、前半はひどいパフォーマンスで、後半はわずかに改善しただけだった」
同メディアは「ユナイテッド戦以来、かつては信頼できた4バックの盾がザルに変わってしまった。フルアム戦ではエンドウの散発的な輝きがミスを隠すのにほとんど役立たず、それが露呈した」と酷評している。
4月24日に開催されるエバートンとのダービーで、遠藤は周囲を黙らせられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 21:00
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦している。
2024年04月24日 20:55
近年、各種大会の総括分析でしばしば出てくるワードがある。「直接FKからそのまま決まったゴール数の減少」だ。中村俊輔氏のような名手が猛威を振るった時代が終わり、FKからのゴールは日本だけでなく世界的にも減少傾向だ。もはやFKキッカーは「絶滅危惧種」だと思われるようになって久しい。
そんな日本で、忍者の里・滋賀県甲賀市出身のキッカーが独特のスタイルを確立し、存在感を放っている。今季京都サンガF.C.から東京ヴェルディへと移籍したU-23日本代表MF山田楓喜だ。今年のJ1で早くも二つのFKからの直接ゴールを記録しており、一発のキックで試合の流れを一変させるFKキッカーの凄味を我々に思い出させてくれている。ほとんど助走を取らない独特の間合いから繰り出す弾道は、予測を超えた軌道を描きゴールネットを揺らしてきた。飄々とした雰囲気をまとう山田だが、この左足のキックに関しては、揺らがぬ絶対的自信を持つ。
「(FKからゴールを狙うチャンスが)あれば、決めるんで。誰かファウルを取ってきてくださいって感じですね」。U-23日本代表の一員として臨んでいるAFC U23アジアカップでもそんな不敵なコメントが飛び出すほど。実際、今大会も惜しいシュートは放っており、次戦へ向けても、「(セットプレーで違いを)作ります」と自信を隠さない。
FKの蹴り方はかなり個性的だ。「試合の流れとかは関係ない」と切り離して考えているというFKは、「そのときのフィーリングで自分が決めた歩数」分だけの助走を取る。まずこの助走が一般的な基準からするとかなり短い。「誰かを真似したとかはない」という独自のやり方だ。
「なるべく助走は短く。キーパーも読みづらいし、ああいう形になりましたね。他の人はあんま蹴れないと思うんですけど、あの助走の短さでああいうボールを蹴れるのが自分の特長ではあります」
ユニークなのは「直接FKの練習は特にしていない」ということ。キックの練習自体は日々積み重ねていて、その延長線上で「自分の感性で感覚のまま振り切ったら、良い感じにいっちゃう」ようになったものだと言う。ただ唯一、京都のアカデミー時代に「一時期だけずっとFKの練習をしていた時期はあった」。そこで同じ左足の名手だった美尾敦コーチ(当時)から伝授された「自分のリズムを作れ」という教えは実践し続けている。
「ファウルになって、ボールを置いて、蹴るまでの流れを自分で意識して作るようになって、そのおかげで今があるかな。自分の時間は大事にしています」
独特な間合いで繰り出すFKは、それだけで観る価値があるレベルで、本人も絶対の自負を持つ。「そろそろ分析されるのでは?」という記者の質問に対しても、「バレててもキック精度が落ちることはないんで、全然大丈夫です」と、一笑に付した。
もちろん、「FKだけ」の選手ならU-23代表のスタメンを張れるはずもない。元より技術に加えて身体的な資質も高く、181センチの長身に加え、持久的な走力のベースもあった。本人も「自分の中では走れるほうだと思ってたし、球際で負けると感じることも余りなかったんです」と言う。
ただ、昨年京都で先発出場の機会が減る中で、「『このままでええんか?』みたいに思った」と、改めて一つの決断を下す。「世界で戦っていくには、もっと走れないといかんし、もっと一人でも当たり負けせずにキープしてタメを作ったりできるようにならないといけない」と、昨年夏から食事の面を含めた自己改造を開始した。本人は「まだ伸びしろだらけ」とおどけるが、体重はそのままに体脂肪率は二桁から一桁に絞られたそうで、より筋肉質な体を手に入れている。フィジカル面の向上で、よりテクニカルな部分での特長も際立つようになり、それが自信にも繋がっているように見える。今季、山田は明らかにプレーヤーとして一皮むけた。
いわゆる“上手い系”で、左足のキックに特長を持つ選手。そんなイメージが変わったわけではないが、「『戦えるぞ』ってのを見せないといけないと思ったんで」と言えるようなプレーを見せることで、大岩剛監督の信頼もグッと増した印象がある。25日に始まる「負けたら終わり」の決勝トーナメント。準々決勝の相手は開催国のカタールという難所だが、山田のコメントはいかにも彼らしいものだった。
「なんかそっちのほうが楽しいし、ワクワクするというか、逆に燃えるかなと思っています」
この決戦、ゴール前で日本がファウルをもらったら、背番号11に注目し、ワクワクしておいてもらいたい。「あれば入れる」と宣言していた男の左足が、パリへの切符を引き寄せるかもしれない。
取材・文=川端暁彦
2024年04月24日 20:34
リヴァプールは24日、来シーズンの新監督候補に挙げられていたフェイエノールトのアルネ・スロット監督を招へいすべく、同クラブとの交渉を開始したようだ。現地イギリスを中心とした複数メディアが一斉に報じている。
現在リヴァプールを率いているユルゲン・クロップ監督は、今季限りでの退任が発表されており、同クラブは後任探しに着手。これまで、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督や、スポルティング・リスボンのルベン・アモリム監督など、様々な指揮官候補が浮上していたが、23日に新たな候補者としてスロット監督の名前が挙がっていた。
バルセロナやバイエルンも興味を示していたとされるスロット監督は昨夏、トッテナムやチェルシーとの関連も報じられていたが、最終的にはフェイエノールトに留まることを決断。しかし今回は、アンフィールドでの仕事に意欲を見せているようだ。スロット監督はフェイエノールトとの契約を2026年まで残しており、契約解除条項はないものの、リヴァプールは補償金を支払うことでの円満な解決を目指しているとのこと。『The Athletic』によれば、リヴァプールからの最初のオファーは拒否されたが、交渉は継続される見通しだという。
スロット監督は母国オランダで指導者経験を積んできた人物で、AZの監督を経て、2021−22シーズンよりフェイエノールトを指揮。昨シーズンはフェイエノールトを6シーズンぶりのエールディヴィジ制覇へ導いた。今季は残り4試合となったなかで、首位を走るPSVと勝ち点「9」差の2位につけており、エールディヴィジ連覇は非現実的となっている。だが、KNVBベーカー(オランダカップ)ではトロフィーを掲げており、2シーズン連続でチームにタイトルをもたらしていた。
2024年04月24日 20:01
4月24日開催のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝・第2戦で、横浜F・マリノスは韓国王者の蔚山現代と、横浜国際総合競技場で対戦している。敵地での第1戦は0−1で落としており、決勝進出へ逆転が求められる大一番だ。
天候はあいにくの雨。だが、平日にもかかわらず駆けつけた多くのマリノスのサポーターは、キックオフ前から一致団結し、熱い声援を送る。一方、蔚山側は屋根のある上方に固まり、チームを鼓舞する。
やがてキックオフを迎えると、予想外の展開に。13分にこぼれ球を素早く拾った植中朝日が幸先良く先制点を奪うと、21分にアンデルソン・ロペス、30分に再び植中がゴール。一気に3発を叩き込み、2戦合計3−1とひっくり返し、横浜国際総合競技場は大いに沸く。
【PHOTO】蔚山スタジアムの様子を大公開!貴重な内部潜入写真も!韓国ならでは?の新発見続々
しかし、一筋縄ではいかない。35分にCKから1点を返されたかと思えば、その直後に上島拓巳がペナルティエリア内で痛恨のハンドを犯し、PKを献上。そして上島にレッドカード提示を告げるアナウンスが場内で流れると、蔚山のサポーターからは大歓声が上がった。
結局、PKをきっちり決められ、第2戦自体は3−2、2戦合計では3−3で前半終了。チャンスを作りながら仕留められず、ウノゼロに終わった1週間前の韓国の戦いから一転、45分で5点が生まれる打ち合いとなっている。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月24日 20:00
元アルゼンチン代表で、現在インデペンディエンテの指揮官を務めるカルロス・テベス監督が胸痛のため、23日の夜ブエノスアイレスの病院で検査を受けたようだ。
2024年04月24日 20:00
イタリア2部セリエBに所属するSSCバーリ。昨季は1部昇格争いの主役を演じていたが、今季は第34節終了時点で全20チーム中17位と、残留争いに巻き込まれている。
そんなバーリに、今年もイタリアのファッションブランド「LC23」とコラボレーションの限定コレクションが登場した。キットサプライヤーのKappaも含めたトリプルコラボとなる。
バーリ、Kappa、LC23とのコラボは3年連続。21-22シーズンの“タコの触手”ユニフォームに始まり、昨季は90年代バーリ名物“ハイハイポーズ”ユニフォームが話題を呼んだ。
そして今回のコレクションは、「地元バーリの夏と海」と「アメリカ」という2つのテーマを持つ内容となっている。Bari × LC23 × Kappa 2024 Collection
バーリ × LC23 × Kappa 2024 スペシャルエディション ユニフォーム(シルバー)
今回のコレクションでは色違いで2種類のユニフォームが登場。一つはシルバー(あるいはグレー)の濃淡ストライプで、胸元にはレッドとホワイトのボーダーをデザイン。
このカラーリングは「アメリカ」がテーマなのだが、その詳細については後述する。
背面の首元には地元バーリの紋章をデザイン。
2つのユニフォームはそれぞれ試合での着用を前提としており、このシルバーは20日にホームで行われた第34節ピサ戦で着用。降格圏から脱するためにも勝点3が欲しい試合だったが、1-1の引分けに終わっている。
バーリ × LC23 × Kappa 2024 スペシャルエディション ユニフォーム(ブルー)
もう一つの限定ユニフォームは、夏のバーリをイメージした濃淡ブルーのストライプを採用。襟周りがシルバーとは異なるが、全体的には似たようなデザインとなっている。
このブルーのユニフォームは、5月1日にホームで行われる第36節パルマ戦で着用予定。残留争いのバーリと、現在首位のパルマとの一戦は要注目だ。
そして本コレクションには、非常にレトロな“80年代Kappa”を彷彿とさせるジャケットも登場。このアイテムこそが「アメリカ」をテーマにしたコレクションの主役でもある。Bari × LC23 × Kappa 2024 Collection
バーリ × LC23 × Kappa 2024 スペシャルエディション トラックジャケット
どことなく宇宙服を思わせるデザインのトラックジャケット。シルバーは本コレクションのメインカラーだ。
この少しレトロなデザインは、1984年に開催されたロサンゼルス五輪でアメリカ合衆国の陸上チームが着たKappaのユニフォームに着想を得ている。前出のシルバーのユニフォームも同様だ。
Kappaはこの1984年大会でアメリカ陸上競技チームの公式ユニフォームを担当し、世界のスポーツファンへのアピールに成功。五輪以降、Kappaの認知度は大きく上昇したとも言われている。
両袖のバンダと呼ばれるスタイルのKappaロゴは、当時の陸上ユニフォームにインスピレーションを得たもので、ロス五輪の40周年や五輪のレガシーに敬意を表したものだ。
バーリ × LC23 × Kappa 2024 スペシャルエディション プレマッチ・トップ
本コレクションには、選手が試合前のウォームアップ時に着用するプレマッチ・トップも含まれる。そのデザインは、チームカラーレッドとホワイトによるボーダー柄。
そしてこの2色はもちろん、コレクションのテーマ「アメリカ」を象徴する色でもある。
実は、同じくKappaと契約するヴェネツィアもロサンゼルス五輪をテーマにしたトラックスーツを2月に発表し、そのデザインが話題を呼んだ。どちらも40年前のKappaに敬意を表しつつも、五輪商戦を意識したものであることは間違いない。
2023年のサッカー界で「最強のコラボ・ユニフォーム」5選
本コレクションはこの他にも、スポンサーロゴ無しの長袖ユニフォームと、各キットのパンツもラインナップ。アイテムは数量限定でクラブの公式オンラインストアにて販売中だ。
2024年04月24日 19:57
アスレティック・ビルバオは24日、主将MFイケル・ムニアインがシーズン終了後に退団することを発表した。
バスク純血主義を掲げるクラブの“王様”が、コパ・デル・レイ(国王杯)優勝という美しい思い出とともに退位することを決めた。1992年12月19日生まれのムニアインは現在31歳。12歳で『レサマ(練習施設)』に到着すると、2009年夏に16歳7カ月でトップチームデビュー。あれから15シーズン、マルケル・スサエタからの腕章継承やクラブ歴代2位となる公式戦出場数(4月24日時点で通算557試合)、2度のスーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝…2度の前十字じん帯の大ケガに、主要大会では5度の準優勝と酸いも甘いも噛み分けた旅だった。
一昨夏に3度目の就任となったエルネスト・バルベルデ監督の下では、ベンチを温める機会が続いた。実際に、今シーズンは公式戦22試合・プレータイムは801分と減少。それでも、若手選手にアドバイスを送るなど一切不満を露わにすることなく、率先してチームを引っ張った。迎えた今月6日の国王杯決勝戦、自身6度目の主要大会のファイナルとなったムニアインは延長戦から途中出場。テクニカルなプレーでリズムやタメを作り、違いを生み出す振る舞いはまさに“王様”だ。PK戦では2番手のキッカーとして成功させ、クラブにとって40年ぶり通算24度目(前身大会を含めると25度目)の優勝に大きく貢献した。
24日、クラブ公式Xにて「イケル・ムニアインは大きな扉から去ることを決断した。赤と白の伝説は、アスレティックとともにガバラ(はしけ)に乗るという夢が叶った後、クラブを離れる」とシーズン終了後の退団が発表された。さらに、投稿された動画内にて同選手は「子供の頃、12歳のときにここに到着した。あれからほぼ20年が経った今日、僕はトップチームで15シーズンを過ごした後に退団することを発表する」と語り、以下のように続けている。
「悲願の25度目のカップタイトルを手にし、40年越しにガバラ(はしけ)に乗るという夢を叶えて、幸せな気持ちでここから旅立つよ。僕たちが、サポーターとクラブの間に示した団結は、アスレティック・ビルバオが世界で最もユニークな存在であることを物語っている」
『ユニーク・イン・ザ・ワールド』と謳う、アスレティック・ビルバオ。その言葉が、これほど似合う選手がいただろうか。今夏に満了を迎える現行契約だが、同契約を締結した際に契約解除条項を撤廃。それは事実上、他クラブからのオファーに応じることはないと宣言したことを意味するものだった。当時のスペインメディアは「プロサッカー史上前例のないこと」と忠誠心に驚嘆している。アスレティック・ビルバオは後日、“唯一無二”のクラブにおいて、これまでも、そしてこれからも“唯一無二”の選手で在り続けるムニアインのお別れセレモニーを開催することを併せて伝えている。
【公式発表】クラブ退団を発表したイケル・ムニアイン
❤ "Has sido lo mejor de mi vida,
pero ahora, mi amor,
ha llegado el momento de separarnos"
© El capitán comunica su adiós tras 15 temporadas en el primer equipo.#AthleticClub 🦁 pic.twitter.com/YwiV6kP4S3— Athletic Club (@AthleticClub) April 24, 2024
2024年04月24日 19:52
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦している。
開始4分、オフサイドの判定となったが、ヤン・マテウスが良い形で右サイドを抜け出し、カットインから惜しいシュートを放つ。7分にはGKポープ・ウィリアムのフィードからチャンスを創出するなど、横浜が序盤から攻め立てる。
ペースを掴むなか、13分に先制。ヤン・マテウスのパスをアンデルソン・ロペスがスルーし、後ろにいたナム・テヒが反応。うまくコントロールできなかったが、こぼれ球に反応した植中朝日が力強い一撃を突き刺した。
【動画】ロペスの絶妙フィニッシュ&植中のゴラッソ!
さらに21分、ヤン・マテウスのラストパスを受けたA・ロペスが狙いすましたシュートを流し込めば、30分には植中が目の覚めるようなミドルを叩き込む。
だが、ここから横浜は苦しい状況に。35分にはセットプレーからマテウス・サレスのヘディングシュートで被弾。39分にはボックス内のファウルでPK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められてしまう。このまま前半を3−2で終える。
敵地での第1レグは0−1で敗れている横浜。トータルスコアは3−3で後半へ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部