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2021年08月05日 06:50
野球評論家の飯田哲也氏は伊藤の2イニング救援に「正直驚きました」■日本 5ー2 韓国(4日・準決勝・横浜) 悲願の金メダルへ王手をかけた。東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」は4日、横浜スタジアムで行われた準決勝・韓国戦に5-2で勝利し、決勝進出を決めた。2-2の同点で迎えた8回2死満塁で山田哲人内野手(ヤクルト)が左翼フェンス直撃の3点二塁打を放ち、勝負を決めた。かつてヤクルトなどで名外野手として鳴らした野球評論家の飯田哲也氏は最大の勝因として、7回からの2イニングをルーキーの伊藤大海投手(日本ハム)に託した稲葉篤紀監督の継投策と、その期待に応えた伊藤の好投を挙げた。 ◇◇◇ 正直言って驚きました。2点のリードを6回に追いつかれ、やや劣勢だった侍ジャパン。同点のままで迎えた7回に稲葉監督が3番手としてマウンドへ送ったのは、ルーキーの伊藤投手でした。しかも、伊藤投手が7回を無安打1四球2奪三振無失点で乗り切ると、続く8回も続投させました。この回跨ぎの決断には驚かされました。 普通なら、8回に平良海馬投手(西武)、9回に栗林良吏投手(広島)を投入するのが必勝パターンです。しかし、状況は同点で、タイブレークでの延長戦も視野に入れなければなりませんでした。無死一、二塁から始まるタイブレークでは、三振を取れる栗林が絶対的な力を発揮します。実際に2日の米国戦でも、栗林はタイブレークを無失点で抑えて勝利に貢献していました。この日も勝ち越すまでは栗林をとっておきたかったでしょう。それにしても、8回は千賀滉大投手(ソフトバンク)や山崎康晃投手(DeNA)に交代させる選択肢もあったと思います。 伊藤に2イニング目を任せた稲葉監督の決断は、ある意味で賭けだったと思います。伊藤は2死からキム・ヒョンスに左翼線二塁打を打たれましたが、続く左の代打の切り札チェ・ジュファンを二ゴロに打ち取りました。非常に落ち着いていて、ストレートでもスライダーでもストライクが取れたのが良かったと思います。稲葉監督の期待に応え、韓国に傾きつつあった流れをピタリと止めたことで、その裏の山田の決勝打に繋がりました。 もちろん、同点の8回2死満塁で初球のストレートを1発で仕留めた山田の打撃も素晴らしかった。侍ジャパンの打者たちは今大会で、試合前半には早いカウントで打って出ず、じっくりボールを見る傾向が見られます。ところが、開幕戦のドミニカ共和国戦で坂本勇人内野手(巨人)がサヨナラ打を放ったのも初球。準々決勝の米国戦で甲斐拓也捕手(ソフトバンク)が放ったサヨナラ打も初球を打ったものでした。ここぞの場面では集中力が高まる。さすがは日本を代表する選手たちです。 今大会の4試合はいずれも劣勢となる場面がありましたが、このメンバーは追い込まれるほど底力を発揮する。非常に頼もしいと思います。ぜひこの流れのまま、金メダルを獲得してほしいです。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2024年04月25日 20:56
○ 巨人 3 − 2 中日 ●
<6回戦・東京ドーム>
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏が、巨人の西舘勇陽について言及した。
西舘は3−2の7回にマウンドに上がると先頭の代打・大島洋平を右飛、続く岡林勇希を空振り三振、最後は田中幹也を遊ゴロで、7回の1イニングを危なげなくわずか9球で三者凡退に抑えた。これで西舘は新人最多記録に並ぶ10試合連続ホールドを挙げた。
山本昌氏は試合後、「今日は最初の投球練習をチェックしているときに大丈夫かと思ったんですけど、それでもボールも抜けていたけど、バッターが立つとさすが即戦力ルーキーだなと感じましたね」と絶賛した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月25日 20:50
「巨人3−2中日」(25日、東京ドーム)
巨人・坂本が2点を追う六回に3号3ランを放って逆転勝ち。菅野は6回2失点で降板していたが、一撃に救われる形で無傷の3勝目を手にした。
坂本と菅野がお立ち台に呼ばれ、打のヒーローは「ピッチャーが頑張ってるのになかなか点が取れなかったので、チームにとっても僕にとっても大きな1本になりました」と話した。
隣でしみじみと聞き入っていた菅野は「今日は勇人に助けてもらったので」と語りだし、「きっと打ってくれるだろうと信じてた。僕の祈りが通じたんだと思います」と続けた。インタビュアーから坂本に言いたいことはと問われると、帽子を取って深々と頭を下げ、「ありがとうございます!」と感謝の意を伝えた。坂本は照れくさそうに顔を赤くしていた。
2024年04月25日 20:49
○ 巨人 3 − 2 中日 ●
<6回戦・東京ドーム>
中日先発・柳裕也は5回まで巨人打線をノーヒットに抑えていたが、6回に坂本勇人に3ランを浴び敗戦投手となった。
2−0の6回に先頭の吉川尚輝にライトフェンス直撃の二塁打を打たれたが、代打・大城卓三を左飛、続く門脇誠も左飛で2アウトまで漕ぎ着ける。2番・佐々木俊輔に四球を与え、3番・坂本勇人に逆転の3ランを浴びた。
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏は試合後、「阿部監督もお話しされていましたけど、佐々木選手の四球は大きかった。逆に柳投手は正直あのランナーを出してはいけない。坂本選手の調子が悪いとはいえ、ルーキーと天秤をかけたら無理矢理にでも勝負しないといけない展開だったんですけど、あそこでちょっとなんとなく嫌な予感になりましたよね。全体としてね」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月25日 20:47
「オリックス1−3西武」(25日、京セラドーム大阪)
西武は先発のタカハシが5回2/3を投げ3安打1失点で来日3年目で初勝利を挙げた。
2024年04月25日 20:47
「オリックス1−3西武」(25日、京セラドーム大阪)
オリックスの連勝は「3」でストップし、今季初の4連勝とはならなかった。
先発のカスティーヨは、7回5安打3失点と試合を作ったが、今季2敗目。序盤の投球が悔やまれる結果となった。初回1死二塁で相対した中村剛に左翼線へ適時二塁打を献上し、先制点を奪われる。
二回は三者凡退に抑えたが、続く三回。2死二、三塁からアギラーに2点適時打を許し、次の1点をどちらが取るかという場面で西武に取られてしまった。四回以降はチェンジアップなどをうまく駆使し、無安打投球を披露していた。
打線は初回のチャンスを生かせなかったことが痛い。1点リードの初回先頭の福田が左翼線二塁打で出塁し、1死二塁から西川が左前打でチャンスメーク。1死一、三塁とどんな形でも得点を刻みたい場面で4番・セデーニョが打席に向かった。
1ストライクからの直球を強振。痛烈な打球を放ったが、三塁・佐藤龍の正面に転がり併殺打と最悪の形となってしまった。ボー・タカハシの立ち上がりを攻めきることができず、二回から五回は無安打に抑え込まれた。
3点を追う六回は1死満塁とチャンスを作り、西川の一ゴロの間にようやく1点を返した。ここで2番手の水上が登場。一気に攻めたいシーンでセデーニョが打席に入ったが、初球のスライダーを簡単に打ち上げ、右飛に仕留められた。
2024年04月25日 20:41
「巨人3−2中日」(25日、東京ドーム)
巨人が2点を追う六回、坂本の逆転3ランで逆転勝ちし、3カードぶりの勝ち越しを決めた。
5回までノーヒットノーラン。六回先頭の吉川が右越え二塁打を放って記録を止めると、2死から佐々木が四球を選んだ一、二塁から、坂本が左越えに逆転の3号3ラン。チーム9試合ぶりの本塁打で、9試合連続2得点以下だった打線が10試合ぶりに3得点を挙げた。
終わってみれば、チームの安打は六回に吉川と坂本が放った2安打のみで、中日は7安打だった。阿部監督は「2安打でも勝てるんだなと思って見てました」と語った。
2024年04月25日 20:35
○ 巨人 3 − 2 中日 ●
<6回戦・東京ドーム>
巨人・坂本勇人が逆転3ランを放ち勝利の立役者となった。
巨人打線は5回まで中日先発・柳裕也の前にノーヒットに抑えられるも、0−2の6回に先頭の吉川尚輝のフェンス直撃二塁打をきっかけに、二死一、二塁の好機を作る。ここで打席には坂本。柳が1ストライクから投じたストレートを打った瞬間にそれとわかる、レフトへ値千金の第3号逆転3ラン。
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏は、「すごい選手ですね。インコースのまっすぐ。この選手はインロー強いんですよ。ちょっとびっくりしましたね。そう考えるとルーキーの選手を歩かせて同点のランナーを出したと言うところがこう言う結果になりました。坂本選手を褒めるしかない。すごかったですね」と興奮気味に話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月25日 20:25
「巨人3−2中日」(25日、東京ドーム)
中日が逆転負けを喫し、2カード連続の負け越しで3位に転落した。
2024年04月25日 20:25
「巨人3−2中日」(25日、東京ドーム)
巨人が逆転勝ちで2位に再浮上した。
打線は五回まで相手先発・柳に無安打と完璧に封じ込められていた。迎えた0−2の六回。先頭・吉川が右越え二塁打で出塁するなどで2死一、二塁の好機を迎えた。ここで坂本が柳の直球を完璧に捉えた。グングンと伸びた打球は左翼席にグサリと突き刺さる。逆転の3号3ランとなった。頼もしいベテランがチーム9試合ぶりの一発を放って打線を鼓舞した。
わずか2得点と打線が機能せずに敗れた24日の試合後、阿部監督は「野手が何とか打って点を取ればいいだけなんで。課題は明確ですよ」と厳しい口調で指摘していたが、背番号6が指揮官の期待に応えた。
先発した菅野は6回を6安打2失点で3勝目(0敗)をマークした。
2024年04月25日 20:10
大谷は両リーグトップの打率.371、ブルワーズのコントレラスが3位につける
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地で行われたナショナルズ戦で6打数3安打2打点をマーク。両リーグトップの打率を.371まで伸ばした。2位は同.365の同僚のムーキー・ベッツ内野手だが、3位には“快挙”を狙う伏兵が浮上。ブルワーズのウィリアム・コントレラス捕手がジワジワとにじみ寄っている。
26歳のコントレラスは同日のパイレーツ戦で3安打1四球1打点。打率.359の3位につけている。2022年オフにブレーブスからトレードでブルワーズに移籍。また、カージナルスに所属する、通算879試合(同日時点)に出場しているウィルソン・コントレラス捕手の弟でもある。
ブルワーズのコントレラスが首位打者獲得となると、捕手としては2012年に打率.336の数字を残したジャイアンツのバスター・ポージー以来12年ぶりの快挙となる。
大谷は24日(同25日)時点で長打(21)、安打(39)、打率(.371)、得点(21)、塁打(73)、出塁率(.433)、長打率(.695)、OPS(1.128)の8項目で両リーグトップの成績を残している。首位打者は大谷も獲得したことはないが、“快挙”を狙う思わぬ伏兵が、不気味な存在となっている。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 20:07
「巨人−中日」(25日、東京ドーム)
巨人・坂本勇人内野手が逆転の3号3ランを放った。0−2の六回2死一、二塁。坂本が柳の直球を完璧に捉えた。グングンと伸びた打球は左翼席にグサリと突き刺さる。背番号6は右手でガッツポーズをしながらダイヤモンドを駆け抜けた。
「全然打てていなかったので、最高の結果となり本当に良かったです」。打線は五回まで無安打と右腕の前にきりきり舞いさせられていた。だが六回先頭・吉川が右越え二塁打を放ってチャンスメーク。頼もしいベテランがチーム9試合ぶりの一発を放って打線を鼓舞した。
チームは9試合連続で2得点以下と打線が振るわなかったが、チームリーダーが風穴を開けた。
2024年04月25日 19:53
「ヤクルト−広島」(25日、神宮球場)
ヤクルトのサンタナが痛恨の“ミス”を犯した。
2024年04月25日 19:49
◆ 4点リードを吐き出し防御率は4.15に悪化…
ヤクルトの高橋奎二投手(26)が25日、本拠地・神宮での広島戦に先発登板。味方打線が一挙6得点のビッグイニングを作るも、4回途中6失点で降板し勝利投手の権利を持たずマウンドを降りた。
広島の7番・二俣にプロ初アーチを浴びるなど2回までに2失点。それでも2回裏、3番・オスナが5号満塁弾を放つなど味方打線が一挙6点のビックイニングを作った。
4点リードの援護をもらった左腕だったが、3回は代打・宇草に四球を与えたあと、2番・菊池に左越え2ランを浴び4失点目。続く4回も二死から8番・矢野に四球を与え、続く広島の2番手投手・黒原に左前へライナー性の飛球を許した。左翼のサンタナは落下点に入ったようにも見えたが、照明が目に入ったのか飛球を後逸。これが適時三塁打となり5点目を失った。
なおも二死三塁で1番・上本には死球をぶつけ降板。二死一、三塁でリリーフした丸山が2番・菊池に適時内野安打を許し、6−6の同点に追いつかれた。
高橋は打線の援護を受けながらも4回途中、6安打6失点、2奪三振3四死球の背信投球。不運な安打もあったとはいえ、四球絡みで失点を重ねるなどピリッとしなかった。
2024年04月25日 19:47
「ヤクルト−広島」(25日、神宮球場)
広島が4点差を追いつた。
三回からハッチの後を受け、登板した黒原。4−6の四回2死一塁で、この日初打席を迎えた。1ストライクからの高橋が投じた外角直球にうまく反応。打球はライナーで左翼・サンタナの前へ。捕球体勢に入ったと思われたが、打球が照明と重なり、後逸。フェンスまで転がる間に一塁走者の矢野が生還し、1点差に。黒原は三塁を陥れ、プロ初安打をマークした。
その後、2死一、三塁から菊池が遊撃に内野安打を放ち、同点。二回までに、4点ビハインドとなったが打線が奮起し、試合を振り出しに戻した。
2024年04月25日 19:43
ターナーがイチロー氏の記録「45」に残り4まで迫ったものの…無念の盗塁死
■レッズ 7ー4 フィリーズ(日本時間25日・シンシナティ)
フィリーズのトレイ・ターナー内野手が24日(日本時間25日)、敵地・レッズ戦で盗塁死を喫し、連続盗塁成功記録が「41」でストップした。5回2死一、三塁で一塁走者がスタート。三塁走者のターナーは捕手の二塁への偽投に誘い出された形で三本間に挟まれ、タッチアウトとなった。記録は盗塁死。イチロー氏の記録「45」に迫った中、思いがけない形での幕切れに、SNSでは「お粗末な終わり方」「こんな形は残念だ」との声が相次いだ。
3年越しの記録があっけなく途切れた。5回2死一、三塁の場面。一塁走者がスタートすると、捕手は二塁へ送球するそぶりを見せ、すぐさま三塁方面にクルリと方向転換。ダブルスチールを狙ったのか、三本間の中間ほどまで飛び出していたターナーは挟まれる形となり、無念のタッチアウト。初回に死球で出塁し、連続盗塁成功記録を「41」に伸ばす二盗に成功していただけに、悔しい“ミス”となった。
ターナーの記録はドジャース時代の2022年9月6日から継続してきた。メジャー記録は1988〜1989年まで「50」をマークしたビンス・コールマン氏(当時カージナルス)で、2位は2006〜2007年に「45」を記録したイチロー氏(当時マリナーズ)。ターナーは歴代3位となる「ロングストリーク」だった。
ベンチの作戦だったのか、ターナーの判断だったのかは定かではないが、SNSでは「ターナーはこの賭けに負けてしまった。こんな形で記録が途切れるのは残念だ」「走るなよ。リトルリーグのようなプレーだ」「誘い出されちゃったか……」と、突然の記録ストップを残念がる反応が相次いだ。
一方で歴代2位の記録を“防衛”した形のイチロー氏の偉業に対し、「こんな形で記録が途切れるとは イチローさんは偉大ですな」「やっぱりイチローは神」「推しと日本人の誇りが並んで神」再評価する声も集まった。
メジャー史上最多タイとなる3度のサイクル安打に2度の盗塁王獲得と、歴史に残るスピードを誇る30歳。再び記録に迫ることはできるのか。(Full-Count編集部)