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2021年09月18日 05:02
(セ・リーグ、巨人2−8ヤクルト、18回戦、巨人10勝6敗2分、17日、東京D)主将が会心の一撃を放った。ヤクルト・山田哲人内野手(29)が、五回先頭で左翼席上段に28号ソロ。巨人2番手、田中豊が投じた148キロの直球を捉え、8日以来、7試合ぶりの一発だ。「奥川が粘り強く投げてくれていたので、追加点を取ってあげたかった」走攻守で20歳の先発右腕をもり立てた。左腕にキャプテンマークが入った今季は、ピンチになると1人でマウンドへ行き声をかけることも増え「キャプテンになって周りも見えてきた」。結果で引っ張ることはもちろん、責任感は増し、視野も広がってきた。 偉大な先輩の記録にも近づいてきた。勝利をたぐり寄せるアーチで、2年ぶり5度目のシーズン30発まで2本とした。大台に到達すれば、球団の日本選手では池山隆寛(現2軍監督)に並ぶ最多記録(バレンティンが8度)。同じ背番号1をつけた先輩の背中を追っている。七回2死では、一走で投球より早くスタート。一、二塁間の挟殺プレーとなり、一塁手・ウィーラーのタッチをかいくぐったかのように見えたが、判定はアウト。リプレー検証でも覆らなかったが、一瞬の加速など身体能力の高さは健在だ。打線は3本塁打で8得点。巨人に快勝し、高津監督も「本当に勢いに乗れた攻撃ができた」と目を細めた。逆転Vには、山田の勝負強さが欠かせない。(赤尾裕希)
2024年04月26日 02:11
敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場する。先発は山本由伸投手。2戦ぶり7号に期待がかかる。
前日24日(同25日)の敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場し、3本の二塁打を放つなど、6打数3安打2打点だった。チームは20安打11得点で快勝し、4カードぶりの勝ち越し、3連勝を決めた。
ここまで打率.371、OPS1.128は両リーグトップに立つ。また、球団の日本生まれ選手の最多本塁打記録であるデーブ・ロバーツ監督の7本に、あと1本に迫っている。
山本は19日(同20日)、本拠地・メッツ戦では、6回まで7安打4失点(自責1)で降板。本拠地初勝利はお預けとなった。防御率4.50。99球、9奪三振はともにメジャー自己最多だった。この日、2勝目を目指しマウンドに上がる。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 23:14
「ヤクルト9−8広島」(25日、神宮球場)
広島・二俣翔一内野手(21)が球団高卒育成出身選手で初アーチとなる、プロ初本塁打を放った。
「7番・左翼」でプロ初スタメンを果たした二俣。1点リードの二回2死走者なし。カウント1−1からヤクルト・高橋奎のカーブにうまく反応した。打球はカープファンで赤く染められた左翼スタンドに着弾。「今日の試合前の練習で、目付を高めにしようと取り組んでいた。カーブだったんですけど、反応で打てた」と振り返った。
六回には先頭で四球を選び、秋山の適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。「四球もそうですけど、得点につながっている。あのような打席を増やしたい」と先を見据えた。
2020年度育成ドラフト1位で磐田東から入団。22年のオフに支配下登録され、今季がプロ4年目。19日・巨人戦(マツダ)では代打でプロ初安打をマークしていた。
2024年04月25日 23:02
「ヤクルト9−8広島」(25日、神宮球場)
広島が8−8の九回に守護神・栗林がサヨナラ弾を浴び、乱打戦を落とした。これで連勝は4で止まり、借金1に逆戻り。新井監督は「いつもゼロで帰ってこれるわけない」と、今季初失点初黒星の守護神をかばった。
打線は奮闘。最大4点差から一時は2点リードも奪い、「打線の反発力を感じた試合だったよね」と指揮官は評価した。以下、新井監督の主な一問一答。
−すごい試合になった。
「よく追いついたと思うし、(一時は)よくひっくり返したと思うし。打線の反発力を感じた試合だったよね」
−好調の栗林が最後に打たれる結果となってしまった。
「それはもういつもいつもゼロで帰ってこれるわけないんだから、それはもうしょうがないです。うん」
−ああいう展開の中でカープの流れに引き戻せたのは評価できる?
「そうやね、先制して、ちょっと離されたけど、絶対に追いついてひっくり返してやるっていう、打線の反発力を感じた試合でした」
−二俣はプロ初弾。
「ナイスバッティングだったね。成長を感じるホームランだった。彼もうれしいと思うけど、自分もうれしい」
−二俣スタメンの意図は?
「バッティング練習もすごく良いし、この前も初ヒットを打っているしね。いろんな絡みがあって、今日はレフトはマティーでいってもらおうと決めました」
−黒原も好投。
「ナイスピッチングだったね。相手の打線が、火のついている中で、3イニングをゼロで抑えて、すごいタフな場面だったと思うけど、よく3イニングを抑えてくれたと思います」
−ハッチは難しい登板となった。
「難しい部分はあったと思うよね。神宮のマウンドも初めてで、スライドっていうこともあった。難しい部分はあったので、次の登板に向けて切り替えて準備してもらいたい」
2024年04月25日 22:45
「楽天5−1日本ハム」(25日、楽天モバイルパーク)
楽天は投打がかみ合い快勝。
2024年04月25日 22:20
「巨人3−2中日」(25日、東京ドーム)
「2番・右翼」でスタメン出場した巨人ドラフト3位の佐々木俊輔外野手が、緊迫感に包まれた熱戦の中、スタンドをほっこりさせたワンシーンがあった。
中日に2点目を奪われて迎えた六回の攻撃。2死二塁で打席を迎え、2球目がワンバウンドとなって、捕手の加藤匠が身を呈して後ろにそらすのを食い止めた場面。バッターボックス近くに飛んだ加藤匠のマスクを拾い上げると、そのまま手渡すのではなく、マスクを右膝に当てて砂を払うなど汚れを落としてから手渡した。
この光景にファンは「めっちゃ好感持てる」「いい人感丸出し」「惚れた!」「砂を膝で落とすまでやるとは」「巨人はいい新人補強したな」といった反響が集まった。
この後、佐々木は貴重な四球を選んで2死一、二塁とチャンスを広げ、坂本の逆転3ランを呼び込んだ。
阿部監督は「アレがなかったら、アレはなかったからね」と最大級の褒め言葉で、坂本の一撃につなげた四球を称賛した。
2024年04月25日 22:19
○ ヤクルト 9x − 8 広島 ●
<4回戦・神宮>
広島は投手陣が今季ワーストタイの9失点と打ち込まれ、連勝は「4」でストップ。再び借金1となった。
来日初勝利を目指す先発・ハッチは2点の援護を受けたものの、2回に満塁被弾を含む大量6失点。直後の攻撃で代打を送られ2回6安打6失点で降板となった。2番手の黒原が踏ん張り打線の反撃を呼び込んだものの、2点リードに変わった6回は3番手・中粼が暴投で1失点、8回は5番手・島内が同点打を浴び試合を振り出しに戻された。
8−8の同点で迎えた9回のマウンドに、新井監督は抑えの栗林を投入。守護神は先頭の4番・村上を空振り三振に仕留めたものの、続くサンタナにサヨナラアーチを浴び今季初黒星(5セーブ)を喫した。
打線は7番・二俣のプロ初アーチなどで4回までに6得点。同点で迎えた6回は代打・秋山の中前適時打などで2点を勝ち越したものの、この日は投手陣が踏ん張れず4月4日以来の貯金生活突入とはならなかった。
2024年04月25日 22:11
巨人3―2中日(セ・リーグ=25日)――巨人が逆転勝ちし、3カードぶりの勝ち越し。
2点を追う六回、坂本が3ランを放ち、菅野の後を受けた3投手が好救援。中日は五回まで無安打の柳を援護できず。
◇
ヤクルト9―8広島(セ・リーグ=25日)――ヤクルトがサヨナラ勝ちで打撃戦を制した。八回に代打・川端の適時打で追いつき、九回にサンタナが決勝ソロ。広島は引き分けを挟んだ連勝が4で止まった。
2024年04月25日 22:08
○ ヤクルト 9x − 8 広島 ●
<4回戦・神宮>
ヤクルトは今季初のサヨナラ勝ち。
2024年04月25日 22:04
「楽天5−1日本ハム」(25日、楽天モバイルパーク)
楽天は九回、ヒヤヒヤの展開も逃げ切っての勝利。先発で7回1失点と好投した岸孝之投手が、今季初白星。18年連続での勝利となった。右腕はお立ち台で「(九回を投げた)則本が同点に追いつかれてたら、本当にひっぱたいてやろうと思いましたけど、何とか勝ててよかったです」と笑顔を見せた。
要所で踏ん張った。二回、3本のヒットを集められ、2死満塁のピンチ。ここは水野を空振り三振に仕留め、切り抜ける。六回も1点を失い、なおも1死満塁の大ピンチ。ただこの場面でレイエスを内角直球で見逃し三振。最後は清宮を遊飛に抑え、最少失点でとどめた。
七回には「(六回の)レイエスのところから、感覚がよくなったというか、その感覚のまま投げたかった」と続投を志願。結果三人でぴしゃりと抑え、今季最多118球を投げきった。この日はヒットを8本許したが、全てが単打。「大きかったですね。毎試合ホームラン打たれてたので。それこそ満塁の時に打たれなかったのでよかった」とうなずいた。
ルーキーイヤーから18年連続での勝利を記録した岸。「自分が一番驚いてますからね。ここまでやれるのが。使ってくれた監督コーチ含め、チームメートが打ってくれないと勝てないわけで。そういうのは感謝しますし、一番は家族かな」と感慨深そうに話した。
2024年04月25日 22:00
「ヤクルト9−8広島」(25日、神宮球場)
広島がサヨナラ負けを喫し、引き分けを挟んだ連勝は「4」でストップし、再び借金生活に転落した。
打線は粘りを見せた。二回に「7番・左翼」でプロ初スタメンを果たした高卒4年目・二俣が、プロ初本塁打をマーク。二回に4点ビハインドとなるも、三回に2点、四回にも黒原の適時三塁打と菊池の適時内野安打で2点を奪い、試合を振り出しに戻した。
6−6の六回は1死二塁で代打・秋山が中前適時打を放ち、勝ち越しに成功。なおも2死一、三塁で野間が中前適時打をマークし、2点のリードを奪った。
先発のハッチは、2点リードの二回にオスナに満塁弾を浴びるなど、一挙6失点。三回の打席で代打を送られ降板。2回6安打6失点で、来日3度目の登板でも初勝利を手にすることはできなかった。
1点リードの八回に島内が同点に追いつかれ、九回は栗林がサンタナに右翼席に運ばれた。
2024年04月25日 21:58
「ヤクルト9−8広島」(25日、神宮球場)
ヤクルトが今季初のサヨナラ勝ちで、連敗を「3」で止めた。
同点で迎えた九回、サンタナが栗林から右翼席に2号サヨナラ本塁打を放ち、熱戦に終止符を打った。
ヤクルトは2点を追う二回にオスナの満塁弾などで6点を奪って逆転。それでも高橋奎が四回途中6失点とリードを吐き出し、六回には清水が代打・秋山と野間に適時打を浴びて勝ち越しを許していた。
だが、1点を追った八回、1死三塁から代打・川端の左前適時打で同点に追いつく粘りを見せ、サヨナラの一撃につなげた。
サンタナは「感情で満ちあふれてます。勝ったので最高です」と笑顔をにじませ、サヨナラ本塁打を放ってダイヤモンドを一周した場面については「正直頭が真っ白で、神様に感謝を告げてました」とうれしそうに語っていた。
2024年04月25日 21:50
「ロッテ0−6ソフトバンク」(25日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは今季ワーストの6連敗。
2024年04月25日 21:46
「ロッテ0−6ソフトバンク」(25日、ZOZOマリンスタジアム)
胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症と診断され、昨年10月に手術を受けたロッテの岩下大輝投手が復帰登板し、1回無失点。上々の再スタートを切り「1個フォアボールを出しちゃったので完璧とは言えないですけど、緊張してるなりに頑張って腕を振れていたかなと思います」と振り返った。
0−5の七回から、3番手として登板した。先頭・今宮は左飛。続く柳田には四球を与えたが、最後は山川を遊撃への併殺打とし、無失点とした。「頑張って腕を振ったら結果が出たっていう感じです」と安堵(あんど)の表情だった。
昨季は27試合に登板し、1勝0敗、3ホールドを挙げたが、9月28日に出場選手登録を抹消。胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症と診断され、手術を受けた。初期症状は「しびれと、イニングをまたいでいくごとに、真っすぐ立てない」ことだった。
手術後は、バランスを整えるためのリハビリに励んだ。「経過は良い方だった」と、術後1カ月からトレーニングも再開。「真っすぐ立てなかったり、片足で立てなかったりした。ピッチャーにとっては致命傷。そういうトレーニングをした」と話した。
今季に入ってからはイースタン・リーグで7試合に登板。準備を整えて1軍の舞台に戻ってきた。「徐々に感覚は戻りつつある。ここでは結果だけ求めて頑張りたい」。吉井監督は「手術明けで強い球を投げてくれたので、明日の回復を見て登板間隔を縮められるなら良いリリーバーになる」と期待を込めた。
2024年04月25日 21:26
「楽天5−1日本ハム」(25日、楽天モバイルパーク)
楽天・岸が7回8安打1失点の粘投で、18年連続勝利となる今季初勝利を挙げた。
3連打で1点を奪われた六回を投げ終えると、ベンチで交代を告げられたという。六回終了時で球数は106。それでも岸は「交代と言われましたけど、もう1回、行かせてください」と懇願したことを明かすと、スタンドからは「おーっ」という声と共に拍手が送られた。
続投を志願した七回を三者凡退に抑えてつかんだ18年連続勝利。「皆さんのおかげです。チームメート、ファンの皆さんのおかげです。またスタンドを満員にしてください」と感謝の意を伝えていた。
2024年04月25日 21:14
「楽天5−1日本ハム」(25日、楽天モバイルパーク)
日本ハムの引き分けを挟んだ連勝は「5」で止まった。
今季初先発の鈴木が初回初球先頭打者本塁打を浴びるなど、4回6安打2失点。2番手・田中瑛も1回3失点と崩れ、ビハインドが大きくなった。
打線は4点を追う九回、楽天の守護神・則本を攻め、無死満塁の絶好機を迎えたが、代打・石井の三直で三塁走者が飛び出して併殺。それでも郡司が中前打を放って満塁とし、一発同点の舞台を整えたが、最後は松本剛が左飛に打ち取られて万事休す。
新庄監督は開口一番、「納豆くらいの粘りは見せましたけどね」と振り返り、「満塁で期待してましたけどね。まあまあ明日からやります。エスコンで調子がいいのでね。もう一度連勝できるようにやっていきます」と悲観することなく前を向いた。