2021年09月18日 05:01
(セ・リーグ、巨人2−8ヤクルト、18回戦、巨人10勝6敗2分、17日、東京D)ヤクルト・奥川恭伸投手(20)が17日、巨人18回戦(東京ドーム)で7回1失点。6試合連続の無四球投球で今季7勝目(3敗)を挙げた。球団で高卒2年目以内に7勝を挙げたのは、1990年の川崎憲次郎(12勝)以来、31年ぶり3人目。昨季限りで現役を引退した五十嵐亮太氏(42)が99年にマークした6勝を超えた。 現役最終年の昨季、2軍で奥川とともに汗を流した五十嵐氏が、後輩の活躍ぶりと今後への期待を語った。「早い段階で1軍で通用するボールは持っていると思っていました。あとは打者の反応を見ながら、捕手のサインを理解しながら投げるというところが重要だと思っていた。彼は投げながらいろいろ感じて、どんどん抑えるためのコツをつかんでいる。投げるたびに良くなっているし、適応能力の高さを感じます」昨季は、埼玉・戸田球場で汗を流す時間も多かった。米大リーグを経験し日米通算906試合に登板したレジェンドは、若手にも積極的に声をかけ、黙々と練習に励んでいた。奥川もその優しさに感謝し、ストックさに感嘆していた。「現役中は、その日のベストを尽くすことを心掛けてやってきた。彼は僕に刺激を受けたと言ってくれていますけど、僕も彼のプロ1年目から野球に向き合う姿勢というのを見ていたので、刺激を受けていました」将来のスワローズを背負っていく投手になることは間違いない。そんな奥川に五十嵐氏は「ここから、どんどんプレッシャーのかかる展開で投げることになると思う。そういった経験をして、ヤクルトのエースと呼ばれる選手に育っていく過程をとても楽しみにしています」とエールを送った。
2024年04月20日 20:33
「春季高校野球兵庫大会・2回戦、明石商5−4神戸」(20日、G7スタジアム神戸)
県内屈指の進学校に逸材が現れた。神戸の先発左腕・舩見将太投手(3年)が9回9安打5失点(自責点3)ながらも、昨夏県準優勝の明石商を苦しめた。
立ち上がりは苦戦して初回に3点の先制を許すも、チェンジアップなどを駆使してその後は粘投。2点を追う九回2死三塁では中堅手の頭を軽々と越す適時三塁打を放つなど、投打で抜群の野球センスを発揮した。身長170センチで体重65キロと小柄ながら最速は140キロ。この日は4球団のNPBスカウトが視察した。
チームは37年ぶりの県大会出場。その立役者となったのも主将も務めるエースの舩見だった。「夏に向けて勝ちに行く姿勢をもっと見せていかないといけない。夏では強豪私学だったり、強いチームに勝っていけるようにしたい」。打線も相手を上回る12安打を記録。東大、京大を始め、国公立の医学部などへの進学実績も豊富な超進学校が、夏の兵庫大会でも一目置かれる存在となりそうだ。
2024年04月20日 20:20
20日の『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−DeNA』で5年ぶりにDeNAに復帰した筒香嘉智の独占インタビューが放送された。
18日に横浜スタジアムで行われた入団会見では、多くのベイスターズファンが集まった。筒香は「こんなに幸せなことは本当にないと思っていますので、非常に心から興奮しています」とベイスターズファンに感謝。入団会見では筒香の応援歌が流れ、「渡米前と変わらず、応援歌を聞いたときの心の昂りは今も変わっていないなと再認識できました」と口にした。
5年ぶりにDeNAに復帰した決め手について筒香は「本当にベイスターズで優勝したい、優勝するというのが僕の大きなモチベーションとなっています」と説明。
インタビュアーを務めた大泉健斗アナウンサーから「5年間アメリカでプレーされて、様々なことを学んだと思うんですけど、それを今の若手選手やチームに還元したいと考えていますか」と質問を受けると、筒香は「そのようなことが僕はできると正直思っていませんので、僕の何かを見て学ぶところがあるのであれば、それは僕自身、プレーヤーとして誇らしいことですが、僕自身が何かそのようなことができるとは思っていないです」と語った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月20日 19:55
レッズはオリオールズからDFAとなっていたソトを獲得した
レッズは19日(日本時間20日)、オリオールズからリバン・ソト内野手を獲得した。16日(同17日)にDFA(事実上の戦力外)となっていた。エンゼルスで新年を迎えた23歳だが、約2か月半で4度のDFAとたらい回しになっている。
2016年7月にブレーブスと契約したが、国際選手の獲得規則に違反があったことが発覚し契約無効に。2017年12月にエンゼルスと契約するなど、若くして振り回された。2022年にメジャー昇格したが、昨季は4試合の出場にとどまった。
そして、今年2月3日(同4日)にエンゼルスをDFAになると、2月8日(同9日)にオリオールズに移籍。しかし、2月16日(同17日)にオリオールズをDFAになり、2月18日(同19日)にエンゼルスに復帰した。4月8日(同9日)にエンゼルスをDFAになると、今度はオリオールズに復帰。両球団を行き来していた。
メジャーとマイナーの境界線にいる選手は制度上、このような移籍を繰り返すことがある。ソトは初めて在籍するレッズで、メジャー昇格を掴むことができるのか、はたまた移籍を繰り返すのか。今後の動向にも注目だ。(Full-Count編集部)
2024年04月20日 19:24
地元メディアのマッケイン氏も「オオタニのリアクションはベストだ」
■メッツ 9ー4 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地で行われたメッツ戦で後頭部を“ぶん殴られる”悲劇に見舞われた。
2024年04月20日 19:10
「広島6−2巨人」(20日、マツダスタジアム)
広島が引き分けを挟んで3連勝。巨人戦は今季初勝利となった。先発・森下は12安打を浴びながら要所を締め、6回1/3を2失点にまとめた。これで巨人戦は21年10月10日から10戦負けなしの7連勝。球団投手の巨人戦7連勝は黒田博樹(現球団アドバイザー)が03年9月6日〜05年9月2日で達成して以来の記録となった。
打線は初回2死満塁で6番・上本の打球が投手強襲の適時内野安打となり先制。なおも満塁で会沢が左中間を破る走者一掃の適時二塁打を放ち、いきなり4点を奪った。七回には代打・宇草が2シーズンぶりとなる一発を放ち追加点を挙げた。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビューで)
−初回4得点で優位な試合展開。
「2死からだったんですけど、よくつないで点を取ったと思います」
−森下の内容は。
「粘りながら、要所要所でしっかり投げてくれたと思いますし、また、バックもしっかり守ってくれましたね。ナイスピッチングだったと思います」
−7回に2点を取られた直後に宇草が一発。
「本当に大きなホームランでしたし、彼の今年に懸ける意気込み、みたいなのをすごく感じました」
−守備では久保、野間、矢野に好プレー。
「矢野は守備はピカイチなので。打撃も良くなってますけどね。修(久保)も球際を果敢に攻めていってくれたと思います」
(ペン囲みで)
−森下は六回終えて球数92球だったが、無失点ということで七回も?
「いや、もちろん点を取られてないっていうとこもあったし、きのう、けっこうピッチャーが投げているんで。そういう、いろんな絡みがあってという感じかな」
−六回は堂林がセーフティーバントで内野安打をもぎ取った。
「作戦のことだから、あまり言えないけど、まわりが見えてるなと。次の1点の重みっていうのがね。次の1点が大切だ、ということを彼も分かっていると思うし、本当にまわりが見えてるなと。彼の献身性が出た打席だったと思いますよ」
−宇草の打撃に関してこれまでとの違いは。
「しっかりと振り切れるようになったよね。メカニック的にも去年の宇草と今年の宇草は違う。去年1軍で1試合も(出場選手)登録もなかったでしょ?やっぱりキャンプの時から彼の今年に懸ける思いは伝わってきたし、開幕は1軍になかったけど、ファームでも高監督をはじめ、スタッフみんな、『宇草がいい』という推薦があったのでね。ファームのスタッフも喜んでいるんじゃないですか」
2024年04月20日 18:57
ソフトバンク 3 − 3 オリックス
<5回戦・PayPayドーム>
オリックスは3点リードを守れず今季初の引き分け。計14四死球(12四球&2死球)と投手陣の乱調が響いた。
オリックス打線は3回、一死から9番・若月、1番・福田、2番・宗の3連打で先制。さらに二死から4番・セデーニョも左前適時打を放ち2−0とリードを広げた。4回は福田が右翼に落ちる適時二塁打を放ち1点追加。ソフトバンク先発・モイネロから3点を先取した。
先発の東は初回からピンチの連続も、5回5安打無失点と粘投。しかし継投策に入った6回、2番手の山田が一死から3連続四球を与え満塁のピンチを作ると、3番・柳田には押し出し死球をぶつけてしまいリードは2点差に迫られた。
中嶋監督はたまらず阿部を3番手としてマウンドに送ったが、阿部は4番・山川に中犠飛を許し1点差。そのあと押し出しを含む2連続四球を与えてしまい同点に追いつかれた。この回は山田と阿部で計6四死球。ノーヒットで試合を振り出しに戻された。
延長11回も7番手の古田島が3四球で二死満塁のピンチを招いたが、9番・牧原大をフルカウントから二飛に退けド派手なガッツポーズを披露。ルーキーの気迫に応えたい打線だったが、直後の12回表はあっさりと3者凡退に抑え込まれた。
2024年04月20日 18:55
メッツのトンキンが語った通訳の存在「誰かを頼るしかない」
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平容疑者が違法賭博に関与し、大谷の資金を盗んだ疑いで球団から契約解除され、ちょうど1か月が経過した。最も身近にいた存在の“裏切り”が話題になったが、かつて日本ハムに所属したメッツのマイケル・トンキン投手も苦悶の表情を浮かべていた。
水原容疑者は大谷がメジャーに移籍した2018年に大谷の口座開設時に同席。2021年以降にその口座から1600万ドル(約24億5000万円)を不正送金したとされている。銀行詐欺の容疑で連邦当局から追訴され、12日(同13日)に出廷した。
トンキン自身は大谷がメジャーへ移籍した2017年オフに日本ハムに加入。水原容疑者は大谷とともに渡米したため、自身の通訳を務めることはなかったが「助けてくれる人が必要不可欠なんだ」と語り、助っ人を様々な面でサポートする通訳という存在の重要性を強調した。
日本ハム時代、メディア対応やスカウティングレポートの翻訳以外に、私生活でも通訳を頼りにしていたという。「日々の生活で手を貸してくれる。アパートについて知りたいことがある時とか、買い物をする必要がある時でも手伝いをしてくれたり」と明かした。
「もちろん僕は日本語が話せない。だから、日々の生活の中で誰かを頼るしかないんだ」と懐かしそうに振り返った。日本で苦しんだ経験があるからこそ、水原容疑者の騒動は他人事とは思えなかった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月20日 18:49
「ソフトバンク3−3オリックス」(20日、ペイペイドーム)
両チーム決定打が出ず、延長12回引き分けに終わった。
2024年04月20日 18:47
「広島6−2巨人」(20日、マツダスタジアム)
ヤクルトOB・宮本慎也氏と阪神OB・鳥谷敬氏がNHKの地上波中継でW解説を務め、反響を呼んだ。
この日は「深掘り」と題し、守備にフォーカスした内容にテーマを絞っての解説。宮本氏「練習を見てるとどうしても内野手を厳しく見てしまう。特にショート」と語るなど、名手ならではの視点を中継の中で惜しみなく披露した。
鳥谷氏も場面場面で内野手の心理状況や、足のさばきなどを丁寧に解説。現役時代に三遊間でコンビを組んだ広島・新井監督については「あまり自信はなかったと思います」と赤裸々にエピソードや2人の決め事を明かし、「一塁守備はめちゃくちゃうまかった。何度も助けられました」と語った。
Xでは2人の解説を聞いたファンが「要求レベルが高くて面白かった」「哲学者の講義を聴いてるよう」「また宮本氏、鳥谷氏の重点守備解説中継してもらいたいな」「宮本と鳥谷の解説、専門的でおもしろいなあ」といった反響の声が集まっていた。
2024年04月20日 18:36
「日本ハム2−0ロッテ」(20日、エスコンフィールド)
ロッテの小島和哉投手が先発し、7回2/3を7安打2失点だった。122球の粘投を披露したが、打線は相手先発・北山を前に沈み込み4安打無得点。援護を受けられず、今季3敗目を喫した。吉井監督の59歳の誕生日だったが、2年連続でバースデー勝利を逃した。
小島は初回、1死から松本剛に左中間二塁打を許すと、万波にはフォークを左前に運ばれ、先制点を献上した。その後は七回まで直球、チェンジアップ、スライダーで無失点に抑えたが、0−1の八回は、2死から3連打で追加点を与えた。「最後、頑張ってあと1人抑えたかったんですけど、全部真ん中に入ってしまったので悔しいです。今日はフォークが悪すぎて全然使わなかったんですけど、そのツケが最後きちゃったのかなと思います」と反省した。
指揮官は、八回の続投を「ちょっと迷ったんですけども、1−0のゲームだったので、小島に決着つけてもらおうと思って、投げてもらいました」と説明。「小島は今日はよく頑張った」と話した。
2024年04月20日 18:34
「東京六大学野球、立大1−0法大」(20日、神宮球場)
立大が法大に先勝した。3年生の小畠一心投手(智弁学園)が初完投初完封でリーグ戦登板17試合目にして念願の初勝利。「相手に流れを渡さないように意識しました。素直にうれしい」と笑みをこぼした。
記念の1勝を手にした頃、甲子園では盟友が躍動していた。21年夏の甲子園で共に準優勝を果たし、家族ぐるみで親交がある阪神・前川右京外野手だ。途中出場ながら、六回に今季初打点となる2点右前適時打、七回に右中間への2点適時二塁打を放った。
日頃から前川の試合を見ているといい「すごく練習する選手なので、1軍に出てくる理由がある。自分も、と思います」と刺激にしていることを明かした。
2024年04月20日 18:28
大谷翔平の打撃練習にトラウト「見ていて楽しいよ」
ドジャースの大谷翔平投手の打撃を、昨季まで同僚だったエンゼルスのマイク・トラウト外野手が絶賛している。
2024年04月20日 18:26
「西武2−8楽天」(20日、ベルーナドーム)
楽天は接戦の展開で、終盤に一気にたたみかけて大勝。連敗を3で止めた。今江敏晃監督は「終わってみればですけどね。途中までは本当にしんどかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
7回まではしのぎ合いで2−2の同点。八回に石原が2点適時二塁打を放ち勝ち越すと、九回にも石原の適時二塁打などで一挙4点を奪い、突き放した。今江監督は「キャッチャーが打つとチーム的にも大きい。リードの面でもそうですし、一番成長を見せてくれている」と働きをたたえた。
全員でつないだ1勝でもある。今季初先発の滝中は6回2失点とゲームメーク。指揮官は「粘りながらピッチングしてくれた」と評価。打線も1点を先制された直後の三回に、鈴木大と阿部の連続適時打で逆転するなど、流れを渡さなかった。「まだまだ眠っているやつがいっぱいいるので、みんなでカバーしながらやっていくしかない」。21日の一戦で今季初のカード勝ち越しを狙う。
2024年04月20日 18:15
「ウエスタン、くふうハヤテ4−2阪神」(20日、ちゅ〜るスタジアム清水)
阪神は連敗し、くふうハヤテと並んでウエスタン最下位タイとなった。
19日は九回に登板した湯浅が打たれて逆転サヨナラ負け。この日は初回に先制するも先発・津田が5回4失点だった。リリーフ陣は椎葉、佐藤蓮、森木と見事無失点に抑えた。3点を追う八回、代々・中川が2死一、二塁の好機で二塁適時打を放ち2点差に詰め寄った。
和田2軍監督は「打線に関してはきょう打てなかったっていうところなんだけど、やっぱり走者は出すけどね、得点圏でいかに返せるか。そこの勝負強さというか」と課題を呈した。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
−2戦続けての敗戦。継投で無失点に抑えたが打線があまり打てなかった。
「打線に関しては、今日は、だよね。今日は打てなかったっていうところなんだけど、やっぱり走者は出すけどね、得点圏でいかに返せるか。そこの勝負強さというか、簡単に勝負強さと言ってしまって気持ちだけでっていうとこじゃなくて、そこ(得点圏)でいかに狙い球を絞って打てるかっていうね。走者がいない時はある程度ね、優位に立てて、普通に打てばある程度勝負できるんだろうけど、やっぱり、得点圏にランナー置いた時は、向こうも研究してきてるわけだし。そこでもう全部振ってく、見ていく、だけではやっぱり狙い玉っていうところがね、そこを1球で仕留めるっていうことがね、すごく大事になってくるから。それがちょっと、今のところ足りないかな。ヒットは打つんだけど、昨日でもね。うん、安打は多いんだけど、やっぱり、そこ(得点圏)だよね、やっぱりね、返すか返せないかっていうところの、そこの勝負で。うん、ちょっと今日はね、うまくいかなかったなていうとこだね。さっき言ったリリーフ陣はね、6回以降はね、しっかり抑えられたし、先発の津田は、もうこれずっと課題なんだけど、やっぱり走者がいない時と、いる時の、やっぱり球の制度っていうところがね、やっぱりストレートも少しスピードも落ちるし、球も弱くなってしまうし、変化球のね、コントロール、これもちょっと精度が下がる。やっぱそこがちょっと課題かな。走者がいない時はね、力強い球なんだけど、どうしてもセットになって、走者を置いたセットになると、少しそういう傾向にあるんでね。これは今日だけじゃなくて、開幕してからずっとね。そういう課題があるんで。それはやっぱり今後ね、しっかりと向き合いながら、なんとか克服してほしいな」
−津田は走者を置いた時が1番気になる。
「うん。走者がいない時は、強い球投げれるから、ファールなったり、凡打になるけど。走者を置いたセットになると球が落ちる分、ストライクゾーンに行ったら打たれてしまうし、あの変化球のコントロールが効かないしっていう。そこをね、やっぱり。だから、走者がいないと、すっといくんだけど、1人でも出るとね、もうずっと課題にしてるところがね、今日も同じような形で出てしまったんでね。うん、そこはやっぱり引き続き課題克服に向けてね。やっていかないと。もうブルペンからやっていかないといけないな」
−森木は。前回、前々回と失点してのきょう。
「ちょっと今のところ、マウンドに上がってみないとわからないっていうね。まだちょっと安定してるというレベルまではね、いっていないけど、今日に関してはストライクゾーンにね、もう本当に腕を振って投げ込めてたんで。これをね、今日だけじゃなくて、やっぱり何回か続けることでね。自信も戻ってくるだろうから。もう本当に彼の場合は色々試行錯誤しながらやってるんでね、もうどんなきっかけでもいいんでね。もう今日のマウンドがきっかけになるんだったら、それが1番いいと思うしね。まずは続けることだね。これをね」
−佐藤連と椎葉も無失点。
「いやね、無失点で抑えることでね、うん、自信つけていけばいいし、特に椎葉なんかちょっとね、投げるたびに失点したり。きょうでも椎葉の1番いい球、高めのストレート、あそこ(六回先頭の福田に二塁打)でファールにしたり、空振り取れたりするのがね、本来の彼の持ち味なんだけど。そこをまだ最初の福田にね、レフト線二塁打を打たれたけど、あそこがまだ捕まえられてるから、一時の、もう本当に底状態は抜けてると思うんだけど、ちょっとずつ、ちょっとずつ良くなってきてる。うん。だけど、あそこがファール取れるようになると、本来の、椎葉のピッチングになるんじゃないかな」
2024年04月20日 18:03
「阪神15−2中日」(20日、甲子園球場)
阪神の岡田彰布監督は15得点で今季初の5連勝に「1週間くらい前がウソみたいですけどね」と笑った。復調の要因を問われると「やっぱりボール球を振らないって言うのが」と言及。「去年のいいときのね、得点パターン」と目を細めた。
以下、岡田監督との一問一答。
−本当によく打った。
「ねえ。何といったらええか。なんか1週間くらい前がウソみたいですけどね」
−スタメン全員安打。今季最多14安打、今季最多15得点。
「まあ、ね。この3試合ぐらい前からかね。やっと、2桁、ヒットがで出して。昨日もいったけど、ね。これでふっきれたんじゃないかといったんだけど、そういう感じでね。きょうは、四球も絡んで、去年のいいときのね、得点パターンというか。そういう攻撃できましたね」
−タイガースらしいつながる野球があった。
「やっぱり、ボール球を振らないっていうのは、みんな選んで選んで、やっぱりそこじゃないですかね」
−中軸が仕事をした。
「そうですね、もうね、やっと3人が2割の大台に乗ったので、良かったですね」
−前川も4打点。初めての左投手との対戦だった。
「そうですね、ノイジーは昨日ちょっとね、走塁で足、膝を打ったので、あまり無理をさせないようにして、まさか左と当たると思わなかったけど、ちょうどいい機会だったし、どういうバッティングをするか楽しみだったんですけど、あとの打席も本当にうまく打ちましたよね」
−左投手への対応をどう見た?
「いやいや、これからまた左でもいこうかなという気になりますよね、はい」
−3日前と比べて何が変わった。
「いやいや、どういう、ねえ、兆しはあったんですけどね、徐々に、あんな長く続かないと思ってたんで、徐々に兆しはあったんだけど、やっぱりボールの見極めじゃないですかね。やっぱりタイミング取れるようになって、ボールの見極められるようになったっていうか、そこが一番じゃないですかね」
−大竹が2勝目。
「いやいや、ほんと、まあねえ、逆転されたりでねえ、ちょっとあの、ランナー出て力むとボールが高くなるというかね、だから大竹の緩急というかね、そういう持ち味をちょっとなくして力勝負みたいな感じにね、なるんで、三回からもうね、緩急で自分のピッチングしろって言ったんですけどね。それからやっと持ち味が出たんじゃないですかね」
−大竹本人のコメントにも監督に遊びを持って投げろと言われたと。
「ちょうどねえ、2回、なんかこう、ねえ、そんなストレート速くないからな、そんな力勝負してもね、自分の持ち味というのがね、特徴生かさないといけないからね、もっと遊べ、遊んで投球しろって言ったんでね」
−監督から言われた。
「いやいや、安藤コーチに言って、安藤コーチから指示したと思いますね」
−結果的に7回まで投げるごとにらしさが。
「だから球数多かったから今日は6回まで行けるかなという感じだったんだけど、7回までね、行ってくれたんで、まあ後ろのピッチャーもねずっと、結構、この3日間ぐらいは休んでるんだけど、まあ、ねえ、いつでも行ける態勢ではあったんだけどね、7回まで行ってくれたらもう十分ですね」
−投打噛み合ってきた。
「ああ、そうですねえ。本当にゲームの中でいい結果が出だすと、そんなもんなんでしょうね、野球って」
−2カード連続勝ち越し、5連勝。
「いやいや、まだそれは1試合1試合やるだけなので。そんな簡単じゃないですね、はい」
−明日に向けて。
「ちょっと雨がね、予報が悪いみたいなんだけど、才木はぜひやりたいと言ってたんでね。まぁ、できると思うので、先発が勝ち星つきだしたので、才木ももうついてるんだけど、今度また2勝目狙ってもらいたいですね」