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2021年09月18日 19:25
新日本プロレスの最高峰リーグ戦「G1クライマックス」が18日、エディオンアリーナ大阪大会で開幕。Aブロック公式戦で矢野通(43)がKENTA(40)を破り、白星スタートを飾った。 試合前のレフェリーチェックで、双方からテーピングが発見されるという曲者同士の公式戦。矢野は場外ゲートと手首をテーピングで固定され、あわやリングアウト負けの危機に陥りながらも間一髪で生還する。 KENTAの髪を掴んでgo2sleepを逃れた矢野は、再びの場外戦でまたもテーピングにより手首の自由を奪われてしまう。それでも場外カウント内になんとか戻ると、背後からの急所攻撃をさく裂させ丸め込み。これはカウント2で返されるも、再度のローブローからまたしても丸め込み、まんまと3カウントを奪ってみせた。 矢野はテーピングで結ばれた両手首を示しながら「見ての通り、君たちはこれを見て負けたかもと思うかもしれない。だが、勝ったのは俺だ。獲物を丸焼きにしようとして、丸焼きになるのはお前の方だ、KENTA!」と勝ち誇った。 独特のインサイドワークで毎年リーグ戦をかき回す矢野が、今大会も台風の目となるのか――。
2024年03月29日 20:26
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)11・5」(30日)の前日記者会見が、都内で行われた。
追加カードとして、カウアン・オカモトとむらけんの対戦が決定。カウアンは「イケメン対決と言われてますが、あまりカッコ良くない。あしたは沈めるから」と予告。「前の僕がいた事務所は超厳しかった。去年いろんなことあって、くぐってきた場数が違う。まだ甘い。そこを分からせたい」と笑った。
計量後のフェイスオフではむらけんに左ジャブを繰り出すポーズで挑発。急きょの参戦について「そんなに練習はできてないが、普段から体を動かしたり、体幹トレーニングを毎日したり、昔から踊ったりステージにずっと立っているので問題ない。運動神経が違う。ブラジルの血は違うんです、ものが」と自信をにじませた。
会見終了かと思われたが、突如乱入したレオがカウアンを襲撃。もみ合いとなり関係者に引き離されたが、カウアンも跳び蹴りで応戦するなど、乱闘劇を繰り広げた。
2024年03月29日 19:52
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)11・5」(30日)の前日記者会見が、都内で行われた。
BD11での松井健−江畑秀範戦後に、江畑陣営をどう喝していた松井健のセコンド、誠がシモミシュランと対戦。松井健はBD11で元小結千代大龍に勝利した元パンクラス1位の金田一孝介と対戦する。朝倉は「この2試合は制裁マッチですね」と位置づけた。
対戦を前にした会見で、“北九州の喧嘩自慢”松井は「特に言うことはないです」と多くを語らず。襲撃事件のみそぎとして用意されたカードについて問われても、「特に何とも思ってないです」と語るにとどめた。金田一は「完全制裁で、圧倒的に、徹底的にボコボコにします。たぶん届かないと思います。徹底的にボコボコにして立てなくしたい」とうなずいた。
2024年03月29日 18:10
女子プロレス「スターダム」の中野たむ率いる「コズミック・エンジェルズ(CA)」に属する水森由菜(34)が、新人指導に燃えている。
新人のさくらあや(27)、玖麗さやか(23)からCA入りを志願された水森は「CAはそんな簡単に入れるユニットじゃないです」と厳しく突き放し、まずは見習いに任命。それぞれとシングルマッチで激突し正規メンバー昇格の審査をするも、双方に不合格を言い渡した。
その後、最終審査として新人2人 vs 水森のハンディキャップマッチを提案したが、玖麗から「さくらと一騎打ちで戦いたい」という申し出をされ受諾。30日の仙台大会では最終試験として、さくらと玖麗がシングルマッチで激突する。
これまで審査委員長として2人を見守ってきた水森は「玖麗には勢いのあるスピアー、さくらには鋭い蹴り。2人ともいいものを持っているけど、本当に勝ちたいっていう思いがまだ足りない」と厳しい評価を口にしつつ「でも、少しずつ2人の間にライバル心が芽生え始めていることがうれしい。それが強くなる近道だと思うんです」と後輩の成長に目を細めた。
自身もCA加入時に15キロの減量を中野から命じられ、必死に乗り越えた。だからこそ、あえて新人には厳しく接しているという。「15キロの減量で今までの人生が変わったし、その過程でたむさん、なつぽいさんの温かさを知ってプロレスラーとしても人間としても強くなれた。だから、新人の2人にもこの試練にも打ち勝って成長してほしい」と訴える。
「仙台大会では2人が持っているもの全部を出し切って、お客さんの心を打つ試合を見せてほしい。その姿が見えたら、心の底から『合格』って言いたいです」
今回の新人指導を経て、自身にも新たな覚悟が芽生えた。「自分により厳しくなって、ランニングやトレーニングを増やしてます。それに今回、ファンの方から『タイトルも取ったことがないのに、偉そうに先輩面してんじゃねえよ』とかいろいろ批判の声も多く届いて悔しくて。でも、その言葉を全部見返してやるっていう覚悟もできました。今年はベルトにも積極的に挑戦していきたいです!」と力強く宣言。CAに正式メンバーが加わるのか注目だ。
2024年03月29日 09:01
プロレスリング・ノアの拳王が29日までにスポーツ報知の取材に応じ、タッグを組む“箱船の新星”大和田侑の「大化け計画」を披露した。
2024年03月29日 06:51
プロレスリング・ノアは28日、都内で31日の後楽園ホール大会でタッグマッチで対戦する清宮海斗、大岩陵平と拳王、大和田侑が会見を行った。
清宮、大岩は、2月から3月にかけて開催された新タッグリーグ戦「Victory Challenge Tag League」(VCタッグ)で優勝。3・17横浜武道館でGHCタッグ王者のジャック・モリス、アンソニー・グリーンへ挑戦する予定だった。
しかし、試合前日の16日に清宮が練習中の負傷による「脊髄震盪」のため同大会の欠場が発表。昨年夏のタッグ結成から半年でベルト奪取のチャンスをリングに上がることなく逃してしまった。
清宮にとって復帰戦となる後楽園は、VCタッグの2・28新宿FACE大会で20分時間切れ引き分けとなった拳王、デビュー8か月の大和田を迎え撃つ。両軍にとって決着戦となる後楽園。黒のスーツに身を包み、デビュー後、初めて会見に出席した大和田は「僕は清宮さんより拳王さんが好きです」と告白した。
続けて「なぜなら、デビュー祝いにこのオーダースーツをプレゼントしていただいたからです。清宮さんから何もありませんでした」と暴露し「感謝の気持ちを込めてVCタッグリーグ、前回、勝てなかったですが負けなかった。だから次、後楽園でしっかり清宮さんから勝ちたいと思います」と清宮から完全勝利を奪うことを掲げた。
この発言に拳王は「なかなか面白いことを言うようになったね」と評価。大和田が暴露したデビュー祝いに清宮から何もなかった事実に壇上で隣に座った清宮へ「お前は自分のことしか考えてねぇのか!思いやりがねぇんだよ!お前はノアのことを考えてやってるのか!ノアより自分のことしか考えないんだ」と罵倒し続けた。
この挑発に清宮は「ただ、俺たちが勝ったらもう俺に関わるな」と絶縁を宣言。これに拳王は「何言ってるんだよ、お前。俺がてめぇに関わらなかったらまったく光らないだろ」とド正論で投げ返したが清宮は「拳王に一切、関わりたくないんで俺たちが勝ってベルトに挑戦します」と無視し勝利宣言を敢行した。
続けて大岩は、大和田へ「お前好き嫌いでプロレスしてるのか?なめてんのかプロレスを」と一刀両断。大和田の拳王への「愛の告白」が実るのか。それとも清宮が破談に持ち込むのか。譲れない決着戦となった。
◆3・31後楽園全対戦カード
▼GHCヘビー級選手権
王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs 挑戦者ジェイク・リー
▼6人タッグマッチ
ジャック・モリス、YO―HEY、タダスケ vs HAYATA、ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼シングルマッチ
丸藤正道 vs 佐々木憂流迦
▼タッグマッチ
清宮海斗、大岩陵平 vs 拳王、大和田侑
▼6人タッグマッチ
ダガ、小川良成、スペル・クレイジー vs ニンジャ・マック、アレハンドロ、宮脇純太
▼シングルマッチ
アンソニー・グリーン vs 稲葉大樹
▼タッグマッチ
杉浦貴、大原はじめ vs 潮崎豪、小峠篤司
▼シングルマッチ
マサ北宮 vs 谷口周平
2024年03月29日 06:09
プロレスリング・ノアは28日、都内で31日の後楽園ホール大会で初めて一騎打ちで激突する丸藤正道と佐々木憂流迦が会見を行った。
米国のUFCなどの格闘技大会で活躍した佐々木は、今年1・2有明アリーナでプロレスデビュー。試合を重ねるたびに高い実力とセンスを存分に発揮。デビューからわずか3か月あまりでノアの”レジェンド”丸藤との一騎打ちへたどり着いた。
会見で佐々木は、デビューから3か月を「日々プロレスライフを堪能しております」とかみしめ「闘いは心が沸き上がるもので闘いに身をおける環境を自分自身とても気に入っていますし、大好きです」と充実の日々を告白した。そして、丸藤との初シングルへ「自分の中で楽しみを抑えきれないほど心がワクワクしております。佐々木憂流迦、丸藤正道…3・31後楽園」と誓った。
迎え撃つ丸藤は佐々木を「彼は毎日の練習でどんどんプロレスラーとしてのピースをはめていっていると思うので、油断することなく彼と思いっきりプロレスを楽しみたい。プロレスの楽しさ激しさを一緒に作り上げたい」と見据えた。
さらに格闘家からプロレスラーへ進化した佐々木を「彼が歩んできた道のりの中でプロレスというカテゴリーにとらわれずに試合をすれば一気に試合を終わらすことができる技術を持っているとは思うんですけど、彼は恐らくそこよりも今、プロレスをしっかり学びお客さんの前でぶつけることを楽しんでいると思う」と評した。その上で今回の対決を「プロレスならではの試合を彼として、もっともっとプロレスの楽しさの世界に引きずり込みたい。それがノアにとってもプラスになると思う」と掲げていた。
◆3・31後楽園全対戦カード
▼GHCヘビー級選手権
王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs 挑戦者ジェイク・リー
▼6人タッグマッチ
ジャック・モリス、YO―HEY、タダスケ vs HAYATA、ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼シングルマッチ
丸藤正道 vs 佐々木憂流迦
▼タッグマッチ
清宮海斗、大岩陵平 vs 拳王、大和田侑
▼6人タッグマッチ
ダガ、小川良成、スペル・クレイジー vs ニンジャ・マック、アレハンドロ、宮脇純太
▼シングルマッチ
アンソニー・グリーン vs 稲葉大樹
▼タッグマッチ
杉浦貴、大原はじめ vs 潮崎豪、小峠篤司
▼シングルマッチ
マサ北宮 vs 谷口周平
2024年03月29日 06:00
女子プロレス「スターダム」に参戦する狂乱娘鈴季すず(21)が、退団者へ惜別のメッセージを送った。
ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井まい、弓月が契約満了となる3月31日をもって退団することが決定。ジュリアと詩美は4月12日の後楽園ホール大会でスターダムラストマッチを迎える。鈴季は30日の仙台PIT大会で星来芽依とのコンビでゴッデス王者の詩美&上谷沙弥に挑戦。翌日の山形ビッグウイング大会では姉貴分・ジュリアとシングルで激突する。
退団する2人と対戦する鈴季は「勝ち逃げだけは絶対に許さない!」と怒りをにじませた。特にジュリアの退団には複雑な心境だ。アイスリボン時代に同じ寮で生活。ジュリアの退団でたもとを分かったが、昨年4月に後を追うようにスターダムに参戦した。その後、1月にジュリアが「ドンナ・デル・モンド」を解散すると2人はタッグを組むようになった。「またいなくなるのかよとは思った。やっといろんないざこざを乗り越えて『このままこの時間が長く続けばいいな』って思ってたのにな…」と肩を落とす。それでも姉貴分の選択を尊重したいと語る鈴季は「ジュリアらしいよ。またいつかお前の前に立ってぶっ飛ばしてやるから。『それまで頑張ってけよ。姉ちゃん!』って感じ。(山形大会は)真正面からあたしなりのエールを叩き込むよ!」と意気込んだ。
その前にやるべきことがある。仙台大会でのゴッデス王座取りだ。退団する詩美に花を添えるつもりは毛頭なく「防衛して返上なんてさせてたまるか! 今、おセンチメンタルになってる詩美をぶっ飛ばして悔しい思いさせてやる」と宣戦布告。「絶好調で脂ぷりぷり(若々しい)のうちらがベルトを取ってスターダムをぐちゃぐちゃにかき乱してやるから覚悟しろよ」と目をぎらつかせている。
2024年03月29日 06:00
参院議員としての永田町での6年間で大いなる挫折を味わった大仁田厚。
2024年03月29日 05:33
プロレスリング・ノアは28日、都内で31日に後楽園ホールで行うGHCヘビー級選手権の調印式を開催した。
2・4仙台で拳王を破りメキシカンとして史上初めてGHCヘビーを奪取した王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が元王者のジェイク・リーと初防衛戦。ジェイクは3・17横浜武道館で行われたのタッグマッチでの前哨戦で試合後に違法の右ハイキックを放ち王者をKOした。ワグナーJr.にバックステージでコメントを出せないほどのダメージを負わせたが会見で挑戦者は、この行為を「なぜだと思う?」と問い掛け「王者であるうちは常に試合を戦いを控えている。それは常に念頭に置くべきだ。これは戦いだ。遊びでもおちゃらけでもない。戦いなんだ」と強調した。
迎え撃つワグナーJr.は、挑戦者が放った試合後の違法キックに「その行為は本当に汚いと思います。でも、自分はこの試合でもプロらしく、彼はプロらしからぬ行為だった思うが、正々堂々ときれいな、クリーンな戦いをしたいと思う」と呼びかけ「必ず防衛したい」と必勝を誓った。
◆3・31後楽園全対戦カード
▼GHCヘビー級選手権
王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs 挑戦者ジェイク・リー
▼6人タッグマッチ
ジャック・モリス、YO―HEY、タダスケ vs HAYATA、ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼シングルマッチ
丸藤正道 vs 佐々木憂流迦
▼タッグマッチ
清宮海斗、大岩陵平 vs 拳王、大和田侑
▼6人タッグマッチ
ダガ、小川良成、スペル・クレイジー vs ニンジャ・マック、アレハンドロ、宮脇純太
▼シングルマッチ
アンソニー・グリーン vs 稲葉大樹
▼タッグマッチ
杉浦貴、大原はじめ vs 潮崎豪、小峠篤司
▼シングルマッチ
マサ北宮 vs 谷口周平
2024年03月29日 05:00
日本相撲協会は28日、都内で定例理事会を開き、元幕内北青鵬の暴行問題のあった宮城野部屋を4月から事実上の一時閉鎖となる一門預かりとし、宮城野親方(元横綱白鵬)や十両伯桜鵬ら力士、行司ら所属する全員を同じ伊勢ケ浜一門の伊勢ケ浜部屋に移籍させることを発表した。
預かりの期間は未定。1場所ごとに伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)と一門の理事である浅香山親方(元大関魁皇)から、協会執行部が状況報告を受ける。預かりの解除は、その報告を受けて決める。宮城野親方には27日に通達したという。
宮城野親方は部屋付き親方として、師匠としての再教育を受ける。佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)は「今後の宮城野親方にとってベストな方法を執行部と一門とで話し合ってきた。何度も制裁を加えているわけでもない」と説明。将来の部屋再興の可能性を認め「しっかり頑張ってもらって、力士たちがいい環境で稽古できるように、立派な師匠になってほしい」と出直しを期待した。
2024年03月29日 05:00
ノアの元GHCヘビー級王者ジェイク・リー(35)が、31日の東京・後楽園ホール大会での現王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)挑戦を前にまさかの告白だ。
28日、ジェイクはワグナーと並び調印式に臨んだ。「これは戦いだ。プライドを取り戻し、再びかじを取るために挑戦する」と緊張感を漂わせながら語った。
その後の取材で、野獣藤田和之との一戦で重大な気づきを得たと語り始めた。「実は藤田と戦って改めてプロレスの根源っていうのかな…。そういうものにハッとさせられたんだよ」。藤田とは2日の名古屋大会で一騎打ちし、30分時間切れ引き分け。猪木イズム最後の継承者との熱戦を経て「私だって、有頂天になってたわけじゃない。だけど『目をそらすな。戦え』とか、そういう戦いの根源の部分で最近の私は緩みすぎていたことに気づかされたんだ」と目が覚めたという。
ジェイクは17日に行われた前哨戦後、ベルトを掲げる王者に一礼してから強烈なハイキックで側頭部を打ち抜いて失神させた。これも「その気づきがあったからこそだよ。王者である以上、一瞬も気を抜いてはいけないんだ。逆に(挑戦者の)オレはいつでもやりに行く。常在戦場? そういうことだよ」とうなずく。さらに王者の父であるドクトル・ワグナーJr.が、野獣も暴れた1990年代後半の新日本マットで活躍。ケンドー・カシンとのタッグでIWGPジュニアタッグ王座も獲得しているだけに「そういう戦いは、彼のDNAにも刻まれていると思う。だから今回で彼のその部分を引き出してあげようと思う」と不敵に話した。
野獣の刺激で戦いを思い出したジェイクが、再びノアの中心に立とうとしている。
2024年03月28日 23:15
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)11・5」(30日)に出場予定だった“問題児グラドル”こと花咲れあが28日、自身のXを投稿。
2024年03月28日 21:55
新日本プロレスの棚橋弘至社長(47)が28日、鉄の爪フォン・エリック家を題材にした映画「アイアンクロー」(4月5日公開)の先行上映イベントに登場した。
本作は1980年代に米国で人気を博したが、度重なる不幸により呪われた一家と呼ばれたフォン・エリック一族が題材となっている。大のプロレスファンであるくりぃむしちゅーの有田哲平と共に出席した棚橋は「(主演でケビン・フォン・エリック役の)ザック・エフロンがひたすらかっこいいです。プロレスラー役の俳優さんには細マッチョなイメージがあったんですけど、この映画に出ている俳優さんはみんな良い筋肉量です」と大絶賛。さらに元WWEのチャボ・ゲレロ・ジュニアが監修した試合シーンについて「受け身もしっかりしていて全く不自然な動きがなかった。チャボはやりますね。そしてザック・エフロンは新日本プロレスで引き抜きたいと思いましたね」と社長の一面をのぞかせた。
題名にもなった一族の代名詞となる技「アイアンクロー」を2020年2月に引退した中西学にかけられたことがあるという棚橋は「中西さんは顔面が隠れてしまうほど大きな手だったのですごく技が似合っていた。それにアイアンクローしながら大外刈りをするアレンジを加えたりして使ってましたね」と振り返りつつ「でも中西さんは技を長く使い続けないっていう悪い癖があったので、飽きちゃって使い続けてはいなかったですけど」と笑いを誘った。
最後に有田から団体の今後の展望を問われると「プロレスを楽しんでもらえる状況でコロナがはやったので。もう一度皆さんにプロレスを楽しんでもらえる場を提供したい。なのでプロモーションにも力を入れて、日本一動く社長になろうと思ってます」と拳を握った。
2024年03月28日 20:33
「プロレス・ブラッドスポーツ」(6月22日、両国国技館)
史上最年少のUFC世界ヘビー級王者で、新日本プロレスやPRIDEでも活躍したジョシュ・バーネットが主宰する米プロレス団体「Bloodsports」の日本初興行「ブラッドスポーツ 武士道」の第2弾出場者が28日、発表された。
既にジョシュ自身とレギュラーの鈴木みのるの出場が発表されているが、今回は日本人選手から船木誠勝と桜庭和志という、ジョシュゆかりの2選手の参戦が決定した。
船木は昨年9月にノア大阪大会で、ジョシュとGHCマーシャルアーツルール(ピンフォールなし、ノックアウトかギブアップのみで勝敗が決定)で対戦しており、桜庭は、自身がプロデュースするグラップリング大会「クインテット」にジョシュを出場させている間柄だ。
海外勢ではクイントン“ランペイジ”ジャクソン、デイビーボーイ・スミスJr.、ダビト・モジマナシャビリ、マイク・オハーンの参戦が決定した。
ランペイジはPRIDEで活躍し、UFCでは世界ライトヘビー級王座を獲得。これまで桜庭、ヴァンダレイ・シウバ、ダン・ヘンダーソン、ジョン・ジョーンズら大久のトップファイターと数々の激闘を繰り広げてきた。往年の名選手デイビーボーイ・スミスの息子でジョシュとも親交があるスミスJr.は、新日本でIWGPタッグ王座、ノアでGHCタッグ王座を獲得している。
また、ジョージア出身のモジマナシャビリはレスリングのフリースタイル120キロ級で世界選手権と欧州選手権3位の実績があり、オハーンは世界的なボディビルダーだという。
2024年03月28日 20:07
「プロレス・ノア」(31日、後楽園ホール)
GHCヘビー級選手権で対戦する第44代王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)と、元王者で挑戦者のジェイク・リー(35)が28日、東京・渋谷で行われた調印式と記者会見に出席した。
3・17横浜武道館大会の試合後、ワグナーをハイキックでKOしたジェイクは「王者である以上、常に戦いを控えていることを念頭に置くべきだ。これは遊びでもおちゃらけでもない、戦いなんだ」とワグナーの王者としての意識を批判。「私には自信もあるし、このベルトを巻いたプライドもある。そのプライドを取り戻し、カジを取り直すためにワグナーに挑戦を表明した。自信?なければ戦うことはまずないでしょう」と王座奪還を宣言した。
初防衛戦となるワグナーは、横浜でのジェイクを「汚い行為だ。プロらしくない」と非難し、「正々堂々、クリーンな戦いをしたい」と希望。「(自分が保持していた)GHCナショナル王座の防衛記録(最多タイの6度)を破るくらい防衛を重ねて、世界にこのベルトを持っていきたい」と、長期政権を視野に入れていた。
米UFC、RIZINという総合格闘技のメジャーリーグで約10年にわたって活躍し、1月2日のプロレスデビューから3カ月弱でノアの象徴・丸藤正道(44)とシングルマッチを行う佐々木憂流迦(34)は「楽しみを抑えきれないほどワクワクしています。僕の心躍る全てをぶつけて、一つ一つをかみしめて堪能したい。プロレスに来てから吸収した全てを駆使して戦おうと思っています」と述べた。
ノアを運営するサイバーファイトの副社長でもある丸藤も「天性のものを持っていながらも、日々プロレスに対する愛情を持ってしっかり努力している部分を見させてもらっている」と評価し、「毎日の練習でどんどんプロレスラーとしてのピースをはめていると思う。もっともっとプロレスの世界に引きずり込みたい。それがノアにとってもプラスになると思う」と意気込んだ。
紳士的だった2試合の記者会見に比べて、タッグマッチで対戦する清宮海斗(27)、大岩陵平(25)組と拳王(39)、大和田侑(23)組のそれは不穏な空気に包まれた。2組はVCタッグリーグの2・28新宿FACE大会で時間切れ引き分け。リーグ戦は清宮組が優勝している。
最年少の大和田が「清宮さんより拳王さんのほうが好き。デビュー前に拳王さんはオーダーメードのスーツを贈ってくれたが、清宮さんは何もくれなかった」と口火を切れば、拳王は「清宮、おまえはノアより自分のことしか考えていない。思いやりがない。3・31後楽園ホールでは俺が…いや、大和田がテメエを倒してやる」と続いた。
罵倒された清宮だが「俺たちが勝ったらもう俺に関わるな。めんどくせえんだよ」と一蹴。大岩も同世代の大和田を「おまえ、好き嫌いでプロレスしてんのか?ナメてんのか?プロレスをナメんな!」と一喝していた。