2024年03月29日 13:32
◆ マイコラスが開幕戦で5失点
セントルイス・カージナルスのマイルズ・マイコラス投手(35)が現地時間28日に行われたドジャースとの開幕戦に先発登板。2年連続で開幕投手を務めたが、5回途中5失点で敗戦投手となった。
今オフFA加入したソニー・グレイの代役として開幕戦のマウンドに上がったマイコラスは、初回フリーマンの適時打とマンシーの犠飛で2失点。2回は三者凡退に抑えたが、3回にベッツとフリーマンに本塁打を浴び、計5失点。5回一死から大谷翔平に安打を許したところで無念の降板。1-7でチームも破れ、敗戦投手となった。
マイコラスがMLBで開幕投手を務めたのは、これが3度目。2019年にはブルワーズに5回5失点、昨季はブルージェイズに4回途中5失点。開幕戦登板はいずれも5失点を喫しており、‟三度目の正直”で負のジンクスを打ち破ることは出来なかった。
マイコラスは2015年から3シーズン巨人でプレー。通算で31勝13敗、防御率2.18の成績を残して2018年からMLBへ復帰。初年度で18勝を挙げ、ナショナル・リーグの最多勝を獲得した。昨季のWBCにはアメリカ代表として出場。昨季は35試合に先発し、201回1/3を投げ、9勝13敗、防御率4.78という成績だった。
2024年03月29日 13:09
大谷翔平の代理人のネズ・バレロ氏が、真美子夫人と共に観戦した
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で右翼線へ二塁打を放つなど、3打数2安打1四球の活躍を見せた。球場のスイートルームでは真美子夫人と愛犬「デコピン」が観戦したが、その隣には代理人のネズ・バレロ氏らも同席。ファンは「なんか安心」などとコメントを寄せた。
真美子夫人は愛犬のデコピンと共に球場のスイートルームから試合を見守っていた。その隣には、バレロ氏も一緒に見守っている様子が確認された。バレロ氏は大谷がメジャーに移籍した2017年オフから代理人を務め、昨年12月にはドジャースとの10年7億ドル(約1060億円)契約締結に貢献していた。
元通訳の水原一平氏が、20日のパドレスとの開幕戦終了後に違法賭博に関与し、大谷の資金を盗用した疑いが米複数メディアによって報じられ、同日付で契約を解除になった。一連の騒動で大谷だけでなく真美子夫人のコンディションを心配する声もあった。
この日、大谷は2安打1四球の活躍を見せ、真美子夫人もデコピンと共に夫の活躍を喜んだ。SNS上には「大谷さん自身もチームメイトに守られて 奥様も守られてるのいいな」「おおおバレロもいる」「バレロさんのフォローもあって なんか安心」「バレロ氏もありがとうやで」とバレロ氏の“気遣い”に感謝する声が寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 12:24
○ レンジャーズ 4×−3 カブス ●
<現地時間28日 グローブライフ・フィールド>
シカゴ・カブスは現地時間28日、昨季のワールドシリーズ王者レンジャーズと対戦し、痛恨の逆転負け。鈴木誠也は「2番・右翼手」で先発出場し、今季初安打含む5打数1安打を記録した。
レンジャーズの開幕投手はイオバルディ。鈴木は、初回の第1打席で投手直撃の投ゴロ、4回表の第2打席では平凡な中飛に倒れた。6回表、二死走者無しで第3打席を迎えた鈴木は、カウント1-0から真ん中のカットボールを強振、三塁線を破る二塁打で今季初ヒットを記録。続くコディ・べリンジャーの適時二塁打で一時勝ち越しのホームを踏んだが、直後の守備でレンジャーズの4番ガルシアに1号ソロを許し、再び試合は振り出しに戻った。
2-2の同点で迎えた9回表、二死から連続四球で一、二塁のチャンスを作ると、パスボールの間に二塁走者マイケル・ブッシュが生還。好走塁で勝ち越し点をもぎ取った。ところが9回裏、クローザーのアドバート・アルゾレーが代打ジャンコウスキーに痛恨の同点被弾。試合は延長戦へ入る。
延長10回表、鈴木は一死一、二塁の好機で5打席目に入るも、5番手ロバートソンに2球で追い込まれてからナックルカーブを打たされ遊ゴロ。後続も倒れ、勝ち越しのチャンスを逃すと、10回裏、二死満塁のピンチで、9回にパスボールを喫した6番ハイムに汚名返上のサヨナラ打を浴び敗戦。
カブスは5回裏に開幕投手のジャスティン・スティールが太腿を痛めて負傷降板。アルゾレーの救援失敗と誤算が重なり、惜しくも接戦を落とした。鈴木は5打数1安打、1得点でMLB3年目の開幕戦を終えた。
2024年03月29日 12:02
「ロサンゼルス・タイムズ」紙が水原氏の“過去”について言及
違法賭博問題でドジャースを解雇となった大谷翔平投手の元通訳・水原一平氏について、複数の米メディアが経歴詐称疑惑も報じているなか、「ロサンゼルス・タイムズ」も28日(日本時間29日)付けで、水原氏の“過去”について言及した。
2024年03月29日 11:57
米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)でプレーする大谷翔平(Shohei Ohtani)の本拠地デビュー戦を見るため、東京からロサンゼルスまで5477マイル(約8800キロメートル)をフライトした71歳のミヤザキ・ヒロアキさんは、AFPの取材で「大谷にホームランを打ってもらいたい」という一つの願いを口にした。
古巣ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)時代に2度のア・リーグ年間最優秀選手(MVP)に選出された大谷はこの日、本拠地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)でセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)とのレギュラーシーズンホーム開幕戦に臨んだ。
本塁打の数はエンゼルス在籍6シーズンで積み上げた通算171本から増やすことはできなかったものの、3打数2安打の活躍を見せてチームが7-1で快勝するのに貢献し、ドジャースが総額7億ドル(約1060億円)もの大金をはたいて獲得したのは良い買い物になるであろうことを示した。
スタジアム内にある複数のメガストアでは、1着199ドル(約3万円)のレプリカユニホームをはじめ、ペナントやキャップなど大谷の関連グッズを購入するためにファンが辛抱強く長い列を作っていた。
東京出身でロサンゼルス在住の銀行員であるキタダ・タケシさんは、「彼(大谷)のためにシーズンチケットを購入した」という。ドジャースが大谷を獲得するために支払った額については「妥当な値段」だったと考えており、「非常に妥当な値段だ。とにかく、きょうここでグッズを買っている人々を見てくれ。ドジャースは大谷でもうけることができる」と話した。
キタダさんは、大谷がエンゼルスにいたときは定期的にアナハイム(Anaheim)を訪れていたが、「今はドジャースを応援している」と笑みを浮かべた。
69歳の弁護士で長年のドジャースファンであるジーン・ワイスバーグさんは、大谷がドジャースの一員になった姿を見るのは「特別なこと」だといい、「大谷はエキサイティングな選手だ。毎日彼を見られるようになったのは特別なこと。私たちはもう長らくシーズンチケットの所有者だから、各時代の選手を大勢見ている」と述べた。
「選手たちが一緒に特別なチームを作り上げている。私たちは彼らが活躍できるかどうか見守る必要がある。けがは起きるだろうし、他のチームも台頭してくるだろう。それでも野球のシーズンが開幕するとわくわくする」
ワイスバーグさんはその一方で、大谷の元通訳が違法ギャンブルに関与したとされるスキャンダルについては慎重な姿勢を示し、「しばらく見守っていこう」「彼(大谷)の語ったことが事実であることを願っている。これは誰にも分からない」と述べた。
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2024年03月29日 11:40
カージナルスとの開幕戦に真美子夫人とデコピンが初観戦
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
飼い主とともに本拠地デビューを果たした相棒にファンも注目している。ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数2安打1四球だった。この日、スイートルームでは真美子夫人とデコピンが観戦。大谷は試合後、SNSでデコピンの写真を連投し「好き過ぎか」とコメントが寄せられた。
この日、スイートルームでは真美子夫人とデコピンがネズ・バレロ代理人らとともに観戦。真美子夫人は背番号「17」のユニホームを、デコピンは青いスカーフを着用。大谷が安打を放つと、笑顔で拍手するなど喜んでいた。
試合後に大谷は自身のインスタグラムのストーリーズ機能を更新。デコピンの写真を5枚連投した。スイートルームのソファに座る写真やあくびをする姿も。他にも入場パスをもらった場面や、顔面ドアップの写真も投稿していた。
突然のデコピン連投にファンも注目。「デコピン可愛すぎる」「真美子さん撮ったのかな?」とSNS上で話題になっていた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 11:38
◆ MLBデビュー戦で初安打&打点
サンフランシスコ・ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が現地時間28日に行われたパドレスとの開幕戦に「1番・中堅手」で先発出場。MLBデビュー戦で初安打と初打点を記録した。
李政厚は、パドレス先発ダルビッシュ有の前に見逃し三振と右直で2打席凡退。そして迎えた5回表の第3打席、フルカウントから真ん中高めのフォーシームを弾き返し、中前安打。KBO時代のチームメイトである金河成(キム・ハソン)の前でMLB初安打を記録した。
続く第4打席では、一死一、三塁の好機で松井裕樹と対戦。一時勝ち越しとなる中犠飛を放ち、MLB初打点をマーク。3打数1安打、1打点、1三振で初戦を終えた。
李政厚は、中日でプレーした李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持つ、愛知県名古屋市生まれの25歳。KBOで7年間プレーし、884試合に出場。通算で打率.340、65本塁打、515打点、69盗塁、OPS.898という成績を残した。韓国代表として2021年の東京五輪や昨年のWBCにも出場。ポスティングシステムを利用し、昨年12月に6年1億1300万ドルの契約でジャイアンツに加入。大谷翔平やダルビッシュ有も在籍するナショナル・リーグ西地区でMLB1年目を迎えている。
2024年03月29日 11:10
昨季の開幕戦から2倍以上の報道陣が集結「これだけ注目されるのはいいこと」
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
まるで満員電車に乗っているかのようだった。
2024年03月29日 11:10
○ ドジャース 7 − 1 カージナルス ●
<現地時間3月28日 ドジャー・スタジアム>
ドジャースの大谷翔平選手(29)が28日(日本時間29日)、本拠地開幕戦となったカージナルス戦「2番・指名打者」でフル出場。3打数2安打1四球の活躍でチームの快勝に貢献した。
これが新しい本拠地でのデビュー戦。大歓声を受けた初回の第1打席は無死一塁で元巨人のカージナルス先発・マイコラスから右翼線を破る長打を放ったが、大谷は一走・ベッツの三塁ストップを見落としており二・三塁間で挟まれ憤死。それでも記録は二塁打となり、韓国での開幕シリーズから3試合連続安打とした。
3回の第2打席は四球を選び、5回の第3打席は痛烈な右前打。打球速度は113.0マイル(約182キロ)を記録した。7回の第4打席は空振り三振に倒れ、今季3試合目は3打数2安打、1四球1得点1三振の打撃内容。打率は.385、OPSは.862となった。
ドジャースは初回、大谷の走塁ミスで一死三塁になったあと、3番・フリーマンの右前適時打などで2点を先制。3回は1番・ベッツの2号ソロで3点目を加え、続く大谷が四球で歩いたあと、フリーマンが1号2ランをバックスクリーン右へ。ベッツ、大谷、フリーマンの“MVPトリオ”が破壊力を見せつけた。投げては先発のグラスノーが6回2安打1失点の好投で移籍後初勝利。投打がかみ合い本拠地で快勝した。
ロバーツ監督は試合後、大谷について「アナハイムシリーズ(韓国シリーズ後のエンゼルスとのオープン戦3試合)は良い状態には見えなかったが、二塁打(初回)と単打(5回)は明らかにかなり強い打球だった。今日はかなり良かった」と評価。初回の走塁ミスについては「翔平は足が速いけど、前に走者がいることも忘れないようにしないとね」と笑顔で注文をつけた。
この日はベッツ、大谷、フリーマンの上位3人で計5安打9出塁。指揮官は「彼らは野球界のトップ10にいる選手たち。幸運なことに、そのうちの3人が我々の打順いる」と、“MVPトリオ”の活躍に上機嫌だった。
2024年03月29日 11:00
プロ野球が29日に開幕。2年連続Bクラスの巨人は阿部慎之助新監督のもと、V奪還を目指すシーズンとなる。
昨季王者・阪神との開幕3連戦。巨人が勢いに乗るためのカギはどこにあるか。巨人OBでデイリースポーツ評論家・関本四十四氏は野手では2番・遊撃での起用が予想される門脇の名前を挙げた。
関本氏は「1番・佐々木、2番・門脇でいくと仮定して、開幕3試合で12打席は回ってくる。その中で、若いふたりにポテンヒットでもいいから早くヒットが出たら気持ちは楽になる」。オープン戦打率・180と苦しんだ門脇の状態を懸念しており、「シーズンを乗り切るスタミナがあるタイプだとは思うが、責任感も強そう。2年目で背番号5を渡され、球団の期待もかなり大きいと思うが、それだけに門脇がドツボにハマるようだと、戦い方にも狂いが出てくると思う」とした。
野手陣では右翼のレギュラー候補として期待されていた新外国人オドーアが、開幕前に電撃退団。2軍調整を拒否してのドタバタ劇となったが、関本氏は「オープン戦を見る限り、コンパクトなスイングはしているけど140キロ後半の速球にも振り負けていた。体もメジャーの時より太いのでは?という声もあったようだし、首脳陣はそういう状態を見ての2軍調整だったと思う」と、冷静に捉えた。
チームに与える影響についても「昨年日本で成績を残した選手なら痛い。ただ、日本ではまだ未知数だった。その立場で2軍を拒否したのだとすれば、チームとしても仕方ないと切り替えてると思う。実績ある梶谷もいるし、今年は松原も雰囲気が違う。若手にとってもひとつポジションが空いたわけだから、そこまでマイナス材料ではない」と、悲観的な見方はしなかった。
投手陣のキーマンには大勢を挙げた。けがで出遅れ、開幕メンバーには何とか滑り込んだ格好。オープン戦では2試合の登板で防御率4・50だった。昨季苦しんだリリーフ陣の中心的存在なだけに、「今季もけがで離脱は避けたいところ。連投に不安がありそうだし、しばらく大事に使っていくことになるだろうな」とした。
中継ぎではドラフト1位の西舘、堀田も開幕メンバー入り。勝ちパターンとしての期待もかかる。「西舘、堀田も安定した結果を続けられたらいいが、打たれた時にそれをどう乗り越えていけるか。首脳陣としても我慢しながら使っていくことになるとは思う」。
王者阪神との戦いで新生・巨人の変貌をどこまで見せられるか。3連戦に大きな注目が集まりそうだ。
2024年03月29日 10:47
大谷はドジャースとの契約の際に「スイート席の用意」を組み込んでいた
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で右二塁打を放つなど、3打数2安打1四球の活躍を見せた。球場では真美子夫人と愛犬「デコピン」が観戦したが、その観戦ルームが話題になっている。
この日、真美子夫人は背番号「17」のユニホームを着用しデコピンとともに観戦。大谷が安打を放つと、笑顔で拍手するなど喜んだ。観戦したスイートルームの後ろにはニューバランスが発表したシグネチャーロゴが描かれており、横には日本ハム時代、そして野球日本代表「侍ジャパン」のユニホームが飾られている。
大谷は昨年12月に10年7億ドル(約1060億円)でドジャース入り。契約の中には、公式戦とポストシーズンで本拠地ドジャースタジアムの最高級スイート席を用意するという内容が組み込まれていた。
SNSでもこのスイートルームに注目するファンが。「それにしても日ハムとかのユニホームまで飾るなんて! 完全に専用の部屋じゃん!」「これが例のお部屋ですね」「ここならデコピンもご夫人もゆっくり安心して観戦出来ますよね」と反応していた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 10:16
試合後にSNSを更新…5枚の写真を連投
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手が28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦後に自身のSNSを更新。
2024年03月29日 10:08
20日に水原氏が契約解除に…23日にMLB機構が調査開始
メジャーリーグ機構(MLB)のコミッショナー、ロブ・マンフレッド氏は28日(日本時間29日)、MLBネットワーク番組「ハイヒート」に出演し、大谷翔平投手の元通訳である水原一平氏の一連の騒動について言及。「Mr.オオタニの発言を我々が検証するのは重要なこと」と調査の重要性を語った。
水原氏をめぐっては20日のパドレスとの開幕戦終了後に違法賭博に関与し、大谷の資金を盗用した疑いが米複数メディアによって報じられ、同日付で契約を解除に。その後、22日(同23日)にMLB機構が調査を開始したことを明らかにしていた。
25日(同26日)のエンゼルスとのオープン戦前に、大谷は声明を発表。自身の関与を否定し「彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕の周りにもみんなにうそをついていたというのが、結論からいうとそういうことになります」と明かした。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、マンフレッド氏は、MLB機構による調査が「短いものになると願っている」と語ったことに言及。同氏は「この話が明るみに出た過程を考えると、野球の品位をファンに確約するためにも、Mr.オオタニの発言を我々が検証するのは重要なこと」と語った。
さらに続けて「現在進行中の独自の調査を連邦当局が行う際、彼らが我々と完全に連携を取るのは本当に困難なこと」と説明。「そのため、この状況では我々が独自に調査を進めないといけないと私は思っている。我々には法執行機関が持っているような権限は全くないが、なんとか調査を終わらせ、事実を見つけていく」と今後の見通しを語った。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 10:01
米大リーグ(MLB)は28日、各地で試合が行われ、サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)の松井裕樹(Yuki Matsui)はサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)戦に途中登板し、1回3分の2を投げてメジャー初勝利を挙げた。
松井は6回途中からマウンドに上がると、打者4人を相手に無安打無失点の好投を見せた。
また先発登板したパドレスのダルビッシュ有(Yu Darvish)は、5回途中まで投げて5安打1四球1失点、7三振の好投を見せた。
試合はパドレスが6‐4で勝利している。
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2024年03月29日 10:00
プロ10年目を迎えたロッテ・中村奨吾内野手(31)が、2017年以来となる三塁へのコンバートで新シーズンを迎える。吉井監督の指令に応えるべく日々奮闘し、目指すは「キャリアハイ」。昨季は悔しい結果に終わったが、新選手会長が新たなポジションでチームを優勝へ導く。
◇ ◇
中村奨は新たな挑戦に立ち向かっている。30歳を過ぎての三塁へのコンバート。2月の練習試合、オープン戦の全試合に出場し「いろんな経験をして失敗もあると思いますけど、それをまた良い形に変えていけるようにやっていくしかない」と、感覚を研ぎ澄ましている。
昨季は137試合に出場し、打率・220。体調不良での離脱もあり悔しい1年となった。そんな中、シーズン終了後に吉井監督から「体の負担を減らして、バッティングに集中してほしい」と説明を受け、二塁から三塁へコンバートが決まった。
吉井監督はこれまで守ってきた二塁の守備より運動量は少ないとしているが、中村奨は「楽かと言われるとそうでもないと思うので、やりながら慣れていけば。いろんな打球を捕って、経験を増やしていければいいな」。早速、昨年の秋季練習から特守も受け始めた。
プロ入りした2015年から3年間は三塁を守っていたため「元々やっていたので、難しさは知っている」としたが「(二塁とは)景色は逆だし、バッターとの距離も一塁との距離も違う」と、6年間のブランクに苦労もある。ライバルは安田やドラフト1位・上田(明大)。ベテランとして勝ちたいところは「それは全部、全てにおいて」と言い切る。
指揮官から期待を寄せられている打撃では「キャリアハイを出して、チームの勝利に貢献するのが目標。やるべきことにトライして、課題をつぶしていけたら」と若手には負けていられない。安打数では157本、本塁打では17本。自己最多更新に挑む。
打撃練習では常に2本のバットを使っている。試合で使うオレンジ色のバットと練習だけで使用する真っ白のバット。試合用バットは86センチ、890グラムであるのに対し、白い練習用バットは90センチ、1390グラム。「長くて重たいバットをしっかり下半身を使って扱えるように」と練習に工夫を凝らしている。
プロ10年目の勝負の年だ。監督から出された課題に日々奮闘しているが「去年が良くなかったので、足を引っ張ってしまったことが多かった。毎年勝負ですけど、気持ちも新たに。複数年(契約)もしてもらっているので、頑張っていきたい」。目標は何度も口にした「キャリアハイ」。節目の年を戦う。(デイリースポーツ・南香穂)