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2021年09月22日 22:40
昨季10連覇を逃し覇権奪還を目指すユヴェントス。マッシミリアーノ・アッレグリ体制で2年ぶりのリーグタイトルを狙う今季は厳しい船出となっている。 4試合を戦い終えたユヴェントスが得た勝ち点はわずか「2」。2分2敗と一度も勝利することができていない。リーグ制覇どころか降格圏へと沈んでしまっているのだ。ナポリやミランなど強豪との対戦が続く序盤戦となったが、状況は厳しいままだ。 クリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、絶対的な得点源を失った。その代償は大きく昨季の成績では、アルバロ・モラタ(11得点)とフェデリコ・キエーザ(9得点)の得点数を足しても29ゴールを奪ったC・ロナウドには及ばず。今季もエンポリに完封負けを喫し、ナポリ戦も追加点が奪えず負けるなどここぞという場面でゴールが奪えるストライカーが不足している。 また4試合すべてで失点しており、守護神のヴォイチェフ・シュチェスニーは昨季までの安定感が失われている。開幕戦のウディネーゼ戦でミスを犯して勝利を逃すなど、攻守両面において不安定さが出ている。 そんな今季の状況をスペイン紙『MARCA』では「60年間で最悪のスタート」と評しており、攻撃陣の得点力不足、守備の不安定ぶりを伝えている。スロースターターで有名なアッレグリ監督だが、ここからチームをどのように上昇気流に乗せるのか。手腕に期待したい。
2024年04月24日 15:44
「町田のほうが相当な準備をしてきた」
FC町田ゼルビアがFC東京を破った試合(4月21日に味の素スタジアムで開催)の後、FC東京の小泉慶はそう言った。この言葉がとても印象深くて、改めて黒田監督(町田の指揮官)のコメントを振り返ると、“周到な準備”が見えてきた。
「デザインしたセットプレーから得点が取れた」
「高さのある選手を上手く起用しながら優位性を持つ。実際、セカンドボールを拾えていて、相手にとって嫌な攻撃になったと思います」
「耐える時間は多くなるだろうし、放り込まれる時間帯もある。耐えに耐え、苦しみに苦しみ抜くことを覚悟して臨む試合になると伝えていました」
FC東京戦に限らず、その先を見据えた黒田監督の采配は、CBのチャン・ミンギュ(今季J1の8節までフル出場)を外して昌子源を先発起用した点から窺える。
「キャンプの時からイボ(ドレシェヴィッチ)と(昌子)源のコンビが落ち着いていて良かったですが、開幕前に昌子が怪我をしてその穴をチャン・ミンギュが埋める形になりました。ただ、3番手になった昌子も腐らず、しっかりとチームを盛り上げ、陰で支えてくれました。
外国籍枠の問題、エリキが(怪我から)戻ってくるこの先のことを考えると、昌子をチームにフィットさせないといけない。いろんなことを考えて、今回のメンバーを組みました。これで勝利できれば自信にもなりますし、目処が立つ。その意味で、今後に繋がる白星だと考えています」
FC東京戦で右サイドバックにスピード豊かな望月ヘンリー海輝を抜擢したのも理由がある。
「今日は相手の両ワイドが非常に速い選手でしたから、そこへの対応、または空中戦で負けないと。彼を中のターゲットにすることでロングスローも活きると。一か八かというよりも、準備の中でやれるという確信を得たので起用しました」
そして出場停止の柴戸海に代わり宇野禅斗を今季リーグ戦で初出場させたのにももちろん理由がある。
「多少なりとも不安はあって、それと背中合わせでの起用でした。宇野禅斗はどちらかと言えばボールを奪取するキャラクターで、危機察知力に長けた選手。ボールを刈り取る力と嗅覚は他の選手よりも抜けている。今日はその宇野を起用してピンチの芽をしっかりと摘み取ると、その意味で90分間奮闘してくれました」
用意周到、ディテールにまでこだわった黒田監督の辣腕。今季J1の9試合を終えて首位にいる戦いぶりはフロックではない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【PHOTO】勝利を呼び込む大声援!飛田給に町田ゼルビアサポーターの声援が響き渡る!(Part1)
2024年04月24日 15:42
プレミアリーグの強豪リバプールで重要戦力として活躍する遠藤航。4−3−3のアンカーでタフに戦う姿を、元日本代表MFの中村俊輔氏はどう見ているのか。『WOWOWサッカー』の公式YouTubeチャンネルが公開したインタビュー動画で、稀代のファンタジスタは「ビッグクラブで、周りに良い選手が多くて、スムーズにいっている気がする」と語る。
名立たるプレーヤーたちとともに、攻守の両局面で抜群の存在感を示す。シュツットガルト時代にも高く評価された“デュエル”の強さをいかんなく発揮。中盤の底からアグレッシブにボールを奪いにかかる。
最終ラインにはフィルジル・ファン・ダイクら頼りになるDFたちが控えている。遠藤も心置きなく前に、前にと出ていける部分はあるかもしれないが、俊輔は「後ろを空けているつもりはないと思う」と自身の考えを述べる。
「後ろの(選手の)能力が高いがために、狙いを前に定められるっていう感じじゃないですかね。自分の後ろ、ストッパーとの幅で、一人ひとりのプレー幅が広いので、自然と前に押し出される感じ。下がる必要がないので、前に行っていいよっていう」
【動画】「よくサッカーを知っているなって」中村俊輔が遠藤航を語る
それは、前後の関係性だけに限らない。
「横もあるし、守備だけじゃなくて、攻撃でも一人ひとりのプレー幅というか、ゾーンが広いので。そうすると、遠藤君のゾーンも自然と広くなるんですけど、そのほうが得意かもしれない、遠藤君に関しては」
ビッグクラブにいる利点。俊輔は「周りの選手が良いと、自分の得意なプレーに専念できる」ことをメリットに挙げる。そうした環境で、遠藤に備わる能力も最大限に引き出されているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 15:40
現地4月23日に開催されたプレミアリーグの第34節で、9位のチェルシーはアーセナルと敵地で対戦。0−5で衝撃的な大敗を喫した。
開始4分に先制されたチェルシーは、0−1で折り返した後半に守備が崩壊。ベン・ホワイトとカイ・ハバーツに2点ずつを叩き込まれ、攻撃でも決定力をかいた。
英公共放送『BBC』によれば、チェルシーのマウリツィオ・ポチェティーノ監督は試合後、「試合開始から我々が戦っていないのは誰もが見ていた」とチームに苦言を呈した。
「失点後、チームはとても軟弱だった。我々はエネルギーをフルに発揮してもっと良い試合ができるはずだったので、スタートにはとても失望している」
【動画】チェルシーを粉砕! アーセナルの圧巻5ゴ―ル
アルゼンチン人指揮官は「我々は積極的ではなかったし、解決策を見つけるのが簡単な状況にも集中していなかった。だからこそ、とても残念に思っている」話し、こう続けている。
「我々はハーフタイムに、別の方法でスタートしようと話し合っていた。しかし、そうしなかった。3点目を許したとき、チームは諦めた。彼らにとっては厳しかった」
「諦めた」というコメントはファンも許し難いだろう
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 15:30
先週末に行なわれたAFCチャンピオンズリーグの準決勝ファーストレグで、横浜F・マリノスを相手に1-0と勝利を収めた蔚山現代(韓国)。
2024年04月24日 15:00
明治安田J1リーグ第9節終了時点で現在4位につけているヴィッセル神戸。
次節はホームのノエビアスタジアム神戸に京都サンガを迎えるが、この試合を含めホームゲーム3試合で地元神戸の人気ベーカリー「イスズベーカリー」とのコラボレーションが決定。スタジアムで選手が監修したオリジナルパンが販売される。
大好評だった昨年に続き2回目となる“サッカー×ベーカリー”のコラボ。今年は4人の選手が「好きなパン」と「好きな料理」をバランス良く組み合わせ、今年も選手の個性が光るオリジナルパンに仕上がったという。
店舗で販売されていない選手監修のパンだからこその、斬新で目新しい商品。神戸ファンはもちろん、遠征するアウェイチームのサポーターもパン好きならば要チェックだ。ヴィッセル神戸 × イスズベーカリー 選手監修パン
マテウス・トゥーレル選手の「香ばしカラメルのプリンフランスパン」
フランスパンの生地にプリンクリームと自家製のカスタードクリームをたっぷり包み、カラメルソースで仕上げた一品。
価格:400円
井手口陽介選手の「豚のしょうが焼き塩パン」
甘辛ダレの旨味が最高の豚のしょうが焼きをイスズベーカリー自慢の塩パンにサンド!
価格:550円
井出遥也選手の「カレークロワッサンウインナー」
クロワッサンに、なめらかでコクのあるカレーとあらびきウインナーをサンド。食べごたえ抜群の一品に。
価格:500円
酒井高徳選手の「Nuts meets coffee」
三種のナッツ(アーモンド、カシューナッツ、クルミ)が入ったレーズンアーモンドクリームをリッチな生地で包み、コーヒーバターシュガーとコーヒークリームをトッピング。とにかくコーヒーに合うパンに仕上がっている。
パンとコーヒーのどちらも大好物なら見逃せない一品!
価格:450円
引退後はカフェ店長。酒井高徳の弟、元プロサッカー選手酒井高聖さんが始めた「僕と僕の兄ちゃんが好きなもの」
選手監修パンはヴィッセル神戸のJ1ホームゲーム3試合にて販売予定
■販売日:
・4月27日(土)第10節ヴィッセル神戸 vs 京都サンガF.C.
・5月6日(月・休)第12節ヴィッセル神戸 vs アルビレックス新潟
・5月26日(日)第16節ヴィッセル神戸 vs 東京ヴェルディ
■販売時刻:
全日10:00〜14:00(試合開始までを予定)※なくなり次第終了
■販売場所:
ノエビアスタジアム神戸 場外正面広場西側(神戸名店街エリア)
イベントの詳細についてはヴィッセル神戸の公式ウェブサイトまで。
2024年04月24日 14:38
プレミアリーグでプレーしている2選手が強姦容疑で逮捕されたようだ。23日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
報道によると、事件は19日夜に発生した模様で、被害者とされる人物が警察に連絡し、数時間後に正式に告訴状が提出。これを受け、警察はとあるチームのスタジアムに向かい、19歳の選手が暴行と強姦幇助容疑で事情聴取を受けた後、その後グラウンドを出た後に正式に逮捕されたという。
同選手は一晩勾留され、警察で取り調べを受けたほか、もう一人の同じく19歳の選手も翌日に同容疑で逮捕されたようだ。なお、両選手の名前は明らかになっていないものの、同じクラブに所属していることが判明している。また、すでに両選手はさらなる捜査が行われるまで保釈されていることも伝えられている。
イギリス紙『サン』によると、警察の広報担当官は「警察は強姦の通報を受けて男2人を逮捕した。19歳の男が暴行と強姦幇助の疑いで逮捕された。2人目の19歳の男も強姦容疑で逮捕された。その後、2人とも警察に保釈金を支払って保釈された」と声明を発表している。
また、クラブの広報担当官は「この問題は現在警察の管轄下にあるため、クラブは現段階でこれ以上コメントすることはない」と説明していることが伝えられている。
2024年04月24日 14:04
現地時間4月23日に開催されたプレミアリーグ第34節で、冨安健洋を擁する首位のアーセナルは、9位のチェルシーとホームで対戦。レアンドロ・トロサールが先制点を奪った後、ベン・ホワイトとカイ・ハバーツが2発ずつ追加点を挙げ、5−0で大勝した。
前節のウルバーハンプトン戦は打撲のため欠場した冨安は、チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦以来、2試合ぶりに先発。左サイドバックで72分までプレーし、鋭いインターセプトでチャンスの起点となったほか、打点の高いヘッドで惜しいシュートも放つなど、確かなインパクトを放った。
上々のパフォーマンスを受け、地元メディアが日本代表DFを絶賛。『London World』と『The Standard』が採点記事で高得点を与え、それぞれ次のように評している。
【動画】ファンが激怒した冨安への危険な踏みつけ行為
『London World』8点
「サイドバックとして本当に安定したパフォーマンス。(ノニ・)マドゥエケにさほど苦しめられることもなく、前に出ていくプレーも良かった」
『The Standard』7点
「打撲から復帰し、サイドに戻った。堅実なパフォーマンスで、今のアーセナルで最高の左サイドバックに見える」
一方で英紙『Daily Mail』は、冨安が開始8分でニコラス・ジャクソンに右足を踏みつけられながら、イエローカードすら出なかったシーンに着目。7点を付けたうえで、こう綴った。
「開始早々、ニコラス・ジャクソンに踏みつけられた。これはレッドカードだったはず。ピッチに留まり、プレーを続けたのは見事だった」
フィット時はプレミア屈指の堅守を誇る冨安。怪我さえ無ければ、勝負の終盤戦で重要な役割を担うはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 14:00
チェルシーはプレミアリーグ第29節延期分でアーセナルと対戦し、0-5と大敗を喫した。
2024年04月24日 13:51
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの状態に言及した。23日、クラブ公式サイトが伝えている。
今季ここまで公式戦32試合出場で15ゴール4アシストを記録しているジョッタはひざの負傷で約2カ月の離脱を余儀なくされていたものの、今月11日のヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝ファーストレグのアタランタ戦で戦列復帰し、21日のプレミアリーグ第34節フルアム戦では先発復帰も果たしてゴールも決めていた。
しかし、24日に行われるエヴァートン戦を前に会見を実施したクロップ監督は「残念ながらそうだ。ディオゴはゴールを決めたけど、少し何かを感じたようで、それが今はもう少しのものだと判明した。それで彼は2週間離脱することになる」とジョッタが再負傷したことを明かしつつ、次のように続けた。
「正直に言うとあまり言えることはない。彼が先発出場しなかった試合前に普通の挑戦で打撲があり、その後腰にも少し痛みを感じていた。でも、彼を先発起用しなかったので問題なかったし、途中出場させても問題はなかった」
「その後、彼は直前の試合に先発出場し、明らかに大丈夫だった。そしてフィニッシュの際に小さな問題が起きた。それでも、シーズンも終盤に差し掛かっているので、新たなケガ人は素晴らしい瞬間ではない。大した事ではない。2週間と言っても、実際にはほとんどないけど、起用できなくなるには十分だ」
2024年04月24日 13:26
サッカーフランス代表のFWオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)との契約が切れる今季終了後に米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC(Los Angeles FC、LAFC)に移籍すると、同選手に近い筋が23日に明かした。
フランスでの報道によれば、LAFCとの契約は8月1日から1年半になるという。実現すれば、37歳のジルーにとっては8チーム目の所属となる。
仏代表歴代最多の57ゴールを誇るジルーは、同代表元主将のGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)とLAFCでチームメートになる。
ジルーとは親友でもあるロリスは、2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)後に代表から引退し、昨年12月にイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)からLAFCに加入した。
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2024年04月24日 13:14
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップが、現地4月15日に開幕。同23日にグループステージの全日程が終了し、ノックアウトステージに進む8か国が出揃った。
グループBの日本は中国、UAEを連破も、最終節で韓国に敗れ、2位突破。準々決勝ではグループAを首位通過した開催国のカタールと激突する。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
今大会で上位3か国に入れば、パリ五輪の出場が決まる。3位決定戦で敗れた場合は、AFC・CAFプレーオフでギニアと相まみえ、勝者がパリ行きのチケットを掴む。
8大会連続の五輪出場が懸かる大岩ジャパン。注目のカタール戦は日本時間で25日の23時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 12:55
マンチェスター・シティの女子チームでプレーする長谷川唯。
2024年04月24日 12:52
横浜FCでコーチを務める中村俊輔が、リバプールの遠藤航について語った。『WOWOWサッカー』の公式YouTubeチャンネルがインタビュー動画を公開。稀代のファンタジスタは、プレミアリーグのビッグクラブで躍動する31歳ボランチの“強み”に関して、「一番はゲームを読む眼」と考えている。
「特に中盤って、360度ありますし、自分の周りにたくさん(選手が)いるポジション。だから、よく首をひねっていますし、今、自分がどこにいて、相手がどこにいて、ボールがどこだから、次の次に何が起きるかという予測の能力が高いと思います」
そのスキルがあるからこそ、自慢の“デュエル”でボールを刈り取ることもできる。
「でなければ、あの取り方はできないと思う。どうしても、人に行っちゃうんですよ。だけど、(遠藤は相手を)泳がしておいて、ボールを出させて、反転した次を狙う。見えないところから入ってくる。そういうボールの取り方をするので。よくサッカーを知っているなって」
【動画】「よくサッカーを知っているなって」中村俊輔が遠藤航を語る
俊輔は「ドイツでの経験も大きいと思う」とし、「全部が積み重なって、30(歳)を超えて、ビッグクラブでプレーできるのって、本当に素晴らしい」と称賛する。
「それを自分も経験したかった。ビッグクラブにもし行けていたら、もっと自分のプレーができたのかな。感じてみたかった」と自身のキャリアを振り返りつつ、「周りの選手が良いと、自分のプレーに専念できるじゃないですか。自分の得意なプレーかな」との見解も示す。
イングランドの超名門クラブでプレーする遠藤が、まさにそうした環境に身を置いているだけに、俊輔は「スムーズに今、いっているのかなという気がします」と述べた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 12:29
水戸ホーリーホックは24日、MF井上怜がテゲバジャーロ宮崎へと育成型期限付き移籍することを発表した。期間は2025年1月31日までで、同期間中に水戸ホーリーホックと対戦する全ての公式戦に出場できないことを併せて伝えている。
2001年1月18日生まれの井上は現在23歳。市立船橋高校から東洋大学を経て、2023年に水戸ホーリーホックに入団。ドリブルや左足のキックを武器に、ルーキーイヤーは公式戦30試合に出場した。
まず、育成型期限付き移籍で水戸を離れる井上は、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「この度テゲバジャーロ宮崎へ育成型期限付き移籍することになりました。水戸ホーリーホックというチームでプロのキャリアを始めることができ、水戸ホーリーホックでたくさんの出会いや感情があり、このタイミングでチームを離れることは悔しさもありますが、自分自身もっと良い選手になるために、移籍を決めました。スタジアムやアツマーレでは、サポーターの皆さんが気軽に話しかけてくれて、頑張ってと後押しをしてくれる。そんな皆さんには数え切れないほど救われたし、サポーターのために頑張ろうと思えました。とても感謝しています。水戸ホーリーホックを背負い良い報告が出来るように、自分が選んだこの道を正解に出来るように、宮崎を勝たせてきます。一年と少しありがとうございました」
また、宮崎に育成型期限付き移籍加入する井上は、クラブ公式サイトで意気込みをコメントしている。
「テゲバジャーロ宮崎の皆さん水戸ホーリーホックから加入します。井上怜です。強い覚悟と宮崎を勝たせるという気持ちをもって来ました。自分の持ち味であるドリブルや左足のキックで皆さんをワクワクさせ、自分がチームを勝たせます。よろしくお願いします!」
2024年04月24日 12:20
U-23日本代表は、パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップの準々決勝でカタールと対戦する。
開催国でもあるカタールは、グループステージを2勝1分の首位で突破してきた(インドネシアとヨルダンに連勝、オーストラリアと引き分け)。
カタール紙『Al Arab』によれば、カタール代表FWムバラク・シャナン・ハムザは「日本戦は決勝」と話していたそう。
「カタール開催の大会で、無敗を維持してグループ首位で準々決勝に進出できたことは素晴らしいこと。
明日、僕らは日本との準々決勝を決勝として戦う。僕らの目標は応援してくれるファンたちを幸せにすること。応援してくれる大勢の観客のもとでプレーしているけれど、プレッシャーなく大会を戦えている」
イリディオ・ヴァーレ監督が率いるカタールと日本は、2023年に中国で行われたアジア競技大会でも対戦。その時は日本が3-1で勝利している。
U-23日本代表、パリ五輪のために燃えなければいけない5名
ただ、『Al Arab』は、そこでの経験からヴァーレ監督は日本についての経験と知識があるとも伝えている。