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2021年09月22日 23:17
(セ・リーグ、広島0−13巨人、20回戦、巨人11勝8敗1分、22日、マツダ)「2番・右翼」で先発した松原がこの日、6度打席に立ち、今季通算366打席として規定打席に到達した。巨人はこの試合が118試合目で、小数点以下を四捨五入した規定打席(試合数×3・1)が366だった。この日は4打数2安打2四球で大勝に貢献した。育成出身でシーズンの規定打席(今季は443打席)に到達すれば球団史上初の快挙。2009年に新人王を獲得した育成出身の松本哲也(現2軍野手総合コーチ)は同年に自己最多の424打席を記録したが、規定打席(446打席)までは22打席足りなかった。松原は17日のヤクルト戦(東京ドーム)では10号本塁打を放ち、セ・リーグでは初となる育成出身の2桁本塁打を達成したばかり。2017年に育成ドラフト5位で入団した26歳の存在感が増している。
2024年04月20日 22:40
「ヤクルト4−7DeNA」(20日、神宮球場)
チームの連敗は5でストップし、最下位を脱出した。
初回から関根の二盗を機に佐野の適時打で先制。二回に今季初スタメン起用した京田の適時三塁打などで2点を追加し、五回には集中打で突き放した。三浦大輔監督は「消極的にならないようにと選手に伝えた。初回、関根がスチールを決めて佐野が還してくれた。いいリズムをつくってくれた」と顔をほころばせた。
投手陣も、先発のケイが5回3失点で来日初勝利を挙げるとともに、継投した救援陣が粘り強くつないだ。指揮官は「ケイは踏ん張ったし、リリーフ陣も、石川もきっちり仕事して、徳山、(山崎)康晃…康晃も間が空いてましたけどしっかりいいボール投げてました。最後森原もしっかり3人で締めてくれた」とうなずいた。
現在、チームに5年ぶりに復帰した筒香が1軍合流に向けて2軍戦で調整中だが、「筒香ももう少ししっかり準備してからになるが、(筒香が)来たときにもう少しチーム状況を上げておかないといけないですし、加速できるよう準備していきたい」と話した。
2024年04月20日 22:36
「ヤクルト4−7DeNA」(20日、神宮球場)
再び最下位に転落した高津ヤクルトは、主将・山田の帰還が今後を大きく左右しそうだ。
昇格即「6番・二塁」で先発出場となった。現在クリーンアップが全員打率3割超えと状態がよく、高津監督も「6番打者というところは非常に重要視している。しかも今前のバッターがいいのでね、走者がたまった場面での打席が増えてくると思いますし」と、その鍵となる打順を山田に託した。
この日は三回に村上が適時打、六回にサンタナが待望の今季1号を放つなどし、打率・328でそろってリーグトップとなった。また4本塁打&13打点でオスナがリーグトップタイの成績を残しており、ヤクルトクリーンアップで“三冠”となっている。
下半身のコンディション不良で約3週間離脱していた山田は、19日のイースタン・ロッテ戦で今季1号を含む3安打1打点と結果を残して昇格していた。この日は3打数無安打で、トレーナーの進言もあって途中交代となったが、「彼の打席に期待したいと思います」と話した高津監督。厚みを増した打線は、山田が鍵を握ることになりそうだ。
2024年04月20日 22:23
「ヤクルト4−7DeNA」(20日、神宮球場)
DeNA・京田陽太内野手が、「9番・遊撃」で今季初スタメンに起用され、2安打2打点の活躍。くしくもこの日は30歳の誕生日で、三浦大輔監督の抜てきに応えるとともに、チームの連敗も5で止めた。
1点リードの二回1死一塁。左翼席からのバースデーソングに迎えられ打席に入った京田は、阪口のツーシームを右中間に運び、激走で三塁を陥れた。「初球は(歌を)流していただいたので打つつもりはなくて、2球目から勝負をかけようと。それが良かったです。しっかり一発で仕留められたので」と笑顔で振り返った。
五回にも2死一、三塁から遊撃への内野安打。ヘッドスライディングで気合を見せ、貴重な7点目をもぎ取った。
好調な打撃を買われ、この日朝、三浦監督から「きょうスタメンで行くぞ」と告げられた。「日頃から、いつ来てもいいように準備はしていた。ずっとチャンスは来るだろうなっていうのは思っていたので、こういう形でできたのは日頃から準備していた成果というか」と京田。指揮官は「そういうのをずっと見ていた。スタメンじゃなくともいい準備をしてくれてるし、ベンチでも鼓舞してくれている。きょうは最高の誕生日になったんじゃないですか」と目を細めた。
この日は、主将・牧秀悟内野手からバースデーケーキを用意され、チームから祝福された。牧は翌21日が誕生日で「明日は僕が準備します」と京田。「おいしかったです。なかなかこういう機会ないので」と照れくさそうにほほえんだ。
2024年04月20日 22:01
「ヤクルト4−7DeNA」(20日、神宮球場)
5回までに背負った7点のビハインドが最後まで重くのしかかり、高津ヤクルトが再び最下位転落。
2024年04月20日 21:53
「阪神15−2中日」(20日、甲子園球場)
中日が今季初の3連敗で首位陥落の危機に立たされた。先発の大野雄大投手が大誤算で二回途中6失点KO。救援陣も打ち込まれて今季ワーストの15失点、3戦連続7失点以上と自慢の投手陣が崩壊した。
これで直近3試合で11失点、7失点、15失点の計33失点。今季4度目の完封勝ちを飾った17日のヤクルト戦まで開幕16試合でわずか30失点だった。17日に1・74だったチーム防御率は、この3日間で3・14まで爆上がり。SNSでは「なんなのこの落差、同じチームとは思えない」、「ジェットコースター過ぎる」、「1位の感覚がない」、「ボール変わったやろ、なんやコレ…」と竜党の嘆きの声があがった。
10勝一番乗りからまさかの3連敗。振り返れば2位に浮上した阪神が0・5ゲーム差に迫ってきており、首位陥落危機に立たされた。
2024年04月20日 21:52
● ヤクルト 4 − 7 DeNA ○
<5回戦・神宮>
DeNAの京田陽太が、30歳の誕生日となったこの日2安打2打点の活躍で、勝利に貢献した。
『8番・遊撃』で今季初先発出場となった京田は1−0の2回一死一塁の第1打席、「しっかり一発で仕留められた」と阪口皓亮から適時三塁打。6−2の5回二死一、三塁の第3打席は山本大貴からショートへ適時内野安打。
今季初スタメンで2安打と結果を残した京田は「常日頃から準備をしていた。今日の朝、スタメンで行くぞと言われていた。元々チャンスが来るだろうなと準備をしていて、その成果が出たと思います」と振り返った。
この日の朝、牧秀悟が誕生日ケーキを用意してくれたそうで、京田は「おいしかった。なかなかこういう機会がなかったので良かった」とニッコリ。21日は牧秀悟の26歳の誕生日。「明日は牧のためにケーキを準備します」と話し、グラウンドを後にした。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
2024年04月20日 21:28
「ヤクルト4−7DeNA」(20日、神宮球場)
高津ヤクルトの連勝が「2」で止まり、再び最下位に転落。主将・山田が戻ってきた一戦だったが、序盤から積み重なった失点が最後まで重くのしかかった。
古巣相手に今季初先発のマウンドに上がった阪口だったが、課題が明確になった。毎イニングで四球を与えるなど、4回2/3を6安打7失点。途中降板となった五回には2死走者なしから、四球を出して4連打を浴びるなど踏ん張れず。あと1死が遠く、出した5四球のうち3度が失点に結びつく形に、「無駄な四球が多くリズムを作れず、最低限の仕事ができませんでした」と唇をかんだ。
この日から下半身のコンディション不良で離脱していた主将・山田が1軍に復帰し、昇格即「6番・二塁」で先発出場。クリーンアップが全員3割超えと状態がいいだけに、山田の帰還は打線に厚みを増した。序盤から劣勢ムードが続いた中で、二回には長岡が、三回には村上が適時打を放ち、五回には併殺間で加点。六回にはサンタナに待望の今季1号も飛び出した。ジワジワと点差を縮めたが、最後は届かなかった。また山田は途中交代となり、3打数無安打だった。
2024年04月20日 21:28
「ヤクルト4−7DeNA」(20日、神宮球場)
DeNAは打線が奮起し連敗を5でストップ。
2024年04月20日 20:33
「春季高校野球兵庫大会・2回戦、明石商5−4神戸」(20日、G7スタジアム神戸)
県内屈指の進学校に逸材が現れた。神戸の先発左腕・舩見将太投手(3年)が9回9安打5失点(自責点3)ながらも、昨夏県準優勝の明石商を苦しめた。
立ち上がりは苦戦して初回に3点の先制を許すも、チェンジアップなどを駆使してその後は粘投。2点を追う九回2死三塁では中堅手の頭を軽々と越す適時三塁打を放つなど、投打で抜群の野球センスを発揮した。身長170センチで体重65キロと小柄ながら最速は140キロ。この日は4球団のNPBスカウトが視察した。
チームは37年ぶりの県大会出場。その立役者となったのも主将も務めるエースの舩見だった。「夏に向けて勝ちに行く姿勢をもっと見せていかないといけない。夏では強豪私学だったり、強いチームに勝っていけるようにしたい」。打線も相手を上回る12安打を記録。東大、京大を始め、国公立の医学部などへの進学実績も豊富な超進学校が、夏の兵庫大会でも一目置かれる存在となりそうだ。
2024年04月20日 20:20
20日の『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−DeNA』で5年ぶりにDeNAに復帰した筒香嘉智の独占インタビューが放送された。
18日に横浜スタジアムで行われた入団会見では、多くのベイスターズファンが集まった。筒香は「こんなに幸せなことは本当にないと思っていますので、非常に心から興奮しています」とベイスターズファンに感謝。入団会見では筒香の応援歌が流れ、「渡米前と変わらず、応援歌を聞いたときの心の昂りは今も変わっていないなと再認識できました」と口にした。
5年ぶりにDeNAに復帰した決め手について筒香は「本当にベイスターズで優勝したい、優勝するというのが僕の大きなモチベーションとなっています」と説明。
インタビュアーを務めた大泉健斗アナウンサーから「5年間アメリカでプレーされて、様々なことを学んだと思うんですけど、それを今の若手選手やチームに還元したいと考えていますか」と質問を受けると、筒香は「そのようなことが僕はできると正直思っていませんので、僕の何かを見て学ぶところがあるのであれば、それは僕自身、プレーヤーとして誇らしいことですが、僕自身が何かそのようなことができるとは思っていないです」と語った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月20日 19:55
レッズはオリオールズからDFAとなっていたソトを獲得した
レッズは19日(日本時間20日)、オリオールズからリバン・ソト内野手を獲得した。16日(同17日)にDFA(事実上の戦力外)となっていた。エンゼルスで新年を迎えた23歳だが、約2か月半で4度のDFAとたらい回しになっている。
2016年7月にブレーブスと契約したが、国際選手の獲得規則に違反があったことが発覚し契約無効に。2017年12月にエンゼルスと契約するなど、若くして振り回された。2022年にメジャー昇格したが、昨季は4試合の出場にとどまった。
そして、今年2月3日(同4日)にエンゼルスをDFAになると、2月8日(同9日)にオリオールズに移籍。しかし、2月16日(同17日)にオリオールズをDFAになり、2月18日(同19日)にエンゼルスに復帰した。4月8日(同9日)にエンゼルスをDFAになると、今度はオリオールズに復帰。両球団を行き来していた。
メジャーとマイナーの境界線にいる選手は制度上、このような移籍を繰り返すことがある。ソトは初めて在籍するレッズで、メジャー昇格を掴むことができるのか、はたまた移籍を繰り返すのか。今後の動向にも注目だ。(Full-Count編集部)
2024年04月20日 19:24
地元メディアのマッケイン氏も「オオタニのリアクションはベストだ」
■メッツ 9ー4 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地で行われたメッツ戦で後頭部を“ぶん殴られる”悲劇に見舞われた。
2024年04月20日 19:10
「広島6−2巨人」(20日、マツダスタジアム)
広島が引き分けを挟んで3連勝。巨人戦は今季初勝利となった。先発・森下は12安打を浴びながら要所を締め、6回1/3を2失点にまとめた。これで巨人戦は21年10月10日から10戦負けなしの7連勝。球団投手の巨人戦7連勝は黒田博樹(現球団アドバイザー)が03年9月6日〜05年9月2日で達成して以来の記録となった。
打線は初回2死満塁で6番・上本の打球が投手強襲の適時内野安打となり先制。なおも満塁で会沢が左中間を破る走者一掃の適時二塁打を放ち、いきなり4点を奪った。七回には代打・宇草が2シーズンぶりとなる一発を放ち追加点を挙げた。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビューで)
−初回4得点で優位な試合展開。
「2死からだったんですけど、よくつないで点を取ったと思います」
−森下の内容は。
「粘りながら、要所要所でしっかり投げてくれたと思いますし、また、バックもしっかり守ってくれましたね。ナイスピッチングだったと思います」
−7回に2点を取られた直後に宇草が一発。
「本当に大きなホームランでしたし、彼の今年に懸ける意気込み、みたいなのをすごく感じました」
−守備では久保、野間、矢野に好プレー。
「矢野は守備はピカイチなので。打撃も良くなってますけどね。修(久保)も球際を果敢に攻めていってくれたと思います」
(ペン囲みで)
−森下は六回終えて球数92球だったが、無失点ということで七回も?
「いや、もちろん点を取られてないっていうとこもあったし、きのう、けっこうピッチャーが投げているんで。そういう、いろんな絡みがあってという感じかな」
−六回は堂林がセーフティーバントで内野安打をもぎ取った。
「作戦のことだから、あまり言えないけど、まわりが見えてるなと。次の1点の重みっていうのがね。次の1点が大切だ、ということを彼も分かっていると思うし、本当にまわりが見えてるなと。彼の献身性が出た打席だったと思いますよ」
−宇草の打撃に関してこれまでとの違いは。
「しっかりと振り切れるようになったよね。メカニック的にも去年の宇草と今年の宇草は違う。去年1軍で1試合も(出場選手)登録もなかったでしょ?やっぱりキャンプの時から彼の今年に懸ける思いは伝わってきたし、開幕は1軍になかったけど、ファームでも高監督をはじめ、スタッフみんな、『宇草がいい』という推薦があったのでね。ファームのスタッフも喜んでいるんじゃないですか」
2024年04月20日 18:57
ソフトバンク 3 − 3 オリックス
<5回戦・PayPayドーム>
オリックスは3点リードを守れず今季初の引き分け。計14四死球(12四球&2死球)と投手陣の乱調が響いた。
オリックス打線は3回、一死から9番・若月、1番・福田、2番・宗の3連打で先制。さらに二死から4番・セデーニョも左前適時打を放ち2−0とリードを広げた。4回は福田が右翼に落ちる適時二塁打を放ち1点追加。ソフトバンク先発・モイネロから3点を先取した。
先発の東は初回からピンチの連続も、5回5安打無失点と粘投。しかし継投策に入った6回、2番手の山田が一死から3連続四球を与え満塁のピンチを作ると、3番・柳田には押し出し死球をぶつけてしまいリードは2点差に迫られた。
中嶋監督はたまらず阿部を3番手としてマウンドに送ったが、阿部は4番・山川に中犠飛を許し1点差。そのあと押し出しを含む2連続四球を与えてしまい同点に追いつかれた。この回は山田と阿部で計6四死球。ノーヒットで試合を振り出しに戻された。
延長11回も7番手の古田島が3四球で二死満塁のピンチを招いたが、9番・牧原大をフルカウントから二飛に退けド派手なガッツポーズを披露。ルーキーの気迫に応えたい打線だったが、直後の12回表はあっさりと3者凡退に抑え込まれた。
2024年04月20日 18:55
メッツのトンキンが語った通訳の存在「誰かを頼るしかない」
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平容疑者が違法賭博に関与し、大谷の資金を盗んだ疑いで球団から契約解除され、ちょうど1か月が経過した。最も身近にいた存在の“裏切り”が話題になったが、かつて日本ハムに所属したメッツのマイケル・トンキン投手も苦悶の表情を浮かべていた。
水原容疑者は大谷がメジャーに移籍した2018年に大谷の口座開設時に同席。2021年以降にその口座から1600万ドル(約24億5000万円)を不正送金したとされている。銀行詐欺の容疑で連邦当局から追訴され、12日(同13日)に出廷した。
トンキン自身は大谷がメジャーへ移籍した2017年オフに日本ハムに加入。水原容疑者は大谷とともに渡米したため、自身の通訳を務めることはなかったが「助けてくれる人が必要不可欠なんだ」と語り、助っ人を様々な面でサポートする通訳という存在の重要性を強調した。
日本ハム時代、メディア対応やスカウティングレポートの翻訳以外に、私生活でも通訳を頼りにしていたという。「日々の生活で手を貸してくれる。アパートについて知りたいことがある時とか、買い物をする必要がある時でも手伝いをしてくれたり」と明かした。
「もちろん僕は日本語が話せない。だから、日々の生活の中で誰かを頼るしかないんだ」と懐かしそうに振り返った。日本で苦しんだ経験があるからこそ、水原容疑者の騒動は他人事とは思えなかった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)