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2021年10月28日 18:52
ボクシングの元統一ヘビー級王者マイク・タイソン(55=米国)に警告が発せられた。 昨年11月に元4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ・ジュニア(米国)とエキシビションマッチを行って以降、タイソンは復帰2戦目に意欲を見せるも試合が決まっていない。 そんな中、6月に元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とのエキシビション戦を行った米人気ユーチューバーのローガン・ポールがタイソンとの対戦を熱望。これに前向きな意向を示したことで、2人の対戦が取りざたされることになった。 実現となれば話題性抜群の一戦。しかし試合内容としては、メイウェザー戦で低調なパフォーマンス見せたポールだけに、タイソンが優位となりそうだ。 だが英メディア「デーリー・スター」によるとUFC元世界ミドル級王者のマイケル・ビスピンがタイソンに警告を出しているという。英国人として史上初めてUFC世界王者となり、殿堂入りも果たしているレジェンドファイターは「タイソンは負けない」とする一方で、「ポールは運動神経もいいし素晴らしい体格の持ち主。(弟の)ジェイクの方が優れたボクサーと言えるが、ローガンの方がスキルがある。それにパンチ力もあるんだ」とコメント。ひと筋縄ではいかない相手と主張しているわけだ。 果たして実現となればどんな戦いが繰り広げられるのか。
2024年03月29日 06:51
プロレスリング・ノアは28日、都内で31日の後楽園ホール大会でタッグマッチで対戦する清宮海斗、大岩陵平と拳王、大和田侑が会見を行った。
清宮、大岩は、2月から3月にかけて開催された新タッグリーグ戦「Victory Challenge Tag League」(VCタッグ)で優勝。3・17横浜武道館でGHCタッグ王者のジャック・モリス、アンソニー・グリーンへ挑戦する予定だった。
しかし、試合前日の16日に清宮が練習中の負傷による「脊髄震盪」のため同大会の欠場が発表。昨年夏のタッグ結成から半年でベルト奪取のチャンスをリングに上がることなく逃してしまった。
清宮にとって復帰戦となる後楽園は、VCタッグの2・28新宿FACE大会で20分時間切れ引き分けとなった拳王、デビュー8か月の大和田を迎え撃つ。両軍にとって決着戦となる後楽園。黒のスーツに身を包み、デビュー後、初めて会見に出席した大和田は「僕は清宮さんより拳王さんが好きです」と告白した。
続けて「なぜなら、デビュー祝いにこのオーダースーツをプレゼントしていただいたからです。清宮さんから何もありませんでした」と暴露し「感謝の気持ちを込めてVCタッグリーグ、前回、勝てなかったですが負けなかった。だから次、後楽園でしっかり清宮さんから勝ちたいと思います」と清宮から完全勝利を奪うことを掲げた。
この発言に拳王は「なかなか面白いことを言うようになったね」と評価。大和田が暴露したデビュー祝いに清宮から何もなかった事実に壇上で隣に座った清宮へ「お前は自分のことしか考えてねぇのか!思いやりがねぇんだよ!お前はノアのことを考えてやってるのか!ノアより自分のことしか考えないんだ」と罵倒し続けた。
この挑発に清宮は「ただ、俺たちが勝ったらもう俺に関わるな」と絶縁を宣言。これに拳王は「何言ってるんだよ、お前。俺がてめぇに関わらなかったらまったく光らないだろ」とド正論で投げ返したが清宮は「拳王に一切、関わりたくないんで俺たちが勝ってベルトに挑戦します」と無視し勝利宣言を敢行した。
続けて大岩は、大和田へ「お前好き嫌いでプロレスしてるのか?なめてんのかプロレスを」と一刀両断。大和田の拳王への「愛の告白」が実るのか。それとも清宮が破談に持ち込むのか。譲れない決着戦となった。
◆3・31後楽園全対戦カード
▼GHCヘビー級選手権
王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs 挑戦者ジェイク・リー
▼6人タッグマッチ
ジャック・モリス、YO―HEY、タダスケ vs HAYATA、ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼シングルマッチ
丸藤正道 vs 佐々木憂流迦
▼タッグマッチ
清宮海斗、大岩陵平 vs 拳王、大和田侑
▼6人タッグマッチ
ダガ、小川良成、スペル・クレイジー vs ニンジャ・マック、アレハンドロ、宮脇純太
▼シングルマッチ
アンソニー・グリーン vs 稲葉大樹
▼タッグマッチ
杉浦貴、大原はじめ vs 潮崎豪、小峠篤司
▼シングルマッチ
マサ北宮 vs 谷口周平
2024年03月29日 06:09
プロレスリング・ノアは28日、都内で31日の後楽園ホール大会で初めて一騎打ちで激突する丸藤正道と佐々木憂流迦が会見を行った。
米国のUFCなどの格闘技大会で活躍した佐々木は、今年1・2有明アリーナでプロレスデビュー。試合を重ねるたびに高い実力とセンスを存分に発揮。デビューからわずか3か月あまりでノアの”レジェンド”丸藤との一騎打ちへたどり着いた。
会見で佐々木は、デビューから3か月を「日々プロレスライフを堪能しております」とかみしめ「闘いは心が沸き上がるもので闘いに身をおける環境を自分自身とても気に入っていますし、大好きです」と充実の日々を告白した。そして、丸藤との初シングルへ「自分の中で楽しみを抑えきれないほど心がワクワクしております。佐々木憂流迦、丸藤正道…3・31後楽園」と誓った。
迎え撃つ丸藤は佐々木を「彼は毎日の練習でどんどんプロレスラーとしてのピースをはめていっていると思うので、油断することなく彼と思いっきりプロレスを楽しみたい。プロレスの楽しさ激しさを一緒に作り上げたい」と見据えた。
さらに格闘家からプロレスラーへ進化した佐々木を「彼が歩んできた道のりの中でプロレスというカテゴリーにとらわれずに試合をすれば一気に試合を終わらすことができる技術を持っているとは思うんですけど、彼は恐らくそこよりも今、プロレスをしっかり学びお客さんの前でぶつけることを楽しんでいると思う」と評した。その上で今回の対決を「プロレスならではの試合を彼として、もっともっとプロレスの楽しさの世界に引きずり込みたい。それがノアにとってもプラスになると思う」と掲げていた。
◆3・31後楽園全対戦カード
▼GHCヘビー級選手権
王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs 挑戦者ジェイク・リー
▼6人タッグマッチ
ジャック・モリス、YO―HEY、タダスケ vs HAYATA、ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼シングルマッチ
丸藤正道 vs 佐々木憂流迦
▼タッグマッチ
清宮海斗、大岩陵平 vs 拳王、大和田侑
▼6人タッグマッチ
ダガ、小川良成、スペル・クレイジー vs ニンジャ・マック、アレハンドロ、宮脇純太
▼シングルマッチ
アンソニー・グリーン vs 稲葉大樹
▼タッグマッチ
杉浦貴、大原はじめ vs 潮崎豪、小峠篤司
▼シングルマッチ
マサ北宮 vs 谷口周平
2024年03月29日 06:00
女子プロレス「スターダム」に参戦する狂乱娘鈴季すず(21)が、退団者へ惜別のメッセージを送った。
ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井まい、弓月が契約満了となる3月31日をもって退団することが決定。ジュリアと詩美は4月12日の後楽園ホール大会でスターダムラストマッチを迎える。鈴季は30日の仙台PIT大会で星来芽依とのコンビでゴッデス王者の詩美&上谷沙弥に挑戦。翌日の山形ビッグウイング大会では姉貴分・ジュリアとシングルで激突する。
退団する2人と対戦する鈴季は「勝ち逃げだけは絶対に許さない!」と怒りをにじませた。特にジュリアの退団には複雑な心境だ。アイスリボン時代に同じ寮で生活。ジュリアの退団でたもとを分かったが、昨年4月に後を追うようにスターダムに参戦した。その後、1月にジュリアが「ドンナ・デル・モンド」を解散すると2人はタッグを組むようになった。「またいなくなるのかよとは思った。やっといろんないざこざを乗り越えて『このままこの時間が長く続けばいいな』って思ってたのにな…」と肩を落とす。それでも姉貴分の選択を尊重したいと語る鈴季は「ジュリアらしいよ。またいつかお前の前に立ってぶっ飛ばしてやるから。『それまで頑張ってけよ。姉ちゃん!』って感じ。(山形大会は)真正面からあたしなりのエールを叩き込むよ!」と意気込んだ。
その前にやるべきことがある。仙台大会でのゴッデス王座取りだ。退団する詩美に花を添えるつもりは毛頭なく「防衛して返上なんてさせてたまるか! 今、おセンチメンタルになってる詩美をぶっ飛ばして悔しい思いさせてやる」と宣戦布告。「絶好調で脂ぷりぷり(若々しい)のうちらがベルトを取ってスターダムをぐちゃぐちゃにかき乱してやるから覚悟しろよ」と目をぎらつかせている。
2024年03月29日 06:00
参院議員としての永田町での6年間で大いなる挫折を味わった大仁田厚。
2024年03月29日 05:33
プロレスリング・ノアは28日、都内で31日に後楽園ホールで行うGHCヘビー級選手権の調印式を開催した。
2・4仙台で拳王を破りメキシカンとして史上初めてGHCヘビーを奪取した王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が元王者のジェイク・リーと初防衛戦。ジェイクは3・17横浜武道館で行われたのタッグマッチでの前哨戦で試合後に違法の右ハイキックを放ち王者をKOした。ワグナーJr.にバックステージでコメントを出せないほどのダメージを負わせたが会見で挑戦者は、この行為を「なぜだと思う?」と問い掛け「王者であるうちは常に試合を戦いを控えている。それは常に念頭に置くべきだ。これは戦いだ。遊びでもおちゃらけでもない。戦いなんだ」と強調した。
迎え撃つワグナーJr.は、挑戦者が放った試合後の違法キックに「その行為は本当に汚いと思います。でも、自分はこの試合でもプロらしく、彼はプロらしからぬ行為だった思うが、正々堂々ときれいな、クリーンな戦いをしたいと思う」と呼びかけ「必ず防衛したい」と必勝を誓った。
◆3・31後楽園全対戦カード
▼GHCヘビー級選手権
王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs 挑戦者ジェイク・リー
▼6人タッグマッチ
ジャック・モリス、YO―HEY、タダスケ vs HAYATA、ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼シングルマッチ
丸藤正道 vs 佐々木憂流迦
▼タッグマッチ
清宮海斗、大岩陵平 vs 拳王、大和田侑
▼6人タッグマッチ
ダガ、小川良成、スペル・クレイジー vs ニンジャ・マック、アレハンドロ、宮脇純太
▼シングルマッチ
アンソニー・グリーン vs 稲葉大樹
▼タッグマッチ
杉浦貴、大原はじめ vs 潮崎豪、小峠篤司
▼シングルマッチ
マサ北宮 vs 谷口周平
2024年03月29日 05:00
日本相撲協会は28日、都内で定例理事会を開き、元幕内北青鵬の暴行問題のあった宮城野部屋を4月から事実上の一時閉鎖となる一門預かりとし、宮城野親方(元横綱白鵬)や十両伯桜鵬ら力士、行司ら所属する全員を同じ伊勢ケ浜一門の伊勢ケ浜部屋に移籍させることを発表した。
預かりの期間は未定。1場所ごとに伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)と一門の理事である浅香山親方(元大関魁皇)から、協会執行部が状況報告を受ける。預かりの解除は、その報告を受けて決める。宮城野親方には27日に通達したという。
宮城野親方は部屋付き親方として、師匠としての再教育を受ける。佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)は「今後の宮城野親方にとってベストな方法を執行部と一門とで話し合ってきた。何度も制裁を加えているわけでもない」と説明。将来の部屋再興の可能性を認め「しっかり頑張ってもらって、力士たちがいい環境で稽古できるように、立派な師匠になってほしい」と出直しを期待した。
2024年03月29日 05:00
ノアの元GHCヘビー級王者ジェイク・リー(35)が、31日の東京・後楽園ホール大会での現王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)挑戦を前にまさかの告白だ。
28日、ジェイクはワグナーと並び調印式に臨んだ。「これは戦いだ。プライドを取り戻し、再びかじを取るために挑戦する」と緊張感を漂わせながら語った。
その後の取材で、野獣藤田和之との一戦で重大な気づきを得たと語り始めた。「実は藤田と戦って改めてプロレスの根源っていうのかな…。そういうものにハッとさせられたんだよ」。藤田とは2日の名古屋大会で一騎打ちし、30分時間切れ引き分け。猪木イズム最後の継承者との熱戦を経て「私だって、有頂天になってたわけじゃない。だけど『目をそらすな。戦え』とか、そういう戦いの根源の部分で最近の私は緩みすぎていたことに気づかされたんだ」と目が覚めたという。
ジェイクは17日に行われた前哨戦後、ベルトを掲げる王者に一礼してから強烈なハイキックで側頭部を打ち抜いて失神させた。これも「その気づきがあったからこそだよ。王者である以上、一瞬も気を抜いてはいけないんだ。逆に(挑戦者の)オレはいつでもやりに行く。常在戦場? そういうことだよ」とうなずく。さらに王者の父であるドクトル・ワグナーJr.が、野獣も暴れた1990年代後半の新日本マットで活躍。ケンドー・カシンとのタッグでIWGPジュニアタッグ王座も獲得しているだけに「そういう戦いは、彼のDNAにも刻まれていると思う。だから今回で彼のその部分を引き出してあげようと思う」と不敵に話した。
野獣の刺激で戦いを思い出したジェイクが、再びノアの中心に立とうとしている。
2024年03月28日 23:15
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)11・5」(30日)に出場予定だった“問題児グラドル”こと花咲れあが28日、自身のXを投稿。
2024年03月28日 21:55
新日本プロレスの棚橋弘至社長(47)が28日、鉄の爪フォン・エリック家を題材にした映画「アイアンクロー」(4月5日公開)の先行上映イベントに登場した。
本作は1980年代に米国で人気を博したが、度重なる不幸により呪われた一家と呼ばれたフォン・エリック一族が題材となっている。大のプロレスファンであるくりぃむしちゅーの有田哲平と共に出席した棚橋は「(主演でケビン・フォン・エリック役の)ザック・エフロンがひたすらかっこいいです。プロレスラー役の俳優さんには細マッチョなイメージがあったんですけど、この映画に出ている俳優さんはみんな良い筋肉量です」と大絶賛。さらに元WWEのチャボ・ゲレロ・ジュニアが監修した試合シーンについて「受け身もしっかりしていて全く不自然な動きがなかった。チャボはやりますね。そしてザック・エフロンは新日本プロレスで引き抜きたいと思いましたね」と社長の一面をのぞかせた。
題名にもなった一族の代名詞となる技「アイアンクロー」を2020年2月に引退した中西学にかけられたことがあるという棚橋は「中西さんは顔面が隠れてしまうほど大きな手だったのですごく技が似合っていた。それにアイアンクローしながら大外刈りをするアレンジを加えたりして使ってましたね」と振り返りつつ「でも中西さんは技を長く使い続けないっていう悪い癖があったので、飽きちゃって使い続けてはいなかったですけど」と笑いを誘った。
最後に有田から団体の今後の展望を問われると「プロレスを楽しんでもらえる状況でコロナがはやったので。もう一度皆さんにプロレスを楽しんでもらえる場を提供したい。なのでプロモーションにも力を入れて、日本一動く社長になろうと思ってます」と拳を握った。
2024年03月28日 20:33
「プロレス・ブラッドスポーツ」(6月22日、両国国技館)
史上最年少のUFC世界ヘビー級王者で、新日本プロレスやPRIDEでも活躍したジョシュ・バーネットが主宰する米プロレス団体「Bloodsports」の日本初興行「ブラッドスポーツ 武士道」の第2弾出場者が28日、発表された。
既にジョシュ自身とレギュラーの鈴木みのるの出場が発表されているが、今回は日本人選手から船木誠勝と桜庭和志という、ジョシュゆかりの2選手の参戦が決定した。
船木は昨年9月にノア大阪大会で、ジョシュとGHCマーシャルアーツルール(ピンフォールなし、ノックアウトかギブアップのみで勝敗が決定)で対戦しており、桜庭は、自身がプロデュースするグラップリング大会「クインテット」にジョシュを出場させている間柄だ。
海外勢ではクイントン“ランペイジ”ジャクソン、デイビーボーイ・スミスJr.、ダビト・モジマナシャビリ、マイク・オハーンの参戦が決定した。
ランペイジはPRIDEで活躍し、UFCでは世界ライトヘビー級王座を獲得。これまで桜庭、ヴァンダレイ・シウバ、ダン・ヘンダーソン、ジョン・ジョーンズら大久のトップファイターと数々の激闘を繰り広げてきた。往年の名選手デイビーボーイ・スミスの息子でジョシュとも親交があるスミスJr.は、新日本でIWGPタッグ王座、ノアでGHCタッグ王座を獲得している。
また、ジョージア出身のモジマナシャビリはレスリングのフリースタイル120キロ級で世界選手権と欧州選手権3位の実績があり、オハーンは世界的なボディビルダーだという。
2024年03月28日 20:07
「プロレス・ノア」(31日、後楽園ホール)
GHCヘビー級選手権で対戦する第44代王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)と、元王者で挑戦者のジェイク・リー(35)が28日、東京・渋谷で行われた調印式と記者会見に出席した。
3・17横浜武道館大会の試合後、ワグナーをハイキックでKOしたジェイクは「王者である以上、常に戦いを控えていることを念頭に置くべきだ。これは遊びでもおちゃらけでもない、戦いなんだ」とワグナーの王者としての意識を批判。「私には自信もあるし、このベルトを巻いたプライドもある。そのプライドを取り戻し、カジを取り直すためにワグナーに挑戦を表明した。自信?なければ戦うことはまずないでしょう」と王座奪還を宣言した。
初防衛戦となるワグナーは、横浜でのジェイクを「汚い行為だ。プロらしくない」と非難し、「正々堂々、クリーンな戦いをしたい」と希望。「(自分が保持していた)GHCナショナル王座の防衛記録(最多タイの6度)を破るくらい防衛を重ねて、世界にこのベルトを持っていきたい」と、長期政権を視野に入れていた。
米UFC、RIZINという総合格闘技のメジャーリーグで約10年にわたって活躍し、1月2日のプロレスデビューから3カ月弱でノアの象徴・丸藤正道(44)とシングルマッチを行う佐々木憂流迦(34)は「楽しみを抑えきれないほどワクワクしています。僕の心躍る全てをぶつけて、一つ一つをかみしめて堪能したい。プロレスに来てから吸収した全てを駆使して戦おうと思っています」と述べた。
ノアを運営するサイバーファイトの副社長でもある丸藤も「天性のものを持っていながらも、日々プロレスに対する愛情を持ってしっかり努力している部分を見させてもらっている」と評価し、「毎日の練習でどんどんプロレスラーとしてのピースをはめていると思う。もっともっとプロレスの世界に引きずり込みたい。それがノアにとってもプラスになると思う」と意気込んだ。
紳士的だった2試合の記者会見に比べて、タッグマッチで対戦する清宮海斗(27)、大岩陵平(25)組と拳王(39)、大和田侑(23)組のそれは不穏な空気に包まれた。2組はVCタッグリーグの2・28新宿FACE大会で時間切れ引き分け。リーグ戦は清宮組が優勝している。
最年少の大和田が「清宮さんより拳王さんのほうが好き。デビュー前に拳王さんはオーダーメードのスーツを贈ってくれたが、清宮さんは何もくれなかった」と口火を切れば、拳王は「清宮、おまえはノアより自分のことしか考えていない。思いやりがない。3・31後楽園ホールでは俺が…いや、大和田がテメエを倒してやる」と続いた。
罵倒された清宮だが「俺たちが勝ったらもう俺に関わるな。めんどくせえんだよ」と一蹴。大岩も同世代の大和田を「おまえ、好き嫌いでプロレスしてんのか?ナメてんのか?プロレスをナメんな!」と一喝していた。
2024年03月28日 17:03
27日(日本時間28日)に放送された「AEW DYNAMITE」に、米AEW所属のオカダ・カズチカ(36)、柴田勝頼(44)、竹下幸之介(28)がそろって登場。
2024年03月28日 16:51
「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(31日、名古屋国際会議場イベントホール)
王者の重岡銀次朗(24)=ワタナベ=に挑戦するIBFミニマム級6位のジェイク・アンパロ(26)=フィリピン=が28日、来日した。
当初の挑戦者アルアル・アンダレス(フィリピン)が体調不良を理由に欠場するため、急きょタイトルに挑むことが前日27日に発表されたばかりだが、「最初、試合を聞いた時は驚いたけど、次の試合に向けての準備はしていたので問題ない。重岡はパーフェクトなチャンピオンだけど、自分が練習してきたことをリングで出せれば勝てると思う。3月31日の試合を楽しみにしてください」と自信を見せた。
アンパロの戦績は14勝(3KO)5敗1分。現在はWBAとWBCでも9位に入っている。
また、IBFの挑戦者決定戦を優先して欠場するレラト・ドラミニ(南アフリカ)に代わる亀田和毅(32)=TMK=の対戦相手でWBCユースシルバースーパーバンタム級王者のケビン・ビジャヌエバ(23)=メキシコ=も来日した。
ビジャヌエバは「試合が急に決まったことは問題ないし、体重も大丈夫。亀田和毅のことはよく分からないし、印象はない。自分にとってはビッグチャンスだと思う。勝ったらいろんな物が手に入る。あとは試合を見てのお楽しみです」とコメントしている。
ビジャヌエバは右ボクサーファイターで、戦績は22勝(15KO)4敗3分。
2024年03月28日 16:46
ノアの清宮海斗(27)が拳王に絶縁状を叩きつけた。
ことの発端はノア31日の東京・後楽園ホール大会に向けた会見だった。同大会ではVCタッグリーグを制した新日本プロレスの大岩陵平とのコンビで拳王、大和田侑組と対戦する。当初は17日の横浜大会でGHCタッグ王座に挑戦予定だったが、自身の練習中の負傷による脊髄振とうで欠場となり出直し。リーグ戦で引き分けた拳王&大和田と対戦し再出発をすることになった。
ところがその会見冒頭に大和田から「僕は清宮さんより拳王さんが好きです。なぜならデビュー祝いでこのオーダースーツを拳王さんからプレゼントしていただいたからです。清宮さんからは何もありませんでした」と暴露される。これに拳王から「オイ、清宮、そう言うとところだよ。自分のことしか考えてねえのか。お前はノアのことを考えてやっているのか?」となじられた。
これに清宮は「相変わらず拳王はウジウジウジウジ…!」といきなりブチギレモード。そして「俺たちに勝ったらこのトロフィーも渡しますし(GHHタッグに)挑戦だってすればいい。ただ、俺たちが勝ったら、もう俺に関わるな!」と絶縁を求めた。思わぬ反応に拳王から「何言ってんだ?」と尋ねられると清宮は「お前めんどくせえんだよ!!」と積年の思いをぶちまける。拳王からは「俺が関わらなかったらお前は全く光らねえだろ…。もちろん勝つよ。勝って挑戦してやるよ。だが、こんな陳腐なトロフィーだけはいらねえ」と続けられたがもはや耳に入らぬ様子の清宮は「グチグチ言われるのもこれで最後です。俺たちが勝って、ベルトに挑戦します」と吐き捨てた。
絶縁戦の行方に注目だ。
2024年03月28日 16:00
【キューティー鈴木・白い青春(15)】全日本女子プロレスが別格の存在だった1992年4月、所属するJWPが旗揚げしました。その後、LLPWも同じ年の8月に旗揚げし、女子の団体が増えて対抗戦ブームが来たんです。
私は全く興味がなかったので、尾崎(魔弓)と(ダイナマイト)関西が全女の豊田真奈美、山田敏代と対抗戦(※1)をやることになって、セコンドに就いたんです。でも仲間たちが近くで戦う姿を見ていたら燃えてきちゃって。尾崎たちが負けたときは、悔しすぎてリングサイドで大号泣してしまい「団体として負けるわけにはいかない」って私の心にも火がついたんです。
初出場したのは93年4月の夢のオールスター戦(横浜アリーナ)でした。尾崎と組んで井上貴子さん、井上京子さんのW井上と戦いました。貴子さんとの「アイドル対決」って言われていたようですけど、興味がなかったから会見でも握手を断った気がします。貴子さんとは年齢は同じだけど、私の方が1つ先輩。実は私が芸能のお仕事を始めたころに友人を介して食事に行ったことがあったんです。貴子さんは芸能の仕事に興味があってプロレスとの両立について聞かれたような…。貴子さんは美意識が高くて見せ方もうまい。全女で絶対勝ち抜いてやるみたいな気持ちが強い人だなと思ってましたね。
貴子さんとは、その後に何度も戦って、93年8月の日本武道館で初シングルをやったんです。貴子さんから「勝った方が夏のヒロインね」って。「私が絶対ヒロインになる」って思ってたのに負けてしまって、その称号は奪われたんです。あれはめちゃくちゃ悔しくて今でも忘れられない。でも翌年の有明コロシアムでのシングルで勝ったので1勝1敗ですね。
その後の憧夢超女大戦(※2)ではタッグを組んで工藤めぐみさん、福岡晶と対戦しました。入場のときに貴子さんと風船の中に入れられて「爆発しても絶対に驚かないで入場してください」ってスタッフに言われたけど、本番で不発。気まずかったですね。それに試合で戦った4人とも「なんでこの人たちと組んで戦わなきゃいけないの?」みたいな空気で。試合が始まっても「自分が一番目立ってやる!」っていう意地がすごくて、女たちのガチな思いがぶつかり合った激しい試合だったような…。福岡を含めて誰も試合内容に納得がいってない感じがしました。
でも対抗戦で普段戦わない選手と試合をする楽しさを知ったし、学びも多かったです。それに中学生のときに憧れていたあの人とも戦えるなんて思ってもなかったな。それはまた次の回でお話ししますね。
※1 92年11月の全女の川崎大会でJWPが初めて対抗戦に参加した。
※2 94年11月20日、東京ドームで行われた対抗戦。