2021年11月28日 01:49
プレミアリーグ第13節が27日に行われ、MF南野拓実が所属するリヴァプールとサウサンプトンが対戦した。昨季後半にサウサンプトンへと期限付き移籍していた南野はベンチスタートとなり、81分から出場した。 2分、リヴァプールが幸先よく先制する。サディオ・マネが左サイドの深い位置から絶妙のスルーパスを通し、ペナルティエリア左にアンドリュー・ロバートソンが抜け出す。ロバートソンがグラウンダーで折り返すと、ディオゴ・ジョッタが押し込んだ。 リヴァプールは32分にリードを広げる。ジョーダン・ヘンダーソンのスルーパスに抜け出したモハメド・サラーがペナルティエリア右からグラウンダークロスで折り返し、ゴール前のジョッタが押し込んだ。 さらに37分、リヴァプールが3点目を獲得する。ペナルティエリア手前で相手のクリアボールを回収したチアゴ・アルカンタラは、フェイントを挟んで左足を振り抜く。シュートは相手DFリャンコに当たってコースが変化し、ゴールに吸い込まれた。チアゴは24日に行われたチャンピオンズリーグのポルト戦に続き、公式戦2試合連続ゴールとなった。 3点のリードで折り返したリヴァプールは、52分に4点目を獲得する。トレント・アレクサンダー・アーノルドが右コーナーキックから縦に落ちるボールを送ると、フィルジル・ファン・ダイクがペナルティエリア中央で合わせる。相手GKアレックス・マッカーシーはシュートに反応したもののボールの勢いを殺せず、ファン・ダイクが古巣相手に得点を記録した。 試合はこのまま終了し、リヴァプールは2試合連続の4得点勝利、サウサンプトンは2連敗となった。次節、リヴァプールは12月1日にエヴァートンとアウェイで、サウサンプトンは同日にレスターとホームで対戦する。【スコア】 リヴァプール 4−0 サウサンプトン【得点者】 1−0 2分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール) 2−0 32分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール) 3−0 37分 チアゴ・アルカンタラ(リヴァプール) 4−0 52分 フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
2024年04月20日 00:02
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でU-23UAE代表と対戦する。
試合の約1時間前、チームのアップが始まる前に、会場のジャシム・ビン・ハマド・スタジアムのピッチにひとりで現れたのが藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー)だ。
イヤホンをつけて音楽を聴きながら素足で登場。ボールを触りながらグラウンドの芝の状態を確かめ、またバレーボールをするなどリラックスした姿も。
【PHOTO】好調ぶりをアピール!カタールでトレーニングを続けるU-23日本代表・荒木遼太郎を特集!
これは、横浜F・マリノス時代から行なっていたルーティンで、このカタールの地でも欠かさなかった。
初戦の中国戦(1−0)でフル出場した藤田は、この試合ベンチスタート。途中出場で流れを変えるプレーに期待だ。
日本対UAEは、日本時間19日の24時30分キックオフで行なわれる。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 00:00
今季のドイツ・ブンデスリーガを圧倒的な力で制覇したレヴァークーゼン。シャビ・アロンソ監督が率いたチームはエキサイティングなサッカーでバイエルンの牙城を崩してみせた。
そのレヴァークーゼンでプレーした経験を持つ日本人選手が細貝萌だ。2011年夏に加入し、1年アウグスブルクへと貸し出されたあとで本格的に合流。1シーズンを戦ってヘルタ・ベルリンへと移籍している。
今回はそんな細貝萌とともにプレーしたベストチームメイトを10名選んでみた。 アレク・ミリク
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:アヤックス、ナポリ、マルセイユ、ユヴェントス
国籍:ポーランド
レヴァークーゼンでは半年で6試合しか出場しなかったものの、その後アヤックスで大ブレイク。ナポリでさらに評価を高め、マルセイユを経てユヴェントスへと移籍したポーランドのストライカーだ。アンドレ・シュールレ
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:チェルシー、ヴォルフスブルク、ボルシア・ドルトムントなど
国籍:ドイツ
マインツから2011年にレヴァークーゼンへと加入したドイツ代表のウイング。優れたスピードとチャンスメイクを武器に活躍し、2013年にはチェルシーへと引き抜かれた。29歳の若さで現役を離れ、現在は投資家をやりながら登山やマラソンに取り組む。シュテファン・キースリンク
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:ニュルンベルク
国籍:ドイツ
ドイツ代表ではあまりプレーできなかったが、レヴァークーゼンで12年を過ごしたブンデスリーガ屈指のストライカー。190cmの長身を生かしたターゲットマンでありながら、得点力も非常に安定したものを持っていた。ダニ・カルバハル
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:レアル・マドリー
国籍:スペイン
レアル・マドリー育ちであるが、2012年にレヴァークーゼンへと完全移籍してドイツでブレイク。1年後には買い戻しオプションが行使され、スペインに戻った。その後は常にサンティアゴ・ベルナベウで重用される職人サイドバックに。ミハル・カドレツ
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:スパルタ・プラハ、フェネルバフチェなど
国籍:チェコ
細貝萌が所属していたころのレヴァークーゼンでは出番が少なかったが、それまでは長くレギュラーを務めていたチェコ代表のセンターバック。EUROに3回出場した名ディフェンダーで、39歳の今もスロヴァチュコで現役を続けている。レナト・アウグスト
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:北京国安、コリンチャンス、フラメンゴ
国籍:ブラジル
ブラジル代表で32試合に出場した名MF。中国の北京国安時代にもセレソンに選ばれるなど高い信頼を受けた。レヴァークーゼンでは実力を見せながらも怪我が多く、2008年から2013年1月まで所属したあとコリンチャンスへと移籍した。ヴェダド・イビシェヴィッチ
細貝萌とともにプレーしたチーム:ヘルタ・ベルリン
他に所属した主なクラブ:PSG、ホッフェンハイム、シュトゥットガルト、シャルケ04など
国籍:ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
エディン・ジェコと並ぶボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表の名ストライカー。国際Aマッチ83試合28ゴールの実績を持つ。2015-16シーズンにシュトゥットガルトからヘルタ・ベルリンへと期限付き移籍し、26試合で10ゴールを決めた。サロモン・カルー
細貝萌とともにプレーしたチーム:ヘルタ・ベルリン
他に所属した主なクラブ:フェイエノールト、チェルシー、リール、ボタフォゴなど
国籍:コートジボワール
フェイエノールトで大ブレイクし、2006年から2012年まで長くチェルシーで活躍した名ウインガー。2014-15シーズンにリールからヘルタ・ベルリンに加入し、ドイツでは常に主力としてゴールを量産し、5シーズン半を過ごした。その後ボタフォゴで本田圭佑と同僚に。レヴァン・コビアシヴィリ
細貝萌とともにプレーしたチーム:ヘルタ・ベルリン
他に所属した主なクラブ:フライブルク、シャルケ04など
国籍:ジョージア
シャルケ04では内田篤人と両サイドを組んだこともあるジョージア代表100試合出場の経験を持つ名左サイドバック。ヘルタでは2010年から所属したが、2012年の残留プレーオフで相手を殴って7ヶ月の出場停止を受けたことも。現在はジョージアの国会議員。バンジャマン・パヴァール
細貝萌とともにプレーしたチーム:シュトゥットガルト
他に所属した主なクラブ:バイエルン、インテル
国籍:フランス
これぞ世界トップ!本田圭佑の「最強の同僚ベストイレブン」
リールで若くしてブレイクし、その後シュトゥットガルトにやってきたフランス人DF。ワールドカップ2018での信じられないようなゴールで話題を集め、その後バイエルン・ミュンヘンへと引き抜かれている。
2024年04月19日 23:50
以前から何度か浮上してきた話題だが、リヴァプールは今夏にレアル・ソシエダMF久保建英獲得へ動く可能性があるとされている。
リヴァプールの右ウイングにはモハメド・サラーがいるが、22歳の久保はその後継者候補というわけだ。
久保が加入した場合、リヴァプールに何をもたらすのか。『One Football』はそのクオリティを絶賛しており、リヴァプールに獲得へ本腰を入れるべきと主張する。
「久保はリヴァプールの攻撃陣にさらなるゴールと創造性をもたらすことが期待できる。彼はアンフィールドでレギュラーの座を争うのに必要な素質を備えている。久保の才能は、将来的にリヴァプールがあらゆるタイトルを狙ううえで役立つかもしれない。22歳の彼には明るい未来が待っており、いつかワールドクラスのウインガーに成長する可能性がある。リヴァプールは今夏の移籍市場で彼との契約へ集中するべきだろう」
ソシエダで久保は大きく成長しており、今季はラ・リーガで7ゴール3アシストを記録。チャンピオンズリーグの戦いも経験し、選手としてかなりレベルアップした印象だ。
リヴァプールへのステップアップは興味深い選択肢だが、今夏に久保争奪戦は起こるか。
2024年04月19日 23:30
AFC U23アジアカップ カタール2024
■グループB第2節
会場:ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム/4月19日(金)24:30試合開始
アジアサッカー連盟(AFC)は19日、同日に行われる「AFC U23アジアカップ カタール2024」のグループB第2節・U−23UAE代表戦に臨むU−23日本代表のスターティングメンバーを発表した。
2024年04月19日 23:14
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップのグループステージ第2戦でUAEと対戦する。この一戦に先立ち、スターティングメンバーが発表された。
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねる同大会で、初戦の中国戦は8分に松木玖生のゴールで先制。17分には西尾隆矢が一発退場となり、数的不利での戦いを強いられたが、最後まで粘り強く戦い1−0で勝利した。
【PHOTO】カタールで開催されるU-23アジアカップに向け、新背番号でポートレート撮影に臨んだU-23日本代表!
大岩ジャパンは連勝を飾れるか。先発11人は以下のとおり。
【GK】
1小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
【DF】
4関根大輝(柏レイソル)
5木村誠二(サガン鳥栖)
15鈴木海音(ジュビロ磐田)
21大畑歩夢(浦和レッズ)
【MF】
6川粼颯太(京都サンガF.C.)
7山本理仁(シント=トロイデン)
10佐藤恵允(ブレーメン)
11山田楓喜(東京ヴェルディ)
13荒木遼太郎(FC東京)
【FW】
9藤尾翔太(FC町田ゼルビア)
控えメンバー)
【GK】
12野澤大志ブランドン(FC東京)
23山田大樹(鹿島アントラーズ)
【DF】
2半田 陸(ガンバ大阪)
16内野貴史(デュッセルドルフ)
22高井幸大(川崎フロンターレ)
【MF】
8藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)
14田中 聡(湘南ベルマーレ)
17松木玖生(FC東京)
20平河 悠(FC町田ゼルビア)
【FW】
18内野航太郎(筑波大)
19細谷真大(柏レイソル)
第2戦のUAE戦はジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで日本時間20日の0時30分にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月19日 23:13
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でU-23UAE代表と対戦する。
会場のジャシム・ビン・ハマド・スタジアムに到着し、ピッチ脇に出てみると、足に何やら風が当たると感じた。よく見てみるとスタンドの下に丸い大きな穴が空いており、そこから、中国戦ではなかった非常に冷たい強風が出ている。
現地時間18時30分キックオフの試合から約1時間前の現在の気温は31度だが、日が暮れると25度くらいまで下がると予想され、風もあって比較的涼しい気候になる。それに加え、この強冷房なので、試合中の選手たちを寒さが襲うことになるかもしれない。
【PHOTO】好調ぶりをアピール!カタールでトレーニングを続けるU-23日本代表・荒木遼太郎を特集!
前日、同じ会場のヨルダン対カタールを取材したカメラマンの話では、その取材時にも冷房が効いていたようで、“上着は必須”とのアドバイスがあった。
中東のカタールらしからぬ寒さ中で行なわれるかもしれない日本対UAEは、日本時間19日の24時30分キックオフだ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月19日 23:00
トッテナムはバイエルンに所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリの獲得レースに参加する可能性があるようだ。英『Football 365』が報じている。
ニャブリは2017年にバイエルンに加入後、公式戦235試合に出場し86ゴール52アシストをマークしており、バイエルンの主力選手の1人としてプレイしてきた。しかし今シーズンは怪我に悩まされており、ここまでは公式戦17試合で5ゴール1アシストとなっている。CLラウンド8・1stレグのアーセナル戦で得点を奪うも再び負傷してしまい、離脱を強いられることとなった。
現行契約では2026年までとなっているが、ジェイドン・サンチョの後任として興味を持っているマンチェスター・ユナイテッドに続いて、さらなる戦力アップを図るトッテナムも今夏の獲得に興味を示しているようだ。
英『Sky Sports』によると、バイエルンはオファー次第では売却の可能性もあるようだが、同選手は今夏にバイエルンに残る可能性が高いという。その理由としてはニャブリがバイエルン残留を望んでいるからとのこと。現在ニャブリはバイエルンで、1500万ユーロ(約24億7000万円)を超える年俸をもらっており、バイエルンでの生活や給与面に満足しているようだ。そのため、同選手を獲得するためにはこの待遇を超えるオファーでなければ、バイエルンから連れ出すことは厳しいという。
トッテナムは昨夏同様に、さらなるチームレベルの底上げのために今夏も積極的な補強を画策しているようだが、ニャブリの獲得は厳しいかもしれない。
[速報]バイエルン先制点!
#UEFAチャンピオンズリーグ#バイエルン vs #アーセナル
準々決勝 2nd leg
/
両チーム一歩も譲らない試合展開の中#キミッヒ が
ヘディングでゴールを決める!!
\
ABEMAでWOWSPOに登録して
世界最高峰のスポーツを楽しもう!#ABEMAdeWOWSPO #WOWSPO— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) April 17, 2024
2024年04月19日 22:40
パリ・サンジェルマンからはネイマール、リオネル・メッシが去り、ネームバリューという点では少々物足りないチームとなった。
2024年04月19日 22:40
16日に行なわれたU23アジアカップの日本代表対中国代表の試合は、西尾隆矢が前半のうちに退場するというイレギュラーな内容となった。
しかしながら、松木玖生のゴールで得たリードを10人で90分守り切るというミッションを完遂した日本代表が勝点3を奪取することに成功し、大会の初戦をいい形で終えることができた。
そして、この中国戦の裏側を撮影した『Team Cam』が19日に公開されていた。試合後のロッカールームで内野貴史は以下のように話していたようだ。
「でかいです。こういう試合を全員で勝てた。チームで、みんなで耐えられたのは、次に繋がる勝利だったかなと思います。今経験しておいてよかったです。
西尾隆矢のために、今後に繋げないといけないと思っていたので。彼が返ってくるまで繋げます!」
さらに、ゴールキーパーとして無失点での勝利に貢献した小久保玲央ブライアンもこのように語っていた。
「よかったですよ。この勝点は本当にでかい。めちゃめちゃ嬉しいです。UAE戦に向けて、修正するところは修正して、次に向けてやっていけたら。
こいつ(西尾隆矢)ダメっすよ(笑)。今(カメラに向けて)背中を向けてますけどね」
なんとまだ無敗!日本代表の「アジアカップでレッドカードを受けた5名の選手」
前半の半ばというタイミングで退場してしまったことにより、チームに大きなダメージを与えてしまった西尾隆矢であるが、むしろ日本代表のメンバーは彼のレッドカードを受け入れつつ、彼のために勝たないといけないと思っていたようだ。
パリ五輪を目指すU-23日本代表は19日の現地時間18時30分(日本時間では午前0時30分)にキックオフされる予定だ。
2024年04月19日 22:03
スペインメディアの『マルカ』は19日、現役時代レアル・マドリードなどで活躍したメスト・エジル氏がレアル・マドリードとバルセロナの「エル・クラシコ」について語ったインタビューを掲載した。
現在35歳のエジル氏は、トルコ系移民3世としてドイツのゲルゼンキルヒェンに生まれ、2006年8月に地元クラブのシャルケでプロデビューを果たした。2008年1月に加入したブレーメンでさらに評価を高めると、2010年8月にはレアル・マドリードへと完全移籍。レアル・マドリードでは3シーズンの在籍で公式戦通算159試合に出場し、27ゴール81アシストを記録。魔法の左足から数々のチャンスを生み出し、2011−12シーズンのラ・リーガ制覇などに貢献した。その後、エジル氏はアーセナル、フェネルバフチェ、イスタンブール・バシャクシェヒルでプレーし、2023年3月に現役を引退した。
エジル氏は自らが経験したエル・クラシコについて問われると「あの時代のサッカー界で最も重要な試合だった。自分たちにとっては残念なことだけど、あの当時のバルサはおそらく史上最高のバルサだった。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)のバルサは異次元の強さで、現在のバルサとは明らかに異なっていた」と以前のエル・クラシコがとてもハイレベルで難しい試合であったことを説明した。
その上でエジル氏は「現在、世界の注目はリヴァプール対マンチェスター・シティや、その他のプレミアリーグの試合に集中している。エル・クラシコの世界的な地位が落ちてしまっているのは残念なことだよ。けど、それはレアル・マドリードのせいじゃない。レアル・マドリードは現在も間違いなく世界最高のチームのひとつだからね。問題はポテンシャルを失ってしまったバルサだよ」と話し、バルセロナが以前のような圧倒的な強さを失ったことが、サッカー界におけるエル・クラシコのプレゼンス低下につながっていると説明した。
また、エジル氏は、21日にレアル・マドリードのホームで行われるラ・リーガ第32節について「間違いなく勝利に近いのはレアル・マドリードだ。バルセロナも戦い、勝とうと試みてはいるけどね。バルセロナにはどのポジションにも優れた選手がいる。けど、今シーズンは怪我人が多すぎる。思うにバルセロナは、自分自身と自らのミスに焦点を当てるべきだと思う。審判にいつも文句を言うのではなくね。そんなことをしても、役に立たない。一方のマドリードは素晴らしいシーズンを送っている」と両チームの印象を語った。
なお、ラ・リーガ第32節レアル・マドリードとバルセロナの試合は、4月21日の28時(日本時間)にキックオフ予定。日本では、「DAZN(ダゾーン)」と「U-NEXT(ユーネクスト)」で配信される。
2024年04月19日 22:00
ライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコは今夏の去就が注目されている選手の1人だ。
今シーズンよりライプツィヒでプレイする同選手は、ここまで公式戦37試合で13ゴール2アシストをマークしている。20歳の将来が注目されているストライカーは身長194、体重85の恵まれたフィジカルも魅力の選手だ。
マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーといったクラブが動向を注目している中、英『Evening Standard』によると、アーセナルもターゲットとして本格的に監視をしているようだ。
アーセナルは今夏にトップクラスのストライカーの獲得に動くと予想されており、イヴァン・トニーやヴィクトル・ギェケレシュなど様々な選手の噂が飛び交っている。トップクラスのストライカー獲得には多額の資金が必要だと考えられているが、シェシュコには今夏から有効となる4300万ポンド(約82億円)の契約解除条項があり、これはアーセナルにとっても魅力的な数字だ。
アーセナルは今夏にストライカー、中盤、左サイドバックの補強を検討しているようだが、中でも大きな注目となっているのがストライカーの獲得だ。昨夏に続き、今夏もビッグディールを狙っているアーセナルだが、CFのポジションに最も資金を注ぎ込む可能性が高いと考えられている。
シェシュコはまだ1シーズンしかライプツィヒで過ごしていないが、すでにプレミアリーグのビッグクラブが目を光らせている。トップクラスのCFの需要が高まる中、シェシュコを巡って争奪戦が繰り広げられるのか、注目だ。
2024年04月19日 22:00
ワールドカップ出場権をかけたアジアカップに臨んでいるフットサル日本代表。
2024年04月19日 21:00
マンチェスター・シティは昨シーズンに続き、欧州王者の座を狙ったが、レアル・マドリードに敗れてベスト8で姿を消すことになってしまった。
2ndレグはシティがかなり押し込み、点を決められるチャンスがあっただけに悔しい敗戦となってしまった。この試合もスタメンフル出場を果たしたルベン・ディアスはクラブの公式にて敗戦の悔しさを吐露した。
「何を言えばいいのかさえわからない。ただイライラするだけだ。試合全体を通して、我々は試合を支配していた。最終的にはPK戦に進むことになったが、努力はした。僕らにはチャンスがあった。もちろん、私たちがゲームをコントロールした方法では、PK戦になることを避けるためにあらゆる手を尽くした。なぜならばある意味、それが彼らが望んでいたものだからだ」
シティはこの試合33本のシュートをうち、68%のボール支配率を記録しながらも1点しか奪うことができなかった。レアルの集中した守備や勝負強さを感じさせる内容であった。
CLはベスト8で敗退してしまったが、ディアスは切り替えて前に進む必要があると語り、残されたタイトルであるFAカップとプレミアリーグタイトルへの意気込みを語った。
「それを受け入れるのは難しいよ。でも道は一つしかない、その道は前進だ。いろいろな見方ができる。私たちの側からは、もっとうまくやれることはないかと考える。チームはそこにいた。私たちは戦ったし、チャンスもあった。今日は私たちの日ではなかったようだ。チャンスはあった。ボールが入るときもあれば、入らないときもある。しかし、今シーズンはまだ何が起こるかわからない」
シティは週末にはチェルシーとのFAカップ準決勝を控えており、すぐ次の試合が待っている。ディアスは最後に体の疲れがあるかもしれないと語りながらも、「特に頭の中では、2つの非常に重要なコンペティションで戦っている今こそ、強くなるときだとわかっている」とコメントしており、残された2つのタイトルに向けて再スタートを誓っている。
2024年04月19日 21:00
U23アジアカップのグループステージ初戦で中国に勝利したU-23日本代表。
先制した後の前半17分にDF西尾隆矢(セレッソ大阪)が一発退場し厳しい戦いを余儀なくされたが、最後まで耐え抜いて勝利を手にした。
『プレーヤーオブザマッチ』は満場一致でGK小久保玲央ブライアンだろう。
ポルトガルの名門ベンフィカに所属する23歳は、ビッグセーブを連発してこの試合の救世主に。ネットでは「A代表の鈴木彩艶より良いのでは?」といった声が溢れるほどだった。
一躍時の人となった小久保だが、所属するベンフィカでは5年間でトップチームでの出場はゼロ。今季の前半はBチーム(2部)の正GKを務めていたものの2月からは出場はおろかベンチ入りさえままならない状況である。
これほどのプレーができる彼がなぜこのような事態に陥っているのだろうか。柏から世界へ
小久保玲央ブライアンは2001年1月23日、ナイジェリア人の父親と日本人の母親のもとに生まれた。日本の学年的には2000年の世代だが、早生まれのためパリ五輪に出場する資格(2001年生まれ以降)を持っている。
地元は千葉で中学の頃から6年間柏レイソルのユースに所属。高3の2018年には2種登録され、そのままトップチーム昇格するかと思われたが、2019年1月、18歳の誕生日を迎えた直後にベンフィカと2023年までの契約を結んだ。✍ Bem-vindo, Leo Kokubo.
ℹ https://t.co/fODoDisAwU#FormarAGanhar pic.twitter.com/1HeybThSDM
— SL Benfica (@SLBenfica) 2019年1月25日
ビッグクラブからの突然の発表は日本のサッカーファンを驚かせたが、この移籍のきっかけとなったのが2018年に開催されたアルカス国際カップだ。同大会の準決勝で柏はベンフィカのユースと対戦し、PK戦の末に勝利。この試合でPK戦を含めて活躍したのが小久保だった。
柏はこの大会で準優勝し、U23アジアカップにも出場している細谷真大がMVP、小久保がベストGK賞を受賞。ここでの活躍が名門への扉を開いたのである。
ちなみにこのアルカス国際カップはカタール開催。奇しくも今回のU23アジアカップが行われている場所であり、6年の時を経て再びこの場所で評価を高めているというのも何かの縁なのだろう。名門クラブで着実にステップアップ
小久保がベンフィカに加入した際のリリースには「U-19, U-23, Bチームに加わる」と書かれていた。
昨今の福田師王(ボルシアMG)、佐藤恵允(ブレーメンU-23)らがそうであるようにまずセカンドチーム等で経験を積み、結果を残せばトップに昇格できるヨーロッパで主流になっているシステムだ。
ここでベンフィカのシステムをみていこう。 トップチームBチームU-23チームU-19チームU-17チーム U-15チーム
ベンフィカは基本的に以上の6段階で構成されており、18歳で加入した小久保はまずは上記の3と4に該当するU-19とU-23のチームでプレーすることとなった。
小久保が本格的にプレーし始めたのは2019-20シーズンからだ。このシーズンはU-19のUEFAユースリーグ(19歳以下のチャンピオンズリーグに相当)とU-23の国内リーグを掛け持ちでプレー。UEFAユースリーグでは決勝でレアル・マドリーに敗れたものの準優勝に輝いた。写真は昨年8月のスーペルコパでのもの
上々の1年目となったが、この時期に最初の不運に見舞われる。それがコロナの流行である。世界を混乱に陥れたこのパンデミックはサッカー界にも大きな影響を与え、リーグ戦が一時中断、ユーロ2020は2021年に延期される事態となった。
小久保もリーグ戦での貴重な実戦の場を失い、さらに出場が有力視されていた2021年U-20ワールドカップは大会自体が中止に。出場の候補だった東京五輪もメンバーから落選するなど国際経験を積む機会も逃してしまう。
それでも2020-21シーズンは初めてBチームでベンチ入り。シーズン後半の2021年3月にはベンフィカとの契約を2025年6月まで延長し、同5月にはトップチームに一時合流してベンチ入りも果たす。さらに翌2021-22シーズンには本格的にBチームに帯同し、初出場を含む9試合に出場した。
この時点で21歳。コロナ禍による不運はあったにせよ、成功への階段を確実にのぼっているかと思われた。超逸材の台頭により窮地に
だが2022-23シーズン、順調だった彼のキャリアに暗雲が立ち込める。それが小久保より3歳も若い(学年では4歳年下)アンドレ・ゴメスの台頭である。超逸材とされるアンドレ・ゴメス
ポルトガルの年代別代表で守護神を務めるアンドレ・ゴメスは、『2004年生まれで世界最高のタレントの一人』と評価される超逸材。クラブはその彼を優先的に起用し始め、それにより小久保は再びU-23チームに逆戻りとなってしまったのだ。
それでもアンドレ・ゴメスが昨年5月に肩を負傷して長期離脱すると、小久保は今シーズン開幕からBチームの正GKを任され、そこで評価を高めてトップチームに「4番手」として昇格する。だがそれも束の間で、今年1月にアンドレ・ゴメスが怪我から復帰すると再びBチームのポジションを明け渡した。
今年2月以降はトップチームに帯同するものの、守護神であるウクライナ代表GKアナトリー・トルビンの「ウォーミングアップ相手」として扱われており、Bチームも含めてベンチ入りさえほぼできていない状況が続いている。
これが現在の小久保の状況なのだ。
小久保は過去にジョアン・フェリクス(現アトレティコ・マドリー)、ダルウィン・ヌニェス(現リヴァプール)、現在ならアンヘル・ディ・マリアらとのシュート練習にも付き合っているようで、自身もそのレベルの高さや価値を強調している。
そもそもベンフィカというクラブは近年だけでもヤン・オブラク、エデルソンといった名GKを輩出しており、現在も守護神がウクライナ代表のトルビン、控えがポルトガル代表のサムエウ・ソアレス、3番手が上述のアンドレ・ゴメスと世界的にもハイレベルな環境で、出場すること自体が難しい。
ただそうはいってもこのままBチームでさえ出場機会が得られないのであれば、この先を考えなければいけないだろう。特に来年で24歳になる小久保が出場する舞台はこれまで以上に限られてくる。
Xのフォロワーが5万人を超え、ベンフィカの情報を毎日発信しているアカウント『Coluna Vermelha』は、「フィジカル面で彼は興味深いGKだ。彼自身のキャリアを考えると、ベンフィカが彼を第4GKとしてとどめておくのは意味がない」と退団を勧めている。
U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名
かつて自身をベンフィカへと導いたカタールの地で五輪の切符を掴み取り、自身としても新たな未来を切り拓くことができるだろうか。この先の戦いに注目したい。
2024年04月19日 20:53
レアル・マドリードに所属するトルコ代表MFアルダ・ギュレルに対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。19日、スペイン紙『アス』が伝えている。
2005年2月25日生まれで現在19歳のギュレルは攻撃的MFを主戦場とする左利きのプレーヤー。母国の名門フェネルバフチェの下部組織で育ち、2021年にトップチームデビューを果たした。背番号「10」を託され臨んだ2022−23シーズンは、公式戦35試合の出場で6ゴール7アシストをマークし、カップ戦制覇に大きく貢献。トルコ代表ではここまで国際Aマッチ6試合に出場し1ゴールを記録している。
そのポテンシャルの高さから“トルコのメッシ”とも称される若き逸材は、昨年夏に推定2000万ユーロ(約33億円)と報じられた移籍金でレアル・マドリードに加入。新天地では度重なる負傷の影響でここまで公式戦7試合の出場に留まっているが、先月のリーグ戦で加入後初ゴールをマークするなど、最高峰の環境で着実に経験を積んでいる。
今回の報道によると、現在ヨーロッパの10以上のクラブがギュレルのレンタルを目指し、レアル・マドリードへの問い合わせを行っているようだ。中でもセビージャとベティスが熱烈な関心を寄せており、今夏の移籍市場でオファーの提示に踏み切る可能性があるという。セビージャはギュレルがフェネルバフチェに在籍していた当時も獲得を検討していたとのこと。一方のベティスは、フランス代表MFナビル・フェキルの放出を目指しており、若きトルコ代表アタッカーをその後釜に据えたいと考えているようだ。
なお、ギュレル本人は来シーズンもレアル・マドリードに留まることを希望しているという。また、レアル・マドリードが同選手のレンタル放出に踏み切る場合には、新天地はチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)といった欧州コンペティションの出場権を持ったクラブになる可能性が高いと報じられている。