2021年11月28日 02:55
無双右腕の熱投は実らなかった。山本は9回を1失点、11奪三振、141球を投げながら勝利をつかむことはできず「本当に悔しい」。それでも「今日は今季で一番気持ちのこもった投球ができたと思う。集中してできた。多少寒さもあったけど、気にならずにプレーできた」と納得の表情を見せた。 プロ最多の球数に関しては「投げ切れた。最後の試合だったからここまでできたというのはある。1年間やってきて最後にこういうパフォーマンスができたのはレベルアップを感じた。負けましたけど(力は)出し切れたと思います。真剣勝負を楽しめた」と充実感をのぞかせ「これからスタートというか、強いチームになっていけたらいいと思う」。チームと自身の成長を実感し、来季へのさらなる飛躍につなげていく覚悟だ。
2024年04月18日 10:34
2安打2打点のレンドン、9回1死から同点適時打&勝ち越しホームイン
■エンゼルス 5ー4 レイズ(日本時間18日・セントピーターズバーグ)
エンゼルスは17日(日本時間18日)、敵地で行われたレイズ戦に5-4で勝利した。マイク・トラウト外野手がリーグ単独トップの8号ソロ。アンソニー・レンドン内野手が5打数2安打2打点と躍動し、逆転勝ちの立役者になった。
初回、1死走者なしからトラウトが魅せた。レイズ先発のリトルが投じたシンカーを完璧に捉えると、打球は右中間スタンドへ一直線。同点の5回にはレンドンが勝ち越し打、6回にも1点を追加して試合を優位に進めた。
先発したのは24歳のデトマーズ。ここまで3試合に先発して3勝0敗、防御率1.04と覚醒し、ドジャースに移籍した大谷翔平投手に代わる新エースとして注目を集める。6回途中2失点(自責1)と試合を作ったが、8回にストリックランドが2点を失い、あっという間に逆転を許した。
迎えた9回、1死からシャヌエルが右前打で出塁。ネトは四球を選び、レイズ守護神のフェアバンクスから1死一、二塁のチャンスを作った。盗塁で二、三塁となり、続くレンドンが左前適時打。ネトは本塁憤死となったが、2死一、二塁からウォードが右前に運んだ。レンドンは激走で本塁にヘッドスライディングし、泥だらけで勝ち越しに成功した。(Full-Count編集部)
2024年04月18日 10:29
楽天は18日、5月5日(日・祝)株式会社利久の冠協賛試合「牛たんは利久DAY」ロッテ戦で、TVCMでお馴染みの株式会社夢グループ石田重廣社長が始球式を行うことになったと発表した。
なお当日は、歌手の保科有里さんも来場し、石田社長と共にステージやイニング間イベントにも出演する。
▼ 石田重廣社長コメント
「始球式で投げさせていただけるのを、とても楽しみにしています。ストライクを取れるよう、精一杯務めたいと思います!」
2024年04月18日 10:24
18日の『垣花正あなたとハッピー!』で、DeNA・度会隆輝のインタビューが放送された。
度会は三浦監督について「僕からしたらプロで投げている姿を見ている側ですし、その中で今自分の監督をやっていただいて、指導力含め、本当に素晴らしい監督だと思います。いつも優しく指導していただいている」と話した。
インタビュアーのベイスターズファンの垣花正アナウンサーが「野球をやる上では父のような温かさで包んでくれるような感じがしますね」と話すと、度会も「本当に一歩球場の外に出るとやわらかい、優しい笑顔になって、球場に入ると真剣な眼差しでというギャップもすごいと思いますし、本当に素晴らしい監督だなと思います」と三浦監督の印象について語った。
また、チームメイトについて度会は「全員優しくて、こんなに優しい先輩方しかいないのかという印象ですね。本当にやりやすくやらせてもらっています」とし、その中でも「(京田)陽太さんはめちゃくちゃ優しいですし、めちゃくちゃ面白い、一緒にいることが多いですね」と京田陽太に可愛がってもらっているようだ。
垣花アナウンサーが「お前目立ちすぎだ気をつけろ見たいな先輩はいない?」と振ると、度会は「そんな人はいないですね」とキッパリ。「みんなめちゃくちゃ優しいので、いいところですね本当に」と先輩方に感謝した。
開幕から1番打者としてチームを引っ張る度会。「チームスポーツでやっている以上は個々の成績は大事になってきますが、チームの優勝、チームの勝利が一番の幸せ。まずは自分の力、自分のパフォーマンスでチームの勝利に繋げられたら一番幸せ。毎試合、今日度会のプレーでチームが勝てたねと言われるように頑張ります」と決意を述べた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月18日 10:00
17日の『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人』でショウアップナイター解説者の松田宣浩氏と巨人・坂本勇人のスペシャル対談が放送れた。
2024年04月18日 09:13
◆ 先発ローテ3番手ウィットロックが負傷者リスト入り
現地時間17日、ボストン・レッドソックスがギャレット・ウィットロック投手(27)が左腹斜筋の張りにより15日間の負傷者リストに入ることを発表した。
今季4年目のウィットロックは、先発3番手として開幕ローテーション入りを果たし、4試合に先発登板。18回1/3を投げて防御率1.96、1勝0敗という好成績を残していたが、同16日のガーディアンズ戦で負傷した模様で、この試合は僅か4回54球で降板していた。
レッドソックスは、ウィットロックに代わってリリーフ左腕のジョー・ジャックを昇格。ジャックは今季3Aウースターで4試合に登板し、4回で7失点を喫している。
数日前には先発ローテーション2番手のニック・ピベッタが負傷者リスト入りしたレッドソックス投手陣。アレックス・コーラ監督はウィットロックの負傷について「最短で戻ってくるだろう」と伝えているが、先発ローテーションに穴が開いた状況となっている。
現在3Aに所属している上沢直之は、現地時間16日の試合で今季2度目の先発登板を果たし、5回4失点の投球で初白星。今季2登板で10回を投げて10安打、2四球、10奪三振、7失点という成績。防御率6.30で1勝1敗をマークしている。米データサイト『FanGraphs』では、日本時間4月22日のパイレーツ戦での先発登板が予想されている。
2024年04月18日 09:00
○ 阪神 2 − 0 巨人 ●
<5回戦・甲子園>
17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人』で解説を務めた谷繁元信氏が、巨人・吉川尚輝の打撃について言及した。
吉川は昨季まで上位打線を打っていたが、今季は開幕から8番の打順を任されることが多い。同日の阪神戦も『8番・二塁』で先発出場。第1打席、第2打席、ともに捉えたあたりだったが、第1打席の二ゴロ、第2打席の一ゴロに打ち取られた。
谷繁氏はその原因について「飛んだ場所は悪いんですけど」と前置きをした上で、「なぜそこに飛んでいくのか。僕は吉川の打席、打球を見て考えていました。もうちょっと彼はセンターを意識した方が良いんじゃないかなと気がしましたね」と指摘。
谷繁氏は「引っ張りは引っ張りでいいと思うんですよ。センターから引っ張るみたいな。引っ張りすぎなんですよね」と吉川の分析し、「確率が悪いということですね。だから8番においているかもしれないですね。1、2番に打てればいいんですけど、そこに置くとやっぱりその辺が雑に見えるというかね」と語った。
吉川は第3打席が二ゴロ、第4打席が三ゴロで、4打数0安打で打率が.207となった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月18日 09:00
プロ野球各球団の対戦カードが一巡したが、この段階における本塁打数が昨年比でセ、パ両リーグともに激減している。単なる偶然なのか。デイリースポーツウェブ評論家の野田浩司氏は「投高打低は近年の傾向だが、今年はより顕著」と語り“投打バランス”の行方に注目する。
◇ ◇
今年はホームランが異常に少ないですよね。全体的に。先日は野球のテレビ解説中、これはいった!思った途端に打球が失速してアウト。今年はボールが飛ばなくなっているのかな、と疑ったほどですよ。
投手の力に打者が押されているということなんでしょうが、それにしても昨年に比べてかなり少ない。ロースコアの接戦も多い。その中で阪神の10本は目立ってますけどね。
(両リーグとも、ひと通りの対戦を終えた4月14日時点でセの総本塁打数は32。パは34。合計66本は昨年の同条件98本に比べて約2/3。通年でセ643本、パ607本の昨年の数字にどこまで迫れるか)
春先は投手有利と言われるけど、今年はちょっと極端すぎる。ただ傾向として、投手のレベルが年々上がってきているのは確か。巨人と中日のチーム防御率が1点台というのは驚きだけど、開幕して5〜6試合の数字ではないですからね。
投手のレベルアップにはいくつかの理由があると思う。最先端技術を導入したデータ解析や先進のトレーニング方法などを採り入れて、投手のポテンシャルはどんどん上がっています。
「打者は体力的にいくらでも練習できるが、ボールを投げる投手には限界がある」と言われた時代とは取り組み方が変わってきている。
ひと昔前に比べてマウンドの形状も変化しています。今はどの球場のマウンドも土が固い。軟らかいと踏み出した先の足場が掘れて踏ん張りがきかなくなるが、固いと足裏で土をつかむ“グリップ力”が優り、力強い質のいい球が投げられる。社会人を指導していた時の経験でも、実際に投手の球速が増しているのが分かった。
もうひとつは、今では常識になった“完全分業制”の働き方ですね。先発投手は6回100球が目安で、中には5回というケースもある。あとから出てくるリリーフ投手は、1イニングを全力で投げて次々にリレーしていくから、そう簡単には打てない。
先発完投が常識だった時代は「4度の打席で目慣らしができる」というゆとりみたいなものがあったが、今はそうもいかないですからね。
そもそも理屈上は、主導権を握れる投手が有利だとは思います。投手は走者がいるかいないか、クイックで投げるどうかぐらい。“自分の投球をする”ということを優先して投げればいい。
受け身の打者はすべてを投手に合わせていかないといけないので、考えることが多い難しいスポーツだと思う。
投手10傑に防御率1点台や2点台がズラリと並び、打撃10傑に3割打者が数えるほどになった近年。
この先、どこまで投高打低が続くのか。今シーズン終了後にどうなっているのか。はっきりしたことは分からないが、過去に活躍した名投手、強打者はお互いに相手を越えようと切磋琢磨してきたのでしょうから“投打のライバル関係”は続くんでしょうね。
実在の投手との対戦形式で、ボールの回転数や回転軸、配球、球速などを自在に再現できるバーチャルマシンがあるみたいだから、今後打者はそういうものを駆使することになるのかな。興味深いですね。
2024年04月18日 08:57
2018年に日本ハムでプレーしたトンキン、DFAになったメッツに12日で復帰
メッツは17日(日本時間18日)、ツインズからDFA(事実上に戦力外)となっていたマイケル・トンキン投手を獲得したと発表した。
2024年04月18日 08:30
● ブルージェイズ 4−6 ヤンキース ○
<現地時間4月17日 ロジャース・センター>
ニューヨーク・ヤンキースが9回に一挙4得点で逆転勝利。同地区カードのスイープを回避した。
ヤンキースは2点ビハインドで迎えた9回表、先頭のジャンカルロ・スタントンが反撃の口火を切る5号ソロ。さらに一死二、三塁のチャンスを作ると、代打ホセ・トレビノが適時打を放ち、同点。その後、二死満塁となり、今カード12打数無安打に抑え込まれていたジャッジが打席入り。フルカウントからのシンカーを捉え、三塁線を破る決勝の2点適時打。この回一挙4点を奪い、試合をひっくり返した。
9回裏は守護神クレイ・ホームズが締め、ア・リーグ単独トップの7セーブ目をマーク。ヤンキースは土壇場からの逆転勝利で連敗ストップ。負ければオリオールズに地区首位を譲る状況だったが、首位の座をキープした。次カードも同地区対決、本拠地に戻ってレイズと3連戦を行う。
2024年04月18日 08:00
● アストロズ 4−5 ブレーブス ○
<現地時間4月17日 ミニッツメイド・パーク>
アトランタ・ブレーブスが延長戦制してアストロズをスイープ。ロナルド・アクーニャJr.、マルセル・オズナ両外野手が本塁打を放った。
ブレーブスは1点ビハインドの2回表、オズナがMLB単独トップとなる8号ソロを放って同点。5回表には、アクーニャJr.が今季17試合目、75打席目で待望の1号ソロを放ち、リードを奪った。
その後逆転を許し、2点ビハインドで迎えた8回表。連打と相手の失策で1点を返し、なおも一死一、三塁とすると、オルランド・アルシアの中犠飛で同点。試合を振り出しに戻し、延長タイブレークへ持ち込んだ。
そして10回表、二死一、二塁からアルシアが三遊間を破る決勝適時打。10回裏を守護神ライセル・イグレシアスが無失点で締め、4連勝。今季12勝5敗でナショナル・リーグトップの勝率.706となった。
2024年04月18日 08:00
「ウエスタン、阪神4−1オリックス」(17日、鳴尾浜球場)
阪神・高橋遥人投手(28)が17日、2021年11月6日のCSファーストS・巨人戦以来893日ぶりの実戦登板を果たした。先発して1回無失点で、最速147キロを計測。22年の左肘のトミー・ジョン手術、23年の左肩関節鏡視下クリーニング術などを経ての復帰に、登板後は支えてくれた周囲への感謝を口にした。
◇ ◇
阪神が38年ぶりの日本一を達成した昨季は、高橋にとってはリハビリに費やす試練の年となった。昨秋、大声援を受けながらポストシーズンを戦うチームメートは“別次元の存在”だった。「ホントにもう別なんで。すごいな、強いなとしか言いようがない。ファン目線なんで。刺激とかないです。1軍の試合を見て、どうとかいうのは考えていない」。時折、笑顔も交えて漏らした言葉だったが、表舞台から長く遠ざかっている苦しい胸中がにじみ出ていた。
前回登板は21年11月6日のCSファーストS・巨人戦。左肘の違和感により中15日でのぶっつけ登板、6回3失点で敗戦投手となった。あの日の記憶は「自分の感覚で全然良くなかった」と深く脳裏に刻まれている。「アレじゃ困るよ。アレよりは良くなってもらわないと」と己に言い聞かせながら、復活ロードを歩み続けてきた高橋。3年前の自分を超えるべく、ついに実戦マウンドへ戻ってきた。(デイリースポーツ・丸尾 匠)
2024年04月18日 08:00
「阪神2−0巨人」(17日、甲子園球場)
阪神が甲子園での伝統の一戦で今季初勝利、岡田彰布監督は阪神監督として485勝目を挙げ、藤本定義の514勝に次いで球団単独2位となった。
2024年04月18日 08:00
制限なく目いっぱい腕を振った。広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)=青学大=が17日、由宇練習場でプロ入り後初となるシート打撃に登板。「打者に投げられる段階までこられて良かった」と29球の投球を満足げに振り返った。
打者8人に対し、安打性の打球を3本浴びたものの、最速は149キロを計測。「2ストライクに追い込んだ時は三振を取りたいという、ブルペンではない感情がありました」と投手としての本能が垣間見えるほど、集中していた。
即戦力として入団するも、ここまではコンディション調整に時間を割いてきた。まずは問題なく投げられたことが収穫だ。新井監督は「順調だと聞いている」と笑顔。常広は今後について「5月中には実戦に入れるようにやりたい」と意欲を見せた。将来のエース候補が、大きな一歩を踏み出した。
2024年04月18日 08:00
「広島5−1DeNA」(17日、マツダスタジアム)
記念球を左手に握りしめ、2年ぶりの白星をかみしめた。「勝てて良かったです」。五回から登板した広島・塹江敦哉投手が、1回0/3を1安打無失点の力投。勝ち越した大事な次の回を、三者凡退で抑えて流れを引き寄せた。
先発・アドゥワが4回1失点で降板。四回に2点を勝ち越した直後にマウンドに上がった。先頭の代打・井上は一ゴロ。続く度会を全球直球で攻めて三ゴロに打ち取ると、最後は関根を二飛。最速153キロをマークした直球で押し切り、攻撃へリズムを作った。
今季から腕を下げたフォームに変更。これがハマり、開幕から8試合連続無失点。チーム最多タイの登板数が首脳陣からの信頼度を物語るが、それでも浮かれる様子はない。「まだ始まったばかり。ここから辛い思いをしてきた年ばかりなので。今年は違うというところを見せられるように」と鼻息は荒い。
塹江の後を継いだ益田は1死満塁のピンチを招くも、無失点で切り抜け雄たけびをあげた。その後も安打を浴びながら、6人の救援陣で無失点リレー。新井監督はリリーフ陣が無四球だったことを試合のポイントに挙げ「それは昨年から投手陣に言っていること。すごく成長しているなと思います」と目尻を下げた。
白星を手にした塹江が何よりも喜んだのはチームの勝利。「チームに勝ちがついたのが大きいです」。チーム一丸となってつかんだ白星は1勝以上の勢いをもたらしそうだ。
2024年04月18日 08:00
○ 阪神 2 − 0 巨人 ●
<5回戦・甲子園>
17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人』で解説を務めた谷繁元信氏が、巨人・門脇誠について言及した。
『3番・遊撃』でスタメン出場した門脇は0−0の初回一死一塁の第1打席、阪神先発・伊藤将司が1ボールからの2球目の外角カットボールを逆らわずにレフト前に弾き返す。
谷繁氏は「今のように逆方向にヒットを打てるようになってきたので率も残っていますし、大きかったのは11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでサヨナラ安打も大きな1本だと思うんですよね」と自身の見解を述べた。
門脇は0−0の3回二死走者なしの第2打席、センター前の安打、5回の第3打席もライト前に引っ張る安打で猛打賞を達成。勢いの止まらない門脇は、7回の第4打席は代わった桐敷拓馬の初球ストレートに反応し、三塁線を破る二塁打を放つと、谷繁氏は「一振りで仕留めるあたりは本当にレギュラーですよね」と目を細めた。
さらに谷繁氏は「門脇ですごいと思うのは、休まないんですよ。彼は高校、大学と1試合も休んだことがないらしいんですよ。これがすごいんですよ」と、学生時代休まずに試合に出ていたことを絶賛。ちなみに門脇はプロ2年目の今季、開幕から全試合フルイニングで出場している。
(ニッポン放送ショウアップナイター)