2021年12月05日 13:29
21-22イングランド・プレミアリーグは4日、第15節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)がウェストハム(West Ham)に2-3で敗れたため、共に勝利したマンチェスター・シティ(Manchester City)が首位、リバプール(Liverpool FC)が2位に浮上した。 今季わずか1敗で首位に立っていたチェルシーは、敵地ロンドン・スタジアム(London Stadium)でランチタイムキックオフの一戦に臨んだ。 欧州王者のチェルシーは、チアゴ・シウバ(Thiago Silva)のヘディングとメイソン・マウント(Mason Mount)の見事なボレーで2度先行したが、マヌエル・ランシーニ(Manuel Lanzini)のPKとジャロッド・ボーウェン(Jarrod Bowen)の一撃でリードをふいにした。 すると87分、ウェストハムは途中出場のDFアルトゥール・マスアク(Arthur Masuaku)が左サイドから上げたクロス性のボールが相手ゴールへと向かうと、裏を突かれたGKエドゥアール・メンディ(Edouard Mendy)の手をはじき、これが決勝点となった。 今季、長らく続いていたリバプールの無敗記録を止めていたデビッド・モイーズ(David Moyes)監督率いるウェストハムは、この結果4位の足場を固めた。 王者シティは3-1で下位ワトフォード(Watford FC)を退け、今季初めて首位に立った。 ここ5シーズンで4度目のリーグ優勝を目指すシティは、遅い時間のキックオフだったため、ワトフォードに勝てば首位に躍り出ることが分かっている中で迎えた試合を支配し、開始直後にラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が先制点を挙げると、その後ベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)が2点を追加し、相手の反撃をクチョ・エルナンデス(Cucho Hernandez)の1点に抑えた。 また、リバプールは終了間際の得点でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に1-0で勝利。 粘り強いウルブスを崩せずにいたリバプールだったが、94分にモハメド・サラー(Mohamed Salah)のパスを受けた途中出場のディボック・オリジ(Divock Origi)が決勝点をマークした。 リーグ戦5連勝で勝ち点を35としたシティは、リバプールに1ポイント差、チェルシーに2ポイント差をつけた。■関連記事 ・ロナウド通算800点でマンU勝利 キャリック氏は退団発表 ・リバプール快勝 チェルシーとマンCも勝利で上位の差縮まらず ・アーセナルDFが強盗撃退 バット持った男に愛車狙われる
2022年05月24日 19:46
日本代表を率いる森保一監督が、日本代表合宿を前に取材に応じた。 パラグアイ(2日:札幌)、ブラジル(6日:国立)、ガーナ(10日:神戸)、チリもしくはチュニジア(14日:吹田)との4連戦を控えるが、「試合だけでなく、活動期間全体が大切になります。1試合ごとの振り返り、課題を抽出しながらコンセプトを確認していくとともに、目の前の試合に向けてベースとオプション、試合の目的を持って戦えるように準備をしていきたいです。ベースの上積みとオプションの幅を広げることができると思います」とコメント。 2021年11月以来の日本代表招集となった鎌田大地は今シーズン、フランクフルトの中心選手としてヨーロッパリーグ優勝。チームでは3−4−2−1のシャドーで起用されることの多い鎌田について起用法を問われると、「例えば4−3−3も4−2−3−1も、戦いの中でどちらでも戦えるようにしないといけません。大地についてはトップ下か、インサイドハーフとして考えています」と回答。「サイドハーフやボランチもできる選手だと思いますが、インサイドハーフかトップ下が、我々の今の戦い方ではハマるかなと思っています。(代表では1トップ起用もあったが?)トップは今もできると思います。タメも作れますし、ゴール前への迫力も鋭さを持っているので、状況によってはトップもできると思っています」と、複数の選択肢を持てる選手としつつ、起用イメージを話した。 所属するリヴァプールでは出場時間が限られる一方、カップ戦では起用に応える結果も出してきた南野拓実については「試合出場時間が減っていたので、コンディションがどうかは関心を持って見ていた」とのことで、「出た試合で確率高く結果を出していますし、素晴らしい勝負強さを持っていると感じました。プレミアリーグでも足をつらず、90分間戦い抜けているということは、トレーニングからインテンシティが高く、普段から準備をして体を作っているのだろうと思っています」と、本人の姿勢を称え、コンディション面の不安はないと続けた。 個人の評価において、大迫敬介(サンフレッチェ広島)についても言及。3月の代表戦ではGKで谷晃生(湘南ベルマーレ)を招集したが、今回は大迫を招集した。「議論になりました。2人とも代表に入るか、どちらかとも考えましたし、他の選手とも比較しました。前回から今回というところで、大迫のパフォーマンスが今は一番いいので、フラットにいいパフォーマンスをしている選手を招集すべきということで、下田崇GKコーチも推薦してくれましたし、議論をして決めました」と、広島での直近のパフォーマンスを評価しての招集と説明している。
2022年05月24日 19:35
横浜F・マリノスは5月24日、アンデルソン・ロペスの出場停止処分について発表した。 同選手は5月21日に行なわれたJ1第14節のアビスパ福岡戦にて、ボールとは関係のないところで相手競技者の胸付近につばを吐いたとして退場処分に。この行為について、Jリーグ規律委員会による処分内容が決定した。 同委員会による処分は、J1リーグ計6試合の出場停止および罰金(60万円)に。また、クラブ独自の処分として、出場停止期間中に開催される天皇杯を出場停止とした。
クラブは「今回の行為は、いかなる理由があっても許されるものではありません。すべてのサッカーファンならびに関係者の皆さまへお詫びし、再発防止に向けて選手への指導をしてまいります」と記した。 またA・ロペスは「私の行為について、スタジアムに来場いただいた皆さま、ファン・サポーターの皆さま、サッカーに関わるすべての皆さまに心からお詫び申し上げます。今回の件を猛省し、処分をしっかりと受け止め、改めてまいります」と誓った。■Jリーグ規律委員会による処分内容
2022明治安田生命J1リーグ計6試合の出場停止■出場停止試合
5月25日(水)第15節 京都サンガF.C.戦
5月29日(日)第16節 ジュビロ磐田戦
6月18日(土)第17節 ガンバ大阪戦
6月25日(土)第18節 柏レイソル戦
7月2日(土)第19節 清水エスパルス戦
7月6日(水)第20節 サンフレッチェ広島戦■処分理由
5月21日(土)2022明治安田生命J1リーグ第14節(アビスパ福岡vs.横浜F・マリノス)の試合において、アンデルソン・ロペスは、ボールとは関係の無いところで、相手競技者の胸付近につばを吐いたとして、主審より退場を命じられた。Jリーグ規律委員会にて、同行為について映像等を用いて検証し、事実関係を確認した結果、主審の判断と同様に、同選手が相手競技者の胸付近につばを吐きかけたものであると認定した。上記より、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同行為は、「選手等に対してつばを吐きかける行為」に該当すると判断、6試合の出場停止および罰金(60万円)処分とする。■クラブ独自の処分内容
出場停止期間中に開催される天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会の出場停止構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2022年05月24日 19:19
横浜F・マリノスは24日、FWアンデルソン ロペスの出場停止処分についてクラブ公式サイトで発表した。 横浜FMは21日に明治安田生命J1リーグ第14節でアビスパ福岡と対戦。A・ロペスは81分、ボールとは関係のないところで相手DF宮大樹の胸付近につばを吐いたとして、レッドカードで退場処分を受けていた。 Jリーグ規律委員会は映像等を用いて同場面を検証し、事実関係を確認。A・ロペスに対し、J1リーグ計6試合の出場停止および罰金(60万円)を科すことを決定した。 また、横浜FMはクラブ独自の処分として、出場停止期間中に開催される天皇杯を出場停止とした。 横浜FMは、「今回の行為は、いかなる理由があっても許されるものではありません。すべてのサッカーファンならびに関係者の皆さまへお詫びし、再発防止に向けて選手への指導をしてまいります」と謝罪。 また、A・ロペスもクラブ公式サイトを通じてコメントし、「私の行為について、スタジアムに来場いただいた皆さま、ファン・サポーターの皆さま、サッカーに関わるすべての皆さまに心からお詫び申し上げます。今回の件を猛省し、処分をしっかりと受け止め、改めてまいります」と反省の意を示している。 ■出場停止試合
5月25日(水) J1第15節京都サンガF.C.戦
5月29日(日) J1第16節ジュビロ磐田戦
6月18日(土) J1第17節ガンバ大阪戦
6月25日(土) J1第18節柏レイソル戦
7月2日 (土) J1第19節清水エスパルス戦
7月6日 (水) J1第20節サンフレッチェ広島戦■クラブ独自の処分
出場停止期間中に開催される天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会の出場停止
※横浜FMは6月1日に2回戦で鈴鹿ポイントゲッターズと対戦。3回戦は6月22日(予備日:6月29日)に開催予定。
2022年05月24日 19:00
来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃し、シーズン終了前から絶望的な雰囲気を漂わせていたマンチェスター・ユナイテッド。
2022年05月24日 19:00
ヨーロッパリーグ(EL)優勝を決めたピッチでキャプテンマークを巻いていたのは長谷部誠だった。今季はレギュラーとして絶対的な存在だったわけではない。出場機会もここ数シーズンでは一番少ない。それでも、起用されたときには必ず高いパフォーマンスでチームに貢献し続けてきた。 長谷部誠の不死鳥ぶりは、褒める言葉が見つからないほどだ。3バックのセンターでレギュラーとして欠かせない存在だったマルティン・ヒンターエッガーが怪我で離脱。レンジャーズとのEL決勝では代わりに起用されたトゥータが試合中に、しかも失点のシーンで負傷退場した。そのチームの核となるポジションを、難なく埋めたのが長谷部だった。 ここまでの道のりは長かった。「僕がフランクフルトへ来ることになった時は、毎年のように残留争いをしていましたから。いまのチームは、これまで僕がプレーしてきた中でもベストチームだと思います」 2020年に『スポーツビルト』紙の取材にそう答えていた。移籍してきた翌年の15-16シーズンにはブンデスリーガ16位で2部3位との入れ替え戦を戦っていた。相手は古巣のニュルンベルク。辛くも残留を果たしたものの、とても明るい未来が待っているというような状況ではなかった。 そんなフランクフルトがここまで来たのだ。毎年のようにどんどん壁を乗り越えていく。17-18シーズンにはドイツカップ優勝。決勝ではバイエルンを打ち破っての戴冠だ。翌18-19シーズンはELで快進撃を見せる。準決勝で強豪チェルシー相手にPK戦で涙をのんだが、その情熱的な戦いにはドイツ国内外から多くの称賛を浴びた。 その中心にはいつも長谷部がいた。ピッチ内外で先頭を切って走り、チームを引っ張り続けてきた。どんな試合後でも満足しきるなんてことはない。いつも向上心と野心が心の中にはある。自分に厳しく、味方にも高い要求をするし、厳しい言葉もぶつける。【動画】フランクフルト主将が優勝カップを掲げる歓喜の瞬間! 長谷部と鎌田も喜び爆発
例えば19-20シーズンのELグループ最終節ですでにグループ最下位が確定しているギマラエスにホームで2-3と敗れたことがあった。フランクフルトは決勝トーナメント進出を決めてはいたが、試合後のミックスゾーンでも表情は険しいままだった。「ほっとしたというよりは、悔しさとかそういうのよりも、怒りがありますね。この戦い方では決勝トーナメントにいってもなかなか、勝つのは難しいかなと思います。はっきり言ったら練習はできないので、メンタリティのところを突き詰めていくしかないですね。やっぱり、選手個々のメンタルの見せ所だと思うし、こういう苦しい中でも踏ん張れるか踏ん張れないかというのは、その選手の良さでもあると思うので。チームとして踏ん張り切れてないというのは、そこが見せられてないのかなと思います」 ただ、それは期待の裏返し。地元紙のインタビューで次のように答えていたことがある。「アイントラハト(フランクフルト)はバイエルンに次ぐドルトムント、ボルシアMG、ライプツィヒといったグループに入って行けると思っています。でもそこへたどり着くためには毎年インターナショナルな場(欧州カップ戦)へ出場し続けなければならない」 チームとしてのポテンシャルは間違いなくあると信頼している。だからそれを発揮できないことがもどかしい。まだ若いから、経験が少ないからというのを周りが言うならまだしも、選手が言い訳に使ってはならないと戒める。
プロ選手として試合で最大限のパフォーマンスを発揮するための準備をどんな時でも怠らない。今年2月に異例ともいえる5年契約にサインした時には、残り1年は選手として、それから指導者としてというのが規定路線のように報じられたりもした。 でもだれがわかる? だって長谷部なんだから。「一般的に」とか「常識的に」とかは通じない領域に入っているのだ。本人にプレーへの意欲がある限り、いつまでも貴重な戦力なのだ。 コロナ禍で無観客試合を余儀なくされていたころ、次のように話していたのが印象的だ。「無観客のスタジアムは個人的にがっかりしているし、近いうちにまたファンがスタジアムに来てくれることを祈っています。感情や雰囲気がやっぱり欠けますから。ファンのために恩返しをしたい。ファンに感謝をしているんです。インターナショナルな舞台をファンにプレゼントしたい。またヨーロッパを一緒に回りたい」
今シーズンはELで頂点まで駆け抜け、そして来季はついにチャンピオンズ・リーグ(CL)に参戦することになる。CL。それは38歳となったいまでも長谷部がずっと胸の中で温め続けていたものだ。「みんな夢を見ることはできるし、それを信じることも、手にしたいと思うこともできます。僕もそうです」『スポーツビルト』紙のインタビューで答えていたこの言葉が、現実のものとなった。夢を見続け、信じ続け、そのために日々の努力を欠かさずにし続けた男が手にした夢。来シーズン、ヴォルフスブルクでプレーした09-10シーズン以来、実に13年ぶりとなるCLの舞台が待っている。文●中野吉之伴
2022年05月24日 18:38
マンチェスター・Cの熱狂的ファンとして知られる元オアシスのノエル・ギャラガーは、22日に行われたプレミアリーグ最終節アストン・ヴィラ戦で思わぬハプニングに巻き込まれていたようだ。イギリスメディア『トークスポーツ』が伝えている。 マンチェスター・Cは2位リヴァプールと勝ち点差「1」の首位で最終節を迎え、ホームでアストン・ヴィラと対戦。37分に先制されると、69分に元リヴァプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョにリードを広げられてしまう。それでも、途中出場のドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが76分に1点を返すと、78分にスペイン代表MFロドリが試合を振り出しに戻す。さらに81分、ギュンドアンが逆転ゴールを挙げ、3−2の劇的な勝利で2シーズン連続8度目のトップリーグ優勝を果たした。 ノエルは『エティハド・スタジアム』へ観戦に訪れたが、肝心の優勝決定の瞬間を見逃したようだ。3点目が決まった直後、ポルトガル代表DFルベン・ディアスの父親と激突し、顔を数針縫うケガを負ってしまったという。ノエルは『トークスポーツ』に対し、てん末を次のように語っている。「昨日、俺に何が起こったのか教えてあげよう。3点目が入った時、スタジアム中が大混乱だった。俺たちが座っていたところの2つ上のボックスには、ルベン・ディアスの家族がいた。俺はバカみたいに飛び跳ね、息子をプレミアリーグのトロフィーみたいに振り回し、みんなが彼を持ち上げた。そして振り向いたら、ルベン・ディアスのオヤジが俺にぶつかってきて、頭突きを食らわせたんだ。俺は血だらけになって床に倒れていた」「応急処置を受けたから、最後の2分間は見ていない。上唇を縫ったし、目の周りも真っ黒になった。アイツ(R・ディアスの父)には傷一つない。デカい熊みたいな奴だ。俺の歯が折れそうになった」「廊下を歩いていると、ペップが泣きながら駆け寄ってきて抱き合った。彼は『その顔はどうしたんだ?』と言ってきたが、俺は『選手と一緒になってこい!』と言ってやったよ。シティのファンからも何が起こったのか聞かれたが、『想像もつかないだろう』と言っておいた」「今日はリハーサルがあるが、いいことに、俺のバンドには3人のリヴァプールファンがいるんだ!」【画像】ノエルと激突も無傷のR・ディアス父(右から2番目)
Always 💙 pic.twitter.com/VUBDswWfot— Rúben Dias (@rubendias) May 23, 2022
2022年05月24日 18:30
まだ2021-22シーズンは終了したばかりだが、現在のドルトムントは早い段階から来季に向けての補強に取り組んでいる。シーズン中には最終ラインにニコ・シュロッターベックとニクラス・ズーレの加入を発表し、前線ではカリム・アデイェミの補強にも成功。着実に戦力補強は進んでいると言っていいだろう。そんななか、ドルトムントはまたも楽しみな新戦力を迎えることとなった。その選手の名はサリフ・エズジャン。今季はケルンでプレイしていたトルコ代表MFだ。独『Spox』によると、この取引で発生した移籍金は500万ユーロ(約6億8000万円)とされている。 21-22シーズンがケルンで公式戦31試合に出場し、インサイドハーフや中盤の右サイドを任されていたエズジャン。パス能力に秀でた選手で、トルコやドイツではそのキック精度の高さから“NEWメスト・エジル”と呼ばれることも少なくない。ドルトムントで最も期待されるのは今季限りでの退団が決定的となっているMFアクセル・ヴィツェルの役割だが、彼に関してはユリアン・ブラントのように柔軟な起用も可能だろう。また、ケルンでは守備面でも頼りになる存在だったエズジャン。パスセンスに注目が集まりがちな同選手だが、今季ブンデスリーガではチームトップとなる51回のインターセプトを記録している(データサイト『SofaScore』より)。視野の広さと読みの鋭さを生かしたディフェンスは、これまで被カウンター時の守備に問題を抱えていたドルトムントにとって大きな助けとなりそうだ。22-23シーズンからドルトムントの一員としてプレイすることになったエズジャン。備えている能力は高いはずだが、はたして彼は新天地でどこまで存在感を示すことができるか。まだ今季は終わったばかりだが、早くも来季の開幕は待ちきれない。
2022年05月24日 18:12
セルタのスペイン代表FWイアゴ・アスパスが自身の公式Instagramを更新し、ラ・リーガ通算4度目のサラ賞に輝いた思いを綴った。
2022年05月24日 18:00
昨季は栃木SCから浦和レッズへと加入し、2年目を迎える明本考浩。無尽蔵のスタミナとユーティリティ性を武器に様々なポジションでチームを支えている。浦和で躍動を続ける彼に、日本人が戦力としてチームをけん引するセルティックが目を付けるかもしれない。
英『Daily Record』では「セルティックが獲得する可能性がある5人のJリーガ―」として5選手の名前を挙げている。その中にはサンフレッチェ広島の森島司やガンバ大阪の黒川圭介、FC東京の小川諒也とチームメイトの伊藤敦樹に加え、明本の名前が挙げられていた。
同紙では「左サイドバックはセルティックが補強を必要とするポジションであり、解決策の1つは、複数のポジションでプレイできる選手を選ぶことだ。浦和レッズのユーティリティマンである明本は、チェックマークを付けられる」と左サイドバックを中心にサイドハーフやFWでも可能な明本が、セルティックが欲しい人材だと伝えている。
状況に応じて攻守でチームに貢献できるのも彼の大きな武器の1つ。特に第14節の鹿島アントラーズ戦では左サイドバックで先発した明本だったが、失点したことで攻勢に出たい浦和は、前半途中に明本のポジションを前へと上げて厚みを持たせる。すると彼の突破からのクロスボールが関川郁万のハンドを誘い、PKを獲得して同点に追いついた。
また粘り強い守備で相手の攻撃を封じ、それを90分を通しても落ちないスタミナを持っているため、浦和にとっても大きな武器となっている。攻撃でもスプリント力を生かして勢いをもって前線へ駆け上がるなど攻守両面でチームの力となれる明本は海外でも稀有な存在だ。スコットランド王者の新たな補強として彼の名前が挙がってくることも十分に考えられる。
2022年05月24日 18:00
プレミアリーグ最終節でアストン・ヴィラから劇的な逆転勝利をもぎとり、リーグ連覇をはたしたマンチェスター・シティ。昨夏にアストン・ヴィラから加入したジャック・グリーリッシュも移籍初年度からしっかりと優勝に貢献する活躍を見せた。グリーリッシュは今季公式戦全39試合6ゴール4アシストを記録し、強力なシティ攻撃陣の一翼を担った。しかし、イギリス人史上最高額となる1億ポンドで移籍したことを考えるとこの成績はどうなのかといった議論がシーズン中から度々繰り広げられた。 リーグ戦だけで見ると、グリーリッシュの出場時間はチーム10番目、得点数も10番目、アシスト数は11番目という結果になっている。本来であればチーム1、2を争う数字を残すことが期待されたはずで、シティ移籍初年度が大成功だったとは言えないだろう。英『The Mirror』によれば、グリーリッシュはアストン・ヴィラ戦後、「(シティでのプレイが)思っていたより難しかった」と打ち明けている。ローン移籍で1シーズンだけノッツ・カウンティにいたことはあったものの、幼い頃からずっとアストン・ヴィラでプレイしてきたグリーリッシュにとって、いきなり新しいチームで本領を発揮するということは難しかったのかもしれない。「もっともっと頑張れるし、このクラブで自分が果たすべき役割も分かっている」ともグリーリッシュは話しており、この言葉を信じるのであれば、今季の活躍だけで移籍が成功だったかどうかを判断するのはまだ早いだろう。1年のウォーミングアップを終えた来季以降の活躍で、グリーリッシュの真価は問われることになる(データは『WhoScored.com』より)。
2022年05月24日 17:45
ガンバ大阪は5月24日、観戦ルール違反行為が確認されたサポーターに対し、アウェーゲームを含む無期限入場禁止処分を下したと発表した。 クラブによると違反行為は2件で、どちらも21日にヨドコウ桜スタジアムにて行なわれたC大阪との大阪ダービーにて発生。G大阪は、「安心・安全な試合運営を実施する為、事前に両クラブより『フェアでクリーンな大阪ダービー開催に向けて』という声明文を出した中、重大な観戦ルール違反行為が認められました」と違反行為の詳細を発表している。 1件目は、サポーター2名による危険行為(スタンド内投げ込み及びフィールドへの投げ込み行為)と試合運営妨害。2件目は、サポーターグループによる威嚇行為や侮辱的行為、試合運営妨害だという。
当該サポーター(サポーターグループは所属するメンバー全員)には5月25日より、G大阪のアウェーゲームを含む無期限入場禁止処分が下された。 クラブは「今回の違反行為を受け、ガンバ大阪として『安心・安全な試合運営』のため、セキュリティ体制の強化や観戦ルールの周知をより徹底してまいります」とさらなるスタジアム観戦のセキュリティ強化を強調した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【PHOTO】ガンバ大阪の歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!
2022年05月24日 17:38
世界最高級のクラブにとどまるべきか。
2022年05月24日 17:29
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に電撃残留した同国代表FWキリアン・エムバペ(23)が、スペイン1部レアル・マドリードとイングランド・プレミアリーグのリバプールを逆なでする放言を続けている。 エムバペはRマドリードと一度は口頭で入団合意しながら突如翻してPSGとの契約延長を発表して波紋を広げている。 そうした中、英公共放送局「BBC」が「Rマドリードへの夢が終わったことを意味するのか」と問うと「それは決して終わらない」と堂々宣言し、将来のRマドリード入りを熱望した。 しかし、Rマドリード側は土壇場で裏切られたエムバペに激怒しており、そうした状況にも関わらずぬけぬけと再び入団を望む発言を行ったことで火に油を注ぎそうだ。 また、フランスの放送局「RMC」は、エムバペがリバプールとも接触したことを明かしたと報道。「リバプールは私の母のお気に入りのクラブなので、私は話をした」と暴露。最終的に選ばなかったクラブとの交渉を白日の下にさらすことはご法度だけに、リバプールにも恥をかかせる格好となり、こちらも物議を醸しそうだ。 PSGで全権選手となったこともあり口も滑らかなエムバペだが、他クラブからの反応が気がかりだ。
2022年05月24日 17:26
日本代表の森保一監督が5月24日、オンライン取材に対応。鎌田大地の起用法について言及した。 ドイツ1部のフランクフルトに所属する鎌田は今季、リーグ戦32試合に出場して4ゴールを記録。ヨーロッパリーグではチーム最多の5得点を挙げ、クラブ史上初のEL制覇に大きく貢献した。 自チームで好調ぶりをアピールするアタッカーは、ブラジル戦など4試合が組まれた6月シリーズに臨む日本代表メンバーに選出された。指揮官は、今回の4連戦で「4−3−3も4−2―3―1も両方とも戦いの中である」と2つのシステムを状況によって使い分ける意思を示したうえで、鎌田の起用法については次のように語った。 「ウイングやサイドハーフ、ボランチもできる選手かなと思っています。ただインサイドハーフかトップ下が、今の我々の戦いの中ではハマるかなと思っています」
また、1トップの可能性も示唆。「前線でタメを作れる選手だと思いますし、起点になりながら最後ゴール前に飛び込んでいく迫力も持っている」とその能力を評価し、「状況によってはトップもできるかなとは思っています」と考えを述べた。 いずれにしても、インサイドハーフかトップ下が第一候補であるとした森保監督。しかし、選手の組み合わせによっては、他のポジションでの起用の可能性も大いにありそうだ。
日本代表は6月2日にパラグアイ、6日にブラジル、10日にガーナ、14日にはチリまたはチュニジアと国内で対戦。11月21日に開幕を迎えるカタール・ワールドカップへ向け、貴重な腕試しの場となる。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【PHOTO】W杯メンバー入りをかけた4連戦!6月の強化試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介
2022年05月24日 17:17
サッカートルコ1部リーグのトラブゾンスポル(Trabzonspor)に所属するMFマレク・ハムシク(Marek Hamsik)は23日、15年にわたったスロバキア代表でのキャリアに幕を下ろすと発表した。 34歳のハムシクはスロバキア代表として、どちらも同国歴代最多となる135試合に出場し、26得点をマークしている。 ハムシクはフェイスブック(Facebook)に「簡単ではなかったし、考えるのに時間を要したが、私のサッカーキャリアにおいて重要で素晴らしいこの章を終わらせることに決めた」と投稿した。 プロキャリアの大半をイタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)で過ごしたハムシクは「長く美しい旅だったし、とても誇らしく思う」と続けた。 特徴的なモヒカンヘアで知られ、代表チームのキャプテンを長く務めたハムシクは、2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)と2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)でチームを決勝トーナメントに導き、昨年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)にも出場していた。■関連記事
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