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2021年12月05日 13:06
[J1リーグ38節]G大阪0-0湘南/12月4日(土)/パナスタ【チーム採点・寸評】 G大阪 5.5 得点力不足だった今季を象徴するようなラストマッチ。シュート3本に封じられ、東口の好守に救われたが内容では完敗だった。【動画】東口がビッグセーブを連発!G大阪vs湘南戦ハイライト【G大阪|採点・寸評】 GK 1 東口順昭 7 今季チームで唯一リーグ戦フル出場。前半、大橋の決定機を2度防ぎ、得点を許さなかった。キックミスはあったが守備は完璧だった。 DF 3 昌子 源 6 劣勢が続いた前半は危ない場面を感じるも、クリアが中途半端で危機招いた場面も。後半は持ち直し、周囲をコーチングでも動かした4 藤春廣輝 5.5 サイド攻撃に鋭さがある湘南に腰が引けた訳ではないが、攻撃参加の回数は少なかった。引かれた相手にボールを持つとノッキングした。5 三浦弦太 6 最終節にしてようやく三浦らしさが出た。身体のキレも戻り、局地戦でも粘り強く対応。ロストで危機も招いたが、後半は右SBとしても機能した。13 菅沼駿哉 6 課題でもある軽いプレーがこの日はなく、CB陣の中では最も安定。速さに苦しむこともなく、持ち味を出せる体勢で、厳しく封じ込めた。 MF 8 小野瀬康介 5.5(HT OUT) 山田と畑が絡んでくるサイド攻撃に守勢にならざるを得なかった。攻撃でも持ち味出ず、CKであっさりマークを見失いピンチの遠因に。10 倉田 秋 5.5(78分OUT) チーム全体が受けに回ると、良さが消え、攻守で機能性は低かった。後半はややボールに絡む場面は増えたが、怖さはなかった。15 井手口陽介 5.5 両チーム2番目の走行距離が示すようにアンテナを張り、危ない場所をケアしたが、つなぎなどにミスが目立った。17 奥野耕平 6(78分OUT) アンカーとしてリスク管理を託されたが、前半はクリアがやっと。ただ、中盤の機能性が低く、奥野個人を攻めるのは酷だろう。 FW 18 パトリック 5.5 特に前半は最前線で孤立し、常に厳しい状態で相手守備陣に見張られていた。シュートゼロはFWとして不本意だが、いいパスも入ってこなかった。39 宇佐美貴史 6 消化不良の前半だったが、後半早々のバー直撃弾で流れを変える。パトリックへ好パスも供給したが、枚数の少ない攻撃陣で苦しいプレー多い。 交代出場 MF 14 福田湧矢 5.5(HT IN) 低調だった小野瀬よりは攻める姿勢も見せたが、それも投入直後のみ。徐々に攻守で空回りし始め、期待された突破は少なかった。MF 29 山本悠樹 −(78分IN) ボールを動かしたかったが、持ち味でない守備に追われる。宇佐美のサイドチェンジから小野に際どいパスを出したのが数少ない見せ場。FW 11 小野裕二 −(78分IN) G大阪でのラストマッチ。守備のバランスを崩さないことを最優先したが、攻撃では前に絡む場面も少なく、攻撃のテコ入れにはならず。監督 松波正信 5.5 勝ち切ることを最優先したが、湘南の勢いを封じることは出来ず。後半のテコ入れも攻撃では機能せず、勝利で今季ラストを飾れず終わる。 【チーム採点・寸評】 湘南 6.5 立ち上がりから、勝利への執念と球際の激しさ、攻撃の精度でG大阪を上回る。勝ちきれなかったが、J1に残留するに値するサッカーを見せた。【湘南|採点・寸評】 GK 23 富居大樹 6 天皇杯の対戦では自身のミスで失点したがその轍は踏まず。足元で危うい場面もあったが、CKでいい飛び出しも見せた。DF 4 舘 幸希 6(88分OUT) 組み立ての起点にもなりつつ、守備でも要所を締めて奮闘した。不必要なロストもあったが、カウンターも封じた。22 大岩一貴 6.5 勇気を持って最終ラインを束ねた。パトリックからボールを奪って攻め上がる姿勢も。押される時間帯でも安定していた。16 山本脩斗 6.5 危険地帯を感じながら、落ち着いたプレーを見せる。パトリックの高さにも負けず、攻撃の芽を摘んでいた。6 岡本拓也 6(88分OUT) セットプレーでも好キックでチャンスを作り出していた。機を見た攻め上がりはよかったが、もう少しクロスに工夫があってもよかった。 MF 14 茨田陽生 6(69分OUT) 中盤でハードワークしながらも、前半はシュート2本を放ち、ゴール前にも顔を出す。守備時の危険地帯も感じ取っていた。32 田中 聡 6 技術の高さは言うまでもない。やや危ないプレーもあり、セーフティな選択が多かったが後半は中央に刺すパスも。その回数を増やしたい10 山田直輝 6(80分OUT) 立ち上がり、気迫あるプレーで猛攻のリズムを作り出していた。後半はやや疲れたか、効果的なプレーが少なく途中交代したが、戦う姿勢は周囲に伝播。26 畑 大雅 6.5 序盤からアグレッシブな仕掛けでサイド攻撃を牽引。終盤は右サイドに回ったが、驚異的なスタミナで、最後まで勢いは衰えず。 FW 11 タリク 6.5 収まりもよく、相手の脅威になっていた。惜しいシュートが味方に当たる不運も。スプリント、走行距離は両チーム最多。とにかく効いていた。17 大橋祐紀 6(69分OUT) 左右に流れて起点となりつつも前半は2本の決定機。シュートまでの流れは良かったが、1本は決めたかった。ただタリクとの連係も上々だった。 交代出場 MF 28 平岡大陽 6(69分IN) やや運動量が落ちた中盤を攻撃面で活性化。シュートは打てなかったが、推進力をもたらし、サイドを突破してチャンスも演出した。FW 33 町野修斗 6(69分IN) 点を取ることにこだわり投入直後にCKもゲット。ロングスローでも魅せたが、献身的な守備もチームを助けていた。FW 9 ウェリントン −(80分IN) 苦しい状況でもボールを収めていた。時間も短くシュートには至らなかったが、それは周囲の生かし方に問題があったから。DF 3 石原広教 −(88分IN) 守備のテコ入れとして投入されたが、スムーズに試合に入った。宇佐美が突破した後のクロスに読みよく対応。無失点に貢献した。MF 42 高橋 諒 −(88分IN) 投入された時点で時間は限られていたが、腰の引けたプレーを見せず、チームに勢いをもたらそうとする姿勢も。監督 山口 智 6.5 勝ち切ることは出来なかったが、狙いとするサッカーは体現。徳島の戦況を耳に入れず、冷静にカードを切り、残留を確定させた。※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 16:44
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の準決勝第2戦で、韓国の蔚山現代と対戦する。
この一戦の前日会見に臨んだハリー・キューウェル監督は、次のように意気込みを語った。
「すごく楽しみにしています。この大きなチャレンジも含めて、このような大会で準決勝に進めているのは、誰もが来れる場所ではないので、そういう意味でもワクワクしています。明日の試合に向けて宿題をこなし、良い準備をしたい」
【PHOTO】現地・韓国で熱烈後押し!ACL準決勝第1戦に集結した横浜F・マリノスサポーターを特集!
先週の敵地での第1戦では、横浜はボールを保持して試合を優勢に進めるも、19分にイ・ドンギョンに奪われたゴールを守り切られ、0−1で敗戦。悲願のACL初制覇を成し遂げるためにも、第2戦では勝利が必要不可欠だ。
逆転勝利へのポイントについて訊かれた指揮官は、「前回の対戦で蔚山のやり方も分かっています」と述べたうえで、こう強調した。
「日頃から選手たちに伝えていることですが、相手がどうこうというより、自分たちのサッカーをしっかり表現することが大事。自分たちがボールを支配し、ゲームを支配する。相手がもしかしたら何か変えてくる可能性もあるかもしれませんが、自分たちのサッカーをピッチ上でどう表現するか。そこに懸かっている」
キューウェル監督はホームで韓国の難敵を破り、チームをクラブ初の決勝進出に導けるか。注目の一戦は、横浜国際総合競技場で19時にキックオフ予定だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月23日 15:38
4月22日、ベガルタ仙台は公式YouTubeチャンネルで、同20日に行なわれたJ2第11節の清水エスパルス戦に密着した動画を公開した。
仙台は清水戦で、16分に先制されると54分にも失点。その後、65分に中島元彦のゴールで1点を返したが、83分に3点目を奪われる。終了間際の90+4分にオナイウ情滋が追撃弾も、2−3で敗れた。
動画には、試合後のロッカールームの様子が収められ、森山佳郎監督が選手たちにゲキを飛ばしている。
「俺は悔しい。ちゃんとやって負けたんだったらいいよ。前半、ビビってただろ。あんなの俺たちのサッカーじゃねえ。くそ。ええじゃん、負けたって。あんな消極的なサッカー見たくねえ。後半ぐらいやろうよ。今日の負けはめっちゃ悔しい。嫌だ、俺はこんなの。ガンガン行ってさ、バシバシやられても仕方ねぇじゃん、今の俺たち。
でも俺たち、ここから上がって行けばいいじゃん。だけど、前半のゲームじゃ何の未来もない。後半ぐらい最初からやれば、勝てたぜ。でも、今日の前半じゃ成長していかない」
【動画】「めっちゃ悔しい」ベガルタ指揮官が選手にカツ!
指揮官の言葉は熱を帯びる。
「行こうよ、みんなで声かけ合ってさ、戦おうぜ。ゴール向かおうぜ。いいよ、3点入れられたら4点ぶち込めばいいんだろ。今日だって、あと1点じゃん。あとワンチャンスじゃん。チャンスあっただろ、後半。牙をむき出しにして、相手に向かっていこうや。
面白くねえぞ、今日の前半。俺が監督になって今までで一番面白くなかった。こんなサッカーしたくねえ。行こうよ、アグレッシブに。ゴールに向かって、相手に向かって。負けたら仕方ない。強くなればいい。外したら仕方ない。練習しようぜ」
この投稿のコメント欄には以下のような声が寄せられた。
「ゴリさんのゲキに感動しました。ゴリさんが仙台の監督で嬉しい」
「試合後の森山監督の言葉、胸に沁み泣けました」
「ここから必ず強くなるぞー!」
「悔しさが、見ているこちら側にも伝ってくる」
「監督がゴリさんで本当に良かった」
「試合終了後の監督の声がけ、感動した」
「難しいことは言ってないけど胸を打つワードが多くて心打たれる」
「こっちまで、熱くなってくる」
「応援するクラブの監督が最高に熱くて誇らしいです」
「サポーターよりキレてるゴリさん…ありがとう」
仙台は次戦、27日にジェフユナイテッド千葉とホームで相まみえる。森山監督の気持ちに選手たちは応えられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 15:23
元Jリーガーの鄭大世氏が、“古巣”のFC町田ゼルビアで活躍する194センチの韓国人ストライカー、オ・セフンのプレーに着目。悪癖を指摘しつつ、“愛あるメッセージ”を送った。
「オ・セフンにアドバイスするなら、シュートをダイレクトで打てと。ストライド(歩幅)が長いから足の振りがめちゃくちゃ遅いんです。なので、止めて蹴ろうとしている時は相手に余裕で追いつかれているんです」
だから、鄭大世氏は「ダイレクトで打て」と言っているのだ。
「3対2と数的優位の局面でもフリーでパスを受けているのに止めちゃうから、ディフェンダーに寄せられてブロックされてしまう。ゴール前で横パスが来たらダイレクトで打てばいいんですよ」
直近のFC東京戦では見事なヘッドで決勝点を決めたオ・セフン。ポテンシャルは十分のストライカーだけに、“ちょっとしたプレーの変化”でゴールを量産できるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【PHOTO】まだまだ決めますオ・セフン!嬉しいJリーグキャリアハイを記録!今シーズン3ゴール目は決勝点!
2024年04月23日 15:13
現地時間4月21日に開催されたデンマーク・スーペルリーガ上位ラウンド第4節で、鈴木唯人が所属するブレンビーはホームでミッティランと対戦。
2024年04月23日 15:03
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が22日、クラブ公式SNSを通じて声明を発表した。
21日に行われたレアル・マドリードとバルセロナによる“エル・クラシコ”は、MFジュード・ベリンガムがヒーローとなった“白い巨人”に軍配が上がり、ラ・リーガの優勝争いは事実上の決着を迎えた。しかしながら試合後、とあるシーンを巡る議論が白熱。バルセロナを率いるシャビ監督は「みんなが目撃したはずだ」と、当該シーンを含めたレフェリングに苦言を呈していた。
その論点となっているのが、28分に訪れたバルセロナのチャンスシーンだ。右からのコーナーキックに、ニアでFWラミン・ヤマルがフリック気味のシュート。これに対して、レアル・マドリードのGKアンドリー・ルニンがゴールライン上で弾いて防いでいた。最終的にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、ノーゴール判定となったものの、ボールが完全にゴールラインを超えたかどうかがかなり際どかったのは確かだ。
その中で22日、バルセロナの公式SNSを通じてラポルタ会長が声明を発表。“エル・クラシコ”での審判団の判定について同会長は「昨日はいくつかの疑わしい判定があったけど、とりわけ重大な、試合結果にさえ影響を及ぼした可能性があるプレーがあった。ご想像の通り、ラミン・ヤマルの幻のゴールについて話している。クラブとしては、何が起こったのかを確かめたい」と前置きをしつつ、以下のように続けた。
「バルセロナは、審判技術委員会とスペインサッカー連盟に対して、この判定に至るまでの全ての画像と音声を提供するように要請する」
「資料を分析した結果、我々の主張通りに当該の判定に誤りがあったことが判明すれば、法的手段も検討しつつ、状況を逆転させるためにあらゆる適切な措置を講じる。そして、(第三者により)合法的なゴールであったと認められれば、再試合を求めることになるだろう。ヨーロッパで以前、VARのミスによって、そうした事例があったようにね」
また、当該シーン以外の判定についても「同意できないことを強調したい」と述べたラポルタ会長は「ソシオ、ファンの人々へ。今回の件は、決して自分たちを有利にするためじゃない。むしろ、逆なんだ。我々は無防備の中、自分たちに直接的な打撃を及ぼし、相手を利するような誤った判定を受けたからこそ、アクションを起こす必要がある」とメッセージを送っている。
【声明】判定に対する異議を唱えたラポルタ会長
El president @JoanLaportaFCB: “Hi ha eines com el VAR que han d’ajudar a tenir una competició més justa i no a l’inrevés” pic.twitter.com/1HhbGZcJMx— FC Barcelona (@FCBarcelona_cat) April 22, 2024
2024年04月23日 15:00
世界的な老舗スポーツブランドも、様々な企業とのコラボレーションは今や当たり前となっている。
アパレルブランドの「ジュン」が展開するレディースファッションブランド「VIS(ビス)」にも、あのPUMAとコラボレーションした別注アイテムが登場!
レディライクなスポーツMIXスタイルをテーマに、サッカーに着想を得たオーバーサイズTシャツと、人気の「Orkid Sandal(オーキッドサンダル)」の計2型をラインナップしている。 PUMA × VIS COLLECTION
【PUMA】VIS別注 オリジナルロゴ オーバーサイズTシャツ
・品番:BVM74150
・サイズ:M、L
・カラー:ブラック、ホワイト(2色展開)
・価格:7,700円
コラボレーションTシャツは、PUMAの原点でもあるサッカーから着想を広げ、サッカーチームを応援するSCHOOL GIRLのチームTシャツをイメージ。カレッジLOGOから着想を得たグラフィックをデザインしている。
PUMAとVISのロゴを手書き風で表現し、カレッジのマークもハンドペインティングしたような“ゆがみや掠れ”をあえて残す。オリジナルで制作したPUMA×VISのロゴを使用したアイテムは、VISのみで展開の特別なデザイン。
【PUMA】VIS別注 オーキッド スニーカーサンダル
・品番:BVA74350
・サイズ:22.5cm、23.0cm、23.5cm、24.0cm、24.5cm
・カラー:グレー
・価格:11,000円
女性らしく優しいグレーカラーをメインに使用。そこにビビットカラーを組み合せることで、スポーティーな印象を与えつつも様々なライフスタイルに合わせやすい仕上がりに。
スポーティーでカジュアルなコーディネートにはもちろん、スカートやワンピースなどの綺麗目なスタイルにもおすすめ。外出や旅行などに気軽に履けるアイテム。
ファッション好きに街で着てほしい「サッカー代表ユニフォーム」5選
スポーツMIXが楽しいスペシャルオーダーアイテムは、4月23日(火)よりVIS全店、VIS公式サイト「J’aDoRe JUN ONLINE」にて販売を開始。
詳細についてはPUMA × VIS COLLECTIONの特設サイトまで。
2024年04月23日 13:56
サッカーイタリア・セリエAのウディネーゼ(Udinese)は22日、ガブリエーレ・チョッフィ(Gabriele Cioffi)監督を解任し、後任にファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)氏(50)が就任すると発表した。契約期間は今シーズン終了まで。
ウディネーゼは20日にエラス・ベローナ(Hellas Verona)との下位対決に敗れ、降格圏のフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)と勝ち点で並んでいる。
カンナヴァーロ氏の初陣は25日のASローマ(AS Roma)戦となる。この試合はもともと先週に開催されたが、1-1同点の場面でローマのDFエバン・エンディカ(Evan Ndicka)が突然ピッチに倒れて中止となっていたため、今回は残りの18分が行われる。
カンナヴァーロ氏は現役時代にイタリア代表として2006年のW杯ドイツ大会(2006 World Cup)を制し、世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」の受賞経験もあるが、監督としてのキャリアは微妙なものとなっている。
これまで中東や中国で活動し、2019年には中国スーパーリーグ(1部)で優勝したが、昨季はセリエB(2部)・ベネベント(Benevento Calcio)の監督を短期間で解任された。
ウディネーゼは厳しいシーズン終盤戦を控えており、ローマ戦の後はボローニャ(Bologna FC)、ナポリ(SSC Napoli)、好調レッチェ(US Lecce)との対戦を経て、最後は残留を争うエンポリ(Empoli)、フロジノーネとの6ポイントゲームが続く。
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2024年04月23日 13:55
今夏にドイツで開催されるEURO2024だが、同大会の公式ステッカーをめぐる問題が起きているようだ。
2024年04月23日 13:30
2022ワールドカップ・カタール大会後はなかなか新監督が決まらず、南米予選でも出遅れるなど難しい時間を過ごしているブラジル代表。
今夏にはアメリカ開催のコパ・アメリカ2024も控えているが、気になるポイントの1つがセンターフォワードの人選だ。レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール、アーセナルFWガブリエウ・マルティネッリなどウイングタイプのアタッカーは多く輩出されているが、近年のセレソンはセンターフォワードの層があまり厚くない。
候補の1人となるのはアーセナルFWガブリエウ・ジェズスだが、元ブラジル代表FWリバウド氏はジェズスの現状を気にかけている。アーセナルではカイ・ハフェルツが最前線に入るケースも多く、ジェズスが絶対的な1番手になっていないのだ。
英『Football London』などによると、リバウド氏はクラブでの立ち位置は代表にも影響を与えると懸念しており、今夏に移籍するのも手だとメッセージを送っている。
「クラブ内で自分のポジションを失えば、ブラジル代表でのチャンスも妨げられる。それが現時点でガブリエウ・ジェズスにとっての懸念事項だ。得点数が増えていない場合、ストライカーにとってさらに痛い問題となる。ジェズスはチーム内での地位が微妙なものとなっているアーセナルに留まるべきなのか 、それともより多くのゴ ールを奪うべくリスクを冒して他クラブへ移籍する方がいいのかを検討する必要がある」
今夏のコパ・アメリカだけでなく、2026年のワールドカップへ向けてクラブでのアピールは重要だ。ブラジルではバルセロナ入りしたヴィトール・ロッキ、レアル・マドリード入りが内定しているパルメイラスのエンドリックなど若手FWも出てきているが、トッテナムのリシャルリソンを含め絶対的なエースは確立されていない。
ジェズスも候補者だが、今季ここまでプレミアリーグでは4ゴールしか挙げていない。27歳と中堅世代を迎えているが、セレソン1番手確保へ今夏に動きを見せるべきなのか。
2024年04月23日 13:01
ウディネーゼは22日、ファビオ・カンナヴァーロ新監督就任を発表した。契約期間は今シーズン限りと併せて伝えている。
1973年9月13日生まれのカンナヴァーロ氏は現在50歳。イタリア史上最高のフットボーラーとして名高い同氏は、セリエAやラ・リーガのタイトルを獲得するとともに、イタリア代表通算136キャップを保持。2006年にはドイツW杯を優勝したチームのキャプテンを務めると、同年のバロンドール賞を筆頭に個人賞を総なめした。指導者としては2015年に広州恒大でキャリアを始めた後、アル・ナスルや天津権健などを経て、昨年2月までベネヴェント(セリエB)を率いていた。
開幕10試合未勝利と今シーズンのスタートダッシュに失敗すると、直近でも5試合白星から遠ざかるなど苦戦を強いられているウディネーゼ。降格圏のひとつ上となる17位につける中、同日にガブリエレ・チョッフィ監督を解任していた。
【公式発表】ウディネーゼがカンナヴァーロ氏を招へい
Benvenuto, Fabio Cannavaro!
⚪️⚫️ #ForzaUdinese #AlèUdin #WelcomeCannavaro pic.twitter.com/uwTZtCuq99— Udinese Calcio (@Udinese_1896) April 22, 2024
2024年04月23日 13:00
KNVBカップ決勝戦は、フェイエノールトが1−0でリードして、後半アディショナルタイム9分を迎えていた。
NECは最後の力を振り絞って反撃しようとしたが、右SBペレイラのドリブルは、上田綺世の好守備に阻まれた。そのまま左サイドをドリブルで突破しようとした上田に向かって、NECの左SBフェルドンクがピッチを横切って猛追し、強烈なタックル。
上田はピッチの上に倒されて、痛みに顔を歪ませた時、タイムアップの笛が鳴った。これでフェイエノールトは6年ぶり14度目のKNVBカップ戴冠だ。
優勝が決まった瞬間を、上田は知らなかった。
「足が痛かったんです。ベンチにいた選手が(ピッチに)入ってくるまで、僕は試合が終わったのに気づかなかったので、タイトルを取った感覚とか、その瞬間っていうのは分かんないです。でも、僕としては(ゴールを)決めたかったなっていうのが大きいですね」
ベンチスタートの上田がピッチに入ったのは76分。FWミンテが退場処分を受けた4分後だった。4−3−3から4−4−1にスイッチしたフェイエノールトは、前線に上田を一人残し、1点のリードを死守しようとした。
「自分がピッチに入るワンプレー前で1人退場しちゃって、言われていた戦術と違う内容になりました。僕自身、山ほど走んないといけなくて、めちゃくちゃキツかったですが、結果的に勝てて良かったと思います」
GKやDFから放り込まれたロングボールの競り合いに全勝するなど、上田はクローザーの役目こそ果たしたものの、81分に迎えたGKとの1対1のビッグチャンスにシュートを枠内に飛ばすことができなかった。
試合後、ピッチの上では仲間と抱き合い、ゴール裏のサポーターと喜びを分かち合った上田は「経験したことがなかったので、すごく新鮮な感じでした」と、その時の心境を振り返ったが、すでに笑顔は消えていた。
「やっぱり、ああいうのを決めていかないと。自分の存在価値を示すチャンスでしたし、チームももっと楽な試合展開にできましたし...。課題ですね。僕の仕事の本質は点を取ること。今日のチャンスは決めないといけなかった。なんで決められなかったのかも考えつつ、別に落ち込む必要もない。次に活かすし、練習するしかない」
一方のNECは前半、フェイエノールト相手に互角以上に戦った。とりわけ両SBから縦パスをCF小川航基に入れる攻撃が徹底されていた。29分には小川のポストからMFシェリーが先制ゴールを決めたかに思われたが、惜しくもオフサイドの判定に泣いた。
後半に入るとフェイエノールトが試合を支配し、なかなか小川にパスが届かなくなり、66分にベンチに下がった。この時点でNECは1点のビハインドを負っており、終盤のロングボール攻撃を見越して、彼をピッチに残しておくべきだったのではないだろうか...。
「(交代に)僕も正直、フラストレーションはありましたし、少し納得できないところはありましたけど、 あの時間帯はどうしても流れが悪かった。監督としてはなにかガラリと変えたいなかで3枚替えをした。僕がもっと良いパフォーマンスを見せていれば、その交代はなかったのかもしれない。でも、『僕がもし出ていたら、もっとやれたのにな』っていう思いはやっぱりありましたね」
【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
この大舞台で小川が感じたこととはなんだろうか?
「僕はまだまだ甘いなという印象ですね。今日はビッグクラブや、すごく良いクラブの人たちが見ているような大きな一戦だったと思います。選手の評価は、そういう1試合でガラリと変えることができます。こういうところで結果を残す選手が、どんどん上がっていく。今日の僕はそれができなかった。こういう試合で自分が点を決めて勝つこと、インパクトを残すことが、僕には必要でした」
スタジアムを埋めた1万7500人のNECサポーターを見て、小川は「NECのサポーターって、こんなにいるんだ」と感じ入ったという。
「ナイメーヘンの町全体が盛り上がっていて、スーパーマーケットがクラブの旗で覆われていたり、この1週間、この決勝戦の重要さをひしひしと感じてました。そして、今日はみんながまとまってバスで来たり(注:160台)、あんなに応援に来てくれたのに『申し訳ないな』って、やっぱり思っちゃいましたね。でも悲観することはない。残りリーグ戦4試合。しっかり勝点を積み重ねて、サポーターと喜びを分かち合いたい」
その心は、欧州カップ戦出場権獲得。現在オランダリーグ6位のNECは、カンファレンスリーグに進むチャンスを大きく残している。
佐野航大はトップ下→右ウイング→ボランチ→左インサイドハーフと多機能ぶりを披露し、立ち上がりには小川のポストプレーから右足でミドルシュートを撃つシーンもあった。
「悔しい――それが、まず一番。結果もそうですけど、それ以上に自分のプレーが全然でした」
とりわけ後半、フェイエノールトの勢いが増すと、佐野はフェイエノールトのMF勢(ティンバー、ステングス)やDFハンチュコ、ヘールトラウダとのデュエルに苦戦し、いつもならピタリと止まるはずのトラップも大きくなった。
「こういう舞台でできるのは数少ない人たちなので、この悔しい経験を次にどう活かすかっていうのは自分次第です。まだまだうまくならないといけないし、強くならなきゃいけないっていうのは、いつも以上に強く感じました」
佐野がベンチに退いたのは87分。まさにNECが捨て身の反撃に出ようとした時間帯だった。
「自分が後半、ボランチに入ってからのプレーもそんなに良くなかった。それなら相手も10人だし、しっかりフレッシュな選手を入れたい、というチームの意図は分かります。あそこで自分がチョイスされたということは、そういうことなのかなと思います」
KNVBカップの決勝戦という檜舞台で勝利したチームでプレーした上田も、負けた小川、佐野も三者三様に悔しい思いを残した。しかし、彼らのオランダでの挑戦は始まったばかり。伸びしろの大きな3人にとって糧となる試合になるはずだ。
取材・文●中田 徹
2024年04月23日 13:00
ウディネーゼは元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロが新監督に就任すると発表した。
2024年04月23日 12:45
4月22日、U-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループB最終節で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表は韓国と対戦。チャンスを作りながら決定力を欠き、75分にCKから許した一発で、0−1で敗れた。
首位通過を懸けた日韓戦を落とした大岩ジャパンは、準々決勝でA組1位の開催国カタールと相まみえることとなった。一方、宿敵を破った韓国は、同2位のインドネシアと戦う。
この結果を受け、韓国メディア『DAILIAN』は「韓日戦に勝利!ファン・ソンホンはほっと一息、日本は崖っぷち」と銘打った記事を掲載。次のように報じている。
「8強入りが確定し、ファン・ソンホン監督はトーナメントに向け、先発を入れ替えたなか、前半の日本の攻勢に耐えた後、後半30分にキム・ミヌ(デュッセルドルフ)がヘッドで決勝点を奪った。韓日戦という負担の大きい一戦で、スタミナ管理をしながら勝利を収め、開催国カタールとの対戦を回避し、最高の内容と結果を残した」
【PHOTO】U-23日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点・寸評。守備陣で唯一の及第点だったのは...
『DAILIAN』はそのうえで、「次戦で勝ち、準決勝に進めば、少なくともプレーオフへの出場権は得られる。オリンピック出場だけを考えれば、今大会で最も重要な試合は準々決勝である」と説明。自国と宿敵の最重要な一戦をこう占った。
「客観的な戦力では韓国の優位が予想される。しかし、インドネシアを軽視はできない。A組を2勝1敗で2位通過し、準々決勝に進出。オーストラリアとヨルダンを連破してセンセーションを巻き起こした。しかも指揮を執るのは、韓国サッカーを知り尽くしたシン・テヨン監督だ。
日本はA組1位のカタールと対戦する。開催国の彼らは1日早くグループステージを終えており、相対的に休息する時間がある。インドネシアの勢いを懸念する声もあるが、カタールよりは楽な相手だという意見が多い。グループステージで4得点、わずか1失点のカタールは、無敗(2勝1分)で準々決勝に進んだ」
日本は難敵カタールを退け、まずは五輪プレーオフ出場以上を確定させられるか。さらに勝ち上がれば、決勝で韓国との再戦もあるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 12:37
CL敗退に続き、宿敵レアル・マドリーとのエル・クラシコにも2-3で敗れたバルセロナ。
そうしたなか、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロがレジェンドたちから批判されているようだ。レアル戦では左サイドバックに入ったが、崩されるシーンが散見されていた。
元オランダ代表FWマルコ・ファンバステンは『Ziggo Sport』で「カンセロが29歳になってもミスを繰り返しているのはクレイジーだ」と指摘していたそう。
また、かつてバルサでもプレーした元オランダ代表MFロナルト・デブールも「なぜペップがカンセロを嫌うのか、その理由が分かった。この男は自分のプレーとボールを持ってやることしか考えていない。お前はディフェンダーだろ!」と言い放っていたとか。
グアルディオラとバチバチに喧嘩別れしたスター8人
カンセロはジョゼップ・グアルディオラ監督との衝突でマンチェスター・シティで構想外になっており、現在はバルサにローン移籍している。
2024年04月23日 12:30
バイエルン・ミュンヘンがレアル・マドリードのDFフェルランド・メンディの獲得に興味を示しているようだ。フランス紙『L'Équipe』が伝えている。
バイエルンでは、DFアルフォンソ・デイビスが今季限りで退団することが有力視されている。圧倒的なスピードが武器のこの左サイドバックは、2025年6月末でバイエルンとの契約が満了となる。バイエルンは契約延長のオファーを提示しているが同選手はそれに応じていない。
デイビスに対しては、レアルがかねてから有力な移籍先候補として挙がっていた。そのレアルからデイビスと同じ左サイドバックのポジションを主戦場にしているメンディを代役として獲得したいというのがバイエルンの狙いのようだと同紙は報じている。
もっとも、レアルが簡単にメンディを放出する可能性は低いだろう。今季ここまでラ・リーガで19試合に先発出場している同選手に対して、カルロ・アンチェロッティ監督は絶大な信頼を寄せているからだ。
「守備の面では、彼は世界最高の左サイドバック。何でもできるし、1対1のデュエルではとても強い。数的不利な1対2の状況でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる」(ドイツ紙『Bild』より)
ドイツ紙『Bild』は、バイエルンとレアルとの間でデイビスとメンディの交換トレードが成立する可能性は低く、バイエルンがレアルに移籍金を支払う通常の形で獲得をめざすことになるだろうと伝えている。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝で対戦することが決まっている両クラブの間では、選手獲得の面で既に駆け引きが始まっているのかもしれない。