2021年12月05日 14:08
ソフトバンク・千賀滉大投手(28)が5日、福岡・ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2億円増の6億円、選手自身が契約を見直したり破棄できるオプトアウト付きの5年契約でサインした(金額は推定)。同時に国内FA権を所有しているが残留表明となった。「複数年のオプトアウト付きです。評価していただきましたし、責任感を持たなくちゃいけないです」きっかけは4月6日の日本ハム戦(札幌ドーム)。ライナーを捕球した際に左足首の靭帯を損傷。長期のリハビリを強いられた。「いつ野球選手は大きなけがをするかわからない。どういうふうになるか、本当に試合が終わってみないとわからないと、改めてそうなんだなと思わされたシーズンだった」と大型契約を結ぶ転機となった。 最終的にはチームトップの10勝を挙げて6年連続2桁勝利をつかんだ。防御率2・66と抜群の安定感を示してきた右腕は、10月に国内FA権を取得。その動向が注目されてきた。三笠GMは「われわれとしては、ずっとホークスでプレーしてくれることが一番うれしいこと。ですが、メジャーでプレーしたいという夢、希望がありますので。その2つを、かなえるというか。両者の考えを話し合って、意見を交換した中で至った結論」と説明した。海外FA権を行使することになっても、同GMは「選手の権利。そういう場合は快く送り出したい」と尊重。千賀が米大リーグ挑戦を選ばなかった場合、ホークスで長期的にプレーしてもらうことが実現する。千賀は最短で来シーズン中に海外FA権を取得する見込みだ。当然、1軍でプレーすることが大前提。その上で、夢に向かって「野球選手である以上は常に前を向いて進む中で、前があるわけなので。その考えはぶれていないです」と、改めてメジャー挑戦への意欲を口にした。
2024年04月25日 06:59
本拠地・オリオールズ戦に先発出場
■エンゼルス ー オリオールズ(日本時間25日・アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が24日(日本時間25日)、本拠地のオリオールズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、両リーグ最速の10号を放った。2桁本塁打は3年連続。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 06:50
◆ 「打てないコースが出てきてる」
DeNAの度会隆輝は2試合連続で5打数無安打に終わり、24日終了時点で打率は.202まで下落。4月は18試合で打率.171と調子が上がらない日々が続いている。
24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務める真中満氏は「心配なのが度会選手。やっぱり力みも若干あったりだとかなかなか1年目で難しい部分もあると思うんですけど…」と開幕からトップバッターとして起用されているルーキーの不調を懸念。
解説の松中信彦氏は「カード一回りしてある程度データが出てきて、打てないコースが出てきてると思うんですね。それで本人が打ちたい打ちたいというところで、ちょっと強引に振りすぎていますね。振った後に早くファースト側に(身体が)向いてしまっているのは、やっぱり打ちたいっていう気持ちが強すぎるので(そうなってしまう)。そのへんのプロの壁を乗り越えていかないといけないと思います」と、試練に直面するルーキーにアドバイスを送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月25日 06:40
◆ 「弱気は最大の敵」
DeNAは24日、阪神との試合を3−5で敗戦。引き分けを挟んでの3連勝とはならなかった。DeNAの初安打が出たのは7回、佐野恵太が出塁しチャンスメイクすると、山本祐大の逆転適時打などで2点をリードすることに成功した。しかし、9回に山粼康晃が無死満塁のピンチを招いたところで降板。後続の徳山壮磨が打たれ、逆転負けを喫した。
24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた達川光男氏は、守護神の山粼について意見を聞かれると「弱気は最大の敵ですよ。彼のツーシームは天下一品だからもう一回ツーシームを磨いてやり直してほしいですね」と𠮟咤激励の言葉を贈り、「今日のまっすぐもそんなに悪くなかった。高いだけですよね。あれだけの高さだったら157、158キロ出さないといけない。もう少し(コースを)下げる。下へですよ」とツーシームの精度とコースの高さの修正を指摘した。
さらに、前日に好投した森唯斗に関して「昨日すごいピッチングをしましたけども、彼はまっすぐ、スライダー、カーブ、フォーク、ツーシームともあるんですが、森唯斗と山粼なら(抑えとしての)力は山粼のほうが上ですよ。だけど、森唯斗はハートが全然違います。逃げない」と、ソフトバンクで守護神を担った右腕の気持ちの強さを評価。
「森唯斗はせっかくソフトバンクからDeNAに来たわけですから、(山粼は)森唯斗に色々聞くか、それか少しの間、三浦監督、森唯斗を抑えにしてみてください」と驚きの配置転換を語り、「2回失敗したら代えていいので。1回は失敗する(かもしれない)から2回。2回失敗するまではチャンスをやってほしいなと。工藤公康監督も2回失敗するまで代えなかったら3年連続30セーブしましたよ」と新守護神としての起用を提言した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月25日 06:30
◆ ここまで打率.362、OPS.809と好調!
巨人に3−2で勝利した中日は連敗を「5」でストップ。
2024年04月25日 06:20
◆ 延長に持ち込む執念の4安打!「最後に見せた粘りは必ず生きてくる」
9日からの11試合を1勝10敗と苦しむ西武は24日、オリックスと対戦し延長10回・3−4xでサヨナラ負けを喫した。打線は3−0で迎えた9回、オリックスの守護神・平野佳寿に対して先頭の3番中村剛也が第2号ソロを放ち、一気に反撃のムードを作る。4番佐藤龍世がフェンス直撃の三塁打で続くと、無死三塁で5番平沼翔太が適時二塁打を打ち1点差に詰め寄った。6番西川愛也の犠打や代打外崎修汰の四球などで二死一・三塁と同点に追いつくチャンスの場面。ここで9番金子侑司が適時打を放ち、土壇場で3点差を追いつく執念の攻撃を見せた。
延長10回に紅林弘太郎のサヨナラ適時打で今季2度目の4連敗となったが、意地を見せた西武打線に24日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも称賛の声が上がった。
松中信彦氏は「今日は源田壮亮と外崎が先発出場しておらず、苦しいチーム状況だと思う」と分析したうえで「最後に見せた粘りは今後必ず生きてくる。なんとかチーム皆で頑張っていくしかない」と終盤に同点に追いついた打撃陣に高評価を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月25日 06:20
◆ 攻撃陣は9試合連続2得点以下…
巨人は中日との接戦を2−3で落とし連勝ならず。失策で決勝点を与えてしまった。
2−2の同点で迎えた7回表、巨人は今季初勝利を目指す先発・赤星優志が一死三塁のピンチを招き、代打・大島洋平を打席に迎えた。赤星は2ボール1ストライクから内角低めに食い込むカットボールで空振りを奪ったが、直後にバッテリーを組んだ岸田行倫の三塁牽制が三走・尾田剛樹の足を直撃。跳ね返ったボールが二塁ベース付近まで転がる間に、尾田に決勝点となる生還を許した。
赤星は7回8安打3失点(自責点2)と力投したが、今季初勝利とはならず開幕2連敗。攻撃陣は3回以降得点を奪えず、これで9試合連続2得点以下となった。
24日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、決勝点となった岸田の送球エラーについて議論。映像では尾田が飛び出した距離は判別できなかったものの、状況的に“ギャンブルスタート”だったと推測し、現役時代に名捕手として鳴らした解説の達川光男氏はまず「(尾田の)あのリードでサード送球をできないキャッチャーはプロ野球を辞めた方がいい」と、岸田の反応と三塁送球は“当たり前”と指摘した。
その上で「もうちょっと中に投げないといけなかっただけ。これは技術的な問題。ギャンブルスタートでものすごく出てきてる。(三塁の)坂本ももう少し、中に入って走者と重ならないように(ジェスチャーできていれば)」と注文をつけた。
結果的に勝敗を決める痛い失策となったが、達川氏は「しょうがない、これは」と岸田のプレーを擁護。「技術的なものだから、明日からまた(練習を)頑張ってください」と、今季はスタメンマスクの機会を増やしている27歳捕手にエールを送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月25日 06:14
敵地・ナショナルズ戦前に報道陣の取材に対応、メディアの笑いを誘う場面も
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦前に報道陣の取材に応じた。前通訳の水原一平氏が違法賭博の疑いなどで解雇となってから1か月ちょっと。日米メディアが集結した囲み取材では、術後の好調な打撃や新生活についてなど約14分間語り尽くした。
――前日の本塁打はバットに当たった瞬間、自己最速の打球速度になる感触はあったか。
「そうですね。感覚的にも、人生の中でもトップクラスではないかなと」
――右肘の手術明けのシーズンで結果を出している。
「投球プログラムのリハビリはまだ続いていますけど、基本的には打撃はもう終わってはいるので、フィールドでどれくらい強度を高く保って、毎試合出られるかにフォーカスしています」
――今季は打者に専念している。結果を残しやすいと感じているか。
「時間的に余裕があるのはもちろんそうなので、体調管理しやすいというのはその通りかなと思いますけど。あんまり考える時間が長すぎても良くないのかなと思うので。基本的には練習時間だったり、データを見る時間だったりは一緒にしています。例年通り」
――打者に専念していることで一番多く学んだことは。
「前回(2019年)は膝の方がその期間は不安が多かったので、そこが前回とは一番違う。肘以外は万全状態ではあるので、そこが前回とは違うところかなと思います」
――プレーしていない時間の管理がうまくなっていると思うか。
「新しいチーム、新しい打線の中にに入っているので、あまり自分の状態がどうのこうのと気にしている余裕が今のところないのかなと思うので。まあ本当に勉強の途中かなと」
――26日(同27日)からトロントでブルージェイズ戦。オフ期間中に契約するという噂も流れた。
「行くか行かないかに関しては、僕もびっくりしたので。そこはまあ正直ファンの人と同じような心境でその時はいましたけど、実際に話もさせてもらいましたし。本当に素晴らしい球団だなというのは、個人的にもそうですけど、感じてはいたので、ファンの人も含めて。街も好きですし。なので行くこと自体はすごく楽しみだし、そこでプレーすることも楽しみにしてますね」昨オフの争奪戦も振り返りも、Bジェイズとは「話もさせてもらいました」
――アナハイムからトロントへ向かう飛行機が追われていた。
「いや、ニュースでなんか、言われているなと言うか。僕は乗ってないんだけどな、みたいなのは感じてましたけど」
――ブルージェイズ以外にどの球団と話をしたのか。
「ここ(この場)でこう、この球団やこの球団とは言えはしないので。もちろん向こうが言う分には、僕の方からは構わないですけど。シーズン中で向こうもチームとして動いてますし、(自分が発言することで)迷惑がかかるかもわからないですし、ここでは具体的なチーム名は控えたいなと」
――ロバーツ監督はストライクゾーンについて調整していると話していた。
「監督とも話をして、打撃コーチもそうですけど、毎日話しますし、基本的に打撃コーチは動作的な問題がメインですけど。監督とはアプローチの面を話して。自分も納得する部分もありますし。早い段階でそういう風に対策を打つことで、今後もプレーしやすくなるという話はしていたので。それはお互い、よりゲームを作る上で、お互い深め合っていければと」
――ロバーツ監督はクラブハウスで存在感があると話していた。通訳も変わり、ここ数週間で何か変化はあるか。
「どうなんですかね。新しい通訳が素晴らしいんじゃないですか」
――親友だった人物に裏切られたということについて感じることは。
「まだ調査自体は続いているので、まだ全部が終わったというわけではもちろんないですし。失ったというか、それ以上にチームメートもチームもそうですけど、サポートしてくれる人たちがたくさんいるので、むしろそっちの方がありがたいかなというか、そういう風に感じている場面の方が多いかなと」
――花巻東高の後輩、佐々木麟太郎がスタンフォード大に進学した。どれくらい助言はあったか。
「助言はしないですね。基本的にもう自分が選んだところがベストな選択だと思いますし。僕もそうやって色々決めてきているので。本人が納得して選んだということが一番だと思うので、助言というのはないですかね」
――球団の日本生まれの選手ではロバーツ監督の7本塁打が最多。記録を抜くのは近いですか。
「できればね、今日できれば一番いいですけどベストを尽くしたいと思います」打撃の進化を実感「段階は進んでいるとは思います」
――前日の6号本塁打について。どのあたりが人生一番だったか。
「打感というか、もちろん当たるポイントもそうですし、タイミング的にドンピシャだったかなと思います」
――昨年の打撃が良かったと話していた。戻ったのか、ひとつ上の段階にいったのか。
「段階は進んでいるとは思います。上にいけばいくほど伸び率みたいなものは当然下がってくると思いますけど、細部の細かい部分というのはちょっとずつ上がってくるものだと思うので、もちろん変える部分もありますけど、継続して取り組んで伸ばしていく部分もあるので、そこはどっちもかなと思います」
――4月にシカゴでクリケットバットで練習。新しいアプローチは。
「練習の一環ではあるので、過度にやり過ぎることで逆に良くなかったりバランスの問題なので、バランスの調整。こういう打てない要因がここにあるんだったら、この練習みたいな。そのバランスの感覚が大事かなと思います」
――今回の遠征に夫人は来ているか。
「来ていないですね」
――結婚したことで遠征先に連れて外に出たり違う時間を過ごしたいという思いは。
「休みがそこまでまだ、基本的に休みの移動が結構多いので、自宅で丸1日休みみたいなのが今のところあまりないので、一緒に散歩行ったりそういうのはしますけど、まだそこまで丸1日どこかに行くみたいなのはない」
――寂しさはないか。
「遠征ですか? 寂しいと言わせたいです」
――渡邊雄太選手が日本復帰を選択した。
「決断自体はもちろんリスペクトしていますし、本人が納得して選んだ道というのが一番いい選択だと思うので、そこはもちろんリスペクトしていますし、日本人の選手として米国で、同級生でしたし、そこは僕も刺激にしていたので、寂しい気持ちと、改めて頑張ってほしいなという気持ちもあります」
――メッセージのやり取りは。
「まだですね。共通の方からいろいろ話は聞いていたので、落ち着いた段階でしたいなとは思っていました」(Full-Count編集部)
2024年04月25日 06:10
◆ 今宮・柳田が見せた攻めの姿勢に達川氏「だから現在首位を走っている」
ソフトバンクは24日、カード勝ち越しをかけてロッテと対戦。
2024年04月25日 06:00
「ヤクルト(降雨中止)広島」(24日、神宮球場)
広島の新井貴浩監督(47)が24日、4番を務める堂林翔太内野手(32)に不変の信頼を寄せた。現在打率・266で0本塁打4打点という成績ではあるが「すごく疲れていると思うけど、踏ん張りどころ。頑張ってもらいたい」と期待。この日のヤクルト戦(神宮)は降雨中止となった中、今後も4番を託すことを示唆した。
4番打者のバトンは脈々と受け継がれる。自らもその座を長く担ってきた新井監督は、苦しさや責任の大きさを理解した上で堂林を4番に据え、戦いを進める。「それだけのものを持っている」。能力、精神面、全てを総合的に考えて不変の信頼を寄せた。
堂林はここまで20試合中18戦で4番を務め、打率・266、0本塁打、4打点。長打は6日・中日戦(マツダ)で放った二塁打のみという状況だ。他球団の4番と比べると数字上はどうしても見劣りしてしまうが「率とか打点とか、ホームランにしてもそういうのはあんまり求めてない」と新井監督。「要はどこで打つか。打率が低くてもいいところでヒット1本打ってくれれば。それがホームランだったら、なお良いと思っている」と勝負どころでの価値ある一打を期待した。
21日・巨人戦(マツダ)の試合前練習では、約20分にわたって堂林へのマンツーマン指導も敢行。新井監督自身、4番の重責は理解するところだ。「ずっと4番を打っていると、精神的にも肉体的にもすごい疲労してくる。期待値も高いし、そういうふうに見られるから」。寄り添う思いが行動に表れていた。
堂林も「練習でもだんだん良い形が出てきているので、昨日(23日)も3打席凡退しましたけど、自分の中では手応えのある3打席だったので、前向きに捉えています」と明るい表情を見せる。23日・ヤクルト戦(神宮)では2点リードの九回無死一塁から犠打を決めるなど、つなぎの4番としての側面も目立つ中、「他の球団の4番バッターとは違うと思っていますし、4番というより4番目。エンドランでもバントでも、なんでもやる気持ちでいるので、開幕からやってきたスタイルは変えずにやっていきたいです」と新井野球を体現していく覚悟だ。
この日は雨天中止となり、チームは神宮球場の屋内練習場などで調整。堂林もバットを振り込んで汗を流し、今季初の5連勝と貯金生活に向けて息を整えた。
新井監督は堂林を「晩成型。少しずつ階段を上っていく選手だと思う」と表現する。32歳の大きな伸びしろに目を向けつつ、指揮官は背番号7に4番を託し続ける。
2024年04月25日 06:00
中日3―2巨人(セ・リーグ=24日)――中日が連敗を5で止めた。
同点の七回に敵失で1点を勝ち越し。涌井の後、3投手がつないでリードを守り切った。巨人は五回以降、無安打と打線が沈黙した。
◇
打線が思うように得点できない中では、一つのミスが命取りになる。巨人は二回に追いついて以降、攻めあぐねていた。同点のまま迎えた終盤、七回の守りで勝敗の行方を左右するプレーが出てしまった。
粘り強く投げていた赤星が先頭打者に二塁打を浴び、犠打で一死三塁。次打者が4球目を空振りし、飛び出した三塁走者を刺そうと、捕手の岸田はけん制球を投じた。ところが、送球は慌てて頭から帰塁した走者の足に当たり、球が二塁方向へ転がる間に、生還を許した。
内野ゴロでも本塁を突こうと、三塁走者はスタートを切る構えを見せていた。アウトにできればピンチを摘むビッグプレーとなっただけに、勝負にいった末の結果は責められない。捕手出身の阿部監督も「刺しにいったので、致し方ない」とかばったが、チームにとっては痛恨の失点となってしまった。
プロ7年目の27歳。大城卓がマスクをかぶることが多かった昨季は46試合の出場にとどまった。それでも、巧みな配球や若い投手陣を鼓舞するリードなど守備面の評価は高く、出番を増やしている。今季5試合目の先発出場となったこの日は、二回にいったん同点とする犠飛を放つなど、1安打1打点とバットでも気を吐いていた。
阿部監督はしばしば、プレーの成否を「紙一重」と表現する。敗戦後、ファンの声援に感謝するため、チームメートとともにグラウンドに整列した岸田は、ぐっと唇をかみ締めた。ワンプレーの重みを、強く胸に刻んだに違いない。(平山一有)
2024年04月25日 05:29
日本復帰の渡邊雄太とは以前から親交があった「本人にとって一番いい選択」
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地のナショナルズ戦前に報道陣の取材に応じ、来季から日本でプレーすることを表明したバスケ日本代表・渡邊雄太について言及。「決断自体はリスペクトしてますし、本人が納得して選んだ道というのが本人にとって一番いい選択だと僕は思う」と思いを語った。
同じ1994年生まれの渡邊は、NBAで日本人最長の6季に渡って活躍。エンゼルス時代の2019年6月7日(同8日)のマリナーズ戦前に交流するなど、以前から親交があった。「同じ日本の選手としてアメリカでやっていたことも。同級生でしたし、そこは僕も刺激にしていたので。寂しい気持ちと改めて頑張ってほしい気持ちがあるかなと思います」。
メッセージのやり取りはこれからだという。「まだですね。共有の方から色々と話は聞いていたので。落ち着いた段階でしたいなと思います」と話した。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 05:11
○ カージナルス 5−1 ダイヤモンドバックス ●
<現地時間4月24日 ブッシュ・スタジアム>
セントルイス・カージナルスが終盤に得点を重ねて逆転勝利。
2024年04月25日 05:01
「楽天(降雨中止)日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)
雨天中止の影響で24日に先発予定だった楽天・岸が、25日にスライドとなった。
青山1軍投手コーチは「天気が悪いってところを伝えていた。経験もあるので」と心配はしていない。また23日の試合で6人のリリーフを使っていたこともあり「一つ空いたのは、中継ぎにとっても恵みの雨だと思う」と喜んだ。
2024年04月25日 05:01
「ヤクルト(降雨中止)広島」(24日、神宮球場)
最下位のヤクルトに恵みの雨だ。現在3連敗中と苦しむ中、25日の広島戦は先発・高橋で連敗ストップに挑む。
前回登板で今季初勝利した左腕だが、打線の援護に恵まれた白星だった。指揮官も「なんじゃ、あのピッチングは」と叱咤(しった)したといい、高橋自身も「いい勝ち方ではなかった」と猛省。「自分が試合を作って勝てれば1番いい」。今度は苦しむ打線を救う快投を見せたい。
2024年04月25日 05:01
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
DeNAは、守護神のまさかの乱調で、手中に収めかけた勝利がついえた。
2点リードで迎えた九回、山崎がマウンドに上がったが、先頭の代打・糸原から3連打で無死満塁とされ、森下に押し出し死球。1死も取れないまま徳山に交代し、痛恨の逆転を許した。三浦監督は「昨日とは別人のようだった」と話し、「勝ちきれなかったのは監督の責任」と話した。