2021年12月05日 15:29
◆ 異競技の五輪金メダリストが激突 ヤクルトは5日、神宮球場で「ファン感謝DAY」を開催。東京オリンピックで金メダルに輝いた女子ソフトボール代表が登場し、好リリーフで世界一に貢献した左腕投手・後藤希友投手(20=トヨタ自動車レッドテリアーズ)と、野球日本代表・侍ジャパンで金メダルに輝いた山田哲人選手(29)と村上宗隆選手(21)による「夢の一打席勝負」が実現した。 ソフトボールは、ホームベースとピッチャーズプレートの距離が野球より5メートル以上近く、投捕間18.44メートルでプレーする野球選手にとって球速110キロが体感160キロ近くに感じるとも言われているが、この日の後藤は100キロ台後半のストレートを連発。 先に打席に入った山田は初球の108キロを空振りし、カウント1−1から低めの107キロで遊撃ゴロに打ち取られ凡退。続いて勝負に挑んだ村上は、緩急抜群のチェンジアップに翻弄されながらファールで粘るシーンもあったが、最後はカウント2−2から高めの107キロに空を切り、空振り三振に抑え込まれた。 勝負を終えた山田は「速かったですね。今年では一番速く感じました」と打席で感じた衝撃を振り返りつつ、「バットに当てられただけで僕は満足です」と話し、村上は「やられました。完全に僕の負けです」とお手上げ。 一方、侍戦士を抑え込んだ後藤は「日本リーグでは味わうことないスイングスピードを感じました。怖かったです」と13.11メートル先から感じたプレッシャーを言葉にし、「緊張してたので、本番と同じような気持ちで投げられました。また機会があれば是非真剣勝負をさせていただきたいです」と再戦を心待ちにしていた。【動画】“ソフト界の新星”後藤も好救援!五輪決勝のハイライト
2024年04月24日 23:21
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
試合は六回表の攻撃が始まる前に36分間の中断を挟んだ。試合終了は午後9時59分で2試合連続の激闘に。九回2点差をひっくり返した阪神・岡田彰布監督は、中断のシーンについてこう語った。
「あそこで中断すると思わんかった。オレもな、あんなお前、(得点が)イチゼロじゃ。お前しかしのお、向こう(のベンチも)怒りよるやろと思たよ。あそこでなあ、(雨脚が)パーンて強なったらあれやけど。このぐらいやったらやるかなあと思とったから。それはもう、伊藤も全然(集中力を)きらしてなかったからなあ」
試合は五回を終えて1−0で阪神のリード。ゲームは成立していた。このままコールドとなれば阪神の7連勝が決まっていたが、1点差で終了となればDeNAベンチ、およびファンはどう思うか。その心理を考え、岡田監督は「怒りよるやろと思たよ」と語った。
最終的に試合は九回まで進み、阪神が2点を追う九回に打者一巡の猛攻で一挙4点を奪って逆転勝利。終盤は横殴りの雨が降り続ける中で、激闘を制した。
2024年04月24日 22:33
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
阪神は九回2点差の大逆転劇で今季最長の7連勝。岡田彰布監督は「え?変な試合やなあ。ほんまにもう…」と語り、連勝については「眼中になかったよ。はっきり言うて」と語った。
試合は五回にノイジーの押し出し四球で先制。六回表の攻撃が始まる前には36分間の中断を挟んだ。その後、七回に無安打無得点の快投を見せていた伊藤将がつかまり、4安打に森下の適時失策が絡んで一挙3失点。試合をひっくり返されたが、土壇場の九回に大山の適時打など打者一巡の猛攻で一挙4点を奪って逆転に成功した。
以下、岡田監督との一問一答。
−どこから振り返ったらいいかわからないような試合に。
「え? 変な試合やなあ。ほんまにもう…」
−8回は桐敷をいかせた。
「いや、2点はな、2点っていうか、ほんとは1点やけど。なあ。2点じゃわからへんからなあ」
−ああいうところで糸原はいい働きをした。
「去年もあったやんか。先頭で糸原が出てからな、逆転したの。その前な、ランナーたまったら、前川やったけどな。あっこも1発ほしかったからな。2点差やったから」
−つなぐ意識をみんなが持っていた。
「だからまあ、展開がもうわからんようになったからなあ。どうなるかやけど。最後まで何が起きるか分からんような展開やからな。ゲームが」
−向こうは制球に苦しんだが、桐敷やゲラはよく投げた。
「下はだいぶ悪かったみたいやで。まあそれは、それが仕事やから、ちゃんと投げよるよ、あのへんは」
−神宮でもあったが、ああいうところで打者がやることをやっている。
「やることっていうても、わかっていてもなかなかできるもんじゃないからな。先頭が塁に出るって言うても、簡単に筋書き通りにはなかなかいけへんもんやからな、ああいうふうに後ろにつないでつないでできるんやから、そら大したもんやと思うよ、それは」
−雨で中断もあった。
「そうやん、だから、あそこで中断すると思わんかった、オレもな、あんなお前、イチゼロじゃ、お前しかしのお、向こう怒りよるやろ、と思たよ。あそこでなあ、パーンて強なったらあれやけど、このぐらいやったらやるかなあと思とったから、それはもう、伊藤も全然きらしてなかったからなあ」
−それを見て中断を挟んでも続投。
「全然球数少なかったからなあ。まああの回ぐらいまでかなあと思てたけどなあ、まあだから、満塁にしても良かったけど、一点やからな、初戦も山本にタイムリー打たれとったからお前、聞きに行かしたら勝負するいうから、そらしゃあないよ。あとどうなってるとかそらもう結果論だからわからへんからそれは。まあまあ別にあいつに任してるわけやから、あいつらに、あいつが勝負するいうからそら勝負させんとそらしゃあない」
−DeNAにダメージを与える黒星になったのは意味があること。
「いやまあ、こういう勝ち方なあ、そら序盤に2、3点取ってたらもっと楽な展開になってるんやで。おーん。2、3点とっとったら、あそこでもう終わってたかも分からんやんか(笑)。1点じゃやっぱりなあ、そういうふうになるからなあ、もうちょっとなあ。まあそらあんまり、最後はうまいことつながったからなあ、そういういい感じで点とれたように見えてるけど、序盤は全然やで、もう、はっきり言うて」
−大山は意地の適時打。
「ええやん、意地でも一本出る方がええやん。でえへんのもおるんやから」
(歩きながら)
−ノイジーと輝の並びは相性なども踏まえ。
「まあ、ノイジーもあんまり良くはないんやけどなあ。結果的に変えて点入ったし、よかったやん。(ノイジー)あんまり内容も良くはなかったけど、ああいうヒット向こうも一番嫌やしな」
−連勝継続は。
「そんなのは眼中になかったよ、はっきり言うて」
2024年04月24日 22:30
中日3―2巨人(セ・リーグ=24日)――中日が連敗を5で止めた。
同点の七回に敵失で1点を勝ち越し。涌井の後、3投手がつないでリードを守り切った。巨人は五回以降、無安打と打線が沈黙した。
◇
阪神5―3DeNA(セ・リーグ=24日)――阪神が2分けを挟んで7連勝。2点を追う九回、大山と木浪の適時打など5安打を集め、逆転した。DeNAは、投手陣が三つの押し出しを含む10四死球を与えた。
2024年04月24日 22:24
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
阪神が九回2点差をひっくり返す大逆転劇で今季最長の7連勝。
2024年04月24日 22:14
○ オリックス 4x − 3 西武 ●
<5回戦・京セラD大阪>
オリックスは今季2度目のサヨナラ勝ち。3連勝で貯金は今季最多の「2」となった。
来日初登板から3連勝中のエスピノーザは、この日も多彩な球種を操り安定感抜群の投球。スタメンを大幅に入れ替えた西武打線を寄せ付けずテンポ良くゼロを刻んだ。
味方打線は9番・ゴンザレスの1号ソロなどで7回まで3得点。エスピノーザはこの日も7回99球、2安打無失点、7奪三振2四死球の快投を披露し、球団外国人初の初登板から“4戦4勝”の権利を持って救援陣にバトンを渡した。
しかし、3点リードの9回を託された守護神・平野佳が大誤算。先頭の3番・中村に左越えソロを浴びると、続く佐藤龍、平沼にも連続長打を浴び1点差に迫られた。なおも二死一、三塁で、途中出場の金子に中前適時打を浴び痛恨のセーブ失敗。エスピノーザの快挙達成は幻となり、試合は3−3の同点で延長戦に入った。
それでも延長10回裏、二死二、三塁で2番・紅林が左翼線突破の適時打を放ちサヨナラ勝ち。10回表を3者凡退に抑えたマチャドに来日初白星が記された。
今季初のサヨナラ勝利時でも決勝打を放った紅林は、「すごく集中していた。『僕が決めるんだ』というよりも『やることをやるぞ』という気持ちでした」と劇的な一打を回顧。ともにお立ち台に上がったマチャドは「彼が勝たせてくれたので感謝」と、若き正遊撃手の一打を称えた。
2024年04月24日 22:07
「ロッテ1(降雨コールド)10ソフトバンク」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの二保旭投手が、0−2の四回から登板し、1回2/3を8安打8失点と炎上。吉井理人監督は「こっちが出す場面を間違えた。恥をかかせたので、申し訳ないことをした」と謝罪した。
雨脚が強まる中、懸命に立ち向かったが大量失点を喫した。二保は四回1死、味方失策で出塁を許すと、ここから3安打2四球で打者一巡の猛攻を受け4失点。五回も立ち直ることができず、5安打1四球で4失点した。
五回2死からは中村稔が登板。近藤を左飛に打ち取った。指揮官は「二保と中村の順番ももしかしたら、間違えた。(相手は)左に苦労していたので、右に変えたら打ちやすくなっちゃったのかなと。代える直前に気づいたんですけど、失敗した。今日の敗戦はこちらの責任です」と悔やんだ。
2024年04月24日 22:02
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
DeNAは痛恨の逆転負けで連勝がストップ。勝率5割復帰を逃した。
2点リードで迎えた九回、守護神・山崎が3連打を浴びて無死満塁のピンチを背負うと、森下に押し出し死球を与えて降板。2番手の徳山が大山に同点適時打を浴び、ノイジーに勝ち越しの押し出し四球を与えた。さらに木浪にダメ押しのタイムリーを浴び、打者一巡の猛攻で一挙4失点を喫して試合をひっくり返された。
打線は七回、六回まで無安打無失点に抑えられていた伊藤将から、先頭の佐野が右前打。これを足場に、2死二、三塁とすると、山本が2点適時中前打を放ち逆転に成功した。なおも2死一塁から石上の右前打を右翼・森下が後逸し、その間に一走・山本が生還。3点目を挙げた。
このままいけば六回から2番手で登板した中川颯はプロ初勝利をマークするはずだったが、守護神がまさかの背信でゲームを壊してしまった。三浦監督は「勝ちきらないといけないゲーム」と語り、山崎には「使ったのは自分。監督の責任だと思います」と敗北の責任を背負った。
2024年04月24日 22:00
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
阪神が土壇場の九回に2点差をひっくり返す執念の逆転勝利で今季最長の7連勝(2分けを挟み)。
2024年04月24日 21:59
「ロッテ1(降雨コールド)10ソフトバンク」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは今季ワーストの5連敗を喫した。雨天のため、七回表を終え降雨コールドゲームとなった。プロ初先発した高野脩汰投手は3回3安打2失点。吉井理人監督は「初先発で緊張したと思いますけど、しっかり彼のピッチングができたんじゃないかなと思います」と話した。
高野脩は二回まで粘って無失点だったが、打者2巡目に入った三回に失点した。安打と2者連続四球で無死満塁とすると、山川に左犠飛で先制点を献上。1死二、三塁からは近藤の二ゴロの間に追加点を与えた。
当初は打者一巡で交代するプランだったというが、指揮官は「二回で回りきちゃった。2回り持つかなと思いながら投げさせた。ちょっと向こうに勢いのついた状態で。交代のタイミングを間違えたと思ってます」と反省した。
2024年04月24日 21:36
プロ初先発の左腕・高野脩は3回2失点→2番手の二保が1回2/3を8失点
■ソフトバンク 10ー1 ロッテ(24日・ZOZOマリン)
ロッテは24日、ZOZOマリンスタジアムで行われたソフトバンク戦に1-10で敗れ、5連敗となった。今季最多失点での大敗に、吉井理人監督は「選手たちは本当によくやってくれたので、今日はこっちの責任です」と謝罪した。
プロ2年目で初先発となった高野脩が3回3安打2失点。3回に先頭から安打と連続四球で無死満塁のピンチを招き、山川の左犠飛で先制点を失った。またこの際に一塁走者、二塁走者にもタッチアップを許し、続く近藤の二ゴロの間に失点した。
指揮官は「ちょっと引っ張り過ぎた。ひと回りと思っていた。2回でひと回りきちゃったので、ふた回り持つかなと思いながら投げさせて、向こうに勢い付いた状態で(2番手の)二保にも申し訳なかったですけど、交代のタイミング間違えたと思っています」と継投を振り返った。
4回から2番手で登板した二保は、1死から友杉の失策で走者を背負うと、ここから崩れてこの回打者9人の猛攻を浴びて一挙4失点。イニング跨ぎとなった5回にも流れを止めることができず、これには「今日はこっちが出す場面を間違えたかなと思っているので申し訳ない事をしたなと。恥をかかせたので申し訳ない事をしたと思っています」と話した。
それでも3番手の中村稔は無失点でしのいだ。「二保と中村の順番も間違えたかなと。左に苦労していたので、向こうは、右に替えたら逆に打ちやすくなっちゃったのかなと。替える直前に気付いたんですけど、失敗したなと思います」と反省が止まらなかった。(町田利衣 / Rie Machida)
2024年04月24日 21:31
○ オリックス 4x − 3 西武 ●
<5回戦・京セラD大阪>
西武は反撃及ばず今季2度目の4連敗。借金は今季ワーストを更新する「7」に膨れ上がった。
得点力に苦しむ西武は、外崎、源田、アギラーをスタメンから外し、1番に郄松、2番に山野辺を入れるなどスタメンを大幅に変更。しかし、開幕から3戦3勝中のオリックス先発・エスピノーザの前に凡打の山を作るなど8回まで得点を奪えなかった。
それでも0−3で迎えた9回、オリックス守護神・平野佳に対し先頭の3番・中村が2号ソロを左翼席へ運ぶと、4番・佐藤龍、5番・平沼も連続長打で続き1点差。なおも二死一、三塁で途中出場の金子が中前適時打を放ち土壇場で同点に追いついた。
先発の武内は7回8安打3失点の力投。9回の同点劇でドラ1左腕のプロ初黒星は消滅したものの、10回裏にサヨナラ打を浴びた4番手の本田に今季初黒星が記された。
2024年04月24日 21:31
「巨人2−3中日」(24日、東京ドーム)
巨人は接戦を落とし、2連勝を逃した。
2024年04月24日 21:27
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
阪神が2点を追う九回に意地を見せ、森下の押し出し死球、大山の中前適時打で試合を振り出しに戻した。さらにノイジーの押し出し四球で逆転に成功した。
代打・糸原からの近本&中野と怒涛の3連打で無死満塁の好機を作った阪神。ここで七回の守備で適時失策を犯し、致命的な3点目を献上していた森下が押し出し死球で1点差に迫った。
ここで三浦監督は守護神・山崎の交代を決断し、徳山をマウンドに送り込んだ。なおも無死満塁の状況で4番・大山がカウント2−1から中前にはじき返し、試合を振り出しに戻した。
さらに得点圏打率・000のノイジーが冷静にこの試合2個目の押し出し四球を選び、ついに試合をひっくり返した。なおも2死満塁から木浪が左前に適時打を放ちダメ押し。打者一巡の猛攻でDeNAを圧倒した。
試合は雨が降りしきる中でプレーボールがかかり、五回に阪神がノイジーの押し出し四球で1点を先制。六回表の攻撃が始まる前に36分間の中断を挟んだ。七回に快投していた伊藤将が逆転打を浴び、森下の適時失策で3失点。それでも土壇場で試合をひっくり返して見せた。
九回はゲラが締めて、今季最長の7連勝。貯金を同最多の「4」とし、首位の座をガッチリとキープした。
2024年04月24日 21:26
● 巨人 2 − 3 中日 ○
<5回戦・東京ドーム>
中日の守護神・マルティネスが24日、巨人戦に1点リードの9回に登板し危なげなく三者凡退に抑え、8セーブ目をマークした。
3−2の9回に登板したマルティネスは先頭の代打・佐々木俊輔を155キロのストレートで見逃し三振。24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山粼武司氏は、「インコース真っ直ぐ。これは手も足も出ないですね。これはライデルがすごいボールを投げました」と感嘆。
マルティネスは続く吉川尚輝を左飛、最後は代打・大城卓三を二ゴロに打ち取り、1回・12球を投げ、3人で片づけ試合を締めた。
山粼氏は「1点あれば十分。素晴らしい内容でしたよね。なんの心配も入りませんでした」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月24日 21:25
● 巨人 2 − 3 中日 ○
<5回戦・東京ドーム>
中日が24日、巨人に3−2で勝利し連敗を5で止めた。
中日は初回にカリステの2ランで先制したが、2回に先発・涌井秀章が萩尾匡也に適時三塁打、岸田行倫に犠飛を打たれ同点に追いつかれる。それでも、先発・涌井は6回2失点と試合を作ると、7回に中日が勝ち越し。3−2となった7回裏からは齋藤綱記、松山晋也、マルティネスのリレーで逃げ切った。
24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山粼武司氏は、「やっと連敗を止めましたし、ドラゴンズらしい勝ち方をしたなと。ロースコアで逃げていかないと勝てないというのもありますし、ミスで守り切ったというのも評価できるところ」と振り返った。
「まだまだシーズンが長い。どこかで時にはバッターが打って解消しないといけないですし、中継ぎへの負担がドラゴンズはものすごく大きい。やりくりしないといけない」と打線の奮起を促した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)