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2022年01月17日 22:30
頼れるアレクサンドル・ラカゼットとの今季での契約満了を考え、代わりとなれるストライカーを探しているアーセナル。獲得候補としてはフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチの名前が挙がっているものの、進展はない。そこでアーセナルが関心を示しているとされているのが、現在フリーのジエゴ・コスタだ。 アトレティコ・マドリードやチェルシーなど各国のビッグクラブでプレイし、現在はブラジルのアトレチコ・ミネイロを退団してフリーとなっているコスタ。33歳となったが、得点能力はピカイチであり、16-17シーズンでのチェルシーではプレミアで27ゴールに関与する素晴らしい働きを見せている。 英『football.london』によればアーセナルとコスタは既に接触しているようで、1月での加入を模索しているようだ。コスタの能力の高さを考えれば、非常に心強い。今季末までの加入となっても来季までのつなぎとなり、それ以上に契約を結ぶことができれば戦力不足のFW陣の柱として計算できる。前線でのキープ力、ボックス内での強さはチェルシー時代に証明されており、プレミアに適応するにもそう時間はかからないだろう。 しかし、問題はここまでの彼の経歴だ。前述したように27ゴールに関与する素晴らしいアタッカーだが、クラブとの衝突が絶えない選手だ。活躍したとして有名なアトレティコ・マドリードとチェルシーの両クラブでは喧嘩別れするように退団しており、どちらも円満での放出とはなっていない。また、今のアーセナルにはコスタをコントロールすることのできるベテランの存在もなく、チームの輪を乱してしまう可能性がある。 実力だけを見れば今のアーセナルにピッタリなコスタ。前述したようにラカゼットとの契約は今季までであり、ピエール・エメリク・オバメヤンの去就は不透明だ。若手のフォラリン・バログンはミドルズブラに加わっており、エディ・エンケティアもラカゼット同様に今季で契約が切れる。このままでは頼れるストライカーがゼロとなってしまうため獲得したいのだが、コスタは諸刃の剣のような存在であり、今後の動向に注目だ。
2024年04月24日 21:53
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦した。
敵地での第1レグは0−1。ファイナル進出に向け、勝利が絶対に必要な横浜は、30分までに3点を奪取。13分に植中朝日、21分にアンデルソン・ロペス、30分に再び植中がネットを揺らす。
優位に立った横浜だが、35分にCKからマテウス・サレスのヘディングシュートで被弾。39分にはボックス内のファウルでPK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められ、3−2で前半を終える。
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数的不利で、トータルスコアは3−3で迎えた後半、横浜は劣勢を強いられるも、粘り強い守備で対抗。守護神ポープ・ウィリアムの好守も光り、ゴールを割らせない。
結局、後半はスコアボードが動かず。試合は延長戦に突入し、116分にはセットプレーの流れからキム・ミヌに押し込まれるも、これはオフサイドで事なきを得る。
そして、延長戦でも決着はつかず、勝敗の行方はPK戦に託される。これを横浜が5−4で制して、クラブ初のACL決勝進出を果たした。
2024年04月24日 21:21
遠藤航を擁するリバプールは、4月21日に開催されたプレミアリーグの第34節で、フルアムとアウェーで対戦。最近は、プレミアリーグ2試合で5ポイントを失い、ヨーロッパリーグ(EL)でベスト8敗退(アタランタに2戦合計1―3)と停滞していたなか、3−1で快勝を飾った。
3日前のアタランタ戦では出番がなかった遠藤も先発に復帰。前半はやや精彩を欠いていたものの、後半は攻守に奮闘した。
ただ、その遠藤を含めたリバプールの中盤が不調に陥っているとの指摘もある。リバプールの専門サイト『anfield index』は、「重要なマージーサイドダービーを前にリバプールの中盤が苦戦」と伝えている。
「彼ら全員があの崖から転落するのに、これ以上最悪のタイミングは選べない。プレミアリーグのるつぼにおいて、アンフィールドの中盤の状況は多くのドラマの舞台となってきた。しかし、ここ数週間はリバプールの中盤のマエストロにとって悲劇のようなものだ」
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同メディアは「リバプールの中盤が低迷しているように見えると言っても過言ではない。名高いマージーサイドダービーへの期待が高まる中、レッズのMFが調子を上げなければならないという明白な緊急性がある」と主張。遠藤についてこう指摘している。
「エンドウは、かつてはプレーを崩す能力で称賛されていたが、無視できないスランプに見舞われている。フルアムとの試合は彼の最近の苦境を象徴するもので、前半はひどいパフォーマンスで、後半はわずかに改善しただけだった」
同メディアは「ユナイテッド戦以来、かつては信頼できた4バックの盾がザルに変わってしまった。フルアム戦ではエンドウの散発的な輝きがミスを隠すのにほとんど役立たず、それが露呈した」と酷評している。
4月24日に開催されるエバートンとのダービーで、遠藤は周囲を黙らせられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 21:00
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦している。
敵地での第1レグは0−1。ファイナル進出に向け、勝利が絶対に必要な横浜は、30分までに3点を奪取。13分に植中朝日、21分にアンデルソン・ロペス、30分に再び植中がネットを揺らす。
だが、ここから状況は一変。35分にはCKからマテウス・サレスのヘディングシュートで被弾。39分にはPK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められ、3−2で試合を折り返す。
数的不利で、トータルスコアは3−3で迎えた後半、47分にボヤニッチのシュートでゴールを割られる。だがこれはGKポープ・ウィリアムの目の前にいたグスタフ・ルドウィグソンのオフサイドで得点は取り消される。
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10人の横浜は劣勢を強いられるも、マイボールにすればアグレッシブに攻撃を繰り出す。63分には永戸勝也のクロスからヤン・マテウスがヘッドで叩き込んだが、オフサイドでノーゴールに。
その後も押し込まれる時間が続き、際どいシュートを見舞われるなか、守護神ポープの好守などで凌ぐ横浜。粘り強く守りながら、チャンスをうかがう。
そして、後半はスコアボードが動かず。2戦合計3−3のまま、試合は延長戦に突入した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 20:55
近年、各種大会の総括分析でしばしば出てくるワードがある。
2024年04月24日 20:34
リヴァプールは24日、来シーズンの新監督候補に挙げられていたフェイエノールトのアルネ・スロット監督を招へいすべく、同クラブとの交渉を開始したようだ。現地イギリスを中心とした複数メディアが一斉に報じている。
現在リヴァプールを率いているユルゲン・クロップ監督は、今季限りでの退任が発表されており、同クラブは後任探しに着手。これまで、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督や、スポルティング・リスボンのルベン・アモリム監督など、様々な指揮官候補が浮上していたが、23日に新たな候補者としてスロット監督の名前が挙がっていた。
バルセロナやバイエルンも興味を示していたとされるスロット監督は昨夏、トッテナムやチェルシーとの関連も報じられていたが、最終的にはフェイエノールトに留まることを決断。しかし今回は、アンフィールドでの仕事に意欲を見せているようだ。スロット監督はフェイエノールトとの契約を2026年まで残しており、契約解除条項はないものの、リヴァプールは補償金を支払うことでの円満な解決を目指しているとのこと。『The Athletic』によれば、リヴァプールからの最初のオファーは拒否されたが、交渉は継続される見通しだという。
スロット監督は母国オランダで指導者経験を積んできた人物で、AZの監督を経て、2021−22シーズンよりフェイエノールトを指揮。昨シーズンはフェイエノールトを6シーズンぶりのエールディヴィジ制覇へ導いた。今季は残り4試合となったなかで、首位を走るPSVと勝ち点「9」差の2位につけており、エールディヴィジ連覇は非現実的となっている。だが、KNVBベーカー(オランダカップ)ではトロフィーを掲げており、2シーズン連続でチームにタイトルをもたらしていた。
2024年04月24日 20:01
4月24日開催のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝・第2戦で、横浜F・マリノスは韓国王者の蔚山現代と、横浜国際総合競技場で対戦している。敵地での第1戦は0−1で落としており、決勝進出へ逆転が求められる大一番だ。
天候はあいにくの雨。だが、平日にもかかわらず駆けつけた多くのマリノスのサポーターは、キックオフ前から一致団結し、熱い声援を送る。一方、蔚山側は屋根のある上方に固まり、チームを鼓舞する。
やがてキックオフを迎えると、予想外の展開に。13分にこぼれ球を素早く拾った植中朝日が幸先良く先制点を奪うと、21分にアンデルソン・ロペス、30分に再び植中がゴール。一気に3発を叩き込み、2戦合計3−1とひっくり返し、横浜国際総合競技場は大いに沸く。
【PHOTO】蔚山スタジアムの様子を大公開!貴重な内部潜入写真も!韓国ならでは?の新発見続々
しかし、一筋縄ではいかない。35分にCKから1点を返されたかと思えば、その直後に上島拓巳がペナルティエリア内で痛恨のハンドを犯し、PKを献上。そして上島にレッドカード提示を告げるアナウンスが場内で流れると、蔚山のサポーターからは大歓声が上がった。
結局、PKをきっちり決められ、第2戦自体は3−2、2戦合計では3−3で前半終了。チャンスを作りながら仕留められず、ウノゼロに終わった1週間前の韓国の戦いから一転、45分で5点が生まれる打ち合いとなっている。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月24日 20:00
元アルゼンチン代表で、現在インデペンディエンテの指揮官を務めるカルロス・テベス監督が胸痛のため、23日の夜ブエノスアイレスの病院で検査を受けたようだ。クラブ公式のXアカウントが伝えている。
クラブ公式アカウントは同監督の状況を以下のように伝えている。
「カルロス・テベス監督が胸痛を訴えてサン・イシドロのラ・トリニダード病院に入り、検査を実施したが、異常は見られなかった。明日も検査を続けることになる。テベス監督は、検査が完了するまで予防措置として入院する予定だ」
検査の結果、異常は見られず大事に至らなかったが、テベス監督は検査入院するという。
現役時代、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、ボカ・ジュニアーズなどで活躍し、アルゼンチン代表としてもプレイしたテベス。引退後はロサリオ・セントラルで監督としての第一歩を踏み出し、2023年からインデペンディエンテの監督を務めている。
2024年04月24日 20:00
イタリア2部セリエBに所属するSSCバーリ。
2024年04月24日 19:57
アスレティック・ビルバオは24日、主将MFイケル・ムニアインがシーズン終了後に退団することを発表した。
バスク純血主義を掲げるクラブの“王様”が、コパ・デル・レイ(国王杯)優勝という美しい思い出とともに退位することを決めた。1992年12月19日生まれのムニアインは現在31歳。12歳で『レサマ(練習施設)』に到着すると、2009年夏に16歳7カ月でトップチームデビュー。あれから15シーズン、マルケル・スサエタからの腕章継承やクラブ歴代2位となる公式戦出場数(4月24日時点で通算557試合)、2度のスーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝…2度の前十字じん帯の大ケガに、主要大会では5度の準優勝と酸いも甘いも噛み分けた旅だった。
一昨夏に3度目の就任となったエルネスト・バルベルデ監督の下では、ベンチを温める機会が続いた。実際に、今シーズンは公式戦22試合・プレータイムは801分と減少。それでも、若手選手にアドバイスを送るなど一切不満を露わにすることなく、率先してチームを引っ張った。迎えた今月6日の国王杯決勝戦、自身6度目の主要大会のファイナルとなったムニアインは延長戦から途中出場。テクニカルなプレーでリズムやタメを作り、違いを生み出す振る舞いはまさに“王様”だ。PK戦では2番手のキッカーとして成功させ、クラブにとって40年ぶり通算24度目(前身大会を含めると25度目)の優勝に大きく貢献した。
24日、クラブ公式Xにて「イケル・ムニアインは大きな扉から去ることを決断した。赤と白の伝説は、アスレティックとともにガバラ(はしけ)に乗るという夢が叶った後、クラブを離れる」とシーズン終了後の退団が発表された。さらに、投稿された動画内にて同選手は「子供の頃、12歳のときにここに到着した。あれからほぼ20年が経った今日、僕はトップチームで15シーズンを過ごした後に退団することを発表する」と語り、以下のように続けている。
「悲願の25度目のカップタイトルを手にし、40年越しにガバラ(はしけ)に乗るという夢を叶えて、幸せな気持ちでここから旅立つよ。僕たちが、サポーターとクラブの間に示した団結は、アスレティック・ビルバオが世界で最もユニークな存在であることを物語っている」
『ユニーク・イン・ザ・ワールド』と謳う、アスレティック・ビルバオ。その言葉が、これほど似合う選手がいただろうか。今夏に満了を迎える現行契約だが、同契約を締結した際に契約解除条項を撤廃。それは事実上、他クラブからのオファーに応じることはないと宣言したことを意味するものだった。当時のスペインメディアは「プロサッカー史上前例のないこと」と忠誠心に驚嘆している。アスレティック・ビルバオは後日、“唯一無二”のクラブにおいて、これまでも、そしてこれからも“唯一無二”の選手で在り続けるムニアインのお別れセレモニーを開催することを併せて伝えている。
【公式発表】クラブ退団を発表したイケル・ムニアイン
❤ "Has sido lo mejor de mi vida,
pero ahora, mi amor,
ha llegado el momento de separarnos"
© El capitán comunica su adiós tras 15 temporadas en el primer equipo.#AthleticClub 🦁 pic.twitter.com/YwiV6kP4S3— Athletic Club (@AthleticClub) April 24, 2024
2024年04月24日 19:52
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦している。
開始4分、オフサイドの判定となったが、ヤン・マテウスが良い形で右サイドを抜け出し、カットインから惜しいシュートを放つ。7分にはGKポープ・ウィリアムのフィードからチャンスを創出するなど、横浜が序盤から攻め立てる。
ペースを掴むなか、13分に先制。ヤン・マテウスのパスをアンデルソン・ロペスがスルーし、後ろにいたナム・テヒが反応。うまくコントロールできなかったが、こぼれ球に反応した植中朝日が力強い一撃を突き刺した。
【動画】ロペスの絶妙フィニッシュ&植中のゴラッソ!
さらに21分、ヤン・マテウスのラストパスを受けたA・ロペスが狙いすましたシュートを流し込めば、30分には植中が目の覚めるようなミドルを叩き込む。
だが、ここから横浜は苦しい状況に。35分にはセットプレーからマテウス・サレスのヘディングシュートで被弾。39分にはボックス内のファウルでPK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められてしまう。このまま前半を3−2で終える。
敵地での第1レグは0−1で敗れている横浜。トータルスコアは3−3で後半へ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 19:25
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦している。
立ち上がりから果敢に攻め立てる横浜は13分、先制する。右サイドのヤン・マテウスが中央へパス。これをアンデルソン・ロペスがスルーし、後ろにいたナム・テヒが反応。ボールをうまくコントロールできなかったが、こぼれ球を素早く拾った植中朝日が思い切りの良いシュートを突き刺した。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
敵地での第1レグは0−1で敗れている横浜。これでトータルスコアを1−1とした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 19:12
U-23カタール代表のイリディオ・ヴァレ監督が4月24日、U-23アジアカップの準々決勝・日本戦の前日会見に出席した。
2024年04月24日 19:09
ニューカッスルに所属するブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスに対し、マンチェスター・シティとアーセナルが関心を寄せているようだ。23日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。
現在26歳のギマランイスは2020年1月に加入したリヨンで頭角を表すと、約2年後に推定4000万ポンド(現在のレートで約77億円)でニューカッスルへ完全移籍。エディ・ハウ監督率いるチームですぐさま中盤の主軸に定着し、昨シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得やカラバオカップ決勝進出に大きく貢献した。在籍3年目の今シーズンは、ここまで公式戦44試合に出場し4ゴール8アシストをマークしている。
ギマランイスはニューカッスルとの契約期間を2028年6月末まで残しており、契約解除金は1億ポンド(約193億円)程度に設定されている模様だ。しかし、ニューカッスルに財務規定(収益と持続可能性に関する規則)違反の疑いが浮上していることから、資金捻出に向けた売却の可能性もあると報じられており、今シーズン終了後の去就には注目が集まっている。
パリ・サンジェルマン(PSG)やバルセロナ、リヴァプールなどからの関心が噂されているギマランイスだが、今回の報道によると、マンチェスター・シティとアーセナルも今夏の移籍市場での獲得を検討しているとのこと。マンチェスター・シティはポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァ、アーセナルはガーナ代表MFトーマス・パルティやイタリア代表MFジョルジーニョの去就が不透明となっており、両クラブともに新シーズンへ向けて中盤の補強を検討中。確かな実力とプレミアリーグでの実績を兼ね備えるギマランイスに具体的な関心を寄せているようだ。
なお、マンチェスター・シティとアーセナルは昨年夏の移籍市場にて、当時ウェストハムに所属していたイングランド代表MFデクラン・ライス(現:アーセナル)を巡って獲得競争を繰り広げた。果たして、2年連続で中盤の選手をターゲットとした争奪戦が勃発するのだろうか。今後の両クラブの動向に注目が集まる。
2024年04月24日 19:05
遠藤航を擁するリバプールは、4月21日に開催されたプレミアリーグの第34節で、フルアムとアウェーで対戦。トレント・アレクサンダー=アーノルド、ライアン・フラーフェンベルフ、ディオゴ・ジョッタがネットを揺らし、3−1で快勝を飾った。
チームの停滞もあってここ数試合はやや精彩を欠き、3日前に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のアタランタ戦は出番がなかった遠藤は先発に復帰。アンカーで攻守に躍動し、フル出場を果たしている。
この試合におけるリバプールの中盤を称賛したのがレジェンドOBのダニー・マーフィー氏だ。専門サイト『ANFIELD INDEX』によれば、『BBC Sport』で「中盤のエンジンルームは、成功するチームにとって極めて重要だ」と話し、こう続けている
【動画】遠藤が巧みな反転→絶妙スルーパスでチャンスを構築
「ミッドフィルダーのハーベイ・エリオット、ワタル・エンドウ、ライアン・フラーフェンベルフが大きな役割を果たした」
元イングランド代表MFは、「開始直後からリバプールのテンポは、アタランタに敗れたヨーロッパリーグのどちらのレグより、先週末にホームでクリスタル・パレスに敗れた試合よりも良かった」と称えている。
OBも納得のパフォーマンスを披露した遠藤とリバプールは現地24日、エバートンとのマージ―サイドダービーに挑む。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 19:00
今季のパリ・サンジェルマンはリオネル・メッシ、ネイマールが退団し、代わりにFWランダル・コロ・ムアニ、ゴンサロ・ラモス、ウスマン・デンベレ、ブラッドリー・バルコラ、マルコ・アセンシオなど前線の補強に力を入れてきた。
攻撃陣の顔ぶれはガラリと変わり、バルコラやデンベレはエースのキリアン・ムバッペをサポートしつつ結果を残している。
一方で物足りないのは最終ラインだ。今冬にはサンパウロから20歳のDFルーカス・ベラルドを獲得し、早い段階から出番を与えている。チャンピオンズリーグ準々決勝・バルセロナ戦1stレグでもベラルドがセンターバックで先発しており、ベラルドにとっては貴重な経験となったことだろう。
しかし、バルセロナ戦でのベラルドのパフォーマンスは合格点とは言えない。1stレグはホームで3失点を喫して2-3で敗れてしまったが、PSGの守備陣は全体的に不安定だった。
仏『L’Equipe』によると、中でもクラブが物足りないと感じているのがDFミラン・シュクリニアルだ。昨夏にインテルからフリーで獲得したシュクリニアルは最終ラインの軸になってほしい選手だが、今季は足首の故障で2か月ほど離脱するなど苦戦している。
前述のバルセロナ戦も1stレグ、2ndレグともに出番がなく、ベンチから試合を眺めるのみだった。リーダーのマルキーニョス、バイエルンから獲得したリュカ・エルナンデスの奮闘もあって2ndレグはバルセロナに勝利したが、最終ラインの層には不安が残る。ここは新シーズンへの補強ポイントになるだろう。