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2022年01月17日 23:10
今でこそマンチェスター・シティはルベン・ディアス、アイメリック・ラポルテ、ジョン・ストーンズと頼れるセンターバックが揃っているが、2010年代前半はヴァンサン・コンパニの相棒探しに手間取っていた。DFステファン・サビッチ、マティヤ・ナスタシッチ、マルティン・デミチェリス、ニコラ・オタメンディなど若手からベテランまで2010年代前半のマンCは毎年のように新センターバックを迎えていたわけだが、2014年にFCポルトからやってきたフランス人DFエリアキム・マンガラのことを覚えているだろうか。 当初は大型センターバックとして期待されたものの、これがマンCではフィットせず。2010年代のマンC失敗補強の1つに挙げられるはずで、マンガラは2年後にスペインのバレンシアへレンタル移籍している。それからのマンガラは2018年冬よりエヴァートン、2019年の夏に再びバレンシアに戻ったのだが、その契約も昨夏に終了。まだ30歳だが、バレンシアを離れてからはフリーの状態が続いているのだ。フランス代表にも定着することはできず、エリート街道から外れてしまった印象か。しかし、そんなマンガラに目を向けているクラブがある。仏『Foot Mercato』によると、新たなセンターバックを求めているフランスのサンテティエンヌがマンガラを今季終了までの契約で獲得する準備があるという。今のサンテティエンヌの状況はというと、リーグ戦20試合をこなして2勝6分18敗。守備は42失点と崩壊しており、リーグ・アン最下位だ。降格へ一直線といったところで、ひとまず42失点も喫している守備に手を加えなければならない。マンCやバレンシアでプレイしてきたマンガラの経験値は頼りになるかもしれないが、果たしてサンテティエンヌは降格を回避できるのか。マンガラにとってもチャンスとなるはずで、30歳でキャリアを諦めるわけにもいかないだろう。
2024年04月24日 00:00
世界で最も優れた選手に贈られる個人賞「バロンドール」。代表チームでの実績も含め、1年で最高の活躍を見せたプレーヤーが輝く栄誉あるタイトルだ。
今回は『Squawka』から「これからバロンドールを獲得するであろう6名のワンダーキッド」をご紹介する。ジュード・ベリンガム
国籍:イングランド
現所属:レアル・マドリー
最も明らかなことから始めよう。今年のバロンドールを獲得する可能性すらある選手、それがジュード・ベリンガムだ。レアル・マドリーで素晴らしいスタートを切り、ラ・リーガとチャンピオンズリーグのダブルを達成するかもしれない。
まだ20歳のジュード・ベリンガムは今季のレアル・マドリーで36試合に出場して21ゴール10アシストを記録しており、それはもはや誰もが予想していなかった領域にまで到達している。
昨年は21歳以下で最も優れた選手に贈られるコパ・トロフィーを獲得している。もし今年バロンドールに輝けば歴史上のケースとなる。フィル・フォーデン
国籍:イングランド
現所属:マンチェスター・シティ
今後何年にも渡ってジュード・ベリンガムと頂点を争うことになるであろうイングランド人選手。23歳とやや年上ではあるが、その経験はベリンガムに劣るところがない。
今季のマンチェスター・シティではケヴィン・デ・ブライネとアーリング・ハーランドの欠場があるなかで大きな役割を果たし、公式戦47試合に出場して22ゴール10アシストを記録してきた。
ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で強烈な才能を見せつけており、今後数年以内に間違いなくバロンドールを獲得することになるはずの選手だ。フロリアン・ヴィルツ
国籍:ドイツ
現所属:レヴァークーゼン
バロンドールの可能性を見せている最新の若手、ドイツ・ブンデスリーガを無敗のまま制覇したレヴァークーゼンの要である20歳のフロリアン・ヴィルツだ。
2022年3月に大きな怪我を負ってしまったことから心配されたが、20歳になった今季はキャリアで最大の山を迎えた。シャビ・アロンソ監督の高い信頼を受け、公式戦43試合に出場して17ゴール19アシストを記録した。
すでにバルセロナなど多くのビッグクラブが引き抜きに動いていると言われる。彼が退団するにしても残留するにしても、怪我さえなければ今後の数年間は輝かしいものになるはずだ。ラミン・ヤマル
国籍:スペイン
現所属:バルセロナ
バルセロナではペドリとガビという将来のバロンドール候補がいたが、彼らがやや怪我で停滞している間に、新たな男が名乗りを上げた。それが16歳のラミン・ヤマルだ。
昨季リーガでデビューを果たしたが、わずか数分だけのプレーだった。一方今季は当初からチャビ監督の信頼を受け、トップチームに欠かせないドリブラーとして君臨。今季は44試合に出場して6ゴール8アシストを記録した。
繰り返して言うが、まだ彼は16歳だ。10年経ってもまだ26歳である。バロンドールを獲るチャンスは数多い。ロドリゴ
国籍:ブラジル
現所属:レアル・マドリー
レアル・マドリーに話を戻せば、ヴィニシウス・ジュニオールももちろんよく話題に上がっているが、フロレンティーノ・ペレス会長はより若いロドリゴがバロンドールを獲るだろうと示唆している。
ここ数シーズンで急成長を見せているロドリゴは、今季レアル・マドリーで45試合に出場して17ゴール8アシストを記録。非常に効率的なアタッカーに変貌している。
ベリンガム、ヴィニシウスと並んでリーグで大ブレイクしており、このままの勢いを保てば数年でバロンドールも夢ではない。ジャマル・ムシアラ
国籍:ドイツ
現所属:バイエルン・ミュンヘン
「W杯での活躍でバロンドール候補になった」意外な5名のスター
ドイツ代表としては、サッカー界で最も優れた攻撃的ミッドフィルダー二人が同年代に重なってしまったことは不運かもしれない。ただヴィルツとムシアラがもし両雄並び立てれば、ドイツの未来は非常に明るい。
ムシアラは今季バイエルン・ミュンヘンで36試合に出場して12ゴール7アシストを記録しており、苦しんだチームの中で数少ない輝きの一つになった。
まだ21歳という若さでありながら、何も特別な存在というわけではなく、主力として自然とプレーしている。リオ・ファーディナンドも「この選手はバロンドールを獲得する可能性がある」と評価している。
2024年04月23日 23:59
昨季に続き今季も苦しいシーズンが続いているチェルシー。プレミアリーグでは現在9位。さらに今季唯一のタイトル獲得に奮起していたFAカップでも準決勝でマンチェスター・シティを前に敗れた。
プレミアリーグでは、少しでも順位を上げたいチェルシーだが、次節はアーセナルと対戦する。しかしシティとのFAカップ準決勝で、チームの要ともなるコール・パルマーが負傷。アーセナルとの一戦はパルマーの出場が難しいかもしれない。
『The Standard』によると、チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督はパルマーの負傷が、チームの痛手になると同時に新たなチャレンジになると意気込みを話した。
「明日のアーセナル戦でパルマーが出場できなかった場合、我々にとっては良いチャレンジになる」
「もし私が選手の立場なら、明日の試合でここはチェルシーフットボールクラブであり、パルマーフットボールクラブではないことを示すよ」
パルマーなしでは戦えないという多くの意見があるなか、ポチェッティーノのこの発言。結果によってはまたも批判の対象にならざるを得ない。果たして、パルマーなしのチェルシーはアーセナル相手にどう戦うのだろうか。
2024年04月23日 23:00
現在プレミアリーグで勝点60、5位につけるトッテナム。今季の望みは4位に入り、来季のチャンピオンズリーグの出場権を獲得することだ。そのためには4位アストン・ヴィラとの勝点「6」の差を埋めなければならず、週末のアーセナルとのダービーは絶対に負けられない試合となる。
しかし、もちろん優勝を争うアーセナルにとってもノースロンドンダービーは絶対に落とせない一戦だ。過密日程によってアーセナルには疲労の色が見えるとはいえ、このダービーでメンバーを落としてくるなどということは考えにくく、考えうる限りベストの布陣で挑んでくるはずだ。
そんなダービーを前に、英『football.london』は「ソン・フンミンのジレンマ」と、この韓国代表FWの起用法について触れている。現在リシャルリソンを欠くスパーズは、ここ数試合でソンを最前線に置く形で戦っている。しかしソンには3試合ゴールがなく、特に4-0で敗れたニューカッスル戦ではシュート0に終わるなどまったく良いところがなかった。
しかし、リシャルリソンは週末のダービーに向けて復帰できる可能性があり、そうなるとソンの起用法も変わってくる。最前線でラインをリードする役割をリシャルリソンに任せ、よりスペースのあるサイドで攻撃に絡むほうがソンの特質には合っていると思われる。
ソンは過去にノースロンドンダービーで7つのゴールを決めており、ソンをサイドに戻すことで輝きを取り戻す可能性がある。この大一番でのエースの起用法は試合に大きな影響を与えると思われるが、スパーズはどんな布陣で臨むだろうか。
2024年04月23日 23:00
パリ五輪予選となるU23アジアカップに臨んでいるU-23日本代表。
2024年04月23日 22:50
マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表FWアントニーがPK戦後に見せた行為が大きな批判を集めているようだ。23日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
FAカップ準決勝が21日に行われ、コヴェントリーとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。試合は、スコット・マクトミネイの得点で23分に先制したマンチェスター・ユナイテッドが、前半アディショナルタイムに追加点を奪取。59分にもブルーノ・フェルナンデスがゴールを挙げてリードを3点に広げたが、ここからチャンピオンシップ(2部)ながら快進撃を続けるコヴェントリーが反撃を開始する。71分と79分にネットを揺らして1点差に迫ると、終了間際の90+5分にハジ・ライトが起死回生の同点弾を獲得。結局、延長戦でも決着はつかず、PK戦の結果によりマンチェスター・ユナイテッドが決勝に駒を進めた。
2シーズン連続の決勝進出を果たしたマンチェスター・ユナイテッドだったが、PK戦で勝ち抜きが決まった際にアントニーが見せた行為が話題となっている。最後のキッカーを務めたラスムス・ホイルンドのもとへと駆け寄った同選手は、ハーフラインでうなだれるコヴェントリーの選手たちに向け、両手で耳を押さえつけるジェスチャーを披露。一連の行為は、「品格がない」「スポーツに反した行為」と現地のメディアなどから批判を受けている。
そんななか、オランダメディア『Ziggo Sport』に出演した元同国代表MFウェズレイ・スナイデル氏は、「アントニーは自分の行為を恥じるべきだ」と非難。続けて、「彼はそんなことをせずに真っすぐピッチから立ち去るべきだった。マンチェスター・ユナイテッドが決勝で5−0で負けることを願っている」と見解を示した。
また、プレミアリーグを代表する“問題児”として知られるブレントフォード所属のニール・モペイは、「僕ですらそんなことはしないだろう」とSNSで反応。かつてリヴァプールやニューカッスルを率いた経験を持つグレアム・スーネス氏も、「マンチェスター・ユナイテッドは一流だ。しかし、選手があのような振る舞いをするのは最低だ。レアル・マドリードを倒したわけじゃない。コヴェントリーというチャンピオンシップのチームだったんだ」と厳しい言葉を送っている。
2024年04月23日 22:30
現在プレミアリーグ7位と不振にあえぐマンチェスター・ユナイテッド。FAカップでは決勝進出を果たしたものの、実質2部のコヴェントリー相手に冷や汗ものの勝利であり、いよいよエリック・テン・ハーグ監督の首が危うい状況にある。
昨季はプレミアリーグ3位。さらにリーグカップのタイトルも獲得しており、まずまずの成績だったテン・ハーグだが、現在はリーグ戦でここ4戦勝利がない。英『Telegraph』は、テン・ハーグに1カ月の猶予を与え、新テクニカルディレクターのジェイソン・ウィルコックスが彼の監査を行うと報じている。
さらに、新監督候補の選定も思ったように進んではいないようだ。『Daily Mail』によると、新共同オーナーのジム・ラトクリフ卿と彼のチームは明らかな放任候補がいないことを懸念しており、現在は6人の候補がいるようだ。
現イングランド代表監督のガレス・サウスゲイト、現在フリーのグレアム・ポッターは候補に入っているが、彼らがドレッシングルームで信頼を得られるのかについては懐疑的だという。一方、今季限りでバイエルン・ミュンヘンを離れる予定のトーマス・トゥヘルは再びプレミアリーグで指揮することに意欲を見せているとされ、現段階では可能性の高い候補かもしれない。しかし同紙は、彼の辛辣な性格が懸念材料になるかもしれないと報じている。
スポルティングCPのルベン・アモリムも候補の1人とされるが、リヴァプールやウェストハムと競合することが予想される。その他ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ、ボローニャのチアゴ・モッタの名前も挙がっているが、彼らがユナイテッドほどの規模のクラブを率いるプレッシャーに耐えられるかどうかについては疑問があるという。
少なくともFAカップのタイトルを取らなければ、来季もテン・ハーグがユナイテッドを指揮する可能性は低そうだが、新監督を招聘するにも大きなリスクを孕むことになる。果たして来季は誰がユナイテッドを率いているのだろうか。
2024年04月23日 21:18
バルセロナに所属するスペイン代表MFペドリの弟であるフェルナンド・ゴンサレス氏が、兄に向けられたSNS上での批判に反論した。23日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
ラ・リーガ第32節が21日に行われ、レアル・マドリードとバルセロナが対戦した。試合は、開始早々の6分にアンドレアス・クリステンセンの得点でバルセロナが先制したものの、レアル・マドリードもPKからヴィニシウス・ジュニオールがゴールを挙げて同点に。69分にはバルセロナのフェルミン・ロペスが勝ち越し弾を奪うが、73分に再び同点に追いつかれると、終了間際の後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムから痛恨の逆転ゴールを被弾。3−2でレアル・マドリードが今シーズン3度目の“エル・クラシコ”を制した。
今節の敗戦により、今季行われた3つの“エル・クラシコ”で全敗を記録したバルセロナ。宿敵から黒星を喫したことで、SNS上ではチームや選手に対する厳しい声が上がっているが、フェルナンド・ゴンサレス氏は、「・才能の浪費・バルセロナ中が彼と弟が夜何をしているかを知っている・体力的に30分以上は持たない・プレーする時間よりもケガをしている時間の方が長い」と後半から出場した兄への批判投稿を自身のインスタグラムで引用しながら、「さあ僕たちが何をしているのか教えてください。あなたはピエロでなければならない。あなたは兄のスポーツキャリアを多少なりとも気に入っているかもしれないが、彼の仕事や献身に疑問を呈するのは、僕たちのことをまったく知らない無知な人だ」と反論している。
また、「・バルセロナ中が彼と弟が夜何をしているかを知っている」という意見については、「まず第一にもし僕らが(夜間に)外出するとしたら、もうそういう年頃なんだ。僕たちは若いし何よりも人間だ」と問題がないことを強調。続けて、「そして第二にもちろん僕たちはいろいろなことをしている。普段から食生活を守り、サッカーを観戦して歯を磨いて眠る。多分こういうことだろう?」と主張した。
最後には、「今は批判や批評ばかりだが、兄のことを一番よく知っているのは僕である。彼の努力と犠牲のおかげで、彼は人生で彼にふさわしい地位に就くと確信している。それは時間の問題だ」と述べた。シーズンが佳境を迎えるなか、ペドリは周囲の雑音を黙らせる活躍を見せられるのだろうか。
2024年04月23日 20:39
元日本代表FWの城彰二氏が4月23日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。
2024年04月23日 20:18
ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフの公式Xは4月23日、田中碧の練習合流を報告した。
在籍3年目の田中は、今季のリーグ戦ではここまで26試合に出場し、6ゴール・3アシストを記録。現在3位と1部昇格を目ざすチームで主力として活躍していたが、4日に行なわれたDFBポカールの準決勝・レバークーゼン戦の前に急性虫垂炎の手術を行ない、約3週間ほど離脱していた。
【動画】やっと戻ってきた! ピッチで元気な姿を見せる田中碧
そんな日本代表MFが、ピッチに戻ってきた。元気にトレーニングに励む姿に、SNS上では「おかえりなさい!」「復帰嬉しい!」「回復早い」「無理をせずにやってね」「やっと帰ってきた」「待ってました!」「碧はチームに必要な存在」「残り試合勝ってブンデス昇格しましょ」などの声が上がった。
デュッセルドルフは次戦、28日にシャルケと相まみえる。田中の出番はあるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 20:08
ラツィオの鎌田大地はイゴール・トゥドール監督が招聘されて以来、劇的に立場が変化した。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出番に恵まれなかったが、トゥドール就任以後はリーグ戦では全試合で先発出場。4月19日に行なわれたセリエA第33節のジェノア戦(1−0)では、第4節以来約7か月ぶりとなるアシストで決勝点を演出している。
【動画】伊メディアが絶賛した鎌田の絶妙アシスト
前政権下で、腐らずにコンディションを維持してきた鎌田が称賛に値するのはもちろんだが、抜擢したクロアチア指揮官の手腕もまた見事だ。
現地メディア『Eurosport』は、「トゥドールは布陣の中心に置き、彼を再生させた。今のところ、その選択は報われている」と称えている。
現地4月23日、ラツィオはユベントスとのコッパ・イタリア準決勝・第2レグに挑む。アウェーでの第2レグを0−2で落としたなか、指揮官が信頼する鎌田はチームを逆転に導けるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 20:00
かつて元日本代表DF内田篤人氏も在籍していたドイツのシャルケがブンデスリーガ2部で苦しいシーズンを過ごしている。
今季のシャルケは1部復帰を期待されていたが、第30節まで終了した現時点での順位は13位。3部へ自動降格となる17位カイザースラウテルンとは勝ち点6差で、残り4試合の結果次第では昇格どころか降格もあり得るという状況にある。
こうしたシャルケの現状にはOBも心を痛めている。シャルケに2年間在籍し、2010-11シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では内田氏らとともにシャルケをクラブ史上初のベスト4進出に導いたラウール・ゴンサレス氏もその一人のようだ。現在レアル・マドリードのBチームで指揮を執る同氏は、22日にマドリード市内で行われたイベントに出席した際にシャルケについて尋ねられ、以下のように語った。
「もちろん僕は今でもシャルケのことを見ているよ。彼らは常に僕の心の中にある。あのクラブで僕はキャリアの終盤に家族と一緒に素晴らしい時間を過ごすことができた。チャンピオンズリーグではベスト4になって、DFBポカールでは優勝した。そうしたことは、レアル・マドリードのように当たり前に達成できることではないんだ。だから、今のシャルケで起きていること、あの素晴らしいサポーター達に起きていることを思うと、僕は悲しくなる」(ドイツ紙『Bild』より)
「将来再び成功することを願っている」とも語ったラウール氏。その思いは大多数のシャルケサポーターも一緒だろう。クラブ創立1904年、ブンデスリーガ創設前に行われていたドイツ全国選手権優勝7回、DFBポカール優勝5回、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)優勝1回の実績があり、下部組織からマヌエル・ノイアーやメスト・エジル、レロイ・サネなどを輩出しているシャルケは、間違いなくドイツ屈指の名門。一日も早い復活が待ち望まれている。
2024年04月23日 20:00
34節を消化した今季のイタリア2部セリエBで、現在首位を走るパルマ・カルチョ。
2024年04月23日 19:42
アーセナルの冨安健洋は、チェルシー戦で復帰を果たすのか。
現地時間4月17日に行なわれたチャンピオンズリーグの準々決勝・第2レグ、バイエルンとの一戦で約4か月半ぶりのスタメン出場を果たした冨安。しかし、3日後のプレミアリーグ第34節・ウォルバーハンプトン戦ではメンバー外となった。
この理由について、ミケル・アルテタ監督は「(バイエルン戦で)打撲を負い、少し腫れもあり、このゲームでプレーするにはフィットしていなかった」と説明していた。
【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
23日にはチェルシーとのホームゲームを控えるなか、アーセナルの地元メディア『football.london』は、冨安が復帰すると予想。さらに、スタメンでの起用を望んでいるようだ。
「夢のシナリオを描くなら、この日本代表DFは絶好調のコール・パーマーを止めるのにはうってつけだ。しかしパーマーは体調不良で練習を休んでいるため、欠場するかもしれないという情報もある。
それでも、ガナーズ戦での奇跡的な回復も、決して否定はできない。もし彼が出場するのであれば、冨安が先発で優先されるのは間違いない」
注目必至のロンドンダービーは、日本時間で24日の4時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 19:41
“スーペル・デポル”の異名で欧州を席巻してから約20年、凋落の一途を辿ったデポルティーボはプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部相当)にまで戦いの舞台を下げたが、それでもサポーターの熱量は衰えていないようだ。
20日にプリメーラ・フェデラシオン・グループ1第33節が行われ、デポルティーボはクルトゥラル・レオネサと対戦した。FWルーカス・ペレスとFWダビド・アルバレスのゴールで2−0の勝利を収めた、この試合を観戦しようと本拠地『エスタディオ・デ・リアソール』には29097人が来場。同リーグの1試合における最多入場者数記録を更新たという。さらに『アス』によると、15日前に行われた第31節ウニオニスタス・デ・サラマンカ戦では26566人の動員数を記録したわけだが、同週末にその数を上回ったのは、コパ・デル・レイ決勝戦だけだったと指摘(1部は延期されていた1試合のみ開催)。「リアソールはスペイン国内で、毎節入場者数が多いスタジアムのトップ10に入っており、試合が行われる1部クラブのスタジアムによってはトップ5にも名を連ねると」と綴っている。
加えて、翌日に行われた女子チームの入場者数も記録的なものになったとのことだ。プリメーラ・フェデラシオン(スペイン女子2部)第25節カセレニョ戦には14057人を動員し、こちらも同カテゴリーの1試合における最多入場者数記録を塗り替えるものに。また、同試合に3−1で勝利した女子チームは、リーガF(スペイン女子1部)昇格を確定させている。
男子チームに話を戻すと、今シーズンのシーズンチケット会員は28000人を超えているという。本拠地の収容人数は32000人程で、そこからアウェイチームに割り当てられる席数を除くと、毎試合シーズンチケット会員で大半が埋まる現状だ。そんなデポルティーボは、第33節終了時点で2位と6ポイント差の首位と、5年ぶりの2部リーグ復帰が近づいている。チャンピオンズリーグ史に残る大逆転劇などが生まれた『リアソール』の熱狂は、たとえ3部リーグでも衰えることを知らない。
2024年04月23日 19:39
元日本代表MFの小野伸二氏が、4月23日にフジテレビ系列で放送されたサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」に出演。ヴィッセル神戸のFW大迫勇也のプレーを称賛した。
神戸は同20日、J1第10節で湘南ベルマーレと敵地で対戦。スコアレスで迎えた90+3分、武藤嘉紀のゴールで均衡を破り、1−0の勝利を収めた。
決勝点の場面では、大迫の動きが光った。山口蛍の縦パスをボックス内で受けた背番号10が折り返す。これは敵DFに弾かれたものの、味方と相手が競って、こぼれたボールを素早く回収した大迫の正確なラストパスから武藤が決めた。
【動画】神戸FW大迫勇也のアシストで武藤嘉紀が決勝弾
小野氏は、大迫がクロスを上げた後のプレーに注目する。
「誰よりも早く反応しているんですよ、セカンドボールに。たぶん、ボールの位置、相手、自分のチームメイトの競り合いの形を見て、『あ、これ、落ちてくる』と予測できたと思うんですね。1人動き出し、相手選手は止まっていますから。その後、ゴールに結びつけるパス。最高でしたね」
“半端ないストライカー”がゴール以外でも見せ場を作った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部