2022年01月18日 19:12
FC東京は18日、FW田川亨介がサンタ・クララ(ポルトガル1部)へ期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2023年6月30日までとなる。 現在22歳の田川はサガン鳥栖の育成組織出身で、2017年に同クラブのトップチームに昇格。2019年にFC東京へと完全移籍し、2021シーズンは明治安田生命J1リーグで30試合5得点を記録した。 同選手は各世代別の日本代表に名を連ね、2017年と2019年のFIFA U−20ワールドカップなどでのプレー経験を持つ。2019年にEAFF E-1サッカー選手権でA代表に初招集され、2試合に出場した。昨年夏には東京オリンピックのU−24日本代表候補に名前が挙がっていたが、最終メンバーからは惜しくも落選していた。 田川が加入するサンタ・クララには、日本代表MF守田英正も所属している。チームはリーガ・ポルトガルbwin第18節を消化した時点で勝ち点「17」を獲得し、18チーム中13位につけている。 発表に際し、田川はFC東京のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。「このたび、ポルトガルのサンタクララに移籍することになりました。海外へのチャレンジに協力してくださったクラブ関係者の方々に感謝しています」「3年間という短い期間でしたが、いつも大きな後押しで支えていただいたファン・サポーターのみなさんには感謝してもしきれません。この3年間の恩を結果で返せるように。みなさんに良いニュースを届けられるように新しい環境で成長してきます。これからも応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました」
2024年04月24日 17:41
アーセナルのキャプテンにして“絶対的司令塔”が、ビッグロンドン・ダービーで眩い輝きを放った。
現地時間23日に行われたプレミアリーグ第29節延期分、アーセナルは同じ街を拠点とするチェルシーをホーム『エミレーツ・スタジアム』に迎えた。開始早々の4分に見事な連携からレアンドロ・トロサールが先制点をマークすると、ベン・ホワイトと古巣対戦のカイ・ハフェルツが共に2ゴールと躍動し、5−0の大勝を収めた。前々説はアストン・ヴィラ相手に痛恨の黒星を喫したものの、その後リーグ戦2連勝とし、暫定首位の座をキープしている。
2度ネットを揺らしたハフェルツとホワイト、中盤で攻守に奔走したデクラン・ライスなどもさることながら、このビッグロンドン・ダービーで一際輝きを放ったのが、チームのキャプテンを務めるマルティン・ウーデゴーアだ。前半から多くのチャンスに絡むと、57分に相手DFラインの背後へ絶妙なスルーパスを通し、ハフェルツの1点目をアシスト。70分にはボックス内右への浮き玉パスでホワイトの2点目をお膳立てした。
2アシストを記録したウーデゴーアは、プレミアリーグ公式およびアーセナルのファン投票によるチェルシー戦のマン・オブ・ザ・マッチ(試合のMVP)を受賞。データサイト『Opta』によると、同選手はこの試合でオープンプレーから8つのチャンスを創出したとのこと。これは2017年10月のエヴァートン戦における元ドイツ代表MFメスト・エジル氏と並び、アーセナルの選手としての歴代最多タイ記録となっているようだ。
ウーデゴーアの活躍もあり、90分間を通して27本ものシュートを浴びせるなど、チェルシーを圧倒したアーセナル。ミケル・アルテタ監督も「素晴らしいパフォーマンスだった。良いチームを相手に全体としても個人としても非常に良かったと思う。試合開始から決意を持ち、流動的に、勇気を持ってプレーしていた。結果には満足しているよ」と手応えを示した。
今シーズンも残すところはリーグ戦の4試合のみ。2003−04シーズンの無敗優勝以来20年ぶりのリーグ制覇に向けて、1つも落とせない戦いが続く。現地時間28日に控える次節は、“宿敵”トッテナムとのノースロンドン・ダービーとなっている。
2024年04月24日 17:34
U-23日本代表は4月22日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ最終節でライバルの韓国と対戦。0−1で敗れている。
大岩ジャパンは、比較的優勢に試合を進めていたものの、75分にCKから失点。決定力を欠き、その後の猛攻も実らなかった。
この一戦を中継したテレビ朝日で解説を務めた元日本代表DFの内田篤人氏は23日、同局の「報道ステーション」に生出演。日韓戦について解説した。
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内田氏は「前線からの守備」を「連動した守備はこのチームもいいところ」と評価したうえで、「攻撃のスイッチを入れるパスが少なかった」と課題を挙げた。
「韓国が中央を固め、日本は外側でパスを回すことが多かった。韓国は守備がしやすい、対応がしやすい。恐くなかったんじゃないかな。そういうシーンが多かったです」
藤田譲瑠チマの縦パスを起点に、佐藤恵允がポスト直撃のシュートを放ったシーンを好例として取り上げ、「多少強引でも真ん中を使いたかった」と述べた。
25日のカタールとの準々決勝では、このようなシーンを1つでも多く作り出せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 17:02
冨安健洋が所属するアーセナルは現地4月23日に行なわれたプレミアリーグの第34節で、チェルシーとホームで対戦。開始4分のレアンドロ・トロサールのシュートを皮切りに、怒涛のゴ―ルラッシュを披露し、5−0で完勝を収めた。
このロンドンダービーで物議を醸すシーンがあった。開始8分、左SBで先発した冨安が競り合った際にチェルシーのFWニコラス・ジャクソンに右足を踏みつけられたのだ。日本代表DFは痛みでしばらく起き上がれなかった。
元イングランド代表のリオ・ファーディナンド氏は『TNT Sports』で、このタックルにイエローカードすら出なかった点に驚きを隠しきれなかった。
「我々には信じられない。今シーズン、これと同じぐらい酷い、あるいはそれに近い酷い案件をたくさん見てきたが、『うわー、退場になってしまった』と思うだろう。これは無謀なタックルだと思う」
【動画】ファンが激怒した冨安への危険な踏みつけ行為
またアーセナルOBのマーティン・キーオン氏も「驚くべきことだ」と同調している。
「(アーセナルの指揮官)アルテタが試合の後半でイエローカード出されたのを見た気がする。たぶん彼はトロサールにイエローが出されたのに不満を言っていたと思うが、彼(ジャクソン)はイエローすら出されていない。信じられない」
冨安がその後もプレーを継続できたのは幸いだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 15:58
ミランに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、今夏に同クラブを離れることになるようだ。
2024年04月24日 15:44
「町田のほうが相当な準備をしてきた」
FC町田ゼルビアがFC東京を破った試合(4月21日に味の素スタジアムで開催)の後、FC東京の小泉慶はそう言った。この言葉がとても印象深くて、改めて黒田監督(町田の指揮官)のコメントを振り返ると、“周到な準備”が見えてきた。
「デザインしたセットプレーから得点が取れた」
「高さのある選手を上手く起用しながら優位性を持つ。実際、セカンドボールを拾えていて、相手にとって嫌な攻撃になったと思います」
「耐える時間は多くなるだろうし、放り込まれる時間帯もある。耐えに耐え、苦しみに苦しみ抜くことを覚悟して臨む試合になると伝えていました」
FC東京戦に限らず、その先を見据えた黒田監督の采配は、CBのチャン・ミンギュ(今季J1の8節までフル出場)を外して昌子源を先発起用した点から窺える。
「キャンプの時からイボ(ドレシェヴィッチ)と(昌子)源のコンビが落ち着いていて良かったですが、開幕前に昌子が怪我をしてその穴をチャン・ミンギュが埋める形になりました。ただ、3番手になった昌子も腐らず、しっかりとチームを盛り上げ、陰で支えてくれました。
外国籍枠の問題、エリキが(怪我から)戻ってくるこの先のことを考えると、昌子をチームにフィットさせないといけない。いろんなことを考えて、今回のメンバーを組みました。これで勝利できれば自信にもなりますし、目処が立つ。その意味で、今後に繋がる白星だと考えています」
FC東京戦で右サイドバックにスピード豊かな望月ヘンリー海輝を抜擢したのも理由がある。
「今日は相手の両ワイドが非常に速い選手でしたから、そこへの対応、または空中戦で負けないと。彼を中のターゲットにすることでロングスローも活きると。一か八かというよりも、準備の中でやれるという確信を得たので起用しました」
そして出場停止の柴戸海に代わり宇野禅斗を今季リーグ戦で初出場させたのにももちろん理由がある。
「多少なりとも不安はあって、それと背中合わせでの起用でした。宇野禅斗はどちらかと言えばボールを奪取するキャラクターで、危機察知力に長けた選手。ボールを刈り取る力と嗅覚は他の選手よりも抜けている。今日はその宇野を起用してピンチの芽をしっかりと摘み取ると、その意味で90分間奮闘してくれました」
用意周到、ディテールにまでこだわった黒田監督の辣腕。今季J1の9試合を終えて首位にいる戦いぶりはフロックではない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【PHOTO】勝利を呼び込む大声援!飛田給に町田ゼルビアサポーターの声援が響き渡る!(Part1)
2024年04月24日 15:42
プレミアリーグの強豪リバプールで重要戦力として活躍する遠藤航。4−3−3のアンカーでタフに戦う姿を、元日本代表MFの中村俊輔氏はどう見ているのか。『WOWOWサッカー』の公式YouTubeチャンネルが公開したインタビュー動画で、稀代のファンタジスタは「ビッグクラブで、周りに良い選手が多くて、スムーズにいっている気がする」と語る。
名立たるプレーヤーたちとともに、攻守の両局面で抜群の存在感を示す。シュツットガルト時代にも高く評価された“デュエル”の強さをいかんなく発揮。中盤の底からアグレッシブにボールを奪いにかかる。
最終ラインにはフィルジル・ファン・ダイクら頼りになるDFたちが控えている。遠藤も心置きなく前に、前にと出ていける部分はあるかもしれないが、俊輔は「後ろを空けているつもりはないと思う」と自身の考えを述べる。
「後ろの(選手の)能力が高いがために、狙いを前に定められるっていう感じじゃないですかね。自分の後ろ、ストッパーとの幅で、一人ひとりのプレー幅が広いので、自然と前に押し出される感じ。下がる必要がないので、前に行っていいよっていう」
【動画】「よくサッカーを知っているなって」中村俊輔が遠藤航を語る
それは、前後の関係性だけに限らない。
「横もあるし、守備だけじゃなくて、攻撃でも一人ひとりのプレー幅というか、ゾーンが広いので。そうすると、遠藤君のゾーンも自然と広くなるんですけど、そのほうが得意かもしれない、遠藤君に関しては」
ビッグクラブにいる利点。俊輔は「周りの選手が良いと、自分の得意なプレーに専念できる」ことをメリットに挙げる。そうした環境で、遠藤に備わる能力も最大限に引き出されているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 15:40
現地4月23日に開催されたプレミアリーグの第34節で、9位のチェルシーはアーセナルと敵地で対戦。0−5で衝撃的な大敗を喫した。
開始4分に先制されたチェルシーは、0−1で折り返した後半に守備が崩壊。ベン・ホワイトとカイ・ハバーツに2点ずつを叩き込まれ、攻撃でも決定力をかいた。
英公共放送『BBC』によれば、チェルシーのマウリツィオ・ポチェティーノ監督は試合後、「試合開始から我々が戦っていないのは誰もが見ていた」とチームに苦言を呈した。
「失点後、チームはとても軟弱だった。我々はエネルギーをフルに発揮してもっと良い試合ができるはずだったので、スタートにはとても失望している」
【動画】チェルシーを粉砕! アーセナルの圧巻5ゴ―ル
アルゼンチン人指揮官は「我々は積極的ではなかったし、解決策を見つけるのが簡単な状況にも集中していなかった。だからこそ、とても残念に思っている」話し、こう続けている。
「我々はハーフタイムに、別の方法でスタートしようと話し合っていた。しかし、そうしなかった。3点目を許したとき、チームは諦めた。彼らにとっては厳しかった」
「諦めた」というコメントはファンも許し難いだろう
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 15:30
先週末に行なわれたAFCチャンピオンズリーグの準決勝ファーストレグで、横浜F・マリノスを相手に1-0と勝利を収めた蔚山現代(韓国)。
2024年04月24日 15:29
オサスナの主将CBダビド・ガルシアが、負傷によりシーズンアウトとなる可能性が高いようだ。23日、複数のスペインメディアが報じている。
20日のラ・リーガ第32節ラージョ・バジェカーノ戦に先発出場したものの、19分に負傷交代を余儀なくされたダビド・ガルシアのメディカルレポートが22日に報告され、右大腿二頭筋損傷の診断を受けたことが明らかになった。『マルカ』や『Relevo』によると、復帰時期は回復プロセスによって前後するとしつつも、今シーズンに別れを告げることになるだろうと報じている。
また、今夏に控えるEURO2024の出場にも暗雲が漂っている。昨年3月に始動したルイス・デ・ラ・フエンテ監督のスペイン代表で、デビューを飾った30歳の遅咲きCBは、その後もコンスタントに招集を受けていた。しかし、EURO2024のメンバー発表前最後の強化試合となった3月は、直前にハムストリングを負傷したことで見送りに。代役としてアスレティック・ビルバオに所属するダニ・ヴィヴィアンと、バルセロナに所属するCBパウ・クバルシが初招集となり、若手有望株の両選手は頭角を現していた。
先の負傷から復帰した矢先に、再度離脱することになったダビド・ガルシア。『Relevo』は、負傷による試合勘の欠如を懸念点に挙げるとともに、「代表監督は常に彼を自身のリストに入れていたが、今回の新たな挫折により、EUROへの呼びかけは複雑となった」と指摘。加えて、「負傷からちょうど8週間となる6月15日に初戦のクロアチア戦を控えているが、そこは回復の推定期間と重なる」と仮に招集されたとしても、グループステージの数試合を欠場する可能性もあることを伝えている。
9歳からオサスナに所属するカンテラーノは、ラ・リーガ屈指の“エアバトラー”として空中戦で無類の強さを誇るCBだ。テクニカルな選手を多く擁する“ラ・ロハ”において、貴重な選手のひとりだっただけに、デ・ラ・フエンテ監督にとっても痛手となった。
2024年04月24日 15:00
明治安田J1リーグ第9節終了時点で現在4位につけているヴィッセル神戸。
次節はホームのノエビアスタジアム神戸に京都サンガを迎えるが、この試合を含めホームゲーム3試合で地元神戸の人気ベーカリー「イスズベーカリー」とのコラボレーションが決定。スタジアムで選手が監修したオリジナルパンが販売される。
大好評だった昨年に続き2回目となる“サッカー×ベーカリー”のコラボ。今年は4人の選手が「好きなパン」と「好きな料理」をバランス良く組み合わせ、今年も選手の個性が光るオリジナルパンに仕上がったという。
店舗で販売されていない選手監修のパンだからこその、斬新で目新しい商品。神戸ファンはもちろん、遠征するアウェイチームのサポーターもパン好きならば要チェックだ。ヴィッセル神戸 × イスズベーカリー 選手監修パン
マテウス・トゥーレル選手の「香ばしカラメルのプリンフランスパン」
フランスパンの生地にプリンクリームと自家製のカスタードクリームをたっぷり包み、カラメルソースで仕上げた一品。
価格:400円
井手口陽介選手の「豚のしょうが焼き塩パン」
甘辛ダレの旨味が最高の豚のしょうが焼きをイスズベーカリー自慢の塩パンにサンド!
価格:550円
井出遥也選手の「カレークロワッサンウインナー」
クロワッサンに、なめらかでコクのあるカレーとあらびきウインナーをサンド。食べごたえ抜群の一品に。
価格:500円
酒井高徳選手の「Nuts meets coffee」
三種のナッツ(アーモンド、カシューナッツ、クルミ)が入ったレーズンアーモンドクリームをリッチな生地で包み、コーヒーバターシュガーとコーヒークリームをトッピング。とにかくコーヒーに合うパンに仕上がっている。
パンとコーヒーのどちらも大好物なら見逃せない一品!
価格:450円
引退後はカフェ店長。酒井高徳の弟、元プロサッカー選手酒井高聖さんが始めた「僕と僕の兄ちゃんが好きなもの」
選手監修パンはヴィッセル神戸のJ1ホームゲーム3試合にて販売予定
■販売日:
・4月27日(土)第10節ヴィッセル神戸 vs 京都サンガF.C.
・5月6日(月・休)第12節ヴィッセル神戸 vs アルビレックス新潟
・5月26日(日)第16節ヴィッセル神戸 vs 東京ヴェルディ
■販売時刻:
全日10:00〜14:00(試合開始までを予定)※なくなり次第終了
■販売場所:
ノエビアスタジアム神戸 場外正面広場西側(神戸名店街エリア)
イベントの詳細についてはヴィッセル神戸の公式ウェブサイトまで。
2024年04月24日 14:38
プレミアリーグでプレーしている2選手が強姦容疑で逮捕されたようだ。23日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
報道によると、事件は19日夜に発生した模様で、被害者とされる人物が警察に連絡し、数時間後に正式に告訴状が提出。これを受け、警察はとあるチームのスタジアムに向かい、19歳の選手が暴行と強姦幇助容疑で事情聴取を受けた後、その後グラウンドを出た後に正式に逮捕されたという。
同選手は一晩勾留され、警察で取り調べを受けたほか、もう一人の同じく19歳の選手も翌日に同容疑で逮捕されたようだ。なお、両選手の名前は明らかになっていないものの、同じクラブに所属していることが判明している。また、すでに両選手はさらなる捜査が行われるまで保釈されていることも伝えられている。
イギリス紙『サン』によると、警察の広報担当官は「警察は強姦の通報を受けて男2人を逮捕した。19歳の男が暴行と強姦幇助の疑いで逮捕された。2人目の19歳の男も強姦容疑で逮捕された。その後、2人とも警察に保釈金を支払って保釈された」と声明を発表している。
また、クラブの広報担当官は「この問題は現在警察の管轄下にあるため、クラブは現段階でこれ以上コメントすることはない」と説明していることが伝えられている。
2024年04月24日 14:04
現地時間4月23日に開催されたプレミアリーグ第34節で、冨安健洋を擁する首位のアーセナルは、9位のチェルシーとホームで対戦。
2024年04月24日 14:00
チェルシーはプレミアリーグ第29節延期分でアーセナルと対戦し、0-5と大敗を喫した。前半早々にレアンドロ・トロサールの先制弾を浴び、前半はどうにか持ちこたえたものの後半に決壊。得点を挙げることもできないまま敗れた。
この試合で、スタンドにいた子供のファンが掲げていたメッセージが話題となっているようだ。英『Daily Mail』が伝えている。掲げたカードには「シャツはいらない。私たちのために戦って」と書かれていた。
通常であれば、子供のファンが掲げるメッセージにはお気に入りの選手の名前とともに「シャツをちょうだい!」などと書かれているものだ。幼い子供の目にも、チェルシーが未だ混乱のさなかにあり、多くの問題を抱えていることがわかるのだろう。
試合後、この幼い子供からの叱咤のメッセージについて問われたゲームキャプテンのコナー・ギャラガーは「そうだね。僕たちは間違いなく努力をしている」「これが選手たち全員にとってどれだけ意味があるかはわかっているし、何度も言われてきたことだと思うけど、このチームは非常に若くて、プレミアリーグでのチームとしての経験はあまり多くないんだ」と答えた。
ファンもこの幼いファンのメッセージに共感を示したようだ。「あの子が持っていたサインを見て、さらに心が折れたよ。恥を知れチェルシー。頭を下げろ」「ポチェはこれをドレッシングルームの壁に釘付けにするべきだ」など、SNSにポストされた怒りのメッセージを同紙は紹介している。
大敗を喫したとはいえ、6位ニューカッスルと3ポイント差にまで追い上げているチェルシー。苦い経験を糧に、ラストスパートでどこまで追い上げることができるか期待したい。
2024年04月24日 13:51
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの状態に言及した。23日、クラブ公式サイトが伝えている。
今季ここまで公式戦32試合出場で15ゴール4アシストを記録しているジョッタはひざの負傷で約2カ月の離脱を余儀なくされていたものの、今月11日のヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝ファーストレグのアタランタ戦で戦列復帰し、21日のプレミアリーグ第34節フルアム戦では先発復帰も果たしてゴールも決めていた。
しかし、24日に行われるエヴァートン戦を前に会見を実施したクロップ監督は「残念ながらそうだ。ディオゴはゴールを決めたけど、少し何かを感じたようで、それが今はもう少しのものだと判明した。それで彼は2週間離脱することになる」とジョッタが再負傷したことを明かしつつ、次のように続けた。
「正直に言うとあまり言えることはない。彼が先発出場しなかった試合前に普通の挑戦で打撲があり、その後腰にも少し痛みを感じていた。でも、彼を先発起用しなかったので問題なかったし、途中出場させても問題はなかった」
「その後、彼は直前の試合に先発出場し、明らかに大丈夫だった。そしてフィニッシュの際に小さな問題が起きた。それでも、シーズンも終盤に差し掛かっているので、新たなケガ人は素晴らしい瞬間ではない。大した事ではない。2週間と言っても、実際にはほとんどないけど、起用できなくなるには十分だ」
2024年04月24日 13:26
サッカーフランス代表のFWオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)との契約が切れる今季終了後に米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC(Los Angeles FC、LAFC)に移籍すると、同選手に近い筋が23日に明かした。
フランスでの報道によれば、LAFCとの契約は8月1日から1年半になるという。実現すれば、37歳のジルーにとっては8チーム目の所属となる。
仏代表歴代最多の57ゴールを誇るジルーは、同代表元主将のGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)とLAFCでチームメートになる。
ジルーとは親友でもあるロリスは、2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)後に代表から引退し、昨年12月にイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)からLAFCに加入した。
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