2022年01月18日 20:04
不惑を迎えても気持ちは変わらない。ヤクルト・青木宣親外野手(40)が18日、神宮球場の室内練習場でチームメートの村上や塩見、宮本と行った合同自主トレを公開。終了後、プロ19年目となる今季を前に「やることは例年と変わらない。もういつも通り。自分のことはよくわかっている。自分と長く向き合ってきたので、それをしっかりプレーできるように(体を)つくっていく。それだけを考えている」と語った。 昨季は悲願のリーグ優勝、日本一の座をつかんだ。年明けの5日に40歳となったチーム最年長野手は「40になったとかで、そんなに変わったところはない。去年日本一になって何となく落ち着いちゃったりするのかなと思ったけど、この時期にソワソワする気持ちは毎年と同じ」とやる気をみなぎらせた。 そして今季の目標についても「リーグ優勝すること。まず、そこを目指して頑張っていきたい。個人的なところでは3割以上打ったり、勝負どころで打ったり、流れをウチに引き寄せられればいい。守備に関しても走塁に関しても」と述べ、自分に言い聞かせるように力強い言葉を口にした。
2024年04月20日 17:40
◆ 「非常に幸せな時間でした」
筒香嘉智が20日、横須賀スタジアムで行われたファームでの巨人戦に「4番・DH」で先発出場した。
注目の第一打席はメンデスの145キロのストレートを肘に受け、球場全体がざわめいたが、大事には至らずファーストへ。第2打席は空振り三振に倒れたが、5回2死2塁のチャンスで打席に入ると、1‐3から139キロストレートをセンターに弾き返すタイムリーヒット。3打数1安打1打点の内容で最初の試運転を終えた。
その後取材に応じた筒香は「試合ができる喜びというものがあり、非常に幸せな時間でした」と約1ヶ月ぶりのゲームを楽しめたと第一声。デッドボールには「びっくりした」としながらも「問題はないです」と明かした。
またゲームを通じて「久しぶりの実戦でも感覚は非常によかったです。まだもう少し修正しないといけないな部分もあります」といろいろ確認できたと実感。具体的には「ストライクゾーンの中で 自分がしっかり見えた球は振っていこうっていうのはある程度あったので。試合で振れたからこその感覚が、久しぶりに体の中に入ってきたので、その点に関しては非常に良かった」と自己分析していた。
古巣への復帰に「どうなんですかね。僕は何も違和感は感じないですけど」としながらも「スタッフの方も、以前から一緒に戦ってたメンバーの方もいますしね」とスムーズにチームに溶け込めている様子。2950人ものファンを集めたことに「ほんとに選手全員、非常に大きな力となると思いますし、これだけファンの皆様が球場に足を運んでくださるというのは、すごい幸せなことだと思います」と喜びを表現した。
日本復帰第一戦でさすがの存在感をみせた筒香嘉智。横浜の空高くホームランをかっ飛ばす日はそう遠くなさそうだ。
写真・取材・文 / 萩原孝弘
2024年04月20日 17:39
「阪神15−2中日」(20日、甲子園球場)
阪神の岡田彰布監督は14安打15得点の大勝に「ねっ、何て言っていいか。1週間前がウソみたいですね」と笑みを浮かべた。
二回に打者一巡の猛攻で一挙7得点。大野をKOすると、六回には途中出場の前川が2点打。七回には中野にもタイムリーが飛び出して先発全員安打となると、大山、佐藤輝、前川に3連続タイムリーが飛び出し、今季最多の15得点。クリーンアップにも全員打点がつく大きな試合となった。
指揮官は中軸を「やっと3人、2割の大台に乗ったんでよかったですね」とジョーク交じりに評価。打線の復調に関しては「3試合くらい前から2桁ヒットが出だしてね」と語り、「四球もからんでね去年の良い時の得点パターン」とたたえた。
途中出場で2安打4打点の前川については「きょうノイジーが走塁で膝を打ったんであんまり無理ささないように。左に当たると思わなかったけど、うまく打ちましたよね。これからまた左でもいこうかなという気になりますよね」と評価していた。
2024年04月20日 17:37
○ 阪神 15 − 2 中日 ●
<5回戦・甲子園>
中日は投手陣が打ち込まれ今季ワーストの15失点。今季最長の3連敗で最大6つあった貯金は3となった。
今季2度目の先発となった大野は初回、二死二塁から4番・大山に中前適時打を浴び先制点を献上。2−1と逆転してもらった直後の2回は四球と連打で無死満塁のピンチを招き、相手先発の9番・大竹に自らのグラブをかすめる適時内野安打を許し追いつかれた。
なおも無死満塁で1番・近本に逆転となる中犠飛を許すと、続く中野に四球を与えたところで降板。一死満塁でリリーフした2番手・梅野も2本の適時打を浴びるなど失点を重ね、2回だけで一挙7点を失ってしまった。7回には5番手・勝野が5安打を集中され一挙5失点。2回途中6失点KOの大野は今季初黒星(1勝)を喫した。
攻撃陣は1点を追う2回、阪神先発・大竹から2点を奪い一時リードを奪うも、その裏の大量失点が響き3回以降は無得点に終わった。
2024年04月20日 17:26
「西武2−8楽天」(20日、ベルーナドーム)
西武・山村が走塁で右太ももの違和感を訴え交代した。
2024年04月20日 17:22
○ 阪神 15 − 2 中日 ●
<5回戦・甲子園>
阪神はいずれも今季最多となる14安打15得点で大勝。引き分けを挟み5連勝とし、広島に敗れた巨人と入れ替わり2位に浮上した。
阪神打線は1−2で迎えた2回、7番・坂本、8番・木浪の連打などで無死満塁の好機を作ると、9番・大竹が相手先発・大野のグラブをかすめるラッキーな適時内野安打を放ち同点。続く近本の中犠飛で3−2と逆転した。
そのあとも3番・森下の左前適時打、4番・大山の左犠飛、5番・佐藤輝の右翼線2点適時二塁打などで5点を追加。一挙7得点のビッグイニングとし、2回で早くも今季最多となる8得点に到達した。
6回は途中出場・前川の右前2点適時打で2点を追加。7回も前川が右中間を破る2点適時二塁打を放つなどダメ押しとなる5点を加えた。
先発の大竹は2回に2点を失ったものの、打線の大量援護を受けあとはテンポ良く無失点。7回8安打2失点の好投で2勝目(2敗)を手にした。
2024年04月20日 17:20
「阪神15−2中日」(20日、甲子園球場)
中日が今季初の3連敗で首位陥落の危機に立たされた。先発の大野雄大投手が大誤算で二回途中6失点KO。救援陣も打ち込まれて今季ワーストの15失点、3戦連続7失点以上と自慢の投手陣が崩壊した。
まさに悪夢の様な展開だった。打線が試合をひっくり返して迎えた二回だった。先頭・ノイジーへの四球でリズムが狂うと、坂本、木浪に連打を浴びて無死満塁のピンチを背負った。大竹は打ち取ったかに思われたが、不運なタイムリーとなって同点。さらに近本に勝ち越し犠飛を許し、続く中野に四球を与えたところで立浪監督は交代を決断した。
2番手の梅野は森下に左前適時打、大山に犠飛、佐藤輝に右翼線2点二塁打を浴びた。さらにカリステの適時失策もあり1イニング7失点。まさかの展開に敵地はお祭り騒ぎとなり、以降も猛攻を止められなかった。
六回には橋本が前川に適時打を浴び、七回には勝野が中野にタイムリーを浴びた。さらに大山、佐藤輝、前川と3者連続適時打で一挙5失点。ベンチには重苦しいムードが漂った。
打線も三回以降はわずかシングルヒット2本に抑え込まれ、10勝一番乗りからまさかの3連敗となった。振り返れば2位に浮上した阪神が0・5ゲーム差に迫ってきており、首位陥落危機に立たされた。
2024年04月20日 17:18
「阪神15−2中日」(20日、甲子園球場)
阪神は打線が今季最多15得点の大爆発で引き分けを挟んで5連勝。2位に浮上し、首位・中日に0・5ゲーム差と肉薄した。
打線は初回、大野から近本の四球から好機をつくり、大山の適時打で先制した。さらに逆転を許した直後の二回はノイジーが四球を選ぶと、森下がプロ入り後最長となる4戦連続打点を挙げるなど、打者一巡の猛攻で一挙7得点。一気に突き放した。
六回には森下の四球から大山の二塁打で1死二、三塁に。途中出場の前川が右前打を放ち、さらに2点を追加した。七回にも中野、大山、佐藤輝、前川の適時打で5得点。大山は2日連続の猛打賞。今季初の先発全員安打で、1番から5番まで全員が打点を記録した。四回の代走から途中出場した前川は2安打4打点の活躍を見せた。
先発の大竹は二回に打ち込まれ、逆転を許したが、以降は二塁すら踏ませず。二回には「打つしかない」と同点に追いつく適時打を放っており、投打で躍動。7回8安打2失点で今季2勝目を挙げた。
10戦連続2得点以下の球団ワーストタイ記録と低迷した打線は、前日の7得点から完全に勢いを取り戻し、この日は14安打15得点と大爆発。2カード連続の勝ち越しを決めた。
お立ち台に立った大山は「勝って良かったです」と安どの表情。「ここまでチームメートに助けられてばっかりだったので。必死にやった結果かなと思います」と語った。復調へのきっかけは「球場へ来る道を変えました」とジョークを飛ばし、スタンドを沸かせた4番。「クリーンアップが機能すれば得点が入る。また明日、頑張りたい」と力を込めた。
10試合、貧打にあえいだ中でも投手陣の踏ん張りによって4勝4敗2分けと五分で乗り越えたことも大きかった。これで首位・中日と0・5ゲーム差。21日の直接対決で勝てば今季初の首位に浮上する。
2024年04月20日 17:15
○ 広島 6 − 2 巨人 ●
<5回戦・マツダスタジアム>
広島のショート・矢野雅哉が20日の巨人戦、素晴らしい守備を魅せた。
2024年04月20日 17:14
「西武2−8楽天」(20日、ベルーナドーム)
楽天は接戦を制し、連敗を3で止めた。
正捕手奪取を狙う男が試合を決めた。2−2と同点の八回、1死一、二塁のチャンスで石原が右中間を破る決勝の2点適時二塁打を放った。今季開幕から1軍で存在感を放っている8年目の苦労人が結果を残した。
九回には2死満塁で辰己の走者一掃となる適時三塁打。さらに石原が適時二塁打を放ち、試合を決定づけた。
終盤までもつれる展開だった。今季初先発となった滝中は1点リードの六回、佐藤龍に同点の適時打を許し、悔しさをあらわにしたが6回2失点と試合は作った。打線は1点を追う三回に鈴木大、阿部の野手最年長コンビが連続適時打を放ち、2点を挙げていた。
七回から継投で西武打線に得点を許さず。最後は西垣が締めた。
2024年04月20日 17:13
○ 広島 6 − 2 巨人 ●
<5回戦・マツダスタジアム>
20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 広島−巨人』で解説を務めた田尾安志氏が、巨人に6−2で勝利した広島の継投策について言及した
先発・森下暢仁が巨人打線を6回無失点に抑えていたが、7回、岡本和真に適時打を浴びたところで、広島ベンチは塹江敦哉にスイッチ。塹江は長野久義の内野ゴロの間に三塁走者の生還を許したが、続く大城卓三を見逃し三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。
田尾氏は試合後、「ピッチャー交代はすごくいいタイミングで代えたなと思いましたね」と振り返り、「あのまま森下を続投させていたら、ちょっと危ないかなというところ」と継投策について評価。
先発・森下について田尾氏は「ちょっと一瞬危ないかなという時期が来ましたけど、よく耐えました。1つ間違えれば失点する回が何回もあったというのがちょっと不安ではありすけど、(6回までは)ゼロに抑えたのは大きいと思いますよ」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月20日 17:05
○ 広島 6 − 2 巨人 ●
<5回戦・マツダスタジアム>
巨人は20日の広島戦に2−6で敗れ、引き分けを挟んで3連敗となった。
初回の4失点が痛かった。先発・井上温大が上本崇司、會澤翼の適時打で4点を失うと、打線も広島先発・森下暢仁に対して5回に満塁のチャンスを作るなどしたが、7回に奪った2点のみ。12安打を放ちながらも繋がりを欠いた。
20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 広島−巨人』で解説を務めた田尾安志氏は、試合中、「初回の4点差というのが結局、重いんですよね。3点以上差がつくといろんな作戦が使えなくなりますね。そうなると打ってください、そういうふうにベンチも考えます」と話し、試合後には「2点まではいろんな作戦を使って反撃ができるんですけど、3点、4点の差がつくと、いろんな作戦が使えない。ヒットは出るけども、点まではいかなかったというイニングが多かったですよね」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月20日 17:05
「広島6−2巨人」(20日、マツダスタジアム)
巨人の阿部慎之助監督は6連勝後の3連敗に「大いにバッテリーは反省してもらって」と初回4失点のバッテリーに苦言を呈した。
2024年04月20日 16:48
阪神―中日(セ・リーグ=20日)――阪神・森下の勢いが止まらない。
近本の犠飛で勝ち越した後の二回一死満塁で、「外野フライでいいという楽な気持ち」で打席に入って直球を捉えると、痛烈な打球が三遊間を抜けた。その後も打線はつながり、この回、一挙7得点。2日前の同点打、前日の第4号ソロに続く価値ある一打で、打線を活性化させた。
2024年04月20日 16:36
「阪神−中日」(20日、甲子園球場)
先発の大竹は7回8安打2失点だった。味方が先制した直後の二回、3連打を浴びるなど2失点し、逆転を許した。しかし直後の攻撃で、自ら適時打を放ち同点に追いつくと、その後も打者一巡の猛攻で一挙7得点。
6点リードとなった三回からは尻上がりに調子を上げ、二塁も踏ませず。前回登板した13日の同戦(バンテリン)で4失点し逆転を許した“魔の六回”も細川、上林、山本を危なげなく三者凡退に仕留めた。七回も3人で料理し、97球を投げたところで今季2勝目の権利を持ってマウンドを降りた。
2024年04月20日 16:33
○ ブレーブス 8−3 レンジャーズ ●
<現地時間4月19日 トゥルイスト・パーク>
昨季、MLB最多104勝を挙げたアトランタ・ブレーブスが昨季ワールドチャンピオンのレンジャーズに勝利。トラビス・ダーノー捕手(35)が3本塁打、6打点の大活躍を収めた。
1-1の同点で迎えた2回裏、ブレーブスは8番ダーノーが今季1号ソロを放って勝ち越し。5回裏にはダーノーの2本目のソロ本塁打でリードを広げるも、6回表に2点を失い、再び同点。しかし直後の6回裏、二死満塁の絶好機を作ると、ダーノーが左中間へ決勝グランドスラム。5年ぶり2度目となるダーノーの1試合3発でブレーブスが勝利。今季新加入のクリス・セールが7回3失点、7奪三振の投球で2勝目を挙げた。
この勝利でブレーブスは5連勝。ナショナル・リーグ東地区の3位メッツが5連勝、2位フィリーズが4連勝と猛追を受ける中、首位をキープ。MLB全体トップの勝率.722をマークしている。