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2022年01月21日 01:47
ユヴェントスは20日、ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが新型コロナウイルスの検査の結果陰性となったことを報告した。 ユヴェントスは10日にラムジーから陽性反応がみられたことを発表。選手は隔離措置に入っていることを報告していた。 同クラブはクラブ公式サイトを通じ「アーロン・ラムジーは新型コロナウイルスの検査の結果、陰性となりました。現在選手は回復し、隔離措置の対象から外れています」とメディカルレポートを伝えている。 ラムジーは今シーズンここまで公式戦5試合出場にとどまり、退団が確実視されている。古巣アーセナルをはじめプレミアリーグ復帰などが噂されており、今冬の動向に注目が集まっている。
2024年04月20日 16:41
サガン鳥栖は4月20日、J1第9節で鹿島アントラーズとホームで対戦し、4−2で勝利。連敗中で、6試合未勝利だったなかで、2節・北海道コンサドーレ札幌戦(4−0)以来の白星を掴み取った。
11分に先制を許す展開だったが、30分に河原創が同点弾を決めると、45+3分に逆転ゴールを挙げたマルセロ・ヒアンが、80分にもネットを揺らす。86分に2失点目も、その2分後に福田晃斗がダメを押した。
試合後のフラッシュインタビューで、川井健太監督は「本当に苦しい状況のなか、今日の勝利をファン・サポーターに届けることができて非常に嬉しく思います」と噛みしめる。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
インタビュアーから「前から行くところ、ライン設定」について問われると、次のように応じる。
「結果としては2失点しているので、そこはまた改善しなければいけないですけど、ピンチの数は減ってきているなというふうに思いますし、今日の試合では、我々の勝利が妥当な結果だと思います。そういう意味では、数字だけでなくて、中身も改善されてきたので、守備の部分も評価できる」
久々の勝点3も、指揮官は「まだ何も得たものはない」と気を引き締める。「ここから本当に、次の試合が一番我々にとって大切な試合ですので。今日は一日、みんなで喜んで、まあ連戦ですし、次の試合に切り替えていきたい」と語った。
次戦は中3日で、ルヴァンカップ1stラウンド2回戦でロアッソ熊本と相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 16:26
元日本代表FWの岡野雅行氏が、播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネルに出演。浦和レッズでチームメイトだった小野伸二氏のルーキー時代を振り返った。
岡野氏は、新人のなかには高校サッカー界のスターであるがゆえにチヤホヤされて礼儀が身につかず、挨拶ができない選手もいたと明かすが、小野氏はまったく違っていたという。1998年に出会った時を思い返す。
「ボールを磨いているの。バっと立ち上がってさ、『小野伸二と申します。よろしくお願いいたします』。こいつはもう、ヤバいわ」
【動画】レッズOB岡野雅行が若き日の小野伸二を語る!
高校時代から注目を浴び、数多くのJクラブによる争奪戦が繰り広げられたほどの有望株だった小野氏。岡野氏は「挨拶ができる。ボールを磨いている。謙虚だし、笑顔だし、こいつすげえなと思った」と語る。
98年のフランス・ワールドカップに出場した日本代表にも選出され、18歳にして世界の大舞台に立った小野氏。当時から、ピッチ内外で“一流”だったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 16:20
評価基準となるべきは、得点やアシストの数だけではない。それでも、久しぶりにゴール、それもチームに勝利をもたらしたゴールに絡んだことへの充実感は大きいだろう。
ラツィオの鎌田大地は4月19日、セリエA第33節のジェノア戦で先発フル出場し、ルイス・アルベルトの決勝点をアシストした。チームは1−0で勝利し、暫定で6位に浮上している。
67分、鎌田はフェリペ・アンデルソンにボールを預けてボックス内に飛び込むと、味方からのリターンを折り返す。すると、マティアス・ベシーノがスルーしたボールをルイス・アルベルトがゴールに叩き込んだ。
鎌田のアシストは9月16日の第4節ユベントス戦以来だ。ユーベ戦は1−3で敗れており、ラツィオの勝利につながるアシストは初となった。
【動画】伊メディアが絶賛した鎌田の絶妙アシスト
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』によると、鎌田は試合後にクラブの公式チャンネルで「この勝利はとてもうれしい。貢献もできた」と話している。
「監督が信頼してくれるのもうれしい。常にこのために仕事してきた。今は自分の機会を得ることができてうれしい」
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出場機会に恵まれなかった鎌田だが、イゴール・トゥドール監督になってからの存在感と評価は右肩上がりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 16:03
2024明治安田J1リーグ第9節が20日に行われ、サガン鳥栖と鹿島アントラーズが対戦した。
2024年04月20日 16:02
2024明治安田J1リーグ第9節が6日に行われ、北海道コンサドーレ札幌とサンフレッチェ広島が対戦した。
開幕8試合無敗のサンフレッチェ広島は今節、敵地『札幌ドーム』に乗り込んだ。日本代表のGK大迫敬介とMF川村拓夢、ここまでのJ1リーグで6得点と好調のFW大橋祐紀ら豪華メンバーが並んだお馴染みの『3−4−2−1』に。対する北海道コンサドーレ札幌は、ガンバ大阪戦でのシーズン初白星を境に公式戦3試合無敗と復調の兆し。こちらも“ミシャ式”の『3−4−2−1』となり、ワントップには駒井善成が入った。
試合は序盤から一進一退の攻防に。広島がショートカウンターからフィニッシュにまで至ると、対する札幌は右ウィングバックの近藤友喜が果敢な攻撃参加からゴールに迫る。その中で10分、試合を動かしたのは札幌だった。ピッチ中央やや左寄りの位置で起点となったMF浅野雄也が、中央に走り込んできた駒井にパスを供給。しかしこれが相手DFに当たってコースが変わると、ボールを拾ったスパチョークがペナルティエリア手前から右足を振り抜く。またしても相手DFにディフレクションし、ゴールネットに吸い込まれた。
その後はハーフタイムに突入するまで広島の時間帯が続く。小気味良いパス回しで相手守備陣を翻弄しつつ、MF松本泰志や川村がシュートを放つも一歩及ばず。26分にはFW加藤陸次樹が決定機を迎えたものの、相手GKの2度のビッグセーブに阻まれた。加えて、アクシデントが発生。攻守の要となる川村が脇腹を痛めてしまい、負傷交代となった。
札幌の1点リードで折り返した後半の立ち上がり、広島がスコアを振り出しに戻した。50分、ペナルティエリア内でボールを収めた大橋のポストプレーから、エリア外に位置していたDF中野就斗が左足コントロールシュート。相手GKは反応することができなかった。
同点とした広島は、さらに攻勢を強める。対する札幌は、左ウィングバックにポジションを移した菅大輝が高い位置で仕掛けることで、ようやく相手ゴールに迫れた。が試合はこのまま1−1で終了。首位セレッソ大阪を追走したい広島にとっては、手痛い勝ち点1に。一方の札幌は降格圏脱出とはならなかったが、リーグ戦3試合(公式戦4試合)負けなしと着実に勝ち点1を積み上げている。
ミッドウィークにルヴァン杯・奈良クラブ戦を控える広島は次節、川崎フロンターレと対戦。札幌は湘南ベルマーレと激突する。
【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 1−1 サンフレッチェ広島
【得点者】
1−0 10分 スパチョーク(札幌)
1−1 50分 中野就斗(広島)
2024年04月20日 15:50
187センチの高さと技術力。加えて、戦術理解度に秀でており、運動能力も高い。可能性に満ち溢れた大型右SBが躍動を続けている。
拓殖大サッカー部を退部し、大学生活を1年残して今季から柏レイソルでプロのキャリアをスタートさせた関根大輝。開幕からレギュラーの座を確保し、好調をキープするチームで重要な役割を担っている。
その活躍が認められ、今年3月の国内2連戦では、昨年10月のアジア競技大会以来となる大岩ジャパン入りを果たす。そして、4月15日に開幕したU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)に参戦するチームのスカッドにも組み込まれた。
SBを本職としつつ、CBにも対応できる柔軟性も買われており、限られた人数で最大6試合を戦うことになる今大会では、必要不可欠な人材。特にSBとCBを兼務できる選手が今までいなかったため、その汎用性が重宝されるのは明白だった。
とはいえ、いきなりこれほどの存在感を発揮するとは誰もが予想していなかっただろう。右SBの一番手と目されていたDF半田陸(G大阪)が活動開始直前に胃腸炎を煩い、合流が当初の予定よりも1日遅れた。以降も数日は別メニューで調整していたため、16日のグループステージ初戦の中国戦では、関根にスタメンの機会が回ってきたのだ。
その中国戦では、開始8分に見事なインナーラップで相手を出し抜き、深い位置まで入ってMF山田楓喜(東京V)にリターン。そこからMF松木玖生(FC東京)の先制点が生まれ、いきなりゴールに絡む活躍を見せた。
そして、この試合ではポリバレントな一面も示す。17分にCB西尾隆矢(C大阪)が退場処分となると、一時的にCBにスライドして5分ほどプレー。
「本当にこんなことになるとは思っていなかったんですけど、準備はしていた」と冷静に受け止め、「次の選手が入ってくるまでの間、あの場面でセンターバックができるのは、僕か(内野)貴史君。貴史君が少しやってくれたけど、自分が入ったほうが絶対にいいと思ったので、そこは話し合って決めた」という対応も見事だった。
そして、迎えたUAEとの2戦目。この試合でもスタメンに抜擢されると、中国戦以上のパフォーマンスで、変幻自在の攻撃参加で輝きを放つ。右SBのポジションから積極的に前へ出ると、オーバーラップとインナーラップをうまく使い分けてチャンスに関与。ポケットを取ってボールを受ける動きや、ビルドアップで楔のパスを通すだけではなく、フリーランも効果的で、スペースをうまく作って2列目の山田やインサイドハーフの川粼颯太(京都)を活かす働きを見せた。
13分にはMF佐藤恵允(ブレーメン)からパスを受けると、ボックス内に持ち運び右足で強烈なシュートを打ち込む。後半はバランスを取り、守備に重きを置いたが、“右SB関根大輝”は大岩ジャパンの新たな武器になる予感を感じさせた。
本人も手応えを得ており、自信を深めている。
「今日は前半のポジショニングとかがすごく良かった。上手くボールを回せましたし、右から崩してチャンスになるシーンも何回もあったので、そこは楓喜君とも良い関係が築けています。個人的にも見えているものやボールタッチの感覚的に遊び心を持てていて、ちょっと余裕もある。そういうところは個人のパフォーマンスとして良かった」
【PHOTO】U-23日本代表のUAE戦出場15選手&監督の採点・寸評。木村の守備の安定感は抜群。守備陣は軒並み高評価
仲間たちも関根の仕事ぶりに賛辞を送っており、チームに欠かせない選手になりつつあるのが見て取れる。
「山田とセキのコンビは良いと思う。前回もあのコンビを組んでいますし、コミュニケーションが取れているので、チームの攻撃の起点になっていると思います。インナーラップをして、楓喜君が突く。この前の1点目もそうだったし、新しい感じで良い形だった」(藤尾翔太)
「関根の良いところはポジショニング。外だけじゃなくて中に入ってこれるし、技術の高さもある。逆に自分が抜けてスペースを作ってあげることで、関根もやりやすいのかなと。それがうまくハマって良かった」(川粼)
静岡学園高時代はCB。2年次に松村優太(鹿島)らと全国優勝を果たしたが、1試合しか出番がなく、出場時間も1分に留まった。3年次はコロナ禍の影響でインターハイなどが中止になり、選手権も出場権を逃して日の目を見ずに拓殖大へと進学した。
しかし、大学で人生がガラリと変わる。1年次の後半にSBにコンバートされてから一気に台頭すると、昨年4月に初めてU-22代表候補に選出された。同年6月には遠征メンバーに入り、10月には先述のアジア競技大会に参加。シンデレラストーリーは続き、大学卒業後の加入を1年前倒してプロの世界に飛び込んだ。
昨年の代表活動では大学サッカー部にベースを置いていたため、プレースピードに馴染めずに思うような力を発揮できなかった時期もある。アジア競技大会では決勝で韓国に敗北し、自分の現在地を突きつけられる経験もした。
だが、そうした悔しさは全ての力になり、今の自分に繋がっている。
「僕自身、アジア大会の決勝でレベルの違いを個人として感じた。あの韓国を基準にして、それを頭の中に持って今までプレーをしてきた」というように、世界で戦うための準備を進め、Jの舞台で戦いながら経験を重ねてきた。
不断の努力が実を結び、アジアだけではなく、次のステージでも戦えそうな予感すら漂わせている。
「コンディションが良いですし、変に緊張もしていない。普段と変わらないようなプレーが出せている。アジアの舞台を楽しめているので、今のところは良いパフォーマンスが出せてのびのびとプレーができていると感じています」
次戦は韓国との大一番。日本は2連勝ですでにグループステージ突破が決まっているとはいえ、1位抜けを目ざすうえでは絶対に負けられない。関根にとっても自身の成長を確認するために格好の舞台となる。右肩上がりで成長を続ける背番号4から目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年04月20日 15:44
元日本代表MFの中村憲剛氏が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、古巣の川崎フロンターレに言及した。
J1リーグの前節終了時点で、川崎はここまで2勝1分け5敗。まさかの16位に低迷している。
内田氏から「大丈夫なの?」と問われた中村氏は、「近年みない数字(順位)。毎試合観てますけど、メンバーも大幅に変わって、登里(享平)とか山根(視来)とかが移籍して、簡単じゃないんですよ、長く支えてきた選手たちがいなくなって」と話し、こう見解を続けている。
【PHOTO】華やかなダンスパフォ! Jクラブチアが国立に大集合!
「出て行くスピードと補充するスピードは合ってるんですけど、補強した選手たちがフロンターレのサッカーに馴染むまでに時間がかかるんですよ、当然。でも勝たなきゃいけないというのは、チームとしては宿命があると思うので。あと、怪我人もかなり出ているので、苦しい状況かなと思いますけど、いまは耐え時かなと」
新加入の選手が馴染み、故障者が戻ればここから巻き返せる。川崎のレジェンドはそう考えているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 15:05
指揮官も絶賛している。
2024年04月20日 15:00
スペイン1部レアル・ベティスとキットサプライヤーのhummelは18日、2023-24シーズンの限定プレマッチ・ジャージを発表した。
過去のユニフォームをミックスした継ぎ接ぎ(つぎはぎ)デザインが大変ユニークな一着となっている。Real betis 2023-24 hummel Limited Edition Pre Match Jersey
レアル・ベティス 2023-24 hummel 限定プレマッチ・ジャージ
ホームタウンであるセビージャの春の訪れにインスピレーションを得た、限定プレマッチ・ジャージ。アイテム名も“Fiestas De Primavera”(春祭り)となっている。
デザインは、過去30年間で登場したベティスのユニフォームから印象的なものをピックアップし、マッシュアップ(ミックス)したものだ。
一部をご紹介すると、エンブレム部分のチェック柄はKappa製2018-19スペシャル・エディション。イエローとブラックの縦じまはMacron製2014-15サードモデル。
右脇部分にある幾何学的な模様はKappa製1995-97アウェイ。右鎖骨部分のグリーンとピンクの縦じまはadidas製2015-16スペシャル・エディションと、このような感じにミックス。
現在のサプライヤーhummelは2022-23シーズンからの契約だが、今回はメーカーを問わず過去30年間のユニフォームから選んだパーツによるマッシュアップとなっている。
毎年4月中旬頃になると、ホームタウンのセビージャなどアンダルシアの各地では、春祭りが1週間ほど開催されるという。このプレマッチ・ジャージのデザインも、その祭りの雰囲気に合わせてカラフルな組み合せとなっている。
100周年の名門ヒュンメル、「80年代・90年代」名作ユニフォーム5選
春の祭りに合わせた彩り豊かなマッシュアップのプレマッチ・ジャージ。500着の数量限定で18日に公式オンラインストアで発売されたが、既に完売となっている。
2024年04月20日 14:35
鹿島アントラーズは4月20日、J1第9節でサガン鳥栖と敵地で対戦。11分に先制に成功する。
スコアラーは、前節の京都サンガF.C.戦(1−0)で決勝点を決めている右SBの濃野公人。期待の大卒ルーキーは、ボックス内でチャヴリッチの落としに反応。右足を思い切り振り抜き、強烈なシュートを叩き込んだ。
【動画】また決めた! 鹿島DF濃野公人の強烈フィニッシュ
X(旧ツイッター)では「濃野くん」がトレンド入り。DFながら抜群の決定力を披露している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 14:30
カタールで行われているU23アジアカップ。
U-23日本代表と同組となった中国はグループステージ敗退が早くも決まってしまった。日本に0-1、韓国に0-2と2連敗となり、最終節を待たずに敗退が決定したのだ。
そうしたなか、『北京晚報』はこう伝えていた。
「中国はグループステージ2試合で1得点も奪えず敗退。それとは対照的に今大会では東南アジアチームが躍進しており、対比も考えさせられる。
中国は韓国戦でベストを尽くしたが、ポゼッションはわずか36%で、シュート数でも劣っていた。
こんな結果になったのは不思議ではない。これまで中国五輪チームはU23アジアカップに4度出場したが、12試合で1勝11敗にとどまり、すべてグループステージで敗退。
今大会2試合を見る限り、多くの問題を露呈した。単調なプレースタイル、攻撃パターンの少なさ、能力の低さに加えて、経験不足は明らかで、十分な適応力を欠いている。
注目すべきは、中国が連敗した一方で、東南アジアのチームが立て続けに番狂わせを起こしていることだ。第1節ではタイがイラクを2-0で破り、ベトナムがクウェートを3-1で撃破。第2節ではインドネシアがオーストラリアを1-0で破り、大番狂わせを起こした。
なぜ東南アジアのチームは躍進し続けられるのか。当然ながら、彼らがサッカーの法則に従い、ユースの育成にこだわっているからにほかならない。彼らと比べると、中国サッカーのパフォーマンスは低迷の一途をたどっている。
中国フル代表は、2024年アジアカップの弱いグループAで1勝も1ゴールもできずに敗退。そしてW杯アジア二次予選では、アウェーでシンガポールに引き分けた。そしてU23アジアカップで五輪代表は2連敗で1ゴールも決めることができなかった。
このような状況が生まれたのは偶然ではない」
「長年、中国サッカーは回り道をしてきた。一刻も早く結果を出そうと躍起になった結果、金満サッカーを実施したからだ。
確かにリーグは活況になり、代表チームは世界的な有名監督を招聘し、帰化選手のレベルも高かった。だが、それは中国サッカーを一種の性急な雰囲気にさせただけでなく、その後のサッカー界の汚職事件にもつながった。
そして、彼らはサッカー界の法を尊重しないため、この数年間は中国サッカーは空想にふけり続けており、それによって中国サッカーの基盤は弱体化している。長期的に渡ってユース育成に重点が置かれていなかったため、中国サッカー全体が若手不足・成功不足に陥っている。
東南アジアチームの継続的な進歩を目にして、中国サッカーはこの痛みから学ぶ必要があり、ユース年代のトレーニングシステム再構築に本当に注力しなければならない。そうでなければ、中国サッカーの未来はますます狭いものになるだろう」
中国の習近平主席はサッカー好きとされており、中国リーグが破格のマネーで世界的スターを爆買いした時期があった。だが、それはもはや過去のものになり、中国リーグの勢いは消え去り、中国サッカー界は汚職に揺れている。
昨年末には習主席が「(中国がタイに勝ったのは)まぐれの要素が大きい。なぜなら、我がサッカー代表チームは…彼らのレベルはよく分からないから」とタイ首相に漏らしたことも話題になった。
中国で「ACLまで出たのに解散・消滅した7つのクラブ」
同紙は、中国が育成年代を重視してこなかったつけがめぐってきたと指摘しているようだ。
2024年04月20日 14:10
チャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンに惜しくも敗れ、ベスト4入りを逃したアーセナル。
2024年04月20日 14:03
カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪のアジア最終予選を兼ねる)のグループB最終節では、現地4月22日に日本と韓国が対戦する。
両国ともすでに2勝を挙げ、決勝トーナメント進出が確定。首位通過を懸けた“日韓戦”を前に、韓国のファン・ソンホン監督が大岩ジャパンについて語った。韓国メディア『ソウル経済』が伝えている。
55歳の指揮官は、グループステージ第2節の中国戦を2−0で勝利したあと、記者会見で報道陣から日本の最も脅威的な要素を問われると、次のように応じた。
「日本は長い間、組織力を培ってきたチームなので、組織力で見ると、この大会の参加国の中でトップだと思う。前方へのプレッシャーやビルドアップに多様性があり、相手を少し難しくする傾向がある。スピードの面でも警戒しなければならない」
【PHOTO】U-23日本代表のUAE戦出場15選手&監督の採点・寸評。木村の守備の安定感は抜群。守備陣は軒並み高評価
一方で、自チームは守備陣に問題を抱えている。中国戦でCBを担ったソ・ミョンガンはハムストリングを痛めて負傷退場し、ピョン・チュンスは累積警告で日本戦は出場停止に。
本職のCBはチョ・ヒョンテクひとりだけで、最終ラインで不安が拭えないなか、ファン・ソンホン監督も「難しい状況であることは確かであり、妙案を見つけなければならない。今、記者会見をしているこの時間でも頭が複雑になるくらい悩んでいる」と吐露する。
日本戦まで中2日。「どのような形で試合に臨むか、コーチングスタッフと綿密に検討して決める必要がありそうだ」と話した。
勝点6で並ぶ日本と韓国は、得点、失点、得失点差はすべて同じ。引き分けの場合は、延長戦なしのPK戦で決着をつけることになる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 14:00
弱冠16歳にしてバルセロナで活躍するスペイン代表FWラミン・ヤマルは、リオネル・メッシのような左利きのドリブラーだ。
元日本代表MF中村憲剛は、『DAZN』のFOOTBALL TIMEで、ヤマルがドリブルだけでなくパスも出せる点を評価していた。その中村と内田篤人は、こんな話でも盛り上がっていた。
中村 「パスもうまい。それがあるからドリブルが効くんですよ。両方できるので、ドリブルが抜ける。(ドリブル一辺倒ではなく)パスも出せると(対峙する)DFとしては選択肢が一気に増えるので…」
内田 「スラムダンクのあれと一緒や」
中村 「流川くんね」
内田 「そう(笑)沢北くんとの勝負の時…」
中村 「そう、そう、そう(笑)ドリブルしかないから読みやすい」
内田 「仙道と2人でやったときね、流川くんが言われたからね」
中村 「そうだね、沢北戦に生かす」
内田 「(仙道が)北沢くんって言ってたけどね、間違えて」
中村 「(流川が)沢北だ、どあほうって言ってましたから。すみません、世代なので(笑)」
元サッカー日本代表の2人が思わず盛り上がっていたのは、バスケットボール漫画の金字塔である『スラムダンク』の話題。
タトゥーまで彫る!「ドラゴンボール」が大好きすぎる世界のスター6人
中村憲剛はユース年代のコーチも務めているが、サッカー少年たちにもスラダンの流川楓の話をしてしまうことがあるほどのガチ勢だとか。
「実際、育成年代のドリブラーの子と話をする時はパスとドリブルの話は必ずする。
たまに熱くなって、スラムダンクで流川っているんだけどって言った時に、今はスラムダンクの映画をみんな見てるので、あぁ!って(話が通じる)。ちょっと前は『読んでないです』って言われて、『スポーツと青春のバイブルを読んでないんか!君たちは』って(説教していた)」
2022年に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』はファンたちの“聖地巡礼”が起きるほど人気となったため、今の世代にも話が通じるようになったそう。仙道彰や沢北栄治との話は漫画・アニメで確認して欲しい。
2024年04月20日 13:30
レアル・マドリード加入1年目からリーグ戦16ゴール、チャンピオンズリーグで4ゴールと大暴れなMFジュード・ベリンガム。ドルトムント時代より評価は高かったが、昨季はブンデスリーガで8ゴールに留まっている。レアル加入1年目から得点を量産するとは多くの人が予想していなかったはずだ。
ベリンガムはあくまで攻撃的MFであり、センターフォワードではない。それでも得点を量産できるのは、スペースに飛び込むタイミングが上手いからだ。『ESPN』によると、セルタでプレイするMFルカ・デ・ラ・トーレもその特長を絶賛する。
「彼はボックス内に入るのがとても上手なんだ。FWをマークしているセンターバックがMFの選手をマークするのは本当に難しい。彼は適切なタイミングで適切なスペースに入ってきて、僕たちのゲームでゴールを決めた。彼を抑えるのは本当に難しいことだよ」
ジローナのGKパウロ・ガッザニーガはベリンガムの総合力を称える。
「彼はオールラウンドなMFだね。彼はフィールド全体をカバーしている。FWのように振る舞ってゴールを決めたり、後方へ下がってボールを引き出すこともできる。フィジカル能力が非常に優れているから、チームとして彼を止めないといけない」
フィジカル能力が高く、リーチも長いため中盤でボールを収めることもできる。20歳にして完成された領域にあり、弱点が見当たらない。新世代のパーフェクトMFと呼ぶべき選手だろう。