2022年01月21日 20:30
シーズン序盤はマンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーの3クラブの勝ち点が拮抗していたが、21-22シーズンの中盤戦では既にシティが一歩リードの状態になっている。 リヴァプールもチェルシーも序盤は元気だったが、年末年始の過密日程で勝ち点を落としており、シティとの戦力差を痛感することになってしまった。特にリヴァプールは今後も要注意だ。現在アフリカネーションズカップが開催されており、フロントスリーのサディオ・マネとモハメド・サラーが欠けている。彼ら不在であれば攻撃は半減であり、控えにも彼ら級の選手はいない。 英『talkSPORT』では指揮官であるユルゲン・クロップはマネやサラーのような主力に依存しすぎていると指摘しており、シティに追い付くためにもよりスカッドを強化すべきだと主張している。そこで獲得候補に挙がっているのは、ウェストハムのジャロッド・ボーウェンとリーズのハフィーニャだ。 ボーウェンはここまで6ゴール7アシスト、ハフィーニャは8ゴール2アシストと両者ともに合計で10ゴール以上に関与しており、25歳と若い。マネもサラーも29歳であり、次世代の攻撃の軸として両取り、もしくはどちらかの獲得は必須か。そうなれば過密日程でのローテーションや終盤でのジョーカー起用もできる。 年末年始の過密日程で大きく離されることになった首位シティとの勝ち点差。ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームとの戦力差は歴然であり、今後はより控えメンバーを充実させる必要がありそうだ。
2024年04月23日 15:38
4月22日、ベガルタ仙台は公式YouTubeチャンネルで、同20日に行なわれたJ2第11節の清水エスパルス戦に密着した動画を公開した。
仙台は清水戦で、16分に先制されると54分にも失点。その後、65分に中島元彦のゴールで1点を返したが、83分に3点目を奪われる。終了間際の90+4分にオナイウ情滋が追撃弾も、2−3で敗れた。
動画には、試合後のロッカールームの様子が収められ、森山佳郎監督が選手たちにゲキを飛ばしている。
「俺は悔しい。ちゃんとやって負けたんだったらいいよ。前半、ビビってただろ。あんなの俺たちのサッカーじゃねえ。くそ。ええじゃん、負けたって。あんな消極的なサッカー見たくねえ。後半ぐらいやろうよ。今日の負けはめっちゃ悔しい。嫌だ、俺はこんなの。ガンガン行ってさ、バシバシやられても仕方ねぇじゃん、今の俺たち。
でも俺たち、ここから上がって行けばいいじゃん。だけど、前半のゲームじゃ何の未来もない。後半ぐらい最初からやれば、勝てたぜ。でも、今日の前半じゃ成長していかない」
【動画】「めっちゃ悔しい」ベガルタ指揮官が選手にカツ!
指揮官の言葉は熱を帯びる。
「行こうよ、みんなで声かけ合ってさ、戦おうぜ。ゴール向かおうぜ。いいよ、3点入れられたら4点ぶち込めばいいんだろ。今日だって、あと1点じゃん。あとワンチャンスじゃん。チャンスあっただろ、後半。牙をむき出しにして、相手に向かっていこうや。
面白くねえぞ、今日の前半。俺が監督になって今までで一番面白くなかった。こんなサッカーしたくねえ。行こうよ、アグレッシブに。ゴールに向かって、相手に向かって。負けたら仕方ない。強くなればいい。外したら仕方ない。練習しようぜ」
この投稿のコメント欄には以下のような声が寄せられた。
「ゴリさんのゲキに感動しました。ゴリさんが仙台の監督で嬉しい」
「試合後の森山監督の言葉、胸に沁み泣けました」
「ここから必ず強くなるぞー!」
「悔しさが、見ているこちら側にも伝ってくる」
「監督がゴリさんで本当に良かった」
「試合終了後の監督の声がけ、感動した」
「難しいことは言ってないけど胸を打つワードが多くて心打たれる」
「こっちまで、熱くなってくる」
「応援するクラブの監督が最高に熱くて誇らしいです」
「サポーターよりキレてるゴリさん…ありがとう」
仙台は次戦、27日にジェフユナイテッド千葉とホームで相まみえる。森山監督の気持ちに選手たちは応えられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 15:23
元Jリーガーの鄭大世氏が、“古巣”のFC町田ゼルビアで活躍する194センチの韓国人ストライカー、オ・セフンのプレーに着目。悪癖を指摘しつつ、“愛あるメッセージ”を送った。
「オ・セフンにアドバイスするなら、シュートをダイレクトで打てと。ストライド(歩幅)が長いから足の振りがめちゃくちゃ遅いんです。なので、止めて蹴ろうとしている時は相手に余裕で追いつかれているんです」
だから、鄭大世氏は「ダイレクトで打て」と言っているのだ。
「3対2と数的優位の局面でもフリーでパスを受けているのに止めちゃうから、ディフェンダーに寄せられてブロックされてしまう。ゴール前で横パスが来たらダイレクトで打てばいいんですよ」
直近のFC東京戦では見事なヘッドで決勝点を決めたオ・セフン。ポテンシャルは十分のストライカーだけに、“ちょっとしたプレーの変化”でゴールを量産できるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【PHOTO】まだまだ決めますオ・セフン!嬉しいJリーグキャリアハイを記録!今シーズン3ゴール目は決勝点!
2024年04月23日 15:13
現地時間4月21日に開催されたデンマーク・スーペルリーガ上位ラウンド第4節で、鈴木唯人が所属するブレンビーはホームでミッティランと対戦。2−1で勝利を飾った。
この一戦で2ゴールを奪う活躍を見せたのが、鈴木だ。まずは10分、ペナルティエリア手前の中央でボールを受けると、狙いすました左足のコントロールショットで先制点を挙げる。
さらに36分には、敵陣中央でルーズボールに反応。相手との競り合いに勝ってボールを前に持ち出すと、迷わず左足を一閃。鮮やかなミドルシュートを叩き込んでみせた。
【動画】鈴木唯人が鮮やかなコントロールショットで先制弾!
デンマークメディア『bold.dk』は、2つのゴラッソを叩き込んだ鈴木を以下のように称賛している。
「スズキのゴールショーを見た。ボックス外から左足で見事な2得点を決めた日本人は、特大の注目を集めた。異例とも言えるほどブレンビー・スタジアムを席巻した」
またチームメイトのショーン・クライバーも、「スズキには非常に優れた才能があり、彼の献身性、勝利のメンタリティ、そしてクラブへの愛がすべてのブレンビーファンの心にまっすぐに届いている」と賛辞を贈っている。
直近5試合で5ゴール・4アシストと絶好調の鈴木。22歳のアタッカーのさらなる活躍に期待がかかる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 15:00
世界的な老舗スポーツブランドも、様々な企業とのコラボレーションは今や当たり前となっている。
2024年04月23日 13:56
サッカーイタリア・セリエAのウディネーゼ(Udinese)は22日、ガブリエーレ・チョッフィ(Gabriele Cioffi)監督を解任し、後任にファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)氏(50)が就任すると発表した。契約期間は今シーズン終了まで。
ウディネーゼは20日にエラス・ベローナ(Hellas Verona)との下位対決に敗れ、降格圏のフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)と勝ち点で並んでいる。
カンナヴァーロ氏の初陣は25日のASローマ(AS Roma)戦となる。この試合はもともと先週に開催されたが、1-1同点の場面でローマのDFエバン・エンディカ(Evan Ndicka)が突然ピッチに倒れて中止となっていたため、今回は残りの18分が行われる。
カンナヴァーロ氏は現役時代にイタリア代表として2006年のW杯ドイツ大会(2006 World Cup)を制し、世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」の受賞経験もあるが、監督としてのキャリアは微妙なものとなっている。
これまで中東や中国で活動し、2019年には中国スーパーリーグ(1部)で優勝したが、昨季はセリエB(2部)・ベネベント(Benevento Calcio)の監督を短期間で解任された。
ウディネーゼは厳しいシーズン終盤戦を控えており、ローマ戦の後はボローニャ(Bologna FC)、ナポリ(SSC Napoli)、好調レッチェ(US Lecce)との対戦を経て、最後は残留を争うエンポリ(Empoli)、フロジノーネとの6ポイントゲームが続く。
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2024年04月23日 13:55
今夏にドイツで開催されるEURO2024だが、同大会の公式ステッカーをめぐる問題が起きているようだ。
2022年、アメリカのトレーディングカード会社であるToppsが、EURO2024におけるUEFAの独占ステッカーパートナーとしての権利をPanini社から引き継いだ。
『The Times』などによれば、全体的な権利はToppsが持つ一方、Paniniはいくつかのチームの権利を保有しているとのこと。そのため、イングランド、スペイン、ドイツ、フランス、イタリアの5チームはPaniniしか各国のユニフォームを使用できないそう。
また、Paniniは選手個人の権利も持っており、Toppsは他の選手で代用しなければいけないケースもあるという。例えば、フィル・フォーデンやジョン・ストーンズらはPaniniが権利を保有しているため、ToppsのEURO公式ステッカーアルバムには登場しない。そのため、Toppsのイングランドにはまだ代表経験のないルーク・トーマス(ミドルズブラDF)らが含まれているとのこと。
Paniniは1977年以降のEURO全大会でステッカーアルバムを提供しており、今大会も独自で制作。2社による分裂状態になった今大会は、Paniniのカードが387枚、Toppsが728枚という形になっているとか。
YouTuberでもあるカードコレクターは「両メーカーともに今回はやらかした。本当にがっかり。コレクターとして1年で最もワクワクするはずの時期なのに、アルバムを完成させることにね」と嘆いているそう。
EURO2024の「予選敗退ベストイレブン」が強すぎる
2022年に5億ドル(773億円)ほどでToppsを買収したFanatics社の広報担当はライバルをこう批判している。
「一部の選手が欠けていることは残念だが、これは大会の前ステッカーパートナー(Panini)がファンの不利益になるようにコレクションの特定部分をブロックしたせいだ。前ステッカーパートナーとは違い、我々はファンにコミットしており、現役選手や引退選手を含めたステッカーとカードを広く提供すること今大会で盛り上がってもらえると信じている」
アメリカではFanaticsとPaniniによる法廷闘争が繰り広げられている。Panini側は、Toppsの買収や、NBA、MLB、NFLとの異例の長期独占ライセンス契約が独占禁止法に違反すると訴えているそう。
2024年04月23日 13:30
2022ワールドカップ・カタール大会後はなかなか新監督が決まらず、南米予選でも出遅れるなど難しい時間を過ごしているブラジル代表。
今夏にはアメリカ開催のコパ・アメリカ2024も控えているが、気になるポイントの1つがセンターフォワードの人選だ。レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール、アーセナルFWガブリエウ・マルティネッリなどウイングタイプのアタッカーは多く輩出されているが、近年のセレソンはセンターフォワードの層があまり厚くない。
候補の1人となるのはアーセナルFWガブリエウ・ジェズスだが、元ブラジル代表FWリバウド氏はジェズスの現状を気にかけている。アーセナルではカイ・ハフェルツが最前線に入るケースも多く、ジェズスが絶対的な1番手になっていないのだ。
英『Football London』などによると、リバウド氏はクラブでの立ち位置は代表にも影響を与えると懸念しており、今夏に移籍するのも手だとメッセージを送っている。
「クラブ内で自分のポジションを失えば、ブラジル代表でのチャンスも妨げられる。それが現時点でガブリエウ・ジェズスにとっての懸念事項だ。得点数が増えていない場合、ストライカーにとってさらに痛い問題となる。ジェズスはチーム内での地位が微妙なものとなっているアーセナルに留まるべきなのか 、それともより多くのゴ ールを奪うべくリスクを冒して他クラブへ移籍する方がいいのかを検討する必要がある」
今夏のコパ・アメリカだけでなく、2026年のワールドカップへ向けてクラブでのアピールは重要だ。ブラジルではバルセロナ入りしたヴィトール・ロッキ、レアル・マドリード入りが内定しているパルメイラスのエンドリックなど若手FWも出てきているが、トッテナムのリシャルリソンを含め絶対的なエースは確立されていない。
ジェズスも候補者だが、今季ここまでプレミアリーグでは4ゴールしか挙げていない。27歳と中堅世代を迎えているが、セレソン1番手確保へ今夏に動きを見せるべきなのか。
2024年04月23日 13:01
ウディネーゼは22日、ファビオ・カンナヴァーロ新監督就任を発表した。
2024年04月23日 13:00
KNVBカップ決勝戦は、フェイエノールトが1−0でリードして、後半アディショナルタイム9分を迎えていた。
NECは最後の力を振り絞って反撃しようとしたが、右SBペレイラのドリブルは、上田綺世の好守備に阻まれた。そのまま左サイドをドリブルで突破しようとした上田に向かって、NECの左SBフェルドンクがピッチを横切って猛追し、強烈なタックル。
上田はピッチの上に倒されて、痛みに顔を歪ませた時、タイムアップの笛が鳴った。これでフェイエノールトは6年ぶり14度目のKNVBカップ戴冠だ。
優勝が決まった瞬間を、上田は知らなかった。
「足が痛かったんです。ベンチにいた選手が(ピッチに)入ってくるまで、僕は試合が終わったのに気づかなかったので、タイトルを取った感覚とか、その瞬間っていうのは分かんないです。でも、僕としては(ゴールを)決めたかったなっていうのが大きいですね」
ベンチスタートの上田がピッチに入ったのは76分。FWミンテが退場処分を受けた4分後だった。4−3−3から4−4−1にスイッチしたフェイエノールトは、前線に上田を一人残し、1点のリードを死守しようとした。
「自分がピッチに入るワンプレー前で1人退場しちゃって、言われていた戦術と違う内容になりました。僕自身、山ほど走んないといけなくて、めちゃくちゃキツかったですが、結果的に勝てて良かったと思います」
GKやDFから放り込まれたロングボールの競り合いに全勝するなど、上田はクローザーの役目こそ果たしたものの、81分に迎えたGKとの1対1のビッグチャンスにシュートを枠内に飛ばすことができなかった。
試合後、ピッチの上では仲間と抱き合い、ゴール裏のサポーターと喜びを分かち合った上田は「経験したことがなかったので、すごく新鮮な感じでした」と、その時の心境を振り返ったが、すでに笑顔は消えていた。
「やっぱり、ああいうのを決めていかないと。自分の存在価値を示すチャンスでしたし、チームももっと楽な試合展開にできましたし...。課題ですね。僕の仕事の本質は点を取ること。今日のチャンスは決めないといけなかった。なんで決められなかったのかも考えつつ、別に落ち込む必要もない。次に活かすし、練習するしかない」
一方のNECは前半、フェイエノールト相手に互角以上に戦った。とりわけ両SBから縦パスをCF小川航基に入れる攻撃が徹底されていた。29分には小川のポストからMFシェリーが先制ゴールを決めたかに思われたが、惜しくもオフサイドの判定に泣いた。
後半に入るとフェイエノールトが試合を支配し、なかなか小川にパスが届かなくなり、66分にベンチに下がった。この時点でNECは1点のビハインドを負っており、終盤のロングボール攻撃を見越して、彼をピッチに残しておくべきだったのではないだろうか...。
「(交代に)僕も正直、フラストレーションはありましたし、少し納得できないところはありましたけど、 あの時間帯はどうしても流れが悪かった。監督としてはなにかガラリと変えたいなかで3枚替えをした。僕がもっと良いパフォーマンスを見せていれば、その交代はなかったのかもしれない。でも、『僕がもし出ていたら、もっとやれたのにな』っていう思いはやっぱりありましたね」
【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
この大舞台で小川が感じたこととはなんだろうか?
「僕はまだまだ甘いなという印象ですね。今日はビッグクラブや、すごく良いクラブの人たちが見ているような大きな一戦だったと思います。選手の評価は、そういう1試合でガラリと変えることができます。こういうところで結果を残す選手が、どんどん上がっていく。今日の僕はそれができなかった。こういう試合で自分が点を決めて勝つこと、インパクトを残すことが、僕には必要でした」
スタジアムを埋めた1万7500人のNECサポーターを見て、小川は「NECのサポーターって、こんなにいるんだ」と感じ入ったという。
「ナイメーヘンの町全体が盛り上がっていて、スーパーマーケットがクラブの旗で覆われていたり、この1週間、この決勝戦の重要さをひしひしと感じてました。そして、今日はみんながまとまってバスで来たり(注:160台)、あんなに応援に来てくれたのに『申し訳ないな』って、やっぱり思っちゃいましたね。でも悲観することはない。残りリーグ戦4試合。しっかり勝点を積み重ねて、サポーターと喜びを分かち合いたい」
その心は、欧州カップ戦出場権獲得。現在オランダリーグ6位のNECは、カンファレンスリーグに進むチャンスを大きく残している。
佐野航大はトップ下→右ウイング→ボランチ→左インサイドハーフと多機能ぶりを披露し、立ち上がりには小川のポストプレーから右足でミドルシュートを撃つシーンもあった。
「悔しい――それが、まず一番。結果もそうですけど、それ以上に自分のプレーが全然でした」
とりわけ後半、フェイエノールトの勢いが増すと、佐野はフェイエノールトのMF勢(ティンバー、ステングス)やDFハンチュコ、ヘールトラウダとのデュエルに苦戦し、いつもならピタリと止まるはずのトラップも大きくなった。
「こういう舞台でできるのは数少ない人たちなので、この悔しい経験を次にどう活かすかっていうのは自分次第です。まだまだうまくならないといけないし、強くならなきゃいけないっていうのは、いつも以上に強く感じました」
佐野がベンチに退いたのは87分。まさにNECが捨て身の反撃に出ようとした時間帯だった。
「自分が後半、ボランチに入ってからのプレーもそんなに良くなかった。それなら相手も10人だし、しっかりフレッシュな選手を入れたい、というチームの意図は分かります。あそこで自分がチョイスされたということは、そういうことなのかなと思います」
KNVBカップの決勝戦という檜舞台で勝利したチームでプレーした上田も、負けた小川、佐野も三者三様に悔しい思いを残した。しかし、彼らのオランダでの挑戦は始まったばかり。伸びしろの大きな3人にとって糧となる試合になるはずだ。
取材・文●中田 徹
2024年04月23日 13:00
ウディネーゼは元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロが新監督に就任すると発表した。
契約は今シーズンが終了する2024年6月末までで、弟パオロもアシスタントコーチとして入閣する。
ウディネーゼは今季17位と低迷。勝点は降格圏18位のフロジノーネと同じだが、ローマ戦が中止となったことで消化試合数がひとつ少ない。残り6試合で対戦するのは、ボローニャ、ナポリ、レッチェ、エンポリ、フロジノーネ、そして、ローマ。
「凄い選手がいたのに降格の悲劇を味わった10のチーム」
50歳のカンナヴァーロが指揮を執るのは、2023年のベネヴェント時代以来。ウディネがセリエBに降格すれば、1994-95シーズン以来の2部落ちとなる。
2024年04月23日 12:45
4月22日、U-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループB最終節で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表は韓国と対戦。チャンスを作りながら決定力を欠き、75分にCKから許した一発で、0−1で敗れた。
首位通過を懸けた日韓戦を落とした大岩ジャパンは、準々決勝でA組1位の開催国カタールと相まみえることとなった。一方、宿敵を破った韓国は、同2位のインドネシアと戦う。
この結果を受け、韓国メディア『DAILIAN』は「韓日戦に勝利!ファン・ソンホンはほっと一息、日本は崖っぷち」と銘打った記事を掲載。次のように報じている。
「8強入りが確定し、ファン・ソンホン監督はトーナメントに向け、先発を入れ替えたなか、前半の日本の攻勢に耐えた後、後半30分にキム・ミヌ(デュッセルドルフ)がヘッドで決勝点を奪った。韓日戦という負担の大きい一戦で、スタミナ管理をしながら勝利を収め、開催国カタールとの対戦を回避し、最高の内容と結果を残した」
【PHOTO】U-23日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点・寸評。守備陣で唯一の及第点だったのは...
『DAILIAN』はそのうえで、「次戦で勝ち、準決勝に進めば、少なくともプレーオフへの出場権は得られる。オリンピック出場だけを考えれば、今大会で最も重要な試合は準々決勝である」と説明。自国と宿敵の最重要な一戦をこう占った。
「客観的な戦力では韓国の優位が予想される。しかし、インドネシアを軽視はできない。A組を2勝1敗で2位通過し、準々決勝に進出。オーストラリアとヨルダンを連破してセンセーションを巻き起こした。しかも指揮を執るのは、韓国サッカーを知り尽くしたシン・テヨン監督だ。
日本はA組1位のカタールと対戦する。開催国の彼らは1日早くグループステージを終えており、相対的に休息する時間がある。インドネシアの勢いを懸念する声もあるが、カタールよりは楽な相手だという意見が多い。グループステージで4得点、わずか1失点のカタールは、無敗(2勝1分)で準々決勝に進んだ」
日本は難敵カタールを退け、まずは五輪プレーオフ出場以上を確定させられるか。さらに勝ち上がれば、決勝で韓国との再戦もあるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 12:37
CL敗退に続き、宿敵レアル・マドリーとのエル・クラシコにも2-3で敗れたバルセロナ。
2024年04月23日 12:30
バイエルン・ミュンヘンがレアル・マドリードのDFフェルランド・メンディの獲得に興味を示しているようだ。フランス紙『L'Équipe』が伝えている。
バイエルンでは、DFアルフォンソ・デイビスが今季限りで退団することが有力視されている。圧倒的なスピードが武器のこの左サイドバックは、2025年6月末でバイエルンとの契約が満了となる。バイエルンは契約延長のオファーを提示しているが同選手はそれに応じていない。
デイビスに対しては、レアルがかねてから有力な移籍先候補として挙がっていた。そのレアルからデイビスと同じ左サイドバックのポジションを主戦場にしているメンディを代役として獲得したいというのがバイエルンの狙いのようだと同紙は報じている。
もっとも、レアルが簡単にメンディを放出する可能性は低いだろう。今季ここまでラ・リーガで19試合に先発出場している同選手に対して、カルロ・アンチェロッティ監督は絶大な信頼を寄せているからだ。
「守備の面では、彼は世界最高の左サイドバック。何でもできるし、1対1のデュエルではとても強い。数的不利な1対2の状況でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる」(ドイツ紙『Bild』より)
ドイツ紙『Bild』は、バイエルンとレアルとの間でデイビスとメンディの交換トレードが成立する可能性は低く、バイエルンがレアルに移籍金を支払う通常の形で獲得をめざすことになるだろうと伝えている。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝で対戦することが決まっている両クラブの間では、選手獲得の面で既に駆け引きが始まっているのかもしれない。
2024年04月23日 12:20
今年からMLBのロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平。
スポーツ史上最高額となる10年7億ドル(1083億円)で契約を結んだことは大きな話題になった。
そうしたなか、『The Athletic』は、NBA選手たちにNBA以外で好きなアスリートを聞く匿名のアンケートを実施。
1位はNFLボルチモア・レイブンズのクォーターバックのラマー・ジャクソンで得票率13%。2位は女子バスケ選手のケイトリン・クラーク。
3位はテニス選手のノヴァク・ジョコヴィッチ、4位タイにパトリック・マホームズ(NFLカンザスシティ・チーフスのQB)ら3人。そして、得票率2.6%の7位タイに大谷翔平ら3人。
その下に、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウド、キリアン・エムバペ、ネイマールらサッカー選手を含めた多くのアスリートが得票率1.7%で並んでいる。
大谷翔平は世界1位じゃない!1年あたりの世界最高給アスリート王
海外のサッカーファンからは「ショックだ。NBAにはサッカー好きがあまりいないことを物語っている」という反応も…。
ちなみに、ラマー・ジャクソンはNFL史上初めて1000ヤード(914メートル)ランを2シーズン記録したほどの走力を持つ選手。非公式ながら40ヤード(36.5メートル)走で4.34秒の記録を叩き出したことがあり、もし公式記録ならNFLのQB史上2番目のスピードになるとか。昨年にはレイブンズと5年2.6億ドル(402億円)の大型契約を結んでいる。
彼は2022年FIFAワールドカップに反応するなどサッカーも好きなようで、先日には「自分はメッシやエムバペのようなタイプになれたかもしれない」とX上に冗談交じりの投稿もしている。また、このほどバイエルン・ミュンヘンのトレーニング施設にも姿を見せた。
2024年04月23日 12:10
2026年のワールドカップに向けたアジア2次予選を戦っている日本代表。
3月シリーズでは北朝鮮と対戦し、没収試合を含め連勝を飾ったことで早くも3次予選進出を決めた。これにより、6月シリーズの2試合はより強化に焦点を当てたメンバー構成となることが予想される。
そうしたなか、アジアサッカー連盟(AFC)は、6月6日(木)に行われるミャンマー対日本の試合会場がトゥウンナ・スタジアムに決定したことを発表した。
トゥウンナ・スタジアムは首都ヤンゴンにあるミャンマーの国立競技場。5万人を収容する。
日本代表は過去に一度、2019年9月10日にカタールワールドカップ2次予選でアウェイゲームを戦っており、この時は現地でスコールに悩ませられながらも中島翔哉と南野拓実のゴールにより2-0と勝利している。
試合のキックオフ時間も現地時間6日(木)18:40に決定。日本とミャンマーの時差は2時間30分のため、日本時間では21:10キックオフとなる。
日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手
なお、6月11日(火)に行われる日本対シリアの一戦は、エディオンピースウイング広島で開催されることが決まっている。