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2022年01月21日 21:45
日本代表DF長友佑都(35=FC東京)が、森保ジャパンに今後求められる世界基準を熱弁した。 21日に行われた流通経大との練習試合で7―0と快勝後に取材に応じた長友は、収穫の一方で課題を強く強調した。 世界の強豪と渡り合っていくための基準として「強度は世界で勝っていくためにはまだまだ足りない。もっと上げていかないと行けない。日本は小さいコートでアジリティーを発揮することは得意。でもコートが大きくなるにつれて強度を出せない。世界のレベルを考えると、彼ら(強豪)の走量やフィジカルの使いどころを学ばないといけない」と森保ジャパンに求められるポイントを列挙。 そのうえで「世界で感じていたアジリティー、インテンシティーは伝えていきたい。世界のレベルに入ったときの自分たちの脳の神経系を含めてまだまだ遅いなと感じた」と長友流の教えをチームメートに注入していく構えだ。 そのうえで、森保一監督が目指すサッカーを代弁。「もちろん森保さんはW杯でベスト8以上の結果を残すための基準を伝えようとしている。森保さんの基準、意識も僕らは感じている。だからアグレッシブさ、インテンシティーが足りないときに監督が(練習を)止めた。あれで引き締まった。非常に大事なこと。いい刺激を与え合いながらトレーニングができている」と指揮官の熱い思いを力説した。 森保監督とお互いに全幅の信頼を寄せ合い、強固な絆で結ばれている長友。カタールW杯アジア最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日、ともに埼玉)では、負傷で不在となる主将のDF吉田麻也(サンプドリア)に代わってリーダーシップを発揮しそうだ。
2024年04月25日 19:44
スコットランドリーグは33節を消化し、今週末からポストスプリットに突入する。トップ6の残り5チームと対戦するセルティックは、3ポイント差の宿敵レンジャーズとのタイトルレースでいよいよラストスパートを狙う。
まずは4月28日、敵地でダンディーと対戦だ。大事な試合にブレンダン・ロジャーズ監督がどのような布陣で臨むか注目される。古橋亨梧や旗手怜央はスタメンに名を連ねるだろうか。
専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、レジェンドOBのジョン・ハートソンは、『The Go Radio Football Show』で「アイダが戻ってくるかもしれない。私はそう思う。彼がメインになる」と、アダム・アイダを称賛した。
「彼は好調だ。出るたびに良い印象を残してきた。セルティックにとって本当に貴重なゴールを決めてきたんだ。最近はかなり定期的にキョウゴとやっている。そしてアイダはベンチスタートより先発出場だともう少しやれると思う」
「キョウゴは素晴らしい。ワールドクラスだ。しかし、今季はベストじゃなかった。彼が大きなインパクトを残したのは、アイダが入ってきてからだ」
【動画】旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾
これに対し、67 HAIL HAILは「そうなるとは確信できない。そしてそれは、アイダを評価していないからではない。加入してからセルティックで大事な7得点をあげ、タイトルレースに踏みとどまらせてきた」との見解を示している。
「しかし、キョウゴは別格だ。彼の動きとキレは重要になるだろう。アイダはベンチスタートからの良いオプションとなる。日本人ストライカーがダンディー守備陣を疲れ切らせてから、彼はもっと効果的となるかもしれない」
何より大事なのは、3ポイントを積み上げることだ。ただ、古橋のゴールを期待しているファンも多いだろう。トロフィーを目指す終盤戦で、さらなる活躍ができるように願うばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 18:37
やはり先発で必要だったとの声もある。
現地4月24日に開催されたプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航を擁する2位のリバプールは16位のエバ―トンと敵地で対戦。0−2で痛恨の敗戦を喫した。
27分にFKの流れからDFジャレッド・ブランスウェイトのシュートで先制を許したリバプールは、58分にもCKからドミニク・キャルバート=ルーウィンにヘッドを叩き込まれて被弾。決定機をことごとく外し、一矢を報いることさえできなかった。
2試合ぶりにベンチスタートとなった遠藤は、63分の三枚替えでアンカーに入る。その直後に不用意なボールロストからピンチを招くと、持ち前のデュエルでも後手に回るなど、本領を発揮できなかった。
【動画】遠藤が投入直後にあわや失点の危険なミス
他のチームメイトと同様に現地メディアから厳しい声があがるなか、『SQUAWKA』はこう主張している。
「ベンチスタートには驚いた。バラバラの前半で、彼の存在がとても惜しまれた」
遠藤を外したため、アンカーに回したアレクシス・マカリステルが目立たなかったのも、リバプールにとっては誤算だったか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 18:30
U23アジアカップのグループステージ第3節で韓国を相手に0-1で敗れ、2位での決勝トーナメント進出となってしまったU-23日本代表。
パリ五輪への出場権を獲得するためには3位以内、大陸間プレーオフに進むためには4位に入らなければならない大会であるため、決勝トーナメント1回戦はチームの命運を分ける非常に大切なものとなる。
その相手となるのは開催国のカタール。自国開催の大会で非常に力を発揮するチームだけに、日本にとっては厳しい試合になることが予想されている。
それを前に、日本代表チームの舞台裏を撮影する動画「TeamCam」では敗れた韓国戦の模様を公開していた。
0-1で敗れたあとのロッカールームで、日本を率いている大岩剛監督は以下のように話していた。
「顔を上げてくれ。負けたのは悔しい。もちろん。でも俺たちは勝ち上がって、次の準備をしなければいけない。
これを生かさなきゃいけない。そのためにオレたちは3試合やってきているじゃないか。全員で。(西尾)隆矢も含めて。
勝ち上がるしかないよ、みんなでここでグッと強さを出そうぜ。全員でもう一回やろうぜ。今までやってきたことを。それだけだ」
そして、キャプテンの藤田譲瑠チマもそれに続いて以下のように話し、これまでの積み上げや準備を信じて戦おうと強調した。
「この敗戦で自分たちのサッカーがゼロになるわけじゃない。今まで積み上げたものを信じて、これから全部勝てるように良い準備していきましょう」
日本代表、U23アジア杯で対決!カタールの「歴代最高のレジェンド選手」6名
さらに、山本理仁は「最後は切符を死ぬ気で取りに行く。決勝トーナメント1回戦は固くなるもので、相手がどこであっても変わりがない。どアウェイの中でカタールでやれることはなかなかないので、声援を力に変えて楽しみたい」と話していた。
そして「勝ちましょう。勝つしかないよ」とコメントした。そのカタール戦は25日午後11時からキックオフされる予定だ。
2024年04月25日 18:29
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月25日、カタールで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でホスト国のカタールと対戦する。
2024年04月25日 18:00
今季のブンデスリーガでは、レヴァークーゼンが14日(現地時間)に行われた第29節ブレーメン戦に5-0で勝利して初優勝を決め、バイエルン・ミュンヘンのリーグ連覇は11で途絶えた。
2012-13シーズンからバイエルンがリーグタイトルを独占してきた要因の一つとして、同クラブの選手獲得方法が挙げられている。ボルシア・ドルトムントからロベルト・レヴァンドフスキやマリオ・ゲッツェ、シャルケからレオン・ゴレツカやレロイ・サネなど豊富な資金力を背景にドイツ国内のクラブから主力選手を引き抜くことで自身の強化とライバルの弱体化を同時に図る手法が、11シーズンにもおよぶバイエルン1強時代に繋がったと現地メディアの多くが指摘している。
そして、今年の夏もこれまでと同じような移籍が成立するかもしれない。イギリスの衛星放送『SKY』によると、センターバックの新戦力獲得をめざしているバイエルンがレヴァークーゼンのDFヨナタン・ターの獲得に動いているという。バイエルンは既にターの代理人と接触したとも同メディアは伝えている。
足元の確かな技術と身長195の恵まれた体躯を活かした高い対人能力を兼ね備えたターは、レヴァークーゼンにとって替えの利かない選手。疲労を考慮して試合の度に先発メンバー数人を入れ替えているシャビ・アロンソ監督が、ここまでターをリーグ戦30試合中27試合に先発させていることがそれを物語っている。
バイエルンがターの獲得に興味をしめしていることは、ドイツ紙『Bild』も昨年12月に報じていた。彼がいなくなれば、レヴァークーゼンの守備力が大きく低下するのは間違いない。それだけに同クラブとしてはターの流出、それもバイエルンへの移籍だけは何としても食い止めたいところだろう。
2024年04月25日 18:00
カタールを舞台に現在開催中のU23アジアカップで、準々決勝進出を果たしたインドネシア代表。
ここでは、今大会で使用中の新ユニフォームをご紹介したい。キットサプライヤーは新たに自国のスポーツブランドErspoとパートナーシップを締結している。Indonesia 2024 Erspo Home
インドネシア代表 2024 Erspo ホーム ユニフォーム
3月に行われたベトナムとのワールドカップ予選・2連戦から使用を開始した2024新ユニフォーム。
ホームは伝統のレッドを基調に、ホワイトを配したクルーネックと袖口のストライプが目を引く。サプライヤーが変わっても、これまで通りインドネシア国旗カラーをベースとしたデザインだ。
背面首元には国名“INDONESIA”をレタリング。これはホーム、アウェイの両ユニフォーム共通の仕様となる。
2023年までのサプライヤーMillsが手掛けたユニフォームは、そのデザインが好評を博していた。それだけに今回の変更は少々意外であり残念もである。Indonesia 2024 Erspo Away
インドネシア代表 2024 Erspo アウェイ ユニフォーム
新アウェイユニフォームは引き続きホワイトを基調とし、レッドの差し色というカラーコンビネーション。ホームの反転カラーとも言えるデザインだ。
ホーム、アウェイのどちらも基本的には同じデザイン。画像のコントラストを少し強くすると、このように非常に複雑な模様を描いているのが確認できる。
この模様の詳細は不明だが、エンブレムや国章に登場する神話上の霊鳥ガルーダを抽象的に表現しているようにも見える。
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新ユニフォームのデビュー戦となった3月のベトナムとの2連戦を連勝し、U-23代表はベスト8入りと躍進。新サプライヤーErspo製のユニフォームは、ここまではファンに好印象を残しているようだ。
25日に行われるU23アジアカップ準々決勝で、インドネシアはベスト4をかけて韓国と激突する。
2024年04月25日 17:47
現地4月24日に開催されたリーグ・アンの第29節で、南野拓実が所属する2位のモナコは4位のリールとホームで対戦。上位対決を1−0で制した。
4−4−2の左サイドハーフで先発した南野は、好調そのままに切れ味鋭いプレーを連発する。
38分には、バイタルエリアでのパス交換からキレキレのドリブルでペナルティエリア内に侵入。だが、後方からのチャージで倒れ、シュートに持ち込めない。
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ファウルかとも思われたが、笛はならず。PKをとってもらえなかった日本代表アタッカーは、珍しく激昂。審判に詰め寄り、チームメイトになだめられるほどだった。
このシーンにファンからは、「今の南野PKぽいなあ」「PKじゃね? そりゃ怒るわ」「惜しかったなぁ〜というかPKとってもらえないのかぁ〜」「ペナ内でドリブル突破して倒された感あったけどノーファウル」「ファウル取ってもらえず」といった声があがった。
接触がなければ、ビッグチャンスだっただけに、本人も納得がいかなかったのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 17:44
横浜F・マリノスは4月24日、ACLの準決勝・第2レグで、韓国王者の蔚山現代とホームで対戦。
2024年04月25日 17:40
21日に行われたバルセロナとのクラシコで決定的な働きを見せたのは、右サイドバックとしてフル出場したルーカス・バスケスだった。
アカデミーを経て長くレアル・マドリードで戦ってきたバスケスは、決してクラブの主役となるタイプの選手ではないかもしれない。しかし本職のウイングに加え、サイドバックの仕事にも対応するなど様々な役割でチームに貢献してきた。通算出場数は343試合に達していて、豪華なタレントを揃えるレアルでこれだけ長く活躍するのは簡単ではない。
先日のクラシコでは果敢なドリブル突破からPKを獲得し、後半にはヴィニシウス・ジュニオールのボールに合わせて同点弾を記録。そして後半アディショナルタイムには右サイドからクロスを入れてMFジュード・ベリンガムのゴールをアシストしてみせた。
32歳を迎えているバスケスとクラブの契約は今夏までとなっているが、スペイン『as』は契約延長へ向けて話し合う予定があると伝えている。
右サイドバックのバックアッパーとして計算できるバスケスは貴重な人材で、トップレベルで戦えることは先日のクラシコでも証明した。クラブの伝統を知るベテランとしてドレッシングルームでの影響力も大きく、バスケスの残留を望むサポーターも多いはずだ。
2024年04月25日 17:37
2024年4月23日、ヴァンフォーレ甲府が3選手の戦線離脱を発表した。
4月12日のトレーニングで怪我をしたGK 河田晃兵が左半腱様筋損傷で全治約4〜6週間。で、4月14日のJ2リーグ第10節のロアッソ熊本戦ではGK渋谷飛翔とDF小林岩魚が揃って負傷した。
小林は右大腿二頭筋損傷、右半腱様筋損傷で全治約4週間、GK渋谷は左第2、3中手骨骨折で4月15日に手術し、全治約2か月と診断された。
このタイミングでGK2人とDFを欠くのは痛手だろう。ショックを受けているファン・サポーターは少なくないはずだ。
ちなみに、チームはJ2の11試合を終えて5位と上位をキープしている。直近のザスパ群馬戦をピーター・ウタカ、アダイウトンらのゴールで4-1と制しているだけに、次節の愛媛FC戦にも勝利して勢いに乗りたい。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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2024年04月25日 17:30
今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任することが決まったリヴァプール。新しい指揮官が誰になるのか注目されている。
これまでシャビ・アロンソやルーベン・アモリン、ロベルト・デ・ゼルビなどの名前が上がってきたが、それらの指揮官はリヴァプール就任を断ったと伝えられている。
そして先日から大きな話題となっているのが、上田綺世が所属しているフェイエノールトの指揮官アルネ・スロット氏。
メディアではすでにリヴァプールとフェイエノールトの間で交渉がスタートしているとも伝えられており、それも比較的良好に進められているようだ。
アルネ・スロット氏の契約は2026年まで残っているものの、リヴァプールへ移ることには前向きであり、アシスタントのシプケ・フルショフとともにイングランドへと行きたいと考えているそう。
また、リヴァプールはアルネ・スロット氏の代理人であるラファエラ・ピメンタと関係が深く、交渉のハードルも少ないとのこと。
『Liverpool Echo』によれば、ヨーロッパのサッカーを専門とする評論家のアンディ・ブラッセル氏は「スロット監督はリヴァプールに適性がある」と語っているそう。
「フェイエノールトの勝点や戦い方を見てみれば、通常のシーズンなら優勝していると思うよ。ただPSVアイントホーフェンがあまりにも傑出していた。
彼らはカップ戦では優勝しており、長年にわたってアグレッシブなサッカーで一貫した成績を収めてきた。
そしてコロナ禍の2019-20シーズン、リーグが突然停止されなければアルネ・スロットのAZアルクマールは間違いなく簡単に優勝していただろう」
「チームを育成して若い選手を使っていくという考え方は、今のリヴァプールにとても合っていると思う。
またアルネ・スロットが望んでいる攻撃のスタイルはリヴァプールのファンにとって非常に魅力的なものだ。チームは常に相手にプレッシャーをかけ、ゴールを奪うために守りをすること。
メディアの前でクロップのように振る舞える監督は他にいないが、スロットも全く萎縮しない人物だ。ローマとの試合ではジョゼ・モウリーニョとやり合い、引き下がらなかった。
アヤックスからマンチェスター・ユナイテッドに行ったエリック・テン・ハフとの比較は避けられない。ただテン・ハフのアヤックスは、彼が最後に指揮した6ヶ月で守備に大きな問題を抱えていた。
そしてエリック・テン・ハフが率いているマンチェスター・ユナイテッドでも守備面の不安定さは見られている。つまり彼はそれらの問題を解決できない。
一方、アルネ・スロットのフェイエノールトはエールディビジで最高レベルの守備記録を持っており、過去2年に渡ってそれを続けてきた」
クロップ監督退任決定のリヴァプール「次期指揮官候補」はこの10名
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフは守備面の問題を解決させる方法を知らないように見える一方、アルネ・スロットはディフェンスでも組織を構築できるという。
また攻撃的でプレッシングを中心としているスタイルはリヴァプールにも合うと考えられるそうだ。
2024年04月25日 17:16
“チョリスモ”が脈々と流れるアトレティコ・マドリード。
2024年04月25日 17:00
16日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントはアトレティコ・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2ndに臨んで4-2で勝利し、2戦合計5-4で準決勝進出を決めた。
ブンデスリーガでは前節終了時点で5位と不本意なシーズンを過ごしているドルトムントだが、チャンピオンズリーグの舞台では躍進が続いている。パリ・サンジェルマン、ニューカッスル、ACミランと同組だったグループFを首位通過すると、決勝トーナメントではPSVアイントホーフェンとアトレティコを撃破して4強に駒を進めてきた。
準決勝は、グループリーグでは1敗1分けと勝てなかったパリ・サンジェルマンと再戦する。ドルトムントのニコ・シュロッターベックは、5月1日に予定されているホームでの1stレグがカギになると予想している。
「彼らとパリで対戦した時、僕らはとても守備的な戦い方をして、相手をリスペクトし過ぎていたし、ホームで対戦した時は負けそうになった。大事なのは、1stレグだ。この試合に全力を注ぎ、スタジアム全体を盛り上げていく必要がある」(ドイツ紙『Bild』より)
また、シュロッターベックはキリアン・ムバッペらパリ・サンジェルマンの強力アタッカー陣を警戒しつつ、11年ぶりの決勝進出に自信をのぞかせている。
「(決勝進出についての)確信の度合いは大きいよ。チーム、そしてクラブ全体が大きな期待を寄せている。物凄く速いフォワードがいる非常に良いチームとハイレベルな試合を2回やることになるから、気を引き締めていく必要がある。パリでの2ndレグで決勝進出を決められるように、ホームでの1stレグで有利な状況を作り出したい」
ドルトムントとパリ・サンジェルマンによる準決勝は、5月1日にドルトムント、同7日にパリで開催予定となっている。果たしてドルトムントはユルゲン・クロップ監督(現リヴァプール)が指揮を執っていた2012-13シーズン以来となる決勝の舞台に立つことができるのだろうか。
フンメルス ブラント #UCL pic.twitter.com/OSg4uSyeeF— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) April 23, 2024
2024年04月25日 17:00
24日に行われたAFCチャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグで、韓国の蔚山現代をPK戦の末に退けた横浜F・マリノス。これがクラブ史上初の決勝進出となり、一足先に決めていたUAEのアル・アインと対戦することになった。
その横浜FMは今季より元オーストラリア代表のハリー・キューウェル監督が率いているが、アル・アインを指揮しているのが元アルゼンチン代表のエルナン・クレスポ監督。両者とも母国の超レジェンドであり、キューウェル監督が1978年生まれの45歳、クレスポ監督が1975年生まれの48歳と同じ時期に活躍したスター同士の対決とあって早くも話題を集めている。
また彼らは、“サッカー史上に残る大逆転劇”として知られる2005年5月25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝、リヴァプール対ミランの一戦に先発としてピッチに立っていた二人でもある。
この試合はミランが前半だけで3ゴールを奪ったが、リヴァプールは後半の54分からわずか6分の間で同点に。リヴァプールはその後延長を経てPK戦の末に勝利し、21年ぶりに欧州王者へと返り咲いた。稀にみる大逆転、そして開催地がトルコの大都市イスタンブールだったことから「イスタンブールの奇跡」(ミラン側からは「イスタンブールの悲劇」)と呼ばれている。
キューウェル監督はそんな伝説の試合にリヴァプールの一員として出場し歓喜を味わった。彼自身は前半23分に負傷交代しているものの、蔚山との2ndレグの前には「チームは本当に素晴らしい成績を残した。諦めない姿勢が本当に目に焼き付いている。だからこそマジックが起きたと思っている」と当時を振り返っている。
一方ミランの選手として出場したクレスポ監督にとっては悪夢というほかないだろう。なぜなら前半3点のうち2得点を決めていたのがこのアルゼンチン人FWだったからだ。英雄になり損ねた彼はショックのあまり現役引退も考えていたことを後年語っている。
そんな二人が相まみえるACL決勝の2ndレグは5月25日に行われる。この日は上述の「イスタンブールの奇跡」からちょうど19年となる日。かつて欧州で頂点を争った二人が、19年の時を経て今度は指揮官としてアジアの頂点を争うというのも出来過ぎたストーリーである。
サッカーファンの中には「キューウェル監督のリヴァプール/イングランド、横浜FM/日本の国旗と、クレスポ監督のミラン/イタリア、アル・アイン/UAEの国旗の配色がほぼ同じだ!」と指摘する声まで出ているほど(イングランドと日本は白地に赤、イタリアは緑/白/赤、UAEは緑/白/黒/赤)。
2005年、CL優勝したリヴァプールの「伝説スタメン」覚えてる?
2ndレグが行われるアブダビの地でキューウェル監督が「アル・アインの奇跡」(アル・アインは地名でもある)を起こすのか。それともクレスポ監督が19年越しのリベンジに成功するのか。いずれにせよ、両クラブとかかわりのないファンにとっても楽しみな一戦になることだろう。
2024年04月25日 16:49
現地4月24日に開催されたプレミアリーグ第29節の延期分で、16位のエバートンは遠藤航が所属する2位のリバプールとホームで対戦した。
序盤から相手にボールを支配されたなかで、27分にジャラッド・ブランスウェイトのゴールで先制。さらに58分にもドミニク・キャルバート=ルーウィンが追加点を挙げ、2−0で勝利した。
貴重な2点目をマークした27歳のストライカーは試合後、優勝を争う相手に完勝した一戦を、次のように振り返った。クラブの公式サイトが伝えている。
「本当に衝撃的だったよ。あんな雰囲気は久しぶりだった。素晴らしい夜だし、みんなにとって良い思い出になっただろう」
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
実に3シーズンぶりとなるマージーサイドダービーでの白星。喜びもひとしおだ。
「地元のダービーだし、ファンにとって、そして僕にとってどんな意味があるかは、ここに長くいるからよく分かる。リーグ戦での順位を考えれば、最高の結果だ。勝点3が必要だったし、今夜は全てが上手くいった」
プレミア残留に向けて、同じ街のライバルから大きな勝点3を得た。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部