2022年05月24日 16:08
今月28日にフランスのパリで開かれるチャンピオンズリーグ(CL)決勝まで1週間を切った。というわけで、今シーズンのCL決勝について知っておきたいデータをおさらいしよう。 今シーズンの決勝のカードはリヴァプール対レアル・マドリード。レアルが13度目の欧州制覇を成し遂げた2018年のファイナルの再現となる。チャンピオンズカップ時代を含め、彼らが対戦するのは9回目。過去8戦の対戦成績はレアルが4勝1分3敗で一歩リードしている。直近の対戦は昨シーズンのCL準々決勝で、その時は2戦合計3−1で“白い巨人”に軍配が上がった。 両チームが決勝で対戦するのは3度目のこと。4年前のファイナルでは、リヴァプールのGKロリス・カリウスのスローイングをFWカリム・ベンゼマがブロックすると、そのままゴールに吸い込まれて思わぬ形でレアルが先制。リヴァプールもすぐに同点に追いついたが、60分過ぎに投入されたギャレス・ベイルが完璧なバイシクルシュートを含む2ゴールを奪い、3−1でレアルが頂点に立った。その試合では、前半にDFセルヒオ・ラモスが危険な“投げ技”でFWモハメド・サラーの肩を脱臼させたことも物議を醸しだした。 一方で1981年のファイナルでの対戦では、左サイドバックのアラン・ケネディが試合唯一のゴールを決めてリヴァプールが通算3度目の欧州制覇を果たした。その時の会場がパリのパルク・デ・プランスだった。今年の決勝は、そこから12kmの位置にあるパリ郊外のスタッド・ド・フランスで開かれる。ちなみにスタッド・ド・フランスでのCL決勝は今回で3度目だが、過去に2回はどちらもスペイン勢が頂点に立っている(2000年のレアル、2006年のバルセロナ)。 レアルは歴代最多17回目のチャンピオンズ決勝に臨む。ファイナルでの成績は13勝3敗で、勝率は実に80%以上を誇る。これは、3回以上の決勝を経験しているクラブの中で最高の勝率だ。3敗のうちの1つが1981年のリヴァプール戦である(他は1962年ベンフィカ戦、1964年インテル戦)。それ以降は決勝で負けておらず、レアルはCL決勝で現在7連勝を誇っているのだ。1992年に大会がチャンピオンズリーグに刷新されて以降、決勝では全勝していることになる! ファイナルでレアルに次ぐ勝率を誇るのがリヴァプールだ(決勝進出3回以上のクラブに限る)。過去9回も決勝の舞台に立ち、6勝3敗で勝率は67%(アヤックスと同率)。リヴァプールの3敗は、2018年のレアル戦、2007年のミラン戦、1985年のユヴェントス戦だ。そして2007年のファイナルでミランを率いていたのが、現在レアルの監督を務めるカルロ・アンチェロッティなのだ。 アンチェロッティは、ミラン時代に2度優勝(2003、2007)し、レアルでも2014年にCLを制して計3度の欧州制覇を誇る。チャンピオンズ優勝3回はジネディーヌ・ジダン(レアルで3連覇)、ボブ・ペイズリー(リヴァプールで3回優勝)に並び歴代最多タイ。今回、頂点に上り詰めれば単独最多記録となる。こうして監督別の優勝回数を見ると、レアルとリヴァプールを率いることが欧州制覇3回以上の条件になっているようだ! そのアンチェロッティは、リヴァプールとの因縁が深い。2005年のCL決勝ではミランを率いてリヴァプールを相手に前半のうちに3点のリードを奪うも、後半に追いつかれてPK戦の末に敗れた。歴代最高の決勝とも呼ばれる“イスタンブールの奇跡”だ。その2年後、再び決勝でリヴァプールと対戦し、その時は見事にミランを頂点に導いてリベンジを果たした。それだけではなく、ローマの選手だった1984年にもチャンピオンズ決勝でリヴァプールとぶつかっている。残念ながらアンチェロッティは膝の怪我で出場できず、チームもPK戦の末に惜敗。ピッチの外から決勝を見守ったアンチェロッティは「悲しい思い出しかない」と振り返ったことがある。 さらにアンチェロッティは、2019年12月から昨年6月までリヴァプールの地元のライバルであるエヴァートンを率いていた。アンチェロッティがイタリア勢以外で最も対戦経験が多いトップ3は、アトレティコ・マドリード(19戦)マンチェスター・U(18戦)、そしてリヴァプール(16戦)なのだ。リヴァプール戦は、16試合で8勝3分5敗と勝ち越している。 エヴァートンの監督に就任した際も「ファンは私のリヴァプール戦での戦績を知っており、満足しているはずさ」と語っていた。その言葉通り、エヴァートンの指揮官としてもリヴァプール戦で抜群の勝負強さを発揮した。2020年のFAカップでは敗れたが、プレミアリーグで対戦した3試合は「1勝2分0敗」! そこからほとんど戦力が変わっていない今シーズン、エヴァートンはリヴァプールを相手に1−4と0−2で敗れ、チームも残留争いに巻き込まれて下位に低迷。昨季までチームを率いていたアンチェロッティの手腕が改めて評価されている。 リヴァプールで一時代を築いているクロップも、アンチェロッティとの対戦は分が悪い。クロップは、ペップ・グアルディオラに勝ち越している数少ない監督の一人だが、アンチェロッティとの対戦成績は10試合で3勝3分4敗と負け越している。ドルトムント時代の2013−14シーズンのCL準々決勝ではアンチェロッティのレアルと対戦して計2−3の敗戦。そのシーズン、結局レアルが頂点に上り詰めた。さらにクロップはリヴァプールに来てからも、アンチェロッティが率いるナポリに1勝1分2敗。そして前述通り、アンチェロッティのエヴァートンには1勝2分1敗と苦しんだ。 クロップは自らを「準決勝の世界記録保持者」と呼ぶように準決勝は素晴らしい成績を残しているが、これまで決勝戦は苦しんできた。ドルトムント時代から数え、クロップが主要大会の決勝に進むのは今回で12回目。ドルトムント時代に2013年のCL決勝でバイエルンに敗れてから、レアルの前に涙をのんだ2018年のCL決勝まで、主要大会のファイナルで「6連敗」という苦い経験をした。しかし、それ以降は2019年のCL決勝のトッテナム戦(2−0勝)を皮切りにファイナルで4連勝中である。 今シーズンもクロップは、前人未到の「4冠」こそ逃したが、既にリーグカップとFAカップを制しており、CL決勝では“カップ・トレブル”を目指すことになる。対するアンチェロッティは、今季既に前人未到の快挙を達成している。レアルをラ・リーガの頂点に導き、これで欧州5大リーグを全て制した初めての監督となったのだ! そしてアンチェロッティは歴代最多5度目のCL決勝に臨む。一方クロップも、アンチェロッティに次いで歴代2位タイとなる4度目のCL決勝に挑むわけだ。 そう考えると今回のファイナルは、CLに愛されたクラブ同士、監督同士の頂上決戦という構図になるようだ。(記事/Footmedia)
2024年04月24日 14:04
現地時間4月23日に開催されたプレミアリーグ第34節で、冨安健洋を擁する首位のアーセナルは、9位のチェルシーとホームで対戦。レアンドロ・トロサールが先制点を奪った後、ベン・ホワイトとカイ・ハバーツが2発ずつ追加点を挙げ、5−0で大勝した。
前節のウルバーハンプトン戦は打撲のため欠場した冨安は、チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦以来、2試合ぶりに先発。左サイドバックで72分までプレーし、鋭いインターセプトでチャンスの起点となったほか、打点の高いヘッドで惜しいシュートも放つなど、確かなインパクトを放った。
上々のパフォーマンスを受け、地元メディアが日本代表DFを絶賛。『London World』と『The Standard』が採点記事で高得点を与え、それぞれ次のように評している。
【動画】ファンが激怒した冨安への危険な踏みつけ行為
『London World』8点
「サイドバックとして本当に安定したパフォーマンス。(ノニ・)マドゥエケにさほど苦しめられることもなく、前に出ていくプレーも良かった」
『The Standard』7点
「打撲から復帰し、サイドに戻った。堅実なパフォーマンスで、今のアーセナルで最高の左サイドバックに見える」
一方で英紙『Daily Mail』は、冨安が開始8分でニコラス・ジャクソンに右足を踏みつけられながら、イエローカードすら出なかったシーンに着目。7点を付けたうえで、こう綴った。
「開始早々、ニコラス・ジャクソンに踏みつけられた。これはレッドカードだったはず。ピッチに留まり、プレーを続けたのは見事だった」
フィット時はプレミア屈指の堅守を誇る冨安。怪我さえ無ければ、勝負の終盤戦で重要な役割を担うはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 14:00
チェルシーはプレミアリーグ第29節延期分でアーセナルと対戦し、0-5と大敗を喫した。前半早々にレアンドロ・トロサールの先制弾を浴び、前半はどうにか持ちこたえたものの後半に決壊。得点を挙げることもできないまま敗れた。
この試合で、スタンドにいた子供のファンが掲げていたメッセージが話題となっているようだ。英『Daily Mail』が伝えている。掲げたカードには「シャツはいらない。私たちのために戦って」と書かれていた。
通常であれば、子供のファンが掲げるメッセージにはお気に入りの選手の名前とともに「シャツをちょうだい!」などと書かれているものだ。幼い子供の目にも、チェルシーが未だ混乱のさなかにあり、多くの問題を抱えていることがわかるのだろう。
試合後、この幼い子供からの叱咤のメッセージについて問われたゲームキャプテンのコナー・ギャラガーは「そうだね。僕たちは間違いなく努力をしている」「これが選手たち全員にとってどれだけ意味があるかはわかっているし、何度も言われてきたことだと思うけど、このチームは非常に若くて、プレミアリーグでのチームとしての経験はあまり多くないんだ」と答えた。
ファンもこの幼いファンのメッセージに共感を示したようだ。「あの子が持っていたサインを見て、さらに心が折れたよ。恥を知れチェルシー。頭を下げろ」「ポチェはこれをドレッシングルームの壁に釘付けにするべきだ」など、SNSにポストされた怒りのメッセージを同紙は紹介している。
大敗を喫したとはいえ、6位ニューカッスルと3ポイント差にまで追い上げているチェルシー。苦い経験を糧に、ラストスパートでどこまで追い上げることができるか期待したい。
2024年04月24日 13:51
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの状態に言及した。23日、クラブ公式サイトが伝えている。
今季ここまで公式戦32試合出場で15ゴール4アシストを記録しているジョッタはひざの負傷で約2カ月の離脱を余儀なくされていたものの、今月11日のヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝ファーストレグのアタランタ戦で戦列復帰し、21日のプレミアリーグ第34節フルアム戦では先発復帰も果たしてゴールも決めていた。
しかし、24日に行われるエヴァートン戦を前に会見を実施したクロップ監督は「残念ながらそうだ。ディオゴはゴールを決めたけど、少し何かを感じたようで、それが今はもう少しのものだと判明した。それで彼は2週間離脱することになる」とジョッタが再負傷したことを明かしつつ、次のように続けた。
「正直に言うとあまり言えることはない。彼が先発出場しなかった試合前に普通の挑戦で打撲があり、その後腰にも少し痛みを感じていた。でも、彼を先発起用しなかったので問題なかったし、途中出場させても問題はなかった」
「その後、彼は直前の試合に先発出場し、明らかに大丈夫だった。そしてフィニッシュの際に小さな問題が起きた。それでも、シーズンも終盤に差し掛かっているので、新たなケガ人は素晴らしい瞬間ではない。大した事ではない。2週間と言っても、実際にはほとんどないけど、起用できなくなるには十分だ」
2024年04月24日 13:26
サッカーフランス代表のFWオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)との契約が切れる今季終了後に米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC(Los Angeles FC、LAFC)に移籍すると、同選手に近い筋が23日に明かした。
2024年04月24日 13:14
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップが、現地4月15日に開幕。同23日にグループステージの全日程が終了し、ノックアウトステージに進む8か国が出揃った。
グループBの日本は中国、UAEを連破も、最終節で韓国に敗れ、2位突破。準々決勝ではグループAを首位通過した開催国のカタールと激突する。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
今大会で上位3か国に入れば、パリ五輪の出場が決まる。3位決定戦で敗れた場合は、AFC・CAFプレーオフでギニアと相まみえ、勝者がパリ行きのチケットを掴む。
8大会連続の五輪出場が懸かる大岩ジャパン。注目のカタール戦は日本時間で25日の23時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 12:55
マンチェスター・シティの女子チームでプレーする長谷川唯。
なでしこジャパンこと日本女子代表の主軸である彼女は、イングランドのチームメイトたちから愛されている。DFエスメ・モーガンとも仲良しのようだ。 この投稿をInstagramで見る Esme Morgan(@esme.morgan)がシェアした投稿
長谷川はモーガンとの2ショットに「世界で一番好きな笑顔」と反応。するとモーガンも「love you yumyums」とハートの絵文字をつけて返信していた。
「yumyums」という名前のキャラクターも存在するが、長谷川の愛称にもなっているのだろうか。
なでしこジャパンの最強女子5名
ちなみに、モーガンは23歳なので、長谷川が4つほど年上。「いつも笑顔」とシティの公式HPで紹介されているモーガンはセンターバックだけでなく、守備的MFや右サイドバックとしてもプレーできるが、ストライカーからコンバートされたとか。
2024年04月24日 12:52
横浜FCでコーチを務める中村俊輔が、リバプールの遠藤航について語った。『WOWOWサッカー』の公式YouTubeチャンネルがインタビュー動画を公開。稀代のファンタジスタは、プレミアリーグのビッグクラブで躍動する31歳ボランチの“強み”に関して、「一番はゲームを読む眼」と考えている。
「特に中盤って、360度ありますし、自分の周りにたくさん(選手が)いるポジション。だから、よく首をひねっていますし、今、自分がどこにいて、相手がどこにいて、ボールがどこだから、次の次に何が起きるかという予測の能力が高いと思います」
そのスキルがあるからこそ、自慢の“デュエル”でボールを刈り取ることもできる。
「でなければ、あの取り方はできないと思う。どうしても、人に行っちゃうんですよ。だけど、(遠藤は相手を)泳がしておいて、ボールを出させて、反転した次を狙う。見えないところから入ってくる。そういうボールの取り方をするので。よくサッカーを知っているなって」
【動画】「よくサッカーを知っているなって」中村俊輔が遠藤航を語る
俊輔は「ドイツでの経験も大きいと思う」とし、「全部が積み重なって、30(歳)を超えて、ビッグクラブでプレーできるのって、本当に素晴らしい」と称賛する。
「それを自分も経験したかった。ビッグクラブにもし行けていたら、もっと自分のプレーができたのかな。感じてみたかった」と自身のキャリアを振り返りつつ、「周りの選手が良いと、自分のプレーに専念できるじゃないですか。自分の得意なプレーかな」との見解も示す。
イングランドの超名門クラブでプレーする遠藤が、まさにそうした環境に身を置いているだけに、俊輔は「スムーズに今、いっているのかなという気がします」と述べた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 12:29
水戸ホーリーホックは24日、MF井上怜がテゲバジャーロ宮崎へと育成型期限付き移籍することを発表した。
2024年04月24日 12:20
U-23日本代表は、パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップの準々決勝でカタールと対戦する。
開催国でもあるカタールは、グループステージを2勝1分の首位で突破してきた(インドネシアとヨルダンに連勝、オーストラリアと引き分け)。
カタール紙『Al Arab』によれば、カタール代表FWムバラク・シャナン・ハムザは「日本戦は決勝」と話していたそう。
「カタール開催の大会で、無敗を維持してグループ首位で準々決勝に進出できたことは素晴らしいこと。
明日、僕らは日本との準々決勝を決勝として戦う。僕らの目標は応援してくれるファンたちを幸せにすること。応援してくれる大勢の観客のもとでプレーしているけれど、プレッシャーなく大会を戦えている」
イリディオ・ヴァーレ監督が率いるカタールと日本は、2023年に中国で行われたアジア競技大会でも対戦。その時は日本が3-1で勝利している。
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ただ、『Al Arab』は、そこでの経験からヴァーレ監督は日本についての経験と知識があるとも伝えている。
2024年04月24日 12:10
パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップの準々決勝で開催国カタールと対戦するU-23日本代表。
カタール紙『Al Raya』によれば、この試合はシリア人のハンナ・ハタブ主審が担当することになったという。
35歳の同審判は、今大会でグループDのクウェート対ウズベキスタン戦を担当。クウェートに一発レッドカードが提示され、ウズベキスタンにPK2本が与えられた一戦は、5-0でウズベキスタンが勝利している。
また、同審判は2022年に行われた前回大会のU23アジアカップでは日本対韓国の準々決勝を担当。その際は日本が3-0で勝利している。そのほか、AFCアジアチャンピオンズリーグのヴィッセル神戸戦を裁いた経験もある。
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『Al Raya』は「明日の試合は今大会で最も厳しい挑戦となる。優勝候補の一角である日本の強さもあり、準決勝進出のためには選手の集中力だけでなく、ファンのサポートも必要。ファンたちは選手がピッチ上でエネルギーを爆発させるための燃料になる。ファンの存在は選手のモチベーションを高め、ベストを尽くすうえで大きな役割を果たすため、一般の人達の存在が非常に重要」とも伝えている。
日本にとってはアウェイムードのなかでの厳しい戦いが予想される。
2024年04月24日 12:02
チェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーが、幼いファンからの要求に言及した。23日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
プレミアリーグ第29節延期分が23日に行われ、チェルシーはアーセナルと対戦。4分に先制点を許すと、後半には4失点を喫し、0−5で大敗した。
プレミアリーグでは試合中にファンが選手たちに向けて「シャツが欲しい」とプラカードを掲げている場面をよく見受けられるが、この試合ではチェルシーの幼いファンが「僕はシャツが欲しくはない。あなたたちには僕たちのために戦って欲しい」と掲げられたことが話題となっている。
試合後、このことを指摘されたギャラガーは「僕たちは間違いなく努力しているけど、それがすべての少年たちにとってどれだけ意味があるかも知っている」と語りながら、次のように続けた。
「とても若いチームであり、チームとしてプレミアリーグでの経験があまりない。今シーズンは見ての通り、多くの浮き沈みを経験している。僕たちはまだ改善を続けており、チームとして次のレベルに到達できるように協力している」
「今日は僕たちがそこに及ばなかった日の一つだ。自分たちの埃を払って、パフォーマンスを見て、どこを改善する必要があるのか、そして犯したすべてのミスの修正できるところを見つめていく必要がある」
【ハイライト動画】アーセナルvsチェルシー
2024年04月24日 12:00
昨年、南米最強クラブを決めるコパ・リベルタドーレスで初優勝を遂げブラジルの名門フルミネンセ。
2024年04月24日 11:58
サッカーイタリア杯(Italian Cup 2023-24)は23日、準決勝第2戦が行われ、ユベントス(Juventus)は1-2でラツィオ(SS Lazio)に敗れたものの、2戦合計スコア3-2で決勝に進出した。
第1戦に2-0で先勝していたユベントスは、この日はラツィオに完全に圧倒され、バレンティン・カスティジャーノス(Valentin Castellanos)の2ゴールで2戦合計で追いつかれたが、83分に交代出場のアルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)がファーストタッチでゴールを挙げて突破を決めた。
ユベントスは5月15日の決勝でフィオレンティーナ(Fiorentina)かアタランタ(Atalanta)と対戦する。両チームの準決勝はフィオレンティーナが1-0で先勝し、24日に第2戦が行われる。
リーグでは直近12戦でわずか2勝しか挙げられず、3位のユベントスだが、イタリア杯では15回目の優勝を狙う。マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督はホッとした様子で「決勝に進出できて非常に満足だ。リーグでは欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場まであと数ポイント必要だし、終盤戦へ向けて勢いがつく」と話した。
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2024年04月24日 11:55
現地時間4月23日に開催されたプレミアリーグ第34節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、チェルシーとホームで対戦。5−0で大勝し、首位の座をキープした。
鋭い出足を見せたアーセナルは、開始4分でレアンドロ・トロサールが先制点を奪取。さらに後半に入ってベン・ホワイトとカイ・ハバーツがそれぞれ2発を叩き込み、中位に沈む名門に圧倒的な力の差を見せつけた。
満員のホームサポーター同様、ミケル・アルテタ監督も会心の勝利に笑みが溢れる。クラブ公式サイトによれば、試合後のインタビューで「結果、ゴールの数々、クリーンシート、そしてサポーターと一緒に過ごした一夜は、最初から魔法のようだった」と手応えを示した。
「信じられないよ。(サポーターは)跳ねたり、歌ったり、応援したり、チームと一緒に盛り上がっていた。本当にありがたい。この雰囲気は相手にとって、非常に非常に難しいものだからね。今夜は楽しんで、今すぐ素敵なディナーを堪能しよう。少し休んで、明日からスパーズ戦に備える」
【動画】チェルシーを粉砕!アーセナルの圧巻5ゴ―ル
直近のウルバーハンプトン戦は打撲のため欠場した冨安ほか、トーマス・パーテイもチェルシー戦で先発に復帰した。指揮官はこの2人の話題を振られ、彼らの貢献に賛辞を寄せた。
「ああ、本当に良かったよ。トーマスはリズムを掴んできていると思う。ここ数か月、不在だったので、彼のための試合であり、正しい形でチームに影響を与えられると信じていた。彼は確かにそれをやってのけた」
次節のトッテナム戦は5日後。チェルシー粉砕の勢いそのままに、敵地でのノースロンドン・ダービーでも圧勝なるか。怪我人が復帰し、陣容も整ってきたなかで、否応なしに期待が高まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 11:53
レアル・ソシエダのMF久保建英が、26日のレアル・マドリード戦で先発復帰する可能性が高いようだ。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
直近2試合は筋肉系の違和感を抱えていたことで、ベンチスタートとなった久保建英。それでも、21日のラ・リーガ第32節ヘタフェ戦では後半から途中出場すると、77分にはスルスルと敵陣奥深くまで侵入しマイナスの折り返しでチャンスを演出するなど復調をアピールしていた。
そんな久保は、26日に行われる第33節レアル・マドリード戦で、3試合ぶりの先発メンバーに復帰する可能性があるようだ。『マルカ』によると、ヘタフェ戦で良いパフォーマンスを発揮した同選手が、こちらも好調を維持していたFWジェラルド・ベッカーと代わり、右サイドのスターターとなる見方が強いとされている。
また『マルカ』は、久保がこの一戦に並々ならぬ意欲を燃やしていると指摘。かつて所属したレアル・マドリードとの対戦ということ、本拠地『アノエタ』では昨年10月のアスレティック・ビルバオ戦以来、約7カ月ゴールから遠ざかっていることを列挙。今年1月のアジアカップを境に、8試合で5得点を記録し、日本人選手初となるラ・リーガ月間MVP賞を受賞した「シーズン序盤戦の高いレベルには達していない」ことも、結果への“飢え”を醸成させているようだ。
昨シーズンに『アノエタ』で対戦した際には、久保が1ゴールを決めて勝利に貢献していたが、期するものがある“チュリウルディン”の14番は、再び古巣を喰らうのだろうか。注目の一戦は、日本時間27日の4時にキックオフを迎える。