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2022年05月24日 17:45
ガンバ大阪は5月24日、観戦ルール違反行為が確認されたサポーターに対し、アウェーゲームを含む無期限入場禁止処分を下したと発表した。 クラブによると違反行為は2件で、どちらも21日にヨドコウ桜スタジアムにて行なわれたC大阪との大阪ダービーにて発生。G大阪は、「安心・安全な試合運営を実施する為、事前に両クラブより『フェアでクリーンな大阪ダービー開催に向けて』という声明文を出した中、重大な観戦ルール違反行為が認められました」と違反行為の詳細を発表している。 1件目は、サポーター2名による危険行為(スタンド内投げ込み及びフィールドへの投げ込み行為)と試合運営妨害。2件目は、サポーターグループによる威嚇行為や侮辱的行為、試合運営妨害だという。 当該サポーター(サポーターグループは所属するメンバー全員)には5月25日より、G大阪のアウェーゲームを含む無期限入場禁止処分が下された。 クラブは「今回の違反行為を受け、ガンバ大阪として『安心・安全な試合運営』のため、セキュリティ体制の強化や観戦ルールの周知をより徹底してまいります」とさらなるスタジアム観戦のセキュリティ強化を強調した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【PHOTO】ガンバ大阪の歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!
2024年03月28日 22:30
リヴァプールはフランクフルトに所属するエジプト代表FWオマル・マルムシュ(25)の獲得に興味を持っているようだ。
マルムシュは2017年にエジプトのワーディー・デグラからヴォルフスブルクに移籍を果たし、2020年にトップチームデビューを飾る。しかし、2021年のシーズン途中にFCザンクトパウリへレンタル移籍。2021-22シーズンはシュツットガルトにレンタル移籍をしていた。
そして昨夏にフランクフルトへの完全移籍を果たした同選手は今シーズン存在感を見せている。ここまで公式戦33試合で15ゴール6アシストをマークしており、ブンデスリーガでは21試合で10ゴール6アシストという素晴らしい結果を残している。
独『Bild』によると、リヴァプールは今夏のターゲットの1人としてマルムシュに注目しているという。さらにニューカッスルやトッテナムも同選手の獲得に興味をもっているようだ。フランクフルトは2027年まで同選手との契約は残っているものの、ビッグクラブからの関心を受け、売却せざるを得ない状況になることも理解しているとのこと。
さらに同メディアによると、同選手には契約解除条項はなく、確実に獲得するには5000万ユーロから6000万ユーロ(約80億円から98億円)が必要になる可能性があるという。
マルムシュは1年ではあるが、シュツットガルト時代には遠藤航とプレイ経験があり、移籍が実現すればリヴァプールで再びチームメイトとなる。今シーズンは、ブンデスリーガで結果を残しているマルムシュは今夏にステップアップを果たすのだろうか。
2024年03月28日 22:30
昨夏にチェルシーからACミランに移籍を果たしたアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチはここまで充実したシーズンを送っている。
チェルシーに加入した1年目の2019-20シーズンこそ、公式戦11ゴール10アシストを記録したプリシッチだったが、その後は怪我の影響などもあり、徐々に存在感は薄くなっていった。
再起を誓って移籍を決断した今シーズン、ここまで公式戦39試合に出場し、12ゴール8アシストをマークしている。再び輝きを取り戻した同選手は、米『Fox Sports』のインタービューでイタリアでの新生活を振り返っている。
「こっちのライフスタイルは、間違いなくロンドンとは違う。すべてが少しゆっくりに感じられるんだ。明らかに天気が良くなったし、それは私にとって大きな変化だった。私がロンドンにいたときは、すべてが時速160マイルのような速さで動いていた。そしてフットボール文化はクレイジーだった。ここでは私もゲームから離れて、ライフスタイル、文化、食べ物を楽しむことができた。とても気に入っているよ」
さらにプリシッチは指揮官のステファノ・ピオリ監督に対して、感謝の言葉も述べている。
「彼は本当に約束を果たしてくれた。ただプレイすることが分かっているだけでなく、以前から私に本当に話しかけてくれて、本当に来てほしいと思ってくれていた人がいたということなんだ。彼は私に、私が知っている最善の方法で、自分らしくプレイする機会を与えてくれた。そして、チームにとってベストな形で機能している」
イタリアでの生活や、自身のことをよく理解してくれる存在がいることがプリシッチの今シーズンの活躍に繋がっているようだ。昨シーズンが1ゴールに終わってしまったプリシッチにとってACミランへの移籍は大正解だったと言えるだろう。
2024年03月28日 22:03
ヴァンフォーレ甲府は28日、同クラブに所属するMF遠藤光がテゲバジャーロ宮崎に期限付き移籍することを発表した。両クラブの発表によると、移籍期間は2025年1月31日まで。契約により、期間内に両クラブが対戦する公式戦に出場することはできない。
遠藤は2000年6月5日生まれの現在23歳。三菱養和SCユース、専修大学を経て、2023年に甲府へ入団した。ルーキーイヤーとなった昨シーズンは公式戦での出番は得られず、今季もここまで2024明治安田J2リーグ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ともに出番がなかった。
今回の期限付き移籍の決断を受けて、遠藤は甲府を通してコメントを発表。「この度、テゲバジャーロ宮崎に期限付き移籍することになりました。選手として成長すること、自分を変えたいという思いからこの決断に至りました。ここでの悔しい気持ちを活力に変えて、強い覚悟を持って頑張りたいと思います」と胸の内を明かした。
また、新天地となる宮崎を通しては「テゲバジャーロ宮崎に加入することになりました、遠藤光です。チームのJ3優勝、J2昇格に向けて自分の最大限の力で貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」と意気込んだ。
今シーズン、甲府は2024明治安田J2リーグ第6節終了時点で3勝2分1敗で勝ち点「11」を積み上げ、現在4位につけている。一方、宮崎は2024明治安田J3リーグ第6節を終えた段階で、2分4敗と未勝利が続いており、現在は20位と最下位に沈んでいる。
【ハイライト動画】甲府はJ2最新節で長崎と上位対決
2024年03月28日 22:00
EURO2024に向けた重要なテストマッチとしてブラジル代表、ベルギー代表と試合を行ったイングランド代表。
2024年03月28日 21:23
V・ファーレン長崎は28日、同クラブに所属しているMF中村慶太の負傷を発表した。
今回のクラブからのリリースによると、中村は左ひざ内側半月板損傷と診断。19日付けで手術に踏み切っており、無事に成功したという。全治までは8週間程度を要する見込みだ。回復の進行状況次第で復帰時期は前後するものの、5月22日に控えた2024明治安田J2リーグ第16節鹿児島ユナイテッドFC戦の前後には公式戦のピッチに戻ってくることができそうだ。
中村は1993年6月30日生まれの現在30歳。流通経済大学卒業後の2016年に長崎へ入団し、ルーキーイヤーから明治安田J2リーグで27試合出場2得点を記録した。翌シーズンは37試合のピッチに立って8ゴールを挙げ、長崎のクラブ史上初となるJ1昇格に貢献。2018シーズンは明治安田J1リーグで27試合出場7得点を記録した。同シーズンを最後に長崎を離れ、3シーズンにわたって清水エスパルスで活躍。柏レイソルを経て、2023年6月に完全移籍で長崎への復帰が決まっていた。昨季はシーズン途中の加入ながら即座に主力に定着し、明治安田J2リーグ13試合の出場で4ゴールを挙げていたが、今季はケガの影響もあってここまで出番はなかった。
今回の負傷を受けて、中村は長崎を通してコメントを発表。シーズン序盤のタイミングでの離脱ということもあって悔しさを露わにしつつも、チームの目標に触れ、復帰後の飛躍を誓った。
「今年はオフシーズンから良い準備をして、シーズンを迎え入れようと努力してきました。しかし、昨年末からひざの違和感が取れなく手術という形になってしまいました。ピッチに立てず悔しいですが、ピッチ外でできることにフォーカスをして、復帰するときには、チームの起爆剤になれるようにパワーアップして必ず戻ってきます。今シーズン、J1に昇格するという強い気持ちがあるので、今は焦らずやるべきことをしっかり取り組み、チームが勝てるように最大限自分にできるサポートをしていきたいと思います。必ずJ1に上がりましょう!」
今シーズン、長崎は2024明治安田J2リーグ第6節を終えた時点で、3勝2分1敗の勝ち点「11」を獲得。現在は5位につけている。自動昇格圏内の2位清水とは勝ち点差「4」で、まだまだ上位進出を狙える状況だ。
【ハイライト動画】J2最新節では長崎と甲府の上位対決も!
2024年03月28日 21:18
かつてバイエルンやヴォルフスブルクを率いて3度のブンデスリーガ制覇を達成したフェリックス・マガト氏が“母国”ドイツ代表がフランス代表、オランダ代表ら強豪に対し2連勝を飾ったことを受け、称賛のコメントを送っている。27日、ドイツメディア『スカイ』が伝えている。
ドイツ代表は、FIFAワールドカップカタール2022で、2大会連続のグループステージ敗退。その後も成績が低迷し、昨年9月には日本代表に1−4で敗れるなど大不振に陥ったことで前監督のハンジ・フリック氏を解任した。後任のユリアン・ナーゲルスマン監督の下でも、最初の4試合で僅か1勝しか挙げることができなったものの、ここにきて強豪国相手に連勝。自国開催のEURO2024を前に復調の兆しを見せている。
マガト氏は、ドイツ代表の再建を託されているナーゲルスマン監督の手腕について「彼はまだ若いが既に多くの経験をしている。チームを率いるのは初めてではないため、正しい分析を行っている」と、冷静に評価。さらに、「彼はチームに新たなスピリットをもたらした。このようなスピリットは、EURO2024で戦うために必要なものだ。我々全員が何カ月もこれを待ち望んでいた」と、コメント。熱血指導で知られる“鬼軍曹”は一致団結して戦うメンタリティを求めていたことを強調した。
最後に同氏は、「今、彼(ナーゲルスマン監督)はEURO2024の最終段階で完璧なスタートを切っている」と自国開催のEURO2024での若き指揮官が率いる母国代表に期待感を寄せた。
2024年03月28日 21:15
「靴下屋」「Tabio」などの靴下専門店を運営・展開するタビオは28日、スペインのFCバルセロナと2026年10月までの3年間にわたるライセンス契約を締結したことを発表した。
タビオは1968年に創業。50年以上にわたり「靴下をはいていることを忘れてしまうような“第2の皮膚”」をめざし、追求してきた企業だ。
繊細なはき心地の靴下をつくるため、商品は長年の経験と技術を積んだ日本の職人たちが一つひとつ丁寧に編み立てており、現在は日本全国で「靴下屋」「Tabio」「Tabio MEN」などの靴下専門店を237店舗展開(※2024年2月末時点)。また、「Tabio」名の店舗をパリ、ロンドン、中国などにも展開している。
Made in Japanのはき心地とデザイン性は国内外で高い評価を受けており、アスリートやスポーツ愛好家でタビオのソックスを持っているという方は少なくないだろう。
そんなタビオが、あのバルサと契約!
タビオ株式会社の代表取締役社長を務める越智勝寛氏は今回の契約について自身のXアカウントで以下のように語っている。
「FCバルセロナさんとタビオ間の、ライセンス契約がプレスリリースされました。世界には名門と呼ばれるクラブはいくつかあります。また、強豪と呼ばれるクラブも沢山あります。その中でもこの2つを合わせ持ったチームは、そう多くはありません。そんな中でも名門中の名門であり、定期的にとんでもないほどのスペクタクルなチームを生み出すFCバルセロナ。そんなFCバルセロナが当社を選んでいただいた事に、誇りに感じております。日本製のクオリティを大切に、世界中のFCバルセロナのサポーターのみなさんの期待にそえる商品を提供できるように、日々精進いたします」
三笘薫vs中村敬斗!ソックスを「上げる」「下げる」天才たち
タビオは今春から、カジュアル靴下10型とフットボールソックス1型を国内や中国の実店舗およびオンラインストアで展開予定。今後の動きに注目していきたい。
2024年03月28日 21:03
サッカー界と芸能界のスターによる思わせぶりな投稿が話題だ。
2024年03月28日 21:00
マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWアントニーは今シーズン、多くの批判を浴びている。
一貫したパフォーマンスを残すことができていない今シーズンは、1月29日のFAカップ4回戦のニューポート戦(この試合は1G1A)までゴール、アシスト共に記録しておらず、思ったようなパフォーマンスを残せていなかった。右ウイングのポジションもFWアレハンドロ・ガルナチョに奪われ、チーム内の序列も下がっている。
多くの批判を受け、苦しいシーズンを送っているアントニーだが、クラブの公式サイトで、チームメイトであるDFディオゴ・ダロトのサポートを受けていたことを語った。
「神と、よく話す友人にとても感謝している。ディオゴ・ダロトは私にとって友人以上の存在で、クラブで毎日私を助けてくれる男だ。私たちはいつもお互いに言う言葉がある。『忍耐強い男は無敵だ』。だから、彼のアドバイスや一緒に話した時間にとても感謝している。彼は私をとても助けてくれた人なんだ」
ダロトのサポートがあったからこそ、苦しいシーズンも乗り越えることができていると語ったアントニー。ここまで苦戦していた同選手だが、FAカップ準々決勝のリヴァプール戦では71分から出場し、87分に値千金の同点ゴールを決めた。この試合の劇的勝利に貢献したアントニーはここから輝きを取り戻すことが期待されている。
不慣れな左SBでの起用など、思ったようなシーズンを過ごせていないアントニーだが、チームメイトのサポートを受け、シーズン終盤に向けてチームを救う存在になることができるだろうか。
2024年03月28日 21:00
26日、元日本代表の福西崇史がYouTubeの『おじさんだけど、遊んでもいいですか?』にホスト役の前園真聖と共に出演し、自身がFWからボランチに転向した経緯を明かした。
福西はジュビロ磐田の黄金時代を支えた一人で、日本代表としても2002, 2006年とワールドカップ2大会に連続出場するなど64試合7得点を記録した。
そんな福西といえば大型のボランチとして知られるが、プロ入り直後まではFWだった。ただ1年目の夏前にボランチへ転向し、大きな成功を掴んでいる。
プロ入りして数カ月での転向について、福西が当時を回想しながら詳細を明かす。
自身によれば地元・愛媛の新居浜工業高校時代は無名で、Jリーグからのオファーも磐田だけ。プロ入り後もサテライトリーグ(2軍)でさえほとんど出場できず、「このままだとやべぇ…」とプロとして生き残ることにかなりの危機感を覚えていたという。
そんな時だった。当時磐田の指揮官を務めていたオランダ人のハンス・オフト監督から「ボランチをやれ。するならトップ(チーム)に来い」と2軍の監督経由で言われ、二つ返事でOKしたのだという。
なぜ二つ返事でOKしたのかについて、もともと無名だったこと、2軍でも出番がなかったことへの危機感が一番で変なプライドやFWへのこだわりはなかったそうだ。ただ得点へのこだわりだけは残り、それが彼の代名詞であるヘディングからの得点に生かされたという。
前園から「(転向が)大胆だよね?」と問われると福西は「オフトだから(できた)」と反応。当時、磐田のFW陣には中山雅史やサルヴァトーレ・スキラッチなどがおり、この転向がなかったら「消えていたでしょうね」と振り返っている。
気になるのは、オフトがなぜ1年目の福西に転向を勧めたのかであろう。
福西はオフト本人とは直接話してないものの、数年前にオフトと近しい人物に聞いてもらったようだ。すると「おまえは前を向いてプレーをするほうがいい。ボールを持って前に運ぶほうがいい」という説明をされたとのこと(FWはゴールに背を向けてプレーする機会が多い)。
トップチームの指揮官だったオフトとサテライトでも出番がなかった福西にはそれほど接点があったわけでもない。にもかかわらず、福西の素質を見抜いたオフトの慧眼はさすがといえる。
ジュビロ磐田、「最強の外国人選手」はこの5人!
当時は「ボランチ」という言葉が日本に流行り始めた頃で、文字通り「右も左も分からない」状況だった福西だが、転向を機に守備を必死で勉強。同じポジションの世界的な選手で、95年の前年にワールドカップで優勝したブラジル代表の主将ドゥンガが同年7月に磐田へ加入する幸運も重なった。
世界のトップであるドゥンガのプレーを間近で見ることができた福西は、ボランチとして急成長していくこととなる。
2024年03月28日 20:23
レバークーゼンのドイツ代表MFフローリアン・ヴィルツが大きな脚光を浴びている。
クラブのブンデスリーガ首位躍進に貢献すれば、現地3月23日のフランス代表戦ではドイツ史上最速弾(開始8秒)をマーク。トニ・クロースのパスを受け、ペナルティエリアの手前から鮮烈なミドルシュートを叩き込んだ。
ただ、これは惜しくも「自己最速弾」とはならず。ケルンのユースに所属していた2019年、U−17ブンデスリーガ17節のヴッパーターラー戦で衝撃の“5秒弾”を記録しているからだ。
キックオフのバックパスをそのまま蹴り返し、GKの頭上を抜いた約55メートルの超ロングシュートだった。ちなみに、その約1年半後のU−21欧州選手権では大会史上最速ゴールをマーク。準決勝のオランダ戦で開始29秒にネットを揺らした。
【動画】「フランス相手にこれできるかね」とファン驚愕!開始早々に奪ったヴィルツの先制弾!
印象的なゴールが少なくないヴィルツだが、レバークーゼンに精通するダニエル・テーベライト記者によれば、「最大の魅力はゴールを奪うことではない」という。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督も以前、『南ドイツ新聞』で次のように評している。
「なぜメッシはあんなに上手い? なぜメッシはあれほど優秀か? それはシンプルなパスの出し方とそのタイミングを熟知しているからだ。重要なのは見栄えのするプレーより、その時に最も良い、賢いプレーを選択すること。フローリアンはそれができる。だから上手いんだよ」
同じ2003年生まれのジャマル・ムシアラ(バイエルン)とともに、ドイツで「世紀のタレント」と称されるヴィルツ。今夏の去就も注目されるその天才アタッカーがステップアップ移籍を望むようなら、ドイツ人の逸材に目がないバイエルンを中心に大争奪戦が勃発するのは間違いないだろう。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
2024年03月28日 20:19
レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールは、過去数年来、スペインで繰り返し人種差別行為を受けている。
2024年03月28日 20:09
鹿島アントラーズは3月28日、公式YouTubeチャンネルでFWチャヴリッチのインタビュー動画を公開した。
【動画】鹿島チャヴリッチがファンからの質問に回答!
セルビア出身のチャヴリッチは、母国やベルギー、デンマーク、スロバキアのクラブを渡り歩き、今季から鹿島に加入。早くもスタメンに定着し、ここまで4試合に出場して2得点を挙げている。
そんな28歳がファン・サポーターからの質問に回答。来日を決断した経緯については、こう語る。
「日本からの話が来た時に、自分のなかでものすごくしっくりきたというか、良い感覚を持っていました。自分も新しいチャレンジをしたいという時期で、日本という自分がもともと好きな国からオファーがあったので決意しました」
また、鹿島のファン・サポーターへの印象を問われると、「本当に素晴らしいという言葉だけです。この国で一番のサポーターだと思います」と感嘆している。
「90分間を通して歌い続けてくれたり、ジャンプをし続けてくれたり、最後の最後まで応援し続けてくれること自体が信じられない。それを妻や母国の友人によく話しているのですが、本当に素晴らしいの一言だと思います」
一方、初めてプレーするJリーグで上々の結果を残しているものの、まだ戸惑いがあるという。これまで経験したリーグとの違いを問われると、次のように答えた。
「ものすごく大きな違いを感じています。フィジカル的な強度は今までプレーしていたところよりも強いですし、自分の身体を含めて、まだJリーグに慣れるのに苦しんでいるところです」
日本のサッカーに適応すれば、さらなる活躍が期待できそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 20:00
ニューカッスルのドイツ人GKロリス・カリウスの婚約者、ディレッタ・レオッタさんがセリエA移籍を猛プッシュした。英紙『Daily Mail』が伝えている。
現在30歳のカリウスは、昨季にニューカッスルに加入以来、全く出場機会を得られず。今季プレーしたのは正守護神のニック・ポープが負傷離脱したうえ、二番手のマルティン・ドゥブラフカも体調不良で欠場した、アーセナル戦の1試合のみだ。
イタリアでテレビ司会者やモデルとして活躍するレオッタさんは、そんな選手として厳しい状況と遠距離の関係が重なり、苦々しく思っているようだ。娘と共に離れて暮らすなか、「ロリスのそばには、彼のために働いてくれる人たちがいる。キャリアにとって最良の決断をするよう願っています」と切り出し、こうぶっちゃけた。
【画像】幸せいっぱい!レオッタさんとカリウスのプライベートショット
「私はミラノに住んでいるから、ミラノの近くが理想的と言いましょう。私はいつも彼に言うのですが、セリエAに来た選手はイタリアが大好きになって、ずっとそこにいる場合が多いです。彼もそうなる可能性があると思います。
モンツァかイタリアの他のチームに移籍すべきです。家族の近くでプレーするためにイタリアに来てくれたら嬉しいですね。ニューカッスルは直行便がないからとても不便です」
リバプール時代の2017-18シーズン、チャンピオンズリーグ決勝で痛恨のミスを連発し、レアル・マドリーに欧州王座の座を献上して以来、キャリアが暗転しているカリウス。2歳上のフィアンセのラブコールに応じ、イタリアでキャリアを立て直すこととなるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 20:00
イギリスが発祥の地である名門スポーツブランド「Umbro(アンブロ)」は、今年5月で創業から100周年を迎える。
ここでは、そのUmbroが1990年代に生み出した「プレミアリーグ最高のユニフォーム」5着をご紹介したい。
90年代のUmbroには傑作・名作ユニフォームが数多いが、今回は厳選しての5着となった。マンチェスター・シティ
マンチェスター・シティ 1995-97 Umbro ホーム ユニフォーム
選手:ギャリー・フリッツクロフト
正確な契約期間は増不明だが、60年以上続いていたと言われているUmbroとのパートナーシップで最後のホームユニフォーム。胸スポンサーは日本のブラザー工業だった。
シャツ全体にギンガムチェックのようなシャドーパターンをあしらい、腹部に大きく透かしデザインを施した複雑な組み合せとなっている。この腹部の透かしは、上部がアーチ型の“MANCHESTER”、その下に大きな4文字で“CITY”というデザイン構成だ。
1995-96シーズンのプレミアリーグを18位で終えて2部に降格となったため、このユニフォームにあまり良い印象が無いファンもいるかもしれない。トッテナム
トッテナム・ホットスパー 1993-95 Umbro ホーム ユニフォーム
選手:ユルゲン・クリンスマン
Umbroとトッテナムの契約期間は不明な点も多く、一説によれば両者の出会いは1930年代だったようだ。その後は何度かパートナーシップを結んでいるが、現時点で最後のUmbroユニフォームはこの1993-95モデルとなっている。
遠目にはシンプルなデザインに見えるが、90年代の定番である大胆な透かしプリント(エンブレムの雄鶏とUmbroロゴマーク)が特徴的な一着。胸スポンサーは1980年代・90年代のトッテナムのユニフォームで象徴的な存在だったビールブランドの「HOLSTEN」。
大きな襟と小さな解禁襟を組み合せたような首周りがユニークで、簡単に表現するなら二重襟のようなスタイル。意外と実験的なデザインでもあった。チェルシー
チェルシー 1999-2001 Umbro ホーム ユニフォーム
選手:ジャンフランコ・ゾラ
1970年代の第1期Umbroは1981年で終了したが、その5年後に早くも第2期Umbroがスタート。この時の契約期間は1986-87〜2005-06シーズンまでと長期にわたるものだった。
最高の一着となると、胸に「AMIGA」や「COORS」のロゴを付けたユニフォームも外しがたいが、90年代の最後に登場した(そして2000年代最初の)このユニフォームも素晴らしい。
一見シンプルながら複雑なシャドーパターンと、同じように透かしで配した袖のUmbroダイヤモンドロゴが実に格好よい。実物は大変美しいユニフォームだった。イプスウィッチ
イプスウィッチ・タウン 1994-95 Umbro ホーム ユニフォーム
選手:フランク・ヤロップ
90年代プレミアリーグでの“隠れUmbro名作ユニ”的な存在の一着。残念ながらリーグを最下位で終えて2部降格となったシーズンのホームユニフォームだ。イプスウィッチは栄えあるプレミアリーグのオリジナルメンバーでもあった。
画像では分かりにくいのだが、両サイドに派手な透かしを施した、当時としては非伝統的なデザイン。エヴァートンが同じシーズンのアウェイユニフォームに採用していた。
深みのあるブルーが印象に残るユニフォーム。滅多に見かけない胸スポンサー「FISONS」は、当時存在した地元イプスウィッチの製薬会社だった。マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッド 1998-2000 Umbro ホーム ユニフォーム
選手:デヴィッド・ベッカム
1990年代のイングランドでUmbroのユニフォームなら、ユナイテッドを外すわけにはいかない。とはいえ、名作が多いUmbro時代から一着だけを選ぶのはほぼ不可能な作業だ。
編み上げが魅力的な1992-94ホームや、襟が象徴的だった1996-98ホームなども捨てがたいが、今回はクラブの歴代ユニフォームでもトップクラスの人気を誇る1998-2000モデルを選出。
胸元のジップアップ仕様は当時も(今見ても)たいへん斬新なスタイル。首元から袖にかけてのパイピングや、反復する袖のUmbroダイヤモンドロゴも印象的。とりわけ長袖は格好良さが際立っていた。
今年で100周年!英国の名門『UMBRO』による「80年代イングランド」ユニフォーム5選
このユニフォームがファンの心に残り続ける理由は、単にデザインの良さだけではない。1998-99シーズンはプレミアリーグ、FAカップ、そしてUEFAチャンピオンズリーグを優勝して3冠を達成。CLでは専用の別ユニフォームを着用していたが、伝説的な3冠を成し遂げた栄光の一着でもある。
そして1999-2000シーズンは、今なお高い人気を誇る胸スポンサー「SHARP」最後のシーズン。「ユナイテッド×Umbro×SHARP」黄金トリオのファイナルを飾るに相応しい名作ユニフォームだった。