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2022年05月24日 19:00
来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃し、シーズン終了前から絶望的な雰囲気を漂わせていたマンチェスター・ユナイテッド。リーグ最終戦ではクリスタル・パレスに1-0の敗戦を喫し、危うくヨーロッパリーグ出場すら逃すところだった。シーズン当初のマンUはオーレ・グンナー・スールシャール氏がチームを率いていたものの、低迷によりラルフ・ラングニック監督へと指揮官の座が引き継がれた。しかし、ラングニック監督も結局チームを再生することができなかったため、マンUファンや関係者のみならず、選手までもが新指揮官のエリック・テン・ハーグ監督に期待せざるを得ないという状況だ。 英『The Mirror』によれば、クラブ在籍11年のGKダビド・デ・ヘアも例外ではないようで、「来季に向けて、新しい監督、新しい選手たちにワクワクしている」と話している。マンUというビッグクラブにいるにも関わらず、いくら相手のシュートを防いだところでタイトルには無縁、CLにすら出られないという状況であれば、そう考えてしまうのも無理はないだろう。デ・ヘアがプレミアリーグタイトルを獲得したのは、マンU加入2年目の2012-13シーズンのみ。以降、2016-17シーズンにヨーロッパリーグを制することはできたものの、FA杯1度、リーグ杯1度と、その貢献度に見合ったタイトル数を保持することはできていない。テン・ハーグ政権1年目でいきなりリーグ優勝を望むのは現実的ではないが、FA杯やリーグ杯であればタイトル獲得の可能性もあるはず。あわよくばヨーロッパリーグのタイトルも目指したいところだ。いくらでも他のビッグクラブへ移籍するチャンスがあったはずだが、マンUの低迷期を最後尾から支え続けたデ・ヘア。もし彼がマンUで来季を迎えるのであれば、テン・ハーグ監督就任を機に、6シーズンぶりのタイトル獲得という目に見える結果で報われてほしいところだ。
2024年04月24日 23:11
Jリーグは4月24日、ルヴァンカップの1stラウンド2回戦の9試合を各地で開催した。
広島が奈良に6−0、浦和が鳥取に5−2、柏が群馬に3−1と、J1勢が快勝を収める一方、琉球がG大阪に2−1で競り勝ち、長野が京都を延長戦の末に3−2でくだすなど、J3勢の健闘も。富山はPK戦でJ2の清水に勝利した。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
24日に開催されたルヴァン杯2回戦の結果は以下のとおり。
秋田 2EX1 湘南
群馬 1−3 柏
長野 3EX2 京都
富山 0(6PK5)0 清水
奈良 0−6 広島
岡山 3(3PK5)3 横浜FC
熊本 0−1 鳥栖
琉球 2−1 G大阪
鳥取 2−5 浦和
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 22:40
セリエAで現在17位と低迷するウディネーゼは、4月22日にファビオ・カンナヴァーロ新監督の就任を発表した。契約期間は今シーズン終了までと、一時凌ぎの助っ人としては贅沢すぎるレジェンドを迎えたこととなった。
カンナヴァーロ新監督は、現在50歳。選手時代にはイタリア史上最高のDFの一人として数えられ、2006年のドイツW杯制覇の立役者でもある。指導者としてのキャリアは2015年からで、中国のクラブである広州恒大に始まり、アル・ナスル、天津権健、セリエBのベネヴェントを率いてきた。セリエAのクラブを指揮するのは初だ。
そして興味深いのは、彼のデビュー戦についてだ。クラブの次戦は日本時間4月26日AM3時から、アクシデントにより中断してしまった第32節ローマ戦が控えている。しかも試合が中断した72分、1−1の状況からの再開を予定しており、新監督がどう対応するかが見ものである。
しかも相手のローマを指揮するのはダニエレ・デ・ロッシ監督。選手時代、代表で共にW杯を制覇したメンバーが思わぬ形で再会することとなる。カンナヴァーロ新監督は、それについて記者会見で「サッカーは元チームメイトや旧友に会うことも多くあるが、この試合は普段と変わらない試合の一つ、相手よりハングリー精神を持って戦わなければならないことを選手には伝えた」と語った。
そしてチームの現状を「精神面がキーポイントになる」と分析し「最近の試合を見ても、戦術や身体や技術には問題がなかったが、チーム全体にどこか恐れがあるように感じた。戦う際に必要な唯一のことは、チーム全員が恐れを持ってはいけないということ。クラブの歴史に誇りを持ち、応援してくれるファンの大切さを肝に銘じて、勝利を達成するためにミスをできるだけ少なくする必要がある」と語った。
果たしてカンナヴァーロ監督は、同じくイタリアのレジェンドで監督として成功しつつあるデ・ロッシ監督に続く存在となれるか、この一戦から目が離せない。
2024年04月24日 22:40
まさに守護神だ。
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山とホームで対戦。3−2で勝利も、敵地での第1レグは0−1で負けており、2戦合計3−3で延長戦に突入。120分の戦いを終えても決着はつかず、迎えた延長戦を5−4で制し、決勝進出を果たした。
第2レグは30分までに3点をリードしたが、セットプレーで被弾すると、PK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。数的不利のなか、劣勢の時間が長く、多くのピンチに見舞われたが、そのたびにGKポープ・ウィリアムが立ちはだかった。PK戦では蔚山の5人目、元鳥栖のキム・ミヌのPKを鋭い読みでストップしてみせた。
試合後のフラッシュインタビューで、ポープは心境を問われると、「本当にホッとしています」と笑顔を浮かべる。
【動画】ポープが渾身のPKストップ! 最後はエドゥアルドが決める!
PKストップに関しては、「身体がけっこうギリギリだったので。駆け引きとかじゃなく、自分を信じて、決めた方向に思いっきり飛ぶ、それだけですね」と振り返る。
10人での苦しい戦いだった。何度もファインセーブを見せた。
「早い時間に自分のチームが退場してしまって、本当に耐える、それだけというか、自分のところで、なんとかあれ以上、失点しないことだけは意識していました」
自身のことだけでなく、「チームのみんなもハードワークしてくれて、僕だけじゃなく全員の力で、サポーターのみなさんの力も含めて、マリノスファミリー全員で掴み取った勝利だと思います」と語り、喜びを噛みしめた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 22:34
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦。
2024年04月24日 22:30
築地市場跡地を再開発する「築地地区まちづくり事業」。その事業予定者に、三井不動産を代表企業とするコンソーシアムが選定された。
トヨタ不動産や読売新聞グループなど11社が構成企業に名を連ねており、5万人収容の大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)を中心にした計画が話題になっている。
築地の新スタジアムは、世界屈指の可変性と多機能性を備えた約5万人(※用途に応じて2万〜5万7000席に可変)収容の屋内全天候型施設。
「超可変性」を謳い、可動席と仮設席を活用することにより、用途に応じてフィールドと客席が変形。スタジアム、アリーナ、劇場、展示場へと専用化する超多機能施設になるとのことだ。
想定イベントは「ラグビー、野球、サッカー、バスケットボール、eスポーツ、MICE、音楽ライブ、コンサート、演劇等」。
読売新聞グループが構成企業に入っていることで、NPB読売ジャイアンツの新しい本拠地となることが予想されるなか、サッカーでの使用も想定されている。
東京の都心部だけに、サッカーファンからも熱い視線が注がれている築地の新スタジアム。もしかしたらここをホームにするJリーグクラブが現れるのだろうか…。
サッカーと野球の共用スタジアムと言えば、アメリカではMLBニューヨーク・ヤンキースとMLSニューヨーク・シティが使用しているヤンキー・スタジアムが代表例。
ただ、実はサッカーの本場である欧州にも、定期的に野球の公式戦が開催されているサッカーのスタジアムがある。それが、2012年のロンドン五輪でメイン会場となったロンドン・スタジアムだ。
サッカーファンには、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドのホームとして知られる一方、2019年から始まったMLBロンドンシリーズの会場としても使用されている。
サッカー場から野球場への転換の様子がこちら。
次回W杯の開催地、アメリカのスタジアム収容人数ランキングが圧倒的すぎる!8つが「10万人超」
ロンドン・スタジアムは稼働スタンドが採用されており、芝生のピッチを撤去したうえで、野球場へ大変身。かなり大がかりな転換となるため、MLBのロンドンシリーズは毎回プレミアのシーズン終了後の6月に開催されている(2024年も開催)。
映像を見ても分かるよう、野球でもサッカーでも使えるとなればそれなりの仕組みが必要。築地のスタジアムがどのようにして「超可変性」を実現するのか。今後の情報に注目していきたい。
2024年04月24日 22:20
21日に行われたFAカップ準決勝でコヴェントリー・シティに勝利したユナイテッドだが、2部所属の同クラブにPK戦までもつれ込み辛勝したことで、メディアや評論家はこの勝利に「恥ずかしい勝利」というレッテルまで貼り、同クラブを批判している。
そんななか、イングランド代表DFハリー・マグワイアはFAカップ準決勝後に取材に応じ、ユナイテッドの状況について語った。英『sky sport』が伝えている。
「私はこのクラブに長く在籍しているので、監督であろうと選手であろうと、ユナイテッドの周囲の騒音は常にここにあることを知っている。大きなプレッシャーにさらされている選手たちがいるし、試合に負けたり、悪い成績を収めたりすると、監督も同様にプレッシャーにさらされることになる。私たちにはFAカップ決勝があり、プレミアリーグの試合もあり、私たち全員が一緒に戦っている。監督、選手、ファン、スタッフ、私たちは皆同じことを望んでおり、そうあるべきだ」
マグワイアはユナイテッドの周囲にはいつも騒音があり、プレッシャーにさらされていると語り、現在クラブは一丸となってリーグ戦、FAカップ決勝に向けて準備しているという。
また、5月に行われるマンチェスター・シティとのFAカップの決勝については以下のように語った。
「FAカップ決勝戦に出場することになる。子供の時からプレイするのが夢だった試合だから、私たちは本当に喜んでいるし、順調に進んできた」
現在プレミアリーグで7位に沈むユナイテッド。今季タイトルを獲得するには、マグワイアが少年時代からの夢と語るFAカップ決勝でシティに勝利するしかない。このままユナイテッドは無冠で終わるのか、それとも夢の舞台でトロフィーを掲げるのか。決勝が楽しみだ。
2024年04月24日 22:11
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦した。
敵地での第1レグは0−1。ファイナル進出に向け、勝利が絶対に必要な横浜は、30分までに植中朝日の2発、アンデルソン・ロペスのゴールで3点をリードする。
だが、その後にセットプレーから失点し、PK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKを決められ、アグリゲートスコアは3−3に。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
結局、後半も延長戦でもスコアボードは動かず。迎えたPK戦を5−4で制した横浜がクラブ史上初のACL決勝進出を果たした。
数的不利の状況で、劣勢の時間帯が長かったが、守護神ポープ・ウィリアムの好守連発など、粘り強い守備で対抗。耐えに耐えて、PK戦は5人全員が成功。激闘を制した横浜に、SNS上では「凄い!凄い!」「本当にありがとう」「一人少ない状況でよく耐えた!」「なんと誇らしい」「マリノスこれはマジで凄い」「ポープniceセーブ」といった声があがった。
トリコロールの逞しい戦いぶりを、ファン・サポーターも称えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 22:03
AFCチャンピオンズリーグは24日、横浜F・マリノスvs蔚山現代の準決勝第2戦が行われ、PK戦の末にF・マリノスが勝利。
2024年04月24日 22:00
プレミアリーグ第29節延期分で、チェルシーはアーセナルに0-5の大敗を喫した。
チェルシーは前半をどうにか1失点で抑えていたものの、後半に入り守備が崩壊。ロンドンのライバルに大量得点を許しての敗戦という屈辱を味わった。
原因はいくつかあるだろうが、エース格のコール・パルマーを負傷で欠いていたことは大きかったかもしれない。代役のノニ・マドゥエケもときおり鋭い突破は見せていたものの得点にはつながらず、チームは無得点に。パルマーは今季マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドと並ぶシーズン20得点を記録しているチームの主砲であり、やはり不在時の穴の大きさを痛感することになった。
そんななか、ピザチェーンとして日本でもおなじみのドミノ・ピザUKが、Xに辛辣なブラックジョークをポストし話題となっている。
ピザ窯から派手に出火し、大量のピザがひっくり返って収拾がつかなくなっている調理場の写真に、「Chelsea without Cole Palmer(パルマー抜きのチェルシー)」とキャプションをつけたのだ。このポストには77万件を超える「いいね」がついている。
ドミノ・ピザUKのアカウントはプレミアリーグの話題に悪ノリで絡んでくることがあり、マンチェスター・シティのエティハド・スタジアムの改修案を『sky sport premier league』のアカウントがポストしたときも、「私たちのように箱だけ大きくなり、ピザのサイズはそのまんま」とジョークを飛ばしている。
Chelsea without Cole Palmer pic.twitter.com/oKmf05AGec— Domino's Pizza UK (@Dominos_UK) April 23, 2024
2024年04月24日 21:54
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝セカンドレグが24日に行われ、横浜F・マリノス(日本)と蔚山現代(韓国)が対戦した。
アジアの頂点を目指す戦いもいよいよ佳境を迎えている。東地区ではアル・アイン(UAE)がアル・ヒラル(サウジアラビア)を2戦合計5−4で下して、2016シーズン以来の決勝進出を決めた。ファイナルへの切符のもう一枚をかけた東地区の準決勝では、横浜FMと蔚山現代の“日韓対決”が実現。クラブ史上初のベスト4進出を決めた横浜FMだが、17日に行われたフォーストレグでは0−1で惜敗。本拠地『横浜国際総合競技場』でのセカンドレグで逆転を目指す。
雨が降りしきる中でキックオフとなった一戦は、序盤からホームの横浜FMが攻勢を強める。13分、右サイドでヤン・マテウスが起点を作ると、中央への低いパスをA・ロペスがスルー。ナム・テヒの足元には収まらなかったものの、ボックス内右に詰めた植中朝日が冷静にネットを揺らし、2戦合計スコアを1−1とした。先制した横浜FMは、何度か蔚山現代の鋭い攻撃を受けるも、守備陣が集中した対応を見せ得点を与えず。逆に榊原彗悟や永戸勝也の際どいミドルシュートでチャンスを作る。
すると21分、ボックス手前で細かくボールを動かし、ボックス手前中央でヤン・マテウスの縦パスを引き出したA・ロペスが左足を一閃。強烈なシュートがゴール右下隅に突き刺さり、横浜FMが2戦合計で逆転に成功する。30分には巧みな反転で前を向いた植中がボックス手前中央からゴール右隅に狙い澄ましたミドルシュートを突き刺し、一気にリードを広げた。
しかし35分、イ・ドンギョンの右CKからマテウス・サレスに強烈なヘディングシュートを叩き込まれ2点差に。その4分後にはオム・ウォンサングの突破を阻止しようとした上島拓巳がボックス内でハンドの反則を犯し、レッドカードで退場に。その後のPKを沈められ、2戦合計スコアは3−3となった。数的不利となった横浜FMは蔚山現代に主導権を握られるも、クロスバーにも救われ、何とか1点リードで前半を終えた。
後半開始早々の47分、ボックス内右へ抜け出したソル・ヨンウが鋭い切り返しで対峙したDFを翻弄し、斜め後方のダリヤン・ボヤニッチへパス。右足のダイレクトシュートがネットを揺らすも、ゴール前のグスタフ・ルドヴィグソンがオフサイドポジションにいたとして、得点は認められなかった。横浜FMはその後も立て続けにピンチを迎えるも、GKポープ・ウィリアムの好セーブもあり、ゴールを割らせない。
63分、横浜FMは永戸の左からのクロスにヤン・マテウスが頭で合わせてネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定。その後は蔚山現代に押し込まれる我慢の時間が続くが、最終局面で各選手が粘り強い対応を見せ、同点ゴールを与えぬまま時計の針を進めていく。87分にはルドヴィグソンのクロスにキム・ミヌが合わせるも、決定的なシュートは右ポスト直撃。2戦合計スコア3−3のまま90分間が終了した。
延長戦では蔚山現代が途中出場のケルビンを起点に何度もチャンスを作る。横浜FMも108分に天野純のボール奪取から決定機を迎えるも、水沼宏太のシュートは相手GKの好セーブに阻まれた。114分には蔚山現代のケルビンが放ったシュートが左ポストを叩く。互いに好機を生かせぬまま決着はPK戦に委ねられた。互いに4人ずつが成功して迎えた蔚山現代の5人目キム・ミヌのキックをGKポープ・ウィリアムがセーブ。対する横浜FMの5人目エドゥアルドはネットを揺らし、試合が終了した。
PK戦を制した横浜FMがアル・アインの待つ決勝戦へ進出。なお、決勝戦もホーム&アウェイ方式で行われ、ファーストレグが5月11日、セカンドレグが同25日に予定されている。
【スコア】
横浜F・マリノス 3−2(2戦合計:3−3/PK戦:5−4) 蔚山現代
【得点者】
1−0 13分 植中朝日(横浜F・マリノス)
2−0 21分 アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)
3−0 30分 植中朝日(横浜F・マリノス)
3−1 35分 マテウス・サレス(蔚山現代)
3−2 43分 ダリヤン・ボヤニッチ(PK/蔚山現代)
2024年04月24日 21:53
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦した。
敵地での第1レグは0−1。ファイナル進出に向け、勝利が絶対に必要な横浜は、30分までに3点を奪取。13分に植中朝日、21分にアンデルソン・ロペス、30分に再び植中がネットを揺らす。
優位に立った横浜だが、35分にCKからマテウス・サレスのヘディングシュートで被弾。39分にはボックス内のファウルでPK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められ、3−2で前半を終える。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
数的不利で、トータルスコアは3−3で迎えた後半、横浜は劣勢を強いられるも、粘り強い守備で対抗。守護神ポープ・ウィリアムの好守も光り、ゴールを割らせない。
結局、後半はスコアボードが動かず。試合は延長戦に突入し、116分にはセットプレーの流れからキム・ミヌに押し込まれるも、これはオフサイドで事なきを得る。
そして、延長戦でも決着はつかず、勝敗の行方はPK戦に託される。これを横浜が5−4で制して、クラブ初のACL決勝進出を果たした。
2024年04月24日 21:50
今年1月にトゥールーズとの仏スーパー杯を制しているパリ・サンジェルマンだが、これだけで満足するクラブではない。
2024年04月24日 21:30
プレミアリーグのアストン・ヴィラが、ウナイ・エメリ監督との契約を2027年まで延長した。
チームは2022-2023シーズンの途中にエメリ監督が就任して以降、成功を収め続けている。初年度はシーズンの中盤まで降格圏内にあった順位を7位まで上昇させ、最終的にはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得。今シーズンは現在リーグ終盤まできて、4位と大健闘を見せており、クラブにとって41年ぶりとなるチャンピオンズリーグの出場権を獲得しようとしている。さらに今シーズンのECLでの戦いでは、ヴィラが42年ぶりとなる準決勝進出も決めた。
エメリ監督は契約合意に合わせて、クラブの公式サイトで「私たちはファンや首脳陣、選手たちと一体となった素晴らしいチームを築いており、この戦いを楽しんでいる。オーナーはとても協力的で、クラブを発展させるための環境が構築できている」と現状に満足している様子を述べた。そして「私たちは常にハードワークし、賢明な判断で前に進んでいく。またオーナーとの協調性も継続し、常にチームが良くなるために取り組み続けていく」と今後の決意表明と取れる内容の言葉を続けた。
ヴィラの会長のナセフ・サウィリス氏も同様に公式サイトで「私たちは非常に興奮しており、創立150周年を祝う準備をしている。歴史的なページを刻むことを見据えて、ウナイを中心とした活動を構築している」と語った。
アストン・ヴィラは、リーグ戦では残すところ4試合。対戦相手はチェルシー、ブライトン、リヴァプール、クリスタル・パレスと強豪揃い。それにECLの頂点を目指す戦いも熾烈なゲームとなるだろう。このクラブがこのままの勢いで、ステップアップを続けていく姿に期待したい。
2024年04月24日 21:21
遠藤航を擁するリバプールは、4月21日に開催されたプレミアリーグの第34節で、フルアムとアウェーで対戦。最近は、プレミアリーグ2試合で5ポイントを失い、ヨーロッパリーグ(EL)でベスト8敗退(アタランタに2戦合計1―3)と停滞していたなか、3−1で快勝を飾った。
3日前のアタランタ戦では出番がなかった遠藤も先発に復帰。前半はやや精彩を欠いていたものの、後半は攻守に奮闘した。
ただ、その遠藤を含めたリバプールの中盤が不調に陥っているとの指摘もある。リバプールの専門サイト『anfield index』は、「重要なマージーサイドダービーを前にリバプールの中盤が苦戦」と伝えている。
「彼ら全員があの崖から転落するのに、これ以上最悪のタイミングは選べない。プレミアリーグのるつぼにおいて、アンフィールドの中盤の状況は多くのドラマの舞台となってきた。しかし、ここ数週間はリバプールの中盤のマエストロにとって悲劇のようなものだ」
【動画】遠藤が巧みな反転→絶妙スルーパスでチャンスを構築
同メディアは「リバプールの中盤が低迷しているように見えると言っても過言ではない。名高いマージーサイドダービーへの期待が高まる中、レッズのMFが調子を上げなければならないという明白な緊急性がある」と主張。遠藤についてこう指摘している。
「エンドウは、かつてはプレーを崩す能力で称賛されていたが、無視できないスランプに見舞われている。フルアムとの試合は彼の最近の苦境を象徴するもので、前半はひどいパフォーマンスで、後半はわずかに改善しただけだった」
同メディアは「ユナイテッド戦以来、かつては信頼できた4バックの盾がザルに変わってしまった。フルアム戦ではエンドウの散発的な輝きがミスを隠すのにほとんど役立たず、それが露呈した」と酷評している。
4月24日に開催されるエバートンとのダービーで、遠藤は周囲を黙らせられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 21:00
モハメド・サラーは近年のリヴァプールの黄金期における象徴的な選手だ。リヴァプールの歴史上、7シーズン連続で公式戦20ゴール以上を決めた唯一の選手であり、今季は24得点、13アシストを記録している。アフリカ・ネイションズカップでの負傷でシーズンを途中離脱していたにもかかわらず、プレミアリーグの得点王争いでトップのコール・パルマーとアーリング・ハーランドにわずか3ゴール差まで迫る17ゴールを挙げている。リヴァプールファンからしてみればチームの得点王であり、アシスト王であるサラーを手放すという議論はバカげた話に思えるだろう。
しかしながら、クラブはユルゲン・クロップの監督退任という大きな転換期を迎えている。そして、現在32歳のサラーの契約は残り1年で、サラーを高額で売却できるチャンスは実質今夏で最後となるのだ。
昨夏の移籍市場でも、サラーはサウジアラビア1部アル・イテハドから1億5000万ポンドのオファーを受けていた。リヴァプールはこのオファーを断ったが、サウジアラビアからさらなる高額なオファーが届く可能性もある。そうした場合、その金額で2、3人のトップクオリティの選手を獲得し、まったく新しいコーチングチームを迎えて、リヴァプールはあらゆる意味での再建をスタートさせることができると言える。
新スポーツディレクターのリチャード・ヒューズやフットボール部門のCEOに返り咲いたマイケル・エドワーズなど、アンフィールドの首脳陣がサラーの難問に取り組まなければならなくなる日は近い。また、この難問はサラーに限った話ではなく、同じく2025年に契約が終了するトレント・アレクサンダー・アーノルドとフィルジル・ファン・ダイクとともに解決しなければならない大きな問題だ。
サラーや、A・アーノルド、ファン・ダイクはクロップと共に一時代を築き上げた。彼らはクロップと共にクラブを去ることになるのか、それとも新たなサイクルに突入してもクラブに残り続けるのか、どちらに転ぶかは今季のプレミアリーグの行方次第が要因となる可能性も少なからずあるだろう。