2022年05月24日 18:38
マンチェスター・Cの熱狂的ファンとして知られる元オアシスのノエル・ギャラガーは、22日に行われたプレミアリーグ最終節アストン・ヴィラ戦で思わぬハプニングに巻き込まれていたようだ。イギリスメディア『トークスポーツ』が伝えている。 マンチェスター・Cは2位リヴァプールと勝ち点差「1」の首位で最終節を迎え、ホームでアストン・ヴィラと対戦。37分に先制されると、69分に元リヴァプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョにリードを広げられてしまう。それでも、途中出場のドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが76分に1点を返すと、78分にスペイン代表MFロドリが試合を振り出しに戻す。さらに81分、ギュンドアンが逆転ゴールを挙げ、3−2の劇的な勝利で2シーズン連続8度目のトップリーグ優勝を果たした。 ノエルは『エティハド・スタジアム』へ観戦に訪れたが、肝心の優勝決定の瞬間を見逃したようだ。3点目が決まった直後、ポルトガル代表DFルベン・ディアスの父親と激突し、顔を数針縫うケガを負ってしまったという。ノエルは『トークスポーツ』に対し、てん末を次のように語っている。「昨日、俺に何が起こったのか教えてあげよう。3点目が入った時、スタジアム中が大混乱だった。俺たちが座っていたところの2つ上のボックスには、ルベン・ディアスの家族がいた。俺はバカみたいに飛び跳ね、息子をプレミアリーグのトロフィーみたいに振り回し、みんなが彼を持ち上げた。そして振り向いたら、ルベン・ディアスのオヤジが俺にぶつかってきて、頭突きを食らわせたんだ。俺は血だらけになって床に倒れていた」「応急処置を受けたから、最後の2分間は見ていない。上唇を縫ったし、目の周りも真っ黒になった。アイツ(R・ディアスの父)には傷一つない。デカい熊みたいな奴だ。俺の歯が折れそうになった」「廊下を歩いていると、ペップが泣きながら駆け寄ってきて抱き合った。彼は『その顔はどうしたんだ?』と言ってきたが、俺は『選手と一緒になってこい!』と言ってやったよ。シティのファンからも何が起こったのか聞かれたが、『想像もつかないだろう』と言っておいた」「今日はリハーサルがあるが、いいことに、俺のバンドには3人のリヴァプールファンがいるんだ!」【画像】ノエルと激突も無傷のR・ディアス父(右から2番目) Always 💙 pic.twitter.com/VUBDswWfot— Rúben Dias (@rubendias) May 23, 2022
2024年03月29日 07:50
かつて中国代表監督を務めた李鉄(リー・ティエ)氏が、28日に行われた裁判で汚職の容疑を認めたとのこと。
李鉄氏はかつて2002年のワールドカップにも出場した経験を持ち、イングランド・プレミアリーグのエヴァートンやシェフィールド・ユナイテッドでもプレーしたボランチ。
引退後は指導者となり、広州恒大と中国代表でマルチェロ・リッピやアラン・ペラン、ラトミール・アンティッチらのアシスタントコーチを務めた。
また河北華夏幸福と武漢長江で監督を務めたあと、2019年からは中国代表の指揮官として12試合を戦っている。
しかし、今年1月にCCTVの報道によって彼の汚職行為が明らかにされた。
その内容は河北華夏幸福と武漢長江において対戦相手の選手を買収した八百長行為、2019年に中国代表監督へと就任するために行った賄賂の提供、さらに代表監督となってから賄賂を受け取って選手を選出していたという汚職行為など多岐に渡るものだった。
『新快報新聞』などの報道によれば、今回湖北省咸寧市の中級人民法院で李鉄氏の第一審公聴会が行なわれたとのこと。
そこで李鉄氏は告発されている罪について認めたという。2019年から2021年までの3年間で彼が受け取った不法な利益は5000万元(およそ10億円)を超えているそう。
また李鉄氏とクラブが試合の結果を操作するための買収に費やした額は3900万元(およそ8億円)に達していたようだ。
さらに代表監督になるために当時のサッカー協会会長と事務局長にそれぞれ100万元(およそ2000万円)を提供していたとのこと。
ただ、代表監督になってからは古巣の武漢長江と契約を結び、6000万元(およそ12億円)を受け取る代わりに4人の選手を代表チームへと招集し、その市場価値を高めさせたという。
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メディアでは「監督としての能力はなかったものの、200万元の賄賂で代表監督の座を手にし、6000万元を稼いだ。非常に洞察力の高いビジネスマンであった」との評価もあるようだ。
なお、李鉄氏にはおそらく終身刑が言い渡される見込みだと伝えられている。
2024年03月29日 07:30
このところ女子サッカーに対して激しい批判を繰り広げている元イングランド代表MFジョーイ・バートン。
25日には17歳の女子ゴールキーパーがミスを犯した映像をXで引用リポストし、「どうしてこんな馬鹿げたことが起こるんだ?」と批判した。
それに対してメディアや女子サッカー関係者、選手などから反発が起こり、スコットランド代表のニコラ・ドチャティは「次世代に刺激を与えている若いゴールキーパーについて、齢をとった男が呟いていることに目を留めずにはいられなかった。女子サッカーが合わないならチャンネルを変えて見なければいい。難しいことではない」と投稿。
それに対してバートンは「ニコラ、女子のサッカーはクオリティが基準に達していないので、そもそも有料チャンネルで放送されるべきではない」と反論した。
さらに「行儀よくして、女の武器である『被害者のカード』を懐に仕舞え。脳がある人間には効果がないものだ。君がどれだけ美徳を示しても、『レズビアンボール』は男子ほど大きくはならない。遅すぎるし、それは変わらない。生物的な進化の過程だ。被害者にならないでくれ」と加えた。
そして28日には女子サッカーの珍場面を集めた動画を引用リポストし、そこに「サッカーが好きな自尊心ある男性が、どうやったら『コスプレフットボーラー』を真剣に受け止められるのか?」とコメント。再び『茶番サッカー』『レズビアンボール』とハッシュタグを付け、反撃を強めていた。
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イングランドに限らず、ヨーロッパの各国で現在急速に存在感を高めている女子サッカー。選手の価値や存在感も急騰しており、多くの観客を集める競技となった。
しかしながら、その一方で女子サッカーに対する批判も強まっており、コロナワクチンの推進や女性の権利拡大運動に反対する態度を示してきたジョーイ・バートンのコメントも注目を集めているようだ。
2024年03月29日 07:10
ニューカッスル・ユナイテッドに所属しているイタリア代表MFサンドロ・トナーリが、再びギャンブル規定違反で起訴された。
昨年7月に5500万ポンド(およそ104億円)の移籍金でACミランからニューカッスル・ユナイテッドへと加入したトナーリは、その後イタリア・セリエA時代にサッカーの試合へ金を賭けていたとして告発された。
その結果、昨年イタリアサッカー連盟(FIGC)から18ヶ月の出場停止処分と2万ユーロ(およそ300万円)の罰金処分を言い渡されている。
ただ、それは後に8ヶ月に及ぶギャンブル依存症のリハビリプログラムに参加することと引き換えに減刑され、10ヶ月に短縮されていた。
ところが今回さらにイングランドでギャンブルを行っていたことが発覚したそう。イングランドサッカー協会やニューカッスルの公式声明によれば、トナーリは2023年8月12日から10月12日までの間にサッカーの試合にお金を賭けており、それは50回に達していたようだ。
トナーリの出場停止処分は今年8月27日に終了する予定となっているが、現在のところそれに変更があるかどうかは定かではない。
ただ『Gazzetta dello Sport』の報道によれば、これによって起こることは2つのパターンが考えられるという。
一つは、イングランドサッカー協会が「イタリアサッカー連盟の処分がすでにギャンブル規定の罰則を満たしている」と考える場合。このパターンでは出場停止処分に変更はない。
ただ、短期間に数多くの違反が確認された場合は悪質であるとみなされ、更に出場停止処分が延長される可能性があるという。
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出場停止処分のために今夏行なわれるEURO2024でのプレーは不可能になってしまったトナーリ。『NEXTピルロ』と呼ばれた天才ボランチは、ニューカッスルでまだ12試合しかプレーしていない。
もし罰則が延長されることになれば、トナーリのサッカー選手としてのキャリア全体にも大きな悪影響を及ぼしそうだ。
2024年03月29日 07:07
レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴに、リヴァプールが関心を寄せているようだ。
2024年03月29日 07:00
Jリーグの2024シーズンが開幕してから約1か月。J1で首位に立っているのが、昨季のJ2王者でJ1初挑戦のFC町田ゼルビアだ。
開幕節のG大阪戦(1−1)は引き分けも、その後の名古屋戦(1−0)、鹿島戦(1−0)、札幌戦(2−1)と白星を重ねて3連勝。次戦は3月30日、ホームで鳥栖と相まみえる。
今回、かつて鳥栖でもプレーしたMF仙頭啓矢にインタビューを実施。仙頭は、東洋大を卒業後の2017年に京都でプロキャリアをスタート。その後、横浜、鳥栖、名古屋、柏を経て、今季に完全移籍で町田に加入した。
新天地ではボランチでスタメンに定着。相手の意表を突く効果的なパスや豊富な運動量を活かしたカバーリングなど、攻守でチームを支えている。
そんな29歳に、町田への移籍を決断した経緯や、好調を維持するチームについて訊いた。
――◆――◆――
――町田に加入した経緯を教えてください。
オファーを受けた時にすごい熱量というか、町田に来て戦ってほしいという思いを強く感じました。僕自身もFC町田ゼルビアのJ2での試合を見て、すごく良いチームだと思っていて。チームの新たなJ1初挑戦、その一員として必要としてくれたところに、すごく感謝していますし、サッカー選手冥利に尽きます。
【動画】ゼルビア仙頭のパスが起点に!藤尾のボレー弾
――かつて所属した鳥栖で監督だった金明輝氏が、現在はコーチとして町田にいることも、背中を押したのでしょうか?
そうですね。僕の特徴をしっかりと理解してくれています。そういう人がチームにいるのは、とても心強いです。
――チームにスムーズになじめましたか?
とても溶け込みやすかったです。チームメイトはみんな優しく、良い人ばかりです。また、大阪出身の僕も含めて関西人が結構多いです。関西弁は親しみやすいと、このチームに来て思いました。関西弁が飛び交っているので、心地良いですね。
――現在、町田は首位に立っています。
キャンプから積み上げてきたものが間違っていなかったというのが、まず一つあります。本当に徹底して、追求して、やってきました。試合でチーム全体が一体となって体現しています。結果が出ているのは、偶然ではないと思います。ただ、4節が終わっただけなので、これから先どうなっていくかは分からないです。対戦相手も町田に対してより警戒してくるでしょうし。
今後、色んなチームと戦うなかで、町田がどういう振る舞いをしていくかが大きなポイントになってきます。良い滑り出しができましたが、まだまだ始まったばかりです。継続しつつ、より課題に向き合い、それを修正していく必要があります。
――仙頭選手を含め、3節の札幌戦ではスタメン11人中7人が新加入。多くの選手が入れ替わっているなかで開幕からチームが機能していますね。
監督、コーチ、スタッフによる選手に対しての落とし込みが、すごく徹底されていると感じますし、誰が試合に出てもFC町田ゼルビアらしさを追求しています。チームとして何が必要か、一人ひとりがチームのためにどう戦うか、全員が同じビジョンを描けている。それが、誰が出ても同じような戦いができるところに繋がっているのではないでしょうか。
――町田らしさとは、どういった点でしょうか?
一人一役どころか、二役と常に伝えられているなかで、全員がチームのためにハードワークする。誰一人エゴを出しません。球際一つに関しても、ぬるさがあったら、全員が追及し合えています。一人ひとりが自分のためよりも、チームが勝つために取り組めているのが、このチームの強みだと感じています。
――仙頭選手の味方を活かすプレーも効いていると思います。ワンタッチパスや浮き球のパスなど絶妙だな、と。
FC町田ゼルビアには前に速い選手、大きい選手、走れる選手といったタレントがたくさんいるので、そういう選手たちを活かせるようなパスを配球していきたいです。パスの出し甲斐があり、前の選手たちが心地よくランニングできるように、パスのタイミングや質にこだわっていきたいです。
――黒田剛監督はどんな方でしょうか?
常に隙を許さないというか。人間は緩さや慢心というか、それが出てしまう生き物だと思います。そうなりそうになった時に、カツを入れてくれるというか、常に「あ、駄目だな」と思わせてくれるようなことをしてくれます。
伝えるのも大変だと思いますけど、やり続けてくれることは、すごいなと思います。それをできるのが、チームが試合でもそうですけど、良い習慣となってできている一つの要因だと思います。マネジメント力がすごいと感じています。
――さて、30日に行なわれる次戦の相手は古巣の鳥栖です。
鳥栖では、J1で2021年に全試合出場し、自信をつけてくれたクラブでもあります。あの年があったから「J1で俺、できるな」と思えたので、本当に思い入れがあります。1年でしたけど、思い入れのあるクラブです。サポーターの方も本当に暖かく、常に応援してくれました。とてもサッカーをしやすい環境で、ご飯も美味しく、街自体もすごく良くて、僕にとって濃い1年間でしたね。
――試合に向けた意気込みを教えてください。
サポーターにも自分は成長した姿を見せたいですし、町田には鳥栖に縁のある選手やスタッフもいるので、そういう意味でも、絶対負けたくない思いが一番強いです。
――最後に、今後ファン・サポーターに見てもらいたいプレーを教えてください。
まず、攻守においてハードワークするところを見てほしいです。そのなかでも、得点に絡むようなプレーを見ていただきたいので、しっかり自分自身も示していかないといけないと思っています。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年03月29日 06:50
今年6月14日から7月14日にかけてドイツで行なわれる予定のEURO2024。欧州の予選を勝ち抜いた24チームが参加する。
昨年10月に発表されたレギュレーションにおいては、1チームの最大登録人数は23名になると決められていたが、それが変更になる可能性があるようだ。
EURO2020やワールドカップ2022では新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みて1チームの登録人数が23名から26名に拡大されていた。
しかしEURO2024ではそれが以前のように23名へと戻されていたが、『The Athletic』によれば現在UEFAの中で再び議論が進められているようだ。
4月8日にはUEFAのワークショップが開催され、各国の首脳陣や指導者にヒアリングを行って意見を集約する予定であるとのこと。その後様々なアイデアが検討されるという。
EURO2024で「大ブレイク必至の若手スター選手」10名
登録人数が23名へと変更された際、各国の代表チームからはそれに対して懸念の声がいくつか上がっており、それを受けてUEFAも26名に戻すというアイデアの検討を始めたようだ。
開幕が2ヶ月半後に迫るなか、選出できる人数が23名になるのか26名になるのか、各国の代表監督が注目しながら見守っているはずだ。
2024年03月29日 06:36
ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』は3月中旬から下旬にかけて、欧州主要リーグでプレーする選手の推定市場価格(市場価値)を一斉に更新した。
アジア選手のランキング上位にも変動があった。6000万ユーロ(約96億円)で久保建英(レアル・ソシエダ)とトップで並んでいた韓国代表DFキム・ミンジェ(バイエルン)が5500万ユーロ(約88億円)に下落したのだ。
プロデビューを飾った全北現代から、中国の北京国安を経て、フェネルバフチェ、ナポリ、バイエルンと順調にステップアップを果たし、市場価値も上昇してきただけに、プロデビュー以来初のダウンは母国に衝撃を与えたようだ。
韓国メディア『SPOTV NEWS』は3月28日、「キム・ミンジェの市場価値が800億ウォンの下落、アジア最高位まで譲った。日本の久保が単独1位だ」と見出しを打った記事を掲載。次のように報じている。
【PHOTO】華やかコスチュームでエール! アジアカップを彩った韓国女子サポを特集!
「欧州進出以来、キム・ミンジェに試練の時期が来た。バイエルンのDFの3番手に追いやられ、ベンチにいる時間が長くなっている。こうした状況にキャリアを通じて高まってきた市場価値が初めて下がった」
記事は「バイエルンでも価値を失わなかった」とし、主力としてプレーしていた昨年12月までは6000万ユーロを維持していたと報道。こう続けている。
「この3か月の間に多くが変わった。今はバイエルンでレギュラーの座を失った。3月に入ってエリック・ダイアー、マタイス・デ・リフトのコンビでチャンピオンズリーグ8強進出に成功し、キム・ミンジェは3番手に追いやられた」
1年での放出も取り沙汰されているキム・ミンジェ。キャリア最大の窮地に立たされている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:55
ラ・リーガは3月28日、3月の月間ベストプレーを発表。
2024年03月29日 05:46
パリ五輪での活躍が期待されるシント=トロイデンのMF山本理仁が、元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。知られざるエピソードが明らかになった。
番組の冒頭、内田氏が「僕が引退して(日本サッカー協会の)ロールモデルコーチに就かせてもらって、(山本ら)一番初めの世代の選手たちがいまパリのオリンピック世代になった」と2人の関係を明かす。
山本が「U-20のミーティングで、(内田氏が)VARを作ってきたの、覚えてます? この(番組)セットを使って」と話すと、内田氏は思い出したようにこの説明した。
「5年後、(U-20の選手たちが)海外に移籍して、ワールドカップのメンバー発表をこのセットで私がしてます。5年後、そうなってほしいというのを見せた」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
鹿島アントラーズやシャルケで活躍した名SBが「理仁はどこのチームに入れてたっけ?」と尋ねると、22歳の俊英は「トッテナムです。めちゃくちゃ覚えてます(笑)」と返した。
「5年後にトッテナムに入ってくれるように。当時20歳ぐらい?グッと伸びて行ってほしい、海外に羽ばたいてほしいと言っていた」
現在はベルギーに研鑽を積む山本。パリ五輪での活躍次第では、一気にステップアップする可能性もなくはないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:30
DAZNの公式YouTubeチャンネルで公開された「リーグ・アンメディアツアー|モナコ潜入編」で、日本代表MFの南野拓実が、所属するモナコについて語っている。
昨季にリバプールからモナコへ加わった南野は、2シーズン目を迎えたチームについて次のように話す。
「サポーターたちは3位以内じゃないと納得しないですし、ビッグクラブ以外との対戦では負けたらダメだという雰囲気がチーム内外に漂います。強豪ならではの勝たなければいけないプレッシャーを感じますね」
【動画】モナコの魅力を紹介!南野拓実のインタビュー
さらに29歳のアタッカーは「15歳か16歳のときに2週間、ここで練習参加したんですよ」と、セレッソ大阪のアカデミー時代にモナコを訪れた過去を明かした。
「その時から自分の中で、いつか行ってみたいクラブだなと思っていました。だからこそ、縁があって今ここでプレーできているのは幸せです。街も最高ですし、言うことないですね」
願いが叶った29歳のアタッカーは、充実した日々を送っているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:14
今夏にシュツットガルからリバプールに移籍した遠藤航は加入当初、イングランドではほぼ無名の30歳だったため、懐疑的な見方もあった。
だが、プレミアリーグの水に慣れると攻守に躍動。いまや替えの利かない存在となった。
リバプールの専門サイト『ANFIELD INDEX』は3月28日、「リバプールの中盤のパズル:クロップのベストコンビネーション」と題した記事を掲載。「リバプールの中盤のジレンマ。最強の3人は誰だ?」と綴り、怪我人も復帰してきたなか、シーズン終盤に向けて中盤3枚のベストメンバーを探っている。
その中で、遠藤については「おそらく今シーズン最大のサプライズは、中盤の欠かせない存在となった日本代表だろう」と賛辞を贈っている。
「夏にリバプールが1600万ポンドでエンドウを獲得した時は、たしかに眉をひそめたが、31歳の彼は疑念を抱いていたことが間違っていたと証明した。ゲームを読み、(相手の)プレーを分断する彼の能力は、特に重要な試合において、リバプールの戦術システムの重要な側面となっている」
【PHOTO】日本代表の北朝鮮戦出場16選手&監督の採点・寸評。及第点を上回ったのは4人、最高点は決勝弾の田中碧
同メディアはベストチョイスとして、こう結論づけている。
「ユルゲン・クロップ監督の中盤のプランは、主にエンドウ、アレクシス・マカリステル、カーティス・ジョーンズ、ドミニク・ソボスライという4人の主力選手を中心に構築されるだろう。彼らがコンディションを維持する限り、エンドウとマカリステルはおそらくクロップの中盤で最も多くの時間をプレーすることになる」
日本代表のキャプテンは、アルゼンチン代表MFと共に“最強の中盤”に不可欠という主張だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:00
鹿島アントラーズのFWチャヴリッチが、クラブの公式YouTubeチャンネルに出演。
2024年03月29日 00:00
サッカー選手の寿命は長くなっており、現在では30代になってもトップレベルのパフォーマンスを継続できる者が増えている。
今回は『Whscored』のデータから、「30代のセンターバックの中で最も今季レーティングが高い5名」をランキング化した。ジェームズ・タルコフスキ
現所属:エヴァートン
国籍:イングランド
年齢:31歳
Whoscoredのレーティング:7.07点
勝点が剥奪されたこともあって苦しい状況になっているエヴァートン。その最終ラインを支えているジェームズ・タルコフスキが平均レーティング7.07点で5位となった。
ここまで28試合に出場するなどそのタフさも素晴らしく、その中で1試合あたり1.5回のショットブロック、1.8回のインターセプト、4.5回のクリアを記録するなど、押される展開の中でも奮闘している。また空中戦でも1試合に3.8回勝利している。フランチェスコ・アチェルビ
現所属:インテル
国籍:イタリア
年齢:36歳
Whoscoredのレーティング:7.10点
若手のバストーニがブレイクするなか、36歳のベテランとなったフランチェスコ・アチェルビも今季は良い記録を残している。ここまでプレーしたのは20試合にとどまっているが、守備面だけではなく攻撃面でも良いスタッツが残っている。
目立った数字はそれほどないものの、パス数や成功数はこのトップ5の中で2番目に多く、ロングボールも1試合平均3.6回を送っている。ステファン・デ・フライ
現所属:インテル
国籍:オランダ
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.11点
アチェルビとともにインテルのオランダ人DFステファン・デ・フライもランクイン。ここまでの出場は14試合に留まっており、1188分しかプレーしていないものの、平均レーティングでは7.11を記録している。
スタッツにおいてはアチェルビ以上に目立ったポイントはないものの、強さを見せているインテルの最終ラインで安定したパフォーマンスを見せる。ダニーロ
現所属:ユヴェントス
国籍:ブラジル
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.12点
かつてはサイドバックとしてプレーしていたものの、ユヴェントスでセンターバックにコンバートされたダニーロ。現在はキャプテンマークを巻いて多くの試合に出場している。
19試合でプレーして平均レーティングは7.12。パスの点では1試合平均0.9本のキーパスを出しているほか、平均タックル勝利数が2.3回、平均タックル数も2.8回と極めて素晴らしい数字を記録している。フィルヒル・ファン・ダイク
現所属:リヴァプール
国籍:オランダ
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.30点
続け遠藤航!30代でプレミアリーグに「初挑戦」し活躍した5名
30代のセンターバックとしては最も高い平均レーティングを記録したのはフィルヒル・ファン・ダイク。32歳で26試合に出場し、総プレー時間は2278分。
スタッツの中ではもっとも目立つのが空中戦勝利数で、1試合平均4.3回。これはトップ5の5人のうち最高で、30代のセンターバックとしては世界4位の数字となっている。
2024年03月28日 23:52
ミランに所属しているフランス代表FWオリヴィエ・ジルーは、今シーズン限りで“ロッソネロ”のユニフォームを脱ぐ決断を下すのだろうか。
母国のモンペリエで得点を量産し、アーセナルやチェルシーなどプレミアリーグを舞台に活躍したジルーは、2021年夏にミランへ完全移籍した。加入直後からセンターフォワードの軸に君臨し、若き才能が数多く集まっていた当時のミランにおいては、ベテランとしても影響力を与えた。加入初年度は公式戦38試合の出場で14ゴール4アシストをマーク。セリエAに限定しても29試合出場11ゴール4アシストを記録し、クラブにとって11シーズンぶりとなる“スクデット”に大きく貢献した。
翌シーズンも最前線で存在感を放ち、公式戦47試合の出場で18ゴール7アシストを記録。チャンピオンズリーグでは全12試合のピッチに立って5ゴール2アシストを記録し、ベスト4入りに貢献していた。クラブとの契約を1年延長して迎えた今シーズンは、ここまで公式戦36試合に出場し、14ゴール9アシストを記録。37歳となった現在もパフォーマンスに衰えは見られず、フランス代表でも中心選手として活躍している。
そんなジルーは今月に入ると、イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のメディアによって、今季限りで満了を迎えるミランとの契約を更新しない可能性が報じられた。『スカイ・イタリア』も「6月限りでミランに別れを告げる可能性は非常に高い」と伝えている。また、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ミランはジルーの後釜として、ボローニャ所属のオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー、ライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ、フェイエノールト所属のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスらに関心を示しているという。
このような状況の中、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が27日、ジルーの去就に言及。MLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルスFCが、ジルーの完全移籍加入について選手側と口頭合意に達したと報じた。
ロサンゼルスFC側は昨年10月よりジルーに関心を示しており、今週に入って初めて具体的な動きを見せたとのこと。前述の通り、ミランとジルーの契約は今季限りで満了を迎えるため、移籍金は発生しない。契約期間は2025年12月までの約1年半となる見込みだ。
なお、現在のロサンゼルスFCには、ともにFIFAワールドカップカタール2022を戦った元フランス代表GKウーゴ・ロリスが在籍している。昨季までは元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ、元メキシコ代表FWカルロス・ベラ、一昨シーズンまでは元ウェールズ代表FWガレス・ベイルが所属していたことも記憶に新しい。現在のチームは将来が嘱望される若手選手も多く、ジルーの加入が彼らの成長の手助けとなることも期待される。
また、『スカイ・イタリア』もジルーのMLS行きが濃厚であることを報じている。一方で、サウジアラビアの複数クラブもジルーの獲得を諦めておらず、ここから“追い上げ”を見せる可能性もあると示唆。いずれにせよ、ミランに残留する可能性は低くなってきた。
今夏にはEURO2024の開催が控えており、ジルーは同大会をもってフランス代表を引退する可能性も取り沙汰されている。果たして、ジルーのヨーロッパでのキャリアは今季限りで終焉を迎えるのだろうか。
2024年03月28日 23:40
チェルシーは今季のリーグ戦11位と失意のシーズンを送っている。中でも、左サイドバックとセンターバックの補強は必須項目であり、今夏の獲得に動きを見せるとされている。
そこでチェルシーはバルセロナの左サイドバック、アレハンドロ・バルデの獲得に5000万ユーロ(4300万ポンド)の入札を行ったとスペイン『Nacional』は報じている。
現在20歳のバルデはシーズンの前半戦こそ多くの試合でフル出場を果たしているが、今年1月にハムストリングの負傷で手術を受けており、バルセロナは「移籍を真剣に検討している」という。
財政難のバルセロナの中で、バルデは特に人気銘柄の選手の一人で、チェルシーの他にマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプールといったプレミアリーグのクラブを中心に高い関心を寄せられている。中でも、マンUでは新たな共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏が、チーム再建のために獲得を強く望んでいる選手の一人がバルデであるとされており、もしバルセロナがバルデの放出を認めれば、チェルシーとマンUの一騎打ちとなる見方が強い。
しかしながら『Nacional』では、バルセロナはバルデの評価額を7000万ユーロ程度に設定しているとされており、チェルシーの提示した金額から2000万ユーロの上積みが出来るかどうかが大きなカギとなりそうだ。
また、チェルシーもまた財政難に苦しんでいるチームの一つであるため、バルデに7000万ユーロの投資を行うとなれば、自チーム選手の放出も免れない。今夏のチェルシーは放出と補強ともに目が離せないチームとなることだろう。