2022年05月25日 15:14
サッカーヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)決勝のASローマ(AS Roma)対フェイエノールト(Feyenoord)戦を翌日に控えた24日、両チームのファンが会場となるアルバニアの首都ティラナで暴力事件を起こした。地元警察が発表した。 当局の発表によると、フェイエノールトのファン8人が、ローマを応援したアルバニア人男性を椅子で殴って逮捕された。男性は病院へ運び込まれたという。 また約200人のファン集団が、ローマサポーターのいる場所へ押し寄せようとして警察と衝突した。ローマサポーターも棒や石で警察を攻撃し、「警察官10人が負傷し、警察のバスが『暴力行為』で破損した」という。 AFPの記者は、少なくとも市内の3か所で両チームのサポーターが衝突するのを目撃した。警察は、合計でサポーター60人が逮捕されたと話している。 会場となるナショナル・アリーナ(National Arena)の収容人数は2万1000人だが、両チーム合わせて10万人前後がアルバニアの首都に詰めかけると予想されている。■関連記事 ・ローマとフェイエノールトが決勝進出 ECL ・フェイエノールト対アヤックス戦会場外で暴動、64人逮捕 ・ELマルセイユ戦、相手ファンがピッチに発煙筒 警官3人負傷
2022年07月02日 12:01
バルセロナは2日、スペイン代表FWアダマ・トラオレとオランダ代表FWルーク・デ・ヨングが、期限付き移籍の契約期間を満了し退団することを公式サイトで発表した。 バルセロナの下部組織で8年間の時を過ごしたA・トラオレは、今年1月にウルヴァーハンプトンから期限付き移籍で加入。ラ・リーガとヨーロッパリーグの17試合に出場し、4アシストを記録した。 昨夏に当時の指揮官であるロナルド・クーマン氏のラブコールを受けたL・デ・ヨングは、セビージャから1年間のレンタル移籍で加入。当初は批判に晒される時期が続き、冬のマーケットでの退団も噂されたものの、シャビ政権下では貴重なスーパーサブとして重要な活躍を連発し評価を覆した。 なお、L・デ・ヨングは母国のPSVへの復帰が決定的なものとなっており、1日には古巣クラブがメディカルチェックを受けるL・デ・ヨングの様子を公開している。
2022年07月02日 11:25
日本代表DF板倉滉(25)のドイツ1部ボルシアMG入りが秒読みとなったと、ドイツメディア「スカイスポーツ」が伝えている。 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーと契約する板倉は、昨季にレンタルでドイツ2部シャルケでプレーし、同クラブの1部昇格に貢献。そのままシャルケ残留が見込まれていたが、移籍金となる500ユーロ(約7億2000万円)が捻出できずに断念。すでにマンCは自クラブに登録する気はなく、今夏に板倉を完全移籍で売却する方針を固めている。 そんな中、スコットランド・プレミアリーグのセルティックやドイツ1部Eフランクフルト、ホッフェンハイムなどの名前が挙がるなど、去就が注目されていた。同メディアによると、板倉は1日にボルシアMGでメディカルチェックを受け、契約書にサインする直前で「ボルシアMGに加わる可能性が高い」とし「板倉はチームと一緒にトレーニングキャンプに行くことができる。数日以内に正式決定する」という。
2022年07月02日 11:13
ユヴェントスは1日、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザとセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの背番号が変更となることを発表した。 2022-23シーズンでユヴェントスでの3シーズン目を迎える24歳のキエーザ。2020年夏にフィオレンティーナから加入し、今ではイタリア代表の主軸にもなっているアタッカーは、背番号をこれまで着用していた「22」から「7」へと変更することに。大ケガで後半戦を棒に振った昨季の悔しさをバネに、新たな番号で再帰を図る。 その背番号「7」を昨冬の加入後から着用していたヴラホヴィッチは、エースナンバーの「9」を背負うことに。キエーザと同じくフィオレンティーナから加入した22歳のストライカーは、昨季のユヴェントス加入後、後半戦のみで公式戦9ゴールを記録。アトレティコ・マドリードに復帰したスペイン代表FWアルバロ・モラタが着用した「9」を背負い、スクデット奪還へ向けた働きが期待される。
2022年07月02日 11:00
昨季リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグ制覇のダブルを達成したレアル・マドリード。
2022年07月02日 11:00
カナダ、アメリカ、メキシコが共催する2026年のワールドカップでは出場国が32から48チームに増える。FIFAは、グループステージを3チームごとの16グループに分ける形で全80試合を行うとしてきた。ただ、これまでと同じように4チームに分ける可能性も残っているようだ。3チームにした場合、各チームのグループステージ最終戦を同時に行うことができないという問題が出る。 1982年大会ではそのことで「ヒホンの恥」と呼ばれる事件が起きた。西ドイツとオーストリアが談合のような試合をしたことで前日に戦いを終えていたアルジェリアが敗退に追い込まれたのだ(当時は24チームが4チーム×6グループに分かれる形だったが、最終節は1日違いで行われた)。この事件が起きたことでW杯のグループステージの最終節は同時開催となったという経緯がある。そうしたなか、CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)の会長は『The Times』の記者に対して、「3チームの16グループが決まっているとは思わない」と発言。また、グラント・ウォール氏によれば、FIFAは2026年W杯を4チームの12グループにすることを検討し始めたとのこと。【関連】2022年W杯に出られない11名の輝かしいスーパースター4チーム制にした場合、大会の総試合数は104に増えるため、FIFAに多くの利益がもたらされることにもなるという。
2022年07月02日 10:31
スペイン1部マジョルカは今夏に3度目となる日本代表MF久保建英(21)のレンタル移籍を検討していると同国紙「マルカ」が伝えた。 久保の契約元となるスペイン1部レアル・マドリードはEU圏外3枠がすでにブラジル人で埋まっているため、来季も他クラブに貸し出す方針で、すでに同1部レアル・ソシエダードと交渉を行っている。久保はプレシーズンからチームに参加したい意向のため、早期のクラブ決定を求めており、8日までに新チームを定めたい意向という。 そんな中、同紙は「マジョルカは再び久保を考える」との見出しを付けて「3回目のローンを組む可能性がある。久保の急襲にまだ扉は開いているとほのめかした」とし、マジョルカのアルフォンソ・ディアス最高経営責任者(CEO)が「タケとの新しいミッションは、来シーズンに向けて除外されていない」と、再びレンタルで加入するかもしれないようだ。 久保は2019―20年シーズンにマジョルカでプレー。20―21年にはビリャレアルとヘタフェに所属し、21―22年は再びマジョルカに所属した。久保はプロとしてスペインで4季目を迎えるが、果たしてどこでプレーするのか。
2022年07月02日 10:30
昨季は圧倒的な勝負強さでレアル・マドリードがCLを制した。決勝ラウンドはパリ・サンジェルマン、チェルシー、マンチェスター・シティ、リヴァプールと難しいカードの連続だったが、前述した異常な勝負強さで勝ち上がり、頂点を掴んだ。そんな勝負強さの原動力がカリム・ベンゼマである。34歳のベテランストライカーで、シーズンを重ねるごとに洗練されており、昨季は46試合で44ゴール15アシストを記録している。パフォーマンスもそうだが、怪我をしないという強みを持っており、大事な試合では彼が必ず3トップの中央に先発してくる。 ここまで揃ったストライカーがいると、控えとなる選手にはほとんどスポットライトが当たらない。昨季はベンゼマの控えとしてマリアーノ・ディアスやルカ・ヨビッチがいたのだが、リーグ戦でのプレイタイムは2人合わせて700分とかなり少ない。英『90min』によるとセルビア代表のヨビッチは来季プレイタイムを得るために、セリエAのフィオレンティーナへローン移籍することが濃厚になっているようだ。18-19シーズンのフランクフルトでは48試合で27ゴール7アシストと素晴らしい数字を記録したヨビッチ。ここで大きく名を揚げ、2019年にレアル・マドリードに総額6500万ユーロの高額な移籍金で引き抜かれた。大きな期待を寄せられてスペインに来ることになるが、これが失敗だった。移籍後は継続したプレイタイムを得られず最多ゴールは19-20シーズンの2得点だ。昨季はベンチを温め続け、唯一の先発となったアトレティコ・マドリードとのリーグ戦ではこれといった見せ場はなく、後半にベンチに下がっている。リーグとクラブを変え、心機一転を図るのはいい選択肢だといえる。レアルではライバルがベンゼマとポジションを奪うのが難しく、簡単なことではない。ヨビッチ自身も試合に出てコンディションを高めるタイプなのか、いざ使われたとしても存在感を見せられておらず、フランクフルト時代のようにスタメンで出られるクラブへ行くべきだろう。セルビア代表として参加したネーションズリーグでは4試合で2ゴールと実力は確かなヨビッチ。しかしクラブでのライバルは相性が悪く、まずは環境を変え継続したプレイタイムを得たい。
2022年07月02日 10:30
バルセロナは、リーグ戦の放映権(25年分の10%)をアメリカの投資会社に2.0750億ユーロ(292億円)で売却した。
2022年07月02日 10:18
イングランド・プレミアリーグのリバプールは1日、所属するエジプト代表FWモハメド・サラー(30)と契約延長で合意したことを発表した。 各メディアによると、サラーはリバプールと2025年6月末まで契約を延長。週給40万ポンド(約6500万円)、年俸2080万ポンド(約33億9000万円)で合意したという。英紙「デーリー・メール」は「クラブ史上最高給のプレーヤーになった」と伝えている。 サラーは2017年にリバプール加入後、リーグ180試合出場で118ゴールをマーク。昨季も含めて3度も得点王に輝いた。昨年から続いた契約交渉は難航し、何度も破談と報じられていたが、最強ストライカーを更新し、再びタイトルを狙う態勢を整えた。 サラーはクラブを通じて「昨シーズンは4冠(リーグ、リーグ杯、FA杯、欧州CL)に近づきましたが、残念ながらシーズンの最後に2つのトロフィーを失いました」とし「私たちは戦う準備ができている。新しい選手も加わった。良いビジョンを持って一生懸命プレーし、再スタートします」とコメントした。
2022年07月02日 10:13
セルティックは1日、ベンフィカからポルトガル人FWジョタを完全移籍で獲得したことを公式サイトで発表した。 セルティックは、昨季レンタル移籍で加入していたジョタの買い取りオプションを行使し、ベンフィカから完全移籍で獲得。契約は2027年夏までの5年契約となる。移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、その買い取り金額は630万ポンド(約10億3000万円)だとされている。 現在23歳のジョタはベンフィカの下部組織出身で、2018年にトップチームデビューを果たした。2020−21シーズンはバジャドリードにレンタル移籍を果たすと、2021−22シーズンはセルティックへとレンタル移籍で加入。日本代表FW古橋亨梧らと前線で絶妙なコンビネーションを見せ、公式戦40試合で13ゴール14アシストを記録していた。 ジョタは完全移籍に際し、「セルティックに加わることができて本当に嬉しいよ。ファンとチームに喜びを与えたいと思っているし、できる限り多くのものを勝ち取りたいと思っている
」と意気込みを語った。
2022年07月02日 10:00
イタリアへ戻っていたことを知らなかった人もいたかもしれない。今冬にアメリカを離れ、セリエAのヴェネツィアへ向かったのは元ポルトガル代表FWナニだ。マンチェスター・ユナイテッドでも長く活躍したナニは、昨季ヴェネツィアの選手としてリーグ戦10試合に出場。目立った結果を残せぬままチームも最下位でセリエBへ降格することになったが、ナニは35歳ながら驚異の肉体を維持している。 英『Daily Mail』によれば、現在ナニにオーストラリアのメルボルン・ビクトリーが関心を示しているという。スター選手の獲得でリーグを盛り上げたいオーストラリアにとって、マンUやポルトガル代表で活躍してきたナニは魅力的だろう。ナニは大きな怪我が少ないことも特長的だ。2019年に欧州を離れてアメリカのオーランド・シティと契約したナニは、MLSでもキャプテンマークを巻いて躍動。2020−21シーズンにはリーグ戦28試合で10ゴール7アシストと見事な成績を残している。クリスティアーノ・ロナウドやリカルド・クアレスマと世代が近いこともあり、ポルトガル代表でもややスポットが当たりにくいところはあった。しかし、ナニも若くから評価されてきたアタッカーであり、代表でも通算112試合に出場してきた。怪我の少なさや鍛え抜かれた肉体など、ロナウドと共通点を感じさせる選手だ。MLSで披露していたパフォーマンスを考えれば、アジアでまだまだ結果を残すことは可能だろう。メルボルン・ビクトリーは国内リーグで2位と好調で、それこそアジアチャンピオンズリーグでもナニを見てみたい。新たなチャレンジが実現するか注目だ。
2022年07月02日 10:00
今月のジャパンツアーで来日するPSGだが、この夏には大幅な人員整理を行う構えとされている。
2022年07月02日 09:08
インテルは1日、アヤックスとの契約が満了となったカメルーン代表GKアンドレ・オナナが加入することを公式サイトで発表した。 オナナは6月30日に、所属していたアヤックスとの契約が満了。移籍金が発生しないフリートランスファーでインテルに加入した。なお、契約期間は公式には発表されていない。 現在26歳のオナナはバルセロナの下部組織に所属していたが、2015年1月にアヤックスへと移籍。2016年8月にトップチームデビューを飾った。これまで公式戦通算212試合に出場しており、2018−19シーズンには国内2冠とチャンピオンズリーグ準決勝進出に大きく貢献した。 同選手は2020年10月に妻の処方薬を誤って服用し、ドーピングのルールに抵触。2021年2月に12カ月の出場停止処分を科された。後に処分が9カ月に軽減され、昨年11月に戦列復帰を果たした。2021−22シーズンは公式戦9試合に出場している。
2022年07月02日 09:00
かつてオランダ女子代表の監督だったヴェラ・パーウ氏がサッカー関係者からのレイプ被害を告白した。59歳の同氏は現役時代はオランダ女子代表として89試合に出場。その後、2004〜2010年にオランダ女子代表の監督を務め、現在はアイルランド女子代表を指揮している。自身のTwitterと『NRC』のインタビューでKNVB(オランダサッカー協会)関係者からレイプされたと訴えた。 ヴェラ・パーウ「私はこの秘密を35年間も守り続けてきた。人生で最もつらいこと。でも、ついに前に進む準備ができた。自分自身を誇りに思う。私が若手選手だった頃に有名なサッカー関係者からのレイプに苦しんだことは身近な人さえ知らなかった。1986年にレイプについてすぐに名乗り出るべきだった。その後、他の2人の男による2件の暴行もあった。当時、その3人全員がオランダサッカー界で働いていた。私が選手として晒された組織的な性的虐待、権力濫用、いじめ、脅迫、孤立、濡れ衣は、信頼できる人間しか知らなかった。もう恥ずかしさも罪悪感もない。何が起きたのかを知って欲しいし、本当の自分を理解してもらって、もう一度自由に生きたい。近年、私はKNVBでのヒアリングを希望していたが、それは無駄に終わった。この話を公表して必要な助けを受けるよりもレイプや性的虐待を黙っているほうがいいという人間もいる。もうそういう沈黙はシェアできない。彼らは私の人生を台無しにした。私の苦しみを認めて欲しい」パーウ氏は選手時代の1986年と1997年だけでなく、代表監督だった2004年にも性的虐待を受けていたそう。加害者は全員がオランダサッカー協会関係者だったという。彼女は5回にわたってオランダサッカー協会に問題提起を行ったものの、協会側はそれ以上の措置を講じず。パーウ氏はその協会の姿勢も非難している。【関連】オランダ代表史上最強の10選手一方、オランダサッカー協会は「彼女の体験に非常にショックを受けている。当時、彼女に安全な職場環境がなかったことは受け入れがたい。遺憾に思う」などとコメント。性的虐待に対するサインに十分に対応していなかったことを認めたという。
2022年07月02日 08:55
シャルケのブンデスリーガ昇格に貢献し、ドイツでの評価を高めた日本代表DF板倉滉。ただ、シャルケがマンチェスター・シティからの買取りオプションを行使できなかったことで新たな移籍先を探すことになった。『Sky』によれば、本日、板倉はボルシアMGでメディカルチェックを受けたという。移籍はほぼ決まったようだ。【関連】日本代表、W杯前に「リスク込みの移籍」に踏み切るかもしれない7名両者は2026年までの4年契約を結ぶ見込みで、ボルシアMGはシティに400万ユーロ(5.6億円)ほどを支払うとのこと。