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2022年05月26日 06:30
日本相撲協会は25日、名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開き、新十両に千代栄(31)=九重、欧勝馬(25)=鳴戸、西川改め豪ノ山(24)=武隈=の昇進を決めた。再十両は北青鵬(20)=宮城野=で4場所ぶりとなる。 千代栄は2009年初場所の初土俵から13年半かけての新十両。31歳11カ月は戦後4番目の高齢昇進で「年をとっても諦めずにやれば上がれるんだぞというところを見せられた」と胸を張った。 幕下を58場所も経験。精神面が課題で、何度も上位の壁にはね返された。東幕下3枚目で臨んだ夏場所でも初日に黒星。弱気の虫が出かかったところで、師匠の九重親方(元大関千代大海)に「人生が変わる場所だぞ!」と活を入れられた。そこから4連勝などで5勝2敗。「勝っていくごとに自信もついていった」と振り返った。 師匠から「小結ぐらい行ってほしい」と期待された千代栄。「三役に入れるように頑張ります」と満面の笑みで目標を掲げた。
2024年04月20日 11:17
新日本プロレスの田口隆祐(45)がバイク運転中の交通事故の負傷で20日町田大会から開幕するシリーズを全戦欠場することが発表された。
団体の発表によれば「幸い命に別状はありませんでしたが、病院での結果、前額部挫減傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷」のため、シリーズの全休が決定。田口は次期シリーズのジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)にエントリーされているが、復帰時期は未定となっている。
田口は団体を通じコメントを発表。「全国69人のファンの方々申し訳ございません。脳震盪を起こして記憶はありませんが警察の話によりますと、2輪車で走行中に飛び出してきた犬を避けようとして単独転倒したとのことです。なるべく早く、パワーアップして復帰できるよう頑張ります。期待してお待ちください!」と報告した。
2024年04月20日 10:00
大相撲で元幕内北青鵬の暴行問題を受けて宮城野部屋が事実上の一時閉鎖となり、宮城野親方(元横綱白鵬)や所属力士らが4月1日付で伊勢ケ浜部屋に転籍した。環境の激変は困難に映る中、幕下時代に伊勢ケ浜部屋に転籍した横綱照ノ富士は、自身のキャリアに及んだ好影響を挙げた。予期せぬ出来事をプラスに変えた経験と思考法とは。
最高位にまで上り詰めた照ノ富士の言葉には、説得力があった。宮城野部屋からの力士が今月7日に伊勢ケ浜部屋への引っ越しを終え、8日から稽古に合流。春巡業中、環境の変化について問われた横綱は、40人近い大所帯となって稽古相手が増えることで部屋の力士が「強くなっていくんじゃないですか」と予想しつつ、「自分に生かしていくかは、本人次第じゃないか」と核心に触れた。
生活環境はもちろん、部屋のカラー、稽古の量や流れも変わる。新天地に慣れるには、苦労がつきものと考えるのが普通だろう。ただ、照ノ富士は「俺は苦労はなかった。みんな温かく迎え入れてくれたし」と否定。「稽古もやれば慣れていって、どんどん強くなった。逆に俺はよかった。この部屋に入ってから、稽古の大事さがわかった。それがあって今があるから」と振り返った。
2011年技量審査場所の初土俵から約2年で入門した間垣部屋が閉鎖に。13年春場所後に伊勢ケ浜部屋に転籍した。「稽古がキツくなるな」という思いはあったが、それをマイナスには捉えなかった。
「先輩や親方からのアドバイスをどう受け取るか。『やらされている』と受け取るのか、これをやったら強くなると『教えてもらっている』と受け取るのか。個人個人の捉え方」。部屋を移ってすぐ、そんな思考に行き着いた。だから『転籍』は『転機』になった。直後に幕下上位で2場所連続6勝を挙げて新十両。2年後には大関に昇進した。
角界屈指の稽古量で知られる伊勢ケ浜部屋。横綱は「猛稽古じゃない。普通だけどね」と言う。「ウチの部屋もやる人、やらない人はいる。別に『やれよ』と言っているわけじゃない。プロとしての意識があるか。でも、強くなりたい人は自分からやるのが普通じゃないの?」。おのおのにプロ意識の高さが求められる土壌が垣間見えた。
春場所時点で、伊勢ケ浜部屋には関取が6人。21歳で新三役目前の熱海富士、110年ぶりの新入幕優勝を飾った尊富士ら生きのいい若手も名を連ねる。しかも、学生時代に多くのタイトルを獲得したのは少数派。日々の稽古と鍛錬で出世してきた。
「たとえばもう1回、10代になって相撲をやるとなって部屋を選ぶとしたら、私自身は伊勢ケ浜しか選ばない。親方が教えてきたことは、間違ったことはやらせていない。結果で証明している」。照ノ富士は師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)への全幅の信頼を口にする。宮城野部屋からは、十両伯桜鵬ら有望な若い力士も加わった。環境の変化をチャンスに−。「それをプラスに捉えてやるか、稽古をキツいと思うかは本人次第。少なくとも、俺はプラスにしか捉えなかった。環境が変わるって、そういうもんじゃないの?」。第一人者の重い言葉を実践できれば、突然の転籍も明るい未来を切り開くキッカケになる。(デイリースポーツ大相撲担当・藤田昌央)
2024年04月20日 07:34
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は20日までに福岡ソフトバンクホークスとコラボレーションした猪木さんの「闘魂タオル」、猪木さんの「名言語録タオル」を販売することを発表した。
猪木さんのタオルとプロ野球球団とのコラボは、阪神、巨人に続く3球団目となる。
このタオルは今月24日から福岡市の大丸福岡天神店本館1Fアンテナプラスで開催される展覧会「燃える闘魂・アントニオ猪木展in FUKUOKA」で販売される。
タオルには共にホークスのロゴが入っており、値段は「闘魂タオル」が4950円。「アントニオ猪木語録タオル」が3300円。
2024年04月20日 06:00
女子プロレス「スターダム」の妖精なつぽい(28)が、プロレス界の母と慕う伊藤薫(52)への恩返しを誓った。
2024年04月20日 06:00
お騒がせ女子プロレスラーことウナギ・サヤカが、元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が立ち上げた新団体「マリーゴールド」に対抗心を燃やしている。
先日、概要が発表された新団体にはスターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月の5人と、高橋奈七永、元アイスリボンの石川奈青が所属に。青野未来らアクトレスガールズを退団した6人の合流も決定的となり、大きな話題を呼んでいる。
ウナギは「去年1年間、(自分は)『スターダムの1強を終わらせる』と言ってきたけど、まさか終わらせるかもしれないものが現れるとか想像していなかった。ああやって『ロッシー小川とやりたい』という人が集まって巨大勢力を生もうとしているのは、めっちゃ楽しみですよ。かといって、スターダムもチャンスだと思うし」と新団体の誕生を歓迎した。
むしろ、自身の発奮材料にもなったという。2022年10月にスターダムを離れ、他団体を主戦場とする「ギャン期」に突入。全日本プロレスをはじめとする男子団体でも注目を集め、今年1月には初の自主興行(後楽園)を大成功させた。
その自負があるからこそ「私もマリーゴールドに前を走らせるわけにはいかない。ロッシー小川はウナギ・サヤカの生みの親なので、ロッシーに『ウナギ・サヤカはすげえ』と言わせるところまでが私のギャン期だと思うので。1団体に負けるつもりはないです」と闘志をみなぎらせた。
ファンや関係者からは「どっちに出るんですか?」と聞かれることが増えたという。ウナギは「そんなの聞いて何が楽しいのって思う。この1年、思うようにやってきた私がみんなの思うように動くわけないし」と意地悪な笑みを浮かべつつ、「やりたい人もいますしね。マリーゴールドだけじゃなく、スターダムにも。それはやるべきタイミングで乗り込みたいなと」。火がついたお騒がせ女の動向に注目だ。
2024年04月20日 05:00
大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の新弟子二次検査が19日、同国技館で行われ、ただ1人受検した元村康誠(15)=佐渡ケ嶽=が合格した。昨年9月に新弟子検査の規則が一部変更され、体格基準未満でも運動能力テストを実施することに。身長159・5センチ、体重67・6キロの元村は50メートル走で7秒91を計測するなど、合格基準点を上回った。5月2日に他の志望者と新弟子検査を受検し、内臓検査の結果を待って、初日に合格者が発表される。日本相撲協会によれば、身長150センチ台の力士が誕生すれば戦後初となる。
元村は佐賀県出身で、小学4年時に少年相撲大会「白鵬杯」で技能賞を受賞。秀ノ山親方(元大関琴奨菊)にスカウトされ、角界入りを決意した。まずは最初のハードルをクリアし「ホッとしています。大相撲に行くのが夢だった」と目を輝かせた。
◆新弟子二次検査 身長167センチ、体重67キロの体格基準に満たない入門希望者が運動能力テストを受検する。背筋力、握力、反復横跳び、ハンドボール投げ、上体起こし、立ち幅跳び、50メートル走の7種目。同様の運動能力テストは「第二検査」の名称で2001年初場所から12年春場所まで行われ、合格者から元関脇豊ノ島、元幕内照強ら7人が関取となった。
2024年04月20日 05:00
「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者・井上拓真(28)=大橋=に挑戦する同級1位・石田匠(32)=井岡=が19日、大阪市浪速区の所属ジムで練習を公開し、「自分からどんどんアグレッシブに行く。インパクトを残してKO、TKOを目指す」とV宣言した。
2017年10月に英国でWBA世界スーパーフライ級王者カリッド・ヤファイ(英国)に判定負けを喫して以来、約7年ぶりの世界戦。井岡一法会長(56)を相手にミット打ちなどで汗を流し「自分のボクシングは通用すると思う。負けは想像がつかない」と自信をみせた。
同会長は「8R終了時点でストップか、誰が見ても石田の勝ちという展開で進めなければ」と予測。フィリピン人の東洋ランカーを相手に28日までに計115Rのスパーリングをこなす予定で、石田は「自分のボクシングの集大成」と気合を込めた。
2024年04月19日 20:40
「ボクシング・6回戦」(19日、後楽園ホール)
フルコンタクト空手の極真会館の、1997年の全世界ウエイト制空手道選手権大会で軽重量級準優勝の堀池典久氏(51)を父に持つ堀池空希(22)=横浜光=が66・0キロ契約6回戦でプロデビューし、シェ・ジュンイ(19)=中国=に1回2分7秒、KO勝ちした。
2024年04月19日 20:15
DDTの彰人(37)が、王者・上野勇希(28)とのKO―D無差別級選手権(26日、東京・墨田区のひがしんアリーナ)に向け、自身の思いを熱弁した。
3月17日後楽園大会で王者から逆指名され、今回の挑戦が決まった。前哨戦2試合を経て、19日に都内で行われた調印式で2人は対峙。
先にマイクを向けられた彰人は「ちょっと待ってもらっていいですか」と進行を制すや「毎回、毎回挑戦者から意気込みを語って、チャンピオンがそれを受けてしゃべる。そういう形式、まず今回はやめませんか」と最初に王者にコメントを求めた。
すると上野は「先に言うのが嫌だとか、後に聞きたいとか、逆にそれにこそ何の価値もない面倒臭さであるということを、この1か月間、よく感じていたなというふうに思います」と、さらっと反論。その上で「チャンピオンは何よりも自分であるということが大事。このタイトルマッチも、上野勇希が王者であるから勝つんだろうし」とV4への自信をみなぎらせた。
静かに発言を聞いていた彰人だが、何やら王者に思うところがある様子で「僕は今回のタイトルマッチ、いちレスラーの彰人として臨むんじゃなくて、『37年間男として生きてきた西垣彰人』として臨む、その覚悟でやります」ときっぱり。「上野は聖人君子の皮をかぶってる『プロレスラー上野勇希』をずっと演じていると思ってます。だから僕は上野には、プロレスラーとしてではなく、いち人間として僕と戦ってほしい」と呼びかけた。
「プロレスラー・上野勇希」の化けの皮をはがせるのか注目だ。
2024年04月19日 19:45
元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が、念願のジュリア(30)戦に向けて闘志を燃やしている。
元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏が立ち上げた新団体「マリーゴールド」の旗揚げ戦(5月20日、東京・後楽園ホール)では、Xと組み、ジュリア&Xと対戦する。
新団体の印象を「あいみょんの曲かと思って、びっくりした」としつつ「でも、新団体の旗揚げとか私にとっては関係のないこと。ずっと戦いたいと思ってたジュリアとやっと戦えることがうれしいし、楽しみ」と笑顔を見せた。
ジュリアと対戦するのは2019年6月18日のシングルマッチ以来、約5年ぶり。Sareeeがジャーマンで勝利を収めているが、当時とは状況は違う。その後のジュリアはスターダムに移籍し女子のトップに上り詰め、SareeeはWWEマットを経験した。
「私が米国に行っている間、女子プロレスを一番盛り上げたのはジュリアだと思う。私は新人の時のジュリアしか知らないから、どれだけ成長したのかリングで確かめたい」と再会マッチを心待ちにする一方で「ジュリアとはここからが始まりだと思ってる。これからシングルになるのか、試合をもうやらないのかわからないですけど、次につながるような戦いをしたい」と今後の展開を見据えた。
最後に「ジュリアはスターダムで、本当の意味での戦いってしたことがあるのかなって思うから…。『本物の戦い』を教えてあげようかなと思いますね」とにやり。Sareee対ジュリア、「本物の戦い」は刻一刻と迫っている。
2024年04月19日 19:25
17日に後楽園ホールで行われたボクシングの試合に関して、16日の前日計量で体重超過した堤駿斗(24)=志成=に対して、日本ボクシングコミッション(JBC)は19日付で、16日から6カ月のライセンス停止処分としたことを発表した。
堤は前日計量でフェザー級の上限57・15キロを1・6キロ超過。当日計量で61・12キロ以下なら試合できることになり、当日は60・95キロでクリアした。試合では元WBA世界バンタム級王者アンセルモ・モレノ(38)=パナマ=に3回KO勝ちした。
JBCは「競技としてのボクシングの権威と信用を著しく毀損(きそん)する行為」と、堤への処分理由を説明。また、志成ジムの二宮雄介マネジャーを「監督責任を負わなければならないと判断した」として、戒告処分とした。
2024年04月19日 19:07
「RIZIN.47」(6月9日、国立代々木競技場第1体育館)
堀口恭司(33)=アメリカン・トップチーム=がセルジオ・ペティス(30)=米国=に「RIZIN.47」でリベンジマッチを挑むことが19日、発表された。
2024年04月19日 19:01
「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者の井上拓真(大橋)に挑戦する同級1位の石田匠(井岡)が19日、大阪市浪速区の所属ジムで練習を公開し「自分からどんどんアグレッシブにいく。インパクトを残してKO、TKOを目指す」と宣言した。
2017年10月に英国でWBA世界スーパーフライ級王者カリッド・ヤファイに判定負けして以来、約7年ぶりの世界戦は5・6東京ドーム。「前回の負けも生かしている。メンタルが強くなった。今は別人です」と自分の成長を見せつける覚悟を示した。井上拓に対しても「相手は弱くはないが、自分のボクシングは通用すると思う。負けは想像がつかない」と強気の姿勢を貫いた。
井岡一法会長は「8R終了時点でストップか、誰が見ても石田の勝ちという試合で進めなければいけない」と予測。フィリピン人の東洋ランカーを相手に28日までに計115Rのスパーリングをこなす予定で、石田は「自分のボクシングの集大成。世界王者になって大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で世界戦をできるくらい関西を盛り上げたい」と言葉に気迫を込めた。
2024年04月19日 19:00
新日本プロレスは19日、ジュニアのリーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(BOSJ=5月11日、千葉で開幕)を欠場するYOH(35)の代わりに、KUSHIDA(40)が出場すると発表した。
当初エントリーされていたYOHは「左肩関節前方脱臼」および「関節唇損傷」のため、欠場することが前日に発表された。オーストラリアから帰国後の羽田空港で撮影した動画内でKUSHIDAは「5月決まっているスケジュールをいったん白紙にして、関係各所に今から連絡をして、5月、日本に向かいます」と宣言。
「エントリー外から失礼しますという感じなんですけど、レース大外からめくって優勝をかっさらうというイメージはすでにできています」と自信をみなぎらせた。
2年連続11回目の出場となるKUSHIDAは、2015、17年大会を優勝している。7年ぶり3度目の制覇を果たせるか注目だ。
2024年04月19日 18:25
日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER(AT)」(5月6日、東京・日本武道館)の追加カードが19日に発表され、女子プロレス「スターダム」の提供マッチとしてスターライト・キッド、なつぽい組 vs AZM、天咲光由が決まった。
極悪軍団「大江戸隊」のキッドが、「コズミック・エンジェルズ」のなつぽいと越境タッグを結成。「クイーンズ・クエスト」の2人と対戦する。
キッドは自身のX(旧ツイッター)を更新。「SLK選抜あざーっす。そしてこの大舞台でAZMが相手に居ることも熱い」としつつ、パートナーについては「組む人間違えてない? なんでSLKがなつぽいとタッグなの? 意味分かんないですけども、はい。そして何気初タッグですけども、はい。でも特に意味も無くは意味わからん」と投稿。複雑な胸中をのぞかせた。