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2022年05月26日 09:55
アンデルレヒトは25日、ヴァンサン・コンパニ監督の退任を発表した。 現在36歳のコンパニ監督はアンデルレヒトの下部組織出身で、ハンブルガーSVやマンチェスター・Cでのプレーを経て、2019年7月に“選手兼監督”として古巣のアンデルレヒトに復帰し、2020−21シーズンから正指揮官を務めていた。今シーズンはレギュラーシーズンを18勝10分け6敗、勝ち点「64」で終えると、プレーオフ1(PO1)は2勝2分2敗で3位となり、来シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得していた。 発表によると、クラブとコンパニ監督は過去のシーズンを分析し、将来についての話し合いを実施。その結果、双方合意のもとで同監督の退任を決定したという。 コンパニ監督はクラブ公式サイトを通じ、「今日はただ一つの気持ちしか広がっていない。この新しい章を私の心のクラブで始めることができたことを誇りに思っている。アンデルレヒトで選手、そして監督として過ごしてきたが、何よりも忠実なファンであり続けるよ」とコメントを発表している。 なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同メディア『アスレティック』など複数メディアで、コンパニ氏は今シーズンのプレミアリーグを18位で終え、チャンピオンシップ(イングランド2部)降格となったバーンリーの新指揮官就任に近づいていることが報じられている。
2022年07月02日 12:30
上田綺世のサークル・ブルージュ行きが鹿島アントラーズから正式に発表された。2日に日本を離れ、メディカルチェックを経て正式な契約が結ばれるようだ。上田は現状国内で最も実力のあるストライカーと称されており、今季は18試合で10ゴールを挙げている。横浜F・マリノスについで2位にいる鹿島の原動力であり、シーズン途中で抜けるのはチームとしては苦しいだろう。代役となるのはFWエヴェラウドか。2020年からクラブに在籍するブラジル人ストライカーで、初年度は33試合で18ゴール4アシストの素晴らしい成績を残している。Jリーグ年間ベストイレブンにも選ばれており、チームの攻撃をけん引した。しかし翌年は28試合で1ゴールしか奪えないスランプに陥り、今季は上田の陰に隠れる2番手のような存在になってしまっている。それでもサポーターからの期待は大きく、SNS上では「エヴェラウド復活してくれ」と2020年シーズンの活躍を思い返す声が多い。 若手ではFW染野唯月に期待が寄せられている。名門尚志高校出身の20歳で、今季は途中出場からゲームに入ることが多く、サガン鳥栖戦で今季初ゴールを記録している。上田の穴を埋める新戦力の獲得があるかもしれないが、なければ継続したプレイタイムを得られる可能性が高く、飛躍に期待だ。ここまで出番の少ない2人に注目したが、後半戦のキーマンは前半戦と同様に鈴木優磨だ。ここまで6ゴールと上田の10ゴールには届かないが、鈴木の真骨頂は得点だけでない。献身的な守備や少し降りての起点作りなど鹿島では唯一無二の存在であり、1-1で引き分けとなった名古屋グランパス戦では鈴木がベンチに下がってから攻撃の迫力がなくなってしまった。7月に入り気温の上昇もあって体力的に難しい時期に突入するが、鈴木がどこまでエヴェラウドや染野を生かせるかが後半戦のテーマとなるか。リーグタイトルを目指すには大打撃な上田の移籍。とくに活躍が期待されるのは鈴木とエヴェラウドのコンビであり、2日の柏レイソル戦ではどのような布陣で臨むことになるのだろうか。
2022年07月02日 12:30
2017年にマンチェスター・シティに加わり、その後は絶対的な守護神として後方からチームを支えるエデルソン・モラレス。魅力はフィールドプレイヤーのような足元でのボール捌きと展開力であり、自陣のボックス内からのロングパスでアシストを記録したシーズンもある。非常に落ち着いた選手であり、相手から激しいプレッシングを仕掛けられても決して動揺せずにパスワークに加わることができる。GKからビルドアップが始まるシティからすればこれほど適した選手はいない。 しかし気になるとすればセービングか。決してこれまで悪い成績を残してきたわけではなく、昨季はリヴァプールのアリソン・ベッカーと共に最多クリーンシート数(20回)を記録した。だが、タイトルに直結するようなゲームでチームを勝利に導くようなビッグセーブは少なく、昨季のレアル・マドリードとのCLラウンド4では2試合で6失点を許してしまった。そんなシティに新たなGKとしてドイツのビーレフェルトからシュテファン・オルテガが加わった。フル代表歴のない29歳のプレイヤーだが、昨季はビーレフェルトで最多セーブ数(125回)と最多パス成功数(1115回)を記録しており、バイエルン・ミュンヘンのマヌエル・ノイアーさえ届かないスタッツを残した。ドイツの絶対王者であるバイエルンからも関心を寄せられたGKで、見事争奪戦を制しシティにやってきた。序列でいえばエデルソンに続く2番手となるが、ビルドアップで貢献でき、安定したセービングを見せられればスタメン奪取の可能性はある。初のイングランド挑戦と適応に時間はかかる可能性はあるが、来季はリーグ戦、CL、2つのカップ戦、さらにはワールドカップ・カタール大会と過密日程が予想されており、オルテガにも出番は回ってくるだろう(データは『SofaScore』より)。
2022年07月02日 12:30
マンチェスター・シティが保有する日本代表DF板倉滉の新天地がようやく決まるようだ。 現地時間7月1日、欧州スポーツチャンネル『Sky Sports』ドイツ版は、「イタクラはボルシアMGでメディカルチェックを完了した」と報じた。「イタクラは金曜日にメンヘングラドバッハにてメディカルチェックを終えた。昨シーズン、シャルケのブンデス昇格に貢献した日本人選手が、ニーダーラインのクラブと合意に達している。 この日、テストマッチを終えたダニエル・ファルケ監督はメディアの質問に対し、『私は今日、ずっと試合のために動いていたので、今日のボルシア・パークに誰がいたのかは教えられない』とコメントした。彼は板倉の獲得のために、ジョゼップ・グアルディオラに働きかけたとも報じられている」
【PHOTO】2022年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
また、同メディアによれば移籍金は500万ユーロ(約7億円)を少し上回った金額で完全移籍の見込みのようだ。ボルシアMGは来週テーゲルン湖で開始されるトレーニングキャンプに板倉が同行できるように、契約の最終手続きを行なっており、「近日中に契約は正式に成立する」とし、秒読み段階であるという。 昨シーズンはリーグ戦31試合出場・4ゴールという活躍でシャルケの1部昇格に貢献した板倉。日本代表でも頭角を現している25歳は、新シーズンからは自身初となるドイツ1部での戦いに挑むことになりそうだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2022年07月02日 12:30
今年末のワールドカップで日本と激突するドイツ代表。
2022年07月02日 12:28
マジョルカでの二度目のレンタルを終えた久保建英は、6月末をもって正式にローン契約が終了。保有元のレアル・マドリーにレンタルバックされた。 現状では、EU圏外選手枠に空きがないため、新シーズンの復帰は難しい状況ながら、7月1日に他のレンタル終了組とともにしっかりと公式ホームページの選手一覧に登場。現地メディアも注目している。『BESOCCER』は「レアル・マドリーのウェブサイトに、再びレイニエール、クボ、(ボルハ)マジョラル、(アルバロ)オドリオソラが含まれている」と報道。「4人とも『登録待ち』の選手と見なしているため、背番号はない。これらの選手はまだ将来が決まっておらず、この移籍市場でクラブを離れる可能性がある。クボとレイニエールはEU圏外選手のため、去る可能性が高い」と伝えている。 【画像】「わーオフの顔」「めっちゃ楽しそう」石垣島で休暇を満喫!釣りやスキューバダイビングを楽しむ久保建英
また、マドリーの専門メディア『Defensa Central』も「マドリーが久保、オドリオソラ、レイニエール、マジョラルの将来について大きなニュースを発表。『登録保留中の選手』として追加した」と報じ、こう続けている。「マドリーのチーム作りの計画は継続されており、いくつかの保留中のアカウントを管理する必要がある。ローンから戻ったファーストチームの選手は、プレシーズンに彼らの将来がどうなるかを待っている。その中には 、ウェブサイトに『保留中の登録選手』として含まれているクボ、オドリオソラ、レイニエール、マジョラルなどの選手がいる。これは通常ではないことであり、我々の驚きを引き起こした」 その久保は、昨夏と2年前の夏にも獲得に動いたレアル・ソシエダから完全移籍のオファーが舞い込んでいるが、マドリーは手放すつもりはなく、あくまでレンタル移籍を望んでいると現地メディアは伝えている。 いずれにしても、白いシャツを着た久保の姿が見られるのは、一時ということになりそうだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2022年07月02日 12:01
バルセロナは2日、スペイン代表FWアダマ・トラオレとオランダ代表FWルーク・デ・ヨングが、期限付き移籍の契約期間を満了し退団することを公式サイトで発表した。 バルセロナの下部組織で8年間の時を過ごしたA・トラオレは、今年1月にウルヴァーハンプトンから期限付き移籍で加入。ラ・リーガとヨーロッパリーグの17試合に出場し、4アシストを記録した。 昨夏に当時の指揮官であるロナルド・クーマン氏のラブコールを受けたL・デ・ヨングは、セビージャから1年間のレンタル移籍で加入。当初は批判に晒される時期が続き、冬のマーケットでの退団も噂されたものの、シャビ政権下では貴重なスーパーサブとして重要な活躍を連発し評価を覆した。 なお、L・デ・ヨングは母国のPSVへの復帰が決定的なものとなっており、1日には古巣クラブがメディカルチェックを受けるL・デ・ヨングの様子を公開している。
2022年07月02日 12:00
新シーズンのトッテナムは恐ろしく強いかもしれない。そんな期待感が広がりつつあるのではないか。この夏のトッテナムは積極的だ。インテルからMFイヴァン・ペリシッチをフリーで迎えると、ブライトンから守備的MFイヴ・ビスマ、さらにエヴァートンからFWリシャルリソンを引き抜いた。リシャルリソンの獲得により、強烈な構成になるのが前線だ。ハリー・ケイン、ソン・フンミンのコンビに加え、リシャルリソン、昨季途中の加入からフィットしたデヤン・クルゼフスキ、ルーカス・モウラ、さらにペリシッチをウイングに上げることもできる。彼らが機能すればプレミアリーグでもトップクラスの攻撃集団が完成するかもしれない。 中盤はビスマ、ピエール・エミール・ホイビュルク、エリック・ダイアー、若手のオリヴァー・スキップ、クルゼフスキとともに今冬加わったロドリゴ・ベンタクールがいる。やや創造性に欠けるところはあるかもしれないが、中盤のプロテクト力は高い。指揮官アントニオ・コンテが3バックを選択するなら、左のウイングバックにはペリシッチ、セルヒオ・レギロン、右にはエメルソン・ロイヤルに加え、現在はミドルズブラのジェド・スペンス獲得へ近づいている。センターバックではバルセロナのクレマン・ラングレ獲得へ向けて交渉を進めている他、昨季活躍したアルゼンチン代表のクリスティアン・ロメロ、ダビンソン・サンチェス、ウェールズ代表でワールドカップ出場にも貢献したジョー・ロドンも控える。最大のストロングポイントは攻撃陣だが、同時にコンテが守備を整備できれば面白い。トップ4はもちろん、優勝争いにも喰らいついてほしい陣容だ。プレミアリーグ優勝経験のあるコンテが指揮しているのも大きく、新シーズンはトッテナムがプレミアをかき回すかもしれない。
2022年07月02日 12:00
日本代表のキャプテンである吉田麻也がDAZNの『FOOTBALL TIME』に出演した。
2022年07月02日 11:30
来月末でバルセロナとの契約が満了になったフランス代表FWウスマヌ・デンベレ。バルサはリーズのブラジル代表FWラフィーニャの獲得に近づいているとされており、デンベレの去就にも影響する可能性がある。そうしたなか、『CBS』のベン・ジェイコブス氏はデンベレの現状をこう報告している。「デンベレはフリーエージェントだ。バルセロナからのオファーが唯一の正式な選択肢であることに変わりはない。彼はバルサが提示した600万ユーロ(8.4億円)の基本給の倍増を望んでいる。 まだデンベレはバルサを拒否していないものの、すぐに返答しない場合はオファーは即撤回されるかもしれない。バルサの首脳陣はそのアプローチをめぐって意見が真っ二つに分かれている。代理人であるムサ・シソコはいまだに他からの正式なオファーを受けていない。よって、バルサは大幅に減額した給与で契約を結ぶことに自信を持っている。シソコはチェルシーと連絡をとっているが、チェルシー側は再検討するのは契約満了になった場合のみとしてきた。それでも、チェルシーがデンベレ側の要求する給与額に応じることはないだろう。リヴァプールとバイエルンは興味なし。PSGはルイス・カンポスが新ディレクターになったことで、デンベレへの関心が冷めた。したがって、要求金額を下げない限り、デンベレには本当に限られた選択肢しかない。バルサは理想的にはラフィーニャとデンベレの両者が欲しいとしているが、どちらかと契約した場合でもそのスタンスは変わらないのか見物だ」チェルシーとはコンタクトをとっているというが、現時点で正式なオファーを提示しているのは、バルサのみだとか。【関連】日本人も!レアル・マドリーが「0円」で獲得したスター選手10人リヴァプール、バイエルン、PSGは獲得への興味を失ったというが…。
2022年07月02日 11:25
日本代表DF板倉滉(25)のドイツ1部ボルシアMG入りが秒読みとなったと、ドイツメディア「スカイスポーツ」が伝えている。 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーと契約する板倉は、昨季にレンタルでドイツ2部シャルケでプレーし、同クラブの1部昇格に貢献。そのままシャルケ残留が見込まれていたが、移籍金となる500ユーロ(約7億2000万円)が捻出できずに断念。すでにマンCは自クラブに登録する気はなく、今夏に板倉を完全移籍で売却する方針を固めている。 そんな中、スコットランド・プレミアリーグのセルティックやドイツ1部Eフランクフルト、ホッフェンハイムなどの名前が挙がるなど、去就が注目されていた。同メディアによると、板倉は1日にボルシアMGでメディカルチェックを受け、契約書にサインする直前で「ボルシアMGに加わる可能性が高い」とし「板倉はチームと一緒にトレーニングキャンプに行くことができる。数日以内に正式決定する」という。
2022年07月02日 11:13
ユヴェントスは1日、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザとセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの背番号が変更となることを発表した。 2022-23シーズンでユヴェントスでの3シーズン目を迎える24歳のキエーザ。2020年夏にフィオレンティーナから加入し、今ではイタリア代表の主軸にもなっているアタッカーは、背番号をこれまで着用していた「22」から「7」へと変更することに。大ケガで後半戦を棒に振った昨季の悔しさをバネに、新たな番号で再帰を図る。 その背番号「7」を昨冬の加入後から着用していたヴラホヴィッチは、エースナンバーの「9」を背負うことに。キエーザと同じくフィオレンティーナから加入した22歳のストライカーは、昨季のユヴェントス加入後、後半戦のみで公式戦9ゴールを記録。アトレティコ・マドリードに復帰したスペイン代表FWアルバロ・モラタが着用した「9」を背負い、スクデット奪還へ向けた働きが期待される。
2022年07月02日 11:00
昨季リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグ制覇のダブルを達成したレアル・マドリード。
2022年07月02日 11:00
カナダ、アメリカ、メキシコが共催する2026年のワールドカップでは出場国が32から48チームに増える。FIFAは、グループステージを3チームごとの16グループに分ける形で全80試合を行うとしてきた。ただ、これまでと同じように4チームに分ける可能性も残っているようだ。3チームにした場合、各チームのグループステージ最終戦を同時に行うことができないという問題が出る。 1982年大会ではそのことで「ヒホンの恥」と呼ばれる事件が起きた。西ドイツとオーストリアが談合のような試合をしたことで前日に戦いを終えていたアルジェリアが敗退に追い込まれたのだ(当時は24チームが4チーム×6グループに分かれる形だったが、最終節は1日違いで行われた)。この事件が起きたことでW杯のグループステージの最終節は同時開催となったという経緯がある。そうしたなか、CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)の会長は『The Times』の記者に対して、「3チームの16グループが決まっているとは思わない」と発言。また、グラント・ウォール氏によれば、FIFAは2026年W杯を4チームの12グループにすることを検討し始めたとのこと。【関連】2022年W杯に出られない11名の輝かしいスーパースター4チーム制にした場合、大会の総試合数は104に増えるため、FIFAに多くの利益がもたらされることにもなるという。
2022年07月02日 10:31
スペイン1部マジョルカは今夏に3度目となる日本代表MF久保建英(21)のレンタル移籍を検討していると同国紙「マルカ」が伝えた。 久保の契約元となるスペイン1部レアル・マドリードはEU圏外3枠がすでにブラジル人で埋まっているため、来季も他クラブに貸し出す方針で、すでに同1部レアル・ソシエダードと交渉を行っている。久保はプレシーズンからチームに参加したい意向のため、早期のクラブ決定を求めており、8日までに新チームを定めたい意向という。 そんな中、同紙は「マジョルカは再び久保を考える」との見出しを付けて「3回目のローンを組む可能性がある。久保の急襲にまだ扉は開いているとほのめかした」とし、マジョルカのアルフォンソ・ディアス最高経営責任者(CEO)が「タケとの新しいミッションは、来シーズンに向けて除外されていない」と、再びレンタルで加入するかもしれないようだ。 久保は2019―20年シーズンにマジョルカでプレー。20―21年にはビリャレアルとヘタフェに所属し、21―22年は再びマジョルカに所属した。久保はプロとしてスペインで4季目を迎えるが、果たしてどこでプレーするのか。
2022年07月02日 10:30
昨季は圧倒的な勝負強さでレアル・マドリードがCLを制した。決勝ラウンドはパリ・サンジェルマン、チェルシー、マンチェスター・シティ、リヴァプールと難しいカードの連続だったが、前述した異常な勝負強さで勝ち上がり、頂点を掴んだ。そんな勝負強さの原動力がカリム・ベンゼマである。34歳のベテランストライカーで、シーズンを重ねるごとに洗練されており、昨季は46試合で44ゴール15アシストを記録している。パフォーマンスもそうだが、怪我をしないという強みを持っており、大事な試合では彼が必ず3トップの中央に先発してくる。 ここまで揃ったストライカーがいると、控えとなる選手にはほとんどスポットライトが当たらない。昨季はベンゼマの控えとしてマリアーノ・ディアスやルカ・ヨビッチがいたのだが、リーグ戦でのプレイタイムは2人合わせて700分とかなり少ない。英『90min』によるとセルビア代表のヨビッチは来季プレイタイムを得るために、セリエAのフィオレンティーナへローン移籍することが濃厚になっているようだ。18-19シーズンのフランクフルトでは48試合で27ゴール7アシストと素晴らしい数字を記録したヨビッチ。ここで大きく名を揚げ、2019年にレアル・マドリードに総額6500万ユーロの高額な移籍金で引き抜かれた。大きな期待を寄せられてスペインに来ることになるが、これが失敗だった。移籍後は継続したプレイタイムを得られず最多ゴールは19-20シーズンの2得点だ。昨季はベンチを温め続け、唯一の先発となったアトレティコ・マドリードとのリーグ戦ではこれといった見せ場はなく、後半にベンチに下がっている。リーグとクラブを変え、心機一転を図るのはいい選択肢だといえる。レアルではライバルがベンゼマとポジションを奪うのが難しく、簡単なことではない。ヨビッチ自身も試合に出てコンディションを高めるタイプなのか、いざ使われたとしても存在感を見せられておらず、フランクフルト時代のようにスタメンで出られるクラブへ行くべきだろう。セルビア代表として参加したネーションズリーグでは4試合で2ゴールと実力は確かなヨビッチ。しかしクラブでのライバルは相性が悪く、まずは環境を変え継続したプレイタイムを得たい。