2022年05月26日 11:23
初代タイガーマスクの佐山聡が主宰する「ストロングスタイルプロレス」は26日、6月9日に後楽園ホールで行う「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」の全対戦カードを発表した。 メインイベントは、船木誠勝と関根“シュレック”秀樹が初の一騎打ち。3・17後楽園のメインで両者はタッグで対戦し、30分時間切れ引き分けとなった試合後、関根がマイクを取り一騎打ちをアピールすると、船木が「やりましょう!」と快諾し今回実現に至った。 関根は元・警察官で43歳で退職、夢だった格闘技、プロレスへのリングに第2の人生を求めた。総合では2016年12月にONE championship、プロレスでは2018年7月にハードヒットへ初参戦。昨年大みそかと4月16日のRIZINで連勝。そしてついに、念願の船木戦へコマを進めた。 またセミファイナルは“女虎戦士”タイガー・クイーンが高瀬みゆきとシングルで激突する。 6・9「ストロングスタイル」全対戦カード ▼メインイベント 60分1本勝負船木誠勝 vs 関根“シュレック”秀樹 ▼セミファイナル 30分1本勝負タイガー・クイーン vs 高瀬みゆき ▼第4試合 タッグマッチ30分1本勝負スーパー・タイガー、間下隼人 vs 真霜拳號、花見達也 ▼第3試合 タッグマッチ30分1本勝負ジャガー横田、梅咲 遥 vs 中森華子、本間多恵 ▼第2試合 タッグマッチ30分1本勝負将軍岡本、日高郁人 vs 関本大介、阿部史典 ▼第1試合 30分1本勝負笹村あやめ vs マドレーヌ
2024年04月20日 22:33
女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、V4戦(27日、横浜BUNTAI)へ弾みをつけた。
4日(日本時間5日)の米フィラデルフィア大会では、盟友メーガン・ベーンをV3戦で撃破。V4戦では極悪ユニット「大江戸隊」の渡辺桃とノーマルルール、ハードコアルール、ラストウーマン・スタンディングルールの3本勝負で対戦する。
前哨戦となった20日の神戸サンボーホール大会では、同じ「イーネクサスヴィー(EXV)」の白川未奈、ジーナ、月山和香、HANAKOと組み、大江戸隊の渡辺&刀羅ナツコ&スターライト・キッド&琉悪夏&フキゲンです★と3本勝負で激突した。
1本目は自軍の月山が渡辺に沈められたが、2本目は自軍の白川が刀羅に鉄パイプで殴られ反則勝利を上げた。1勝1敗で迎えた3本目は、開始早々舞華と渡辺が火花を散らした。最後はジーナと好連係を見せた舞華が、フキゲンにみちのくドライバーを決め3カウントを奪った。
試合後、渡辺から「今日は3本勝負、楽しかったね。27日も楽しみだ。何が楽しみかって、お前のしっかりした墓場できて、そしてその墓場で死んでいくお前を見るのが超楽しみで仕方ねえよ」と挑発され「おめえらも楽しみだろ? こいつがチャンピオンから引きづり下ろされて、私がこの赤いベルトを腰に巻くのが」と不敵に笑いかけられた。
渡辺の言葉にいらだちを見せた舞華は、詰め寄り「お前なんかが赤いベルトのチャンピオンになったら、スターダム全体が死んでいくんだよ。絶対にお前には負けない。楽しみにしてるよ」と、にらみつけた。
2024年04月20日 22:31
WWEの新エースで統一WWEユニバーサル王者のアメリカン・ナイトメアコーディ・ローデス(38)は、AJスタイルズ(46)の挑戦を受けることが決定した。
7日の祭典「レッスルマニア40」で、1316日王座に君臨していたトライバル・チーフローマン・レインズを撃破して新王者となった。前回のロウでは「いつまでもレッスルマニアを振り返ってる場合じゃない」と、次回PLE「バックラッシュ」(5月4日=日本時間5日、フランス・リヨン)で、LAナイトvsAJスタイルズの勝者と防衛戦を行うと宣言していた。
19日(同20日)のスマックダウン(ペンシルベニア州ピッツバーグ)では、ナイトvsAJの次期挑戦者決定戦が開催された。祭典の対戦ではナイトがBFT(変型フェースバスター)でAJを下したが、この日も激しい攻防を展開。観衆は人気者のナイトへの声援一色で、ナイトも終盤にパワースラムからエルボードロップの猛攻で勝負に出た。
ナイトがトドメのBFTの体勢に入ったところで、AJはマットに転がってこれを回避した。エプロンに逃げると、追ってきたナイトをロープに叩きつけ、レフェリーの死角を突いてサミングからエルボー。最後はロープ上段から必殺のフェノメナールフォアアームを叩き込み、3カウントを奪った。
これによりフランス・リヨン決戦で王者コーディvsAJの統一WWE王座戦が決定。2人はかつて新日本プロレスの極悪ユニット「バレットクラブ」のメンバーだった。2人が同時期に極悪ユニットに在籍したことはいないが、注目の元バレットクラブ対決となる。
現在英国ツアー中のコーディも「AJスタイルズはプロレス界で高い評価を得ている。彼には卓越したスキルがある。AJスタイルズはめったにミスをしないしな」と警戒する。それでも、新エースとして初PLEで負けるわけにいかない。「まあ、俺もミスしないけどね。フランス・リヨンでバックラッシュ。楽しみだ」と防衛を誓っていた。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年04月20日 22:03
新日本プロレス20日の東京・町田大会で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(26)がIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(37=AEW)に今さらすぎるイチャモンをつけた。
成田はこの日開幕した新シリーズの最終戦となる5月4日福岡国際センター大会でモクスリーに挑戦する。AEW所属のモクスリーとの前哨戦は5月3日福岡大会1試合のみ。この日の大会ではH.O.TのEVIL、高橋裕二郎、ディック東郷と組んで本隊の棚橋弘至、矢野通、海野翔太、ボルチン・オレッグ組と激突した。
5月11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会でIWGP世界王座への挑戦が決定済みの海野を場外で痛めつけるなど大暴れ。H反則攻撃を繰り返して試合を優位に進めたH.O.Tだったが、最後は東郷が海野のデスライダーに沈められ勝利を逃した。
バックステージに現れた成田は「何でいねえんだチャンピオン。オイ海野、モクスリーに言っとけ。何で来ねえんだ。連れてこい、バカヤロー」と難癖。モクスリーがシリーズに帯同しないことはとっくの前に発表済みだが、理不尽な怒りを爆発させた。
「チャンピオンに伝えとけ。そのIWGP世界ヘビー級のベルトは米国で血で汚すんじゃねえぞ。俺のために磨いて、しっかり温めて持ってこい」。至宝奪回という使命を背負う身でありながら、どこまでも傲岸不遜かつ筋の通らない発言を繰り返す挑戦者。一体この王座戦は、どちらを応援するのが正解なのだろうか…。
2024年04月20日 21:35
新日本プロレス20日の東京・町田大会で、前IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(41)が再起を誓った。
2024年04月20日 21:21
女子プロレス「スターダム」の元ワンダー王者・上谷沙弥(27)が、ハイスピード王者・鹿島沙希(30)に挑戦を表明した。
20日の神戸サンボーホール大会ではAZM、天咲光由と組み、鹿島&朱里&八神蘭奈、葉月&飯田沙耶&向後桃と3WAYで激突した。
全軍が入り乱れる大乱闘を繰り広げた末、上谷が鹿島の盾になった朱里を蹴り技で排除。最後は鹿島を得意のフランケンシュタイナーで一気に丸め込み、3カウントを奪った。
試合後、上谷は鹿島の持つハイスピード王座を指さし、挑戦をにおわせた。すると王者から「え、タイトルマッチ? 無理無理! 朱里さーん」と拒否され、そのまま逃げられてしまった。
それでもバックステージで、上谷は「鹿島沙希から3カウントを取りました。ということはハイスピードに挑戦する権利ありますよね?」と同王座挑戦を表明。隣にいた元王者のAZMから驚かれたが「AZMさんの背中も見てきましたし、やっぱり新しいことに挑戦したいっていう気持ちがあります」と決意を示した。
最後には「鹿島沙希が鹿島沙希らしいチャンピオン像を築くなら、私は私らしいチャンピオン像を築きたい。鹿島沙希、返事、待ってるぞ!」と呼びかけて控室へ消えていった。
ワンダー王座の最多防衛記録「V15」を保持する上谷が、新境地を開拓する。
2024年04月20日 20:45
新日本プロレス20日の東京・町田大会で、「Just 5 Guys」DOUKI(32)IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)のベルトを交渉材料化した。
DOUKIは14日台湾大会で藤田晃生との挑戦者決定戦に勝利。29日鹿児島大会でSHOに挑戦する。
その一方で、王者の証しであるベルトは6日両国大会からDOUKIが持ち逃げ。この日の大会ではSANADAと組んでSHO、金丸義信組と対戦したが、ベルトを会場に持ってくることはなく手ブラで登場した。
怒れる王者からは奇襲を受けて「オメー! 俺のベルトどこやったんじゃ!」と詰め寄られるが、DOUKIは動じない。試合終盤に金丸のウイスキーミストがSHOに誤爆すると、トぺ・スイシーダを決めて敵軍を分断。最後はSANADAが金丸をSkull Endで仕留めた。
前哨戦第1ラウンドを制し、同王座初挑戦に弾みをつけたDOUKIは「最強のチャンピオン様、どうした? 調子悪そうだな」とニヤリ。「4月23日後楽園ホール大会で、調印式決まっただろ。それまで俺がベルトを会場に持ってくると思うか? あのベルトは俺の自宅でしっかり保管させてもらってるよ。調印式前にやすやすとあのベルト奪われるわけにはいかねえんだよ。俺の立派な交渉材料だからよ。まずは調印書にしっかりとサインしろ。俺はずっとあのベルト、ずっと手元に置いておくつもりはねえよ。すぐにでも返してやる」と調印が成立するまではベルトを預かる意向を示した。
一方のSHOは「メキシコのクソど田舎、クソ治安の悪いとこで泥水すすってたヤツがベルト盗りやがって。クソが。育ちが悪いんだよ。しかもなんで(王座戦が)鹿児島なんだよ。黒豚の豚小屋みたいなとこでできっかよ」と悪態をつくばかり。果たして調印式は無事に成立するのだろうか…。
なお、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(AEW)は5月3日福岡国際センターから参戦予定。DOUKIが自宅から持ってきてくれるまでは、ヘビーとジュニアの最高峰王座のベルトが両方ないまま新シリーズが進むこととなりそうだ。
2024年04月20日 18:45
新日本プロレス20日の東京・町田大会開始前に、心不全のため死去した大相撲の元横綱でプロレス・格闘技でも活躍した曙太郎さん(享年54)への追悼10カウントゴングが鳴らされた。
引退後の2003年大みそかにK―1に参戦し話題を呼んだ曙さんは、2005年からプロレスにも挑戦。WWE「スマックダウン」でのエキシビジョンマッチに登場すると、同年7月のWWEさいたまスーパーアリーナ大会でビッグ・ショーとのコンビを結成し、プロレスデビュー戦を行った。
新日本プロレスには、06年1月4日東京ドーム大会で初登場を果たした。故吉江豊さんとのタッグで、ブラック・ストロング・マシーン&ヒロ斉藤組と対戦。さらに同年3月両国国技館大会では、当時のIWGPヘビー級王者ブロック・レスナーに挑戦した。07年にはG1クライマックスにも参戦。13年1月東京ドーム大会での8人タッグ戦(曙&中西学&MVP&ストロングマン vs 矢野通&飯塚高史&高橋裕二郎&ボブ・サップ)が最後の出場となった。
この日の大会開始前、曙さんの遺影を手にした棚橋弘至社長がリングに上がる。出場予定選手が四方を囲み、追悼の10テンカウントゴング。阿部誠リングアナウンサーが曙さんをコールすると、最後に入場テーマ曲が流された。
2024年04月20日 17:59
元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が立ち上げた新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」の合同練習が、20日に都内の道場で行われ、元アクトレスガールズ勢が初参加した。
2024年04月20日 17:27
「邪道」大仁田厚(66)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。今月28日に82歳の誕生日を迎える日本最高齢現役レスラー・グレート小鹿にエールを送った。
この日、「#3度の癌に戦う男」の表題のもと書き始めた大仁田。
「小鹿さん4月28日で82歳なのだ いろいろ言う奴がいるがこの歳でリングに上がる 凄い精神力なのだ」と、つづると、「昔はいじめられたが俺は今では小鹿さんの応援団なのだ…笑」と16歳で入門した全日本プロレス時代、大先輩だった小鹿との関係も踏まえ、続けた。
小鹿は全盛期の185センチ、115キロの巨体から182センチ、87キロまで体こそ小さくなったが、現在も現役。4年前に不整脈と診断され、心臓にペースメーカーを装着。3年前に胃がん、2年前に大腸がん、昨年には膀胱がんを患い、抗がん剤治療を続けているが、今年1月には全日・八王子大会での「史上最高齢三途の川電流爆破デスマッチ電流爆破バット×3本」と銘打った6人タッグマッチに大仁田、雷神矢口と組んで出場。最高齢電流爆破マッチ出場の記録を更新している。
2024年04月20日 12:26
プロレスリング・ノアは20日、7月28日に石川・金沢市の石川県産業展示館3号館で今年1月の「能登半島地震」の被災者を支援する「能登地方地震災害復興支援チャリティー大会」を開催することを発表した。
ノアは「大会収益金の一部を能登半島地震の義援金とさせていただきます」と発表した。試合開始時間は午後4時で対戦カードなどは今後、発表となる。
2024年04月20日 12:10
新日本プロレスは20日、公式WEBなどで田口隆祐がバイク運転中に交通事故のため負傷しこの日から東京・町田市立総合体育館で開幕する「レスリングどんたく 2024」シリーズを欠場することを発表した。
新日本によると田口は「バイク運転中の交通事故のため負傷。幸い命に別状はありませんでしたが、病院での診断の結果、前額部挫滅傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷のため、今シリーズを全休することとなりました。なお、復帰時期は未定となります」と発表した。
さらに、すでに発表になっていたシリーズの出場予定カードが変更になることを明かし「今シリーズ、田口選手の試合を楽しみにされていた皆様は、誠に申し訳ございません。皆様には、ご心配をお掛けしてしまい申し訳ございません。何卒、ご了承頂けますようよろしくお願いいたします。新日本プロレスリング株式会社」と謝罪と理解を求めていた。
欠場発表を受け田口は以下のコメントを寄せた。
「全国69人のファンの方々申し訳ございません。
脳震盪(しんとう)を起こして記憶はありませんが警察の話によりますと、2輪車で走行中に飛び出してきた犬を避けようとして単独転倒したとのことです。
なるべく早く、パワーアップして復帰できるよう頑張ります。期待してお待ちください!」
2024年04月20日 11:17
新日本プロレスの田口隆祐(45)がバイク運転中の交通事故の負傷で20日町田大会から開幕するシリーズを全戦欠場することが発表された。
2024年04月20日 10:00
大相撲で元幕内北青鵬の暴行問題を受けて宮城野部屋が事実上の一時閉鎖となり、宮城野親方(元横綱白鵬)や所属力士らが4月1日付で伊勢ケ浜部屋に転籍した。環境の激変は困難に映る中、幕下時代に伊勢ケ浜部屋に転籍した横綱照ノ富士は、自身のキャリアに及んだ好影響を挙げた。予期せぬ出来事をプラスに変えた経験と思考法とは。
最高位にまで上り詰めた照ノ富士の言葉には、説得力があった。宮城野部屋からの力士が今月7日に伊勢ケ浜部屋への引っ越しを終え、8日から稽古に合流。春巡業中、環境の変化について問われた横綱は、40人近い大所帯となって稽古相手が増えることで部屋の力士が「強くなっていくんじゃないですか」と予想しつつ、「自分に生かしていくかは、本人次第じゃないか」と核心に触れた。
生活環境はもちろん、部屋のカラー、稽古の量や流れも変わる。新天地に慣れるには、苦労がつきものと考えるのが普通だろう。ただ、照ノ富士は「俺は苦労はなかった。みんな温かく迎え入れてくれたし」と否定。「稽古もやれば慣れていって、どんどん強くなった。逆に俺はよかった。この部屋に入ってから、稽古の大事さがわかった。それがあって今があるから」と振り返った。
2011年技量審査場所の初土俵から約2年で入門した間垣部屋が閉鎖に。13年春場所後に伊勢ケ浜部屋に転籍した。「稽古がキツくなるな」という思いはあったが、それをマイナスには捉えなかった。
「先輩や親方からのアドバイスをどう受け取るか。『やらされている』と受け取るのか、これをやったら強くなると『教えてもらっている』と受け取るのか。個人個人の捉え方」。部屋を移ってすぐ、そんな思考に行き着いた。だから『転籍』は『転機』になった。直後に幕下上位で2場所連続6勝を挙げて新十両。2年後には大関に昇進した。
角界屈指の稽古量で知られる伊勢ケ浜部屋。横綱は「猛稽古じゃない。普通だけどね」と言う。「ウチの部屋もやる人、やらない人はいる。別に『やれよ』と言っているわけじゃない。プロとしての意識があるか。でも、強くなりたい人は自分からやるのが普通じゃないの?」。おのおのにプロ意識の高さが求められる土壌が垣間見えた。
春場所時点で、伊勢ケ浜部屋には関取が6人。21歳で新三役目前の熱海富士、110年ぶりの新入幕優勝を飾った尊富士ら生きのいい若手も名を連ねる。しかも、学生時代に多くのタイトルを獲得したのは少数派。日々の稽古と鍛錬で出世してきた。
「たとえばもう1回、10代になって相撲をやるとなって部屋を選ぶとしたら、私自身は伊勢ケ浜しか選ばない。親方が教えてきたことは、間違ったことはやらせていない。結果で証明している」。照ノ富士は師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)への全幅の信頼を口にする。宮城野部屋からは、十両伯桜鵬ら有望な若い力士も加わった。環境の変化をチャンスに−。「それをプラスに捉えてやるか、稽古をキツいと思うかは本人次第。少なくとも、俺はプラスにしか捉えなかった。環境が変わるって、そういうもんじゃないの?」。第一人者の重い言葉を実践できれば、突然の転籍も明るい未来を切り開くキッカケになる。(デイリースポーツ大相撲担当・藤田昌央)
2024年04月20日 07:34
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は20日までに福岡ソフトバンクホークスとコラボレーションした猪木さんの「闘魂タオル」、猪木さんの「名言語録タオル」を販売することを発表した。
猪木さんのタオルとプロ野球球団とのコラボは、阪神、巨人に続く3球団目となる。
このタオルは今月24日から福岡市の大丸福岡天神店本館1Fアンテナプラスで開催される展覧会「燃える闘魂・アントニオ猪木展in FUKUOKA」で販売される。
タオルには共にホークスのロゴが入っており、値段は「闘魂タオル」が4950円。「アントニオ猪木語録タオル」が3300円。
2024年04月20日 06:00
女子プロレス「スターダム」の妖精なつぽい(28)が、プロレス界の母と慕う伊藤薫(52)への恩返しを誓った。
27日の横浜BUNTAI大会では中野たむと組み、スターダム初参戦となる伊藤&アジャコングと対戦する。伊藤とはアクトレスガールズ時代にディアナへの出稽古で練習を見てもらって以来、プライベートでも親交がある。伊藤の経営する飲食店を手伝い、料理も習っていたという。
「デビューして1年たった時に、団体の代表が『Sareeeと試合をさせたい』って言い出して。でも、伊藤さんから『そんな受け身も取れない子とうちのSareeeは試合させられない』って言われた。それから一番練習が厳しいって言われてたディアナの道場に通い始めた。全ての基礎を教えてくれたのは伊藤さんです」と振り返った。
当時は女優からプロレスラーに転身したことで、対戦相手から見下されることも多くあった。「体も小さいし、なかなかプロレスラーとして認めてもらえなくて。そんな中、戦う姿勢で自分を分かってもらえるようになったのは、伊藤さんの厳しい練習があったから」と感謝の気持ちでいっぱいだ。
2018年11月のディアナ道場マッチではジャガー横田と組み、伊藤&井上京子と対戦。伊藤から勝利を収めたものの、なつぽいだけはハンディとして2カウントフォールで勝利できる特別ルールだった。「あの後しばらく、伊藤さんは『なつぽいに負けたなんて黒歴史だよ』ってずっと言ってた。でも、あの時は2カウント。今回絶対に3カウントを取りたい」と拳を握る。
「私の全てを知っているから『なつみって、こんなもんか』って思われたくない。全力でぶつかって、ここまで育ててもらった恩を返します」。最後は「バイぽーい!」と言いながら新大阪行きの新幹線に乗り込んだ。