2022年06月28日 22:50
女子プロレス「スターダム」の羽南(17)が、フューチャー・オブ・スターダム王座の最多防衛記録「V7」を樹立した。「JUST TAP OUT」の稲葉ともか(19)と28日の後楽園ホール大会で、V7戦で激突。稲葉のセコンドには同団体出身の舞華が就いた。 試合はどちらも譲らない互角の攻防を繰り広げ、中盤に差しかかったところで、王者は左足への集中攻撃に苦しめられた。連続エルボーで反撃するも、アンクルホールドで捕獲される場面が続く。それでもタップはせず、試合は15分時間切れの引き分けとなった。 ルール上、王座防衛となった羽南はこれで、第2代王者の林下詩美と並んでいた最多防衛記録を「V7」に更新。「本当に良かった。今までで一番危なかったです」と安堵の表情を浮かべた。 次期挑戦者には、7月9日の東京・立川ステージガーデン大会で一騎打ちする月山和香を指名。「このベルトにお互いの気持ちをぶつけ合いましょう」という羽南からの言葉に月山は涙を浮かべながら握手をし、同シングルマッチがフューチャー王座のV8戦になることが確実となった。 勢いづく王者は、このまま記録を伸ばし続けるのか注目だ。
2024年04月18日 22:09
新日本プロレス27日広島大会でKOPW争奪戦に臨む保持者・グレート―O―カーンと挑戦者・上村優也(29)がルールプレゼン会見で双方の案を提案した。
KOPW争奪戦は基本的に双方が試合のルールを提案し、ファン投票で多数を集めた方が採用される。それに先駆けて18日、双方のルールプレゼンテーション会見が実施された。
挑戦者の上村は「キャッチルール61分3本勝負」を提案。打撃技は認められず、使用できるのは絞め、関節技、投げのみ。その他は通常のプロレスで行われる。「今のチャンピオンがオーカーンだからこそ、このルールでやりたいと思ったのと、もう一つ提案した理由があるんですが。それは改めてチャンピオンになった時に発表させていただきます」と説明した。
一方のオーカーンは「地方再生マッチ〜広島編〜」と、3月浜松大会で行われた前回の防衛戦同様のご当地ルールを作成した。無制限3ラウンド制で、2ラウンド先取した方が勝者。1ラウンド目はマツダ車で使用しているタイヤをリング上で4つ積み上げた方が勝利、2ラウンド目は広島レモンの早食い対決、3ラウンド目は相手をテーブルにクラッシュさせた方が勝利するノーDQテーブルクラッシュマッチで行われる。さらにオーカーンは「上村が負けた場合、レモンを100個買うこと、そして上村が負けたらマツダ車に乗り続けること。まあ、これはご褒美でもあるかな。ちゃんと広島市民のためにカネを使うように。それをSNSで載せることが条件だ」と、上村が負けた際の条件を追加した。
なぜか自身だけに不利益な条件が突きつけられた一方的なオーカーン案を受けて、上村も自身のルールに条件を追加。敗者が勝者に広島県産のかきを30個献上することが義務付けられた。
マツダもレモンもかきも広島名物に違いないが、このような取り上げられ方で果たして広島県民が喜ぶのかは、いささか疑問が残る。浜松編の勝利で味をしめたのは確実だが、ここまで奇をてらったルールがファン投票で敗れてしまった場合、オーカーンは自身が滑っていたことを潔く認めるべきだろう。
ともあれファン投票は19日朝10時から、22日朝10時までの3日間、新日本プロレスの公式X(旧ツイッター)で行われる。
2024年04月18日 21:58
「プロレス・全日本」(18日、後楽園ホール)
春の本場所チャンピオン・カーニバルが開幕し、1日付で入団した身長2メートルの綾部蓮が、Aブロック公式戦でエース格の宮原健斗に完勝する衝撃的な白星発進を決めた。
綾部はランニングネックブリーカードロップやドロップキック、ビッグブーツなど創業者のジャイアント馬場さんをほうふつさせる動きを随所に見せ、最後はドラゴンスープレックスホールドからのデスルーレット(旋回してからのみちのくドライバー)で完璧な3カウントを奪った。
綾部は「ここから上がるも下がるも自分次第。新しい全日本の綾部を見せられたんじゃないかと思います」と手応え十分。敗れた宮原は「スター街道のきっかけを与えてしまった。今日の負けは認めよう」と、綾部の将来性を感じていた。
この他のAブロック公式戦は芦野祥太郎が大森北斗、青柳優馬がデイビーボーイ・スミスJr.を破り、白星発進した。
3・31大田区総合体育館大会で中嶋勝彦から3冠ヘビー級王座を奪取した安齊勇馬は、メインのBブロック公式戦で世界タッグ王者の斉藤ジュンと激突。ジャンピングニーアタック、ジャーマンスープレックスホールドとたたみかけ、肩車のように担ぎ上げてからシットダウンパワーボムでたたきつける新技「ギムレット」で3カウントを奪った。
安齊は「このまま誰が優勝するか分かりますよね?記録とか時代とか歴史とか、全てひっくるめて勝ちます」と優勝宣言した。
出場16選手中、最年長となる47歳の諏訪魔は、世界タッグ王者の斉藤レイから序盤は猛攻を受けたが、パワーボムをショルダースルーで切り返して逆転し、145キロの巨体をバックドロップで投げて快勝。「いま旬の斉藤レイに勝てて良かったな。まだまだ元気だぞってところを見せないとな。まだまだ跳ね返してやりますよ」と怪気炎を上げていた。
この他のBブロック公式戦はロード・クルーが本田竜輝を撃破した。
2024年04月18日 21:55
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」開幕戦(18日、後楽園ホール)でのBブロック公式戦で、史上最年少3冠ヘビー級王者の安齊勇馬(24)が、世界タッグ王者の斉藤ジュンに完勝して好発進に成功した。
序盤はラフ攻撃も交えたジュンのパワーに苦戦を強いられた。しかし大技を狙いコーナーに上がったジュンに対し、ロープを駆け上がってヒザ蹴りを叩き込んでから雪崩式ブレーンバスターで叩きつけるなどして一気に流れを引き戻す。それでも強引なジャックハマーなどで応戦するジュンに、ジャンピングニーから原爆固めを叩き込んで黙らせることに成功。最後は肩車の体勢で抱えてからマットに叩きつける新技「ギムレット」で3カウントを奪った。
試合後は「CC初戦、勝ったぞ! 初戦勝ったってことは、このまま誰が優勝するか分かりますよね?」と観客に呼びかける。さらに「CCで勝つ相手はBブロックだけじゃない。Aブロックの選手とも別の形で戦うし、歴史とか、記録とか、時代とか、全部と戦って俺が絶対に勝ってやる。俺だけのことを見ていてください。約束です!」と叫んで歓声を浴びた。若きエースはこのまま有言実行となるか。
またBブロック公式戦は諏訪魔が斉藤レイに、ロード・クルーが本田竜輝にそれぞれ勝って勝ち点2をゲットした。
2024年04月18日 21:52
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
ルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受けて防衛戦を行う王者・井上尚弥(31)=大橋=が18日、3月17日から練習パートナーとして招いていたジョナタン・ロペス(米国)、ケビン・ゴンサレス(メキシコ)とのスパーリングを終えた。
2024年04月18日 21:28
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」開幕戦(18日、後楽園ホール)でのAブロック公式戦で、優勝候補の一角・宮原健斗(35)が、身長2メートルファイターの綾部蓮(27)に敗れて黒星スタートとなった。
今月入団した綾部に序盤から大声援が送られて戸惑う表情も浮かべた宮原は、相手の高さを活かした攻撃に苦戦を強いられる。それでも場外戦でなんとかペースをつかみ返すと、頭突きを放つなどして一進一退の攻防に戻した。中盤にはエプロンの攻防でパイルドライバーで突き刺すことに成功するなど押し込む場面も。だが振り下ろされるエルボーで徐々にダメージを蓄積させられ飛龍原爆固めで叩きつけられる。これを返すも必殺のラストシューティングで脳天からマットに突き刺されて3カウントを聞いた。
入団のきっかけを自ら作った綾部に敗れ、宮原は「俺が入団のきっかけを与えてスター街道のきっかけまで与えちまったみたいだな…。まあ、今日の負けは認めるよ」とヒザをつく。それでも「この次だ。俺には、新時代を叩き潰す使命がある。日本中のプロレスファンが宮原健斗の再浮上を待っているんだ!」と雄たけびを上げた。
一方、いきなり金星の綾部は「見たかコノヤロー!」と絶叫。「宮原健斗から3カウント、文句なく取ったぞ。新しい全日本の綾部蓮を、この開幕戦で見せられたんじゃないでしょうか。このまま注目して見ていてください。優勝だ、このヤロー!!」と誓った。
またAブロックは芦野祥太郎が大森北斗に、青柳優馬がデイビー・ボーイスミスJr.に勝ってそれぞれ白星発進に成功した。
2024年04月18日 21:23
全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」が18日、後楽園ホールで開幕し、Aブロック公式戦では芦野祥太郎(34)が大森北斗(28)を下し、連覇へ好発進した。
セコンド陣とともに馬のマスクをかぶって登場した北斗に陽動作戦を仕掛けられ、場外戦や急所攻撃に苦戦を強いられた。それでも意地のアンクルロックで捕獲し、ギブアップを奪った。
試合後は「まずは大森北斗から1勝。まあ、当たり前だな。おい北斗、お前、プロレスに自信がないからあんな馬かぶってよ、わけのわかんねえの連れてくるんだろ。まっすぐプロレスをしろよ!」と呼びかけた。
昨年の祭典を初制覇したが、T―Hawkとの優勝決定戦で左尺骨を骨折。7か月の欠場を強いられ、当時の3冠ヘビー級王者・永田裕志への挑戦はかなわなかった。
万全な状態で臨む今年の祭典では、ジャイアント馬場、スタン・ハンセン、鈴木みのるしか果たしていない、史上4人目の連覇を狙う。
「俺はどんなでけえヤツにも逃げずに戦うぞ。全員、俺よりでけえよ。全員ぶん投げて、全員決める」と決意を込めた。
2024年04月18日 21:16
◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(18日、後楽園ホール)観衆1157
全日本プロレスは18日、後楽園ホールで春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」の開幕戦を開催した。
メインイベントのBブロック公式戦で三冠ヘビー級新王者の安齊勇馬が世界タッグ王者・斉藤ジュンと対戦。黒を基調にした新しいタイツで登場した安齊は。ジュンのパワーを技で真っ向から受け止め、最後は敵を肩車してから豪快に後頭部をマットにたたき落とす新技「ギムレット」でジュンを沈め白星スタートを決めた。
勝利のリング上でマイクを持った三冠王者は、今大会を「俺だけのことを見ててください。俺との約束です」と絶叫し大きな拍手を浴びていた。バックステージで安齊は「最高の滑り出しだろ」と胸を張り「記憶とか歴史とか時代とか全部ひっくるめて俺が必ず勝ちます」と優勝を宣言した。
今年の「CC」は、全16選手がA、B両ブロックに8選手が分かれ、各ブロック最高得点者が5月12日に横浜BUNTAIで優勝決定戦で激突する。
出場選手は以下の通り。
【Aブロック】
芦野祥太郎、宮原健斗、青柳優馬、大森北斗、綾部蓮、黒潮TOKYOジャパン、デイビーボーイ・スミスJr.、サイラス
【Bブロック】
諏訪魔、本田竜輝、斉藤ジュン、斉藤レイ、安齊勇馬、鈴木秀樹、ハートリー・ジャクソン、ロード・クルー
◆4・18後楽園全成績
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
〇田村男児、井上凌(10分09秒、パワーボム→エビ固め)ライジングHAYATO、立花誠吾●
▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
鈴木秀樹、〇サイラス、MUSASHI(8分18秒、リバーススプラッシュ→片エビ固め)黒潮TOKYOジャパン、ハートリー・ジャクソン、土方隆司●
▼チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇諏訪魔(8分31秒、バックドロップ→体固め)斉藤レイ●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇芦野祥太郎(7分02秒、アンクルロック)大森北斗●
▼同Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇ロード・クルー(2分12秒、片エビ固め)本田竜輝●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇青柳優馬(15分38秒、前方回転エビ固め)デイビーボーイ・スミスJr.●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇綾部蓮(12分17秒、デスルーレット→片エビ固め)宮原健斗●
▼メインイベント 同Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇安齊勇馬(15分18秒、ギムレット→片エビ固め)斉藤ジュン●
2024年04月18日 20:58
◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(18日、後楽園ホール)観衆1157
全日本プロレスは18日、後楽園ホールで春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」の開幕戦を開催した。
2024年04月18日 19:49
◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(18日、後楽園ホール)
全日本プロレスは18日、後楽園ホールで春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」の開幕戦を開催した。
チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦で世界タッグ王者で2年連続2度目の出場となった斉藤レイが最多19度目出場の諏訪魔と対戦。試合はレイが192センチ、145キロの巨体を生かしたパワー殺法で諏訪魔を追い込んだが、強烈なドロップキックで逆襲すると諏訪魔が最後は必殺のバックドロップ一発でフォールで勝利した。
諏訪魔は「さい先いいな。まず一勝できた」と声を弾ませ、出場選手で最高齢の47歳であることに「気づけば出ている中でも年が上だし、まだまだ元気だぞっていうのを見せていかないとね。ベテランの枠っていうのを独占しちゃうよ」と意欲を見せた。
敗れたレイは「強いなアイツ」とうめき「まだCCはきょう始まったばかりだ。最後はこの俺斉藤レイが笑ってビール飲んでやる」と逆襲を誓った。
今年の「CC」は、全16選手がA、B両ブロックに8選手が分かれ、各ブロック最高得点者が5月12日に横浜BUNTAIで優勝決定戦で激突する。
出場選手は以下の通り。
【Aブロック】
芦野祥太郎、宮原健斗、青柳優馬、大森北斗、綾部蓮、黒潮TOKYOジャパン、デイビーボーイ・スミスJr.、サイラス
【Bブロック】
諏訪魔、本田竜輝、斉藤ジュン、斉藤レイ、安齊勇馬、鈴木秀樹、ハートリー・ジャクソン、ロード・クルー
2024年04月18日 19:12
新日本プロレスの棚橋弘至社長(47)が18日、親会社のブシロードで手がける「プロ野球カードゲーム DREAM ORDER」の発売直前記者会見に出席した。
「DREAM ORDER」はプロ野球を題材とした対戦型カードゲーム。20日からスタートデッキ12種類(1個税込み1500円)、ブースターパック2種類(1パック8枚入り400円)が発売される。ブシロードの木谷高明代表取締役社長は「年間2500万人以上動員する日本で最大のイベントであり、子どもからお年寄りまで国民すべてに認知されているプロ野球に関してプロ野球をカードゲーム化させていただいたことを心より感謝しています。日本全国にファンがいらっしゃるということで、本当に発売が待ち遠しいです」と目を輝かせた。
かつては自身もプロ野球選手を目指した高校球児だった棚橋も同作の発売を心待ちにしている。「実際に活躍している選手をカードに落とし込んでいて、プロ野球ファンも楽しめるし、カードゲームが好きな方もどちらも楽しめるんじゃないかなと思ってます」とPRした。
同作の発売を記念して、ブシロードグループのプロレスラーが球場での始球式イベントに登場することも決定済み。27日の甲子園(阪神VSヤクルト)では棚橋、28日の福岡ペイペイドーム(ソフトバンクVS西武)で辻陽太、5月6日横浜スタジアム(DeNA VSヤクルト)ではスターダムの岩谷麻優、6・6マツダスタジアム(広島VS日本ハム)内藤哲也がそれぞれ始球式を行う。
棚橋は「(高校時代に)甲子園も行きたかったんですけど、残念ながら夏の予選は2回戦で負けてしまったので。野球選手として甲子園には行けなかったですけども、プロレスラーとして甲子園球場のマウンドに立てるのは、高校の野球部の同級生全員に伝えておこうと思います」と感慨深げな表情を浮かべた。
ちなみにかつては始球式イベントにもコスチューム姿で登場し、筋骨隆々の上半身を披露していた棚橋だが、近年は各球団のユニホームを着用して登場している。目下絶賛肉体改造中とあって「棚橋のコンディションの仕上がり具合によっては裸でいくかもしれない」と豪語したものの、直後に「間に合わないな…6月くらいだったらよかったんですけど」と思い直し苦笑いしていた。
2024年04月18日 18:52
全日本プロレス18日の後楽園大会開始前に、心不全のため死去した大相撲の元横綱でプロレス・格闘技でも活躍した曙太郎さん(享年54)への10カウントゴングが捧げられた。
曙さんは2005年8月から定期的に参戦し、13年9月に入団。同年10月には3冠ヘビー級王座を初戴冠するなど活躍し、15年には春の祭典「チャンピオン・カーニバル」も制した。
この日の試合前、出場予定の選手がリングサイドに整列。和田京平レフェリーがリング上で遺影を持つ中、その経歴が読み上げられた。続いて追悼のテンカウントゴングが鳴り「第64代横綱、曙」とコールされるとともに入場テーマ曲が流れ、観客席から拍手が送られた。
2024年04月18日 18:36
◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(18日、後楽園ホール)
全日本プロレスは18日、後楽園ホールで春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」の開幕戦を開催した。
2024年04月18日 17:48
プロレスイベント「ブラッドスポーツ 武士道」(6月22日、東京・両国国技館)の会見で、イベントを主催する元UFC世界ヘビー級王者のジョシュ・バーネット(46)がIWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38=AEW)と対戦すると発表した。
ブラッドスポーツは過去10回開催。試合はロープのないリングで行われて3カウントはなく、決着はKO、ギブアップ、レフェリーストップで決まる。日本初開催となる今大会で、まさかの現IWGP王者との対戦が実現した。2021年4月にバーネットがレフェリーストップ勝ちを収めて以来の再戦となるがモクスリーからは「私は過去の敗北に苦しむことはない。私は常に人通りの少ない道を求め、その道で待ち受けているかもしれない投石や矢を恐れることはなかった。全てはいつの日か、私が生きるに値する人生を送ったといえるようにするためだ。両国でジョシュ・バーネットと戦い、もし死ぬことになったとしても、それはいい死に方だ」とのコメントが発表された。
これを受けてバーネットは「これはリマッチになるが、コメントを聞いて分かる通り、彼はギブアップしない心の強さを知っている。だから前回は頭を踏みつけてレフェリーストップで勝った。彼のことはリスペクトしているし、今回も出し尽くそうと思います。メインにふさわしいものをお見せします」と意気込み。自身も03年1月に永田裕志の持っていたIWGPヘビー級王座に挑戦した経験もあるが戴冠経験はないだけに「今回はIWGPがかかっているわけではないが、それを取りに行く心づもりで対戦したい。勝つのは簡単ではないと思うが、絶対にやっつけます」と意気込んだ。
また、会見では「鈴木みのるVSティモシー・サッチャー」「船木誠勝VSデイビーボーイ・スミスJr.」「桜庭和志VSサンティーノ・マレラ」「クイントン・ランペイジ・ジャクソンVS関根シュレック秀樹」「小波VS福田菜耶」「エリック・ハマーVSマイク・オハーン」「飯塚優VS阿部史典」のワンマッチを発表。さらに4選手参加のワンデートーナメントの開催も決まり、1回戦で「佐藤光留VS鈴木秀樹」「野村卓矢VSトッド・ダフィー」が行われることになった。
2024年04月18日 17:48
女子プロレス新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」の団体名が話題になっている。
15日に概要が発表された新団体は、元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が代表を務め、スターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月の他、高橋奈七永、元アイスリボンの石川奈青が所属になった。
注目を集めたのが団体名だ。正式名称は「DREAM STAR FIGHTING MARIGOLD」で、取材に応じた小川代表は「私が(歌手の)あいみょんが好きで、CDも持っていた。団体名を考えるときに『マリーゴールド』と言ったら、外国人スタッフが『クールだ。聞いたことがない』って言い出しましたね。いろいろな意味があるのでいいかなと思いました」と説明した。
あいみょんの代表曲として知られるマリーゴールドは、黄色やオレンジの鮮やかな花を咲かせる。多くの花言葉がある中で、小川代表は「マリーゴールドはしばしば太陽の力強い強さと結びつき、人の内面に宿る力、強さ、光を表す」という意味を込めたという。
選手、ファンにも団体名は好評で、小川代表は「今はマリーゴールドと言えば、あいみょんの曲がトップに立つ。そのうちにウチが有名になって、あいみょんが気になってくれれば。コラボするのが夢ですね。いつの日か、あいみょんが歌う中で選手が入場できれば」と期待に胸を膨らませた。
2024年04月18日 17:37
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
1位の桑原拓(29)=大橋=の挑戦を受ける王者のユーリ阿久井政悟(28)=倉敷守安=が18日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。
3月31日に上京し、4月1日から4週間の予定で練習中。1月23日にエディオンアリーナ大阪で世界王者となり、今回が初防衛戦となるが「対策というより、自分のボクシングを磨き上げる練習をしてきた。世界チャンピオンになる前からそういう練習をずっとしてきたので、特にいまさら何が変わるということはない」と話した。
桑原は2021年7月21日の日本フライ級王座防衛戦で最終10ラウンドにKOしている相手だが「同年代の選手ですし、試合は気になっていたし、ずっと見ていました。スピードがすごいあった印象ですが、最近はパワーも加わって一発で倒している試合もあるので、そこは警戒したい」とあなどることはない。
「駆け引きするようになってきたなという印象があるので、技術面の勝負でどっちがペースを取るかになる」と、勝負の鍵を語り、「やっぱり圧倒したいというのがあります。相手があることなんですが、そこをどうコントロールできるかだと思います」と理想の展開を述べた。
会場の東京ドームは8年ほど前、妻と交際中、関ジャニ∞(現スーパーエイト)のコンサートで一度だけ行ったことがあるといい、「野球選手ってここでホームランを打つんだな」と感動したと回想。前回のエディオンアリーナで初めて大会場で試合をして「すごい楽しかったので、自分は実はこういう(大きな)舞台に向いてたんだ」と感じたと明かしていた。
また、この日は桑原陣営の大橋秀行会長と松本好二トレーナーが視察。相手側に視察されるのは「初めて」だといい、「面白かったです。何を見ているのかな?と思った」と笑顔を見せていた。