2022年06月28日 23:32
ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が28日の広島戦(マツダ)で2試合連続となる27号逆転3ランを放った。 まさに「これぞ主砲」だ。チームは5回まで相手先発・床田に内野安打1本に封じられていた。0―3で迎えた6回、1点を返してなおも一死一、三塁の場面で打席に立った村上は、床田の初球ストレートを捉え、左中間スタンドに放り込んだ。 期待通りの4番の一発で試合を引っくり返し、流れを呼び込んだヤクルトは、7回山崎のタイムリー、8回オスナの8号ソロでダメを押し、6―3で逃げ切った。5回3失点の先発・小川は5勝目(3敗)をマークした。 試合後の村上は「ライさん(小川)に勝ちがついたことがうれしいです」と笑顔。このところ手がつけられない暴れっぷりだが「好調、不調は関係なく目の前の試合に集中するだけ」と話した。 三冠王の期待もかかる若き主砲の活躍に目が離せない。
2024年04月24日 20:52
◆ 4戦4勝なら球団外国人初の快挙だったが…
オリックスの新外国人アンダーソン・エスピノーザ投手(26)が24日、本拠地・京セラドーム大阪での西武戦に先発登板。7回2安打無失点の快投で球団外国人初の初登板から4戦4勝の権利を持って降板したが、3点リードの9回に平野佳寿投手(40)が同点に追いつかれ快挙達成を逃した。
来日初登板から3連勝中のエスピノーザは、この日も多彩な球種を操り安定感抜群の投球。スタメンを大幅に入れ替えた西武打線を寄せ付けずテンポ良くゼロを刻んだ。7回99球、2安打無失点、7奪三振2四死球の快投でお役御免。2試合連続の無失点投球で防御率は0.33となった。
3点リードの8回は2番手・宇田川がゼロを刻んだものの、9回を託された守護神・平野佳がまさかの乱調。先頭の3番・中村に左越えソロを浴びると、続く佐藤龍、平沼にも連続長打を浴び1点差に迫られた。さらに二死一、三塁で、途中出場の金子に中前適時打を浴び痛恨のセーブ失敗。試合は3−3の同点で延長戦に入った。
2024年04月24日 20:49
「ロッテ1(降雨コールド)10ソフトバンク」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
ソフトバンクが今季2度目の2桁得点で大勝し、2連勝。三回無死満塁で山川の左犠飛で先制。なおも1死二、三塁で近藤の二ゴロの間にこの回2点を奪った。四回にも今宮の右前適時打、山川の左前2点タイムリーなどで4点を追加。五回にも4点を奪った。
先発の大関は5回5安打1失点で2勝目。
七回のソフトバンクの攻撃開始直前に雨脚が強くなり一時中断。そのままコールドゲームとなった。
2024年04月24日 20:48
ヤンキースのスタントン、118マイル以上の打球を放った回数で圧倒的な55
ドジャースの大谷翔平投手が放った爆速弾に注目が集まる中、もう1人の怪物が脚光を浴びている。大谷は23日(日本時間24日)、敵地で行われたナショナルズ戦の9回に6号ソロ。打球速度118.7マイル(約191キロ)で今季メジャー最速となったが、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者が過去の記録を紹介した。
同記者は自身のX(旧ツイッター)に「ポストシーズンを含み、2015年にスタットキャストの計測が始まってから118マイル(約189.9キロ)以上の打球の最多記録」を投稿。2018年にメジャーデビューした大谷はやや不利だが、6本で3位につけている。トップはヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手で圧倒的な55本。近年は怪我に苦しんでいるものの、異常な数字を残している。
さらに「ポストシーズンを含み、2015年以降の打球速度の最速本塁打」でもスタントンの一発が1位。2018年8月9日(同10日)に記録した121.7マイル(約195.9キロ)が最速記録となっている。この日の大谷の一撃でも3マイル(約4.8キロ)及ばない爆速弾。更新する日は来るのか、今後の楽しみになりそうだ。
同記者の投稿にファンも反応。「スタントンすごいな」「上には上がいるもんですね スタントンすっげー」「すごい打者揃いのメンバーの中に1人だけ投手の方が名を連ねています」「スタントンの居場所が1つあるとしたら、それはスタットキャストのリストだ」といったコメントが寄せられている。(Full-Count編集部)
2024年04月24日 20:45
「DeNA−阪神」(24日、横浜スタジアム)
阪神先発の伊藤将司投手が、6回までDeNA打線をノーヒットノーランに抑える快投を見せたが七回に大暗転。
2024年04月24日 20:29
■エンゼルス 7ー4 オリオールズ(日本時間24日・アナハイム)
エンゼルスの“未完の大器”が、ついに打撃で覚醒の兆しを見せている。ジョー・アデル外野手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたオリオールズ戦に「7番・右翼」で先発出場。3打数2安打1打点1死球の活躍で、7-4での勝利に貢献した。17試合に出場し打率.314、2本塁打、OPS.930と打棒が止まらない。
1点リードの2回、1死走者なしの場面で二塁打を放ちチャンスメーク。続くレンヒーフォの適時打でホームを踏んだ。3回には2死二塁のチャンスで初球を中前へ弾き返し適時打。5回1死一塁では、不運な二直で併殺に倒れたが、8回1死走者なしから死球で3出塁。直後に牽制死となったが、許される活躍だった。
25歳のアデルは2017年ドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルスに指名され、2020年にメジャーデビュー。マイナーを駆け上がったが、レギュラー定着できず5年目を迎えていた。凡ミスも目立ち、10日(同11日)には二盗に成功した直後に塁を離れ、指揮官に「私たち全員が恥ずかしいと思った」と指摘された。
まだ17試合とサンプルは少ないが、これまでの自己最高は2021年の打率.246。規定打席には乗っていないものの、チームの顔でもあるマイク・トラウト外野手のOPS.904を上回っている。得点圏打率.375という勝負強さに加え、6盗塁とマイナー時代には高く評価された自慢の身体能力の高さを生かし始めている。(Full-Count編集部)
2024年04月24日 20:27
「ヤクルト(降雨中止)広島」(24日、神宮球場)
24日の試合に先発予定だった広島のトーマス・ハッチ投手(29)が、25日にスライド登板する。「明日に向けた準備の時間が増えたと思って、しっかりと準備をして臨みたい」と意気込んだ。
18時試合開始予定だった一戦は16時15分に降雨のため、中止が発表された。23日にはブルペン投球を行うなど、調整を進めてきたハッチ。来日初のスライド登板にも「スライドの経験は何度もあります」と初勝利を目指すマウンドへ向け、自信をのぞかせた。
また、25日に先発予定だった九里亜蓮投手(32)は、中9日で28日・中日戦(バンテリン)に登板する見込みとなった。
現在、引き分けを挟んで今季最長の4連勝中と勢いに乗るカープ。ローテを再編し、貯金生活突入を目指す。
2024年04月24日 20:26
「巨人−中日」(24日、東京ドーム)
巨人がまさかの形で勝ち越し点を奪われた。
2−2で迎えた七回だ。1死三塁から赤星が代打・大島を空振り三振に仕留めた。直後、三塁走者の代走・尾田のリードが大きいと判断した捕手の岸田は三塁へ牽制球を投げた。
尾田は慌てて頭から三塁ベースへ戻ったが、岸田の鋭い送球は尾田を直撃したとみられ、二塁ベースの方へ転々。その間に勝ち越し点の1点を奪われてしまった。記録は岸田の適時失策となった。
2024年04月24日 20:16
前日までの今季最速弾はカブス・鈴木誠也が放った一発だった
■ドジャース 4ー1 ナショナルズ(日本時間24日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ナショナルズ戦で9回に2戦連発の6号ソロを放った。
2024年04月24日 19:48
「ロッテ−ソフトバンク」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの高野脩汰投手がプロ初先発し、3回64球を3安打2失点。「初回はランナーを背負いながらも自分の思っていたアウトの取り方で無失点に抑えることができたのはよかった。四球が絡むと失点につながるのでゾーンで勝負できなかったのが反省点です」と振り返った。
初回は先頭・川村に初球をいきなり右前打。今宮の投犠打、柳田への四球で1死一、二塁としたが、後続は粘りの投球で空振り三振、二ゴロ。二回には1死から栗原に中前打を許したが、無失点とした。
だが、三回には制球が乱れた。先頭・川村に2打席連続の安打を許すと、2者連続で四球を与え満塁。4番・山川には左犠飛を浴び先制点を献上した。1死二、三塁から近藤は二ゴロとしたが、その間に三走・今宮が生還。最後は中村晃を二ゴロに仕留めたが、プロ初勝利は逃した。
2024年04月24日 19:40
「DeNA−阪神」(24日、横浜スタジアム)
六回表の攻撃が始まる前に試合は中断。左翼席の阪神応援団からは、故障のため2軍調整中のヨハン・ミエセス外野手のヒッティングマーチが奏でられた。
雨が降りしきる中、軽快なメロディーが流れるとスタンドは大盛り上がり。Xでもファンが反応し、すぐさま「ミエちゃん」がトレンド入り。「盛り上がるからええか」「ミエちゃん主役ちゃうで」「わろた」「応援団最高」といった反響の声が相次いだ。
ミエセスは開幕を2軍で迎えた直後、脇腹を痛めてリハビリ組に。23日の2軍戦で実戦復帰を果たすと、この日も右前打を放ち、守備でも軽快な動きを見せていた。
来日1年目の昨年は。神宮で雨天中止となったゲームでミエセスがグラウンドに登場。雨が降りしきる中、ベースランニングにヘッドスライディングを見せてファンを沸かせていた。
2024年04月24日 19:37
ドジャースタジアムではMLBの球場では初出店の「築地銀だこ」が大人気
ドジャースタジアムに、MLBの球場では初めてとなる「築地銀だこ」(以下、銀だこ)が出店し連日大行列ができている。現地にいるアメリカ人からすると、たこ焼きは珍しいようで、私が持っているとたくさんの人に「それはなんだ!?」と話しかけられた。
それもそのはず、アメリカではタコを食べるということ自体が珍しく、珍味というような感覚のようだ。それでも日本で有名な店ができたということで話題となり、銀だこの前は人が通れなくなるくらいに並んでいた。そこで今回は銀だこを運営するホットランドグループの米国法人責任者・中田直尚さんに、出店の目的とドジャースタジアムでの人気メニューについて話をうかがった。
――出店のきっかけについて教えてください。
「銀だこは2019年からロサンゼルスで出店しているのですが、どうすればたこ焼きを知らないアメリカ人に、日本のファストフードであるたこ焼きを知ってもらえるかということを考えてきました。そんななか、私がもともとドジャース関係者とつながりがあった関係で、いずれは銀だこをドジャースタジアムにと考え、ドジャースとコミュニケーションを取っていました。昨年12月の大谷翔平選手入団決定後、あらためて出店に向けて前向きに調整していくことになりました。その後、2月にドジャースタジアムで開催されたファン感謝イベントで大谷選手が好きな食べ物として“たこ焼き”を挙げたことも、追い風になりました」
――メニューは何種類くらいありますか?
「現在は4種類あります。日本でもお馴染みのオリジナル(たこ焼きソース)、そしてメキシコ系、ラテン系の方も多いのでサルサを使った味、そしてアボカドを使ったワカモレ味、あとは天かすをのせた寿司ソース(甘だれ)をかけた味です」
――評判はいかがですか?
「出店前はサルサ人気を予想していたのですが、比較的オリジナルのほうが人気が高いです。ここドジャースタジアムを起点に、日本のファストフードであるたこ焼きだけでなく、日本のおにぎりや石焼き芋などもどんどんアメリカの人たちに広げていけたらと思っています」
――他の球場への出店や、メニューを増やす予定は。
「そうですね、エンゼルスやパドレスなど、同じ州内に日本人が馴染み深い球団もありますのでそういった球場にも出店できたらと思っています。メニューに関してもいろいろなものにチャレンジできたらと思います」
私もチーズ&サルサたこ焼きを食べてみた。食べるまでは想像できなかったのだが、食べてみるとタコスとたこ焼きの融合という感じで、新たな味でやみつきになりそうだ。これは日本でも商品化したらウケそうな予感がする。ワカモレ味と寿司ソース味もぜひ次回食べてみたいと思う。銀だこは1階のセクション45にある。ドジャースタジアムを訪れた際はぜひお店に行ってみて、日本ではまだ体験することのできない味を楽しんでほしい。(「パ・リーグ インサイト」鈴木優)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2024年04月24日 19:25
「DeNA−阪神」(24日、横浜スタジアム)
雨が降りしきる中始まったゲームは、六回表の阪神の攻撃が始まる前に審判団が中断を宣告。
2024年04月24日 19:20
「楽天(降雨中止)日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)
日本ハムの新庄剛志監督(52)が、上位キープへ、秘策を実行に移す。24日の楽天戦は雨天中止。練習後に取材に応じ「金村君に先発の準備もさせていかないと」と開幕からセットアッパーとして、1勝6H、防御率0・79と活躍する右腕の先発転向を明言した。
「6連戦、6連戦で繋がっていく時に、今から準備させとかないと。急にはできない。僕は前もってやるタイプ」。5月21日から4週連続で6連戦が続く。過密日程をにらんで「全員がいいっていうわけじゃないと思うから、(先発陣を)7枚、8枚(用意する)」と先手を打って先発陣を強化する考えの中で、金村に白羽の矢を立てた。
長いイニングをペース配分して投げる先発と、短いイニングを全力で抑えるリリーフとは調整法は異なる。転向の場合、一度2軍で準備させるのが通例。だが、「次2回、次3回とか、こっち(1軍)で先発の準備をさせて。ゲームに参加しながらの方が僕はいいと思う」。1軍でイニング数を伸ばしながら登板し、同時に先発調整させる。常識にとらわれない“新庄式”を取り入れる考えも明かした。
もともと先発候補としてキャンプインした金村は、3月に中継ぎに回った。先発再転向に「(中継ぎで)まだ少ししか投げてないので、もっと、色々経験したいな、というのはありますね」と困惑気味。それでも「先発に戻っても、この経験は生かされる」と前向きにとらえた。
新庄監督は金村に対して「(中継ぎで)いい経験をさせてると思いますけど、彼はもう将来的には間違いなく先発なんで」と先々を見据えて期待する。出だし好調の日本ハム。先発の層を厚くして、連戦下でも上位争いを繰り広げる。
2024年04月24日 19:17
「DeNA−阪神」(24日、横浜スタジアム)
阪神先発の伊藤将司投手が、五回までDeNA打線をノーヒットノーランに抑える快投を見せた。2四球のみの内容で、六回表から中断に入った。
この日は試合前から雨が降りしきる最悪のコンディション。マウンドもぬかるんでいた中、初回先頭の度会が放った痛烈な顔面付近へのピッチャーライナーを抜群の反射神経で回避しただけでなく、右手のグラブでたたき落として投ゴロに仕留めた。
いきなりヒヤリとさせられるシーンだったが、以降は圧巻の投球。四回は先頭の牧に四球を与えて2死三塁のピンチを招いたが、落ち着いて山本を右飛に仕留めた。
バットでも五回先頭の第2打席では中前打を放って出塁。その後、2死満塁からノイジーの押し出し四球で先制のホームを踏んだ。その裏の投球では1死から楠本に四球を与えたが、山本を三ゴロ併殺打に仕留め、悠然とベンチへ戻った。
2024年04月24日 19:11
サムスンのマキノンが打率.378、3本塁打、出塁率.463、OPS.987の大活躍
KBO(韓国プロ野球)サムスンのデビッド・マキノン内野手は23日、打率.378でリーグトップに立った。ここまで21試合に出場して82打数31安打、3本塁打、13打点、出塁率.463、OPS.987。昨年12月に西武から自由契約となり、今季からは“韓国のライオンズ”に活躍の場を求めた29歳が好成績を残している。
23日に敵地で行われたLG戦に「4番・一塁」でスタメン出場。4打数3安打の活躍で、7-3での勝利に貢献した。打率だけではなく、出塁率でもリーグトップ。2011〜15年にかけてKBO史上初となるレギュラーシーズン5連覇を達成した名門球団の中軸を支えている。
2022年に大谷翔平投手が所属していたエンゼルスでメジャーデビュー。アスレチックスとの2球団で計22試合に出場した。昨季は西武で127試合に出場して打率.259、15本塁打、50打点、OPS.728。プロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、WARはサンタナ(ヤクルト)と並んで助っ人野手最高の「2.1」をマークしたが、1年で退団となってしまった。
異国での活躍にSNS上のファンも反応。西武が7勝13敗の借金6で最下位に沈んでいることもあり、「なんで手放した?」「戻ってきてくれ! 今日本のライオンズは大変な事になってます!」「今の西武に欲しいよな」「だから残せって言ったやん」「至急マキノンに帰還要請せよ」との声があがっている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。