2022年06月28日 22:37
「広島3−6ヤクルト」(28日、マツダスタジアム) 広島は四回に上本、会沢の適時打で3点を先取したが、六回に床田が山田の適時打のあと、村上に逆転3ランを喫した。その後も追加点を許し敗戦。 佐々岡真司監督は床田について「五回まではいい投球をして、期待する内容だった。(村上には)外の高めというところで。一番気をつけないといけない打者。ミーティングでもそういう話は出ていた。その前に3、4番の前に走者をためないというのが一つのポイントで、2番山崎に与えた四球が痛いのかなと思います」と振り返った。 ヤクルトの3、4番は最も警戒しなければならないところ。「やっぱり(ヤクルトの前カード)巨人戦を見ても、調子のいい打者が多い中で4番の村上君を要警戒というところで、あそこで打つ村上君もさすがですけど、そこはしっかりとミーティングでやっているところなのでね」 攻撃も11安打を放ちながら得点したのは四回の3点だけ。「初回もいい形で1本出なかった中で、あそこでつながって3点取れたので、あそこで床田の投球でという形になっていたと思うんですけど」 試合前にはベテランの長野が登録抹消された。「もう一度、しっかり打撃を取り戻してほしい。力が必要な選手なので、打席を増やして調子を戻してほしい」 加入が決まった秋山についてもコメントした。「うちのチームが欲しいポジションの中で、僕もずっと言っていて、キクとか会沢がプッシュしてもらっていたので。球団もうちのチームにハマるということで取りに行ってくれた。僕はほぼ知らないのですが、みんな聞くと野球に対する姿勢がすばらしく、プラスになることばかりだと思う。当然実績を考えても、外野の一つにぜひ来てほしいという気持ちが強かった。チーム内での競争も生まれるだろうし、若い選手にとっては学ぶことも多くプラスになるでしょう」 秋山は30日に入団会見を開く。
2024年03月28日 20:52
レンジャーズとマイナー契約のウォルシュが開幕メジャーを勝ち取った
レンジャーズとマイナー契約を結んでいたジャレッド・ウォルシュ内野手が、メジャー契約を勝ち取り開幕ロースター入りする。地元メディア「レンジャーズ・トゥデイ」のジェフ・ウィルソン記者が伝えた。昨季はエンゼルスからDFA(事実上の戦力外)となったが、ライバル球団で復活の兆しが見えてきた。
30歳のウォルシュは、2019年にエンゼルスでメジャーデビュー。2021年には29本塁打、98打点をマークし、大谷翔平投手とともに球宴にも選出された。しかし、近年は胸郭出口症候群や新型コロナウイルスの影響による頭痛にも悩まされ、昨季は39試合で打率.125。7月にはDFAも経験するなど、苦しんでいた。
今オフにFAとなり、昨季の世界一に輝いたレンジャーズとマイナー契約。エンゼルスと同地区のライバル球団で、復活を目指すことになった。するとオ―プン戦では、48打数12安打の打率.250、3本塁打、8打点、OPS.826と猛アピール。一塁手のナサニエル・ロウが離脱中ということもあり、チャンスを掴んだ。
大谷翔平投手(現ドジャース)の同僚だったことから、日本のファンもSNS上で反応。「久しぶりに目覚めのいい朝」「かつての輝きもう一度」と祝福の声があがった。「テキサスじゃなければ応援してた」「エンゼルスとは同地区のライバルだけど頑張って欲しいなぁ」と複雑なコメントも寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年03月28日 20:35
◆ 開幕投手は伊藤大海
NPBは28日、翌日29日に2024年シーズンの開幕戦を戦う12球団の「開幕一軍メンバー」を発表した。
新庄体制3年目で2年連続パ・リーグ最下位からの逆襲に燃える日本ハムは、昨季からチームに加わった伏見寅威・郡司裕也に加え、強打のマルティネス、強肩が魅力の田宮裕涼の捕手4名体制でスタート。長打が期待されるスティーブンソン、レイエスら新助っ人3名も開幕一軍メンバーに名を連ねた。
29日18時30分からZOZOマリンスタジアムで行われる開幕戦の予告先発は、日本ハムが伊藤大海、ロッテが小島和哉と発表されている。
◆ 日本ハム・開幕一軍メンバー
▼ 投手
13 生田目 翼
17 伊藤 大海
22 杉浦 稔大
24 金村 尚真
26 田中 正義
28 河野 竜生
31 P.マーフィー
47 鈴木 健矢
63 北浦 竜次
67 山本 拓実
▼ 捕手
2 A.マルティネス
23 伏見 寅威
30 郡司 裕也
64 田宮 裕涼
▼ 内野手
3 加藤 豪将
5 野村 佑希
9 中島 卓也
38 石井 一成
43 水野 達稀
56 細川 凌平
58 奈良間 大己
▼ 外野手
6 A.スティーブンソン
7 松本 剛
37 江越 大賀
50 五十幡 亮汰
66 万波 中正
99 F.レイエス
2024年03月28日 20:16
「ワシントン・ポスト」紙「自身と同じくらい謎めいたスキャンダルに巻き込まれた」
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、元通訳で球団を解雇された水原一平氏の違法賭博疑惑に関する声明を発表。自身の関与を完全否定し、水原氏が大谷の口座からお金を盗んだなどと主張した。米紙「ワシントン・ポスト」は「ショウヘイ・オオタニは、自身と同じくらい謎めいたスキャンダルに巻き込まれた」とするコラムを掲載した。
キャンディス・バックナー氏によるコラムは、大谷について最も興味深いことは愛犬のデコピンや、真美子さんとの結婚ではないと説明。「重度のギャンブル依存症に苦しむ友人がいることだ。オオタニは巨額のお金を持っているため、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)の大金が銀行口座から消えても気付かないということも」とし、水原氏の違法賭博への関与疑惑について触れた。
今回の問題について「7年間野球界を魅了しながらも、世間には謎に包まれた選手が関わっているため、確かなことは何もわかってもいない」とも指摘。「銀河系で最も重要な野球のアイコンであることが、少しも意味をなさないようなスキャンダルに巻き込まれている」と伝えた。大谷の普段の生活は謎に包まれているとし、今回の問題も同様に情報が限られ、真実がつかみにくいとしている。
2023年シーズン終了後はFAとなり、10年総額7億ドル(約1060億円)でドジャースと契約。愛犬デコピンの存在を明かし、先月末には真美子さんとの結婚を発表した。大谷を巡る様々なニュースが流れたが、水原氏の問題はそれらを大きく超えるものだと述べている。(Full-Count編集部)
2024年03月28日 20:16
◆ 初の開幕一軍
「開幕一軍を目指していますので、ずば抜けた投球、相手を圧倒できるような投球ができてくれば、開幕一軍に繋がると思いますし、そういうところを目指していきたいと思います」。
2024年03月28日 20:14
◆ 開幕投手は今井達也
NPBは28日、翌日29日に2024年シーズンの開幕戦を戦う12球団の「開幕一軍メンバー」を発表した。
松井体制2年目で昨季5位からの巻き返しを狙う西武は、新助っ人外国人のヤン、アブレイユ、アギラー、コルデロが開幕一軍メンバーに名を連ねた。アギラーとコルデロはオープン戦でも本塁打を放っており、チームの打撃力アップに大きな期待が寄せられる。また、新加入の甲斐野央、元山飛優も一軍入り。チーム躍進の原動力となるか注目が集まる。
29日18時00分から楽天モバイルパーク宮城で行われる開幕戦の予告先発は、西武が今井達也、楽天が早川隆久と発表されている。
◆ 西武・開幕一軍メンバー
▼ 投手
00 J.ヤン
14 増田 達至
16 隅田 知一郎
17 松本 航
19 佐藤 隼輔
23 糸川 亮太
34 甲斐野 央
45 本田 圭佑
48 今井 達也
54 A.アブレイユ
69 水上 由伸
70 豆田 泰志
▼ 捕手
22 古賀 悠斗
27 炭谷 銀仁耦
65 古市 尊
▼ 内野手
5 外崎 修汰
6 源田 壮亮
10 佐藤 龍世
30 元山 飛優
44 J.アギラー
50 郄松 渡
60 中村 剛也
66 ブランドン
▼ 外野手
1 栗山 巧
7 金子 侑司
35 若林 楽人
51 西川 愛也
55 F.コルデロ
68 岸 潤一郎
2024年03月28日 19:55
ロッテの吉井理人監督(58)が28日、開幕を翌日に控え「(準備は)万全です。選手たちがやりやすい環境をつくるのに、一生懸命頭を使おうと思っている。失敗を恐れずじゃんじゃんチャレンジしてほしい」と話した。
この日は開幕前最後の全体練習。野手はフリー打撃、ノックなどで汗を流した。吉井監督もその様子を見守り「みんな機嫌良いと思います。大丈夫です」と、戦う準備はできている。ただ、シーズン中の打順については「発展途上の集まりなので、多分固定はできない。去年と同様相手のピッチャーを見て、1番勝てるなと思う順番で並べていきたい」と話した。
開幕3連戦の先発を託された小島、種市、佐々木については「小島は3年続けて140(イニング)越えだったのでそこそこ頑張っているけど、他の2人はまだ1年間ローテーションを守ったことのない子たちなので、この3人が1年間フルにローテーションを守ってくれたらうれしい」と期待を込めた。
2024年03月28日 19:53
◆ 開幕投手は早川隆久
NPBは28日、翌日29日に2024年シーズンの開幕戦を戦う12球団の「開幕一軍メンバー」を発表した。
今江新体制でシーズンを迎える楽天は、主力の浅村栄斗・島内宏明に加え、昨季盗塁王の小深田大翔、打撃に期待がかかる伊藤裕季也・小郷裕哉らが開幕一軍入り。投手陣は今季から守護神となる則本昂大を始め、2年目の飛躍が期待される荘司康誠・渡辺翔太、さらにドラフト5位ルーキーの松田啄磨が開幕一軍メンバーに名を連ねた。
29日18時00分から楽天モバイルパーク宮城で行われる開幕戦の予告先発は、楽天が早川隆久、西武が今井達也と発表されている。
◆ 楽天・開幕一軍メンバー
▼ 投手
14 則本 昂大
19 荘司 康誠
20 N.ターリー
21 早川 隆久
28 酒居 知史
31 渡辺 翔太
43 宋 家豪
46 藤平 尚真
49 西垣 雅矢
56 鈴木 翔天
61 松田 啄磨
69 内 星龍
▼ 捕手
2 太田 光
44 田中 貴也
70 石原 彪
▼ 内野手
0 小深田 大翔
3 浅村 栄斗
4 阿部 寿樹
5 茂木 栄五郎
7 鈴木 大地
23 M.フランコ
39 伊藤 裕季也
42 山田 遥楓
66 村林 一輝
▼ 外野手
8 辰己 涼介
25 田中 和基
27 岡島 豪郎
35 島内 宏明
51 小郷 裕哉
2024年03月28日 19:46
阪神の岡田彰布監督、巨人の阿部慎之助監督は28日、29日に東京ドームで開幕する“伝統の一戦”『巨人−阪神』を前に記者会見に応じた。
2024年03月28日 19:41
広島OBでデイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏が27日、RCCテレビの「カーチカチ! THE ゴールデン 2024カープ開幕特番」に出演し、毎年恒例となっている広島の今季勝利数を驚異の「179勝」と見積もった。
安仁屋氏の予想では開幕投手を務める九里が15勝、右肘違和感の森下に代わって開幕2戦目に先発する黒原が9勝、アドゥワ10勝、床田16勝、大瀬良12勝、ハッチ10勝など、先発ローテ6人で72勝を挙げる計算になっている。
そのほかでも2年目の斉藤10勝、ドラフト1位の常広も10勝と見積もるなど、合計するとシーズン143試合に対して勝利数が179となっている。これについて安仁屋氏は「試合数はどうでもいい。これはワシの気持ち。選手みんなに勝ってほしい」と話している。
順位予想では毎年、広島を優勝候補に挙げており、26日付のデイリースポーツ紙面でも評論家で唯一の広島優勝予想を展開するなど、安仁屋氏はカープ愛で満ちあふれている。
X(旧ツイッター)では「安仁屋算」がトレンド入りし、「安仁屋さんのカープ愛ハンパねぇ」「さや香の見せ算超えてる」「安仁屋算の時期が来たか」「もはや異論はない」「143を超えてるからなんだってんだ!」「楽しみしかない」「レジェンドの予想に口を挟むヤツは許さない」といった反響が集まっている。
ちなみに安仁屋氏は昨年、一昨年は「シーズン108勝」と予想している。
2024年03月28日 19:38
グラスノーが彼女のメーガン・マーフィーさんとの出会いについて明かした
ドジャースの開幕投手を務めたタイラー・グラスノー投手が、ガールフレンドのメーガン・マーフィーさんとの衝撃の出会いについて明かした。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番、ジャック・ハリス記者が伝えた。
レイズ時代のとある試合中のことだったという。グラスノーは「キュートな女子を見たんだ。だから球団のカメラマンにズームインしてもらってね。すごく変な風に聞こえると思うけど。だから僕はボールに電話番号を書いて、彼女に向って投げてメールを送るように伝えたんだよ」といきさつを語っている。
さらに「彼女は翌日の試合にも来てたんだけど、電話番号を書いたボールを僕の方に投げて、彼女にメールをするように僕に伝えてきたんだ」と、まさかの進展があったという。「(そうすることで)何かが起きるとは思わなかったけど、彼女に会ってみて、素晴らしい子だったね」と結果的に交際に発展した。
「本当にいい性格をしている子なんだ。旅行好きで、本当におもしろい子だよ。(電話番号を書いて)ボールを誰かに向けて投げたのは初めてだった」と記事内で語っているグラスノー。SNS上のファンからは「つまり試合中にナンパしてたってこと?」「もう王子、リアル王子じゃん」と驚きの声があがっている。(Full-Count編集部)
2024年03月28日 19:36
2年連続日本一を目指す阪神は29日の巨人との開幕戦、青柳晃洋の先発で幕をあける。
開幕投手を託された青柳は「明日始まるという感じなので、緊張もありますし、いい準備ができていると思います」とし、「僕自身去年不甲斐なかったので、選んでもらえるかどうかわからなかったですけど、そこを目指してオフからやってきた。結果で応えられたらいいかなと思います」と意気込んだ。
巨人打線のイメージについて「打線で言ったら誰がというよりは、いい選手が揃っているチームだと思う。誰を抑えるとか、誰を警戒というよりは、ランナーを溜めずに最少失点で帰れるように。初回から1人1人アウトを取れるようにやっていきたい」と話した。
岡田彰布監督は青柳について「昨年も開幕投手だったんですけど、今年入って色々、正月から色々青柳で行こうかなと。2月のキャンプなどで1ヶ月ボールを見て、全然昨年よりいいし、そういう意味で一番実績がある」と話し、「昨年1年ブレイクしたピッチャーがいますけど、やっぱり最終的には実績というか、今年1番やろうと意欲のあるピッチャー。そういう意味を含めて、青柳でスタートしようと思いました」と開幕投手を託した理由について説明した。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
2024年03月28日 19:24
阪神は28日、巨人との開幕戦(東京ドーム)を翌日に控え、全体練習を行った。
2024年03月28日 19:07
「LAタイムズ」がコラムを掲載…タイトルは「まだ大谷を信じていますか?」
ドジャースの大谷翔平投手は、元通訳で球団を解雇された水原一平氏による違法賭博疑惑に関する声明を25日(日本時間26日)に発表。自身の賭博や違法ブックメーカーへの送金を含めて関与を完全否定し、水原氏が大谷の口座からお金を盗んだなどと語った。これに対して地元紙はコラムで、完全には信用できないなどと主張している。
地元紙「LAタイムズ」は、「まだショウヘイ・オオタニを信じていますか? 私はわからない」と題したビル・プラシュキ氏によるコラムを掲載。プラシュキ氏は、球界で最も偉大な選手である大谷が「イメージ通りに純粋であると信じたい」「見た目どおり高潔であると信じたい」とした上で「どうしても信じられない。いつか信じられるかもしれないが、現時点では信じることができない」と述べる。
水原氏の違法賭博疑惑は発覚から1週間を経ても「あまりに奇妙な展開を繰り返している」と指摘。「不信は不安にさせる」とし、「多くのドジャースファンも、今経験していることにあまりいい気分はしていないのではないか」と慮った。
プラシュキ氏は、不信の端緒は大谷が声明を発表しただけで質問を受け付けなかったことだと説明。「全く汚されていなかったオオタニのイメージに暗雲が立ち込めている。誰もがそんなことはないと信じたいが、すぐに消える気配がない」と解説する。
大谷側が金の紛失に気付くことなく、水原氏が少なくとも450万ドル(約6億8000万円)を盗んだという考えに「不安を感じてしまう」と主張。お金の出所をチェックせずに回収するブックメーカーの存在には「懐疑的だ」と強調している。
さらに水原氏がESPNのインタビューで、大谷が承認して送金したと語った後に全面撤回したことに触れ、「妥当な説明をしたのに、その数時間後にオオタニの代表者(代理人)から嘘つき呼ばわりされ、窃盗だと非難されたことは信じ難い」と非難。「辻褄が合わない。オオタニの危機管理チームが、辻褄が合わないことに気付かなかったとは驚きだ」と疑問を呈した。
コラムでは代理人のネズ・バレロ氏にも言及。「なぜオオタニはまだ雇っているのだろうか? オオタニが通訳に金を奪われたと思っていて、金の紛失について気付いていなかったのなら、自分を守るために金を支払っている男をすでに解雇しているはずではないか?」と主張。「誰かがどこかで嘘をついている。誰かが何かを隠している。誰が何に関与している分からない。しかし、そう感じているのはきっと私だけではないはずだ」と結んでいる。(Full-Count編集部)
2024年03月28日 19:06
ロッテは28日、現在販売中の5月6日・西武戦(ゾゾ)を対象としたグッズ付きチケットのアイテムが「NEO CLASSIC EDITION Tシャツ」に決定したことを発表した。グッズの有無は、ビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能。
グッズ付きチケットの購入者は、対象のチケット1枚につきNEO CLASSIC EDITION Tシャツ1アイテムを受け取ることができる。
2024年03月28日 19:00
「選抜高校野球・準々決勝、報徳学園4−1大阪桐蔭」(28日、甲子園球場)
報徳学園(兵庫)が甲子園の舞台で、大阪桐蔭を2年連続で撃破。準優勝した昨年に続いて、2年連続で4強入りした。
先発した背番号10の今朝丸が圧巻の投球。最速146キロの直球を軸に強打の大阪桐蔭をねじ伏せ、1失点で完投した。大角監督は「大量得点が見込めない中で、今朝丸を中心に守備でよく頑張ってくれた」と選手を褒めたたえた。
敵将の西谷監督は報徳学園出身。前日の試合で甲子園通算歴代単独1位の69勝目を挙げていた。大角監督は「先輩として本当に尊敬しています。報徳の勝利数より西谷監督個人の勝利数の方が多いということを知った時はすごいな、偉大な方だなと」と敬意。「ただ、いざグラウンドに立ったら先輩後輩ではなくて倒すべき相手の監督という心積もりで腹をくくりました」と振り返った。
両校は昨年のセンバツ準決勝でも対戦して、報徳学園が勝利。今世代では昨秋の近畿大会・準々決勝で対戦し、大阪桐蔭が競り勝っていた。
大角監督は「日本一を狙いたいということの次には、大阪桐蔭さんに勝ちたいと。去年のセンバツでは勝たせていただいて、甲子園で2回勝つことが値打ちがある、去年の一回を偶然にしたくないとミーティングで伝えました」と、ライバル心を燃やしていたことを明かした。