2022年06月29日 00:38
現地時間6月28日、プレミアリーグのリバプールは、所属する日本代表FW南野拓実がリーグ・アンのモナコに完全移籍することを発表した。 チームを退団する南野に対し、ユルゲン・クロップ監督が公式HPを通じてメッセージを送っている。「タキを見送るのは辛い。けれど、彼にとっては素晴らしい移籍であり、ふさわしい移籍だ。素晴らしいプロフェッショナルであり、スーパーで才能のある選手だ。温厚な人柄で、皆をポジティブな気持ちにさせてくれる。正直に言えば、監督にとって夢のような存在だ」 【動画】リバプールのカップ戦2タイトルに貢献した南野の全ゴール集をチェック! さらに、このように続けている。 「彼がここで”うまくいかなかった”と思う人がいるのは知っている。けれど、そう思う人たちは間違っている。私はそれを受け入れないし、認めない。彼の貢献度は先発出場の回数に及ばないくらい、はるかに大きい。彼は試合だけではなく、トレーニングのすべてのセッションで、毎日毎日、私たちをより良くしてくれた。常に完璧な態度で臨む、勝者のメンタリティの持ち主なんだ」 そして、最後にこのようにメッセージを送っている。「彼のパフォーマンスとゴールがあったからこそ、チャンピオンズ・ウォールを何度も塗り替えることができた。この功績は、どんなに時が経っても耐えうるものだ。 彼はきっとモナコで大成功を収めるだろう。彼がモナコで成長し、活躍する姿を、私たちは祝福と羨望の眼差しで見つめるはずだ。彼は私たちの感謝と祝福を受けて旅立つ。ありがとう、タキ」 世界屈指の名将のひとりであるクロップ監督からの言葉は、フランスに旅立つ南野の胸に響いているはずだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 07:42
現地4月24日に開催されたプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航が所属する2位のリバプールは16位の宿敵エバ―トンとアウェーで対戦。マージ―サイドダービーに0−2で敗れた。
序盤から宿敵のセットプレーに苦しんだリバプールは、27分にFKの流れからDFジャレッド・ブランスウェイトのシュートで被弾し、先制を許す。
58分にも、CKからドミニク・キャルバート=ルーウィンに打点の高いヘディングシュートを叩き込まれて被弾。攻撃陣も決定力を欠いた。
【動画】遠藤が投入直後にあわや失点の危険なミス
レッズを率いるユルゲン・クロップ監督も茫然とした様子だ。英衛星報道『SKY SPORTS』のインタビューでこうコメントしている。
「分からない。今日は人々に謝ることしかできない。もっと良くするべきだったのに、そうしなかった」
リバプールがまだタイトルを獲得できるかと問われると、「アーセナルとマンチェスター・シティはかなり悪い瞬間を迎えなければならない」と答えている。
これで得失点差で15も差をつけられている首位アーセナルと3ポイント差、3位ながら2試合消化が少ないマンチェスター・シティには勝点1上回るのみで、タイトル獲得はかなり厳しくなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 07:40
今年1月に行なわれたアジアカップ2023でベスト4という結果に終わった韓国。大会終了後にユルゲン・クリンスマン監督を解任し、その後はファン・ソンホンを暫定指揮官に据えて活動している。
アジアカップでの韓国は、エースでキャプテンのソン・フンミンと若手のイ・ガンインがレクリエーションの卓球中に衝突したことが大きなスキャンダルとなった。
詳しい内容については明らかにされていないが、ソン・フンミンとイ・ガンインが卓球をしている際に口論となり、最終的にソン・フンミンは手の指を脱臼する怪我を負ったという。
それが準決勝のヨルダン戦前日に起こったこともあり、敗戦の原因はチームワークの欠如やクリンスマン監督のマネジメント不足であると批判を受けていた。
『スポーツ朝鮮』などの報道によれば、今回クリンスマン監督はオーストリアのテレビ番組に出演し、韓国代表での指揮について以下のように話していたとのこと。
「パリ・サンジェルマンでプレーしている若い選手(イ・ガンイン)が、年長者であるトッテナムのソン・フンミンに失礼な発言をした。
そして二人は戦いを繰り広げ、結果的にイ・ガンインがソン・フンミンの指を脱臼させることになった。
この事件が起こった翌日にも話をして、メンバー全員が衝撃を受けていた。チームが崩れた感覚を持った。これ以上一緒に戦えないという感じだった。
韓国は2023年のアジアカップで準決勝敗退に終わったが、これはこの15年間で最高の成績であった。
韓国では、年齢が上の人間が常に正しいとされる。もし言っていることが間違っていたとしてもだ。年齢を大切に考える文化がある。
そして韓国では何かのことが起こったら、誰かが責任を負わなければならない。アジアカップの結果については、監督が背負うことになった」
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なお、韓国は2015年のアジアカップで準優勝を果たしていることから、15年間で最高の成績というのは誤りである。
ヨルダン戦の前日にはイ・ガンインがソン・フンミンに対して失礼な発言をしたことから衝突が発生し、それが原因となってチームワークが崩れてしまったとのことだ。
2024年04月25日 07:10
水曜日に行なわれた話し合いの結果、バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が来季も留任することになったという。
『SPORT』によれば、チャビ・エルナンデス監督は今回ジョアン・ラポルタ会長の自宅で行なわれた1時間に及ぶ会議に出席したとのこと。
そこにはスポーツディレクターのデコに加えてボヤン・クルキッチやジョアン・ソレル、エンリク・マシプなどの理事も参加していたそう。
そして、その中でチャビ・エルナンデス監督は2025年6月30日まで残っている契約を全うすることを約束し、今年1月末に発表した退任宣言を撤回する意思を固めたという。
チャビ・エルナンデス監督は、モンジュイックで行なわれたホームでのビジャレアル戦で敗北したあと、今季限りでバルセロナを退任すると発表していた。
記事によれば、その理由はスポーツ面のプロジェクトにあったという。チャビ・エルナンデス監督は来季に向けての補強に関して一定の保証を求めていたが、スポーツディレクターのデコは経済的な理由によってそれを約束することができなかったそう。
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そのためチャビ・エルナンデス監督は退任を宣言するに至ったものの、今回の会談でバルセロナ側はいくつかの提案を行い、来季に向けた補強のプロジェクトを説明したようだ。
財務的な状況については理想的なものではないものの、バルセロナはいくつかの「作戦」を使うことによってチャビ・エルナンデス監督が求める補強を行う計画を立てているとのこと。
2024年04月25日 07:00
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝・第2レグで蔚山現代(韓国)とホームで対戦。
2024年04月25日 06:53
現地時間4月24日に開催されたプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航が所属する2位のリバプールは16位のエバ―トンと敵地で対戦。27分と58分にセットプレーから被弾し、伝統のマージ―サイドダービーに0−2で敗れた。
【動画】リバプールがCKから痛恨の失点
2試合ぶりのベンチスタートとなった遠藤は、63分の三枚替えでアンカーに入る。
しかし、その直後にボールロストからピンチを招くと、デュエルでも後手に回るシーンが散見され、なかなか試合に入れなかった。
現地メディアの評価も他の選手と同様に厳しかった。リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』は採点記事で「4点」をつけ、こう酷評した。
「半端なルーズボールを獲得したが、それほど進歩的なものではなかった。愚かなファウルがいくつかあった。ペースが何マイルもずれているようだ」
『Liverpool.com』は「5点」で、こう寸評を据えている。
「彼はピッチ中央でいくつかの空中戦での勝利に貢献したが、ボールを持ってチャンスを作り出すためにそこにいたわけではなかった。それが、リバプールが置かれた状況において最も必要なことだった。むしろ、彼はあまりにも簡単にポゼッションを放棄した」
流れを変えるにはあまりも厳しい試合で、短い時間でやれることは限られていたのは言うまでもない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 06:50
24日に敵地グディソン・パークでエヴァートンとのダービーマッチを戦ったリヴァプールは、0-2と敗戦。首位争いを繰り広げるなかで痛い黒星となった。
ハードスケジュールをこなす中、リヴァプールは負けられないマージーサイド・ダービーに主力のメンバーを起用。
しかしこのところ疲労が溜まっていた遠藤航はベンチスタートとなり、中盤はカーティス・ジョーンズ、アレクシス・マカリステル、そしてドミニク・ソボスライのトリオが先発した。
しかし、最初の大きなチャンスを作ったのはエヴァートン。前半5分にドミニク・カルヴァート=ルウィンがペナルティエリアで倒れ、レフェリーがPKを宣告する。
これはVARの判定によって取り消されたものの、27分にエヴァートンがフリーキックから先制。ブランスウェイトがシュートを決め、リードを奪った。
さらに58分にはコーナーキックからカルヴァート=ルウィンがヘディングを叩き込み、2-0とゴールを追加した。/
エヴァートン・カルヴァート=ルーウィン🏴
大きな大きな追加点!
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🏴プレミアリーグ 第29節(延期分)#エヴァートン🆚#リヴァプール
マージーサイド・ダービー
打点の高いヘディングを叩き込む👊#EVELIV #カルヴァートルーウィン#SPOTVNOW で見逃し配信をチェック🎥 pic.twitter.com/ikXzKQEaf3
— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) April 24, 2024
リヴァプールは63分にコナテ、ジョーンズ、ソボスライを一挙に下げてクアンサー、エリオット、遠藤航を同時投入するなど手を打ったものの、ゴールを奪い返すことはできず。
そして試合は2点差のまま終了。エヴァートンは2010年以来となるホームでのダービーマッチにおける勝利となり、降格圏から8ポイント差を広げることに成功した。
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なお、遠藤航は『Whoscored』で10点満点中5.8点、『Sofascore』で10点満点中6.4点とやや低い評価となっている。
リヴァプールはこの結果首位のアーセナル(77ポイント)と3ポイント差に。2試合消化が少ないマンチェスター・シティが1ポイント差で迫って着ており、非常に痛い敗戦となった。
2024年04月25日 06:41
腑に落ちないのは、ヘタフェ戦で先発しなかったことではなく、そのことにもう誰も驚かなくなっていることだ。まるでそれが当たり前で、予想されていた事態であるかのように。
我々は今シーズン、攻撃面で最も違いを作り出してきた選手の話をしている。何なら、昨シーズンもそうだった。ベンチから戦況を見つめるタケ・クボ(久保建英)の表情がすべてを物語っていた。
ましてや相手は古巣のヘタフェだ。より高く、より野心的な目標を掲げるクラブで、成長した姿を見せたいという気持ちは強かったはずだ。
これでラ・リーガ直近の6試合で、ベンチスタートは4度目だ。残りの先発で出場した2試合についても、アラベス戦は44分に負傷で交代し、カディス戦は66分にピッチを退いている。
前回のレポート記事でも指摘したように、タケに何かが起きている。にもかかわらず、クラブは透明性を持って説明することはない。ただベンチスタートが続き、チームは取りこぼしを続けている。
【記事】「タケの様子がおかしい」アジア杯後の久保建英の“変化”にソシエダ番記者が懸念
ヘタフェの本拠地、コリセウムはソシエダにとって鬼門のスタジアムだ。2006−07シーズンにおいて40年ぶりに2部降格が確定した地でもあり、もう何年も、良いパフォーマンスを見せたためしがない。
リオネル・メッシがエースに君臨するバルセロナの本拠地、カンプ・ノウに乗り込む際に、「歯医者に行くようなものだ」と苦虫をかみつぶしていたホアキン・カパロスと同じ感覚にチームもファンも陥っている。
もちろんヘタフェはバルサとは似ても似つかないチームだが、この日もまた反則すれすれのところで生きることを許すレフェリーも味方につけて、ソシエダを苦しめた。その犠牲の1人になったのが、前節のアルメリア戦でMVP級の働きを見せたシェラルド・ベッカーだ。
バレネチェアの得点をアシストしたピンポイントクロスは見事だったが、期待されたサイドの突破口としての役割を果たすことができず、タケが普段見せるパフォーマンスとは程遠い内容だった。
タケの登場が待たれる中、イマノル・アルグアシル監督は、前半負傷したバレネチェに代わって、後半頭から右サイドに投入。しかし60分に、深くまでえぐって折り返したクロスをダビド・ソリアとジェネに弾かれたシーンが目を見張った程度で、なかなかボールに絡めない時間帯が続いた。
アルグアシル監督はたまらず再びカードを切り、アリツ・エルストンドの投入を境に、フォーメーションを5−3−2に変更。タケはより自由度の高いトップ下にポジションを移した。
しかしその後も攻めあぐねる展開が続き、78分に左サイドで鋭いドリブル突破から演出した好機も、いつものようにサディクによって無駄にされた。
結局、試合後、オドリオソラが「ピッチが硬かった影響で、ボールはよく跳ね、しかも日差しが強く暑かった。プレーすることは簡単ではなかった」と語ったように厳しいコンディションも重なり、ソシエダは最後まで勝ち越しゴールを奪えないまま1−1で引き分けに終わった
幸い、来シーズンまでコリセウムに戻ることはない。今週金曜日、ソシエダはタケにとってこれまた古巣のレアル・マドリーをアノエタに迎える。アルグアシル監督がお気に入りのスタメン「タケとその他の10人」を復活させるにはまたとない機会だ。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
2024年04月25日 06:41
U-23日本代表は4月24日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝・カタール戦の前日練習を実施。
2024年04月25日 06:30
今季限りで監督の座を退くことが確定している、リヴァプール指揮官のユルゲン・クロップ。8年間もの間、リヴァプールで指揮を振るった監督の最後に花を持たせるため、リヴァプールはプレミアリーグ優勝に向けて闘志を燃やしている。
リヴァプールは現在、プレミアリーグのチームで最も多くのタイトルを獲得しているチームであり、間違いなく欧州トップレベルのチームである。そんなリヴァプールには現在131年という長い歴史があるが、『SportBuzz』はその中で監督として指揮をとったのはわずか21人だという事実に着目している。
リヴァプールで指揮官を任されれば、高い確率で長期政権になっているということだ。例えばJリーグの浦和は1992年以来、27人の監督が就任している。そう考えると、かなり少ないことがわかるだろう。そこからは、タクトを振るった監督陣の信頼の高さも伺える。
クロップは間違いなくその1人であり、21人の監督の中でも特に素晴らしい成績を残した監督の1人であろう。来季クロップの後釜として、リヴァプールで指揮官を務めるのは誰になるのだろうか。
2024年04月25日 06:28
4月24日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで、横浜F・マリノスは蔚山現代とホームで対戦。敵地での第1レグは0−1で敗れていたなか、3−2で2戦合計3−3とし、最後はPK戦の末にクラブ史上初の決勝進出を決めた。
マリノスは植中朝日の2発とアンデルソン・ロペスのゴールで、30分までに3点を先行し、一気に形成を逆転する。しかし、その後に状況が一変。36分、42分と連続失点して追いつかれたうえ、上島拓巳が一発退場となり、後半以降は終始押し込まれる展開となる。
それでも、今季にFC町田ゼルビアから加入したポープ・ウィリアムが好守を連発。雨のなかトータル43本のシュートを浴び、両足がつる満身創痍ながら、PK戦でも活躍を見せ、韓国王者撃破に導いた。
歴史的勝利の立役者となった新守護神は試合後、「本当に嬉しいですね。もうシンプルにそれです」と喜びを噛みしめた後、謙虚にチームメイトへの感謝を伝えた。
「僕の前で本当にハードワークしてくれました。そういう選手たちがいるおかげで、自分も気持ちを込めて戦えます。本当に厳しい展開でしたけど、全員で耐えることができて、結果的にこうやって勝ち切れたことは、本当にチームにとって大きいことだと思います。
最後の最後まで粘り強く戦ってくれているチームメイトに対して、僕も精神誠意やらなきゃいけないない気持ちになっていたので、本当に頼もしかったですね」
【PHOTO】蔚山スタジアムの様子を大公開!貴重な内部潜入写真も!韓国ならでは?の新発見続々
交代枠は使い切っており、足が言うことを聞かなくなくってもゴールを守り続けた。
「PKまで耐えきればなんとかなる認識だったんですけど、本当に危ないというか、プレーに支障が出るレベルで。ゴールキックも全然飛ばなかったですし、チームに迷惑をかけました。こういうことはゴールキーパーとして良くないですし、本当にあってはいけないことなので、まだまだそういう準備や、日々の過ごし方の部分で改善できる部分があると思います」
PK戦では4人目が真ん中に蹴ってくると踏み、動かなかったところ、その通りにボールが飛んできたが、前に弾けず防げなかった。ただ、その次のキッカーのキックを見事にストップしてみせた。
「どっかで1人は(真ん中に)蹴ってくるだろうなと。最近トレンドみたいになっているので。(4人目は)止めた感覚はあったんですけど、少しボールが速かったのもありますし、ちょっともったいなかったというか。でも結果的に勝てたのでそれが全てかなと。(5人目は)本当にギリギリまで我慢して、方向を決めて飛ぶだけというか、意外にシンプルというか、駆け引きよりかは本当に自分を信じてやるだけでした」
補強の成功を含め、あらゆる意味で大当たりのポープ。その存在感は日を追うごとに増しており、悲願のアジア制覇を懸けたアル・アインとの決勝でも大きな期待が懸かる。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 06:15
U-23日本代表は4月24日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝・カタール戦の前日練習を実施。冒頭の15分が公開された。
トレーニングは、スタッフと選手が輪になって軽いミーティングをしたあと、藤田譲瑠チマと松木玖生を先頭にランニング。その後はストレッチやステップからのダッシュを行なっていた。
その練習前、取材に応じた佐藤恵允は、カタール戦に向けて次のように意気込みを語った。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
「ボールを持つ時間が長いことは予想しています。相手は縦に速い選手が多いので、リスク管理もしつつ、自分たちがアタッキングサードやサイドでの数的優位を作って、ポケットに侵入して攻撃するのと、各々のアイデアでゴール前に迫って、シュートの本数を増やしていけば、点は確実に取れると思う。そういうところを意識していければいいと思います」
また日本の背番号10を背負う覚悟も口に。今大会で「今まで正直、10番としての仕事を何も果たせていないと思う」とし、続けて「自分はもう明日の試合がラストチャンスだと思っている。本当に日本の代表として誇りを持って戦いたいと思っているので、それが10番ですし、日本代表として戦いたいと思っています」と語った。
カタールとの準々決勝は日本時間25日の23時キックオフ予定だ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 06:15
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝・第2戦で、韓国王者の蔚山現代とホームで対戦。
2024年04月25日 06:03
2月に韓国代表監督の座を追われたユルゲン・クリンスマン氏が、軽率な発言でふたたび物議を醸している。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
現地4月23日、ドイツ出身の名手はオーストリアのトーク番組に出演。あらためて監督解任が不当なものであったことを滲ませつつ、アジアカップ期間中に起こったソン・フンミとイ・ガンインによる内紛劇、“ピンポン事件”について振り返った。
クリンスマン氏は「パリでプレーする若い選手(イ・ガンイン)がトッテナムのキャプテンを務める年上の選手(ソン・フンミン)に対して無礼な言動を起こし、ふたりは身体的な衝突まで起こしたんだ」と説明し、「私はそれを深刻に受け止めたよ。若い選手がソン・フンミンの指を脱臼させたわけだからね。試合前日にあのようなことが起きると、チームスピリットは消え失せてしまう。翌日も話し合ったが、全員がショックを受け、もはやチームではないように感じた」と続ける。
韓国は準決勝でヨルダンに0−2の完敗を喫し、ベスト4で涙を呑んだ。クリンスマン氏は「過去15年間で最高の成績だったが、韓国の文化では、誰かが責任を取らなければならない。選手たちは次の大会に出場しなければならなかったから、監督の番だったということ」と主張。さらに、「私は韓国の文化を学んだ。たとえ間違っていても年上の人が常に正しい」と皮肉を込め、「韓国にはワールドカップで準々決勝以上に進出できる力があっただけに残念だ」と途中解任を悔やんだ。
こうした発言に怒りを露にしたのが韓国メディアだ。全国紙『京郷新聞』は「なんて恥知らずな男だろうか。アジアカップの敗因を選手たちのせいにしている。戦術の欠如や選手構成に見合わないパフォーマンスが、大会を通じて批判を浴びていたにも関わらずだ」と断じ、「韓国ではたとえ間違っていても年上の人が常に正しい? まったく耳を疑う言葉である。まさに言いたい放題である。どうやら韓国協会と彼が交わした契約には、守秘義務のような取り決めはなかったのだろう。協会はこれからも、間違った監督を選んだ代償を払うことになる」と論じた。
韓国公共放送『KBS』もニュース番組で取り上げ、「クリンスマン前代表監督がアジアカップでの舞台裏を暴露した。自身の責任についてはいっさい触れず、最後まで選手間の確執など言い訳に終始。韓国文化への嫌味も忘れなかった」と呆れ気味。同じく放送局『テレビ朝鮮』も「彼は韓国文化に対してかような歪んだ見方をしていたのだ。在宅勤務を続けた論争など自身に不利な情報は隠蔽し、解任は不当だったと言いたげである」と不快感を示し、「彼は『韓国代表は過去15年で最高の成績だった』と話したが、まるで正しくない。韓国は9年前の2015年アジアカップで準優勝している」と指摘した。
韓国代表監督のポストは依然として空白のままだ。U-23代表で監督を務めるファン・ソンホン氏の昇格や、蔚山現代のホン・ミョンボ監督が返り咲くのではないかなど憶測が飛び交っているが、はたしてどうなるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 05:59
プレミアリーグ第29節の延期分が24日に行われ、エヴァートンとリヴァプールが対戦した。
244回目を迎えた『マージーサイド・ダービー』は、エヴァートンの本拠地グディソン・パークで行われた。リヴァプールはアレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライ、カーティス・ジョーンズが中盤で先発し、遠藤航はベンチスタートとなった。
試合は立ち上がりから両チームがゴールに迫る白熱した展開となった。6分には、エヴァートンが中盤でボール奪ってカウンターを発動。最終ラインの裏へ抜け出したドミニク・カルヴァート・ルーウィンがアリソンに倒され、主審はPKの判定を下す。しかし、カルヴァート・ルーウィンがオフサイドポジションにいたため、PKは認められなかった。
ボールを保持するのはリヴァプールだが、エヴァートンがカウンターとセットプレーからゴールに迫る。17分にはカルヴァート・ルーウィンがゴール前で決定的なヘディングシュートを放ち、アリソンがゴールライン上で好セーブする場面もあった。
すると、27分に試合が動いた。セットプレーの流れからベン・ゴッドフリーがペナルティエリア内でシュートすると、リヴァプールの守備陣がクリアしきれず、最後はこぼれ球をジャラッド・ブランスウェイトがゴールへ押し込んだ。セットプレーでファーサイドを徹底的に狙っていたエヴァートンの作戦が功を奏し、先制に成功する。
その後、リヴァプールが攻撃的に試合を進めるが、ジョーダン・ピックフォードの好セーブに阻まれたこともあり、エヴァートンが1点をリードして前半を終えた。
後半に入り、セットプレーから試合が再び動いた。58分、右サイドからのコーナーキックをドワイト・マクニールが蹴ると、ファーサイドでカルヴァート・ルーウィンがヘディングシュート。これがゴールに吸い込まれ、エヴァートンがリードを2点差に広げた。
厳しい状況に追い込まれたリヴァプールは、63分に3枚替えを敢行し、遠藤航を投入。しかし、攻撃の圧力を強めるが、69分にはルイス・ディアスのシュートがポストに阻まれるなど、なかなか得点を奪えなかった。
ピックフォードのビッグセーブもあり、試合はこのまま2−0で終了。3年ぶりにマージーサイド・ダービーを制したエヴァートンが残留に向けて大きな勝ち点3を手にした。一方、敗れたリヴァプールは逆転優勝に向けて痛い敗戦となった。
【スコア】
エヴァートン 2−0 リヴァプール
【得点者】
1−0 27分 ジャラッド・ブランスウェイト(エヴァートン)
2−0 58分 ドミニク・カルヴァート・ルーウィン(エヴァートン)
2024年04月25日 05:58
プレミアリーグ第29節の延期分が24日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとシェフィールド・ユナイテッドが対戦した。
ホームのマンチェスター・ユナイテッドは、リーグ戦直近4試合で3分1敗と勝利から遠ざかっている。21日に行われたFAカップ準決勝ではチャンピオンシップ(2部)のコヴェントリーを相手にPK戦の末に勝利したものの、試合内容は3点差を追いつかれる厳しいものだった。
一方、リーグ最下位(20位)に沈むアウェイのシェフィールドは、第34節で19位バーンリーとの直接対決で1−4と敗戦し、残留に向けてさらに厳しい状況に追い込まれた。
浮上のきっかけを掴みたい両チームの一戦は、立ち上がりからマンチェスター・ユナイテッドが優位に立ち、ボールを支配して数多くのチャンスを作るが、なかなか得点を決めきることができない。
すると、35分にシェフィールドが均衡を破る。前線からの守備でアンドレ・オナナのミスを誘発すると、ボールを拾ったジェイデン・ボーグルがそのままゴール前まで持ち運んでシュートを放ち、ゴールネット揺らした。シェフィールドが先制に成功する。
追いかける展開となったマンチェスター・ユナイテッドは、42分に反撃に成功。セットプレーの流れからアレハンドロ・ガルナチョがこぼれ球を拾ってクロスを供給すると、ニアサイドでハリー・マグワイアがヘディングでコースを変えて、ゴールネットを揺らした。
1−1の同点に追いついたマンチェスター・ユナイテッドは、45分にガルナチョがゴール前で決定機を迎えるが、これはシェフィールドのGKウェス・フォデリンガムがビッグセーブ。同点のまま前半を終え、ハーフタイムに突入した。
後半開始早々に試合が再び動いた。50分、シェフィールドのグスタボ・ハメルが見事な切り返しで相手を引きつけ、左サイドに展開すると、ベン・オズボーンのクロスにベン・ブレアトンが合わせ、勝ち越しに成功した。
再びビハインドを負うことになったマンチェスター・ユナイテッドだが、61分に同点に追いつく。ハリー・マグワイアがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。このPKをブルーノ・フェルナンデスが冷静に沈め、再び同点に追いついた。なお、ブルーノ・フェルナンデスは公式戦5試合連続ゴールとなった。
勢いづいたマンチェスター・ユナイテッドは、ついに逆転に成功する。81分、ブルーノ・フェルナンデスがペナルティエリア手前から左足を鋭く振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった。ブルーノ・フェルナンデスはこれで今季リーグ戦10点目となった。
さらに85分には、最終ラインの裏に抜けたブルーノ・フェルナンデスのパスからラスムス・ホイルンドがゴールへと押し込み、リードを2点に広げた。
試合はこのまま4−2で終了。ブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの活躍もあり、マンチェスター・ユナイテッドがリーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。一方、敗れたシェフィールドは、残り4試合で残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストと勝ち点10ポイント差という状況になった。
【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 4−2 シェフィールド・ユナイテッド
【得点者】
0−1 35分 ジェイデン・ボーグル(シェフィールド・ユナイテッド)
1−1 42分 ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)
1−2 50分 ベン・ブレアトン(シェフィールド・ユナイテッド)
2−2 61分 ブルーノ・フェルナンデス(PK/マンチェスター・ユナイテッド)
3−2 81分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
4−2 85分 ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)