2022年07月02日 08:55
シャルケのブンデスリーガ昇格に貢献し、ドイツでの評価を高めた日本代表DF板倉滉。ただ、シャルケがマンチェスター・シティからの買取りオプションを行使できなかったことで新たな移籍先を探すことになった。『Sky』によれば、本日、板倉はボルシアMGでメディカルチェックを受けたという。移籍はほぼ決まったようだ。【関連】日本代表、W杯前に「リスク込みの移籍」に踏み切るかもしれない7名両者は2026年までの4年契約を結ぶ見込みで、ボルシアMGはシティに400万ユーロ(5.6億円)ほどを支払うとのこと。
2024年04月18日 16:13
悔やんでも悔やみ切れない。祈るような気持ちで仲間の戦いを別室から見届けた。頼むから勝ってくれ――。CB西尾隆矢(C大阪)にとって、残りの約75分間は誰よりも長く感じただろう。
「本当に、頭が上がらないという言葉と、本当に感謝しかない。勝利は本当にみんなのおかげ」
4月16日、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップのグループステージ初戦で、日本は中国と対戦。開始8分に幸先よくMF松木玖生(FC東京)のゴールで先制に成功する。
流れを掴み、ゴールラッシュが期待できそうな展開だったが、まさかの出来事が試合に水を刺した。
「本当にやってはいけない行動だった」
西尾が反省の弁を述べる。前半15分を過ぎた頃にアクシデント。CKの際に攻撃参加していた西尾は、自陣に戻る際に、背中にぶつかってきた相手を左腕で振り払おうとする。これが肘打ちするような恰好となり、相手が倒れる。VARが介入し、オンフィールドレビューの末、西尾にはレッドカードが提示された。
【動画】西尾隆矢がまさかの一発レッド
「僕はそこに関してはもう弁明はしないというか、もう何を言っても言い訳になってしまう。あまりそこに関してのコメントは控えたいですけど、本当にまずは相手選手に大きな怪我がなく、プレーに支障がなくて(良かった)。(肘打ちは)本当に駄目なんですけど、不幸中の幸いというか、僕が怪我をさせてしまわなかったので、まだ良かった。ただ、プレーを見てもらった通りのことで、自分から本当に謝罪するしかない」
言葉を選びながら当時の状況を振り返った西尾。自身の一発退場がチームに与えた影響は小さくなく、10人になってからの戦いは我慢の連続だった。なんとか耐え凌ぎ、松木のゴールを守り切って勝点3をゲット。安堵したのは想像に容易いが、試合後は真っ先に頭を下げたという。
大岩剛監督には「軽率な行動で申し訳ありません」と謝罪。「次に切り替えて、今からまた行動をしていければいいな」と背中を押されたという。そして、仲間たちの存在が自分の心を救ううえで大きな意味を持った。
「重い感じで謝っていたから、わーって感じで明るく振る舞いました」とMF山本理仁(シント=トロイデン)が笑顔で振り返った通り、西尾が謝罪した瞬間に、全員が笑いに変えようと努めてくれたようだ。
仲間たちの普段と変わらない振る舞いがあったからこそ、気持ちをスムーズに切り替えられたのは確か。中国戦の翌日は出場機会がなかった選手を中心に13人での練習となったが、誰よりも明るい表情で仲間を盛り上げようとする西尾の姿があった。
「僕自身は短期決戦の中でやってしまったけど、みんなが言ってくれたのは『もう本当に切り替えるしかない』ということ。仕方ないじゃないですけど、本当に僕自身はもう引きずってはならない。忘れるわけにはいかないけど、やっぱりチームはチームですし、自分がそういう(暗い)雰囲気を練習に持ち込むのは絶対にやってはいけない」
現時点でまだ裁定が下っていないが、数試合の出場停止が見込まれる。いつ戻れるか分からないが、ピッチ外でチームに貢献する方法はいくらでもある。
「しっかりチームをサポートしながら、チームの勝利、優勝という目標に向けて、また一から頑張っていきたい」という言葉に嘘偽りはない。いつもはチームを支える立場にある男だが、今回ばかりは仲間に救われた。
誰よりも責任を感じているディフェンスリーダーは、想いを新たに日本のために戦い続ける。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年04月18日 16:13
「初めてです」
2024年4月18日、サンフレッチェ広島の全体練習後の囲み会見で塩谷司はそう言った。北海道コンサドーレ札幌戦に向けて移動日となる翌19日、広島は全体トレーニングを行なわず、散歩程度で済ます。異例の調整方法に対して、塩谷は「初めて」とコメントしたのだ。
「これで試合に勝てばずっとそうするんじゃないですか、あの監督(ミヒャエル・スキッベ)だと」と記者団の笑いを誘った塩谷は、今回のコンディション調整について「やってみないと分からない」と回答。
「散歩と言っても、軽く動くとは思うので。これまでサッカーをやって来て、こういうのは初めてです。意外とこれが上手く行ったりすることもあるし。僕らの常識とは違うことをやるので、今回も上手く行くんじゃないですか」
塩谷と同じDFの佐々木翔も「僕らの常識じゃないことが悪いかと言えばそうではないです。(前と違って)乗り継ぎなしで移動できますし、ポジティブに考えればいいと思います」と話していた。
羽田経由で札幌に向かった昨季、悪天候で飛行機の遅延もありストレスが溜まったという。それを回避する意味でも、直行便での移動はポジティブに映る。
「走りたい選手は走ればいい。そういうものじゃないかと。(札幌に着いて)フリーな時間をどう使うかは、それぞれ次第です」
中3日の試合でも2日間オフを与えることもあるのがスキッベ監督であり、「それで問題があったかと言えばそうではない」(佐々木)。
「真面目というか、自身と向き合っている選手が多いです。2日オフがあればベタ休みしているかと言えばそうではないし、なかには2日間トレーニングしている選手もいるだろうし、リカバリーに時間を費やす選手もいる。遊ぶ選手だっているかもしれないけど、それがその選手にとってベストなら問題ないです」
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年04月18日 15:59
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリード戦を振り返った。17日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝セカンドレグが17日に行われ、マンチェスター・シティはレアル・マドリードと対戦。ファーストレグを3−3で折り返して迎えたホームでの一戦は12分に先制点を許したものの、76分にケヴィン・デ・ブライネが同点弾を奪い、90分が終了して延長戦に突入。120分でも決着はつかず、PK戦を3−4で敗れ、敗退が決まった。
初優勝を飾った昨季に続いての連覇を狙っていたマンチェスター・シティにとってはその夢が潰える結果となった試合後、グアルディオラ監督は「選手たちのプレーぶりには心の底から感謝の気持ちを伝えなければならない」と感謝を口にしつつ、次のように振り返った。
「しかし、フットボールは勝利が命であり、私たちは並外れた存在だったにもかかわらず、十分ではなかった。PK戦で勝てる時もあれば、勝てないこともある。でも、試合ではしっかり守ることができていたけど、チャンスをものにすることができなかった。全員が高いレベルのパフォーマンスを見せた。レアル・マドリードと対戦するためにはベストを尽くさなければならないと言っていたが、彼らはそうだった」
「勝ちたかったけど、レアル・マドリードを祝福しなければならない。私たちはすべてをやったので、自分たちがやったことに後悔は全くない。私は監督として常に、得点を増やして失点を減らすことが重要だと言ってきて、私たちはそれをやり遂げた。並外れたプレーをしたけど、残念ながら勝つことはできなかった。そういうことだ」
【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsレアル・マドリード
2024年04月18日 15:31
大宮アルディージャは4月17日、ルヴァンカップ1stラウンド2回戦で名古屋グランパスと対戦。
2024年04月18日 15:24
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が4月18日、今季限りでの現役引退を発表した元日本代表MFの長谷部誠へメッセージを送った。
2002年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた長谷部は、08年1月にブンデスリーガのヴォルフスブルクに活躍の場を求め、2年目にはリーグ優勝を経験。13年9月にニュルンベルクに移籍し、翌年からはフランクフルトでプレーしている。
現役時代には長谷部とも対戦経験のある宮本会長は、日本サッカー協会を通じて、40歳となったレジェンドを称えた。
「浦和レッズでプレーしていた頃、中盤からドリブルで持ち上がって前線で得点に絡むプレーを数多くしていたことが強く印象に残っています。そこから22年にわたり、プロサッカー選手としてのキャリアを積み重ねていく中で、監督が求める戦術などに応じて、自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有な選手だと思います。
ブラジルで行なわれたワールドカップの前、テレビ番組の収録で日本代表のキャプテンについて話したことを覚えています。実際に体験した同士だからこそ分かり合えるものがあったと感じています」
【PHOTO】今季限りでの現役引退を発表…!40歳になった長谷部誠のキャリアを厳選ショットで振り返る!(2003〜2024)
また引退後に関しては「今後は指導者としてキャリアを極めていくと聞いていますので...」として、次のように期待を込める。
「ピッチで培ってきたさまざまな経験を生かしつつ、ドイツでの成功につなげてもらいたいと期待していますし、日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しいと思っています。長い間お疲れさまでした」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月18日 15:18
イタリアの裁判所は17日、同国サッカー・セリエAのユベントス(Juventus)に対し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の2020‐21シーズンの未払い賃金として、約970万ユーロ(約16億円)を支払うよう命じた。
ロナウドの不服申し立てを受けた仲裁裁判所はユベントスに対し、「977万4166.66ユーロ(約16億758万円)に加え、利息と手続き費用を加えた支払いを命じる」との判決文を出した。
この金額は、ロナウドが実際に受け取った給与と税金やその他の控除額を差し引いた後に受け取るべきだった給与の差額に相当する。
2018年から3シーズンをユベントスで過ごしたロナウドは、1950万ユーロ(約32億円)を請求していたものの、裁判所は約50パーセント減額した。
ユベントスはAFPの取材に対しコメントは拒否したものの、「近いうちに」声明を発表すると述べている。
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2024年04月18日 15:17
元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、今シーズン限りでの現役引退を表明したフランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠に向けて日本サッカー協会(JFA)を通じてコメントを発表した。
現在40歳の長谷部は、2002年に藤枝東高校から浦和レッズに入団しプロキャリアをスタート。2008年1月にヴォルフスブルクに完全移籍を果たすと、その後ニュルンベルクでのプレーを経て、2014年7月からフランクフルトでプレーしている。
ブンデスリーガでの通算出場試合数は現時点で「383」。これは外国人選手としては、元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロ氏(490試合)、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(384試合)に次ぐ歴代3位の記録となっている。
また、2006年2月にデビューした日本代表では、歴代7位の国際Aマッチ通算114試合に出場し、2ゴール10アシストをマーク。3度のFIFAワールドカップ(2010、2014、2018)、2度のAFCアジアカップ(2011、2015)を経験し、AFCアジアカップカタール2011では優勝カップを掲げた。また、2010年からはキャプテンとして長年チームを牽引し続け、2018年7月に代表引退を表明していた。
そんな長谷部は17日に会見を実施し、今シーズン限りで現役を引退することを発表。これを受け、2010年から2014年まで日本代表を率いたザッケローニ氏は以下のようにコメントを発表している。
「長谷部は私にとって“完璧なキャプテン”です。彼の豊かな人間性、優雅な立ち居振る舞い、常に正しい判断力は、まさにリーダーたるもので、30年間にわたる私の監督のキャリアの中でも比類なきものでした。彼と一緒に仕事をすれば、私のメッセージは正確に適切な形で選手たちに伝えられ、チーム内でのコミュニケーションが建設的なものになりました」
「SAMURAI BLLUE(日本代表)の挑戦は彼がいなければ達成できなかったと断言することができます。誠、あなたの献身的な仕事、そして、私やサッカーに対して与えてくれた全てのことに感謝します。日本での素晴らしい日々が終わる日、内田篤人と共に羽田空港に見送りに来てくれたことを忘れたことはありません。誠、あなたは私の息子のようでもありました」
「イタリアの我が家はいつでもあなたを歓迎します。近いうちにお会いしましょう。セカンドキャリアでの成功も祈っています」
2024年04月18日 15:00
ブラジル1部CRフラメンゴとキットサプライヤーのadidasは17日、地元リオデジャネイロのレディース・ファッションブランド「FARM Rio」とコラボレーションしたプレマッチ・ジャージを発表した。
2024年04月18日 15:00
4月17日、FC東京はルヴァンカップの1stラウンド2回戦でY.S.C.C.横浜と敵地で対戦し、4−0で勝利した。
FC東京は13分、FW小柏剛の移籍後初ゴールで先制に成功。この得点をセットプレーからお膳立てした原川力が39分に追加点をゲット。ミドルシュートが相手DFに当たって軌道が変わり、GKの上を越してネットを揺らした。
2点を先行して迎えた後半も、アウェーチームの勢いは衰えず。61分に相手のクリアが短くなったところを見逃さなかったMF遠藤渓太がワンタッチで流し込む。90+3分には、MFジャジャ・シルバが豪快なドリブルからのシュートで、こちらも移籍後初得点となるダメ押し弾を叩き込んだ。
1得点・1アシストと2点に絡んだ原川は、自身のゴールシーンを次のように振り返る。
「ボールが来た時には複数の選択肢を持ちながらプレーできていたなかで、ボックス付近は自分のクオリティを見せられるところ。少しボールを持って、外にはたくか、シュートを狙うのか考えましたが、相手が一歩引いたので、打ちました。相手ディフェンダーに当たったのでラッキーな部分もありますが、良い選択肢をチョイスできたのかなと」
【動画】原川力の渾身ミドル弾
3月2日のJ1第2節・サンフレッチェ広島戦以来の先発だった原川。決定的な仕事でアピールに成功した背番号40は、今後についてこう意気込む。
「今年からルヴァンが一発勝負なので、例年とは違うマインドで臨むことになる。それは次も同じです。リーグ戦は今日とは違うので、また良い準備をして、チームとして良い結果を出せればと思います」
現在、ボランチのライバルであるキャプテンの松木玖生は、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップに参戦中で不在。原川にとってはある意味、正念場でもある。
レギュラー定着に向け、YS横浜戦でひとつ結果を示した原川。今後のさらなる奮起に注目だ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月18日 14:56
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、17日のマンチェスター・シティ戦を振り返った、同日、クラブ公式サイトが伝えている。
雪辱を果たすことが義務付けられた一戦だった。チャンピオンズリーグ(CL)の決勝ラウンドで3シーズン連続の対戦となった中、昨シーズンは屈辱的な2戦合計スコア1−5の大敗を喫したレアル・マドリード。史上最多となる14のビッグイヤーを保持する“欧州の王”として、同じ相手に2度も負けることは許されないレアル・マドリードは、本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』でのラウンド8・ファーストレグを3−3の引き分けで折り返すことに。迎えたセカンドレグでは、FWロドリゴのゴールで先制した後、マンチェスター・シティに一度追いつかれたものの、PK戦でGKアンドリー・ルニンが2本ストップする活躍。2戦合計スコア4−4のPK戦4−3で、セミファイナル進出を決めた。
打ったシュートが8本に対して、打たれたシュートは4倍以上の33本。支配率は33パーセントと67パーセント。綺麗にではなく、泥臭くというまさに“マドリディスモ”が宿った勝利だ。昨シーズンは0−4で負けた『エティハド・スタジアム』での試合だったが、アンチェロティ監督は「生きてここから出る方法は、ただ一つだけだった。早い段階で得点を決め、その後は守備に専念する。我々はよく守り、苦しみ、戦った。もっと良いプレーができたのかもしれないけど、守備面では目を見張るものがあったね」と告白。続けて「このシャツが要求する姿勢と献身を示せた。チャンピオンズリーグはレアル・マドリードにとって特別なもので、いつも起こり得ないようなことが起こるんだ。誰もが我々は死んだと思っていたかもしれないが、まだここにいる」と勝ち上がりを噛み締めた。
また、同指揮官は「幸せな気分だけど、とても疲れているよ。これは重要な突破だから、今は祝杯をあげないと。明日からは日曜日の試合に向けていい準備をしなければならない。ラ・リーガにとって、エル・クラシコは重要なカギとなる」と今週末に迫るもう一つの“大一番”を見据えている。
レアル・マドリードが史上最多15度目の戴冠に向け、前回王者という最大の強敵を退けた。ビッグイヤーの勝ち獲り方が脈々と流れる”白い巨人”の次なる対戦相手は、バイエルンとなる。
2024年04月18日 14:45
日本サッカー協会(JFA)は18日、AFCフットサルアジアカップ2024に臨むフットサル日本代表において、GKフィウーザ・ファビオ(湘南ベルマーレ)が怪我のため登録を外れ、代わってサポートメンバーとしてチームに帯同しているピレス・イゴール(バルドラール浦安)を登録すると発表した。
フィウーザはチームを離脱せず、サポートメンバーとしてチームに帯同するという。
4月17日(水)にタイで開幕したフットサルアジアカップ2024。今大会は今年9月にウズベキスタンで開催されるワールドカップのアジア予選を兼ねており、出場4枠を争う。
日本は2年前の前回大会で4度目のアジア制覇を達成。しかし、今大会はFIFAの設定するインターナショナルマッチ期間外で開催されるため、海外組の一部選手を招集できず。さらに大会直前、オリベイラ・アルトゥール、清水和也と主力が相次いで負傷離脱してしまった。
さらにはフィウーザまで離脱と厳しい状況だが、代わりに登録された43歳のイゴールは前回の優勝メンバー。改めてチームの底力を見せつけるチャンスでもある。
U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名
木暮賢一郎監督のもと連覇を目指すチームは、本日18日(木)の日本時間20時よりグループステージ初戦でキルギスと対戦。
試合は、DAZNにて日本語実況付きでライブ配信される。
2024年04月18日 14:33
サッカー元ブラジル代表のレジェンド、ロマーリオ(Romario、58)氏が17日、会長を務めるアメリカRJ(America-RJ)の選手として現役復帰すると発表した。
2024年04月18日 14:24
フランクフルトに所属する長谷部誠が4月17日に記者会見を開き、今季限りでの現役引退を表明した。
クラブの公式Xを通じ、長谷部は引退の理由を次のように説明している。
「家族などと相談して今が良い時期と総合的に判断しました。今年はあまり出場していないのも原因です。出場していないと身体に負担が大きいです」
【動画】浦和レッズが長谷部誠へ――「また浦和で会いましょう」
また、今回の発表に際して、古巣の浦和が公式Xで動画を公開。チーム所属時の長谷部のゴールやインタビューが収められており、「心からの感謝と敬意をおくります。長きにわたる現役生活お疲れ様でした。また浦和で会いましょう」と労いの言葉で締め括っている。
この動画に、SNS上では「泣ける」「お疲れ様でした」「心からありがとう」「磐田戦のゴールもそうだしマリノス戦のズドンも印象的」「動画のセンス良すぎんだよぉお」「世界の模範となるべき選手」「やんちゃな浦和の子!」「間違いなくレジェンド」「引退試合埼スタでやってほしいな」などの声が上がった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月18日 14:10
マンチェスター・シティはCLラウンド8・2ndレグでレアル・マドリードを相手にPK戦の末、敗戦。昨シーズン王者がベスト8で姿を消す形になってしまった。
2ndレグでも1点を取り合った両者の戦いは延長戦でも決着はつかず、PK戦までもつれる形になった。そしてこのPKで話題となっているのが、シティ2人目のキッカーを務めたベルナルド・シウバだ。
先攻のシティはフリアン・アルバレスが成功させると、レアル1番手のルカ・モドリッチのPKをエデルソンがセーブ。早々にシティ優勢になったが続くシウバの蹴った柔らかいボールはGK正面に。読んでいたルニンに難なくキャッチされてしまう。
シウバが外すのは予想外だったが、さらにGKの正面へのなんとも言えないシュートだっただけに大きな話題となった。そんななか、『TNT Sports』にてリオ・ファーディナンド氏とジョリオン・レスコット氏はシウバのキック前の空白の時間があのPKに影響していると分析した。
モドリッチのキックが外れた後、同選手は溢れてきたボールをスタンドに蹴り込んだ。シティサポーターの元へ行ったボールはシウバがペナルティスポットに到着しても返ってこず、数十秒ボールを待つ時間が生まれたのだ。レスコット氏はこのせいでシウバの「リズムが崩れた」と語っており、続けて「ボールが観客の中にあるなんて、こんなことは想定外だ」とコメント。ファーディナンド氏もこの意見に賛同しており、時間ができてしまったことで、どこに蹴ろうか考える時間ができてしまったことが関係しているのかもしれないと語った。
シティのサポーターがなかなかボールを返さなかったことについて、SNSでは「ベルナルド・シウバのPKの前にボールを持ち続けたマン・シティのファンは、今どんな気持ちだろう」、「ベルナルド・シウバにボールを返さなかったシティのファンは、歴史に名を残すことになるだろう」など、批判の声も挙がっていた。
あくまでもこれは結果論になってしまうかもしれないが、想定外のことが起き、シウバのリズムが狂ってしまった可能性もある。しかし指揮官のペップ・グアルディオラは「彼は1本取りたいと言っていたし、信頼できる選手だ。しかし、彼はなんて素晴らしい試合をしたんだろう」とシウバに称賛の言葉を送っている。
2024年04月18日 14:10
J3の大宮アルディージャは4月17日、ルヴァンカップの1stラウンド2回戦でJ1の名古屋グランパスと対戦。前後半でそれぞれ失点し、0−2で敗れた。
悔しい敗戦となったなかで、コンディションの良さをうかがわせたのが、大宮の10番を背負い、フル出場した“クバ”ことシュヴィルツォクだ。
クバは2021年の夏にポーランドのピアスト・グリヴィツェから名古屋に加入。同年のリーグ戦14試合で7得点を記録したほか、ACLのラウンド16・大邱戦ではハットトリックを達成するなど、抜群の決定力を見せつけた。
そして、昨夏に大宮に加入し3得点を記録したものの、9月末に外側側副じん帯を損傷。今季の開幕に間に合わず、4月に入ってチームの全体練習に合流したばかりだった。
【PHOTO】熱い応援でチームを支える大宮アルディージャサポーター
そんなクバは、約7か月ぶりの公式戦復帰を果たした古巣・名古屋とのゲームを以下のように振り返った。
「コンディションも良く、怪我のことを忘れてプレーできました。ただ、結果としてはゼロ(得点)で負けているので、言えることはないですね。
名古屋はもちろん良いチームなので、そう簡単にチャンスもなかったですし、自分たちの失点はアンラッキーなゴールだった。でも、自分たちのチームが良いパフォーマンスを見せられたと思います」
また、古巣のサポーターから試合後にエールを送られ「たくさんの人が来てくれて、すごく感激しました」と興奮気味に語った。
次戦は21日のJ3第3節の福島ユナイテッドFC戦。「何か月も先の話ではなく、次の試合しか考えていない。ちゃんと練習を積んで良いプレーを見せたい」と意気込んだ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)