2022年07月02日 08:23
<ホライゾン・アイルランドオープン 初日◇30日◇マウントジュリエット・エステート(アイルランド)◇7264ヤード・パー72> 欧州男子ツアーは2日目の競技が終了。ツアー2勝のホルヘ・カンピージョ(スペイン)が4つ伸ばし、トータル11アンダーで単独首位に立った。 1打差の2位タイにファブリツィオ・ザノッティ(パラグアイ)、アドリアン・メロンク(ポーランド)。トータル8アンダーの4位タイにシーマス・パワー(アイルランド)、セバスティアン・ソーデルベリ(スウェーデン)ら7人が並ぶ。 日本勢では比嘉一貴が3バーディ・1ボギーの「70」で回り、トータル5アンダー・22位タイで週末の決勝ラウンドへ。川村昌弘は4バーディ・5ボギーの「73」とスコアを落とし、トータル1オーバー・108位タイで予選落ちとなった。 なお、有資格者を除く上位3人(10位以内)には14日に開幕する「全英オープン」の出場権が与えられる。
2024年04月25日 06:00
プロゴルファーの臼井麗香がInstagramを更新。ツアー初優勝後、家族との祝勝会の模様を報告しました。 「家族、16人」臼井プロの家族祝賀会にさまざまな声
臼井プロは「家族にお祝いをして頂きました」として、黒のドレスに花束を持った自身の写真を投稿。
先月の「アクサレディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝をした臼井プロ。渋野日向子、畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの黄金世代の1人。昨年のメルセデス・ランキングは134位で今季のシード権はなかったものの、主催者推薦で出場し、そのまま初制覇を成し遂げました。
文章の最後に臼井プロは「#25年間で1番愛を感じた日」「#家族」「#16人で」「#感謝」などのハッシュタグも加えました。プロ7年目、念願の初優勝に家族も大喜びだったようです。
この投稿にファンからは「綺麗過ぎて見惚れます」「とても充実した時間だったようですね」「黒のドレス、似合います」といった声や、「家族、16人 ハッシュタグ2度見した笑」と臼井プロが大家族であることに驚くコメントも見られました。
いかがでしたか? ぜひ臼井プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※usuireika54/Instagram
2024年04月25日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」(25日開幕、太平洋C御殿場C=パー70)
男子ゴルフで国内ツアーと欧州ツアーの共催大会「ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」は25日、静岡県御殿場市の太平洋C御殿場C(7262ヤード、パー70)で開幕する。石川遼(32)=CASIO=は開幕前日の24日にプロアマ戦でコースを回り、最終調整を行った。
同コースで行われる三井住友太平洋VISAマスターズでは3勝と相性抜群。ただ、欧州ツアー基準のセッティング、ピン位置も予想される。いつもよりタフなゴルフを強いられることは必至だが、「選手の判断もショット技術も試されるんで、やっぱりこういうシビアなセッティングはすごく良い」と心を躍らせた。
欧州ツアーでは久常涼らをはじめ、この1年間で日本選手が3勝と躍動。後輩たちの活躍に「非常にうれしいこと」と刺激を受けている。自身も勝って世界進出へという考えは頭の片隅にあるものの、「僕は勝ちたい試合の前に、『これをやったら勝てる』というものは知らない。普段通りやるしかない」と自然体で世界の強豪たちと戦うつもりだ。
2024年04月24日 18:00
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
昨季賞金ランク2位の蝉川泰果(アース製薬)は「良くなってきています。手応えはすごくあるので、自信を持って臨める」と笑顔を見せた。
予選落ちに終わった開幕戦後の3週のオープンウィークを有効に使った。前週はアマチュア時代から指導を受けるガレス・ジョーンズ氏の元へ。「パッティングも、ショットの精度の部分でも、すごく頭の中がすっきりした。モヤモヤしていた部分がなくなった」と現状を語った。
開幕戦からシューズも替えた。アマチュア時代の2022年にパナソニックオープン、日本オープンを制したときのスパイクレスのモデルに戻した。「スパイクだと自分の指で握っている感じがあまりなくて、後ろに体重が流れてしまっていた。自分で踏ん張らないといけない感覚がある方が、いいのかなと思って」。
年に一度の欧州ツアーとの共催大会。「初日からビッグスコアが出るような流れになってくると思うので、ついていけるように、置いていかれないようにしたい。まずは予選通過。1日目に貯金をしっかり作って、2日目に上を狙えるような位置に。一日一日頑張りたい」と話した。
2024年04月24日 17:40
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
石川遼(カシオ)はプロアマ戦を回り、コースを最終確認した。
2024年04月24日 17:02
サウジアラビアが後援する男子ゴルフのLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)で最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏は24日、大会の72ホール制への変更に「非常に前向き」だと述べ、現在協議が行われていると明かした。
現行のLIVゴルフは全大会が3日間の54ホール制で行われ、予選落ちはなく、3人一組のグループが別々のホールで同時にティーオフする「ショットガンスタート」を採用しているが、最近加入した元マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)王者のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)からは前週、米ツアーで伝統的に使われている72ホール制に変えた方が良いのではないかという声が上がっていた。
ラームはこの日もノーマン氏が同席した場で「(72ホール制にすれば)多くのファンのLIVに対する信頼につながると思う。それがよく耳にする不満だから」と発言した。
これについてノーマン氏も「LIVとしては非常に前向きに考えている」としつつ、「72ホールをテレビでやる経済的な影響についても理解しなくてはならない」と指摘し、引き続き議論していくと話した。
ラームは、サッカーでは世界中の全てのリーグが共通のルールに従っていることを引き合いに出し、72ホールの方が良いと考えていると語った。その一方で「結局のところ、LIVはビジネスだ。それが商品に合わないなら合わないという話だ」「自分はただの一選手。この件について理解し、54ホールの方が合っていると説明できる、自分よりずっと賢い人たちは大勢いる」とも語った。
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2024年04月24日 16:38
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
日本ツアー開幕戦の東建ホームメイトカップを制した金谷拓実(Yogibo)は、プロアマ戦を回りコースを最終確認した。
年に一度の欧州ツアーとの共催大会。毎年秋に三井住友VISA太平洋マスターズが開催される静岡・太平洋C御殿場Cが今年は舞台となる。金谷はアマチュアだった2019年に同大会を制しており、「本当にいいコースで面白いコース。すごく試合が楽しみ」と25日の開幕を待ちわびた。
昨季賞金王を争い、今季は欧州を主戦場とする中島啓太と久々の再会を果たした。ヒーロー・インディアンオープンで日本勢5人目の欧州ツアー制覇を果たした盟友の話題になると「本当にたくましくなった」と口元を緩めた。
中島の5日のプロ野球・巨人―DeNA戦(東京ドーム)始球式での雄姿にも刺激を受けた。「僕もグローブ買っちゃいました」と照れ笑い。スポーツ用品店まで足を運び購入した。東北福祉大時代からキャッチボールが好きで、大の広島ファンの金谷は「広島カープの試合で…」と登板を“志願”した。
開幕戦からの2戦連勝となれば、記録が残る1985年以降では初の快挙となる。「いつも通り、どの試合も変わらずに優勝を目指してやるだけ。とにかく1ホールずつ頑張っていきたい」と静かに闘志を燃やした。
2024年04月24日 15:24
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」(25日開幕、太平洋C御殿場C=パー70)
石川遼(32)=CASIO=が開幕前日の24日、プロアマ戦でコースを回り、最終調整を行った。
大会コースは2010、12、22年の三井住友太平洋VISAマスターズで3勝と相性が良い。ただ、DPワールドツアーとの共催でセッティングの変化や、ピン位置も厳しい位置に振られることが予想される。昨年のPGM石岡で行われた今大会も「ヨーロピアンツアーで設けている基準なのか、セッティングであったり、カップの位置は多少考え方が違うんだなと思った」と日本にいながら世界基準を痛感。「良いショットと悪いショットの差がはっきり出る」としながらも、ピンに対して攻めるか攻めないか、「選手の判断もショット技術も試されるんで、やっぱりこういうシビアなセッティングはすごく良いですよね」と普段とは様変わりした御殿場に心を躍らせた。
後輩たちは、この1年間で次々にDPワールドツアーで勝利を挙げた。昨年9月の久常涼に始まり、星野陸也、中島啓太。「非常にうれしいことですし、これからもっと日本の男子ツアーが活性化して、いろんなことが良くなっていけばいいなと思う。自分も当然その中の一人として頑張りたい」と刺激を受ける。
勝てば欧州ツアーのメンバー資格も手に入る。ただ、それは頭の片隅にあっても「ここで本当に勝ちたければ、標準を合わせた調整もすると思うけど、僕は勝ちたい試合の前に『これをやったら勝てる』というものは知らない。普段通りやるしかない」。欲にくらまず気を引き締めて、世界の選手たちと戦う。
2024年04月24日 12:54
サウジアラビアが後援する男子ゴルフのLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)で最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏が24日、メジャー通算4勝のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)に金銭的オファーは出していないと明かした。
2024年04月24日 12:31
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン(26日開幕、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
大会を2日後に控えた24日、第1ラウンドの組み合わせが発表された。前週のフジサンケイレディスでツアー史上4人目となる初Vから2週連続優勝の快挙を達成した竹田麗央(りお)は、今季1勝でツアー10勝の小祝さくら、22日に全米女子オープン日本予選を首位通過した尾関彩美悠(あみゆ)と同組に入った。竹田はこの大会で、ツアー史上3人目、初Vからは前人未到の3週連続Vに挑む。
前年覇者の穴井詩(らら)は、岩井千怜(ちさと)、原英莉花と同組になった。
大会は26日から3日間、賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円をかけて争われる。第2ラウンド終了時の50位タイまでが決勝ラウンドに進出する。
2024年04月24日 10:00
国内女子ゴルフで2022年シーズン終了後、ツアーを休養していた成田美寿々(31)=ジェイテクト=が、19〜21日のフジサンケイ・レディースでレギュラーツアーに本格復帰した。予選を通過しての36位も、技術面では不安定。だが、大スランプだった休養前とは違った手応えを感じていた。なぜ、明るい表情で3日間プレーできたのか。自身が感じる現在地を探った。
会心の一打に観衆が沸き立った。2日目最後の18番パー4。パーオンが難しい砲台グリーンに向かって、鋭く振り抜いた成田のアイアンショットはピン筋3メートルへ。惜しくも2パットでバーディー締めとはならなかったが、グリーンを囲んだ赤い応援タオルを掲げたファンから大歓声が起きた。この熱が上がるような光景が欲しかった。
「ギャラリーが“どかん”と沸くような、アイアン、ウェッジショットが打てた。『あぁ良かった。まだできるな』って思ったし、本当に自信って大事なんだなってしみじみ思った」
凜(りん)とした風貌に魅せるゴルフ。あまたの女子プロがいる中で『かっこいい』と他意なくそう思えるのが成田の魅力だ。14、18年にはそれぞれ3勝を挙げて賞金ランキング5位。人気を集めた藤田光里らに競り勝つ場面が多かったことから『かわい子ちゃんハンター』の異名を取った。
しかし、コロナ禍で統合された20〜21年から成績は急降下。腰痛やドライバーイップスに悩み、22年シーズン終了後にツアー休養を発表した。翌年は1試合のスポット参戦やツアー外競技に出場したものの、それ以外はほとんどクラブを握らない日々が続き「ちゃんとニートしていた」と振り返る。
昨季は“親友”青木瀬令奈が2勝を挙げる大活躍。友の頑張りや新たな所属先も決まり、意を決して職場復帰を決めた。いざコースに帰ってくると、ドライバーイップスは払拭(ふっしょく)できていた。だが、今度は寄せに不安を抱えた。「(スイング時に)右足が『ガンッ』って動いちゃう。電気が走るみたいなのがある」
すぐさまアプローチイップスを自認した。大会期間中は暴れる右足はつま先立ち、左足に全体重をかけるなど工夫。プロでは珍しいアプローチショットを打つためのクラブ、チッパーも14本の中に投入した。まだアプローチミスは絶えないが、ラウンド中の表情はすこぶる明るかった。
「前は次のショットが来るのが嫌だった。どうせうまくいかない」と失っていた自信も徐々に取り戻してきた。「今は打てるクラブが増えてきた。ミスしても次はどう修正しようかなと考えるのも楽しい」
一度どん底を味わったからこそ、今は成功体験を積み上げることが楽しい。そして復帰戦は予選を通過し、36位。心技体をそろえて完全復活を果たすのも、そう遠くはない。(デイリースポーツ・中谷大志)
2024年04月24日 09:00
プロにとってウエッジショットはチャンスですが、多くのアマチュアは精度が低かったり大きなミスが出るなど、秘かに苦手としています。 ロフトが多いぶん大振りすると打点が安定しない
プロにとってウエッジショットはチャンスですが、多くのアマチュアは精度が低かったり大きなミスが出るなど、秘かに苦手としています。ウエッジショットが苦手な人は、ほとんどの場合が「振りすぎ」です。プロは、ウエッジは最大でも肩の高さまでしか振りませんが、アマチュアの多くは、ドライバーのようにフルスイングしがち。
ウエッジはロフトが多いぶん打点が安定しにくく、振りすぎると上下の打点ブレも起こり、飛距離も方向もスピン量も安定しません。まずはコンパクトに振ることがウエッジショット成功の第一歩です。 インパクトがそろうから飛距離と方向がよくなる
コンパクトなトップからシャープに振り抜けば入射角も打点も安定し、飛距離や方向性のバラつきが出にくい ダフリやすくインパクトも不安定
短くてロフトが多いウエッジは、大振りすると打点が安定せず、そのときのミスの度合いも大きくなりやすい
いかがでしたか? クラブの位置や基本姿勢を意識して、インサイドアタックの練習を行ってみてください!
レッスン=小泉正樹
●こいずみ・まさき/1995年生まれ、千葉県出身。185cm80kg。日大ゴルフ部出身で千葉県アマや国体で優勝。2017年にプロ転向し、現在はAbemaツアーを主戦場としている。フリー。
構成=鈴木康介
写真=中野義昌
協力=日神グループ平川CC
2024年04月24日 08:00
方向性抜群のアイアンショットでグリーンに乗せられれば、大幅なスコアアップが可能。
2024年04月24日 07:38
【羽川豊の視点 Weekly Watch】
【渋野日向子が大ピンチ!!】「特典」が今年で期限切れ、来年から海外メジャー出場は全英女子だけに?
10人の日本勢が出場した今季メジャー初戦のシェブロン選手権は、通算13アンダーのネリー・コルダが史上3人目となる出場5大会連続Vで幕を閉じました。日本選手の最高位は通算5アンダー9位の勝みなみでした。
「ネリーは強いなぁ」
テレビを見ながら、思わず口から出てしまいました。それを象徴したのが2位に3打差をつけて迎えた15番(パー4)です。第1打はドライバーで左のクリークに入れてしまい、第3打はクラブ選択に迷います。グリーン手前にもクリークが流れ、2度のミスはトリプルボギー以上を招きかねません。「大ケガ」を避けるならピンの左に広がる安全なエリアに乗せる選択もありますが、ネリーはクリーク横から逆風の中、7番アイアンでコントロールしてピンの根元に落とし、2パットのボギーで収めました。
一方、追いかける同組の選手はクリークを怖がり、ピンを狙わずセーフティーなピンの左サイドへ逃げます。ミスした相手を楽にするプレーはメジャーの舞台にふさわしくありません。
ネリーの今季1勝目は単独首位で発進したが、その後スコアを崩し、誰もが「終わった」と思った直後の17番でイーグルを奪い、18番もバーディー。2ホールで3打差を追いつき、プレーオフに突入。L・コを退けました。次戦も17番、18番の連続ボギーでR・オトゥールに並ばれ、プレーオフになったものの、1ホール目のバーディーで決着をつけました。
昨年はパットに悩み、未勝利に終わったことで、パットの修正だけでなく、スイングのレベルを上げ、体やメンタル面の改善にも努めたようです。1年間苦しんだことで、逆境に強くなって帰ってきた印象です。
ネリーは細身で身長は178センチ。モデルのような体形ですが、体幹がしっかりしているので飛距離は出るし、今季はショットの精度も抜群。現在の女子プロ界では世界最強です。
日本選手はネリーに飛距離ではかないません。でも、学ぶべき点はあります。競り合いになったとき、大きなリスクがあっても攻めるゴルフができるか。「よし、行くぞ!」と決断したとき、狭いエリアに打っていけるだけのショットの精度を身につけることです。それには技術だけでなく、「決断」と「実行」を妨げないメンタルの強さも必要です。そのためにやるべきことを考えるのです。
ネリーは試合後、「緊張して呼吸をするのもつらかった」と語っていました。ネリーでもメジャーのタイトルを意識して心臓がバクバクしていたのです。日本選手もそんな経験は必ずできます。
(羽川豊/プロゴルファー)
2024年04月24日 07:00
インパクトがぶ厚くなる、球筋をコントロールできるなど〝ボールがフェースに乗る〞アイアンショットの利点は多い。その打ち方をレッスンする前に、フェースに「乗る」と「乗らない」スイングを比較し、違いとポイントを紹介。「乗る」打ち方には、4つポイントがある! フェースに乗る=ボールを押せる!
インパクトゾーンで右ヒジを伸ばさない!体から離さない!
ボールをフェースに乗せる打ち方は、写真(タイトル下)のスイング比較でいうとポイント2の”右ヒジの位置と角度”がもっとも重要になります。インパクトゾーンで右ヒジを伸ばさず、体に引きつける。この形を作るとボールを強く押すことができるからです。 スイング中にボールをもっとも強く押せる形が〝右ヒジを体につける〞。「ロフトが寝ている7番アイアンくらいまでなら、右手1本でもボールをフェースに乗せたまま押すことができます」(大原)
しかしアマチュアは、この形を作ろうとしても上手に作れません。その原因はクラブの重さや振ったときにかかる遠心力を制御できず、かかる力に影響されてしまうから。前出のフェースに乗らないスイングのポイント1「ヘッドの高さ①」でヘッドが早く落ちてしまっているのはそのためです。
右ヒジを曲げて右ワキ腹あたりに引きつけるには、インパクトよりも前の切り返しが大事になります。基本的には「腕を使わない」という意識をもちますが、切り返しからインパクトにかけてキャストやフリップする動きがNGであって、まったく手や腕を使わないということではありません。
体を回して腕を振る動きのなかで、クラブを支えるように手首や手を使うことがフェースに乗せて打つコツになります。
右腕が伸びるとダウンスイングがカット軌道になってしまうのもデメリット。 切り返しで右ヒジを引きつけるコツはインパクト前にアリ!
切り返しで右手首が伸びる(キャスト)とヘッドが下がる。下がることによってヘッドの重みや遠心力がかかると右ヒジが伸びてフリップしてしまう。ダフリが多い人にありがちな×パターンだ。
トップでできた右手首の角度をキープすることが大切で、右ヒジが伸びない動きにつながる。手の中では”クラブを支えるテンション”を感じてヘッドが早く落ちるのを防ぐが、力を入れて支えるのではなく「グリップを指に引っかける」感じが〇。
いかがでしたか? 大原コーチのレッスンを参考にしてみてください。
レッスン=大原健陽
●おおはら・けんよう/1996年生まれ、広島県出身。東北福祉大学ゴルフ部で活躍後、奥嶋誠昭プロコーチの右腕として、神奈川県横浜市の「THE REALSWING GOLF STUDIO」で多くのゴルファーを指導している。
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ
2024年04月24日 06:00
プロゴルファーの金田久美子がInstagramを更新。「フジサンケイレディスクラシック」が開催されるゴルフ場・川奈ホテルゴルフコースでのオフショットを公開しました。 「いい歳のとりかたをしていますね?」金田プロかつての優勝の地へ
4月19日に開幕した国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」。その開幕前日である18日金田プロは「川奈にはたくさんの思い出があります」と書き出し、2枚の写真と1本の動画を公開しました。
金田プロにとって川奈ホテルゴルフコースは思い出の地です。2011年の同大会では最終日に首位と5打差をひっくり返して、逆転優勝。当時プロ3年目、「天才少女」と大きな注目と期待を集めたものの結果が出ずに苦しんでいた金田プロ。彼女にとってこの初制覇はプロ人生の大きなターニングポイントとなりました。
そんな金田プロは「そしてとってもとってもキレイなコース」とコメントし、色鮮やかなツツジの花が咲き誇るコース内でカメラに向かってピースサインを決めたオフショットを披露。また「最近お花とか景色とかキレイだなぁ~って感情がジュワジュワと湧いてきます」「私はきっといい歳のとりかたをしていますね?」と自分自身を見つめ直すかのような言葉を綴りました。
様々な思いを背負って、栄光の地に再び挑む金田プロに対してファンからは「フジサンケイもう一回優勝だ」「良い年の取り方をしています」「テレビで優勝スピーチ楽しみに見てます」「応援行きますね」などのコメントが寄せられていました。
いかがでしたか? ぜひ金田プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※kinkumiringo93/Instagram