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2022年07月02日 10:58
1日に行われた日本ハム対オリックスの試合で侍ジャパンU-12の井端監督が始球式に登場■日本ハム 2ー1 オリックス(1日・札幌ドーム) 1日に札幌ドームで行われた日本ハム対オリックスの一戦で、野球日本代表「侍ジャパン」U-12代表監督の井端弘和氏が始球式を行った。かつて名手として鳴らした井端氏だったが、まさかの死球となり打者に“平謝り”。この1球にはファンも「めっちゃ笑った!!」「投げた瞬間吹いた」と笑いが止まらなかった。 侍ジャパン応援機運を高めていく施策の一環として「侍ジャパンDAY」として開催されたこの日の試合。7月29日から台湾・台南市で行われる「第6回 WBSC U-12 ワールドカップ」に出場する侍ジャパンU-12代表の井端監督が始球式を務めることになった。マウンドに上がった井端氏だったが、投じたボールはまさかの大暴投。引っ掛けたボールは打席の福田周平外野手の左足に当たる死球になった。 予想だにしなかった暴投に井端氏も大慌て。福田に対して平身低頭の平謝り状態となり、苦笑い。福田は笑顔でこれに応じた。この始球式を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが動画で紹介すると、ファンも「すごい大暴投だな」「素人みたいになるの面白いしドンマイされて草」「井端さん、死球式はあかんてw」と笑いに包まれていた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 10:01
米大リーグ(MLB)は28日、各地で試合が行われ、サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)の松井裕樹(Yuki Matsui)はサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)戦に途中登板し、1回3分の2を投げてメジャー初勝利を挙げた。
松井は6回途中からマウンドに上がると、打者4人を相手に無安打無失点の好投を見せた。
また先発登板したパドレスのダルビッシュ有(Yu Darvish)は、5回途中まで投げて5安打1四球1失点、7三振の好投を見せた。
試合はパドレスが6‐4で勝利している。
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2024年03月29日 09:39
● レイズ 2−8 ブルージェイズ ○
<現地時間3月28日 トロピカーナ・フィールド>
トロント・ブルージェイズが3本塁打、8得点の快勝で開幕戦に勝利。昨季地区2位のレイズ相手に白星を挙げ、好スタートを切った。
ブルージェイズの開幕投手ホセ・ベリオスは初回、先頭打者のディアスにソロ本塁打を被弾。いきなり先制を許したものの、以降は立て直して6回2失点。1回途中でKOされた2年前の開幕戦の雪辱を晴らした。
打線はレイズ先発エフリンに1巡目をパーフェクトに抑えられたものの、2巡目で攻略。4回表に先頭打者ジョージ・スプリンガーのソロ本塁打で同点に追いつくと、6回表に9番キャバン・ビジオのソロ本塁打で勝ち越し。さらに2番ウラジーミル・ゲレロJr.が飛距離450フィート(約137.2メートル)の一発を放つなど、この回5得点。7回表にも2点を追加し、8得点の快勝を収めた。
ブルージェイズは2020年から5シーズン続けて開幕戦に勝利。なお、菊地雄星は日本時間31日、レイズとの3戦目の先発登板を予定している。
2024年03月29日 09:36
米大リーグ(MLB)は28日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の大谷翔平(Shohei Ohtani)はセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)戦に2番・指名打者(DH)で先発出場し、3打数2安打を記録。チームは本拠地開幕戦で7‐1の快勝を収めた。
スタンディングオベーションを受けながら迎えた第1打席、大谷は即座に期待に応えて右翼線深くに二塁打を放ち、ドジャースタジアム(Dodger Stadium)での最初の打席で安打を記録。走塁時に走者ムーキー・ベッツ(Mookie Betts)との行き違いがあり、三塁ベース上でアウトになったものの、強力ドジャース打線が得点を重ねたことでそれもすぐ忘れ去られた。
3回には四球で出塁後にフレディー・フリーマン(Freddie Freeman)の2点本塁打で生還して初得点を記録した大谷は、5回に単打を放ったが、7回は三振に倒れた。
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2024年03月29日 09:28
試合後の報道陣からの質疑応答で新通訳アイアトン氏が初対応
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦で3打数2安打1四球の活躍を見せ、勝利に貢献した。
2024年03月29日 09:27
違法賭博問題の水原一平氏は騒動後、公の場に姿を見せていない
違法賭博に関与した疑いでドジャースを解雇となった大谷翔平投手の元通訳・水原一平氏について、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が28日(日本時間29日)付で騒動発覚後の水原氏の行動について言及した。
「オオタニの(元)通訳のミステリアスな生活」のタイトルで記事を掲載。20日(同21日)のパドレスとの開幕戦後に疑惑が発覚。翌21日(同22日)の同カードからベンチを外れた。同紙は「ミズハラは公に目撃されていない。そんな彼は、(LAタイムズからの)コメントのリクエストに応じていない。彼が弁護士を抱えているのかどうかは、特定できていない」と伝えた。
また、韓国シリーズ後の水原氏については「公的に発言することは許されてはいないものの、ミズハラはソウルでの試合後にロサンゼルスに戻るチームのフライトにはいなかったと、ドジャースの球団幹部は我々に明かした」と“別行動”だったとしている。
現在の水原氏の所在については「自宅の正確な場所ははっきりしていない。野球のオフシーズンの間は東京に住んでいると彼は以前メディアに語っている。公的な記録では、彼はダイヤモンドバーにある親の自宅と結び付けられているだけだ。そこで彼のことは見たことがないと、長年近所で暮らしている住民は語っている」との証言も掲載。騒動後、姿を見せていない水原氏について、さまざまな憶測が広がっている。
2024年03月29日 09:04
試合前まで13打席連続無安打「とにかく正しい状態に見えなかった」
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2試合ぶりのマルチ安打をマークした。3打数2安打1四球で打率.385。本拠地デビュー戦を飾り、デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイは素晴らしいショーを見せてくれた」と称えた。
いきなり本拠地を沸かせた。初回無死一塁、マイコラスのチェンジアップに食らいつき、右翼線へ二塁打を放った。一塁走者・ベッツの三塁ストップを見落として二、三塁間で挟殺アウトとなったが、実戦では14打席ぶり安打となった。
5回1死では右前打。打球速度113.0マイル(約181.9キロ)と痛烈な一打だった。移籍後3試合目で2度目のマルチ安打。ロバーツ監督は「アナハイムのシリーズ(オープン戦)はとにかく正しい状態に見えなかった。でも、今日は(その時よりも)ショウヘイらしいように見えた。序盤にチェンジアップを捉えて二塁打にしていたし、安打も打った。本当に強烈な打球だった。今日の方が断然良かった」と目を見開いた。
1番・ベッツ、3番・フリーマンに一発が飛び出し、MVPトリオが計8打数5安打4打点と躍動した。2番を打つ大谷について、ロバーツ監督は「私は彼が2番を打つのが好きだ。誰かがショウヘイの前に出塁していれば、相手投手にストレスが加わる。(大谷が)5打席に立つアイデアを気に入っている。彼も心地良さを感じていると思う。後ろにはフレディ(フリーマン)もいるし、私から見て(大谷が2番を打つのが)正しく思える」。“ベッタニマン”については「この男たちは本当にいい投手陣相手に打ってくれる。その後ろにはウィル・スミスも待機している」と、今後もチームを引っ張る活躍を期待していた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2024年03月29日 09:00
2024年3月29日――。いよいよ2024年のプロ野球が幕をあける。
開局70周年を迎えたニッポン放送の看板プロ野球中継番組「ニッポン放送ショウアップナイター」は、2024年のシーズンキャッチ「熱ラジ! いつでもみんなのプロ野球」を掲げ、18時15分プレイボールの巨人−阪神戦を『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル』として18時から生中継する。解説は江本孟紀氏、実況は山田透アナウンサーが担当。
山田透アナウンサーは開幕戦の実況に向けて、「私の場合は年寄りなんだから、思い残すことのない放送。アナウンサー人生思い起こすことのないような実況を。開幕戦で壊れてもいいくらいのそんな中継を」と覚悟を示す。
その一方で、「1ヶ月前にイメージしたのと、開幕直前になったのとイメージしているのとだいぶ変わってきてる(笑)」とのこと。
「俺の場合は試合の前はシミュレーションを描くんだよね。例えば、“明日の先発ピッチャーは、このピッチャーだから互いに点を取るまで打順が2回り目くらいまでかかるかな”、というようなシミュレーションをやる。これは野村克也さんから教わりましたね。監督も先発を見てシミュレーションをやるんですよ。接戦になりかねないゲームだったら、ここでポイントはこうしようとか、読んでいくんですよ」。
今夜の実況に向けてもシミュレーションをしてきた。2024年のニッポン放送のプロ野球中継が、山田アナの実況、江本氏の解説とともに“熱く”はじまる。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年03月29日 08:52
大谷は「2番・指名打者」で出場…右前打に真美子夫人も手をたたいて喜び
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
夫の安打に大喜びだった。
2024年03月29日 08:45
○ パドレス 6−4 ジャイアンツ ●
<現地時間3月28日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスがホーム開幕戦で逆転勝利。ダルビッシュ有と松井裕樹の日本人コンビが登板し、松井裕樹がMLB初勝利を記録した。
パドレスはダルビッシュ有が韓国開幕戦に続いて、ホーム開幕戦でも先発登板。1回、2回で4三振を奪い、ともに三者凡退。完璧な立ち上がりを見せたが、3回、先頭打者のコンフォートに二塁打を打たれ、この試合最初のランナーを背負うと、9番アーメッドの適時二塁打で失点。先制を許してしまう。
ダルビッシュは4回、5回はともにランナーを背負いながらも無失点に抑えると、5回裏パドレスが2本の適時打で逆転。6回表の先頭打者に四球を出したところで2番手トム・コスグローブへ交代。勝ち投手の権利を持って降板した。
しかし7回表、3番手ジョニー・ブリトーが連打を浴び、アーメッドの2本目の適時打で失点。ブリトーは開幕戦に続いての救援失敗を喫し、試合は振り出しに。なおも一死一、三塁のピンチで松井裕樹が本拠地初登板。暴投で二、三塁とすると、李政厚の中犠飛で失点。逆転を許したが、二塁ランナーの走塁死により打者1人との対戦でイニングを終えた。
直後の7回裏、ジャイアンツ先発のウェブが降板したところを攻め立てると、ザンダー・ボガーツとジェーク・クローネンワースの適時打など一挙4得点で再逆転に成功。勝ち投手の権利を得た松井は8回表にもマウンドへ上がり、三者凡退。9回をロベルト・スアレスが締め、パドレスがシーソーゲームを制した。
ダルビッシュは5回0/3投げ、5安打、1四球、7奪三振、1失点と好投するも、2試合続けて勝敗は付かなかった。松井は開幕から3試合続けて登板。打者4人を無安打に抑え、MLB初勝利を記録した。
2024年03月29日 08:34
カージナルス戦に「2番・指名打者」で3打数2安打1四球で打率.385
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地で行われたカージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2試合ぶりのマルチ安打をマークした。3打数2安打1四球で打率.385。本拠地デビュー戦を飾ったが、デーブ・ロバーツ監督は試合後に走塁ミスについて指導する場面があった。
全力疾走しすぎた。初回無死一塁、右翼線へ二塁打を放ったが、一塁走者・ベッツの三塁ストップを確認せず。二、三塁間の挟殺プレーでタッチアウトとなった。ロバーツ監督は「彼はとっても速く走れるけど、彼の前に走者がいるってことを理解しないとね」と茶目っ気たっぷりに指摘。報道陣から笑い声が漏れた。
次打者はフリーマンだった。「(ベッツが走者でいなければ)間違いなく三塁打になっていたけど、後ろにフリーマンがいる時は、(ベッツが本塁突入して)最初のアウトにしたくはないだろう」とロバーツ監督。続く1死三塁からフリーマンが走塁ミスを“帳消し”にする先制打を放ったのは、さすがだった。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2024年03月29日 08:31
3打数2安打をマーク「夜眠れるようにしながら、尚且つリカバリーしないと」
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数2安打1四球で勝利に貢献した。20日、21日の韓国開幕2連戦から帰国後、オープン戦では3試合無安打に終わっていた。「時差ボケですね。まだ100ではないので。睡眠管理ですよね」と対策を明かした。
この日、初回無死一塁の第1打席では、元巨人マイコラスのチェンジアップをうまく拾い右二塁打を放った。走塁ミスで二三塁間でアウトになったが、先制に貢献。続く3回1死の第2打席は四球、5回1死の第3打席は痛烈な右前打を放った。7回1死の第4打席は空振り三振。3打数2安打1四球で打率を.385とした。
韓国開幕戦では2試合で10打数3安打2打点をマークしていたが、帰国後、エンゼルスとのオープン戦3連戦は無安打に終わっていた。試合後、「体調の管理を含めて難しいところはあったので」「正直、感覚的にはよくなかった」と本音も明かしていた。
開幕戦前日は「3時間くらい昼寝して、夜寝ました」と笑った。初回の第1打席から右翼線へ痛烈な二塁打。「まずは時差ボケを。まだ100でないので。睡眠の管理ですよね。夜眠れるようにしながら、尚且つリカバリーしないといけないので。ここあと2、3日の過ごし方が大事なんじゃないかと思います」と睡眠管理の大切さを説いた。「いい感覚を1試合目から出せたというのはよかったと思います」と復調を喜んだ。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 08:27
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に「2番・指名打者」で出場し3打数2安打1四球。
2024年03月29日 08:00
「緊張と不安は大きいです。やってきたことをやるだけというのもありますけど、最初にチームを代表して投げる。自分の実力以上は出ないと思って、あまり欲をかけずにやっていければと思っています」。
ロッテの小島和哉が3月29日の日本ハムとの開幕戦(ZOZOマリンスタジアム)のマウンドに上がる。
2週間前の3月12日に取材した際、開幕に向けての準備について「ぼちぼちです」と話していたが、開幕を目前に控えた現在も「ぼちぼちです」と変わらない。
練習試合、オープン戦と、シーズン開幕に向けて自分に課してきたこと、やりたいことはできたのだろうかーー。
「う〜ん、できたこともありますけど、ちょっとできなかったことの方が多かったです」。
「でも、何ていうんですかね、勉強と一緒で、できたことが多分、無意識にできると思います。できなかったらできなかったで、そこに焦点を置いて練習、修正するだけ。良くても悪くても明確にわかったことは、自分の中では良かったと思います」。
良い部分、悪い部分をしっかり理解した上で、開幕を迎えることができた。その中で、課題として残った部分を本番前まで修正し開幕戦の舞台で披露し、また開幕戦で出た課題を潰していく。そうやって、長いシーズンを過ごしていくことになる。
小島は昨年3月31日にPayPayドームで行われたソフトバンクとの開幕戦でも先発しており、2年連続の大役だ。昨季は敵地だったが、今年は本拠地・ZOZOマリンスタジアムで開幕を迎える。そこへの緊張感について小島は「特にないですね」とのことで、「去年の最後の方とかもマリンの応援はすごく勇気づけられるものがありました。応援していただけると思うので、皆さんに乗せてもらって、いいピッチングができるように、応援よろしくお願いします」と、マリーンズファンの熱い応援を力に変えるつもりだ。
29日の開幕戦も「普段通りのつもりではいますけど、普段通りではできないと思います」と緊張感を楽しんでいくつもり。小島を開幕投手に指名した吉井理人監督は「「彼らしいピッチングを機嫌よくやってくれたら」といつも通りの投球を期待する。
「まずは先を見るのも大事ですけど、1試合1試合の積み重ね。1試合1試合の質を高められるようにと思って投げている。開幕戦を楽しみにしてくれる方もとてもたくさんいると思うので、きて良かったなと思えるような投球ができるように頑張りたいなと思います」と小島。チームを勝利に導くべく、2024年マリーンズにとって公式戦最初のマウンドに上がる。
取材・文=岩下雄太
2024年03月29日 08:00
就任2年目を迎える広島・新井貴浩監督(47)が28日、今季もセ・リーグの番狂わせを演じることに闘志を燃やした。以下、前日会見の要旨。
◇ ◇
−DeNAとは昨季のCSファーストSでも対戦した。
「元々、投手も野手も力のある選手がたくさんいるチーム。新しく加わった度会選手も素晴らしい選手だと思います。CSはマツダスタジアムの声援に力をいただきました。あすはビジターですごくアウェーの中で(の試合)になると思う。選手には、それも楽しみながらプレーしてもらいたい」
−キーマンは。
「松山竜平ですかね!昨年も勝負どころでいい打撃をしてくれましたし、オープン戦も代打でいいところで打っていますので。(今季は)僅差の試合が多くなりそうだと感じているので、終盤に出てくる彼がキーマンだと思います」
−見てほしい部分。
「若い選手が出る試合が昨年より多くなるのかなと。西川龍馬がオリックスに移籍して(外野の)ポジションが1つ空いていますので。若い選手が頑張る姿を見せ、中堅とベテランが『まだまだ負けないぞ』という、チーム内の競争を見ていただきたいと思います」
2024年03月29日 08:00
就任2年目を迎える広島・新井貴浩監督(47)が28日、今季もセ・リーグの番狂わせを演じることに闘志を燃やした。前日会見では昨季同様、カープを下位に予想する評論家陣が多いことに触れて発奮。昨年は開幕4連敗からのスタートとなった中、チームは2位と躍進を遂げた。今年も全員野球で、6年ぶりの覇権奪回をつかみ取る。
柔和な表情は、いつもと変わらない。敵地に乗り込んだ新井監督は終始笑顔で、ナインたちの動きに目を凝らした。頂点を目指す2年目は横浜からの船出。「早く始まってくれないかな」とペナントレース開幕へ気持ちを高ぶらせた。
昨季の開幕前、チームの前評判は決して高くなかった。だがナインはそれに奮起してAクラス入り。今年の下馬評も下位予想が多くを占めるが、指揮官は大歓迎だ。
「ありがたいことに昨年に引き続き、評論家の皆さまの、私たちへの評価はものすごく低いものをいただきました。選手もしっかりとチェックしていると思いますし『よし!やってやろう!』となっていると思います。頑張ります!」と力強く番狂わせを予告した。
その初陣は難敵・東の攻略から始まる。昨季は6度の対戦で0勝4敗、防御率1・84と苦戦を強いられた。「素晴らしい投手。連打はなかなか期待できないし、走者を出して(走者と打者の)両方でプレッシャーをかけていくにしても、なかなか四球も期待できない」と見立てを語った。
厳しい戦いになるのは承知の上。だからこそ「どんどん攻めていきたい」とアグレッシブなタクトで、ワンチャンスを得点につなげていく構え。「143試合、いい時も悪い時もあると思うけど、どんな時でも選手、スタッフ、ファンが一体となって戦っていきたいと思います」。今年も一致団結、束になってセ界に赤い旋風を巻き起こす。