2022年07月02日 12:12
<資生堂レディスオープン 3日目◇2日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72> 国内女子ツアーは第3ラウンドが進行中。全選手が前半の競技を終えて、青木瀬令奈が4つ伸ばし、トータル11アンダー・単独首位に浮上している。 1打差2位に吉田優利。2打差3位に野澤真央、3打差4位タイにささきしょうこと金澤志奈、4打差6位タイには山下美夢有、菊地絵理香、佐藤心結、安田彩乃、笠りつ子ら7人が続いている。 昨年覇者の鈴木愛がトータル6アンダー・13位タイ、2週連続優勝がかかる木村彩子はトータル2アンダー・42位タイで後半をプレーしている。 地元・神奈川出身の原英莉花は10ホール消化時点で3つ落とし、トータル3アンダー・35位タイ。稲見萌寧、イ・ボミ(韓国)も同順位につけている。
2024年04月24日 18:00
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
昨季賞金ランク2位の蝉川泰果(アース製薬)は「良くなってきています。手応えはすごくあるので、自信を持って臨める」と笑顔を見せた。
予選落ちに終わった開幕戦後の3週のオープンウィークを有効に使った。前週はアマチュア時代から指導を受けるガレス・ジョーンズ氏の元へ。「パッティングも、ショットの精度の部分でも、すごく頭の中がすっきりした。モヤモヤしていた部分がなくなった」と現状を語った。
開幕戦からシューズも替えた。アマチュア時代の2022年にパナソニックオープン、日本オープンを制したときのスパイクレスのモデルに戻した。「スパイクだと自分の指で握っている感じがあまりなくて、後ろに体重が流れてしまっていた。自分で踏ん張らないといけない感覚がある方が、いいのかなと思って」。
年に一度の欧州ツアーとの共催大会。「初日からビッグスコアが出るような流れになってくると思うので、ついていけるように、置いていかれないようにしたい。まずは予選通過。1日目に貯金をしっかり作って、2日目に上を狙えるような位置に。一日一日頑張りたい」と話した。
2024年04月24日 17:40
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
石川遼(カシオ)はプロアマ戦を回り、コースを最終確認した。年に一度の欧州ツアーとの共催大会は、毎年11月に三井住友VISA太平洋マスターズが開催される静岡・太平洋C御殿場Cが今年は舞台となる。石川にとって、2010、12、22年に同大会を制した得意コースでの一戦。「初めてのコースよりは非常にやりやすいけど、グリーンのスピードとか、グリーン回りは秋とは違う。今週は今週でフレッシュな気持ちで臨みたい」と意気込みを語った。
秋の御殿場の高速グリーンは有名。この日の雨もああり、春開催の今大会はタッチや距離感が変わってきそうだ。「ここのコースはグリーンが速くなればなるほど難しい。そんなに速くならなかったという時を想定した場合、どちらかというと攻めることができるようになることの方が多い。12フィートだったら効いてくる傾斜が、11フィートだとあまり曲がらないということがあると思う。ライン取りが変わってくると思う」と警戒した。
2024年04月24日 17:02
サウジアラビアが後援する男子ゴルフのLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)で最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏は24日、大会の72ホール制への変更に「非常に前向き」だと述べ、現在協議が行われていると明かした。
現行のLIVゴルフは全大会が3日間の54ホール制で行われ、予選落ちはなく、3人一組のグループが別々のホールで同時にティーオフする「ショットガンスタート」を採用しているが、最近加入した元マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)王者のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)からは前週、米ツアーで伝統的に使われている72ホール制に変えた方が良いのではないかという声が上がっていた。
ラームはこの日もノーマン氏が同席した場で「(72ホール制にすれば)多くのファンのLIVに対する信頼につながると思う。それがよく耳にする不満だから」と発言した。
これについてノーマン氏も「LIVとしては非常に前向きに考えている」としつつ、「72ホールをテレビでやる経済的な影響についても理解しなくてはならない」と指摘し、引き続き議論していくと話した。
ラームは、サッカーでは世界中の全てのリーグが共通のルールに従っていることを引き合いに出し、72ホールの方が良いと考えていると語った。その一方で「結局のところ、LIVはビジネスだ。それが商品に合わないなら合わないという話だ」「自分はただの一選手。この件について理解し、54ホールの方が合っていると説明できる、自分よりずっと賢い人たちは大勢いる」とも語った。
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2024年04月24日 16:38
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
日本ツアー開幕戦の東建ホームメイトカップを制した金谷拓実(Yogibo)は、プロアマ戦を回りコースを最終確認した。
2024年04月24日 15:24
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」(25日開幕、太平洋C御殿場C=パー70)
石川遼(32)=CASIO=が開幕前日の24日、プロアマ戦でコースを回り、最終調整を行った。
大会コースは2010、12、22年の三井住友太平洋VISAマスターズで3勝と相性が良い。ただ、DPワールドツアーとの共催でセッティングの変化や、ピン位置も厳しい位置に振られることが予想される。昨年のPGM石岡で行われた今大会も「ヨーロピアンツアーで設けている基準なのか、セッティングであったり、カップの位置は多少考え方が違うんだなと思った」と日本にいながら世界基準を痛感。「良いショットと悪いショットの差がはっきり出る」としながらも、ピンに対して攻めるか攻めないか、「選手の判断もショット技術も試されるんで、やっぱりこういうシビアなセッティングはすごく良いですよね」と普段とは様変わりした御殿場に心を躍らせた。
後輩たちは、この1年間で次々にDPワールドツアーで勝利を挙げた。昨年9月の久常涼に始まり、星野陸也、中島啓太。「非常にうれしいことですし、これからもっと日本の男子ツアーが活性化して、いろんなことが良くなっていけばいいなと思う。自分も当然その中の一人として頑張りたい」と刺激を受ける。
勝てば欧州ツアーのメンバー資格も手に入る。ただ、それは頭の片隅にあっても「ここで本当に勝ちたければ、標準を合わせた調整もすると思うけど、僕は勝ちたい試合の前に『これをやったら勝てる』というものは知らない。普段通りやるしかない」。欲にくらまず気を引き締めて、世界の選手たちと戦う。
2024年04月24日 12:54
サウジアラビアが後援する男子ゴルフのLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)で最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏が24日、メジャー通算4勝のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)に金銭的オファーは出していないと明かした。その一方で、「話し合う」つもりがあるのなら歓迎すると話している。
マキロイは以前からLIVゴルフの批判を続けてきた選手だが、このところは態度を軟化させており、その中で前週、8億5000万ドル(約1315億円)の契約金で米ツアーから移籍する見込みとなったとの報道が英国で出た。
マキロイ本人はこの報道をすぐに否定していたが、ノーマン氏もこの日、「LIVから彼にオファーを出したことはない」と話し、「この業界ではよく出る雑音の一つだ」とコメントした。
その一方でノーマン氏は、マキロイが考えを変えるのであれば歓迎すると明言。「ロリーがわれわれと話し合う気になるのであれば、喜んで交渉の席に着く。それは間違いない」と話し、「こちらでのプレーに興味がある選手に対しては、誰であろうとそうする」と続けた。
さらにノーマン氏は、別の「米ツアーのトップ選手」と最近交渉し、LIVゴルフについて説明したことを明かした。「彼は非常に感嘆し、『僕らが聞かされている話とは違う』と言っていた」が、「2日後に電話で『今の場所に残ることにした』という連絡があった」という。
LIVゴルフは創設以来、多くの有名選手を米ツアーから引き抜き、昨年末にはジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)が5億ドル(約774億円)ともいわれる契約金で新たに加入した。
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2024年04月24日 12:31
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン(26日開幕、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
大会を2日後に控えた24日、第1ラウンドの組み合わせが発表された。前週のフジサンケイレディスでツアー史上4人目となる初Vから2週連続優勝の快挙を達成した竹田麗央(りお)は、今季1勝でツアー10勝の小祝さくら、22日に全米女子オープン日本予選を首位通過した尾関彩美悠(あみゆ)と同組に入った。竹田はこの大会で、ツアー史上3人目、初Vからは前人未到の3週連続Vに挑む。
前年覇者の穴井詩(らら)は、岩井千怜(ちさと)、原英莉花と同組になった。
大会は26日から3日間、賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円をかけて争われる。第2ラウンド終了時の50位タイまでが決勝ラウンドに進出する。
2024年04月24日 10:00
国内女子ゴルフで2022年シーズン終了後、ツアーを休養していた成田美寿々(31)=ジェイテクト=が、19〜21日のフジサンケイ・レディースでレギュラーツアーに本格復帰した。
2024年04月24日 09:00
プロにとってウエッジショットはチャンスですが、多くのアマチュアは精度が低かったり大きなミスが出るなど、秘かに苦手としています。 ロフトが多いぶん大振りすると打点が安定しない
プロにとってウエッジショットはチャンスですが、多くのアマチュアは精度が低かったり大きなミスが出るなど、秘かに苦手としています。ウエッジショットが苦手な人は、ほとんどの場合が「振りすぎ」です。プロは、ウエッジは最大でも肩の高さまでしか振りませんが、アマチュアの多くは、ドライバーのようにフルスイングしがち。
ウエッジはロフトが多いぶん打点が安定しにくく、振りすぎると上下の打点ブレも起こり、飛距離も方向もスピン量も安定しません。まずはコンパクトに振ることがウエッジショット成功の第一歩です。 インパクトがそろうから飛距離と方向がよくなる
コンパクトなトップからシャープに振り抜けば入射角も打点も安定し、飛距離や方向性のバラつきが出にくい ダフリやすくインパクトも不安定
短くてロフトが多いウエッジは、大振りすると打点が安定せず、そのときのミスの度合いも大きくなりやすい
いかがでしたか? クラブの位置や基本姿勢を意識して、インサイドアタックの練習を行ってみてください!
レッスン=小泉正樹
●こいずみ・まさき/1995年生まれ、千葉県出身。185cm80kg。日大ゴルフ部出身で千葉県アマや国体で優勝。2017年にプロ転向し、現在はAbemaツアーを主戦場としている。フリー。
構成=鈴木康介
写真=中野義昌
協力=日神グループ平川CC
2024年04月24日 08:00
方向性抜群のアイアンショットでグリーンに乗せられれば、大幅なスコアアップが可能。そのために植竹勇太プロが実践しているその独自の練習法を大公開!
植竹勇太プロの練習法を紹介します。 グリップをクロスハンドにしてフルショット! 最初は小さい振り幅からはじめて最後はほぼフルスイングでボールを打つ
僕のオススメのアイアン練習法は「クロスハンド」で握った9番アイアンでのフルショットです。体の回転を使わないと、きれいに大きく振れない。手の動きを強制的に抑えるのが、このグリップの利点。
トップでスイングプレーンに沿ってクラブを立てるとうまく打てます。ただ難易度が高めなので、アマチュアのみなさんは小さい振り幅からはじめてください。 クラブが寝ると当たらない
インサイドに引きすぎるなど、トップでクラブが寝る(背中側に倒れる)と、まったく当たらなくなるので注意しよう(左写真)。
プレーンに沿ってクラブを立てる
肩をしっかり回しながら、プレーンに沿ってクラブを立てるのがコツ。フォローでもクラブが立つようにスイングする(右写真)。 手打ちのミスが直ります! 手の位置を反対にして握る。クロスハンドなら手と体の一体感が高まり、体の回転を主体としたスイングが身につく。中・上級向けの練習法
植竹勇太
●うえたけ・ゆうた
1995年生まれ、北海道出身。163cm、63kg。17年にプロ転向。23年シーズンは、ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ3位。セガサミーホールディングス所属。
次は、橋添穂プロの練習法です。 2本のスティックを平行に置いてスクエアの感覚を体に覚えこませる スティックに対し肩、腰、足のそれぞれのラインを平行にセットする
私はプロゴルファーである父親から「正しく構えてリズムよく打つことが大事」と教えられてきたので、練習ではつねにアドレスをチェックしています。
2本のスティック(クラブでもOK)を平行に置くのが基本。ボールを挟んでレールのようにすると、視覚的な効果も加わり、スクエアの感覚を体に覚えこませることができる。テークバックの目安にもなりますよ。 スティックを十字型にするのも有効 1本をタテにして十字型にすると、体(軸)の傾き具合やボール位置をチェックでき、
アドレスの再現性が高くなる 2本のスティックの間隔を狭くするのが橋添流。ボールを見るときにこの2本が視野のなかに入るので、足元に置くよりも視覚的な効果が大きくなる スクエアに正しく構えることで、スイングもリズムもよくなる。
コースでいつも同じ構えになるように、練習を繰り返すことが重要です ターゲットライン上にスティックを置くと出球と目線が一定になる
ボールの先、ターゲットライン上にスティックを置くのが応用編で、こちらはショットがバラつく人にオススメ!目印となるそのスティックに向けてクラブを振り、ポールを真っすぐ打ち出すのがポイント。そしてインパクト後は、そこに目線を向けると、出球と目線が一定になるだけでなく、体が起き上がったりヘッドアップしたりするミスも修正できます。 ボールの先に置いたスティックを目印にしてボールを打ち出す
ボールの10~20センチ先のターゲットライン上にスティックを置く。こうしてターゲットラインを明確にすることが大事 インパクト後に目線をスティックに向ける
スティックに向けてボールを打ち出す。そして、目線をそこに向けると体が起き上がらず、真っすぐ飛ばせる
橋添穂
●はしぞえ・みのり/2000年生まれ、山梨県出身。154cm。21年にプロテスト合格。23年シーズンは、ステップアップツアーのラシンクRKBレディスで初優勝。国際スポーツ振興協会所属。
次は、山田彩歩プロの練習法です。 次は、テークバックをしないでカップ方向にボールを押す スタート前に行なうと効果的です!テークバックをとらずにフォローだけでボールを打つ
練習グリーンで平らなストレートラインを見つけて、カップまで1メートルの距離にボールを置く。そして、パターでボールを押してカップに入れる。この練習は、テークバックをしないことが最大のポイントです。
手首を使わずにヘッドをカップ方向に真っすぐ出すと、フェースの向きが安定し、低くて長いフォローになる。この理想的なフォームを体感し「こういうイメージで打つんだよ」と、脳と筋肉にしっかり伝えましょう。 1メートル先のカップを狙う
テークバックをとらずに確実にカップインさせるには、1メートルくらいが最適。遠いと難しくなってしまう 手首を使って押すのは NG !
手首を使ってボールを押すと、フェースの向きが安定せず、フォローの形が毎回変わってしまうので注意しよう ボールの手前にティーを挿してアッパーに振る
ボールの転がりが悪いときは、パターとボールの間にティーを深く挿し、その頭の部分(台座)に触れないようにボールを打つ練習をします。ほんの少しアッパーに振り、フェース面の下側でボールの中心をヒット! すると、グリーン面にボールがくっついたまま、跳ねることなく順回転になる。フォローでヘッドを無理に大きく出す必要はありません。 インパクトはゆるめない!
ボールの中心をしっかりヒットすることが大事。フォローは意識せず、「打って終わり」くらいのイメージでOK
ややアッパーに振ると順回転になる
アッパー軌道を作り、フェース面の下側でボールをとらえるのが山田流。順回転で転がりがよくなる
上から打つとボールが跳ねてしまう
ややダウンブローに打つ方法もあるが、ボールが跳ねると回転が悪 くなり、きれいに転がらない
山田彩歩
●やまださほ/1998年生まれ、北海道出身。157cm21年にプロテスト合格。23年シーズンはレギュラーツアー6試合、ステップアップツアー15試合に出場L.BCCレディス11位フリー。
次は、篠原まりあプロの練習法を紹介します。 フォワードプレスを大きくしてリズムよく打つ 構えたら手を目標方向に大きく出し1、2、3のリズムで打つ
カップに入れることばかり考えていると、リズム感を失い、ストロークが乱れてしまう。この悪いクセを直すには、手(グリップ)を真ん中に置いて構えたら、1で手を目標方向に大きく出す。
そして2でパターを引き、3でボールを打つ、という練習がオススメです。声に出しながら行うとより効果的で、リズムがよくなり、強い球が打てますよ。 強い球で伸びる!
フォワードプレスを加えると、インパクトでも手が前に出てハンドファーストに。そのぶん強い球になる 手の位置を上下左右にズラすと理想の構えが見つかる
パターにはさまざまな形状があり、それに合う構え方を見つけることがとても重要。そこで「手の位置」を上下左右にズラして、ボールの打ち出し方向やヘッドの挙動などを細かくチェックしましょう。左太モモの内側に左手を置くのが基本ですが、ハンドレイトにするとどう変わるのか。また肩の真下ではなく、ハンドアップやハンドダウンなど、いろいろなことを試してみてください。 構え方に唯一の正解はない
後方から見て、手が肩の真下に収まるのが基本だが、それより低くて体に近い「ハンドダウン」や、高くて体から遠い「ハンドアップ」もアリ!
いかがでしたか? 自分のなかでの理想の構えを見つけてみてください。
篠原まりあ
●しのはら・まりあ/1996年生まれ、大分県出身。162m。15年にアロテスト合格。23年シーズンは、レギュラーツアー3試合、ステップアッブツアー19試合に出場し、京都レディスオープン13位。フリー。
構成=小山俊正
写真=田中宏幸
2024年04月24日 07:38
【羽川豊の視点 Weekly Watch】
【渋野日向子が大ピンチ!!】「特典」が今年で期限切れ、来年から海外メジャー出場は全英女子だけに?
10人の日本勢が出場した今季メジャー初戦のシェブロン選手権は、通算13アンダーのネリー・コルダが史上3人目となる出場5大会連続Vで幕を閉じました。日本選手の最高位は通算5アンダー9位の勝みなみでした。
「ネリーは強いなぁ」
テレビを見ながら、思わず口から出てしまいました。それを象徴したのが2位に3打差をつけて迎えた15番(パー4)です。第1打はドライバーで左のクリークに入れてしまい、第3打はクラブ選択に迷います。グリーン手前にもクリークが流れ、2度のミスはトリプルボギー以上を招きかねません。「大ケガ」を避けるならピンの左に広がる安全なエリアに乗せる選択もありますが、ネリーはクリーク横から逆風の中、7番アイアンでコントロールしてピンの根元に落とし、2パットのボギーで収めました。
一方、追いかける同組の選手はクリークを怖がり、ピンを狙わずセーフティーなピンの左サイドへ逃げます。ミスした相手を楽にするプレーはメジャーの舞台にふさわしくありません。
ネリーの今季1勝目は単独首位で発進したが、その後スコアを崩し、誰もが「終わった」と思った直後の17番でイーグルを奪い、18番もバーディー。2ホールで3打差を追いつき、プレーオフに突入。L・コを退けました。次戦も17番、18番の連続ボギーでR・オトゥールに並ばれ、プレーオフになったものの、1ホール目のバーディーで決着をつけました。
昨年はパットに悩み、未勝利に終わったことで、パットの修正だけでなく、スイングのレベルを上げ、体やメンタル面の改善にも努めたようです。1年間苦しんだことで、逆境に強くなって帰ってきた印象です。
ネリーは細身で身長は178センチ。モデルのような体形ですが、体幹がしっかりしているので飛距離は出るし、今季はショットの精度も抜群。現在の女子プロ界では世界最強です。
日本選手はネリーに飛距離ではかないません。でも、学ぶべき点はあります。競り合いになったとき、大きなリスクがあっても攻めるゴルフができるか。「よし、行くぞ!」と決断したとき、狭いエリアに打っていけるだけのショットの精度を身につけることです。それには技術だけでなく、「決断」と「実行」を妨げないメンタルの強さも必要です。そのためにやるべきことを考えるのです。
ネリーは試合後、「緊張して呼吸をするのもつらかった」と語っていました。ネリーでもメジャーのタイトルを意識して心臓がバクバクしていたのです。日本選手もそんな経験は必ずできます。
(羽川豊/プロゴルファー)
2024年04月24日 07:00
インパクトがぶ厚くなる、球筋をコントロールできるなど〝ボールがフェースに乗る〞アイアンショットの利点は多い。
2024年04月24日 06:00
プロゴルファーの金田久美子がInstagramを更新。「フジサンケイレディスクラシック」が開催されるゴルフ場・川奈ホテルゴルフコースでのオフショットを公開しました。 「いい歳のとりかたをしていますね?」金田プロかつての優勝の地へ
4月19日に開幕した国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」。その開幕前日である18日金田プロは「川奈にはたくさんの思い出があります」と書き出し、2枚の写真と1本の動画を公開しました。
金田プロにとって川奈ホテルゴルフコースは思い出の地です。2011年の同大会では最終日に首位と5打差をひっくり返して、逆転優勝。当時プロ3年目、「天才少女」と大きな注目と期待を集めたものの結果が出ずに苦しんでいた金田プロ。彼女にとってこの初制覇はプロ人生の大きなターニングポイントとなりました。
そんな金田プロは「そしてとってもとってもキレイなコース」とコメントし、色鮮やかなツツジの花が咲き誇るコース内でカメラに向かってピースサインを決めたオフショットを披露。また「最近お花とか景色とかキレイだなぁ~って感情がジュワジュワと湧いてきます」「私はきっといい歳のとりかたをしていますね?」と自分自身を見つめ直すかのような言葉を綴りました。
様々な思いを背負って、栄光の地に再び挑む金田プロに対してファンからは「フジサンケイもう一回優勝だ」「良い年の取り方をしています」「テレビで優勝スピーチ楽しみに見てます」「応援行きますね」などのコメントが寄せられていました。
いかがでしたか? ぜひ金田プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※kinkumiringo93/Instagram
2024年04月23日 17:15
男子ゴルフの小平智が19日、自身のインスタグラムを更新。俳優・反町隆史とラウンドを楽しんだことを報告した。
「今日は反町隆史さんと2人でラウンドさせてもらいました」「前の組の方達の取り計らいで、5組スキップさせてもらいました」「ありがとうございました5組は記録です!笑」と記し、反町とのツーショットを投稿。
プロゴルファーと超人気俳優の意外な交遊に、コメント欄では、「かっこいいなぁ〜と思ったら 反町さんでした〜 小平プロは小栗旬みたいです。お二人ともかっこいい」「グレートだぜ」「だれ?って、、2度見!?してしまいました」「素敵過ぎ♥お2人」と反応する声が寄せられた。
2024年04月23日 16:53
男子ゴルフの杉原大河は23日、株式会社アイ・エー・エス・エスと所属契約を結んだことを発表した。
杉原は東北福祉大2年時の2019年に、下部ツアーで史上3人目のアマチュア優勝を達成。21年11月にプロ転向し、昨季は賞金ランク36位で初のシードを獲得した。平均飛距離312・99ヤードはツアー2位と飛距離を武器に、今季はレギュラーツアー初優勝を目指す。
同社を通じ、杉原は「所属契約をさせて頂くこととなり、大変光栄です。今シーズンの目標は、まずはレギュラーツアーでの優勝です。海外に行くチャンスもあるので、可能な限り挑戦したいと思っています。そして、偉大な大学の先輩・松山英樹プロの背中を追いかけ、夢であるPGAツアーに向けて、地に足をしっかりつけて、努力を続けていきたいと思います」とコメントした。